【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は?

ンテグラッパエキストラ1930地中海ブルー

先日、モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーをお買い上げいただいた、つくし様より
詳しいレポートをいただきましたので、許可を得てブログに掲載させていただきます。

しばらく使わないとわからない、具体的な使い心地を書いていただき感謝申し上げます。

 

 

~~~以下、つくし様よりいただいたレポート~~~

 

 

 

モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーのレポートを書きます。
この万年筆のセルロイドは宝石のような鮮やかなブルーで、明るい部分と暗い部分のコンストラストが美しいです。
素材が入手困難でセルロイド製の万年筆を製造するブランドが少なくなる中で、

頑なにセルロイド製の万年筆を提供し続けるモンテグラッパの企業努力には頭が下がります。

モンテグラッパの代表モデル「エキストラ1930」と「フェリチタ」の書き味比較はこちらをどうぞ。

【モンテグラッパの書き味とは?】エキストラ1930とフェリチタの比較、調整のレポート

 

モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの外観

 

一般的にステンレス、鉄など固い金属の加工はしやすく、アルミニウム、銀、銅などの柔らかい金属の加工は難しいです。

 

 

首軸、キャップ、クリップともにスターリングシルバーの素材を使用していて形が整っているので、モンテグラッパの金属加工技術の高さを伺うことができます。
Il Duomoさんからいただいたペンレストにエキストラをのせてみました。

 

万年筆はキャップをつけないと転がりやすくて、机から床に落とすと傷がついたり、ペン先が破損してしまいます。
ペンレストは万年筆を守るためのアイテムで、プレゼントしていただき嬉しいです。
木製なのになめらかな肌触りなことに驚いています。

14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

 

エキストラのキャップのスターリングシルバーには古代ギリシャの雷紋模様であるグリークキー模様が描かれています。
グリークキー模様は電気抵抗のΩ(オーム) のような形でキャップを一周しています。
アウロラは雷門模様をグレカ・パターンと呼んでオプティマなどに採用しています。
アウロラのグレカ・パターンはRのような形で連続的に描かれています。
このオプティマは旧型なので、現行型よりグレカ・パターンが大きいです。
現行型は2段のグレカ・パターンになっています。
ラーメン模様と呼ばれることはありますが、自分はグリークキー模様、グレカ・パターンどちらも好きです。

アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」のレビューはこちらをご覧ください。

アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

 

オプティマとの比較

エキストラとオプティマ (シャープペンシル) の比較の写真です。

 

エキストラのセルロイドは波のようなブルーなデザインなのに対して、オプティマのアウロロイド (アウロラ製の樹脂) はガラスを散りばめたようなブルーです。

持った時のバランスなど

 

 

自分は首軸のネジの部分に指を当てて、ネジを滑り止めとしてペンを握ります。
ネジの部分を握ると筆記角度は45度くらいになり、適切な筆記角度になります。
また、キャップを尻軸にポストしないで書くには、適度な重量だと思います。
万年筆は新製品が発売されて古いモデルは廃盤になるので、通常は昔のモデルの万年筆は中古でないと手にすることはできません。
エキストラ1930地中海ブルーのように、新しいインクの吸入機構を搭載した上で1930年代のデザインのペンを現代において手にすることが出来るのは嬉しいです。
イタリアメーカーならではの色鮮やかなセルロイドと銀加工の相乗効果により作られたエキストラは美しいデザインです。

 

エキストラとミクラの比較

 

10~20年前に自分はモンテグラッパのシンフォニーやミヤが欲しかったのですが手が届きませんでした。
今になってようやくシンフォニーやミヤと同じようなデザインの万年筆を手に入れることができて嬉しいです。
ちなみにシンフォニーやミヤの万年筆は両様式 (コンバーターとカートリッジ兼用) で、エキストラ1930地中海ブルーは吸入式です。

 

写真はエキストラとミクラ (ボールペン) です。

ミクラはシンフォニーやミヤを小型にしたサイズのモデルです。
エキストラとミクラのコラボは素敵だと思います。

吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

 

エキストラ1930地中海ブルーEFの書き味は?

 

エキストラ1930地中海ブルーは自分は字幅はEFを選択しました。
インクフローは良好でEFでもかすれません。
EFらしい細い線で文字を書くことができます。
書き心地はなめらかでひっかかりがありません。
内側にひねる癖がある自分でも問題なく書けます。
ZeitVector、Campusノート、ツバメノート、Giuris (ジウリス) など様々な用紙に対応できて裏抜けしません。

 

 

上はZeitVectorで文字を書いた写真で、下はGiurisで文字を書いた写真です。

ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

 

モンブラン146との比較

 

モンブランの『マイスターシュテュック ソリテール #146 シルバー・バーリー ル・グラン (EF)』とモンテグラッパの『エキストラ1930 地中海ブルー (EF)』で書いた文字を比較します。

 

モンブラン シルバーバーリー

 

 

上の写真はZeitVectorで書いた文字で、下の写真はCampusノートで書いた文字です。

 

シルバー・バーリーとエキストラはZeitVectorでは線が若干太くなり、Campusノートでは細くなりました。
紙のインクの吸収具合で線の太さは変化するようです。
どちらの紙においても、線の細さはシルバー・バーリーとエキストラはほぼ変わらないかなと思います。

 

モンテグラッパのインクについて

 

モンテグラッパのインクはモデルチェンジがありました。

 

 

旧型は42mLで、容器と箱の写真です。
現行型は50mLの容器のボトルと箱の写真です。

 

自分は旧型より現行型のインクボトルのデザインの方が自分は好きです。
今は現行型のインクを入れて使っています。

 

まとめ

 

自分はエキストラがインクを吸入する際に尻軸を回したときに鳴るネジを巻くような「カチカチ」という音や、尻軸を回すときのメカニカルな感触が好きです。

 

出産祝いの手紙をエキストラで書きました。

(※お手紙の画像は割愛させていただきました)

手紙はそのときに考えたことを紙という平面に閉じ込めておけて、時間が経過して手紙を見返した際に過去にあった出来事を思い出せることが長所だと考えています。
手書きで書いた文字はパソコンで書いた均一な文字より自分の思いを相手に伝えやすいと思います。

~~~~~~

 

つくし様、お詳しいレポートをありがとうございました!

地中海ブルーのセルロイドは、何層にも重なり光にかざすと面によってゆらぎ、色を変えます。まさに地中海の水面のよう。

スターリングシルバーを育てるのもまた楽しみな、一生ものと言えるペンだと思います。

 

モンテグラッパ、クラフツマンシップあふれるとても魅力的なペンメーカーです。

「結局どれを選べば一生使えるの?」というかたはこちらもおすすめです。

一生ものの万年筆はどう選ぶ?万年筆屋が思う一生使えるペン

 

 

ンテグラッパエキストラ1930地中海ブルー

ンテグラッパエキストラ1930地中海ブルー

モンテグラッパ エキストラ1930 地中海ブルー Montegrappa Extra 1930 Mediterranean Blue

ペンの仕様

素材 セルロイド、スターリングシルバートリム
キャップタイプ ねじ式
ペン先 18K
文字幅 EF/F/M/B/STUB
インク方式 ピストン吸入式
インク容量 約―ml
キャップポスト時の長さ 約-cm
収納時の長さ 約13.8cm
胴軸部の長さ 約-cm
最大軸径 約1.6cm⌀(クリップ部除く)
重量 約44g
その他

 

 

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