カテゴリー: イタリア万年筆ハック

Il Duomoのイタリア駐在スタッフが、イタリアやヨーロッパのの万年筆・文具事情をアップ・トゥ・デイトであなたにシェアするコーナー。

  • ローラーボールペンとは?万年筆・ボールペンとの違いと選び方|高級イタリアブランドも紹介

    ローラーボールペンとは?まずは基本から

    こんにちは、Il Duomoの佐藤です。

    当店では万年筆を多く扱っておりますが、
    「万年筆は気になるけれど、普段使いにはもう少し気軽なものがいい」
    というお声をいただくことも少なくありません。

    そんなときにご案内したいのがローラーボールペンです。
    今回は、ローラーボールとはどんな筆記具なのか、ボールペンや万年筆との違い、
    そして選ぶときのポイントを、あらためて整理してみたいと思います。

     

    ローラーボールは「水性インクのボールペン」

    ローラーボールペンは、ボールペンと同じくペン先の小さなボールが回転してインクを紙へ運ぶ仕組みです。
    大きく違うのはインクの種類で、ローラーボールには水性インクが使われています。

    一般的な油性ボールペンが「軽い力でもしっかり書ける反面、少しかすれやすい」のに対して、
    水性のローラーボールは、インクの伸びがよく、なめらかで濃い線が引けるのが特徴です。
    書いた瞬間の「すっと走る感覚」は、油性ボールペンとはまた違った心地よさがあるかと思います。

     

    万年筆との違い ― 書き味は近く、扱いはより手軽に

    ローラーボールがよく「万年筆の入り口」としてご紹介されるのは、
    そのなめらかな書き味が万年筆に近いからです。

    万年筆はペン先(ニブ)が紙に触れてインクが流れる構造のため、
    独特のしなりや字幅の表情が楽しめますが、その分インクの補充やお手入れといった
    お付き合いも必要になります。

    ローラーボールは、多くのモデルでカートリッジやリフィルを差し替えるだけで使え、
    キャップやノックを開ければすぐに書き出せる手軽さがあります。
    「万年筆の書き味に近い感覚を、もっと気軽に味わいたい」という方には、
    ちょうどよい選択肢になるかと思います。

    万年筆そのものとの違いをより詳しく知りたい方は、
    ビスコンティの筆記具一覧などで、
    同じデザインの万年筆・ローラーボールを見比べてみるのもおすすめです。

     

    ローラーボールのメリットとデメリット

    選ぶ前に、特徴を簡単に整理しておきます。

    メリット
    ・水性インクならではのなめらかで濃い書き味
    ・万年筆に近い感覚を、より手軽に楽しめる
    ・キャップ式・回転式など、上質なボディデザインのモデルが多い

    デメリット
    ・油性ボールペンに比べるとインクの消費はやや早め
    ・水性のため、紙によってはにじみやすいことがある
    ・複写伝票など、強い筆圧が必要な用途には不向き

    普段の手帳やノート、手紙やメッセージカードなど、
    「文字を書く時間そのものを楽しみたい」場面で力を発揮してくれる筆記具かと思います。

     

    せっかくなら、長く付き合える一本を

    ローラーボールは、コンビニで手に入る手軽なものから、
    一生ものとして選べる高級モデルまで、幅広く展開されています。

    当店Il Duomoでは、イタリアを中心とした高級筆記具ブランドのローラーボールを取り扱っております。
    同じブランド・同じシリーズで万年筆とローラーボールが揃うことも多く、
    「書斎では万年筆、持ち歩きにはローラーボール」といった楽しみ方もしていただけます。

    たとえば、独創的なデザインで人気の
    ビスコンティ ホモサピエンス フル デモ ローラーボールや、
    名画をモチーフにした
    ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション ローラーボールなどは、
    書く道具でありながら、手元に置く喜びも感じられる一本です。

    ビスコンティ ホモサピエンス フル デモ ローラーボール

    ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション ジャガイモを食べる人々 ローラーボール

    そのほか、デルタピネイダーといったブランドにも、
    万年筆と並ぶ魅力的なローラーボールが揃っています。

     

    ブランドで選ぶ高級ローラーボール

    ローラーボールは万年筆メーカー各社が展開しており、同じ水性の書き味でもブランドごとに個性があります。

    ビスコンティのローラーボール

    ビスコンティはイタリア・フィレンツェの高級筆記具ブランド。万年筆で知られますが、同じデザイン言語のローラーボール/ボールペンも展開しています。詳しくはビスコンティ完全ガイドをご覧ください。

    モンテグラッパのローラーボール

    モンテグラッパはイタリア最古級の筆記具ブランドで、重厚なデザインが特徴。ローラーボールも上質な一本を探す方に人気です。

    イタリアブランド全体の選び方はイタリア万年筆のおすすめブランド、軸ごとの違いはドルチェビータ万年筆の比較も参考にしてください。

    まとめ

    ローラーボールペンは、水性インクのなめらかな書き味と、
    万年筆に近い感覚を手軽に楽しめる、ちょうどよい立ち位置の筆記具です。

    はじめての上質な一本としても、万年筆と使い分ける二本目としても、
    きっと毎日の「書く時間」を豊かにしてくれるかと思います。

    気になるモデルがありましたら、ぜひ一度手に取ってみてください。
    書き味のお問い合わせやご相談も、お気軽にお寄せいただければ幸いです。

  • イタリア万年筆のおすすめブランド・メーカー|ビスコンティとアウロラを徹底比較

    イタリア万年筆界の二大巨頭ビスコンティ(Visconti)とアウロラ(Aurora)。どちらもイタリア製高級万年筆を代表するブランドですが、その個性や書き味は対照的です。「次の一本はビスコンティかアウロラか、迷っている」── そんな方に向けて、両ブランドを歴史・代表モデル・ニブ・書き味・デザイン・価格帯の6軸で徹底比較します。

    本記事で紹介する万年筆はすべて、両ブランドの国内正規取扱店Il Duomo(イル・ドゥオモ)で取り扱っています。専門スタッフによるインク通し・書き味チェック・検品済みで安心です。

    ブランド比較 ― 創業の歴史と哲学

    項目 ビスコンティ(Visconti) アウロラ(Aurora)
    創業年 1988年 1919年(100年以上の歴史)
    拠点 フィレンツェ(イタリア中部) トリノ(イタリア北部)
    創業者 ダンテ・デル・ヴェッキオ / ルイジ・ポーリ イザイア・レヴィ
    ブランド哲学 革新的素材・芸術との融合 古典美・伝統技術の継承
    象徴的素材 火山岩(ホモサピエンス)・フォージドカーボン レジン・セルロイド・自社製造金ニブ

    アウロラは1919年創業、イタリア万年筆ブランドの中で最古参の一つです。トリノに本社を構え、王室御用達としての歴史も持ち、「イタリア万年筆の正統派」と評価されています。一方ビスコンティは1988年創業の新興ながら、革新的素材と芸術性で世界を席巻、いまや高級万年筆の象徴的ブランドの一つに成長しました。

    古典 vs 革新 ── これが両ブランドの一番大きな違いです。

    代表モデル比較

    フラッグシップ:ビスコンティ「ホモサピエンス」 vs アウロラ「88」

    ビスコンティ ホモサピエンスは、エトナ火山の溶岩を素材に使った前例のないモデル。マット質感と独特の重量感が特徴で、ビスコンティの象徴です。

    対するアウロラ 88は、1947年に初代モデルが登場した伝説的シリーズ。シンプルで上品なブラックボディと18Kゴールドニブで、「クラシックな万年筆の王道」を体現しています。

    エントリー:ビスコンティ「ミラージュ・ミュトス」 vs アウロラ「イプシロン」

    両ブランドのエントリーラインを比較。ビスコンティ ミラージュ・ミュトスは宝石やギリシャ神話の神々をテーマにしたカラフルなレジンモデル。一方アウロラ イプシロンは1989年登場のロングセラー、シンプルなデザインで万年筆入門に最適です。

    限定生産品:ビスコンティ「コメディア・ヴァンゴッホ」 vs アウロラ「大陸シリーズ」

    ビスコンティの限定品は、ダンテ「神曲」(コメディア)、ゴッホの絵画(ヴァンゴッホ)など、文学・美術モチーフが多いのが特徴。

    対するアウロラの限定品は、世界の大陸(エウロパ、アフリカ、アジア…)や、イタリアの古地図(マッパ・アンティーカ)、神話的旅行記(イル・ヴィアッジョ・セグレト)など、地理・歴史モチーフが中心です。

    ニブ・書き味比較 ― 両ブランドの最大の個性

    ビスコンティ アウロラ
    ニブ製造 外部調達(ボック社等)+独自技術 自社製造(イタリア国内唯一)
    ニブ素材 14K / 18K / スチール 14K / 18K / スチール
    特徴技術 スマートタッチ(角度の幅を許容) 独特のフィードバック(紙の感触ダイレクト)
    書き味の傾向 しなり強め・なめらか カリカリ感あり・コントロール良好
    初心者向け ◯(角度許容で握り癖選ばない) △(ややクセあり、慣れが必要)
    万年筆ファン向け ◎(熟練者には熱狂的ファン多い)

    アウロラのニブはイタリア国内で唯一、自社製造している貴重な存在です。これがアウロラ独自の書き味を生み出しています。一方ビスコンティはボック社等のニブをベースに独自技術を加えており、近年「スマートタッチ」で書き味の柔軟性を高めています。

    書き味の個性で言うと:

    • ビスコンティ: しなりとなめらかさを楽しむ、「書き味は柔らかい方が好き」な方に
    • アウロラ: フィードバック(紙の凹凸を感じる感触)を楽しむ、「書いている実感が欲しい」方に

    デザイン傾向 ― マット質感 vs 古典的光沢

    ビスコンティは素材で個性を出すブランド。火山岩のマットな質感、フォージドカーボンの織り目、ゴッホの絵画から抽出した発色 ── 触感と視覚の両方で印象的です。

    アウロラはクラシカルなブラックボディが多く、上品な光沢とエレガントなトリム(金具)が特徴。ビジネスシーンや格式の高い場面で違和感のないデザイン哲学です。

    価格帯比較

    価格帯 ビスコンティ アウロラ
    〜3万円 ミラージュ・ミュトス(スチール) イプシロン(スチール)
    3〜7万円 ミュトス上位・レンブラント イプシロン上位・スタジオーネ
    7〜15万円 ホモサピエンス・ヴァンゴッホ 88・タレンタム・オプティマ
    15万円〜 ディヴィーナ オーバーサイズ・コメディア 大陸シリーズ・マッパ・アンティーカ

    同じ価格帯でも、ブランドの個性で選択肢が大きく変わります。エントリー帯でも書き味とデザインの志向で選ぶブランドが決まりやすいでしょう。

    どちらを選ぶべき? ― シーン別おすすめ

    ビジネス・フォーマルシーン → アウロラ

    上品なブラックボディと自社製ニブの安定感。ビジネス手帳・契約書のサイン・フォーマルな場での筆記に最適。アウロラ 88やイプシロンが定番です。

    個性派・芸術志向 → ビスコンティ

    火山岩素材、画家オマージュ、限定生産品。「他人と違う一本」が欲しい方、芸術や美術が好きな方に。ホモサピエンスやヴァンゴッホコレクションが代表。

    万年筆入門 → どちらも◯、ただし方向性で選ぶ

    • 柔らかい書き味重視 → ビスコンティ ミラージュ・ミュトス
    • クラシカルな安心感 → アウロラ イプシロン

    コレクション目的 → 両方持つのが正解

    本格的な万年筆コレクターは「ビスコンティの素材革新」と「アウロラの伝統技術」を両方所有することが多いです。それぞれが補完し合う関係。

    よくある質問(FAQ)

    ビスコンティとアウロラ、書き味どっちが滑らか?

    一般的にはビスコンティの方がしなりがあり滑らかな書き味、アウロラはコントロール感が強くフィードバックがあります。ただし個体差・ニブ素材・調整状態でも変わるため、可能であれば試し書きをおすすめします。

    ニブの修理・調整はどちらが受けやすい?

    両ブランドとも正規取扱店経由でメーカー対応可能です。Il Duomoでは両ブランドの調整・修理対応もしているので、購入後のサポートも安心です。

    アウロラのインクとビスコンティのインク、互換性は?

    カートリッジは規格(欧州標準)が異なる場合があるため、専用カートリッジ使用が基本です。ボトルインクはどちらのブランドのインクでも問題なく使用できます。

    結局、最初の一本はどちらがいい?

    「迷ったら好きな方の見た目で選ぶ」が正解。実物を握って書いてみるのが一番ですが、デザインの直感が長く愛用する決め手になります。Il Duomoの実店舗(入間市)でも試し書き可能です。

    まとめ ― イタリア万年筆の二大巨頭、それぞれの世界を楽しむ

    ビスコンティとアウロラは、どちらもイタリア万年筆を代表する素晴らしいブランドです。革新と伝統、マットと光沢、素材と古典 ── 対照的な個性が、両ブランドの魅力でもあります。

    「次の一本」を考えているなら、本記事の比較を参考に、ご自身のライフスタイルや書き方の好みに合った一本を選んでください。両ブランドの主要モデルはすべて、ヨーロッパ高級万年筆正規取扱店Il Duomo(イル・ドゥオモ)でお求めいただけます。

    ▶ Il Duomo でビスコンティとアウロラの商品を比較する

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  • ビスコンティ完全ガイド ― イタリア万年筆の革新者と代表シリーズ徹底解説

    イタリア・フィレンツェ生まれのビスコンティ(Visconti)は、1988年の創業以来、革新的な素材と古典的な美意識を融合させた万年筆で世界中の万年筆愛好家を魅了し続けてきました。火山岩マグマ素材を使った「ホモサピエンス」、画家ゴッホの絵から色彩を抽出した「ヴァンゴッホコレクション」、ダンテ「神曲」をモチーフにした限定生産品「コメディア」など、ビスコンティの万年筆はどれも単なる筆記具ではなく、芸術品としての存在感を放ちます。

    本記事では、ビスコンティのブランドストーリーから代表シリーズ・技術・価格帯・選び方まで、初心者から上級者まで役立つ完全ガイドをお届けします。記事中で紹介する商品はすべて、ビスコンティ国内正規取扱店Il Duomo(イル・ドゥオモ)でお求めいただけます。

    ビスコンティとは ― イタリア万年筆の革新者

    ビスコンティは、1988年にダンテ・デル・ヴェッキオ(Dante Del Vecchio)とルイジ・ポーリ(Luigi Poli)の2人によってイタリア・フィレンツェで設立されました。創業当時から「過去を尊敬しつつ未来を切り拓く」というブランド哲学を掲げ、伝統的なセルロイドやレジン素材だけでなく、火山岩・ロックブロンズ・フォージドカーボンなど、万年筆業界で前例のない素材を次々に開発・採用してきました。

    とくに有名なのが、2007年に発表された「ホモサピエンス」シリーズ。エトナ火山の溶岩から作られたバサルティック・ラヴァ素材は、世界の万年筆愛好家に衝撃を与え、ビスコンティの代名詞となりました。また、画家ゴッホの絵画から色を抽出するヴァンゴッホコレクション、ダンテ「神曲」三部作をモチーフにしたコメディア限定生産シリーズなど、文化・芸術との結びつきも深いブランドです。

    ビスコンティの代表シリーズ ― 6つの顔

    1. ホモサピエンス(Homo Sapiens)― 火山の力強さ

    エトナ火山の溶岩(バサルティック・ラヴァ)を樹脂と混合した素材で作られた、ビスコンティを代表するシリーズ。マットな質感と独特の重量感、手に吸い付くような握り心地が特徴です。「ブロンズ」「ラヴァカラー」「クリスタルドリーム」など複数のバリエーションがあり、オーバーサイズモデルは存在感抜群。

    2. ヴァンゴッホコレクション ― 画家の絵筆を握るような

    画家フィンセント・ファン・ゴッホの代表作から色彩を抽出し、レジン素材に再現したコレクション。「星月夜」「ひまわり」「カラスのいる麦畑」「夜のカフェテラス」「刈り込まれた柳」「花咲く桃の木」など、絵画タイトルがそのままモデル名になっています。万年筆ファンだけでなく、美術ファンからも人気が高いシリーズです。

    3. ミラージュ / ミュトス ― ビスコンティのエントリー

    ビスコンティの中でも入手しやすい価格帯のシリーズ。レジン素材を使い、「コーラル」「アンバー」「エメラルド」「オーロラ」など宝石をイメージしたカラーリングが魅力。後継ライン「ミュトス」はギリシャ神話の神々(アポロン、ハデス、アテナ、デメテル)をモチーフにしたカラーバリエーションが特徴で、ビスコンティ入門におすすめです。

    4. ディヴィーナ(Divina)― 黄金比のフラッグシップ

    古代ギリシャの「黄金比(1:1.618)」を取り入れた、ビスコンティのフラッグシップモデル。螺旋状の彫りが入った独特のグリップ形状で、エレガントかつクラシカルな印象。オーバーサイズモデルは存在感が圧倒的です。

    5. コメディア(Comedia)― ダンテ「神曲」三部作

    ダンテ・アリギエーリの叙事詩「神曲」三部作(地獄篇=Inferno、煉獄篇=Purgatorio、天国篇=Paradiso)をモチーフにした限定生産シリーズ。それぞれの世界観を表現したカラーリングと装飾が施され、コレクター垂涎の的です。

    6. レンブラント(Rembrandt)― クラシカルなエントリー

    オランダの画家レンブラントの名を冠した、クラシカルなデザインのシリーズ。レッド・ブルー・ホワイトなどシンプルなカラーで、ビジネスシーンでも違和感なく使えます。

    ビスコンティの技術・特徴

    スマートタッチペン先 ― 滑らかな書き味の秘密

    ビスコンティ独自の「スマートタッチ(Smartouch)」テクノロジー。ニブの内部構造を工夫することで、紙に当たる角度に幅をもたせ、書く人の握り癖を選ばないのが特徴です。14K・18K・スチールの3種類が用意されており、好みや予算に応じて選べます。

    パワーフィラー ― ボトルインク派に

    ホモサピエンス・ヴァンゴッホ・コメディアなど多くの上位モデルが採用する独自吸入機構。一回の吸入で大容量のインクを保持でき、ボトルインク派の方に最適です。

    マイペンシステム ― 自分だけの一本に

    ビスコンティのキャップ上部に、誕生石やシルバー・ゴールドプレートを埋め込み、自分だけのカスタマイズができる「マイペンシステム」。プレゼントや記念日の特別な一本にぴったりです。

    価格帯別おすすめ ― 予算で選ぶビスコンティ

    価格帯 シリーズ 特徴
    〜3万円 ミラージュ / ミュトス / レンブラント ビスコンティ入門、スチールニブ中心
    3〜7万円 ミュトス上位、ホモサピエンス エントリー 14Kニブ選択肢登場、書き味格上げ
    7〜15万円 ホモサピエンス、ヴァンゴッホコレクション ビスコンティの真骨頂、所有満足度高
    15万円〜 ディヴィーナ オーバーサイズ、コメディア、限定生産品 コレクターズアイテム、芸術品の領域

    ビスコンティを購入する際の注意点

    個体差はイタリア万年筆らしさの一部

    ビスコンティを含むイタリア万年筆は、ニブの個体差や微妙な書き味の違いが「らしさ」として受け入れられています。日本製のような均一性とは違う、職人の手仕事の温かみを楽しむのが正解です。気になる方は、購入前に専門店で実際に試し書きすることをおすすめします。

    インクとの相性

    ビスコンティ純正インクが基本ですが、他社インクとの相性も良好です。ただし、長期間使わない場合はインクを抜いて保管し、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

    正規取扱店で購入する安心感

    ビスコンティの限定生産品は、転売市場で高額取引されることもありますが、メーカー保証や調整サービスを受けるためには正規取扱店での購入が確実です。Il Duomoは長年ビスコンティを取り扱ってきた専門店で、専門スタッフがインク通し・書き味チェック・検品を行ってから発送するため、安心してお求めいただけます。

    よくある質問(FAQ)

    ビスコンティのペン先は硬い?軟らかい?

    14K・18Kニブは比較的しなりがあり柔らかめの書き味、スチールニブはしっかりとした硬めの書き味です。書き味の好みでニブ素材を選ぶのがコツです。

    ホモサピエンスは普通の万年筆と違うって本当?

    本当です。火山岩素材は通常のレジンよりも重く、手に持った時の独特の存在感があります。一般的な万年筆と比べてやや重いため、長時間の筆記には握力に配慮した持ち方がおすすめです。

    限定生産品はどこで買えますか?

    限定生産品は流通量が限られており、正規取扱店でも入荷次第完売することが多いです。Il Duomoでは限定生産品の取り扱いがあり、最新の入荷状況は商品ページでご確認いただけます。

    メンテナンスはどうすれば?

    使用後はインクを抜いて中性洗剤で軽く洗浄し、乾燥させて保管します。長期間使わない場合は特にこの手順が重要です。専門店で定期メンテナンスを受けることもおすすめします。

    まとめ ― ビスコンティはイタリア万年筆の頂点

    ビスコンティは、革新的な素材と職人技、芸術との結びつきを兼ね備えた、イタリア万年筆を代表するブランドです。エントリーモデルのミラージュ・ミュトスから、フラッグシップのディヴィーナ・コメディア、火山岩素材のホモサピエンスまで、ライフスタイルや予算に合わせて選べる幅広いラインナップが魅力です。

    本記事で紹介したビスコンティの万年筆はすべて、ビスコンティ国内正規取扱店Il Duomo(イル・ドゥオモ)でお求めいただけます。専門スタッフによるインク通し・書き味チェック・検品済みで、安心してお受け取りいただけます。お問い合わせもお気軽にどうぞ。

    ▶ ビスコンティ正規取扱店 Il Duomo で商品を見る

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  • DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します | 旧デルタの時との違いも

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します | 旧デルタの時との違いも

    こんにちは、万年筆のネットショップIl Duomoの店長・佐藤です。

     

    デルタのドルチェヴィータDVについて、よくお問い合わせをいただくことがありますので
    まとめてたいと思います。

    デルタ DV オリジナルミディアムサイズ 万年筆 (スチールニブ/シルバートリム) Delta DV Original Mid-Size Fountain Pen

     

    とくあるご質問としては

    「2018年以前のデルタとはどう違うの?」

    「プレミアとか、ミッドサイズとか、いろいろとモデルが増えているけど、どこが違うの?」

    「モデルの違いによる書き味の違いはある?」

    「以前のデルタのミッドサイズ、現在のデルタのミッドサイズの違いは?」

    「書き味はどう変わった?」

    など。

    こんなにラインナップが多いのですから、悩みますよね。ぱっと見同じに見えますし。

    ドルチェヴィータ ラインナップ デルタ スクリーンショット

    ひとつひとつご説明していこうと思います。

    デルタの特徴

     

    まずデルタについて

     

    デルタ(DELTA)はもともと1982年ナポリ創業のペンブランドです。

    美しいレジンと、南イタリアの伝統職人アルチザンによる手仕事感の残るナポリらしいペンづくりをして

    世界中で人気を博しました。

    1994年にナポリで開催されたG7サミットではデルタの万年筆が調印式に使われ、その名を知らしめました。

    特にオレンジと黒のかけあわせがいかにもナポリらしい、名前もジューシーなドルチェヴィータ(甘い生活という意味)シリーズは

    日本では小説や映画の影響もあり、人気になりました。

    しかし2017年~18年にかけて色々とあって休業。

    創業者は複数人いましたが、ひとりはレオナルド・オフィチーナ・イタリアーナを新たに創業。

    デルタの中心人物ニノ・マリノ氏はネットゥーノやマイオーラの経営を通して、デルタ再開の機を狙っていたようです。

    2022年、満を持して本格的に再始動。ニノ・マリノ氏が代表をつとめるマイオーラの工場の別ブランドラインとして、動いています。

    マイオーラ・レオナルド・デルタの違いについて詳しくはこちらをご覧ください。

    【ドルチェヴィータ軸の比較】マイオーラ・ミト・オリジンとレオナルド・DNA、デルタ・DVのちがい

    マイオーラとデルタは、似ていますがマイオーラのほうがでっぷりとした軸のほうが多く、デルタは以前のデルタにかなり近いデザインです。

    レオナルドの特徴やおすすめモデルについてはこちらの記事をどうぞ。

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること

    いま出ているDV(ドルチェヴィータ)シリーズの、モデル違いについて

    DVプレミア |スチールニブ/14Kニブ選べる

    デルタ DVpremiere両用式 プレミア

    デルタ DVpremiereピストン式 プレミア

     

     

    DVオリジナルミディアム(両用式)|スチールニブ/14Kニブ選べる

    デルタ DVミッドサイズ スチール 両用式

    DVオリジナルミディアム(ピストン)|スチールニブ/14Kニブ選べる

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します | 旧デルタの時との違いも

    DVオーバーサイズ |18Kニブ

    デルタ DVオーバーサイズ

    ライトバランス DV |スチールニブ/14Kニブ選べる

    ライトバランス デルタ 14K

    一番最初に出たのがプレミア。その後ライトバランスが出て、オリジナルミディアム、最近(2023年末)オーバーサイズが発売されました。

    それぞれの違い

    プレミアとオリジナルミディアムの違いですが、デザイン全体の違いとなります。
    プレミアはキャップ・尻軸が円錐形です。キャップリングデザインも違います。

    デルタ DV ドルチェヴィータ 万年筆

     

    特にキャップリングはオレンジレジンで贅沢に挟まれており、いまにもプレミア!という感じのたたずまい。

    オリジナルミディアムとプレミアを比較すると、オリジナルミディアムサイズのほうが太めで短く、でっぷりとしたデザインとなっています。

    プレミアはややすっきりとしたデザインですが、軸が長めです。

    ニブはどちらも同じものを使用しています。以前のデルタ ドルチェヴィータ ミディアムオリジナルに近いのはやはりオリジナルミディアム

    ライトバランスは、他にも各種色があるなかでドルチェヴィータカラーのオレンジ色を出してくれた、という文脈なので
    他とは比較対象にはならないかもしれませんが、細め軸・すっきりとしたデザインで、ライトバランスという重りのある機構はおもしろいです。
    首軸がくびれていて、持つところとしてはやはり一番細いです。
    キャップリングが上のほうにあるのも特徴ですね。

    オーバーサイズは旧デルタのオーバーサイズを復刻したものと思われ、かなり大きいです。
    両用式かつアイドロッパー式となっています。

    まだ計測ができていないので、計測次第ここにも書きます。

    デルタ 比較 ピストンと両用式

    ※ちなみにオリジナルミディアムでも、両用式とピストン式で長さが若干違います。
    ピストン式のほうが0.5cmほど長い!プレミアも同じくピストン式のほうが長いです。

     

    簡単にまとめると

    円錐形のキャップ・尻軸、特殊なキャップリングなのがDVプレミア。

    オリジナルミディアムはでっぷりとしたデザインで、旧デルタのオリジナルミディアムにも近い。

    ライトバランスは他にも色があるなかでのドルチェヴィータカラーラインナップ。

    オーバーサイズはかなり大きい!

     

    モデルの違いによる書き味の違いはあるのか

    結論から申し上げますと、オーバーサイズ以外は同じニブを使用しています。
    プレミアも、オリジナルミディアムもライトバランスも、ニブの種類は同じです。

    デルタのスチールニブ、14Kニブの書き味

    デルタは、Jowoというメーカーを使用しています。

    スチールニブの方向性としてはレオナルドと似ていて、硬すぎず柔らかすぎず、万人受けするような、サクサクとした書き味に、インクフロー多めで滑らかに仕上げるというもの。

    レオナルドのほうが、若干キレはありますが、その分カリカリすることもあります。

    デルタは丸い研ぎ出しで、とめはねはらいは、日本のペンほど綺麗には出ませんが、気持ちよく書けるニブとなっています。

    また、フレックスニブもあります。これも出来栄えはレオナルドに似ています。

     

    デルタの14Kニブは、スチールニブよりも柔らかですが、柔らかすぎるということなく、誰にでも使いやすい・扱いやすいニブです。

    スチールニブと比較すると、ややキレがあり、とめはねはらいも表現しやすい印象です。

    そしてどのメーカーにも言えますが、ほんとうに微細なことになりますが、スチールニブから伝わってくる振動と、金ペンから手に伝わる振動では
    総じて金ペンのほうが上質な感じになります。
    コスト的に仕上げに時間をかけているということもありますし、
    金属自体の特徴でもあるのかなと思います。

    ですので、長く(期間もそうですし、一日の使用時間)使いたい方は金ペンのほうがおすすめです。

    字幅はどちらも国産の1~1.5段階上と思っていただければと思います。

    サンプルをあげておきます。

    スチールニブの字幅サンプル

    デルタ字幅サンプル バリエーション

    デルタ字幅サンプル バリエーション

    14K

    デルタ字幅サンプル バリエーション デルタ字幅サンプル バリエーション

    このような感じ。5㎜方眼に書いています。

     

    モデルによる印象の違いはあるか

    基本的にはニブが同じであれば、同じような書き味になりますが
    軸の重さ、バランス、軸の太さなどにより、書きやすさは変わってきます。

    私の主観も入るので、それを引き算して読んでいただきたいのですが、以下のように感じます。

    ・DVプレミア →ミディアムに比べると細め・長めなのでスチールも14Kもすっきり書ける印象。EF,Fが似合う感じが。

    ・DVオリジナルミディアム→ 太め・短め(キャップポストしてもそこまで長く感じない)軸なのと、プレミアより重いので自重で書ける感じがある。太軸なのでEFよりはF,Mあたりが似合う。スタブも良い。でもEFでも書きづらいということはない。

    ・DVオーバーサイズ →#8という大きいニブを使用しているため、細字よりは中字以降のほうが合う。 ※書き味は、未入荷なので要追記!

    ・ライトバランス→ 細軸・軽いので、サクサク書ける印象。尻軸の重りを活かして、ご自身のバランスを探すのも乙。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

     

    以前のデルタのミッドサイズ、現在のデルタのミッドサイズの違いは?

     

    違いを表にしてみました。

     

    旧デルタのミディアムオリジナル(時代によっても多少違います) 現デルタのオリジナルミディアム
    機構 カートリッジ、コンバーター両用式 カートリッジ、コンバーター両用式/ピストン吸入式 選べる
    全長 約13.8cm (収納時) 約16.7cm (キャップポスト時) ピストン:約14.2cm(収納時)約17.5cm(キャップポスト時) 

    両用式約14.2cm(収納時)約17.2cm(キャップポスト時)

    胴軸径 約1.6cmφ 胴軸:約1.5cm⌀ グリップ(最小径):約1.24cm⌀
    キャップ径 約1.8cmφ キャップリング部:約1.7cm⌀
    重さ 約30-34g ピストン:約37g 胴軸:約26g
    両用式:約35g 胴軸:約24g
    キャップのみ:11g
    クリップ ローリングウィール式 ローリングウィール式
    キャップリング シルバー925 シルバー925/バーメイル
    字幅ラインナップ EF/F/M/B EF/F/M/B/STUB 1.1mm/STUB 1.5mm/フレックスEF/フレックスF
    ニブのメーカー Bock(ハート穴) Jowo(ハート穴丸形)
    天冠 デルタロゴのプレート デルタロゴのプレート
    シリアルナンバー キャップに印字 キャップに印字

     

    こうして違いをみると、まずピストン吸入式と両用式を選べるようになったのは良いですね。

    それとトリム(金属)カラーも、シルバーとゴールドと気軽に選べるようになりました。

    また、気になるサイズ感については、旧デルタよりも若干、現在のほうが長くなり、軸径は旧デルタのほうが太いです。

    ですので旧デルタのほうが寸胴、というふうになります。
    ただ、ほんのわずかな違いなので、印象としてはほとんど同じかと思います。

    重さも、年代によって違うようですが旧デルタのほうが30-34gと、軸が短い分なのか?軽め。
    デザインにおいてはほとんど同じということがわかります。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

     

    旧デルタのオーバーサイズとの違い

    旧デルタにもオーバーサイズが限定生産品として、存在しておりました。

    今回出たオーバーサイズは、その復刻版と思われ、サイズも似たものと思われますが

    現時点で未入荷ですので、計測など済み次第、追記します。

     

    書き味はどう変わった?

    デルタ ニブ 字幅

    旧デルタはおおむねBock、現在はJowoを採用しています。(旧デルタの情報があまりないので、もしご存知の方がいらしたらお教えください・・・!)

    メーカーの違いだけでは書き味はわかりませんが、ひとまず、ほぼ違うものになったということだけは言えます。

    私は今現在、旧デルタのペンを持っていないので、以前書いた時の感触を思い出しながら記しますが

    比較すると、現在のJowo製ニブのほうが格段に安定感は増している印象を受けます。

    特に書き出しや、インクフローの安定感など、とても良くなりました。

    ハート穴が無くなってしまったのは残念ですが…それでも書き味が向上している方が良いでしょう。

    上の方にも書きましたが、方向性としては今のところレオナルドと似ていますが、

    これからどのように独自性を出していくか、を見ていくのが楽しみです。

     

    総評

    旧デルタのドルチェヴィータを選びたいならオリジナルミディアム、独自性を追求したいならプレミア、
    でっぷりした迫力を選びたいならオーバーサイズ、スリム感を選ぶならライトバランス
    …という感じでしょうか。

    ナポリの明るさを存分に楽しめるドルチェヴィータシリーズが復活したとあって、
    万年筆界に太陽が戻ってきた!という感じがします。

    気になっていた方も、そうでない方も、ぜひぜひお手にとって頂きたい逸品です。

    美しいペンの写真たち、並べておきます。画像をタップすると商品ページに行けます。

    デルタ DV ドルチェヴィータ 万年筆

    デルタ DV ドルチェヴィータ 万年筆

    デルタ DV ドルチェヴィータ 万年筆

    デルタ DV ドルチェヴィータ 万年筆

     

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  • ドルチェビータ万年筆の違いを比較|マイオーラ・レオナルド・デルタ各DV軸の選び方

    ドルチェビータ万年筆の違いを比較|マイオーラ・レオナルド・デルタ各DV軸の選び方

    2022年秋、デルタ復活という一報を受けて驚きとともに喜ばれた方も多かったでしょう。
    最初に出した復活の一手としては、
    数の少ないセルロイド軸をデルタは発売しました。
    その後明けて2023年の2月、とうとうかつてのドルチェヴィータ軸をデルタはリニューアルして発売!
    多くの世界の万年筆ユーザーが、いったいどのようなペンが出るのかと固唾をのんで見守っていたと思います。
    デルタ 39+1 復活の一本
    こちらはもう品切れですが、デルタ復活初手!の「デルタ アニバーサリー 1982-2022 ”39+1” Delta Anniversary 」。
    ライトバランスシリーズと同じ機構で、セルロイド軸でできています。

    なぜドルチェヴィータに似た軸がたくさん出ているのか

    さて、おさらいするとデルタはナポリにて3人のオーナーが提携し1982年創業。
    日本では、小説と映画「クローズドノート」でもともと人気だったドルチェヴィータに火が付きました。
    ナポリの太陽を思わせるあかるいオレンジ色は憧れの的となりました。
    しかし、いろいろあって2017年に休業を発表。
    あかるいオレンジ軸がいなくなってしまった万年筆界。
    その後デルタの後継としてレオナルド・オフィチーナ・イタリアーナ(オーナーはデルタの創業者の3人のうちのひとり)が登場。
    間を埋めるようにその後、アウロラが「オー・ソレ・ミオ」を出したり
    レオナルドのオレンジ×紺軸が日本限定で発売されたりと
    ドルチェヴィータに似たペンがいくつか作られました。
    アウロラ オー・ソレ・ミオ
    しばらくして、2020年末、デルタの元オーナーだったニノ・マリノ氏が
    ナポリで「マイオーラ」に参画。
    2021年にはミト・オリジンというドルチェヴィータによく似たペンを発売。
    マイオーラ ミトオリジン
    翌年にはレオナルドから「DNA」という軸が登場!
    レオナルド DNA
    DNAって、遺伝子って、‥‥!ドルチェヴィータDNAを真に受け継いでいるのはうちだ!というネーミング。
    しかも、モーメントマジコというシリーズから出ているのに、DNAだけがキャップリングが違ったりと
    かなり気合が入っている。
    そんなこんなしているうちにデルタ復活、と。
    大人の事情で「DolceVita」の名は使えず「DV」としてまた世界に放たれました。
    デルタ DV ドルチェヴィータ
    オレンジ軸の戦いの火ぶたが切って落とされた…?
    イタリア人って情熱的で、自己表現への意欲がすごいのです。
    遠くからではありますが、イタリア人と接していると、日本人と大事にしている価値観が全く違うな~と感じることが多々あり、
    素敵な面もたくさんみることができます。
    が、譲れない部分が多いので、オレンジ軸が何種もできるわけですね…。(選ぶ側からすると、嬉しいかと思いますが。)
    振り返ると、3人のオーナーだったうち、レオナルドに参画した方はスタイリッシュなのが好みで
    ニノ・マリノさんがイタリアらしさにこだわった結果の、決裂と復活なのかなと思います。
    どのペンも、とても素敵なので、みなさんがお好みのものをお迎えできると良いなと思います。
    ちなみに現在のデルタのオーナーはマイオーラのオーナーと同じニノ・マリノ氏なので
    この二つは似ていますが、違いもあるので、ぜひチェックしてみてください。
    (この記事を書いた時点ではミッドサイズが入荷されていませんでしたので、DVプレミアとの比較になっています。いずれミッドサイズも追記しますので、ご了承ください)
    DVプレミアとオリジナルミディアムの比較はこちらの記事に詳しいです。

    それぞれの違いを説明

    さあ、3本並べていきます。

    デルタ・マイオーラ・レオナルドの比較(オレンジ軸)ドルチェヴィータなど 違い

    う~む、よく似ていますね。

    黒×オレンジで、キャップリングがデザインされていて、
    天冠と尻軸部が円錐、という点は共通しているよう。

     

    まずスペックを見ていきましょう。

    デルタ DV プレミア(スチールニブ)

    素材 レジン、シルバー925(キャップリング)、パラジウムトリム
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 スチール
    文字幅 EF/F/M/B/STUB(1.1mm/1.5mm)
    インク方式 カートリッジ・コンバータ両用式
    インク容量
    キャップポスト時の長さ 約17.1cm
    収納時の長さ 約14.7cm
    胴軸部の長さ 約13.4cm うちニブの長さ:約2.3cm
    キャップの長さ 約6.7cm
    最大軸径 胴軸:約1.53cm⌀ キャップリング:約1.74cm⌀(クリップ含む:約1.94cm⌀)
    重量 約35g 胴軸のみ:約23g
    その他

    デルタ DV プレミア(14K)

    素材 レジン、シルバー925(キャップリング)、パラジウムトリム
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 スチール
    文字幅 EF/F/M/B/STUB(1.1mm/1.5mm)
    インク方式 カートリッジ・コンバータ両用式
    インク容量
    キャップポスト時の長さ 約17.1cm
    収納時の長さ 約14.7cm
    胴軸部の長さ 約13.4cm うちニブの長さ:約2.3cm
    キャップの長さ 約6.7cm
    最大軸径 胴軸:約1.53cm⌀ キャップリング:約1.74cm⌀(クリップ含む:約1.94cm⌀)
    重量 約35g 胴軸のみ:約23g

    デルタ オリジナルミッドサイズ(追記中!)

    マイオーラ オリジン スチールニブ

    素材 レジン、シルバー925(キャップリング)
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 スチール
    文字幅 EF/F/M/B/STUB
    インク方式 カートリッジ・コンバーター両用式(コンバーター付属)
    インク容量
    キャップポスト時の長さ 約17.7cm
    収納時の長さ 約15.0cm
    胴軸部の長さ 約13.4cm
    キャップの長さ 約6.8cm
    ペン先の長さ 約2.4cm
    最大胴軸径 約1.6cm⌀
    グリップ部軸径 約1.33cm⌀
    キャップ部最大径(クリップ含む) 約1.97cm⌀
    重量 総重量約39g キャップ約13g 軸のみ26g
    その他

    マイオーラ オリジンK 14K

    素材 レジン、シルバー925(キャップリング)
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 14K
    文字幅 EF/F/M/B
    インク方式 ピストン吸入式
    インク容量
    キャップポスト時の長さ 約17.7cm
    収納時の長さ 約15.0cm
    胴軸部の長さ 約13.4cm
    キャップの長さ 約6.8cm
    ペン先の長さ 約2.4cm
    最大胴軸径 約1.6cm⌀
    グリップ部軸径 約1.33cm⌀
    キャップ部最大径(クリップ含む) 約1.97cm⌀
    重量 総重量約37g キャップ約12.5g 軸のみ約24.5g
    その他

    レオナルド モーメントマジコ DNA(スチールニブ/14Kニブとありますが、スペックが同じなので1つにします)

    素材 レジン ペン芯: ABS樹脂
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 スチール
    文字幅 EF/F/M/B/STUB(1.1mm)/エラスティックEF(ロジウムトリム仕様のみ)/エラスティックF(ロジウムトリム仕様のみ)
    インク方式 ピストン吸入式
    インク容量 約1.5ml
    キャップポスト時の長さ 約16.9cm
    収納時の長さ 約14.5cm
    胴軸部の長さ 約13.2cm
    最大軸径 胴軸径:約1.40cm⌀ グリップ径:約1.12cm⌀ キャップ径(クリップ除く):約1.55cm⌀
    重量 約23.8g
    その他

    ざっくりとした違い

    デルタ・マイオーラ・レオナルドのオレンジ軸たちのざっくりとした違いは

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    大きさ・長さ
    マイオーラが一番大きい
    レオナルドは長細い
    デルタは中間のイメージ(長さは実はデルタがいちばん短い)
    太さ・重さ
    マイオーラが一番太くて重い(かつ長い)
    レオナルドが一番軽くて細い
    デルタは中間
    デルタ・マイオーラ・レオナルドの比較(オレンジ軸)ドルチェヴィータなど 違い デルタ・マイオーラ・レオナルドの比較(オレンジ軸)ドルチェヴィータなど 違い
    キャップ
    デルタ・マイオーラはシルバー925を使用した、職人手彫り(金の場合はバーメイル仕様)
    デルタのキャップリングはレジンで挟んでいる
    レオナルドはレーザー刻印
    クリップ周りの金属が、レオナルドのみ無い(よりスタイリッシュな印象)
    デルタ・マイオーラ・レオナルドの比較(オレンジ軸)ドルチェヴィータなど 違い
    デルタ・マイオーラ・レオナルドの比較(オレンジ軸)ドルチェヴィータなど 違い
    文様の専門家ではないのですが、
    キャップリングデザインは、マイオーラとデルタは歴史的にみると地中海スタイル(ギリシャ・オリエント文化)、レオナルドはルネサンス以降というイメージ。
    ニノ・マリノ氏はわりとプリミティブなものが好きで、歴史・文化、古くからある感情を大事にしたい、
    レオナルドのオーナーさんは人間中心主義というか、理性を大事にしていて、なるべく均一に、なるべく人間が使いやすいようにしたい、という思想がうかがえます。
    デザインから見る人間性。おもしろい。
    吸入式
    スチールニブの場合、デルタとマイオーラがコンバーター/カートリッジ両用式
    レオナルドはスチールニブ、14Kどちらも吸入式
    デルタとマイオーラは尻軸キャップを外すタイプ
    どれも吸入式はインク窓つき
    デルタ・マイオーラ・レオナルドの比較(オレンジ軸)ドルチェヴィータなど 違い
    (この写真では、マイオーラのみスチールニブとなっています。)
    レジンの色
    レオナルドはやや黄味がかっており、薄めのオレンジ。パールっぽい印象
    デルタとマイオーラは酷似している(同じ?)
    ひとつひとつのクラックが大きく、ゼリーっぽい印象
    【ドルチェヴィータ軸の比較】マイオーラ・ミト・オリジンとレオナルド・DNA、デルタ・DVのちがい
    造り
    デルタとマイオーラは、以前のデルタと同じような造りと思われ、キャップリングをはじめ手作り感がある
    レオナルドは工業製品っぽいスマートな印象
    デルタ・マイオーラ・レオナルドの比較(オレンジ軸)ドルチェヴィータなど 違い
    書き味
    どれもJOWO製のペン先で、フローが良く、滑らかで実用的な書き味はとても似ている
    レオナルドのほうがやや精密さでは軍配があがる
    ニブの大きさは同じ
    デルタ・マイオーラ・レオナルドの比較(オレンジ軸)ドルチェヴィータなど 違い
    トリム
    デルタは、スチールニブ/14Kニブどちらとも、ゴールド/パラジウムトリムが選べます
    マイオーラはスチールニブがパラジウム、14Kがゴールドと決まっています
    レオナルドはスチールニブ/14Kニブどちらとも、ゴールド/ロジウムトリムが選べます
    マイオーラ・オリジンは特筆すべき点としてはまず「大きい」ということ。
    収納時で15㎝、最大胴軸径が1.6㎝Φと、万年筆の王様とよばれるモンブラン149とほぼ同じ大きさなのです。
    太いので長時間筆記をしても疲れないというメリットもあります。
    また、キャップリングは手彫りのスターリングシルバー(オリジンKはバーメイル仕様)ということで、ドルチェビータの雰囲気にとても似ています。
    一方でレオナルドDNAは、手軽に使いやすい大きさで、太さもそこまでなく、最大軸径1.4㎝Φ。
    キャップリングはレーザー刻印です。
    デザインは、オリジンと比べるとキャップが長めなので、
    すごくスタイリッシュで現代的な印象を受けます。
    レオナルドもナポリにありますが、世界を視野に入れているのか、ミラノっぽいデザインといいますか、アーバンなイメージです。
    デルタDVはというと、こうしてみると大きさや太さは中間に位置します。
    以前のデルタ・ドルチェヴィータと比べると、
    以前のドルチェヴィータ・ミディアムとドルチェヴィータ・オーバーサイズの中間のサイズとして作られているようです。
    キャップリングはレジンで挟んでいるところ以外は以前のままのデザインで、しっくりくる感じはありますね。
    書き味は、どちらも程よい硬さで似ていますが、仕上がりはレオナルドのほうがやや精密な感じはします。
    個体差の大きさでいくと、やはりマイオーラとデルタはレオナルドと比べると大きいですね。
    Il Duomoでは検品に時間をかけているので、マイオーラ・デルタも安心して購入していただければと思います。
    ちなみにデルタのスチールニブのほうのレジンは、
    金ペンのほうのレジンとやや違います。
    デルタ DV ドルチェヴィータ スチールニブ

    以上、3メーカーのオレンジ軸比較でした。参考になれば幸いです。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    以前のドルチェヴィータとの違いは?

    ところで気になる2017年以前のドルチェヴィータと、現在のドルチェヴィータ、何が違うのか、ということですが

    以下のような違いになります。

    ・大きさが違う(ミディアムとオーバーサイズの間くらい)
    ・ペン先の会社が違う(BOCK?からJOWOへ)
    ・天冠部、尻軸部が円錐形に、天冠のロゴなしに
    ・キャップリングにレジンの装飾プラス
    ・全体的なシルエットもドルチェヴィータスリムやミディアム、オーバーサイズの間をとった感じ
    ・以前はコンバーター式のものが多かったが、復活版はスチール→コンバーター式 14K→ピストン式 と設定してある

    それぞれのリンクを貼っておきます。ぜひチェックしてみてくださいね!
    何かわからないことがあれば、下記のLINEなどからお問い合わせください。

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  • スクリーボ(Scribo)の商品説明文が文学的だ。【イタリア万年筆考】

    スクリーボ(Scribo)の商品説明文が文学的だ。【イタリア万年筆考】

    スクリーボの商品説明文が文学的・哲学的

    純文学が好きなIl Duomoの店長の佐藤です。

    最近びっくりしたことに、スクリーボのオフィシャル商品説明文というか、商品コンセプト文が
    非常に文学的なのです。

    それは尋常ではないレベルの文章が書かれています。

     

    Il Duomoでは基本的にメーカーの公式ページを翻訳してから、
    日本のかたにわかりやすいように意訳したり
    説明が必要なところは足したりしながら商品説明文を書きます。

     

    イタリア万年筆はコンセプトが毎度しっかりしていて、
    かつ歴史や文化も古く厚みがあるため
    説明文を読み解きながら、書いていくのは難しくも楽しい作業です。

     

    前々から感じていたことではあるのですが
    今回ピウマのルーチェの商品ページをつくるにあたり
    「黒」の哲学がとても深く、
    哲学だけではなく文章も味わい深く、
    スクリーボのライターさんはもしかして作家なのかな?と思うほど…

     

     

    Thus it is the absence of light, the lack of clarity and definition that unleashes the depth and richness typical of the black color. This fascinating and particular color reminds us that the absence of something is not only a flaw or a fault, as it can also be considered as a possibility: absence is a space to be filled, black like flowing ink, where everything is still to be done, still to be written.

    したがって、黒色特有の深みと豊かさを解き放つのは、光の欠如、明快さと鮮明さの欠如といえます。この黒という魅力的で特別な色は、何かが「無い」ことは欠陥や失敗という側面だけでなく、可能性でもあるということ示唆します。「無い」ということは、流れるインクのように真っ黒で、すべてのことがやり残してあるような、書かれるのを待つばかりの空白のようなもの。

    —–スクリーボ ピウマ ルーチェの公式ページより。(翻訳はIl Duomo)

     

    当方翻訳のプロではないので、こういう文を翻訳するのが難しいですが‥‥

     

    「黒」=光の欠如、見えないもの という見方だけでなく、
    「黒」=すべての可能性を含むもの
    という見方ができる、ということかなと思います。

     

    黒はどのようにでもなれる。

     

    それはひとつの希望でもある…

     

    芸術にも通じますし、哲学的でもある。

     

    声に出して読むと英語文のリズムの良さも心地よく
    かなりセンスのあるライターさんですね…。

     

    こういうことに力を入れるスクリーボ、あなどり難し。
    そして自分の心も引き締まります。

     

    文章に責任を持たなければ。

     

    それではスクリーボの万年筆たちを少し紹介していきます。

    軽くてコンパクトなピウマ

     

    ピウマはスクリーボのコンバーター・カートリッジ両用式の
    コンパクトなサイズのシリーズです。
    シンプルな黒を採用した新しい「ルーチェ」「アッセンツァ」が登場しました。
    黒×金や黒×シルバーは万年筆ではよくある組み合わせ、デザインしつくされてきた、ともいえるのですが
    スクリーボの手にかかるとこの黒×金と黒×シルバーが
    素晴らしくスタイリッシュに。
    スクリーボ 限定生産品 ピウマ ルーチェ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Luce Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ ルーチェ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Luce Fountain Pen

    気品あふれる雰囲気が、さすがスクリーボ、といったところ。
    さらに特筆すべきはそのコンセプト。
    哲学的で文学的な商品コンセプト、
    読み応えのある商品説明文になっていると思いますので
    ぜひ読んでみてください!

    ▶ スクリーボ 限定生産品 ピウマ アッセンツァ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Assenza Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ アッセンツァ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Assenza Fountain Pen

     

    面が美しい、フィール

    ▶ スクリーボ 限定生産品 フィール フィオリタ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Fiorita Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 フィール フィオリタ  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Fiorita Fountain Pen
    スクリーボのフィールはほとんどが限定生産で発売されます。
    先日、提携している調整師さんから
    スクリーボ、とても良いですね。
    程よい柔らかさと弾力性、撓り具合が実に心地いい。
    個体差ももちろんあると思いますが柔らかいニブが好みの人にはかなりお勧めできる可能性があるかと思います。」
    と連絡をいただきました。スクリーボの書き味が好みだったわたしも
    調整師さんの太鼓判をもらい嬉しい限りです。
    フィオリタは深い色合いが写真では伝わりづらいのですが
    奥ゆかしい美しさがあります。

    ▶ スクリーボ 限定生産品 フィール ジェルモーリオ(萌芽)万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Germoglio Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 フィール ジェルモリオ(萌芽)万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Germoglio Fountain Pen
    「萌芽」を意味するジェルモリオ
    スクリーボはふくよかな形とオマスに似た書き味が特徴です。
    いい意味で均一でないマーブルなレジンが、イタリア万年筆らしい!

    面取りなしのラ・ドッタシリーズ|モリーネとピエッラ

    ラ・ドッタは「フィール」と違い面取りしていない丸い軸です。
    ラ・ドッタとは中世のボローニャ(スクリーボの本拠地)を指す言葉で
    「学識のある人」を意味します。
    ボローニャはボローニャ大学で有名ですが、世界ではじめての大学年‥‥として知られています。
    なんと設立は1088年‥‥!
    大学設立から、中世のヨーロッパの歴史は作られていったのです。
    そんなラ・ドッタの名を冠したスクリーボのモデルはイタリアらしい色気は残しつつ
    気品と知恵を感じることができる美しさがあります。

    ▶ スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ モリーネ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Moline Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ モリーネ  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Moline Fountain Pen
    モリーネ運河をイメージした、青い流れるような軸。
    イタリアらしい「アズーロ」のような青です。

     

    スクリーボ ラドッタ ピエッラ
    ▶スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ ピエッラ  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Piella Fountain Pen Fountain Pen

    ボローニャにあるピエッラ通りをイメージしたこの軸。
    少し暗めの青ですが、隠された通りの小窓から運河を眺めているような気分になれそうです。

     

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  • 2021年、人気だったペン・心に残ったペンたち。

    2021年、人気だったペン・心に残ったペンたち。

    メルマガでご紹介した、「2021年、人気だったペン・心に残ったペンたち」を
    再編集してアップしてみます。

    単に「よく売れたペン」というわけでなく、
    Il Duomoスタッフが「あ~これ良いね~」と絶賛したペンや
    お客様から評判のよかったペンなど
    特に印象に残ったペンを掲載しています。

    まだ在庫があるものも多いので、
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    アウロラ 限定生産品 88 ブルーマンバ 万年筆 Aurora 88 Blue Mamba
    ▶アウロラ 限定生産品 88 ブルーマンバ 万年筆 Aurora 88 Blue Mamba
    以前ブラックマンバというペンが出ましたが、そのブルーバージョン。
    毒蛇の名前を冠しただけあって、妖しく美しいペンとなっています。
    表面の加工も珍しく、どこか有機的な軸です。

     

    ▶ ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 夜のカフェテラス 万年筆 Visconti Van Gogh Cafè Terrace at Night Fountain Pen
    ▶ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 夜のカフェテラス 万年筆 Visconti Van Gogh Cafè Terrace at Night Fountain Pen
    有名な「夜のカフェテラス」。
    これは人気がありました。
    夜のネオンと、夕闇の対比が美しいです。
    外箱にも絵画が印刷されていて、箱だけでも飾っておきたくなります!
    珍しい取り合わせの色遣いでゴッホならでは、という感じがします。
    アートを身近に置いておけるゴッホシリーズは、万年筆以上の魅力がありそう。

     

    ▶ モンテグラッパ 限定生産品 デヴィッド・ボウイ ★(ブラックスター) 万年筆 Montegrappa David Bowie Blackstar Fountain Pen
    ▶モンテグラッパ 限定生産品 デヴィッド・ボウイ ★(ブラックスター) 万年筆 Montegrappa David Bowie Blackstar Fountain Pen
    デヴィッド・ボウイの★(ブラックスター)という最後のレコードをモチーフにした限定品。
    真っ黒ななかに歌詞を星座に見立てたモチーフが描かれています。
    このレコードは名盤で、これに聞き入りながら仕事をしたのも思い出です。
    モンテグラッパは、このようなちょっと珍しい、観点のおもしろいペンを作ります。

     

    ▶ スクリーボ 限定生産品 ピウマ リエベグリージョ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Lieve Grigio Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ リエベグリージョ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Lieve Grigio Fountain Pen
    新しい色が出るとすぐに完売してしまうスクリーボですが、
    ピウマというシリーズ、こちらのリエベグリージョもすぐに売り切れてしまいました。
    柔らかいニブはそのままに、コンバーター式で使いやすいピウマ。
    また新色が2022年も出てきますように!

     

    ▶ ティバルディ ボノニア パールミスト 万年筆 Tibaldi Bononia Pearl Mist Fountain Pen
    ▶ティバルディ ボノニア パールミスト 万年筆 Tibaldi Bononia Pearl Mist Fountain Pen
    メルマガでも何回か紹介していますが、このボノニアのパールミストは
    非常に美しいレジンです!
    奥深いグレイ~ブルーホワイトの軸がなんだか雪豹のよう。
    書き味は、モンテグラッパに似ていてガチニブ系です。

     

    ▶ ビスコンティ 限定生産品 イル・マニフィコ ブラックマーブル 万年筆 Visconti Medici – Il Magnifico Black Marble Fountainpen
    ▶ビスコンティ 限定生産品 イル・マニフィコ ブラックマーブル 万年筆 Visconti Medici – Il Magnifico Black Marble Fountainpen
    黒い大理石を使ったビスコンティ社らしい、コンセプチュアルな軸でした。
    雷鳴のような石の色が印象的です。
    イタリア(ビスコンティのあるトスカーナ州は特に)は大理石の産地としても有名です。
    車窓から見た削られた山肌を思い出しました。

    2022年にはグリーンマーブルも新色で登場しています。

     

    ▶ レオナルド モーメントゼロ イリーデ 万年筆 (ゴールド/ロジウム/ローズゴールドトリム) Leonardo Momento Zero New Iride Fountain Pen
    ▶レオナルド モーメントゼロ イリーデ 万年筆 (ゴールド/ロジウム/ローズゴールドトリム) Leonardo Momento Zero New Iride Fountain Pen
    青緑色が美しい、イリーデ。
    2021年からモーメントゼロシリーズはトリムが
    イエローゴールド、ローズゴールド、ロジウム(種によってはルテニウムも)から選べるようになったのですが
    イリーデの場合は特に人気があったのはローズゴールドトリムでした。
    上品で愛らしい軸です。

    レオナルドは2021年からニブのメーカーも変わったのですが
    全体的にフローが良いながらも安定感が出て、良くなりました。
    字幅は以前よりもすこし細めに。

     

    ▶ スクリーボ 限定生産品 フィール ヴィオラ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Viola Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 フィール ヴィオラ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Viola Fountain Pen
    深い紫色、ワインのような色が魅力的だったフィールのヴィオラ。
    YouTube撮影もしました。
    2021年後半からスクリーボが良い!とずっと言っていますが、
    このニブやデザインはスタッフからも人気が高いです。
    美しいレジンも高得点!

    ▶ マイオーラ インプロンテ ポジリポ オーバーサイズ 万年筆 Maiora Impronte Posillipo Oversize Fountain Pen
    ▶マイオーラ インプロンテ ポジリポ オーバーサイズ 万年筆 Maiora Impronte Posillipo Oversize Fountain Pen
    2021年後半から勢いづいてきたマイオーラ。
    大き目・太めで迫力あるデザインですが、首軸はくびれていて掴みやすく
    書き味も素直で使いやすいです。

     

    ▶ ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 農婦のいる古い葡萄畑 万年筆 Visconti Van Gogh Old Vineyard with Peasant Woman Fountain Pen
    ▶ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 農婦のいる古い葡萄畑 万年筆 Visconti Van Gogh Old Vineyard with Peasant Woman Fountain Pen
    ゴッホコレクションには珍しい白系の軸。
    男女問わず人気がありました。
    荒々しいゴッホの筆致が鑑賞できるすてきな箱も素晴らしいです。

     

    ▶ モンテグラッパ 限定生産品 エクストラ ヴァーシズ 万年筆 Montegrappa Extra Verses Fountain Pen
    ▶モンテグラッパ 限定生産品 エクストラ ヴァーシズ 万年筆 Montegrappa Extra Verses Fountain Pen
    紫色のマーブル軸、エクストラヴァーシズ。
    「詩」をテーマにしており、言葉を大事にしてきたイタリア人の思いがうかがえる軸です。
    ニブは大き目で頼りがいがある硬めながらしなやかさもあります。

    色はヴィンテージワインのようなちょっと渋い赤みのある紫。

     

    ▶ モンテグラッパ 限定生産品 ワイルド-バオバブ 万年筆 Montegrappa Wild – Baobab Fountain Pen
    ▶モンテグラッパ 限定生産品 ワイルド-バオバブ 万年筆 Montegrappa Wild – Baobab Fountain Pen
    モンテグラッパのチャリティ系の軸は、
    オリジナリティにあふれており毎度デザインに驚かされます。
    シロフクロウの羽をデザインしたクリップが唯一無二。
    付属品の写真たちもほんとうに綺麗でこころ震えます。

     

    ▶ モンテグラッパ 限定生産品 エキストラオットー バタフライブルー 万年筆 Montegrappa Extra Otto Butterfly Blue
    ▶モンテグラッパ 限定生産品 エキストラオットー バタフライブルー 万年筆 Montegrappa Extra Otto Butterfly Blue
    モンテグラッパのセルロイド軸は、高価なのですが
    一生ものとして大切に使いたい1本です。
    エクストラオットーは軸が八面体にカットされており
    机に置いても転がらないという利点も。
    金属部はシルバー925で、エイジングを楽しめるのも◎。

     

    2021こころ震え本。

    蛇足ですが‥‥
    本好きな店長佐藤が読んだ中で「すごい」本をご紹介します。
    まずは内田洋子さんの緻密な取材によるノンフィクション。

    1.モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語(方丈社) 内田洋子 著

    トスカーナの山奥に、モンテレッジオという、古くからイリア中に古本を売り歩く行商人の村がありまし
    その本の行商人の歴史と末裔の村人ちを追いかけたルポルタージュで著者渾身の一作です。
    内田洋子さんの仔細な取材と、それを束ねる筆力、そして豊かな表現力。
    そんな素晴らしい本を読むことができだ嬉しく、こどものようなみずみずしい気分で読み進めまし

    モンテレッジオの行商人たちの歴史を思うと、「文化をつくる」というのがいかに
    個人個人に担われているか、ということがわかるような気がします。
    小売をしている方にはぜひ読んでいただきたいなと思います。

    内田さんの文章は丹念で美しく、命を懸けて書く、とはこういうことか、と身につまされる思いで読みまし

    イタリアの細かな歴史が出てくるので、わたしもいろいろと調べながら読み進めました。

    イタリア万年筆ではおなじみの題材でもある「ダンテ」が途中で出てくるのが
    わくわくして楽しく、

    商品説明文もこれからもっと深く掘って書きたいな~と思わせるようなパワーある著作でした。

    ▶ リンク先をみる
    モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語(方丈社) 内田洋子 著
    は内田洋子さんの著作をくさん読めて幸せな1でし

     

    2.シェル・コレクター (新潮クレスト・ブックス) アンソニー ドーア 著

    日本で映画化もされた、O・ヘンリー賞受賞作。
    自然科学を熟知している作者が
    美しい自然を舞台に人間模様を描く短編集です。

    アンソニードーアはオハイオ州の生まれで、ケニアなどさまざまな地域に暮らしたことがあるということで
    自然風景や動植物についての表現が静かで美しく
    育ってきた環境の豊かさと、ものごとを見つめる確かな眼を感じます。

    表題「貝を集める人」ももちろん素晴らしいのですが
    わたしが一番胸を打たれたのが「世話係(英語題:The Caretaker)」です。

    アフリカのリベリアで不正をはたらいていた主人公ジョセフが
    内戦をきっかけにアメリカへ渡り難民としてとある邸宅の庭係として働き始めるのですが
    クビになってしまいます。

    その近くの浜辺で出会った、打ち上げられたクジラの遺骸、
    そして出会った耳の聞こえない少女…。

    物語は動き始めます。

    「魂の再生」をナチュラリストの観点から描いた短編だと思います。
    ここまで自然の描写と共に綺麗な布のように
    人間の微細な部分を編むことができるのか…と感動。

    デビュー作と思えない完璧なまでの精巧さ。打ち震えます。
    むしろこっちを映画にしてほしかったなあ~~と思うのですが、日本では難しそう。

    しかしアメリカ人がリベリア人を主人公にチョイスするのもすごいなあと思いますし
    違和感なく、リベリア人の価値観をするっと短編で馴染ませてしまうのも
    ケニアに住んだことのある著者だからこそできたことなのかなあ、と。

    2021年、人気だったペン・心に残ったペンたち。

    シェル・コレクター (新潮クレスト・ブックス) アンソニー ドーア 著

    アンソニー・ドーア氏の著作が良すぎて、作者買い・積読しています。

    あわせて読みたい

    2021年に取り扱った各ブランドについて、もっと詳しく知りたいかたはこちらの記事もどうぞ。

    Visconti(ビスコンティ)本社から現地レポ
    アウロラの88(オッタントット)レビュー
    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴
    モンテグラッパの書き味比較
    スクリーボ万年筆の特徴とおすすめ
    マイオーラ・レオナルド・デルタのちがい

    「結局どれを選べば一生使えるの?」というかたには、こちらもおすすめです。

    一生ものの万年筆はどう選ぶ?万年筆屋が思う一生使えるペン

    万年筆の基礎(吸入方式・字幅・ペン先素材)について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法
    ペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    ペン先編(はじめての万年筆)

     

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  • アウロラの万年筆は不具合が多い?というご質問にお答え

    アウロラの万年筆は不具合が多い?というご質問にお答え

    アウロラを購入するときの不安について答えました

    アウロラ イメージ

    アウロラ オプティマ オー・ソレ・ミオ 万年筆 Aurora Optima O Sole Mio Fountain Pen

    こんにちは、Il Duomoの店長の佐藤です。今日はよくあるご質問にお答えしようと思います。
    横浜市Kさんからのご質問です。
    なかなか切実なご相談です。

     

    アウロラの万年筆は不具合が多い?というご質問にお答え

    A:アウロラの万年筆を検討していますが、検索すると「アウロラ 折れる」などと出てきます。

    アウロラが折れるというのは本当ですか?

    それと、アウロラの万年筆は洗浄後インク窓を確認するといつもインクがどうしても残ると聞きました。

    アウロラのオー・ソレ・ミオのレビューはこちらの記事をどうぞ。

    デルタ・ドルチェビータにそっくり?アウロラ オー・ソレ・ミオの外観&書き味は?

    この場合の洗浄のコツや、インクが残っているときにさらに他のインクを入れて良いのか不安です。

    アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」のレビューはこちらをご覧ください。

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

    1.アウロラは折れる?

    確かにアウロラと検索すると「折れる」と出てきますね…。これは不安になって仕方ありません。

     

    結論から申し上げますと、気を付けて使っていれば簡単に折れるということはありません

    アウロラの万年筆のなかで、オプティマや88などはインク窓がついています。

    このインク窓はキャップのネジ切り部と近く、キャップを硬く締めすぎたりすると、インク窓部に負荷がかかるのです。

     

    これにより、インク窓からインクが漏れるという事例はよく聞きます。

    ですので、Il Duomoではアウロラのインク窓つきのペンをご購入されるかたにはキャップを強く締めすぎないこと、

    など注意点を資料にしてお渡ししています。

    資料にしてお渡ししてからは、みなさん気を付けていただいているようでインク漏れの事例は一度もありません。

    (それ以前は数例ありました。)

    アウロラ イメージ
    ▶アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    ちなみに、どのペンも落としたりすると壊れるリスクがありますが、
    インク窓付きのアウロラのペンはキャップをした状態で
    横向きに落ちた場合、折れやすいというリスクがあります。

    (普段使いで気を付けていたのにぽっきり折れたという話は、近年あまり聞きません。アウロラも改善していっています)

    インク窓は、レジンとレジンを接着しているので、一続きのインク窓無しペンよりかはリスクがあるわけです。

    ただ、折れるときは綺麗に折れるためくっつけやすいとも言えます。

    修理はですので、難しくありません。(イタリア送りにはなります。)

     

    しかし万年筆を落とすと、各メーカー、どの種類のペンでも不具合が発生しやすいので
    万年筆は絶対に落とさないように!気を付けましょう。

    蛇足:キャップの締めすぎはどのメーカーのペンにもよくない

    高級文具のキャップは締めすぎNGの画像

     

    話は逸れますが、キャップをきつく締めすぎるのはペリカンなど他の万年筆でもキャップに負荷がかかりレジンが割れたりする原因になります。

    乾き防止でしっかり締めたいお気持ちもあると思いますが、なるべくやさしく締めてペンを長持ちさせてくださいね!

    アウロラのインク窓はとても便利で機能的ですし、インクを楽しむのにももってこい。


    気を付けながら取り扱っていただければと思います!

    ペリカンの代表モデル「スーベレーン」について詳しくはこちらの記事もどうぞ。

    世界的人気を誇るペリカンの【スーベレーン】の魅力とは?

     

    2.洗浄について

    アウロラは、ダブルタンクリザーバーという吸入タンクになっており、

    洗浄時、通常よりもインクが中に残りやすい構造ではあります。

    ただ、だいたい透明になるまで洗っていただければ、次のインクを入れてもよほど大丈夫です。

    しかし、ラメ入りインクや顔料系、古典インク系は避けましょう。

     

    もしどうしても中に残ってしまい気になる場合ですが、アウロラのニブはユニットになっていて、外すことができます。

    ですので外して内部を洗えば、かなり綺麗に洗浄できます。ただ負荷をかけることにはなるのであまり頻繁にこれをやるのはおすすめできません。

     

    それに、外す際に変な風に力を入れるとペン先の切り割りが傾く可能性もあります。

    (外した後、なにかあったとき保証外にもなってしまうと思います。)

    多少残っていても、基本的には放っておいて大丈夫ですよ。
    ダブルタンクリザーバーは使うインクに気を付けることと、何度も水を替えて洗うのがよいでしょう。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    アウロラのおすすめ

    最近おすすめのアウロラの万年筆を挙げてみました。

    アウロラ ジュングラ Aurora Jungle

    ▶アウロラ 限定生産品 アンビエンテ ジュングラ 万年筆 Aurora Ambienti Giungla Fountain Pen
    アンビエンテ ジュングラ は5つの地球環境の一つ、熱帯雨林=ジャングルをイメージしたデザインとなっています。
    多種多様な動植物の命を宿すジャングルの深遠な緑をアウロロイド(アウロラ樹脂)の透明感あふれるコントラストで描いています。
    この軸に合わせて、深いグリーンのインクが付属します。

     

    Aurora マテーラ 

    ▶アウロラ 限定生産品 アウロラ 限定生産品 88 イル ヴィアッジョ セグレート イン イタリア マテーラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Matera Fountain pen
    2022年、新たにアウロラのコレクションに加わった「イル ヴィアッジョ セグレート イン イタリア 」は、美しい街並みや自然で知られるイタリアに旅するような雰囲気を「音楽的に」体験する、という、斬新なコンセプトのペンとして発表されました。

    ▶ アウロラ 限定生産品 タレンタム デーダロ ホワイト 万年筆 Aurora Talentum Dedalo White Fountain pen
    ▶アウロラ 限定生産品 タレンタム デーダロ ホワイト 万年筆 Aurora Talentum Dedalo White Fountain pen
    タレンタムの限定生産品が登場!「デーダロ」は、ダイダロス、つまりギリシャクレタ島に残る迷宮、そしてそこに身をひそめる怪物に由来します。キャップには古代ギリシャに見られたメアンドロス柄(ギリシャ雷文)が刻まれ、まさに地下迷宮のようです。ホワイト×ゴールドがとても高貴に見えます。限定555本です。
    ▶ アウロラ 限定生産品 タレンタム デーダロ ブルー 万年筆 Aurora Talentum Dedalo Blue Fountain pen
    ▶アウロラ 限定生産品 タレンタム デーダロ ブルー 万年筆 Aurora Talentum Dedalo Blue Fountain penデーダロのブルーです。ヨーロッパではとても品のある色とされる紺色。銀色と紺がとてもファッショナブルです。

     

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  • レオナルドの新旧ニブの比較について。どう変わったか?14Kとスチールニブは?

    レオナルドの新旧ニブの比較について。どう変わったか?14Kとスチールニブは?

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    レオナルドニブの違いについて。

    こんにちは、Il Duomoの店長の佐藤です。

     

    レオナルド(LEONARDO OFFICINA ITALIANA)は2021年はじめから順次古いニブからしいニブに変わっていましたが
    基本的には現在(2022.2時点)はすべてしいニブに変更になっています。

     

    レオナルド モーメントマジコ ピエトラサラータ 万年筆 (ロジウム/ゴールドトリム) 
    レオナルド モーメントマジコ ピエトラサラータ 万年筆 (ロジウム/ゴールドトリム) 

    どこがどう変わったかと言うと、
    まず大きな違いとしては、ペンのメーカーが変わったということです。

     

    イタリアの万年筆メーカーのなかでは、ペンを自社生産しているところもあるのですが、
    レオナルドは以前よりペンを他社に依頼していました。
    といっても、どういった方針のペンにするか、などは万年筆メーカーが決めます。

     

    ペンメーカーに伴い、ペン芯や内部のパーツも変わりました。
    ペン芯の形は、以前よりもペン全体をホールドするような形になり、
    安定感が出ています。

     

    書きはどうか、というと、
    かなり変わりました。

     

    以前はスチールニブは平べったいつくりで、かつ薄く、
    柔らかさを出す作りになっていました。
    しいスチールニブは、分厚くなり、硬めの書きになりました。
    しかしものすごく硬いというわけでもありません。
    安定してどの角度にも対応できる優秀なニブになりました。

     

    そして14Kです。
    以前の14Kニブは、スチールニブと比べると硬めでした。
    ですので以前のレオナルドは、一般的にいわれる「鉄ペン=硬い 金ペン=柔らかい」の逆を行っていたわけです。
    しかし今回のニブ変更で14Kは以前よりも薄めで柔らかめの作りになりました。

    この変更は「以前よりもインク供給に安定感が出て良い」とイタリアでも評判だそうです。

     

    感触は、ややサリサリとする感じですが、インクフローが良く、とてもスムーズです。

    レオナルドの新旧ニブ比較、まとめ

    総評としては、とてもポジティブな変更だと思います。
    旧スチールニブがとても柔らかいということで評判がよかったために、
    スチールニブが欲しい方はちょっと残念かもしれません。

     

     

    しかしながら以前のニブはそれはそれで問題もありました。

     

     

    (柔らかいスチールニブは、金属の戻りが悪いためにペン芯からペン体が離れてしまう恐れがあるし、
    筆記角度や筆圧によってはペンポイントの左右がずれやすい。)

    インクによってはフローが渋くなることもありました。

     

     

    またペンポイントの安定性ということでは現在のニブのほうが良いのでスチールニブを考えられている方も安心して頂ければと思います。

     

     

     

    こんな感じで、ニブというのはメーカーもしのぎを削っているので
    問題があればその都度マイナーチェンジを繰り返す…ということもありますし
    今回のレオナルドのようにガラッと変わることもあります。

     

     

    (YouTubeも撮影し直さないと、レオナルドのスチールニブについて

    誤解される方が多いかもしれないので近々撮影し直す予定です。)

     

     

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    あわせて読みたい

    レオナルド関連の記事をあわせてご覧ください。

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)
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  • ピナイダー(Pineider)アバター万年筆を使用してみた感想【お客様よりレビュー】

    ピナイダー(Pineider)アバター万年筆を使用してみた感想【お客様よりレビュー】

    こんにちは、Il Duomoの店長の佐藤です。

    前回に引き続き、お客様から詳細なレビューをいただきましたので
    ブログにさせていただきました。

    1年以上気に入ってお使いいただけているということで、
    万年筆屋としては嬉しい限りです!

    今回はY様のレビューです。

    ~~~~~~~

    ピナイダー アバター Pineider Avator

    私はいままでに2本、Il Duomoでピナイダーのペンを購入しています。

    1本目はもう廃番になっていますが、ピナイダーのサフランイエローのボールペン。

    2本目はアバターのネプチューンブルー(EF)です。

    使い始めてから1年以上経ちますが、とてもお気に入りの2本となっています。

     

     

    私は同時期にパイロットカスタム74をはじめての万年筆として購入したので、
    ピナイダーアバターを購入したときはほとんど初心者の状態でした。

     

     

    ピナイダー アバター Pineider Avator

    しかし思いのほか使い心地もよく、なによりデザインが素晴らしいので

    使用しているときの幸福感があります。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

     

    イタリア万年筆初心者のかたにも、ピナイダーアバターの良さが伝わるといいなと思いながら書いています。

    ピナイダーの工場見学レポートはこちらをご覧ください。

    ピナイダー(Pineider)の工場見学にいってきた|万年筆の謎を本社工房にお邪魔し解き明かす

    ピナイダー アバター2019 ネプチューンブルー 万年筆(EF)の使用感

    ピナイダー アバター Pineider Avator ピナイダー アバター Pineider Avator

    では特にアバターのほうに関して、レビューしていきたいと思います。

    これまで使ってみた使用感としてはとても丈夫な感じがします。
    接着剤を使用しないという構造になっているそうですが、ぐらつきもなく問題なく使えています。

     

    まず、特筆すべきは箱です。
    ピナイダーはレターセットや革製品などを作るメーカーということもあり
    箱はおしゃれで芸術的です。
    箱とセットで眺めるのも良いですね。

     

    ニブ、キャップ、軸に特段の不具合なく使えています。

    物に心を込めてお手入れする(使用後、メガネ拭きクロスで拭く程度)と愛着も出てくるし、次は何を書こうと筆記意欲も湧いてくると思います。

     

    アバターの書き味やデザインについて

    ピナイダー アバター Pineider Avator

    ニブは大きく、スチールでガチニブなのでサリサリとした書き具合で自分には合っています。
    フローは良く、スキップすることもなく使えています。

    デザインは、レジンが美しくマーブル調に輝く青色がとても好印象。

     

     

    デザインの中でも特に気に入っているのはキャップリングです。
    フィレンツェのサンタマリアデルフィオーレが刻印されているのが良いですね。
    ピナイダーはフィレンツェ発ブランドということで、
    フィレンツェらしさ満点で気に入っています。

     

    ピナイダー アバター Pineider Avator

     

    そんな素敵なデザインが刻印されているキャップはマグネティックロックで
    デュポン社のマグネットを使用しているのでしっかりと閉まり安心です。
    マグネティックロックと聞いて気になるのが、ペン先の乾燥だと思います。

     

    ネジ式と比べると隙間がどうしても空くので、乾きやすいのでは?と思われる方も多いでしょう。
    私が使った感じでいうと、1ヶ月くらい使用しないとやはり乾いていますが、毎日使用している分には気になりません。
    それよりもマグネティックロックからくる機構の面白さやカチッと締まる安心感が勝る感じがあります。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

     

    持った時のバランス感は?

    ピナイダー アバター Pineider Avator

    持った時のバランス感についてですが、感触は手の平に収まりが良いかんじです。長くて重厚感もありますが、バランスは良いと思います!
    わたしは尻軸部の傷つきを懸念してキャップはポストしていません。

    Il Duomoについて

    インターネット通販ということで、写真と実際のイメージの違いが気になるところですが、
    この商品に関しては、実際に届いてみるとイメージ通りでとても素敵でした。

     

    Il Duomoでの購入をオススメする理由は、親切丁寧な対応、検品もしっかりとしてくれるということ。
    それと、とても距離の近い万年筆屋だと思うからです。

    他には店頭と比べると金額が安いところもわたしにとってはポイントです。

     

    PineiderのボールペンもIl Duomoで購入しましたが、現在とある店頭では1万円以上高い値段で売られていました。

    決して、安くはない万年筆だからこそ、安心できるIl Duomoで、納得の価格で購入できるのはとても貴重なことだと思います。
    日本にIl Duomoのような万年筆屋さんがあって良かったと思います。

    出会えたことに感謝したいくらいです。なにやら運命的というか出会うべくして出会った!そんな感じがします。

     

    次はマイオーラのミト オリジンの質問をしてみようと思います。

    マイオーラ・レオナルド・デルタの違いについて詳しくはこちらをご覧ください。

    【ドルチェヴィータ軸の比較】マイオーラ・ミト・オリジンとレオナルド・DNA、デルタ・DVのちがい

    ピナイダー アバター Pineider Avator

    ピナイダー アバター Pineider Avator

    Y様のインスタグラムでは、ピナイダーで書かれたものをシェアされてます。
    ぜひチェックしてみてくださいね。

     

    店長よりひとこと

    Y様、ピナイダーのアバターのレビューとお写真をありがとうございました!

    1年以上お使いになられているということでとても貴重なご感想でした。

    アバター2019の色のなかではすでに廃番や欠品中のものもありますが
    新色も出てきていますし、同じ機構・デザインでクリアなものもあります。

     

    マグネティックロックのペンは、特に日本ではなかなか見かけない珍しいもの。

    独特の高級感が、まさにイタリア!といったところ。

    手に持つ感じも、すこし重みがあって安心感と高級感があります。

    イタリアらしさを感じてみたい方にもってこいのモデルかと思います。

    ぜひイタリア万年筆が気になる方にはチェックしていただきたいペンですね。

     

     

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