カテゴリー: 店長のリアルおすすめ日記

Il Duomoの店長が、日々の検品のなかで感じたリアルな万年筆や文具のレビューを書いていきます。

  • 2022年を振り返る特集|ゆくペンくるペン

    2022年を振り返る特集|ゆくペンくるペン

    2022年はみなさまいかがでしたか?

    Il Duomoでは、今年もさまざまなユニークなペンが
    わたしたちの前に現れては、
    お客様のところへ旅立っていきました。

    2022年に取り扱ったなかで
    印象的だったペンや人気だったペンを
    ここでご紹介しようと思います。

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    2022年を振り返る特集|ゆくペンくるペン

    ビスコンティ ゴッホシリーズ
    ▶ ビスコンティ ゴッホシリーズ

    ▶ビスコンティ ゴッホシリーズ

    ヴァンゴッホシリーズは、印象派の巨匠、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの絵画から
    色を抽出したレジンで作られたシリーズ。
    マグネティックロックのキャップ、18面体カットされた輝く軸、
    使いやすい大きさのデザインで
    人気シリーズとなっています。
    こちらが、今年からインクセットになり箱もそれぞれ絵画が印刷されました。
    より特別感があり、コレクション性が高くなってリニューアルです。

    ▶ ビスコンティ 限定生産品 オペラマスター アンタークティカ 万年筆 Visconti Opera Master Antartica Fountain Pen
    ▶ビスコンティ 限定生産品 オペラマスター アンタークティカ 万年筆 Visconti Opera Master Antarctica Fountain Pen

    「南極大陸」をイメージした、使いやすく気品のあるオペラマスターの透明軸。

    冷たそうなレジンデザインは、全体の形にもマッチしています。

    ビスコンティは14K,18Kニブが自社生産になりました。
    以前よりも細めに出て、硬めではあるのですが、ニブのかたちもスタイリッシュで
    他と一線を画す、おもしろい書き心地となっています。

     

    ▶ レオナルド モーメントマジコ DNA 万年筆 14Kニブ (ロジウム/ゴールドトリム) Leonardo Momento Magico DNA Fountainpen
    ▶レオナルド モーメントマジコ DNA 万年筆 14Kニブ (ロジウム/ゴールドトリム) Leonardo Momento Magico DNA Fountainpen

    モーメントマジコシリーズから
    DNAというオレンジ色がまぶしい軸が登場したのが、今年のことでしたね。
    ピストン吸入式なので大量にインクが吸え、
    実用的なのに加え
    まぶしい太陽のようなオレンジ色は
    さすがナポリのブランドです。

    ▶ スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ ステュディオルム 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Studiorum Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ ステュディオルム  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Studiorum Fountain Pen

    ボローニャを拠点にしているスクリーボ。
    最近発売になったものですが、とても印象的です。
    ボローニャの風景を軸に落とし込んだ逸品・・・
    レジンをひとつひとつ職人が手彫りしており
    表情が個体によって違いますし、
    面によっても光によっても変わるので
    イタリア万年筆らしいなあと惚れ惚れします。

    ▶ アウロラ 限定生産品 イタリア神秘の旅 マテーラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Matera Fountain pen
    ▶アウロラ 限定生産品 イタリア神秘の旅  マテーラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Matera Fountain pen

    ▶ アウロラ 限定生産品 ヴォルテッラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Volterra Fountain pen
    ▶アウロラ 限定生産品 ヴォルテッラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Volterra Fountain pen

    アウロラからの新商品で印象的だったのはやはりこれ!
    イタリア神秘の旅(シークレットジャーニー)シリーズ。
    隠れた名所を案内するようなコンセプトで
    美しいアウロロイド樹脂が存分に楽しめます。
    地下水槽をイメージしたマテーラに、乳白色のヴォルテッラ。
    どちらも人気があります。

    ▶ アルマンドシモーニクラブ ボローニャエクストラ エジプシャンシリーズ ネフェルティティ 万年筆 ASC Bologna Extra Egyptian Series Nefertiti
    ▶アルマンドシモーニクラブ ボローニャエクストラ エジプシャンシリーズ ネフェルティティ 万年筆 ASC Bologna Extra Egyptian Series Nefertiti

    ASCの今年印象的な軸は、エジプシャンシリーズ!
    特にネフェルティティはセルロイド軸でもめずらしいキャラメルリボンのような色が優雅です。
    50本限定のネフェルティティですが、まだ若干数取り寄せが可能。
    迫力ある軸とマジックフレックスのふわふわな書き心地が絶妙。

    ▶ マイオーラ ミト オリジン 万年筆 (スチールニブ) Maiora Mitho Origine Fountain Pen
    ▶マイオーラ ミト オリジン 万年筆 (スチールニブ) Maiora Mitho Origine Fountain Pen

    大振りなイタリアらしい、オレンジのレジンが華やかな軸に
    さくさく、フロー良し、と使いやすいニブがついています。
    太め軸なので筆圧を弱くしたい方にもおすすめです。
    マイオーラは基本的には書き味や字幅はレオナルドと似ています。
    安定して実用的だと思います。

     

    ▶ ピナイダー ラグランデベレッツァ ロック イエロー 万年筆 Pineider La Grande Bellezza Rock Yellow Fountain Pen
    ▶ピナイダー ラグランデベレッツァ ロック 万年筆 Pineider La Grande Bellezza Rock Fountain Pen

    ラグランデベレッツァシリーズが吸入式になってリニューアル!
    ルテニウムコーティングの暗いトーンと
    明るいレジンのイタリアらしい美しさが洗練されています。

    スチールニブではありますが、吸入式がありがたい。

     

     

    ▶ ピニンファリーナ・セーニョ PF TWO ライトブルー 万年筆 Pininfarina PF TWO Light Blue Fountain Pen

    ▶ピニンファリーナ・セーニョ PF TWO ライトブルー 万年筆 Pininfarina PF TWO Light Blue Fountain Pen

    ちょっと変ったところですとこのピニンファリーナ・セーニョは新しい発見でした。
    細部に予断を許さないデザイン。
    軸も、色とアルミニウムの素材があいまって、軽やかでかっこいいのがわかります。
    そして書き味もさらさら、フローが潤沢、切れ味良しと、とてもおすすめです。

    ▶ ティバルディ モデル60 ザズーグリーン 万年筆 TIBALDI Modello 60 Zazou Green Fountain Pen
    ▶ティバルディ モデル60 ザズーグリーン 万年筆 TIBALDI Modello 60 Zazou Green Fountain Pen

    モデル60はクラシカルな形をしているのですが
    尻軸部など、かなり凝ったつくりになっています。
    まるでアクセサリーのようなたたずまいは
    みていて惚れ惚れしてしまいます。
    ワイン色に近い紫&深いグリーンがすごく大人っぽい!

    ▶ モンテグラッパ ゼロ ゾディアックシリーズ
    ▶モンテグラッパ ゼロ ゾディアックシリーズ

    ▶ モンテグラッパ ゼロ ゾディアック サジタリウス(射手座)スチールニブ 万年筆 Montegrappa Zero Zodiac Saggittarius
    ▶モンテグラッパ ゼロ ゾディアック サジタリウス(射手座)スチールニブ 万年筆 Montegrappa Zero Zodiac Saggittarius

    ここにきてじわじわと人気が出てきているゼロ ゾディアックシリーズ。
    細身な軸と、それぞれの星座に合わせたモンテグラッパイトの色が
    神秘的な印象を与えます。
    ご自身の星座にあわせて、ラッキーアイテムとして持っておくのも素敵。

    ▶ ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 花魁 万年筆 Visconti Van Gogh Oiran Fountain Pen
    ▶ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 花魁 万年筆 Visconti Van Gogh Oiran Fountain Pen

    ゴッホが浮世絵に傾倒していたのは有名です。
    この「花魁」はゴッホがパリに移住後に出会った日本の浮世絵に影響を受け、
    1887年に描いた同名の絵画からインスピレーションを受けつくられたものです。
    背景の金屏風のような色あいはゴールドトリムで採用し、花魁が身につける着物の色を軸に採用しています。

    ▶ モンブラン グレートキャラクターズ エンツォ・フェラーリ スペシャルエディション 万年筆 Montblanc Great Characters Enzo Ferrari Fountain Pen
    ▶モンブラン グレートキャラクターズ エンツォ・フェラーリ スペシャルエディション 万年筆 Montblanc Great Characters Enzo Ferrari Fountain Pen

    モンブランのフェラーリ。
    細かいところまでフェラーリのデザインが閉じ込められています。
    フロントグリルが天冠になっていたり
    エンツォ・フェラーリさんの名言が書かれていたり。
    車好きのかたにはたまりませんね。

     

    ▶ スクリーボ 限定生産品 ピウマ ルーチェ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Luce Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ ルーチェ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Luce Fountain Pen

    ▶ スクリーボ 限定生産品 ピウマ アッセンツァ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Assenza Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ アッセンツァ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Assenza Fountain Pen

    スクリーボの両用式の軽いモデル、ピウマ。
    気品あふれる雰囲気が、さすがスクリーボ、といったところ。
    黒×ゴールド/銀色(プラチナ)という、とてもシンプルな題材を
    ここまでかっこよくデザインしているペンは見たことがないです。(スタッフ談)
    特筆すべきは哲学的で文学的な商品コンセプト、
    翻訳するのも楽しく、大変でもあり…
    格闘したのもいい思い出です。

    ▶ アウロラ 限定生産品 88(オタントット) レッドマンバ 万年筆 Aurora 88 Red Mamba
    ▶アウロラ 限定生産品 88(オタントット) レッドマンバ 万年筆 Aurora 88 Red Mamba

    特殊な加工をした赤い表面がいかにも毒蛇らしく…ずっと見入ってしまいそう。
    アウロラのテーマカラーが実はこのような赤色なので
    アウロラらしい軸となっています。

    ▶ レオナルド モーメントゼロ ジェイド 万年筆 スチールニブ(ゴールド/シルバートリム) Leonardo Momento Zero Verde Giada Fountain Pen
    ▶レオナルド モーメントゼロ ジェイド 万年筆 スチールニブ(ゴールド/シルバートリム) Leonardo Momento Zero Verde Giada Fountain Pen

    ▶ レオナルド モーメントゼロ ジェイド 万年筆 14Kニブ(ゴールド/シルバートリム) Leonardo Momento Zero Verde Giada Fountain Pen
    ▶レオナルド モーメントゼロ ジェイド 万年筆 14Kニブ(ゴールド/シルバートリム) Leonardo Momento Zero Verde Giada Fountain Pen

    2022年の新カラージェイドは引き続き、人気。
    レオナルドの定番商品になりつつあります。
    淡いひすい色。新緑のイメージそのものです。

     

    みなさんは2022年はどんな年でしたか?
    世間は大変なことがずっと起こっていた印象の2022年でしたが
    ペンを片手に、平和を築いていきたいですね。

    |2022年、読んだ中でいちばんこころ震えた本。

    さて、万年筆がお好きなかたは
    読書もお好きなかたが多いかもしれません。
    2022年、店長佐藤が読んで一番震えた本を紹介します。

    ▶ リンク先をみる
    ▶メモリーウォール アンソニー・ドーア著
    あらすじ
    表題作「メモリー・ウォール」は、
    化石発掘が趣味の夫を亡くし認知症をわずらっているケープタウンに住む女性と、
    記憶をカートリッジにして取り出すことができる装置を巡るちょっとSFチックな短編です。
    静謐な文章で、自然系小説(というジャンルがあるのか…)では
    根強い人気のあるアンソニードーア氏の隠れた名作。
    歴史、自然科学、社会問題、そして愛憎が静かに絡み合っていく文章は
    派手なところはありませんが、しみじみと、ああ、いい。と思えます。
    著者のアンソニー・ドーア氏は主人公や舞台を世界中のいろいろな人種・場所に設定するので
    自分がその地で生きている「だれか」になりきれるようで、それも楽しいのです。
    絶版になっており、高値がついていますが
    図書館などにある可能性もあるのでぜひ、機会があれば読んでみてください!

    ▶ リンク先をみる
    ▶CONTE MAGAZINE VOL.2 WINTER 2021
    そして、2021年発行の雑誌なのですが
    沖縄をテーマにしたものすごい熱量と取材と
    ものすごい筆力、パワーのある文章で打ちのめされた雑誌。
    発行部数は少ないのですが読む価値があります。

    ちなみに2021年のベストはこちら。昨年の年末にはこれを夢中で読み返していた記憶。

    ▶ リンク先をみる
    ▶モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

    あわせて読みたい

    2022年に取り扱った各ブランドについて、もっと詳しく知りたいかたは以下の記事もどうぞ。

    Visconti(ビスコンティ)本社から現地レポ
    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー
    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴
    モンテグラッパの書き味比較
    ピナイダー工場見学レポ
    スクリーボ万年筆の特徴とおすすめ
    マイオーラ・レオナルド・デルタのちがい

    万年筆の基礎(吸入方式・字幅・ペン先素材)について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法
    ペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    ペン先編(はじめての万年筆)

     

     

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  • 【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は?

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は?

    先日、モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーをお買い上げいただいた、つくし様より
    詳しいレポートをいただきましたので、許可を得てブログに掲載させていただきます。

    しばらく使わないとわからない、具体的な使い心地を書いていただき感謝申し上げます。

     

     

    ~~~以下、つくし様よりいただいたレポート~~~

     

     

     

    モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーのレポートを書きます。
    この万年筆のセルロイドは宝石のような鮮やかなブルーで、明るい部分と暗い部分のコンストラストが美しいです。
    素材が入手困難でセルロイド製の万年筆を製造するブランドが少なくなる中で、

    頑なにセルロイド製の万年筆を提供し続けるモンテグラッパの企業努力には頭が下がります。

    モンテグラッパの代表モデル「エキストラ1930」と「フェリチタ」の書き味比較はこちらをどうぞ。

    【モンテグラッパの書き味とは?】エキストラ1930とフェリチタの比較、調整のレポート

     

    モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの外観

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は?

    一般的にステンレス、鉄など固い金属の加工はしやすく、アルミニウム、銀、銅などの柔らかい金属の加工は難しいです。

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像2

     

    首軸、キャップ、クリップともにスターリングシルバーの素材を使用していて形が整っているので、モンテグラッパの金属加工技術の高さを伺うことができます。
    Il Duomoさんからいただいたペンレストにエキストラをのせてみました。

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像3

    万年筆はキャップをつけないと転がりやすくて、机から床に落とすと傷がついたり、ペン先が破損してしまいます。
    ペンレストは万年筆を守るためのアイテムで、プレゼントしていただき嬉しいです。
    木製なのになめらかな肌触りなことに驚いています。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

     

    エキストラのキャップのスターリングシルバーには古代ギリシャの雷紋模様であるグリークキー模様が描かれています。
    グリークキー模様は電気抵抗のΩ(オーム) のような形でキャップを一周しています。
    アウロラは雷門模様をグレカ・パターンと呼んでオプティマなどに採用しています。
    アウロラのグレカ・パターンはRのような形で連続的に描かれています。
    このオプティマは旧型なので、現行型よりグレカ・パターンが大きいです。
    現行型は2段のグレカ・パターンになっています。
    ラーメン模様と呼ばれることはありますが、自分はグリークキー模様、グレカ・パターンどちらも好きです。

    アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」のレビューはこちらをご覧ください。

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

     

    オプティマとの比較

    エキストラとオプティマ (シャープペンシル) の比較の写真です。

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像4

    エキストラのセルロイドは波のようなブルーなデザインなのに対して、オプティマのアウロロイド (アウロラ製の樹脂) はガラスを散りばめたようなブルーです。

    持った時のバランスなど

     

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像5

    自分は首軸のネジの部分に指を当てて、ネジを滑り止めとしてペンを握ります。
    ネジの部分を握ると筆記角度は45度くらいになり、適切な筆記角度になります。
    また、キャップを尻軸にポストしないで書くには、適度な重量だと思います。
    万年筆は新製品が発売されて古いモデルは廃盤になるので、通常は昔のモデルの万年筆は中古でないと手にすることはできません。
    エキストラ1930地中海ブルーのように、新しいインクの吸入機構を搭載した上で1930年代のデザインのペンを現代において手にすることが出来るのは嬉しいです。
    イタリアメーカーならではの色鮮やかなセルロイドと銀加工の相乗効果により作られたエキストラは美しいデザインです。

     

    エキストラとミクラの比較

     

    10~20年前に自分はモンテグラッパのシンフォニーやミヤが欲しかったのですが手が届きませんでした。
    今になってようやくシンフォニーやミヤと同じようなデザインの万年筆を手に入れることができて嬉しいです。
    ちなみにシンフォニーやミヤの万年筆は両様式 (コンバーターとカートリッジ兼用) で、エキストラ1930地中海ブルーは吸入式です。

     

    写真はエキストラとミクラ (ボールペン) です。

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像6

    ミクラはシンフォニーやミヤを小型にしたサイズのモデルです。
    エキストラとミクラのコラボは素敵だと思います。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

     

    エキストラ1930地中海ブルーEFの書き味は?

     

    エキストラ1930地中海ブルーは自分は字幅はEFを選択しました。
    インクフローは良好でEFでもかすれません。
    EFらしい細い線で文字を書くことができます。
    書き心地はなめらかでひっかかりがありません。
    内側にひねる癖がある自分でも問題なく書けます。
    ZeitVector、Campusノート、ツバメノート、Giuris (ジウリス) など様々な用紙に対応できて裏抜けしません。

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像7

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像8

     

    上はZeitVectorで文字を書いた写真で、下はGiurisで文字を書いた写真です。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

     

    モンブラン146との比較

     

    モンブランの『マイスターシュテュック ソリテール #146 シルバー・バーリー ル・グラン (EF)』とモンテグラッパの『エキストラ1930 地中海ブルー (EF)』で書いた文字を比較します。

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像9

    モンブラン シルバーバーリー

     

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像10

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像11

    上の写真はZeitVectorで書いた文字で、下の写真はCampusノートで書いた文字です。

     

    シルバー・バーリーとエキストラはZeitVectorでは線が若干太くなり、Campusノートでは細くなりました。
    紙のインクの吸収具合で線の太さは変化するようです。
    どちらの紙においても、線の細さはシルバー・バーリーとエキストラはほぼ変わらないかなと思います。

     

    モンテグラッパのインクについて

     

    モンテグラッパのインクはモデルチェンジがありました。

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像12

     

    旧型は42mLで、容器と箱の写真です。
    現行型は50mLの容器のボトルと箱の写真です。

     

    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は? - 関連画像13

    自分は旧型より現行型のインクボトルのデザインの方が自分は好きです。
    今は現行型のインクを入れて使っています。

     

    まとめ

     

    自分はエキストラがインクを吸入する際に尻軸を回したときに鳴るネジを巻くような「カチカチ」という音や、尻軸を回すときのメカニカルな感触が好きです。

     

    出産祝いの手紙をエキストラで書きました。

    (※お手紙の画像は割愛させていただきました)

    手紙はそのときに考えたことを紙という平面に閉じ込めておけて、時間が経過して手紙を見返した際に過去にあった出来事を思い出せることが長所だと考えています。
    手書きで書いた文字はパソコンで書いた均一な文字より自分の思いを相手に伝えやすいと思います。

    ~~~~~~

     

    つくし様、お詳しいレポートをありがとうございました!

    地中海ブルーのセルロイドは、何層にも重なり光にかざすと面によってゆらぎ、色を変えます。まさに地中海の水面のよう。

    スターリングシルバーを育てるのもまた楽しみな、一生ものと言えるペンだと思います。

     

    モンテグラッパ、クラフツマンシップあふれるとても魅力的なペンメーカーです。

    「結局どれを選べば一生使えるの?」というかたはこちらもおすすめです。

    一生ものの万年筆はどう選ぶ?万年筆屋が思う一生使えるペン

     

     

    ンテグラッパエキストラ1930地中海ブルー

    ンテグラッパエキストラ1930地中海ブルー

    モンテグラッパ エキストラ1930 地中海ブルー Montegrappa Extra 1930 Mediterranean Blue

    ペンの仕様

    素材 セルロイド、スターリングシルバートリム
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 18K
    文字幅 EF/F/M/B/STUB
    インク方式 ピストン吸入式
    インク容量 約―ml
    キャップポスト時の長さ 約-cm
    収納時の長さ 約13.8cm
    胴軸部の長さ 約-cm
    最大軸径 約1.6cm⌀(クリップ部除く)
    重量 約44g
    その他

     

     

    筆記具選びについてもっと知りたい!という方、Il Duomoではご購入前のご相談もお受けしています。
    1本目の万年筆を決めかねているという方。
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  • アルマンドシモーニクラブ(ASC) オジバメディオの外観・書き味は?

    アルマンドシモーニクラブ(ASC) オジバメディオの外観・書き味は?

    数々の万年筆を手にしてきたIl Duomo店長の私が思わずうなったのが、今回ご紹介したいアルマンドシモーニクラブのオジヴァメディオ

     

    セルロースアセテート製のつやのある美しい葉巻型の軸、細部に施された様々なこだわり。
    どこを見ても丁寧な仕事ぶりが感じられるオジヴァメディオ。

     

    書き心地もなめらかで、気持ちよく筆記することができます。
    使いやすさを追求したこちらのモデル、私がおすすめしたい万年筆のひとつです。

     

     

    廃業したオマス。後継のアルマンドシモーニクラブ(ASC)からオジバメディオが登場!

    かつてオマスというメーカーから発売されていた『オジヴァ』はご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    こちらのメーカーは2016年に惜しまれつつも廃業。
    その後継として立ち上がったのがアルマンドシモーニクラブ(ASC)です。

     

    アルマンドシモーニクラブについて詳しくはこちら

     

    オジヴァのシリーズはASCでも、登場。
    このASCのオジヴァから軸の素材を変え、少し小ぶりにしたものが今回ご紹介するオジヴァメディオです。

     

    オジバメディオを持った感じ・外観は?

     

    素材 セルロースアセテート ゴールドまたはロジウムトリム
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 14K
    文字幅 F/M
    インク方式 ピストン吸入式
    キャップポスト時の長さ 約16.8cm
    キャップの長さ 約6.8cm
    収納時の長さ 約14.2cm
    胴軸部の長さ 約12.5cm
    最大軸径 約1.45cm⌀
    首軸(グリップ)部軸径:約1.1cm⌀
    キャップ径:約1.5cm⌀(クリップ含むと1.6cm⌀)
    重量 約42g
    キャップ重量:約9g
    キャップ無し重量:約33g
    その他

     

     

    他の商品と比較するのに重要なスペック表ですが、これだけではわからない部分もたくさんありますよね。
    今回は実際に私が手にとり、書いてみて感じたことを詳しくお伝えします。

     

    持った感じは?

    Il Duomo店長の私(女)が手にとってみると、「やや大きいな」という印象。
    女性の方・手が小さめな方は私と同じように感じるかもしれません。

     

    長さ:14.2cm(うちキャップ部分が6.8cm)
    重さ:42g

     

    キャップをポストすると全体の長さは16.8cmに。
    長い・・・!

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    一般的にキャップをポストすると後ろのほうに重心がきてしまい、書きづらさを感じるものもあります。
    しかしオジヴァメディオを書くときに一番重さがかかってくるのは、軸の真ん中より少し下あたり。
    つまりちょうど持つあたりが重くなるので、キャップポストをしても「バランスが悪くなって書きづらい!」なんてことはありません。

     

    とはいえ、私はキャップポストした状態ではずっしり重く感じてしまいました。
    キャップを外すと33g、これが私にとっては書くのに心地よい重さでした。

    ちなみに男性スタッフは、問題なくポストした状態でも書けるとのことでした。

     

    気をつけて!
    キャップをポストする場合は優しく差し込んでくださいね。
    ぐっと押し込みすぎると傷がついてしまう可能性があるので注意。

     

    感嘆のため息が思わずもれてしまうほどに美しい、セルロースアセテート製の軸

    オジヴァメディオでまず目を惹くのは、ツヤのある美しい軸ですよね。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ブルールーセンス

     

    この透明度とつるつる感、伝わりますか?
    とても丁寧に研磨されていることがわかります。

     

    オジヴァメディオの軸はセルロースアセテートという合成樹脂で作られています。
    こちらの素材はセルロイドに比べて安価。

     

    ASCのセルロイド製万年筆が10万円を超えるものもある一方で、オジヴァメディオは7万円弱です。
    もちろん小ぶりなサイズというのも理由のひとつですが、それにしても結構な価格差ですよね。

     

    しかし、オジヴァメディオはこの価格差を埋めてくるほどのすばらしさ
    質感は異なるものの、セルロイド同様に透明度が非常に高く、あたたかみのある美しい発色。
    加えてセルロイドに比べて燃えにくいのも、セルロースアセテートの強みです。

     

    セルロースアセテートは高級眼鏡のフレームや、アパレルブランドのGUCCIでも採用されています。
    万年筆だけでなく、様々な場面で重宝されている素材です。

     

    セルロイドの万年筆は高価でちょっと手が出ないなーという方にはセルロースアセテートのペンを一度手にとっていただきたいです。

     

    とにかく仕事が細かい!隅々までこだわりを感じる万年筆。

    美しさに目を奪われる外観ですが、手にとって細部を見てみると更に感動。
    アルマンドシモーニクラブのこだわりが随所に見られます。

     

    首軸の部分までしっかりとレジンが使われていて、先端には金属のリングがついています。
    そこには”Armando Simoni Club”と刻印が。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    金属の細いリング装飾も複数見られ、全体的に凝ったデザインです。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    見た目のこだわりだけでなく、ひとつひとつのパーツがとても丁寧に作られていています。
    万年筆作りに対するASCの真摯な姿勢が感じられますね。

     

    3色のカラー展開

    それぞれのカラーをみていきましょう。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ブルールーセンス / ロッソマグマ / グリーンラグーン

     

    単なる色違いでないことは見ていただければわかりますよね。
    トリムはロウジムとゴールドの2色から選ぶことができます。
    1つずつ見ていきましょう。

     

    ブルールーセンス

    ルーセンスはラテン語で、光る・艶やかといった意味。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ブルールーセンス

     

    透明な部分から中のメタリックな構造を楽しむことができます。
    画像だと少し分かりづらいかもしれませんが、動画を観ていただけると綺麗に中の部分が透けているのがしっかり確認できます。

     

     

    ロッソマグマ

    続いては情熱的な赤、ロッソマグマ。
    深みのある濃い赤と、朱色のような部分が混ざっています。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ロッソマグマ

     

    セルロイドではありませんが、べっ甲のようなゆらぎがありますね。
    角度を変えてみると、マットな部分とキラっと輝きがある部分が。
    こちらも先ほどご紹介した動画で観ていただいたほうがわかりやすいです。

     

    この色の軸にゴールドトリム、個人的に大好きな組み合わせ!
    購入する前に『どちらのトリムが合うかなー』なんて考える時間もまた楽しいものですね。

     

    グリーンラグーン

    ラグーンとは干潟、遠浅の浜。
    イタリアのベネチアにも干潟がありますから、そういったところからインスピレーションを得たのかもしれませんね。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    グリーンとブラックとホワイトで水のゆらぎが表現されています。
    個体差はありますが、Youtubeの動画でご紹介したペンはパールのような模様も入っていました。

     

    ブルールーセンスほどではありませんが、このカラーも角度を変えて見るとわずかに透け感のある部分が。
    ゴールドトリムがついているペンの尻軸あたりがわかりやすいですね。
    ほんの少し中の構造が透けています。

     

    オジバメディオの仕様は?

    ニブは14Kのみ。ペン芯には希少なエボナイトを使用。

    オジヴァメディオのニブは14Kのみです。
    ASCのもう少し上の価格帯のモデルでは18Kがついてることが多いですね。

     

    ペン芯にはエボナイトという希少な素材が採用されています。
    昨今、こちらの素材がペン芯に使われることは少なくなってきました。

     

    一般的なプラスチックのペン先に比べてエボナイト製のものは柔軟性があり、ニブの金属と馴染みやすいのが特徴。
    つまり、使用していくうちにペン芯とニブの形がだんだん合ってくるんです。
    こういった状態になるとフローがよくなり、よりなめらかに筆記することができます。

     

    ピストン吸入式

    オジヴァメディオはピストン吸入式です。
    軸をくるくると回して外すと現れるのは、メタリックで高級感がある合着型コンバーター。
    キャップリングと同じ模様が刻まれています。
    普段は隠れている部分にまでこのこだわり・・・!

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ロッソマグマ

     

    尻軸を左に回してピストンを下げ、コンバーターと同じようにインクを吸い上げます。
    一般的なコンバーターよりもインク容量は多めです。

     

    窓がついているので、インク残量を確認することができます。
    万年筆ユーザーのかゆいところに手が届く、うれしい仕様です。
    イタリアン万年筆というと見た目の美しさが有名ですが、こういった機構が面白いものも多いんですよ。

    オジバメディオの書き味は?

    ASC オジバメディオ 個体差 書き味

    動画では試し書きのためにブルールーセンスとロッソマグマ、それぞれMサイズを用意しました!

    (写真はブルールーセンスとグリーンラグーンの比較です。ちなみにこの紙はやや字幅が太めに出ます。)

    アルマンドシモーニクラブは少量ずつでしか生産していないため、このように欲しいものが欲しいときに手に入るとは限りません。
    Fサイズはオーダーしていただければ用意可能、ということでしたので、欲しい!という方は一度イルドゥオモまでお問い合わせくださいね。

     

    では、まずロッソマグマで試し書きを。
    今回はピナイダーのインクを使用しました。

     

    あまりに素晴らしくて思わずうなりました・・・!
    日々検品している様々な万年筆たちと比べてもオジヴァメディオ、書き味が抜群に良いです。
    ピナイダーのインクはもともと伸びが良いのですが、それを差し引いても書き心地がとてもなめらか。
    書き出しもスムーズです。

     

    様々な角度での筆記を試してみましたが、あちこち傾けても問題なく書くことができました。
    書き心地はサリサリしていて研ぎが独特。
    かといって嫌な感じはなく、書いていて気持ちの良い抵抗感です。

     

    少し筆圧をかけると字幅が太くなりました。
    こういった変化も楽しむことができるペンですね。
    漢字のように細かい字も書きやすいです。

     

    ニブはよくしなるので、衝撃を吸収してくれそう。
    ただそれでも、筆圧のかけすぎには注意が必要です。
    ペン先に負担がかかってしまうので、長くお使いいただくためには優しく取り扱いましょう。

     

    個体差は?

    個体差の具合を確認するために、ブルールーセンスでも書いてみました。

     

     

    こちらのほうが先程のロッソマグマより少し字幅が太め。
    筆圧かけたときの字幅の変化はほとんど同じでした。

     

    この個体もフローがとても良く、書き出しもスムーズ。
    角度を変えてみても書くことができました。
    とても優秀なニブですね。

     

    まとめ

    セルロースアセテートの質感も、構造も、書き味もすべて◎!
    オジヴァメディオはみなさんにおすすめしたい!そんな万年筆です。

     

    特に「セルロイドのペンは高価で手が出ない・・・」という方、まずはセルロースアセテート製のオジヴァメディオを手にしてみてはいかがでしょうか。

     

    知名度はまだまだなので、もっといろんな方に知ってもらえたらと思い今回の記事を書きました。
    少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。

     

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  • スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコの外観・書き味は?

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコの外観・書き味は?

    最近よくお問い合わせをいただく万年筆のうちのひとつ、スティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ
    エトルリアというモデルで何色か出ているうちの1本です。
    少し透明感のある軸の中にキラリと光る部分もあって、思わず見とれてしまう魅惑的な外観。
    気になる方が多いのも頷けます。

     

    IlDuomoの販売ページでもご紹介はしているのですが、今回は更に詳しく!
    私が手にとって感じたおすすめしたい部分、そして購入前に知っておいていただきたいことをお伝えします。

    万年筆メーカー、スティピュラが作り出すエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ

    スティピュラは1973年にフィレンツェで創設されました。
    本格的に筆記具を生産するようになったのは1991年。
    それから今日まで30年ほどですから、筆記具のメーカーとしての歴史はそう長くありません。

     

    私Il Duomo店長、2018年にスティピュラの工房まで足を運び、見学させていただきました。
    未だに職人さんの手作業が多く、ペン先も同じ工房内で作られていたのにはびっくり!
    ハンドメイドだからこそできる個性的な軸はスティピュラの魅力のひとつです。

     

    スティピュラ 工房 

     

    スティピュラについてもっと詳しく!
    スティピュラ(Stipula)万年筆の特徴とおすすめモデル。書き味は?

     

    エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ 名前の由来

    “ミエレセルバーティコ”は野蜜を意味します。
    その名の通り蜜のような少し透明感もある軸で、クラック部分がキラリと光る美しいペンです。

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコスティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ GT(Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen)

    はちみつじゃなくてなんで野蜜?と考えてみるとおそらく、聖書からきているのではないかなと。
    新約聖書の中に聖ヨハネという、イエス・キリストに洗礼を捧げた人物が登場します。
    荒れ地で長い間修行を行っていた聖ヨハネ。
    その際に野蜜やいなごを食べ、生きながらえていたという記述があります。

     

    イタリアはキリスト教、中でもローマ・カトリック教会が根付いている国。
    こういった土台があるからか、イタリア万年筆のシリーズやカラーの名前には聖書から引用したと思われるネーミングが多いですね。

     

    ちなみに、”エトルリア”は古代ローマ以前にイタリアの地に住んでいたエトルリア人からきています。
    万年筆を通して生産地の歴史や文化をも知ることができる…!おもしろいですね。

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ持った感じ・外観は?

     

    素材 レジン
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 スチール/チタン
    文字幅 スチール:F/M
    チタン:フレックス
    インク方式 カートリッジ・コンバーター両用式(コンバーター付属)
    キャップポスト時の長さ 約17cm
    収納時の長さ 約14.8cm
    胴軸部の長さ 約13.2cm
    最大胴軸径 約1.58cm⌀
    キャップ径(クリップ含む):約1.72cm⌀
    首軸(グリップ)径:約1.2cm⌀
    重量 約31g
    キャップのみ重量:約14g
    キャップ無し重量:約17g
    その他

     

    ここからは私が手に取り、感じたことを。
    スペックを読んだだけではわからない、実際のところどうなの!?という疑問がひとつでも解決していただけたら嬉しいです。

    持った感じは?

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコスティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ GT(Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen)

    エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコは大きめでぽってりとした軸。
    キャップとペンそれぞれに緩やかなふくらみがあり、境目あたりで少しくびれているようなデザインですね。

     

    存在感がありますが、手にとってみるとそれほど重くありません。
    差し込み式のコンバーターということもあって、軽めです。

     

    長さ:14.8cm
    最大経:1.58cm
    重量:31g(キャップのみ:約14g キャップ無し:約17g)

     

    細い軸のペンだと径は1.2cmくらいのなので、それと比べるとかなり太め。

     

    キャップはポストすることが可能です。
    その場合キャップを閉じた状態より2cm長く、17cmになります。

     

    キャップをポストした際に気になることがひとつ。
    ポストした状態で書いてみると、重心を後ろに感じる・・・。

     

    イタリアの万年筆はデザインが凝っているものが多く、立派なクリップなんかがついているとキャップが重くなりがち。
    このモデルはキャップなしのペンが17gなのに対し、キャップだけで14g・・・!
    ポストすれば万年筆本体と3gしか変わらないキャップの重さが後ろにかかってくるので、かなりのずっしり感です。

     

    このような軸なので、手が小さい方にはキャップポストは不向きかもしれません。

     

    また、手が小さい方には太軸は不向きと思われがちですが、
    筆圧が強いから下げたい!という方はあえて使うのもおすすめ。

    自分の手にとって太めの軸は力が込めづらいので、自然と筆圧をやわらげることができます。

     

    外観は?

    外観の細かい部分を見ていきましょう。

     

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコスティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ GT(Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen)

     

    ニブ以外の金属装飾部分はすべてマットな仕上げで落ち着いた印象です。
    クリップとキャップリングにはスティピュラのメーカー名の由来になった藁にちなんで、麦の穂が彫られています。

     

    ちょっとこの画像ではわかりづらいのですが、主軸の部分が少し透けていて中の金色のニブが見えるんです。
    かっこいい・・・!

     

    ペン先と字幅の組み合わせは、スチールのFとMサイズ、チタンのフレックスの3パターン。
    ニブの色は、どちらのトリムを選ぶかによって決まります。

     

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ  シルバー 万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen

    ゴールドトリムなら金色のニブ、シルバートリムであれば銀色のニブがつきます。
    つまり、スチールだからこの色、チタンだからこの色、というわけではありません。

     

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコの書き味は?

    私は日々、様々なメーカー・モデルの万年筆を試し書きしているからか問題なく筆記ができました。
    が、万年筆に慣れていない方や持ち方に癖がある方はちょっと使いづらさを感じるかも?

     

    試し書きしてみた

    試し書きに使用したのはスチールのMサイズ。
    インクはピナイダーのブラックを使用しました。
    スティピュラのインクもあるのですが、万年筆同様少量生産のため在庫がいつも潤沢にあるとは限りません。
    手に入りづらいので、他の染料インクを使う機会のほうが多くなると思います。

    ※2021/2/25追記
    スティピュラのインクを入荷しました。
    保証や長くお使いいただくために、基本的には純正インクをおすすめしています。

     

    スムーズな書き出し、そしてなめらかに書き続けることができました。
    イタリア万年筆の傾向としてインクがどばどばと出てくるものが多いのですが、こちらはそれほどではありません。

     

    Mサイズではありますが、国産のものより字幅はやや太めです。
    大きく分厚いニブはがっしりとした印象。
    ニブはほとんどしならず、筆圧をかけてもさほど線の太さは変わりません。

     

    今回はご紹介していませんが、チタンフレックスのニブが気になっている方は事前に知っておいていただきたいことがひとつ。
    チタン”フレックス”とはいえどチタンという素材の特性上、イメージしているほどフレックスしません。
    どちらかというとカリっとした書き心地です。

     

    チタンフレックスニブについてはこちらの記事で詳しくお話しています。
    スティピュラ(Stipula)万年筆の特徴とおすすめモデル。書き味は?

     

    持ち方に癖がある方は書きづらさを感じることも

    万年筆の持ち方に慣れていない、癖のある持ち方をしている、そんな方々はインクの出づらさを感じる可能性があります。
    スティピュラの万年筆は全体的にスイートスポットが狭め。
    つまりインクがするすると出てきて快適に書くことができるポイントが限られています。

    (Il Duomoの在庫に関しては調整付きのものも販売することがありますので、
    ぜひ見てみてください。)

     

    左右どちらかに傾けすぎるとインクがうまくでてこず、ストレスを感じることも。

     

    ・ハート穴は紙に対して上に
    ・万年筆の角度は45~60°

     

    こういった正しい持ち方を心がければ問題ありません。
    持ち方については動画で観ていただいたほうがわかりやすいです。

     

     

    「どうしても今の持ち方で書きたい!」という方は調整に出してスイートスポットを広げてもらうと、最初の状態よりは書きやすくなりますよ。

     

    気になるスティピュラの万年筆があればまず、お問い合わせを!

    スティピュラは規模が小さいため、大手メーカーと同じようにはいきません。
    対応はゆっくりで取り寄せにも時間がかかりがち。
    大量生産を行っていないため、タイミングが悪いと売り切れ、なんてことも・・・。

     

    このようなメーカーなので正規代理店は撤退している状況です。
    「ほしい!」と思ったら、当店のような直接スティピュラから仕入れている販売店で購入することになります。

     

    Il Duomoでご購入を検討される場合はまず一度、ご連絡いただくことをおすすめします。
    せっかくご購入手続きをしていただいたのに、私がスティピュラに問い合わせたら「売り切れです」なんてことになったら申し訳ないので・・・。

     

    その他、万年筆選びのご相談にも乗っています。
    事前に気になることがあれば、お気軽にご連絡くださいね。

     

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    あわせて読みたい

    万年筆を選ぶ参考になる、字幅・ペン先解説記事はこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

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  • 【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証

    【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証

    こんにちは、Il Duomoの店長・佐藤です。

    2020年秋に発売となった、アウロラ(AURORA)の限定生産品オプティマ・カレイドスコーピオについて、
    書き味や検品の結果・個体差などについて書いていこうと思います。
    また、質問の多いアウロラ18金と14金の違いについても触れますね。

    ちなみに、カレイドスコーピオはルーチェブルールーチェローザという二種の色があります。
    ボールペンもあります。

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

     

    カレイドスコーピオとは、イタリア語で万華鏡のこと。

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    カレイドスコーピオ ルーチェローザ 万年筆

     

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    カレイドスコーピオ ボールペン

    実際の外観は?

     

    実際の外観ですが、まさに万華鏡のような♡
    パープル、緑、水色、濃い青、白が混じった…何とも言えない清楚さとキラキラが混在した軸。

    はじめて万華鏡をのぞいたときのときめきが舞い戻ってきます。

     

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    ルーチェブルーをご購入いただいたお客様から、
    素敵なお写真をいただきました!

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    アングルを変えてもう1枚…

     

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    ふあ~~~
    綺麗ですね。1枚目の氷のような感じが、わたしは好きです。

     

    よくみるとパープルの部分も、濃いところと薄いところがあって
    光にかざすと透けて見えるのですね。

    白い部分は貝殻のようで、パールのよう。

    【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証

    Il Duomoのノベルティのペンレストとともに撮影してくださりました。

    「写真以上の美しさです!」とのこと…
    善き相棒になりますように。

    ありがとうございます!

    外観の個体差はあるか

    AURORA カレイドスコーピオ 個体差

    個体差なんですけども、全体的にイメージと違う!ということはこれまでありませんが
    比べてみますとやはり少しアウロロイド樹脂のかたよりは見られます。

     

    正面に白が強い、とかは若干ありますね。

    (在庫で複数本あるときは、お選びいただけますのでIl DuomoのLINEやメールでどうぞお問い合わせください!)

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    カレイドスコーピオの書き味。18金と14金、書き味の違いはあるか?

    【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証 - 関連画像2  【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証 - 関連画像3

    アウロラのニブはモデルが違っても、だいたいのものが同じニブなので
    重さや材質によるバランスの違いなどを省くと
    同じニブならば書き味というのはだいたい同じになります。

     

    (限定生産品のニブはまったく違う書き味・みためのものが出てきたりするので、
    それは気に留めておく必要があります)

     

    カレイドスコーピオの形は、オプティマというアウロラのフラグシップモデルのもの。

     

    通常のオプティマは、14金を採用していますが
    限定品になると18金になることも。

    アウロラには14Kフレックスニブなるものが存在し、そちらは普段の硬めニブとは違い、
    ふわっと柔らかな書き味になります。(ぐにゃぐにゃではありません)
    ただ、アウロラ独特のサリサリ感というのはある程度生きてきます。

     

    ちなみのちなみに、カレイドスコーピオのみならずだいたいのモデルで、
    追加料金で14Kフレックスニブに変更もできます。

    アウロラのサリサリ感とは何ぞや

    調整師さん曰く、アウロラのペン先というのはまるでよく研がれたナイフのよう。

     

    イタリアの職人気質がそうさせるのかわかりませんが、
    かなり攻め込んだ切れ味の良いナイフのようなペンポイント(ペン先の、紙にふれる金属のマルっこい部分)なのです。

     

    そんなわけで、丸いつるつるとした書き味というよりかは、
    キレッキレなために、独特の抵抗感のある書き味になります。
    よく、鉛筆のような、と言われますが、金属の硬さをダイレクトに感じられる面白い書き味です。

     

    さらに言うとアウロラのEFやFは特に、フローが渋い印象です。
    細く字幅を出すためにフローを絞ってあります。
    ですので、さらに抵抗感を感じやすくなります。

     

    かといって、この抵抗感が嫌な感じではなく、
    書いている、という感覚を無くさず
    かつ、気持ちの良い紙の滑り具合を実現しているのがアウロラのすごいところ。

     

    いままでアウロラのニブはかなりたくさん検品してきておりますので、
    その経験からすると、アウロラのサリサリ感というのは、顕著なのはEFで起こりやすいです。
    やはりアウロラの独特のとがっているナイフのような切れ味…がサリサリを発生させます。

     

    わたしはアウロラのEFは好きなのですが、
    はじめてアウロラのニブを体験される方はF以上をおえらびになったほうが安心かもしれません。

     

    わたしはアウロラの独特のサリサリ感がすごく好きですので、
    フローが潤沢すぎるとかえってサリサリ感を感じられないかもしれないと思い、
    渋めでもいいなとおもっているくらいです。

     

    18金ペン先・14金ペン先の違いはあるのか?

     

    アウロラの独特のサリサリ感。

    この現象は、14金・18金のちがいというよりかは、やはり個体差によるところが大きいです。
    フローが渋い・潤沢、それだけで抵抗感がまったく違います。

     

    実際のところ、14金・18金の違いが書き味としてあるか?というと…
    厳密にニブの構造から言うと、あまりありません。

     

    ただ18金がついてくるアウロラの軸は重いものが多いので、
    全体のバランスなど考えると書き味が違って思えることもあると思います。

     

    字幅もやはりある程度は個体差がありますね。フローが渋めな個体は細く出ますし、逆もしかりです。
    同じペンポイントのかたちでも、フローでかなりの差があります。

     

    Il Duomoでは、普段検品をするときは、明らかにフローが良すぎる・渋すぎる、
    あるいはサリサリ感が強すぎるなどという場合はお客様にご連絡しております。
    (アウロラの個体差の中で標準に収まると判断すれば、そのままお出ししています)

     

    ペンの仕様

    素材 アウロロイド(アウロラ樹脂) クロームフィニッシュ
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 18Ktゴールド ロジウムコーティング
    文字幅 EF/F/M/B
    インク方式 ピストン吸入式
    インク容量 約1.28ml
    キャップポスト時の長さ 約15.3cm
    収納時の長さ 約12.7cm
    胴軸部の長さ 約12.2cm
    最大軸径 約1.4cm⌀
    キャップ最大軸径(クリップ除く)約1.55cm⌀
    重量 約21g
    その他

     

    わたしも自信をもっておすすめする、アウロラのカレイドスコーピオ。

    ぜひぜひ、この美しさを体験してみてください・・・!

     

    Il DuomoのLINEで問い合わせが可能です。↓

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

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  • レオナルドのミュージックニブは、どんな書き味?カリグラフィーやスタブニブと何が違う?

    レオナルドのミュージックニブは、どんな書き味?カリグラフィーやスタブニブと何が違う?

    こんにちは、万年筆屋のIl Duomo(イル・ドゥオモ)です。

    ミュージックニブをご存知ですか?
    ミュージックと名前にある通り、楽譜を書くために生まれたニブ(ペン先)です。

    といっても、実際にお持ちの皆さん全員が楽譜を書いていらっしゃるわけではありません。
    こちらのニブを使うと縦線は太く、横線は細くなるので、独特な雰囲気の字を書くことができます。
    カリグラフィーを書きたい方から特に人気なんですよ。

    今回はレオナルドからも発売されたミュージックニブの紹介を中心に、普段お使いのペン先とはひと味違った魅力をお伝えします。

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    もっと詳しく!ミュージックニブとは?

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    縦線を太く、横線は細く書くことができるというと、スタブを思い浮かべる方がいらっしゃるかもしれませんね。
    字幅が変わるという点では確かに似ていますが、一般的にミュージックニブのほうがその差が出やすいんです。
    スリットが2つあるものは、大きく開きインクが太く出やすいので、極太の線が出るという点も特筆すべき。

    線の強弱がわかりやすいニブは、まずカリグラフィー。次にミュージック、そしてスタブといった感じ。

    さらにスタブと違うのは、ミュージックニブは基本的には楽譜を書くためのペン先なので、
    音符の玉が書きやすいようにペンポイント(ペン先のさらに先っぽの、丸い球)が特殊な形をしているということ。

    (↑ただこれはメーカーによりけりなので、注意が必要!)

    ただミュージックニブ、使いこなせるようになるまでには練習が必要です。
    太い線が書けるようにペン先が幅広になっているため、うまくインクが出やすいポイントが、少ないわけです。
    ちょっとした角度の差でインクがかすれたり、うまく紙にのらなかったりといったことが起こります。

    メーカーさんによって多少違いはあるものの、書いていく方向に対して軸を90度に保つとうまく書くことができますよ。

    こういったシビアな面があるため、扱いに慣れたとしても速く書くのには向いていません。
    よりスムーズにカリグラフィーを書きたい!という方には、やはりそれ専用のニブのほうがおすすめです。

    カリグラフィー ミュージックニブ 違い

    Quill Pen old fashioned vintage writing instrument

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    ちなみにプラチナのミュージックニブはこんな感じです↑

    レオナルドのミュージックニブ、特徴は?

    ミュージックニブは国産のものもいくつかありますが、そもそも作っているメーカー自体がすごく少ないんです。
    そんな中レオナルドからも発売され、選択肢が増えたのは非常に嬉しいですね。

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    ミュージックニブと一口に言っても、ペン先の見た目や書いた字の雰囲気は少しずつ異なります。
    レオナルドのものは切割りと穴が2つずつあり、多くの方が普段使いしているニブとは違った形。
    変わった見た目ですよね。
    カーブが控えめで、平たいのはどのミュージックニブにも共通する特徴です。

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    切割りが2つあることによってニブが良くしなり、インクも出やすくなります。

    もともとレオナルドはインクフローがいいメーカーということもあって、書き味はかなり柔らかいんですよ。
    特に14Kのニブはゴムの一種、エボナイトという素材を使っていてフローが非常に良いんです。
    安定していて、レベルが高いニブと言えます。

    レオナルドとセーラーの比較

    レオナルドとセーラー、それぞれのミュージックニブで書いた文字の比較画像をお客様からいただきました。

    レオナルド万年筆 ミュージックニブ leonardo music nib 14K

    こうして並べてみると、雰囲気はセーラーと似ている印象ですね。
    セーラーのミュージックニブはほかのメーカーのものに比べ、縦横の強弱は控えめ。
    それぞれの横線に注目してみると、レオナルドのほうがさらに、縦横の字幅の変化が分かりづらいですね。

    さきほど、”スタブよりミュージックニブのほうが一般的に縦横の差が出やすい”とお伝えしましたが、レオナルドのものは横線も結構太めですね。

    こちらのお客様はミュージックニブに慣れていらっしゃるので、とても美しい書きぶり!
    慣れない方だとかすれてしまいがちな曲線もきれいに出ています。

    正直に言うと、私が書いても、このような強弱のついた美しい線にはなりません…(´;ω;`)
    私もこんな風に使いこなせるようになりたい…。

    Il Duomoのページでぜひラインナップをご覧ください。

    まとめ

    ミュージックニブで書いた文字、美しいですよね。
    しかし、ミュージックニブを手に入れたからといって、いきなりあのような字を書くことができるわけではありません。

    私も挑戦してみたのですが、ニブをしならせながら字幅に強弱をつける、というのはやっぱり難しかったです。
    訓練が必要です…!
    いつかしなやかな字を書けるよう、引き続き練習して慣れていきたいと思います!

    雰囲気のある字を書くことができるミュージックニブ。
    みなさんもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

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  • ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は?

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は?

    ビスコンティ(VISCONTI)ミッドナイト イン フローレンス。吸い込まれそうな、深みのあるレジン

     

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は?

     

    今回ご紹介するのはビスコンティのミッドナイトインフローレンス。
    ホモサピエンスシリーズのデモンストレーターで、2019年の限定品です。

     

    フローレンスとはフィレンツェの英語名。
    つまりミッドナイトインフローレンスとは《フィレンツェの夜》。
    その名の通り、夜をイメージした黒に近い深い紫を基調に、さまざまな色が混ざり合っているレジンが美しい万年筆です。

     

    残念ながらすでに売り切れですが、他のホモサピエンスシリーズも綺麗なのでぜひ見てみてくださいね。

     

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は? - 関連画像2

     

    ▼こちらの動画はIl Duomo店長が実際にインクを入れて書いている動画です!ぜひあわせてご覧ください。

     

     

    以前とは変更になったパッケージ

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は? - 関連画像3

     

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は? - 関連画像4

     

    箱が変わった?と思った方、その通り!昨年までのものと、変更になっています。
    現在は軸の色に合わせたパッケージになっているため、ミッドナイトインフローレンスはラメ入りです。
    箱は硬めで、しっかりしている印象。モデル名も書かれています。
    中央はガラス(アクリルガラス)。中のペンが見える仕様は嬉しいですね。

     

    外観・素材は?

    おなじみの形

    ホモサピエンスシリーズのデモンストレーターは毎年発売されており、形はどれもほとんど同じです。
    本体には溝が彫られていて、キャップの内側にある凸をそこに合わせながら押し込むことで、閉まります。
    クリップは可動域が広めなので挟みやすそうです。

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は? - 関連画像5ビスコンティ 限定品 ホモサピエンス ミッドナイトインフローレンス 万年筆 Visconti Homo Sapiens Midnight in Florence Fountain Pen

    (現在売り切れ)

    ありそうでなかった、この色合い

     

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は? - 関連画像6

     

    冒頭でお伝えした通り、深い紫を基調にさまざまな色が混ざり合っています。
    グレー、水色、薄い紫・・・パール感のある部分もあって、どの角度から見ても惚れ惚れする美しさ。

     

    フィレンツェというとあの街並みから、赤茶けたイメージをお持ちの方が多いかもしれませんね。
    でも実は、フィレンツェのイメージカラーは紫なんです!
    地元サッカーチームのユニフォームをはじめ、パーティや公式的な場では紫が好んで使用されています。
    すみれ色=高貴な色と考えられており、フィレンツェ市民にとってちょっと格式高い色。
    緑(フィレンツェの丘)や、赤(キャンティーシャーレ)などのペンはこれまでもあったのですが、ミッドナイトインフローレンスのような色が販売されるのは初めて。
    こんな色待ってたよー!という方もいらっしゃるかもしれませんね。

     

    ビスコンティ・ホモサピエンスのデモンストレーターの代名詞、アクリロイド

    ビスコンティのホモサピエンスシリーズのデモンストレーターの大きな特徴と言えば、アクリロイドの美しさ。
    アクリロイドとは、セルロイドとアクリルのいいとこどりをしたレジンです。

     

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は? - 関連画像7

     

    セルロイドは昔からある樹脂で、あたたかみがあり、メガネ等に使われてきました。
    しかし熱に弱く、経年劣化していくという短所が。
    じゃあもっと丈夫なものを!とプラスチックの製品が増えていったわけですが、製品にしたときの仕上がりの美しさはセルロイドが圧勝。

     

    そこでビスコンティは、セルロイドの美しさアクリルの丈夫さ、両方を兼ね備えたアクリロイドを採用しました。
    ミッドナイトインフローレンスのこの深みのある美しさは、アクリロイドが創り出しています。
    実際に触ってみてもあたたかみがあって、上質さを感じられる万年筆です。

     

    パラジウムのニブ

    ニブはパラジウム(23K)という特殊な金属。

     

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は? - 関連画像8

     

    ミッドナイトフローレンスに限らず、ビスコンティの高価なラインはこちらの素材が採用されています。
    パラジウムは金と同じような耐久性・やわらかさを持つ金属で、非常に加工が難しいんです。
    したがって今までペン先に使うメーカーはなかったのですが、ビスコンティがはじめて採用しました。

    吸入方法は?特徴的な機構

    今回はFサイズで吸入、試し書きをしてみました。
    おもしろい機構なので、そのあたりも合わせてお伝えしていきますね。

    吸入するのは、ビスコンティのブルーのインク

    今回は、ビスコンティのブルーのインクを吸入してみました。
    このインクボトル、おもしろい形をしていますよね。
    最後までインク使いやすいというメリットはあるのですが、上部が大きくなっている分、普通に使っていると倒れやすいんです・・・。
    私はもともと入っていたアクリルのケースに入れて使用しています。
    こうすることで、ボトルが安定し、扱いやすくなるのでオススメです。

    ミッドナイトインフローレンス ビスコンティ ヴィスコンティ Visconti 万年筆

    では吸入していきます!吸入方式はツイスビーに近いです。

    1.尻軸を引っ張り上げる
    2.ペンのゴールドの装飾より1cmくらい下までをまっすぐインクに浸け、尻軸をぐっと押し込む
    (カチャンと音がする)
    3.そのまま5秒程待つとインクが入っていく

    ミッドナイトインフローレンス ビスコンティ ヴィスコンティ Visconti 万年筆

    ↑インク壺に入れて、出したピストンを一気に下げる!

    ミッドナイトインフローレンス ビスコンティ ヴィスコンティ Visconti 万年筆

    入りました。タンクの6-7割ほどしか入らなかったのですが、要研究ですね。

    こちらの万年筆、ダブルタンクパワーフィラーという特殊な機構を採用しています。
    パイロットのプランジャー方式とほとんど同じと考えてもらって構いません。
    ペン先に近い方にある小さい本タンクと、胴軸部分にあるの予備タンクに分かれています。

     

    次項でもう少し詳しく解説しますね。

     

    特殊な機構、ダブルタンクパワーフィラー

    なんのためにこのような機構になっているのか。
    これ、飛行機に乗る際に便利なんです!
    本タンクにインクが入った状態だと、気圧の変化でインクが漏れてしまうことがあるですよね。
    それを解決してくれるのが予備タンク。
    離陸前に本タンクに入っているインクを予備タンクに移すことにより、溢れ出てしまうのを防ぐことが可能です。

    本タンク⇒予備タンク
    1.ペン先を上に向けて尻軸を左に回す(予備タンクが開き、本タンクからインクが流れていく)
    2.尻軸を右に回してバルブを締める
    予備タンク⇒本タンク
    1.ペン先を上に向けて尻軸を左に回す
    2.ペン先を下に向ける(予備タンクから本タンクへインクが流れていく)
    3.尻軸を右に回してバルブを締める

     

    おもしろい仕掛けですよね。
    2つ合わせて2ml~3mlのインクが入るため、世界的に見てもかなり大容量だと言えます。
    文字をたくさん書く方にとって、これは嬉しい仕様!

    いざ試し書き

    今回試し書きに使用したのはFサイズ。
    パイロットのFと比較すると、こちらは国産のM相当になります。
    日本のものより太めなので選ぶときは注意が必要ですよ。

    ミッドナイトインフローレンス ビスコンティ ヴィスコンティ Visconti 万年筆

    筆圧をかけずにサラサラ~っと書けました。フローはいいですね。
    ただ、書き味は「ものすごくやわらかい!」という感じではありません。

     

    パラジウムのペン先をビスコンティは《ドリームタッチ》と名付けています。
    当初、かなりやわらかいんじゃ!?なんて噂もありましたが、実際はそうでもないです。

    ミッドナイトインフローレンス ビスコンティ ヴィスコンティ Visconti 万年筆

    コシがしっかりしていて、ペン芯も非常に分厚く作られています。アウロラに近いですね。
    ニブのカーブはさほど急ではないので、いわゆるガチニブという感じでもないです。
    バランスがとれたいいニブと言えます。

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は? - 関連画像9

     

    非常になめらかな書き味ということは伝わりましたでしょうか?

    まとめ

    ビスコンティ(VISCONTI)のミッドナイトインフローレンス、外観&書き味は? - 関連画像10

    大容量で、実用性にも優れているこちらの万年筆。
    深みのある色合いが美しく、コレクションとしてもおすすめな1本です。

     

    フィレンツェを訪れる機会があれば、ぜひこのミッドナイトインフローレンスのように美しい夜の様子を見てきてください!

     

    残念ながらミッドナイトインフローレンスは売り切れですが、
    他のホモサピエンスシリーズのこの樹脂のものは、毎年新しいものが発売されています。

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    ぜひチェックしてみてくださいね。

    ビスコンティ トスカーナヒルズ

    ビスコンティ 限定生産品 ホモサピエンス トスカーナヒルズ 万年筆

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  • Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】

    こんにちは!Il Duomo店長の佐藤です。
    この記事では新しいイタリアのメーカー、Leonardo(レオナルド)のモーメントゼロシリーズ、ハワイについて書いていきます(‘◇’)ゞ

    レオナルドのハワイ、まさに海のゆらぎのように美しいペン。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    最近お問い合わせもよくいただきます。

    デルタのDVシリーズの各モデルの違いはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】

    品質、外観、使いやすさのバランス◎!
    おすすめです。
    って感じです。
    ハワイのざっくりまとめ
    ・デルタも使っていた高級レジンを採用
    ・モーメントゼロシリーズは軸はやや太いが、日本人でも使いこなしやすい
    ・吸入式っぽいギミックを楽しめる!
    ▼こちらの動画はIl Duomo店長が実際にインクを入れて書いている動画です!ぜひあわせてご覧ください。

    ハワイの外観・大きさ・重さは?

    レオナルド ハワイ 万年筆 Leonardo
    レオナルド モーメントゼロシリーズ ハワイ HT

    どどん!こちらです。

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】 - 関連画像2

    青が!青のバリエーションが!
    ストライプ!ブラウンの重なりも綺麗!

    ハワイという言葉で連想する、少しエキゾチックな情景にぴったりですよねえ。

     

    ハワイの全体のスペックからどうぞ。

    ハワイ概要

    ペンの仕様

    ・キャップ式

    ・材質:レジン

    ・ペン先:スチールニブまたは14K(特注品)

    ・太さ:EF,F,M,B,STUB(スチール1.5mmスタブ、14K1.3mmスタブ)

    ・機構:コンバーター(付属)

    ・サイズ:全長:142mm、キャップなし:129mm、ポスト時:170mm、直径15.3mm

    ・重さ:25g

    国産の軸と比べると、軸直径は15.3㎜とやや太めではありますが、全体の長さは同じくらい。

    重さは25g。パイロットカスタム74が17gですので、やや重いですが、金属軸ではないのでそんなに重いと感じることはないでしょう!
    首軸もレジンでできています。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    レジンはデルタ時代にも使われていた質の高い美しいレジン!

    レオナルドはデルタの後継なのですが、

     

    関連記事↓

     

    その関係もあり、デルタの限定生産品にも使われていたレジンと同じ品質のものを採用しています。
    これは貴重ですよね。

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】 - 関連画像3

    どおりで美しいわけだ…

    ハワイの絵とともに写真をパシャリ。

    Leonardo レオナルド モーメントゼロシリーズ ハワイ Hawaii
    レオナルド モーメントゼロシリーズ ハワイ HT

    キャップと尻軸の形がとんがっていて特徴的ですね!

    吸入式っぽさを楽しめるギミック

    Leonardo レオナルド モーメントゼロシリーズ ハワイ Hawaii

    レオナルド モーメントゼロシリーズ ハワイ HT

     

    レオナルドのコンバーター式ペンは尻軸が外れるのが特徴。
    コンバーターのものでも、吸入方式のようにつかうことができます。

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】 - 関連画像4

    泉くん
    え?吸入式風に尻軸の部分を回して、インクを入れられるってこと?
    おもしろいっスけど、
    なんか意味あるんス?

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】 - 関連画像5

    墨センパイ
    コンバーターを剥き出しにして吸入するより、
    首軸やコンバーターに負荷がかからないから
    意外に合理的だぞ。

    もちろん、首軸のところから外してふつうにコンバーター式として使うこともできます。

    ペン先がスチール14Kか選べる!

    Il Duomoではペン先もスチールと14Kの2種からお選びいただけますよ♪

    どっちがいいかな~と悩むのも一興。

    スチール、14Kそれぞれの肝心の書き味は?

    レオナルド 書き味 万年筆 Leonardo

    さてさて肝心の書き味ですが!

     

    スチールニブと14Kニブで全く違う書き味となっておりますので、ご購入の際は注意が必要です。

    スチールニブ=あたりが柔らかい♪が、注意が必要

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】 - 関連画像6

    レオナルドのスチールニブはけっこう定評がありまして、
    「スチールニブなのにめちゃ柔らかい!」「書きやすい!ふわふわ!」といった感想をよくいただきます。

     

    これは、レオナルドの狙いで、あえてニブ素材を薄めにつくって、柔らかくしているんですね。
    そうすることで書いた時のふわふわ感が出せるわけです。

     

    ただし、柔らかく作られているので、筆圧をかけすぎると、反り返りの原因になってしまいます💦

     

    ですので、Il Duomoではフレックスニブと同じ扱いとして、ご購入いただいた方には、お使いいただく際の注意点をまとめた資料を入れてお送りしています。

     

    「知らずに筆圧を入れて書いたら、反り返っちゃったよ~~(;^ω^)修理に出さなきゃ…」ということがあると不幸ですから…。

     

    ですので、レオナルドのスチールニブは初心者さんよりも、2-3本目以降の方のほうが使いやすいのでは?と思います。

     

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】 - 関連画像7

    墨センパイ
    筆圧を下げる練習をすると、
    どの万年筆を使うときにも負荷をかけなくて済む。
    レオナルドのスチールニブが欲しい人はぜひ筆圧を下げる練習をしよう!

     

    14K=安定感がありかっちりした書き味!

    レオナルドの14Kニブは、スチールニブと比べると硬めに作られており、ふわふわ~というよりかはかっちりした書き味となります。

     

    レオナルド Leonardo ペン先14K 金 ペン 書き味  レオナルド Leonardo ペン先14K 金 ペン 書き味 

    ペン芯も、波打っており特徴的です。
    ペン芯はそのブランド価値を表すとも言われますが、こだわって作られていますね。

     

    どのブランドもそうですが、金ニブのほうが精巧に作られている感はあります。
    お値段も違いますしね。

     

    (また違う記事に書こうと思いますが、どのブランドでも金ペンのほうが精巧に作られます。
    スチールニブVS金ニブ論争というのがよくありますが、
    単に質だけで言えば金ニブのほうに軍配が上がるかと思います。)

    太さはどれを選べばよい?

    レオナルド 書き味 万年筆 Leonardo

     

    一般的に国産にくらべて舶来品のペン先の方が1段階太いと言われています。

     

    たとえば舶来品のペン先の細字は、国産のペン先では中字の大きさです。
    それぞれのペン先のサイズで、舶来品のほうが大きくなっています。

    舶来万年筆と国産万年筆の書き味・字幅の違いについてはこちらの記事もどうぞ。

    舶来万年筆(海外万年筆)と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

     

    レオナルドについてもそうで、1段階下を選ぶとちょうどいいのかなと思います。

     

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】 - 関連画像8

    泉くん
    パイセン、前にペリカンのEFを買ったら
    1段階どころでなく、国産Mくらいのことがあったんスけど…
    レオナルドもそうじゃないんスか?

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】 - 関連画像9

    墨センパイ
    ペリカンのEFってフローが良いのもあいまって
    けっこう太いこともあるけど、
    レオナルドの場合は1段階下でちょうどいいと思うぞ!

     

     

    しかし若干ながら、太さに個体差がありますので、
    極細が良かったり、個体差が気になる方はペン先調整オプションを付けられたらいいかなと思います!

    ハワイの柄の個体差について

     

    この写真、ハワイを並べて撮影してみたものなのですが、柄に個体差があるのがよくわかります。

     

    Leonardo レオナルド モーメントゼロシリーズ ハワイ Hawaii
    Leonardo レオナルド モーメントゼロシリーズ ハワイ Hawaii

    (ハワイさんの記念写真みたいでなんか可愛い)

    全部が全部、そうではないのですが、レオナルドの軸の模様はやや個体差があります。

     

    青が多いもの、ブラウンが多めなもの。
    といっても基本的に全体は青ですのでご安心いただければと思います。

    なぜこんなに個体差があるのかというと、レジン自体に個体差があるからなのですね。
    国産の万年筆は、日本人気質といいましょうか、個体差が無いようなデザインのレジンが使われることが多いですよね。
    1色とか、あってもラメ入り。マーブル軸は少ないです。

    なぜ日本とイタリアで使うレジンに差が出るかというと…
    イタリア人は美を全体で見ます。細かい部分で差が少ない、ということよりも、
    見た瞬間に「美しい!」と感じることが大事だそうです。

    ハワイは柄に若干の違いがある!と覚えておいていただけたらと思います。
    (お選びいただくことはできませんので、ご注意ください!)

    レオナルドはまだデパートなどでは見られないので、通販に頼るしかないのですが、
    どんな子が来ても可愛がってもらえたら…と万年筆屋としては思っています。

     

    レオナルドは個体差はあれど、どれも買った方をがっかりさせない綺麗さがある万年筆だ!と私としては思っております。

    お客様の声

    レオナルド モーメントゼロ ハワイ スチール スタブを購入されたM様より

    l Duomo様

    レオナルド モーメントゼロ ハワイ 万年筆について、質問への回答など、ありがとうございました!

    スチール、スタブを選びました。
    青好きなため、色合いはどんなかな?とどきどき楽しみにしていたところ、期待以上に、奥行きある 透明感溢れる 水色から深い青に砂浜まで、美しいグラデーションカラーのペン軸で、とても気に入りました。
    インクは、アドバイスをいただけたので、納得、迷いなく純正の青系を入れました。伸びやかで良い書き味で、正解だと感じます。回答 ありがとうございます!
    尾栓を回して吸入は楽しいです。
    スチールペンも、とても描きやすいですね。

    あと、もっと待つかと思いましたが、思ったより早く到着、使い始められ、嬉しいです。

    これは、良い万年筆に出会えました。
    また、よろしくお願い申し上げます。

    レオナルド モーメントゼロ ハワイ 14K Fを購入されたK様より

    Il Duomo佐藤様
    さきほどハワイが届きました。早速インクを入れて書いてみたところ、おっしゃっていた通り14Kはしっかりとしていて安心感のある書き味でした。
    気になっていたハワイの個体差ですが、まさにハワイの青い海と砂浜!という感じでとても気に入りました。
    字幅は、国産を普段使い慣れてますので、思っていたより太いと感じましたが、これはこれで走り書き用に使いたいと思います。
    ありがとうございました!

    Leonardoレオナルドの万年筆、ハワイ(Hawaii)の使い心地は?【モーメントゼロシリーズ】 - 関連画像10

    Il Duomo
    こんな感じで非常に評判は良いです。
    字幅だけ、やはり国産より太くなりますので、用途などきちんと考えてからご購入くださいね。

    グランデサイズもあるよ

    2019年あらたに、モーメントゼロシリーズに加わったグランデ(大き目)サイズでは
    ハワイのちょっとダークなバージョン、「ダークハワイ」もお選びいただけます。

     

    グランデは、全体の大きさも大き目になっただけでなく、吸入式となり、インクも1.2mlまで吸入できるというなにかと便利な万年筆にしあがっています。

    Leonardo モーメントゼロシリーズ グランデ momentzero grande 万年筆

    サイズを比較するとこんな感じ。
    一番上が通常サイズのモーメントゼロシリーズ。
    下の2本がグランデです。

    Leonardo モーメントゼロシリーズ グランデ momentzero grande 万年筆 Leonardo モーメントゼロシリーズ グランデ momentzero grande 万年筆

    大き目サイズのイタリアらしさをより味わいたい方には、こちらのダークハワイ・グランデがおススメ。

    こちらもスチールと14Kが選べる!

    ハワイのまとめ

    Il Duomoのなかでも、以前統計をとったところ、青軸の万年筆が一番人気がありました。
    やはり爽やかな青、持っていて高級感とすがすがしさがあって落ち着きますよね。

     

    その中でも珍しい青ストライプ×エキゾチックなブラウンのエモーショナルな万年筆、ハワイ。

    品質、使い心地、ギミックなどどれをとってもバランスが良く、
    とてもおすすめなペンだと思います!

    レオナルドに関してはスチールニブの使い方だけ、初心者さんは気を付けていただきたいと思います。

     

     

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  • Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること

    (書き味、新シリーズなどを追記・リライトしました。2023年3月16日)

    こんにちは!Il Duomo店長の佐藤です。
    この記事では新しいイタリアのメーカー、Leonardo(レオナルド)について書いていきます(‘◇’)ゞ

    レオナルドってどんな万年筆メーカーなの?おすすめできる?

    と良く聞かれますが、

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること

    超おすすめです。信頼できるメーカー!
    書き味も安定感があるし、美しさはもう、見ていただければわかると思いますが…!
    イタ万でトップ3を争うメーカーになってくるのでは?
    という感じです。
    レオナルドのまとめ
    ・古き良き万年筆黄金時代を彷彿させるような、レトロで美しい外観にぴりりとモードが入る!
    ・デルタの後継?!
    ・やや太軸の割に軽めで実用的なものが多い
    ・書き味は、スチール⇒するする系 金⇒安定感、スチールよりやや柔らかい
    ・軸の模様の個体差は、ありますね…

    ざっくり言うとこんな感じですね。

    お問い合わせの多いハワイの記事はこちら▼

     

    レオナルド モーメントゼロ Giada ジェイド

    レオナルド モーメントゼロ ジェイド 万年筆 スチールニブ(ゴールド/シルバートリム)

     

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること - 関連画像2

    ほわ~~
    綺麗やわ~~♡

    2018年に流星のごとく現れたレオナルド。

     

    まだまだ、万年筆ファンたちにとっては、その全貌は謎に包まれているのではないでしょうか?

    イタリアに精通しているIl Duomoだからこそ知り得た情報も織り交ぜつつ書いていきますよ~

    ※追記したら長くなってしまったので、目次を使うことをおすすめします。

    レオナルドの歴史:Leonardoは2018年に流星のごとく現れた!

    レオナルド Leonardo 万年筆

    Leonardo(レオナルド)はナポリ郊外にあるイタリア万年筆メーカーです。
    でも、その歴史は実は古く、工房自体は40年以上あるようです。

     

    そして2017年に惜しまれつつ休業となった万年筆メーカー・デルタの元オーナーがLeonardo(レオナルド)のプロデューサーとして就任し、
    新しいペンづくりをし始めました!

     

    デルタの美しいペンづくりと、職人さんたちのものづくりへの熱い意欲が一体となったメーカーだということですね(^^♪

    デルタの最新DVシリーズの違いについてはこちらの記事をどうぞ。

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します

    イタリア側から得た情報によると。

     

    レオナルドのコンセプトとしては

     

    「古き良き万年筆黄金時代の万年筆づくりを再生させる」

    というようなものがあるらしいです。

     

    たしかに、レジンの模様といい、クリップ部といい、古き良き万年筆を感じさせますね。

     

    レオナルド ピエトラマリーナ

    レオナルド モーメントゼロシリーズ ピエトラマリーナ 万年筆 14Kニブ 

    世界的に廃れつつあるセルロイド軸やエボナイト軸などにも積極的に取り組んでいます。
    セルロイドやエボナイト軸を作ってくれるというだけで、尊いですよね。
    (熱変性するなどの理由から、セルロイドやエボナイトはものづくりにあまり使われなくなってしまった素材なのですが
    とても美しくて温かみがあるので、Il Duomo店長は大好きです!)

     

    レオナルド アビッシ

    限定生産品 レオナルド モーメントマジコ アビッシ 万年筆 セルロイド

    どんなシリーズがあるの?

    レオナルドは、大きく分けて以下のシリーズがあります。

     

    モーメントゼロ

    フローレ

    モーメントゼログランデ

    フローレグランデ

    モーメントゼログランデ2.0

    モーメントマジコ

    スーパーノヴァ

    モザイコ

    そして限定品たち、

     

    というラインナップになります。

    モーメントゼロシリーズ

    モーメントゼロシリーズは、使いやすいサイズ感のレジン軸となります。
    キャップと尻軸の形がとんがっていて特徴的ですね!
    Il Duomoではペン先もスチールと14Kの2種からお選びいただけますよ♪

     

    レオナルド モーメントゼロ 万年筆 Leonardo
    モーメントゼロシリーズ

     

    ご覧いただくとわかるように、多くのペンで金トリムと銀トリム、ルテニウムトリムが選べます。
    どれがいいかな~と悩むのも一興。

     

    質のいいレジンを使用しており、その美しさは太鼓判を押せます!
    人気のハワイ↓はデルタの限定品にも使われていたレジンを使用しております。

     

    レオナルド ハワイ 万年筆 Leonardo

    モーメントゼロシリーズ ハワイ 万年筆 

    ハワイを購入したM様からの口コミ

    M様 レオナルド モーメントゼロ ハワイ スチール スタブ
    l Duomo様レオナルド モーメントゼロ ハワイ 万年筆について、質問への回答など、ありがとうございました!スチール、スタブを選びました。
    青好きなため、色合いはどんなかな?とどきどき楽しみにしていたところ、期待以上に、奥行きある 透明感溢れる 水色から深い青に砂浜まで、美しいグラデーションカラーのペン軸で、とても気に入りました。
    インクは、アドバイスをいただけたので、納得、迷いなく純正の青系を入れました。伸びやかで良い書き味で、正解だと感じます。回答 ありがとうございます!
    尾栓を回して吸入は楽しいです。
    スチールペンも、とても描きやすいですね。あと、もっと待つかと思いましたが、思ったより早く到着、使い始められ、嬉しいです。これは、良い万年筆に出会えました。
    また、よろしくお願い申し上げます。
    M様

    下記のフローレシリーズもそうですが、レオナルドのコンバーター式ペンは尻軸が外れるのが特徴。
    コンバーターのものでも、吸入方式のようにつかうことができます。

     

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること - 関連画像3

    泉くん
    え?吸入式風に尻軸の部分を回して、インクを入れられるってこと?
    おもしろいっスけど、
    なんか意味あるんス?

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること - 関連画像4

    墨センパイ
    コンバーターを剥き出しにして吸入するより、
    首軸やコンバーターに負荷がかからないから
    意外に合理的だぞ。

    フローレシリーズ

    アマルフィ海岸のフローレという場所の名を冠したシリーズ。
    塩とか太陽とか、イタリアらしい名前がそれぞれ付いていておもしろい!

     

    モーメントゼロシリーズよりも、長さがあり迫力があります。
    この見た目はまさにイタリア感!すごく目立ちます!

     

    こちらも、金トリムと銀トリム(ローズゴールドトリムもあり)、スチールニブと14Kニブが選べます。楽しい!

     

     

    レオナルド フローレ 万年筆 Leonardo

    フローレシリーズ

     

    レオナルド フローレ アクアペトラ 万年筆(14Kニブ)

    レオナルド フローレ アクアペトラ 万年筆(14Kニブ)

    こんな透明感があって妖精さんのような軸もあります。

    まるみがあるので、柔らかい色も映えますね。このへんのさじ加減がさすがイタリア、といった感じ。

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること - 関連画像5

    はわわ…綺麗♡

     

     

    モーメントゼログランデ、モーメントゼログランデ2.0

    現在、モーメントゼログランデとモーメントゼログランデ2.0がありますが、おそらくだんだん2.0ほうだけになっていくと考えられます。(2023年3月15日時点)

    言わずもがな、モーメントゼログランデが先に発売され、
    2022年にモーメントゼログランデ2.0が新発売になりました。

     

    ですので、2.0のほうが、いろいろとアップデートされているわけです。

    大きく変わったところと言えばインク窓がついたことと、ニブがフェリーチェニブに変わったことです。
    (無印グランデのほうも、ニブはだんだんフェリーチェニブに変わっていく可能性アリ)

     

    そして2.0は5g程度の軽量化がされています。

     

    レオナルドモーメントゼログランデ ジラソーレ
    レオナルド モーメントゼログランデ2020 ジラソーレ 万年筆 

     

    レオナルド モーメントゼログランデ2.0 バオバブ
    レオナルド モーメントゼログランデ 2.0 バオバブ 万年筆 14Kニブ

    収納時15センチ、最大軸径約1.67㎝⌀と、国産のペンに比べると大き目ですが、
    重すぎず、意外に使いやすいサイズですので
    女性ユーザーも多いです。

     

    ビッグシルエットで美しいレジンを存分に楽しめる軸です。

     

    フローレグランデ

    レオナルド フローレグランデ
    レオナルド フローレグランデ ハワイブルー 万年筆

    モーメントゼログランデと同じくらいの大きさで、
    葉巻型になっています。

    葉巻型な分、収納時15.6センチとモーメントゼログランデより6mmほど長いので
    手が小さい方だと、かなり大きく感じるかもしれません。

     

    ピストン式でインク吸入量も1.5mlと十分な量。

    まるい形が好きな方におすすめです。

    モーメントマジコ

    レオナルド モーメントマジコ DNA Leonardo

    レオナルド モーメントマジコ DNA 万年筆 14Kニブ

    モーメントマジコは、モーメントゼロを基調とした形・大きさの軸が吸入式になったイメージです。

    レオナルドの中では小ぶりな割に、モーメントゼログランデと同じくらいの1.5mlのインクを吸うことができます。

     

    インク窓からはピストンの様子を見ることができますが、眺めていると普通のピストンとは違って、確かにマジカル。

    14Kとスチールからニブを選ぶことができ、トリムはゴールドトリムとロジウムトリムがあるものがほとんどです。(ルテニウムも稀にあり)

     

    太軸があまりお好きでない方で、吸入式を求めている方にはもってこいの軸となっています!

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    レオナルド モーメントマジコ DNA Leonardo

    レオナルド モーメントマジコ ピエトラサラータ 万年筆
    レオナルド モーメントマジコ ピエトラサラータ 万年筆

    キャップリングも一風変わったデザインでモード感がありますね。
    (DNAとはキャップリングが違います)

    また、ピストンツール(別売り)を使えばピストンの分解もできちゃう。
    お手入れもしやすいですし、ピストン万年筆の中身を見てみたいという万年筆ユーザーの欲求に応えてくれます。

    レオナルド モーメントマジコ ピストンツール Leonardo
    ピストンツール

    スーパーノヴァ

     

    レオナルド スーパーノヴァ カラメル 万年筆 スターライトブルー ガレリア スターライトピンク

    スーパーノヴァ

    「超新星爆発」をテーマにした、パンチの効いているモデルがスーパーノヴァ。

    恒星や白色矮星のうち、質量の大きい星などの一部の星が最期を迎えるときに、ものすごいエネルギーの爆発をするのですが、それが超新星爆発。

     

    そのエネルギー感を万年筆に閉じ込めただけあって、うねりの強いガツンとくる柄のレジンが使われています。

    幾何学模様のキャップリングは、物理学感を感じさせますね。

    段差がないデザイン、ストンと切り落とされた天冠と尻軸がシャープさを演出。

     

    大きさはモーメントゼロと同じくらいで、コンバーター/カートリッジ両用式となっています。

     

    レオナルド スーパーノヴァ ガレリア 万年筆
    レオナルド スーパーノヴァ ガレリア 万年筆

    暗闇と光を表現するためなのか、ルテニウムとパラジウムのトリムがあります。

    きりりとした意匠のスーパーノヴァ。

    これで筆記をしたら鋭い文章が書けそう?!

    モザイコ

    レオナルド モザイコ Mosaico

    レオナルド モザイコ

    古代ローマで栄えたモザイク芸術は、ルネサンス以降もイタリア人のアイデンティティのひとつとなっているようです。

    レジンの層が細長く並んだ「スパゲッティレジン」を並べて水平にカットすることで、

    不思議なモザイク感を出しています。

     

    日本では生まれ得ないペンなので、とてもイタリアらしいなと思います。

    大きさはモーメントゼログランデと同じくらいで、ちょっと大き目。

    ピストン吸入式でたっぷり使いたい方におすすめ。

     

    レオナルド モザイコ ハワイ Mosaico Hawaii
    レオナルド モザイコ ハワイ 万年筆 14Kニブ

    繊細なキャップリングも魅力的です。

    一度見たら忘れられない、そんな1本。

    限定品たち

    限定品たちは、基本の形はモーメントゼロシリーズか、フローレシリーズのどちらかです。(グランデサイズが多い)

    限定品たちは、ほとんどが吸入式です。
    セルロイドやエボナイトを軸に使っていて、14Kのペン先となっています。

     

    レオナルド フレイム 限定品
    レオナルド 限定生産品 フローレグランデ フレイム 万年筆 ロジウムトリム 

    レオナルドは100本限定が多いので、わりとすぐに売り切れてしまうのですが、
    再販することもたまにあるのです。
    どれが再販されるかはわからないのですが…!

     

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること - 関連画像6

    泉くん
    綺麗っスね~~~!
    さすがイタリア。
    限定品はすぐ売り切れちゃうから、
    要チェックですね!

    肝心の書き味は?

    レオナルド 書き味 万年筆 Leonardo

    さてさて肝心の書き味ですが!

     

    スチールニブと14Kニブで全く違う書き味となっておりますので、ご購入の際は注意が必要です。

     

    スチールニブは硬すぎず、するする系

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること - 関連画像7

     

    レオナルドのスチールニブはけっこう定評がありまして、
    「スチールニブなのにめちゃ柔らかい!」「書きやすい!ふわふわ!」といった感想をよくいただきます。

    これは、レオナルドの狙いで、あえてニブ素材を薄めにつくって、柔らかくしているんですね。
    そうすることで書いた時のふわふわ感が出せるわけです。ただし、柔らかく作られているので、筆圧をかけすぎると、反り返りの原因になってしまいます💦

     

    レオナルドのニブが変わりました。以前よりも扱いやすくなっています。詳しくは以下の記事で!

    スチールニブはするする系で書きやすく、フロー潤沢。

    スイートスポットも大きめで、どんな方にも書きやすく作られているように感じます。

    14K=安定感&やや柔らかめな使いやすい書き味!

    レオナルドの14Kニブは、スチールニブと比べると柔らかめに作られておりますが
    ふにゃふにゃすることなく、しっかりめの書き味となります。

    スチールニブもそうですが、レオナルドと他のメーカーたちを比べると

    レオナルドは硬さは割と中間に位置するかもしれません。

     

    レオナルド Leonardo ペン先14K 金 ペン 書き味 

    ペン芯も、波打っており特徴的です。
    ペン芯はそのブランド価値を表すとも言われますが、こだわって作られていますね。

     

    どのブランドもそうですが、金ニブのほうが精巧に作られている感はあります。
    お値段も違いますしね。

     

    (また違う記事に書こうと思いますが、どのブランドでも金ペンのほうが精巧に作られます。
    スチールニブVS金ニブ論争というのがよくありますが、
    単に質だけで言えば金ニブのほうに軍配が上がるかと思います。)

    レオナルドのニブが変わりました。以前よりも扱いやすくなっています。詳しくは以下の記事で!

     

    太さはどれを選べばよい?

    レオナルド 書き味 万年筆 Leonardo

     

    一般的に国産にくらべて舶来品のペン先の方が1段階太いと言われています。

     

    たとえば舶来品のペン先の細字は、国産のペン先では中字の大きさです。
    それぞれのペン先のサイズで、舶来品のほうが大きくなっています。

     

    レオナルドについてもそうで、1段階下を選ぶとちょうどいいのかなと思います。

     

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること - 関連画像8

    泉くん
    パイセン、前にペリカンのEFを買ったら
    1段階どころでなく、Mくらいのことがあったんスけど…
    レオナルドもそうじゃないんスか?

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること - 関連画像9

    墨センパイ
    ペリカンのEFってフローが良いのもあいまって
    けっこう太いこともあるけど、
    レオナルドの場合は1段階下でちょうどいいと思うぞ!

     

    ペリカンの代表モデル「スーベレーン」について詳しくはこちらの記事もどうぞ。

    世界的人気を誇るペリカンの【スーベレーン】の魅力とは?

     

    しかし若干ながら、太さに個体差がありますので、
    極細が良かったり、個体差が気になる方はペン先調整オプションを付けられたらいいかなと思います!

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方や、舶来品と国産の字幅の違い、ペン先素材の違いについてはこちらの記事もあわせてどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)
    舶来万年筆と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

    ペン先調整について詳しくはこちらの記事もご覧ください。

    ペンクリニックに行こう! 〜ペン先調整するとどうなる?〜

    レオナルドの柄の個体差について

     

    この写真、ハワイを並べて撮影してみたものなのですが、柄に個体差があるのがよくわかります。

     

    レオナルド Leonardoハワイ 書き味 

     

    全部が全部、そうではないのですが、レオナルドの軸の模様はやや個体差があります。

     

    Il Duomoでは返品交換が1回までできますので、そのあたりはご安心いただきたいのですが、
    思ったような柄が再交換して来るわけではないかもしれないので、

     

    レオナルドは柄に若干の違いがある!と覚えておいていただけたらと思います。

     

    レオナルドはまだデパートなどでは見られないので、通販に頼るしかないのですが、
    どんな子が来ても可愛がってもらえたら…と万年筆屋としては思っています。

     

    レオナルドは個体差はあれど、どれも買った方をがっかりさせない綺麗さがある万年筆だ!と私としては思っております。

     

    レオナルドの万年筆まとめ

    レオナルドの万年筆についてですが、全体的に品質は安定していますし、
    ペン先の個体差も少ないように感じます!

     

    そして、そして、
    意外に?大事なのがメーカーとして世界基準のマネジメントができているか。ということです。

     

    これ、大事です。
    経営がちゃんとしていれば、安定したものが入ってくるし、
    アフターフォローもしっかりしてくれる。
    連絡も早いし納期も守る。
    そうなると、世界の代理店からの評価も上がるので、良い循環になりやすいです!

     

    レオナルドはそのへんがちゃんとしているので
    万年筆屋としても安心して販売することができ、嬉しいです。

     

    ☑美しくて
    ☑書き味が良くて
    ☑品質が安定している
    ☑ブランドとしてちゃんとしている←これ重要

     

    とあらば、イタリア万年筆界のみならず
    全世界的にこれから人気になっていくと思われるレオナルド!

     

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること - 関連画像10

    イタリアの万年筆界隈でも
    品質と対応の良さで
    評価が上がっているレオナルド!
    店長激推し!

     

    ぜひチェックしてみてくださいね!

    レオナルド以外のイタリア万年筆や、海外・国産の主要ブランドについて知りたいかたは、こちらの網羅記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

     

     

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

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  • 書き味は?サン=テグジュペリの名作「星の王子さま」の万年筆たち

    書き味は?サン=テグジュペリの名作「星の王子さま」の万年筆たち

    2018年にモンブランから発売された星の王子さまシリーズのペンたち。

     

    Il Duomoが検品してきて気づいた星の王子さまシリーズの魅力や、モデルごとの違いや書き味について、レビューしていきます!

     

    「ぼく」がヒツジを描いたのは実は万年筆だった?

    星の王子さま 万年筆

    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ル・グラン Montblanc Le Petit Prince LeGrand Fountain Pen

    みなさんは、「星の王子さま」を書いた作家サン=テグジュペリが、物語の登場人物と同じ飛行士だったことを知っていますか?

    えっ、「誰でも知っているよ」ですって?

    では、モンブランが「星の王子さま」をモチーフとして万年筆を作った理由はご存知でしょうか?

     

     1日目の夜、僕は砂の上で眠っていた。その場所は、人の住んでいるところからは、遥か遠くに離れていた。海のど真ん中、いかだで彷徨っている人よりも、ずっと独りぼっちだったと思う。だから、そのあと僕がびっくりしたのも、みんなわかってくれると思う。日が昇るころ、僕は、不思議なかわいらしい声で起こされたのだから。
    「ねぇ、ヒツジの絵を描いて!」と耳元で声がした。
    「えっ?」と僕が目をまん丸くしていると、
    「ねぇ、ぼくにヒツジの絵を描いて」とその男の子は、僕にお願いしていた。

     

    この「ぼく」であるサンテグジュペリと星の王子さまが出会い、ヒツジの絵を描いてと懇願されるシーンはあまりに有名ですが、
    実はこのヒツジ、万年筆で描かれているそうですよ。

     

    星の王子様 万年筆

    こうしてみると、たしかに万年筆らしいインクの濃淡が見て取れますね。

    そういった経緯もあり、星の王子さまシリーズが生まれたようです。

    あらためて読み直したい、星の王子さま

    Il Duomo店長、読書が好きなのですが、星の王子さまにはけっこう思い入れがあります。
    小学生、中学生のときは1年に何度も図書館で「星の王子さま」を借りていた覚えがあります。
    ファンタジーとリアル、道徳と皮肉が入り混じる星の王子さまの世界は、不思議で優しくて、とても魅力的でした。

     

    大人になった今、あらためて読むなら、装丁も大事にして読みたいところです。

    実は星の王子さまはフランス版は原画を使えなかったという事情があり、原画に近いのはアメリカ版となっています。
    岩波書店の星の王子さまは、アメリカ版を使っているそうで、よりサンテグジュペリの筆致を追うことができますよ。

     

    ▼挿絵が原著版のこちらがおすすめ(英語版もあるので注意)

    ▶ Amazonで見る

    ▼こちらは新潮文庫版。

    ▶ Amazonで見る

    ▼こちらは新訳版。私は古い言い回しが好きなので岩波の訳が好きですが、
    古い言い回しが嫌いな方はこちらがいいかも。

    ▶ Amazonで見る

    翻訳もたくさんの方の手によって様々な解釈で訳されているので、比べてみるのもいいですね。

    モンブランの星の王子様シリーズはモデルがいっぱいある

    モンブランは、文豪たちをテーマにした「作家シリーズ」から、数多くの万年筆を発表してきました。
    そして2017年、その作家シリーズに加わったのがサン=テグジュペリです。
    翌年2018年に星の王子さまシリーズが発表されました。

     

    作家シリーズのサン=テグジュペリは飛行士としての彼を忠実に再現する、男性的なデザインでしたが、
    こちらの星の王子さまシリーズは男女ともに使いやすい色合い・デザインになっています。

    ↑の動画は、その中の1つ 星の王子さま 万年筆 ソリテールクラシックです。

     

    金属軸のソリテールはデュエ・クラシックとルグランがあり、
    レジン軸にもクラシックとルグランがありますので、デザイン・サイズが間違いやすいので注意。

    ちなみにクラシックのみ、コンバーター式となっています。お気を付けを。

    (訂正:2021年10月8日現在 廃盤)

    星の王子様 万年筆

     

    軸は宇宙をイメージしたネイビーブルー

    モンブラン 星の王子さま ルグラン
    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ル・グラン Montblanc Le Petit Prince LeGrand Fountain Pen

    小惑星B612で暮らしていた星の王子さまは、星に咲くバラの花との諍いから、B612を離れて宇宙へ旅立ちました。

    王子さまは、旅の途中で、王さま、うぬぼれ男、呑み助、実業屋、地理学者など、少々厄介な大人たちと出会い、彼らとの会話を通して成長していきます。

    そんな星の王子さまを大きく包み込むのは、深遠な宇宙です。

    星の王子さまシリーズの万年筆の軸は、その宇宙をイメージした深いネイビーブルーに彩られています。

    じっと見つめていると、引き込まれてしまいそうなその色は、深遠な宇宙を表すと同時に、星巡りを通して成長していく星の王子さまの、純粋無垢な心を表しているようにも思えます。

    キャップに刻まれた王子さまとキツネの友情

    おはなしの中で、王子さまとキツネの出会いほど印象的なシーンはありません。

    王子さまは、キツネと出会い一緒に遊びたいと思いましたが、キツネはそれを断ります。

    仲良くなるという概念を持たなかった王子さまに、キツネは「つながる」ことの意味を語り、つながれば、お互いがお互いにとって特別な存在になるのだと教えてくれたのでした。

     

     

    ‘Creer des liens?’

    ‘Tu seras pour moi unique au monde.’

    「仲良くなる?」

    「君は、僕にとってこの世でただ1人の特別な人になるんだ」

     

    このフレーズは、王子さまとキツネとの友情を表す言葉として、よく知られています。

    そして嬉しいことに、星の王子さまシリーズの万年筆のキャップリングには、このフレーズが刻印され、黄色い星まであしらわれています。

    しかも、ペン先には、星の王子さまとキツネまで描かれている!

     

    モンブラン 星の王子さま

    モンブラン 星の王子さま ソリテール
    ▼ソリテールはペン先がバイカラーに!これはかわいい。
    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ソリテール ル・グラン Montblanc Le Petit Prince Solitaire LeGrand Fountain Pen

    この万年筆は、星の王子さまの世界がギュッと凝縮された唯一無二の万年筆です。

    そんな万年筆と仲良くなれれば、それは使う人にとって「この世でたった1本の特別な万年筆になる」のではないでしょうか。

    星の王子さまシリーズの4種の万年筆

    このシリーズはボールペンやローラーボールを抜いて、4種の万年筆があります。

    モンブラン 万年筆 星の王子さま 

    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ソリテール ル・グラン Montblanc Le Petit Prince Solitaire LeGrand Fountain Pen

    モンブラン 万年筆 星の王子さま 
    モンブラン マイスターシュテュック ル・プティ・プランス ソリテール ドゥエ クラシック 万年筆 星の王子さま Montblanc Le Petit Prince Solitaire DOUE’ Fountain Pen

    モンブラン 万年筆 星の王子さま 

    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ル・グラン Montblanc Le Petit Prince LeGrand Fountain Pen

    モンブラン 万年筆 星の王子さま 

    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 クラシック Montblanc Le Petit Prince Classique Fountain Pen

    検品して気付いた4モデルの違い

    ソリテールは金属軸なので重め、下ふたつはレジン軸で軽めです。

    ルグランはフローが良い柔らかな書き味。字幅は国産よりもかなり太めです。
    クラシックは字幅は国産よりは太いですが、インクフローが絞られており、やや細め、硬めの書き味となっています。

     

    ソリテールのキャップは、写真ではポストされていますが、ポストするとバランスが悪いのか、材質上スレてしまうからなのか、「ポストしないでください」と書かれた紙が入っていました。

     

    通常使いであれば普通のほうのクラシックがおすすめでしょうか。

    どっぷりした迫力ある書きぶりを楽しみたいならルグラン。

     

    どちらにせよ、デザインがすべて違うので悩ましいですね!

    アビエイターシリーズは渋いブラウンでテグジュペリの飛行服を表現

    星の王子さま アビエイター モンブラン 万年筆 星の王子さま アビエイター モンブラン 万年筆

    モンブラン 特別生産品 マイスターシュテュック ル・プティ・プランス ドゥエ ルグラン 万年筆 Montblanc Meisterstuck Le Petit Prince and Aviator Doue LeGrand FP

    2019年に発売されたアビエイターシリーズは、砂漠に降り立ったサンテグジュペリの飛行機を模しています。
    飛行士の革の服をアビエイタージャケットといいますが、そのアビエイタージャケットをイメージ。
    キャップ部は革でおおわれ、星のデザインが刻印されています。
    軸は砂漠でさまよう星の王子さまが描かれています。

    茫漠とした風景の中でふたりがであった世界観をあらわしており、前年のものと違ってこれはこれでいいですね。

    まとめ

    すでにたくさん種類が出されている星の王子さまシリーズ。

    このペンがあれば、童心にかえって「かんじんなものは目に見えないんだよ」という王子さまの言葉を思い出せそうです。

     

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