【イタリア万年筆のフレックスニブ】アウロラ88とスクリーボの選び方|Il Duomoが解説

Il Duomoのブログです。

「フレックスニブを試してみたいけれど、どのブランドがいいの?」という方に向けて、まず結論からお伝えしますね。

イタリア万年筆のフレックスニブで、Il DuomoがおすすめしているのはAurora(アウロラ) / Scribo(スクリーボ)の2ブランド。
それぞれ柔らかさや書き心地に個性があります。なお、Il Duomoでは専門スタッフがインク通し・書き味チェック・検品を行ってから発送しています。
本記事では、当店の過去のレビュー記事を引用しながら、2ブランドのフレックスニブの特徴と、はじめての1本を選ぶ際のコツをご紹介します♪

※フレックスニブは万年筆中級者向けです。万年筆をほぼ使ったことがない方は、まずこちらの記事もどうぞ。

▶ 初心者ですがフレックスニブは使えるでしょうか?

フレックスニブとは?

フレックスニブとは、ペン先(ニブ)が柔らかくしなり、筆圧の強弱で字幅を変化させられるタイプの万年筆ペン先のこと。
書道の毛筆のように、軽く書けば細い線、強く押し込むと太い線、と表現の幅が広がります。
カリグラフィーや手書きアートに向いており、近年SNSでも人気を集めているニブの一種です。

ただし通常の万年筆ニブと比べて取り扱いに注意が必要な面もあるので、ご自身の筆圧や書き方に合うかを確かめてから選ぶことが大切です。

1. Aurora 88 フレックスニブ — 王道のフワフワ柔らか

アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」には、14Kのフレックスニブを選べるモデルがあります。

当店の過去のレビュー(アウロラ88 70周年記念モデル・ゴールドのフレックスニブ)では、書き味を次のように書いています。

フレックスニブというだけあり、ペン先の柔らかさは予想以上で、アウロラのペン先が硬いというイメージを全く覆します。
(中略)ただ、これだけペン先が柔らかいにも関わらず、アウロラ特有の「さりさり」という書き味は残されています。

同じ記事では、力を入れずに書くと国産のFクラスの太さ、少し力を入れたり筆圧が強かったりするとペン先が開いて文字が太くなる、とも書いています。
※このレビューは70周年記念モデル(ペン先FF)のものです。下の商品リンクの88シルバーキャップとはモデルが異なります。

詳しいレビューはこちらの記事をどうぞ。

▶ 【レビュー】アウロラ88 フレックスニブ・ゴールドはフワフワ書き味!

▶ アウロラ 88 シルバーキャップ(字幅「14Kフレックス」を選べます)をみる

▶ アウロラのペンをみる

2. Scribo 14Kフレックス — やわらかく、字幅が広く開く

スクリーボの万年筆は18Kと14Kのニブを選べるモデルがあり、フレックスニブは14Kのほうです。
当店のスクリーボ紹介記事(スクリーボ(Scribo)万年筆の特徴とおすすめのモデル)では、次のように書いています。

14Kはフレックス、つまりやわらかい書き味。
18Kはオマスを感じさせるサリサリとした書き心地です。

同じ記事では、検品時の筆跡について「豊かなフローと、字幅が広く開いている様がおわかりいただけるかと思います」と書く一方、「フレックスなので毎日手帳などにガシガシ書く実用品というよりは、遊びの1本としてお持ちいただくのがおすすめです」とも書いています。

また、初心者向けのフレックスニブQ&Aでは、スクリーボのフレックスニブについて「1本目にはおすすめしません」としています。万年筆に慣れた中級者以上のかた向けの1本です。

▶ スクリーボ(Scribo)万年筆の特徴とおすすめのモデル

▶ スクリーボのペンをみる

2ブランドの特徴まとめ

ブランド ニブ 当店記事での書き味の記述 出典
Aurora 88 14Kフレックス 柔らかさは予想以上。アウロラ特有の「さりさり」は残る 88 70周年記念モデル・ゴールドのレビュー(ペン先FF)
Scribo 14Kフレックス / 18K 14Kはやわらかい書き味。18Kはサリサリとした書き心地。14Kフレックスは1本目にはおすすめしない スクリーボ紹介記事 / フレックスニブQ&A

※当店の過去記事の記述をまとめたもので、2本を同じ条件で比べた結果ではありません。同じブランドでもモデル違いや個体差があるので、最終的にはご自身で書き心地をお試しいただくのがいちばんですよ。

フレックスニブを楽しむための準備

1. 筆圧コントロールを意識する

フレックスニブはペン先がしなる構造のため、ぐいぐい押し込みすぎるとペン芯からペン体が離れてインクが出なくなることがあります。
最初は軽い筆圧で書き始めて、少しずつ字幅変化を試してみてくださいね。

2. インク選びはフローのよいものを

フレックスニブはインクの消費が早いため、フローの潤沢なインクが向いています。
レオナルド純正やパイロット色彩雫などは扱いやすいでしょう。古典インクは目詰まりリスクがあるので避けたほうが無難です。

3. メンテナンスを丁寧に

フレックスニブは通常のニブよりも繊細です。長期間放置せず、定期的にお手入れすることが大切。
洗い方の手順は、こちらの記事もどうぞ。

▶ 吸入式万年筆の洗い方

よくある質問 (イタリア万年筆のフレックスニブ)

Q. 初心者でも大丈夫ですか?

万年筆自体がはじめてというかたには、まず通常のニブで筆圧コントロールに慣れていただくことをおすすめします。
当店のフレックスニブQ&Aでは、柔らかいニブを筆圧でぐいぐい押すとペン芯からペン体が離れてインクが出なくなることがあり、「硬めに作られている・反っても戻ってくる力が強いようなフレックスニブであれば、こういった問題は起こりません」と書いています。

Q. 価格はどのくらいですか?

2026年9月時点で、14Kフレックスを選べるアウロラ 88 シルバーキャップは197,800円(税込)、スクリーボの14Kフレックス仕様(フィール、ラ・ドッタなど)は12万〜18万円前後(税込)のモデルが中心です。
為替変動で価格は動きますので、最新情報はIl Duomoのショップでご確認くださいませ。

Q. はじめての1本におすすめのモデルは?

当店のフレックスニブQ&Aでは、「普通の万年筆や、安価のフレックスニブに慣れてから、ほんとうにほしいフレックスニブを検討しよう!」とおすすめしています。
スクリーボの14Kフレックスは同じ記事で「1本目にはおすすめしません」としているので、万年筆に慣れてからの候補と考えるのがよいでしょう。

Q. お手入れに特別な道具は必要ですか?

通常の万年筆と同じく、ぬるま湯と柔らかい布があればじゅうぶんです。
フレックスニブは繊細なので、無理にこすらず水につけて自然に汚れを落とすようにしてくださいね。

万年筆の使い方・選び方に困ったら

万年筆の使い方、ペン先の選び方などご相談に乗れますので、気になる方はぜひLINE@でお気軽にトークしてみてくださいね(*’▽’)

Il Duomoの店長があなたのお好みの色や予算などを聞いて、リストアップすることもできますよ。
LINE@で商品のお問い合わせを簡単に♪さらに、LINE@限定でお得なクーポンを配布中。友だち追加してね。

IDで検索↓
【@vfj5261w】

▼ あわせて読みたい

▼ 関連記事

▼ Il Duomoの万年筆を見る

Comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です