書き味は?サン=テグジュペリの名作「星の王子さま」の万年筆たち

2018年にモンブランから発売された星の王子さまシリーズのペンたち。

 

Il Duomoが検品してきて気づいた星の王子さまシリーズの魅力や、モデルごとの違いや書き味について、レビューしていきます!

 

「ぼく」がヒツジを描いたのは実は万年筆だった?

星の王子さま 万年筆

モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ル・グラン Montblanc Le Petit Prince LeGrand Fountain Pen

みなさんは、「星の王子さま」を書いた作家サン=テグジュペリが、物語の登場人物と同じ飛行士だったことを知っていますか?

えっ、「誰でも知っているよ」ですって?

では、モンブランが「星の王子さま」をモチーフとして万年筆を作った理由はご存知でしょうか?

 

 1日目の夜、僕は砂の上で眠っていた。その場所は、人の住んでいるところからは、遥か遠くに離れていた。海のど真ん中、いかだで彷徨っている人よりも、ずっと独りぼっちだったと思う。だから、そのあと僕がびっくりしたのも、みんなわかってくれると思う。日が昇るころ、僕は、不思議なかわいらしい声で起こされたのだから。
「ねぇ、ヒツジの絵を描いて!」と耳元で声がした。
「えっ?」と僕が目をまん丸くしていると、
「ねぇ、ぼくにヒツジの絵を描いて」とその男の子は、僕にお願いしていた。

 

この「ぼく」であるサンテグジュペリと星の王子さまが出会い、ヒツジの絵を描いてと懇願されるシーンはあまりに有名ですが、
実はこのヒツジ、万年筆で描かれているそうですよ。

 

星の王子様 万年筆

こうしてみると、たしかに万年筆らしいインクの濃淡が見て取れますね。

そういった経緯もあり、星の王子さまシリーズが生まれたようです。

あらためて読み直したい、星の王子さま

Il Duomo店長、読書が好きなのですが、星の王子さまにはけっこう思い入れがあります。
小学生、中学生のときは1年に何度も図書館で「星の王子さま」を借りていた覚えがあります。
ファンタジーとリアル、道徳と皮肉が入り混じる星の王子さまの世界は、不思議で優しくて、とても魅力的でした。

 

大人になった今、あらためて読むなら、装丁も大事にして読みたいところです。

実は星の王子さまはフランス版は原画を使えなかったという事情があり、原画に近いのはアメリカ版となっています。
岩波書店の星の王子さまは、アメリカ版を使っているそうで、よりサンテグジュペリの筆致を追うことができますよ。

 

▼挿絵が原著版のこちらがおすすめ(英語版もあるので注意)

▼こちらは新潮文庫版。

▼こちらは新訳版。私は古い言い回しが好きなので岩波の訳が好きですが、
古い言い回しが嫌いな方はこちらがいいかも。

翻訳もたくさんの方の手によって様々な解釈で訳されているので、比べてみるのもいいですね。

モンブランの星の王子様シリーズはモデルがいっぱいある

モンブランは、文豪たちをテーマにした「作家シリーズ」から、数多くの万年筆を発表してきました。
そして2017年、その作家シリーズに加わったのがサン=テグジュペリです。
翌年2018年に星の王子さまシリーズが発表されました。

 

作家シリーズのサン=テグジュペリは飛行士としての彼を忠実に再現する、男性的なデザインでしたが、
こちらの星の王子さまシリーズは男女ともに使いやすい色合い・デザインになっています。

↑の動画は、その中の1つ 星の王子さま 万年筆 ソリテールクラシックです。

 

金属軸のソリテールはデュエ・クラシックとルグランがあり、
レジン軸にもクラシックとルグランがありますので、デザイン・サイズが間違いやすいので注意。

ちなみにクラシックのみ、コンバーター式となっています。お気を付けを。

(訂正:2021年10月8日現在 廃盤)

星の王子様 万年筆

 

軸は宇宙をイメージしたネイビーブルー

モンブラン 星の王子さま ルグラン
モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ル・グラン Montblanc Le Petit Prince LeGrand Fountain Pen

小惑星B612で暮らしていた星の王子さまは、星に咲くバラの花との諍いから、B612を離れて宇宙へ旅立ちました。

王子さまは、旅の途中で、王さま、うぬぼれ男、呑み助、実業屋、地理学者など、少々厄介な大人たちと出会い、彼らとの会話を通して成長していきます。

そんな星の王子さまを大きく包み込むのは、深遠な宇宙です。

星の王子さまシリーズの万年筆の軸は、その宇宙をイメージした深いネイビーブルーに彩られています。

じっと見つめていると、引き込まれてしまいそうなその色は、深遠な宇宙を表すと同時に、星巡りを通して成長していく星の王子さまの、純粋無垢な心を表しているようにも思えます。

キャップに刻まれた王子さまとキツネの友情

おはなしの中で、王子さまとキツネの出会いほど印象的なシーンはありません。

王子さまは、キツネと出会い一緒に遊びたいと思いましたが、キツネはそれを断ります。

仲良くなるという概念を持たなかった王子さまに、キツネは「つながる」ことの意味を語り、つながれば、お互いがお互いにとって特別な存在になるのだと教えてくれたのでした。

 

 

'Creer des liens?'

'Tu seras pour moi unique au monde.'

「仲良くなる?」

「君は、僕にとってこの世でただ1人の特別な人になるんだ」

 

このフレーズは、王子さまとキツネとの友情を表す言葉として、よく知られています。

そして嬉しいことに、星の王子さまシリーズの万年筆のキャップリングには、このフレーズが刻印され、黄色い星まであしらわれています。

しかも、ペン先には、星の王子さまとキツネまで描かれている!

 

モンブラン 星の王子さま

モンブラン 星の王子さま ソリテール
▼ソリテールはペン先がバイカラーに!これはかわいい。
モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ソリテール ル・グラン Montblanc Le Petit Prince Solitaire LeGrand Fountain Pen

この万年筆は、星の王子さまの世界がギュッと凝縮された唯一無二の万年筆です。

そんな万年筆と仲良くなれれば、それは使う人にとって「この世でたった1本の特別な万年筆になる」のではないでしょうか。

星の王子さまシリーズの4種の万年筆

このシリーズはボールペンやローラーボールを抜いて、4種の万年筆があります。

モンブラン 万年筆 星の王子さま 

モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ソリテール ル・グラン Montblanc Le Petit Prince Solitaire LeGrand Fountain Pen

モンブラン 万年筆 星の王子さま 
モンブラン マイスターシュテュック ル・プティ・プランス ソリテール ドゥエ クラシック 万年筆 星の王子さま Montblanc Le Petit Prince Solitaire DOUE' Fountain Pen

モンブラン 万年筆 星の王子さま 

モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ル・グラン Montblanc Le Petit Prince LeGrand Fountain Pen

モンブラン 万年筆 星の王子さま 

モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 クラシック Montblanc Le Petit Prince Classique Fountain Pen

検品して気付いた4モデルの違い

ソリテールは金属軸なので重め、下ふたつはレジン軸で軽めです。

ルグランはフローが良い柔らかな書き味。字幅は国産よりもかなり太めです。
クラシックは字幅は国産よりは太いですが、インクフローが絞られており、やや細め、硬めの書き味となっています。

 

ソリテールのキャップは、写真ではポストされていますが、ポストするとバランスが悪いのか、材質上スレてしまうからなのか、「ポストしないでください」と書かれた紙が入っていました。

 

通常使いであれば普通のほうのクラシックがおすすめでしょうか。

どっぷりした迫力ある書きぶりを楽しみたいならルグラン。

 

どちらにせよ、デザインがすべて違うので悩ましいですね!

アビエイターシリーズは渋いブラウンでテグジュペリの飛行服を表現

星の王子さま アビエイター モンブラン 万年筆 星の王子さま アビエイター モンブラン 万年筆

モンブラン 特別生産品 マイスターシュテュック ル・プティ・プランス ドゥエ ルグラン 万年筆 Montblanc Meisterstuck Le Petit Prince and Aviator Doue LeGrand FP

2019年に発売されたアビエイターシリーズは、砂漠に降り立ったサンテグジュペリの飛行機を模しています。
飛行士の革の服をアビエイタージャケットといいますが、そのアビエイタージャケットをイメージ。
キャップ部は革でおおわれ、星のデザインが刻印されています。
軸は砂漠でさまよう星の王子さまが描かれています。

茫漠とした風景の中でふたりがであった世界観をあらわしており、前年のものと違ってこれはこれでいいですね。

まとめ

すでにたくさん種類が出されている星の王子さまシリーズ。

このペンがあれば、童心にかえって「かんじんなものは目に見えないんだよ」という王子さまの言葉を思い出せそうです。

 

 

 

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店長
はじめまして!Il Duomo(イル・ドゥオモ)店長の佐藤です。

私は、幼少期から絵や文学(短歌とか詩)などが好きで、文具が大好きでした。

 

大人になってからヨーロッパ文具の美しさと独特の味わいに惹かれて、万年筆の通販サイトをはじめました。

主にイタリアのペンを中心に扱っています。

 

私自身、万年筆を使い始めてから手帳に向かい合う時間が増え、いっとき辞めていた詩歌の趣味も、あらためてはじめることができました。

そんなことから、わたしは筆記で人生はもっと豊かになると信じています。

 

万年筆・ボールペンをただ販売するだけでなく、筆記でどんなことが楽しめるのか、どんな風にペンたちを使っていくのか、そんなことも発信していきたい!と思ってこのブログをやっております。

 

 

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