デルタ 限定生産品 少数民族シリーズ バジャウ(#8 14Kニブ・388本限定)

こんにちは、万年筆のネットショップIl Duomoの店長の新方です。
デルタの限定生産品「少数民族シリーズ(Indigenous People)」から、バジャウを検品しました。
結論から申し上げます。書いていて「かっこいい」と思ったのは、これが初めてでした。
万年筆を長く扱っていますと、書き味というのはたいてい「なめらか」とか「カリカリする」とか、手触りの言葉で語ることになります。そこに「かっこいい」が出てきたのは、自分でも意外でした…!
「書いてかっこいいと思ったのは初めて」
手に取った時点で、まず「オーラがある」と口に出ていました。そして書き始めても、その印象が消えないのです。
「一言でかっこいい。オーラがある感じ。ペン自体にオーラがあるから、書いていてもそうなるんだと思う」
ペンの佇まいが、書いている最中の感覚にまで及んでくる。そういう一本は、そうそうありません!

書きごたえの「充実感」がすごい
デザインの話だけではありません。書いたときの手応えそのものに、はっきりとした満足感があるのです。
「デザインもかっこいいけど、書きごたえの充実感がめちゃくちゃある。満足感に満たされる」
細い・太い、なめらか・引っかかる。そういう軸とはまた別のところで評価したくなる一本、と言えばよいでしょうか!
この手応えには、ちゃんと裏づけがあります
バジャウは、同じデルタの中でも構造がはっきり違うのです。
ペン先は#8サイズの14Kゴールド。デルタの多くのモデルがドイツJowo製のスチールニブ(#6サイズ)ですから、一回り大きな金ニブということになります。そこにバジャウ専用のエボナイト製ペン芯が組み合わされています。

インクの入れ方もピストン吸入式。カートリッジ・コンバーター両用式が多いデルタの中では、例外的な存在ですね。軸はレジンにスターリングシルバー(ヴェルメイユ)を組み合わせています。
大きな金ニブ、専用のエボナイトペン芯、そしてピストン吸入。書いたときの充実感は、このあたりの積み重ねから来ているのかなと思います。なるほど納得です。
388本限定と、専用のインクボトル
バジャウは世界388本の限定生産品です。箱を開けますと、専用のインクボトルが一緒に収まっています。こういうの、嬉しいですよね♪

バジャウ族は東南アジアの海に暮らしてきた人々で、「海の遊牧民」とも呼ばれます。ターコイズとオレンジ、そして砂のような色が混ざる軸を眺めていると、なるほどその名前だなあと納得がいきます。

ちなみにこうした限定生産品を当店でお出しできているのは、イタリアの取引先が希少なものも回してくれるからです。デルタ、レオナルド、ヴィスコンティあたりとは付き合いが長く、家族ぐるみでお付き合いさせていただいている先もあります。ありがたい話ですね。
こんな方におすすめ
– 書いている時間そのものに満足感がほしい方
– 大きめの金ニブ(#8)とピストン吸入式を試してみたい方
– 限定生産品の、意匠まで作り込まれた一本を探している方
▶ デルタ 取扱一覧
それにしてもデルタは、「DV(ドルチェヴィータ)」とそれ以外で驚くほど印象が変わるブランドです。そのあたりはこちらにまとめました。
▶ デルタ(DELTA)の万年筆は「DV」と「それ以外」で別物です
書き味やインクとの相性には個体差があります。実物の手応えを、ぜひ店頭やお問い合わせでお確かめくださいね。
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