フェラーリをデザインした会社の万年筆|ピニンファリーナ セーニョ PF TWO を検品しました

ピニンファリーナ・セーニョ PF TWO ブラック

ピニンファリーナ セーニョ PF TWO ブラック 万年筆のマットブラック軸
今回検品したピニンファリーナ セーニョ PF TWO ブラック

こんにちは、万年筆のネットショップIl Duomoの店長の新方です。

ピニンファリーナ、と聞いてピンとくる方は、たぶん万年筆よりクルマがお好きな方ではないでしょうか。

そう、フェラーリやアルファロメオのデザインを手がけてきた、あのピニンファリーナです。イタリア・トリノを本拠とする「カロッツェリア」で、クルマだけでなくジャンルを問わず工業製品のデザインを手がけている、イタリア最大級の企業ですね。

その会社が作っている万年筆があるのです。当店でも扱っているのですが、これまでブログでご紹介したことがありませんでした。2026年8月に検品しましたので、実物の写真とともにご紹介しますね。

まず、箱から違います

開けてまず「おっ」となったのがこれです。

ピニンファリーナ セーニョ PF TWO 万年筆のアルミケースと紺の化粧箱
紺の化粧箱の中から、アルミの円筒が出てきます

紺色の箱を開けると、アルミの円筒ケースが入っています。表面はヘアライン仕上げで、側面に「PF TWO」の刻印。

ピニンファリーナ セーニョ PF TWO 万年筆とPF TWO刻印のアルミ円筒ケース
ケース側面の「PF TWO」の刻印

万年筆の箱というと、布張りや紙の箱が多いですよね。金属の筒がごろんと出てくるのは、なかなかありません。この時点でもう「工業製品のデザイン屋さんが作ったんだな」という感じがします!

軸は、驚くほど飾りがありません

ピニンファリーナ セーニョ PF TWO 万年筆のキャップとペン先の寄り
マットな黒。クリップは軸に沿って一体化しています

マットな黒の軸に、余計な装飾はいっさいなし。キャップリングもありませんし、天冠に飾りも付いていません。クリップは軸の面から自然に立ち上がるような形で、出っ張りが最小限です。

イタリアの万年筆というと、レジンの発色や大理石のような模様を思い浮かべる方が多いと思います。当店で扱っているブランドでいえば、ビスコンティやレオナルドがまさにそうですよね。それらとは真逆の方向を向いた一本です。

ピニンファリーナ セーニョ PF TWO 万年筆のキャップに刻まれたpininfarinaのロゴとペン先
クリップに小さく「pininfarina」。主張はこれだけです

唯一の主張が、クリップに小さく入った「pininfarina」の文字。ここまで引き算をするのも、なかなかの度胸だなと思います。

ペン先は小ぶりで、首軸から少しだけ覗きます

ピニンファリーナ セーニョ PF TWO 万年筆のスチールニブ
ペン先はスチール。首軸から控えめに顔を出します

ペン先はスチールで、サイズは小ぶり。首軸に半分埋まったような収まり方をしています。これも、全体の細長いシルエットを崩さないための設計なのでしょうね。

メーカーの説明によると、このペン先は気圧と温度の変化からインクを守るように設計されているとのこと。飛行機に乗る方や、持ち歩きの多い方を想定した作りということかと思います。

軸はアルミニウムの精密加工から生まれた設計で、「軽量で人間工学に基づいた」というのがメーカーの説明です。PF TWOは、ピニンファリーナが掲げる「デザインライティング」というプロジェクトの第2章にあたるコレクションだそうです。

こんな方に向くかなと思います

柄や色ではなく、形そのもので選びたい方

持ち歩きが多い方(装飾が無いぶん、引っかかりも少ないです)

クルマやプロダクトデザインがお好きな方(贈り物としても話が弾みます)

逆に、イタリアらしい華やかな軸を探しておられる方には、まったく別の方向のペンです。そこはビスコンティやレオナルドをご覧いただくのがよいかと思います♪

PF TWOは、ブラックのほかにライトブルーとダークブルーがあります。

ピニンファリーナ・セーニョ PF TWO ブラック 万年筆

ピニンファリーナ・セーニョ PF TWO ライトブルー 万年筆

ピニンファリーナ・セーニョ PF TWO ダークブルー 万年筆

ピニンファリーナ 取扱一覧

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