万年筆で 読書記録のススメ

読書記録のススメ

こんにちは、三度の飯より本とペンが好き?なIl Duomoの店長佐藤です。

 

さて、蝉の声もちいさくなり、涼しくなってきました。

読書の秋、といいますが由来は古く漢詩の
「時秋積雨霽 新涼入郊墟 燈火稍可親 簡編可卷舒」 
という一節から来ているとされています。

 

時秋にして積雨霽(は)れ
新涼 郊墟に入る
燈火稍(ようや)く親しむべく
簡編 卷舒(けんじょ)すべし
(韓愈の書いた符読書城南詩より)

 

 

秋になって涼しくなってきたので、良い季節だから書物に親しみ学問に励みなさい、という
息子に学問をすすめる詩なのです。

 

実際に夏は蒸し暑く勉強する気も起こりにくいかもしれません。
涼しくなってくるとせわしい日々も少し落ち着き、
本でも開こうかという気持ちも湧いてくるのではないでしょうか。

 

 

実際に読書記録を書いてみました。

「シェルコレクター」という本なので、貝を添えてみました。

万年筆で読書記録

詩や純文学などであれば、読書をした感動や、心の動きを…あるいは心惹かれる一文を、
引用したりして書いておけば
後でノートを見返すと心の動きが蘇りますし、
読書記録を貯めるうちに「自分はこういうところに感動しやすいな、こういう文章が好きだな」
などがわかるかもしれません。

 

万年筆で読書記録

実用書であれば、メソッドや気付き、ポイントを
しっかりとノートに書き留めることによって、
もう一度頭の中が整理されます。
さらには実用書であれば、実生活でやることまでに落とし込むことも可能かもしれません。

 

万年筆で書くと、インクの色を分けたり、本のイメージでインクを選んだり…
インクだまりのグラデーションを楽しんだり♩
何をしてもわくわくさせてくれそうです。

 

読書記録と語彙ノート

実はこの画像↑は昨年の秋のもので…

いま、実際に運用している「読書記録ノート」は
このように綺麗に書いていません笑。

(学生時代、板書が綺麗なタイプではなく、とにかく書きなぐる人だったので…読書記録については書く速さと量を重視しています。)

 

また別のブログで書きますが
わたしは「読書記録」と「語彙ノート」と一緒にしています。

読書記録はあらすじとか概要、気づきを書きます。

同時に、「この著者の言い回し、いいなあ!」とか「この文章構成すごいなあ」とか「この単語ってなんだっけ」というような
文章力に直結するようなことは、読書記録とは別のページに書いています。
でも同じバインダー内に書き込んでいます。

分けてもいいかなと思ったのですが、
同じ本からの抜粋もあるかな~と思って、同じ次元に書き込んでいます。

読書記録を万年筆で

はい。こちらは須賀敦子さん「塩一トンの読書」

と、アウロラ デゼルトさん。

須賀敦子さんの読書記録、書評、翻訳の裏側…などがエッセイになっています。

エッセイストの先駆けといっても過言ではない須賀敦子さん、やはり書評もハッとする言い回しが多くて恐れ入ります。

 

だいたい2Pか4Pくらいにわたって一冊の本を記録します。

読書記録を万年筆で
ライアル・ワトソン「アフリカの白い呪術師」
(なんだか怪しいタイトルですが、民俗学のドキュメンタリー、と言ったらいいのかな…
現代はLightning Birdというもので、邦題がちょっとエンタメに振っている感じでしょうか。
ほんとうにおもしろいです。名著だと思うのですがもう刷られていません。)

というわけで、あんまり綺麗なノートではありませんが
参考までに。

 

 

読書記録を万年筆で

手帳と雑記用ノートは別にあるのと

読書記録&語彙ノート用バインダーは仮運用中なのでかんたんにAmazonでポチりました。

こちら→ バインダーノート A5  6穴 システム手帳

これに、LIFEのA5方眼6穴を入れて使っています。

最近はA5がちょうどよく、持ち歩きにも便利なので好きです。

そんなわけで、いま運用しているノート類は3冊。
バイブルサイズの手帳兼モーニングノート(バイブルサイズLIFE6穴)と、
気づきやアイデアをしたためるバインダー(ファイロファックスのクリップブック+A5LIFE6穴
と、この読書記録バインダーですね。

紆余曲折ありましたが…
いまはこれでかなり落ち着いています。このままの運用方法で使い続けたい。

 

読書記録を万年筆で

読み終わったけど読書記録待ちのかたがた(本)も、記録されることを待ちわびていますね…。

どれも、読みごたえがあったので読書記録をきちんとつけて知識を血肉にしていきたいところ。

 

せっかくなので、ここ最近で読んだ本をずらっと羅列してしまいます。

志村ふくみ 晩祷―リルケを読む

人類の地平から―生きること死ぬこと 川田順造

働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話 松村 圭一郎 (編集), コクヨ野外学習センター

宮脇昭、果てなき闘い 魂の森を行け-新版- 一志 治夫

ヤマケイ文庫 大地の五億年 せめぎあう土と生き物たち 藤井 一至

死んだらどうなるのか?――死生観をめぐる6つの哲学 伊佐敷 隆弘

文にあたる  牟田 都子

本が語ること、語らせること 青木海青子 (著), 青木真兵 (著)

本を買う量に、読む速さがついていきません(涙)。
でも、万年筆もそうですが、本も気づくと絶版になっていたりするので、はやくお迎えしてあげないとね!←

読書記録を万年筆で

読書と、書くことが好きなわたくしなので

こういうブログを書いていると、楽しくって時間がどんどん過ぎていく…!

 

万年筆で書くと、ノーストレスで書くことができますし、
読書記録の時間もとても特別なものへと変化させてくれます。

 

できることならば、部屋を掃除して、綺麗な状態で身も心も清めて、ほうじ茶を飲みながら…静かに書きたい読書記録。

なかなかそこまではわたしもできないのですが、心を落ち着かせるルーティンとしてこれからも続けていきたいなと思う今日この頃でした。

 

読書記録のおともを探したいかたは、ぜひIl Duomoをのぞいてみてくださいね♩

 

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店長
はじめまして!Il Duomo(イル・ドゥオモ)店長の佐藤です。

私は、幼少期から絵や文学(短歌とか詩)などが好きで、文具が大好きでした。

 

大人になってからヨーロッパ文具の美しさと独特の味わいに惹かれて、万年筆の通販サイトをはじめました。

主にイタリアのペンを中心に扱っています。

 

私自身、万年筆を使い始めてから手帳に向かい合う時間が増え、いっとき辞めていた詩歌の趣味も、あらためてはじめることができました。

そんなことから、わたしは筆記で人生はもっと豊かになると信じています。

 

万年筆・ボールペンをただ販売するだけでなく、筆記でどんなことが楽しめるのか、どんな風にペンたちを使っていくのか、そんなことも発信していきたい!と思ってこのブログをやっております。

 

 

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