この記事では、ペン置きにおすすめのイル・ドゥオモオリジナル国産ヒノキ製ペンレストついて書いていきます。
イル・ドゥオモで15000円以上のペンをお買い上げいただいた方にプレゼントしていますので、
オリジナルペンレストの特徴や、アイテムができるまでのストーリーも、ぜひ知っていただければと思います!
もくじ
現在プレゼントキャンペーン中!ペンレストとは?
ただいまイル・ドゥオモでは、オリジナル国産ヒノキ製ペンレストのプレゼントキャンペーンを実施中です。
1回のご注文の総額が税込み15,000円以上の時に、ペン1本につきオリジナル木製ペンレスト1つを同封させていただいております。
(2020年12月以降のご注文が対象となります。11月までのご注文のお客様には、本革製ペンレストをお届けします)
ペンレストとは
ペンを使っているときに紙にインクが付かないように浮かせるのがペンレストの役割です。
繊細なガラスペンにもおすすめです。
繊細なペンをやさしく受け止め、大事なペンが転がり落ちて傷が付いたりするのを防ぐのにもとても便利な文房具なので、ぜひお役立てくださいね。
間伐材を利活用したイル・ドゥオモオリジナルのペンレスト
ツヤの良い東濃ヒノキを使用
イル・ドゥオモのペンレストは、東濃ヒノキを使用しており、あたたかみのある風合いが特徴となっています。
この東濃ヒノキは、ピンク色の肌でツヤが良いという他にない特徴があります。
そのため、住宅などの建築用の高級木材として使用されたり、伊勢神宮の20年ごとに行われる式年遷宮の際に外宮の用材として使われているんです!
ヒノキの香りが良く、木と手作りによるぬくもりが感じれるコンパクトなペンレストに仕上がっています。木そのままの色味が感じられる佇まいです。
間伐材を利活用した環境に優しい素材
こちらのヒノキの素材、実はIl Duomoの事務所がある地元、岐阜県恵那市笠置町の山から切り出した間伐材を利活用して生まれたものなんです。
▶恵那の森の様子
近年、日本では、戦後の復興のために大量に造られた人工林が、安価な輸入木材の増加などによって需要が下がったことから、林業が衰退し、放置された森林が環境問題になっています。
森林が手入れをされず荒廃すると、土砂災害が発生しやすくなるなど様々な問題を引き起こします。
そのため、人の手によって森林を伐採する、植える、育てる、そしてまた伐採するといった森林保全をしていかなくてはなりません。
参考:https://www.shinrin-ringyou.com/ringyou/
そこでイル・ドゥオモでも、地域的に身近な問題である森林保全に協力できたらと、間伐材を使用したノベルティづくりに挑戦することにしました。
私たちにできるSDGsに今後一層取り組んでまいります!
SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs)とは、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指します。
若手木工作家による、木を生かしたぬくもりのある仕上がり
木そのままの魅力を活かしたデザイン
ペンレストのデザインと製作は、岐阜県の2人組木工作家「猫の皿」さん(Instagram:@neco_no_sara)によるものです。
▶猫の皿のお2人(左:松丸さん 右:太田さん)
▶手作りの看板がかわいい!
猫の皿さんは、地域の材木を用いて木工品を制作している作家ユニットで、イル・ドゥオモの事務所がある岐阜県恵那市笠置町で活動されているご近所さんでもあるんです!
木の経年変化とともに、お手入れをすること楽しんでほしいと、木という素材そのままの魅力を感じられる作品作りをされています。
▶香りの良いヒノキの器
▶木工でノコをかけるときに出る廃材を利用して、絵画のようなアーティスティックな作品も精力的につくる オンラインショップでも購入可能
▶伐採された生の桜の木を使ったお洒落なランプシェード
イル・ドゥオモとしても、そうしたお2人のものづくりの想いに共感し、この度ペンレストの制作をお願いすることになりました。
私も大変気に入っているこちらのペンレスト、そのこだわりをやお手入れ方法を作家さん本人にインタビューしてきました!
Q.使いやすさなど機能面で工夫したポイントは?
ペンレストに触れたときのしっとりした手触りにこだわりました。
手作業で一個一個丁寧にやすりをかけ、くるみオイルを塗り込むことによって、ほどよいしっとり感を出し、心地良い木の手触りに仕上げました。
木材に着色はしていませんが、オイルで深みのある色に変わり、艶も生まれています。
▶左:やすりをかける前 右:やすりをかけ、くるみオイルでコーティングした後
▶このくるみオイル、塗っている間に美味しそうな香りがするのでお2人もお気にいりなんだとか。
(完成したペンレストはほとんどくるみオイルの香りはしません)
Q.デザイン、形状など見た目でこだわったポイントは?
木の節目や木目もデザインとして活用したことです。
間伐材だと必ずしも節がなく、木目がまっすぐな良い木材ばかりではありません。
ですが、そうした節目なども木の魅力だと考えているので、あえてペンレストには節があったり、木目が崩れたりしている部分を残して、
木の性質を生かしたデザインとして楽しんでもらえるように制作をしました。
形状もイル・ドゥオモの店長さんと相談しながら決めていき、最終的に決まった木目が綺麗にでるシンプルなものにしています。
Q.長く使うためのお手入れはどうすればいい?
時間が経つにつれ、コーティングしたオイルが減ったり、インクや手の汚れが付いてくるかと思います。
そのときは、やすりで削って、オリーブオイルなどをティッシュに含ませたもので塗り直すと長持ちさせることができますよ。
手入れをするのも木工製品の楽しみなので、よかったら試してみてくださいね。
Q.素材に地域の木材を使う理由は?
▶猫の皿の工房の前には、伐採した木材が地元の人から届けられていた
普段から身近にある地域の材を使って制作をしているのですが、今回のペンレストも笠置町の山で採れた間伐材の丸太から作りました。
こうした素材を使っているのも、僕たちが作品を作ることが、山を守ることに繋がったらいいなと思っているからなんです。
僕たちみたいな作り手が、地域で余った木材を製品化して活用ができれば、間伐も進んで、森林保全の後押しができるんじゃないかと考えています。
▶地元のヒノキを利用して、お椀をつくっている様子。ここから旋盤にかけられてなかがくりぬかれる
今はまだできることは少ないけれど、いつか山の恵みで作品づくりをすることが、山に還元できるようになれたらいいなと思います。
オリジナル木製ペンレストのまとめ
オシャレな見た目や機能性だけでなく、環境に良い素材にもこだわったイル・ドゥオモオリジナル国産ヒノキ製ペンレスト。
・イル・ドゥオモでお買い上げいただいた方にプレゼント
・ペンが転がり落ちるのを防いでくれる
・高級木材、東濃ヒノキのあたたかみのある風合い
・森林保全のため間伐材を利活用
・木工作家によるぬくもりある仕上がり
と、大切なペンを置くのにぴったりです。
ぜひ使ってみてくださいね!