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  • 書き味は?サン=テグジュペリの名作「星の王子さま」の万年筆たち

    書き味は?サン=テグジュペリの名作「星の王子さま」の万年筆たち

    2018年にモンブランから発売された星の王子さまシリーズのペンたち。

     

    Il Duomoが検品してきて気づいた星の王子さまシリーズの魅力や、モデルごとの違いや書き味について、レビューしていきます!

     

    「ぼく」がヒツジを描いたのは実は万年筆だった?

    星の王子さま 万年筆

    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ル・グラン Montblanc Le Petit Prince LeGrand Fountain Pen

    みなさんは、「星の王子さま」を書いた作家サン=テグジュペリが、物語の登場人物と同じ飛行士だったことを知っていますか?

    えっ、「誰でも知っているよ」ですって?

    では、モンブランが「星の王子さま」をモチーフとして万年筆を作った理由はご存知でしょうか?

     

     1日目の夜、僕は砂の上で眠っていた。その場所は、人の住んでいるところからは、遥か遠くに離れていた。海のど真ん中、いかだで彷徨っている人よりも、ずっと独りぼっちだったと思う。だから、そのあと僕がびっくりしたのも、みんなわかってくれると思う。日が昇るころ、僕は、不思議なかわいらしい声で起こされたのだから。
    「ねぇ、ヒツジの絵を描いて!」と耳元で声がした。
    「えっ?」と僕が目をまん丸くしていると、
    「ねぇ、ぼくにヒツジの絵を描いて」とその男の子は、僕にお願いしていた。

     

    この「ぼく」であるサンテグジュペリと星の王子さまが出会い、ヒツジの絵を描いてと懇願されるシーンはあまりに有名ですが、
    実はこのヒツジ、万年筆で描かれているそうですよ。

     

    星の王子様 万年筆

    こうしてみると、たしかに万年筆らしいインクの濃淡が見て取れますね。

    そういった経緯もあり、星の王子さまシリーズが生まれたようです。

    あらためて読み直したい、星の王子さま

    Il Duomo店長、読書が好きなのですが、星の王子さまにはけっこう思い入れがあります。
    小学生、中学生のときは1年に何度も図書館で「星の王子さま」を借りていた覚えがあります。
    ファンタジーとリアル、道徳と皮肉が入り混じる星の王子さまの世界は、不思議で優しくて、とても魅力的でした。

     

    大人になった今、あらためて読むなら、装丁も大事にして読みたいところです。

    実は星の王子さまはフランス版は原画を使えなかったという事情があり、原画に近いのはアメリカ版となっています。
    岩波書店の星の王子さまは、アメリカ版を使っているそうで、よりサンテグジュペリの筆致を追うことができますよ。

     

    ▼挿絵が原著版のこちらがおすすめ(英語版もあるので注意)

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    ▼こちらは新潮文庫版。

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    ▼こちらは新訳版。私は古い言い回しが好きなので岩波の訳が好きですが、
    古い言い回しが嫌いな方はこちらがいいかも。

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    翻訳もたくさんの方の手によって様々な解釈で訳されているので、比べてみるのもいいですね。

    モンブランの星の王子様シリーズはモデルがいっぱいある

    モンブランは、文豪たちをテーマにした「作家シリーズ」から、数多くの万年筆を発表してきました。
    そして2017年、その作家シリーズに加わったのがサン=テグジュペリです。
    翌年2018年に星の王子さまシリーズが発表されました。

     

    作家シリーズのサン=テグジュペリは飛行士としての彼を忠実に再現する、男性的なデザインでしたが、
    こちらの星の王子さまシリーズは男女ともに使いやすい色合い・デザインになっています。

    ↑の動画は、その中の1つ 星の王子さま 万年筆 ソリテールクラシックです。

     

    金属軸のソリテールはデュエ・クラシックとルグランがあり、
    レジン軸にもクラシックとルグランがありますので、デザイン・サイズが間違いやすいので注意。

    ちなみにクラシックのみ、コンバーター式となっています。お気を付けを。

    (訂正:2021年10月8日現在 廃盤)

    星の王子様 万年筆

     

    軸は宇宙をイメージしたネイビーブルー

    モンブラン 星の王子さま ルグラン
    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ル・グラン Montblanc Le Petit Prince LeGrand Fountain Pen

    小惑星B612で暮らしていた星の王子さまは、星に咲くバラの花との諍いから、B612を離れて宇宙へ旅立ちました。

    王子さまは、旅の途中で、王さま、うぬぼれ男、呑み助、実業屋、地理学者など、少々厄介な大人たちと出会い、彼らとの会話を通して成長していきます。

    そんな星の王子さまを大きく包み込むのは、深遠な宇宙です。

    星の王子さまシリーズの万年筆の軸は、その宇宙をイメージした深いネイビーブルーに彩られています。

    じっと見つめていると、引き込まれてしまいそうなその色は、深遠な宇宙を表すと同時に、星巡りを通して成長していく星の王子さまの、純粋無垢な心を表しているようにも思えます。

    キャップに刻まれた王子さまとキツネの友情

    おはなしの中で、王子さまとキツネの出会いほど印象的なシーンはありません。

    王子さまは、キツネと出会い一緒に遊びたいと思いましたが、キツネはそれを断ります。

    仲良くなるという概念を持たなかった王子さまに、キツネは「つながる」ことの意味を語り、つながれば、お互いがお互いにとって特別な存在になるのだと教えてくれたのでした。

     

     

    ‘Creer des liens?’

    ‘Tu seras pour moi unique au monde.’

    「仲良くなる?」

    「君は、僕にとってこの世でただ1人の特別な人になるんだ」

     

    このフレーズは、王子さまとキツネとの友情を表す言葉として、よく知られています。

    そして嬉しいことに、星の王子さまシリーズの万年筆のキャップリングには、このフレーズが刻印され、黄色い星まであしらわれています。

    しかも、ペン先には、星の王子さまとキツネまで描かれている!

     

    モンブラン 星の王子さま

    モンブラン 星の王子さま ソリテール
    ▼ソリテールはペン先がバイカラーに!これはかわいい。
    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ソリテール ル・グラン Montblanc Le Petit Prince Solitaire LeGrand Fountain Pen

    この万年筆は、星の王子さまの世界がギュッと凝縮された唯一無二の万年筆です。

    そんな万年筆と仲良くなれれば、それは使う人にとって「この世でたった1本の特別な万年筆になる」のではないでしょうか。

    星の王子さまシリーズの4種の万年筆

    このシリーズはボールペンやローラーボールを抜いて、4種の万年筆があります。

    モンブラン 万年筆 星の王子さま 

    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ソリテール ル・グラン Montblanc Le Petit Prince Solitaire LeGrand Fountain Pen

    モンブラン 万年筆 星の王子さま 
    モンブラン マイスターシュテュック ル・プティ・プランス ソリテール ドゥエ クラシック 万年筆 星の王子さま Montblanc Le Petit Prince Solitaire DOUE’ Fountain Pen

    モンブラン 万年筆 星の王子さま 

    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 ル・グラン Montblanc Le Petit Prince LeGrand Fountain Pen

    モンブラン 万年筆 星の王子さま 

    モンブラン マイスターシュテュック 星の王子さま 万年筆 クラシック Montblanc Le Petit Prince Classique Fountain Pen

    検品して気付いた4モデルの違い

    ソリテールは金属軸なので重め、下ふたつはレジン軸で軽めです。

    ルグランはフローが良い柔らかな書き味。字幅は国産よりもかなり太めです。
    クラシックは字幅は国産よりは太いですが、インクフローが絞られており、やや細め、硬めの書き味となっています。

     

    ソリテールのキャップは、写真ではポストされていますが、ポストするとバランスが悪いのか、材質上スレてしまうからなのか、「ポストしないでください」と書かれた紙が入っていました。

     

    通常使いであれば普通のほうのクラシックがおすすめでしょうか。

    どっぷりした迫力ある書きぶりを楽しみたいならルグラン。

     

    どちらにせよ、デザインがすべて違うので悩ましいですね!

    アビエイターシリーズは渋いブラウンでテグジュペリの飛行服を表現

    星の王子さま アビエイター モンブラン 万年筆 星の王子さま アビエイター モンブラン 万年筆

    モンブラン 特別生産品 マイスターシュテュック ル・プティ・プランス ドゥエ ルグラン 万年筆 Montblanc Meisterstuck Le Petit Prince and Aviator Doue LeGrand FP

    2019年に発売されたアビエイターシリーズは、砂漠に降り立ったサンテグジュペリの飛行機を模しています。
    飛行士の革の服をアビエイタージャケットといいますが、そのアビエイタージャケットをイメージ。
    キャップ部は革でおおわれ、星のデザインが刻印されています。
    軸は砂漠でさまよう星の王子さまが描かれています。

    茫漠とした風景の中でふたりがであった世界観をあらわしており、前年のものと違ってこれはこれでいいですね。

    まとめ

    すでにたくさん種類が出されている星の王子さまシリーズ。

    このペンがあれば、童心にかえって「かんじんなものは目に見えないんだよ」という王子さまの言葉を思い出せそうです。

     

    あわせて読みたい

    サン=テグジュペリのモンブラン作家シリーズに関する詳しいレビューはこちらをどうぞ。

    【リアルなレビュー】 サン=テグジュペリ モンブラン 万年筆 作家シリーズの書き味は?

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  • 【世界の名言と万年筆】 J・F・ケネディの名言と人生

    【世界の名言と万年筆】 J・F・ケネディの名言と人生

    モンブラン JFK ジョン・F・ケネディ 万年筆 バーガンディ Montblanc JFK - John F. Kennedy - Burgundy Fountain pen

    バーガンディ Montblanc JFK – John F. Kennedy – Burgundy Fountain pen

    モンブランから発売されているJFKの万年筆。

    ジョン・F・ケネディだけでなく、ケネディ兄弟の絆もモチーフにしたデザインとなっています。

    ケネディは政治一家としても有名ですが、最近では映画「グリーンブック」の中で、ピアニストのドン・シャーリーがケネディ一族で、ケネディの弟ロバート・ケネディに助けを求めて電話するシーンが印象的でした!

     

    (余談ですが、グリーンブック、音楽好きとしてはとても良き映画でした…!しみじみ)

    ▶ Amazonで見る

    ケネディ暗殺はあまりにも有名ですが、漫画ビリーバットのなかでもケネディ暗殺はキーポイントとして出てきていましたね。
    いろいろな作品の題材にもなるほど、謎に包まれた事件です。

     

    アメリカの第35代大統領に42歳という若さで就任したケネディはカトリック教徒として、アイルランド系アメリカ人として、そしてピューリッツァー賞を受賞した経験を持つ者として、唯一の大統領でもありました。

     

    在任中は多くの歴史的事件が発生しています。

     

    なかでも『米ソ全面核戦争』と騒がれ、世界が固唾を呑んでその成り行きを見守ったキューバ危機を回避させた功績は今でも称賛されています。

    そしてもうひとつ彼がなしえたことで忘れてはならないことは、人類を月に送る『アポロ計画』を大きく推進させたことでした。

    ケネディは数多くの名言を世に出している

    【世界の名言と万年筆】 J・F・ケネディの名言と人生

    ケネディはあの若さでアメリカの大統領にまで上りつめ、そしてその3年後にダラスで凶弾に倒れ、僅か46歳で華麗な人生に終止符を打たされたことが逆に、その後の彼の名声と人気を高めることにも繋がったのでした。

     

    彼は政治家でしたがその人生は、まるで詩人のそれのようでもあったのです。

     

    大変な読書家でもあった彼は、幼少期から患っていた脊椎の病気も相まって、その当時から病床で深く考える習慣を身に着けていたようです。

     

    そんな彼は実に多くの名言を世に送り出しています。

    ❖我々すべてが等しい才能を持っている訳ではない。しかし、我々すべては才能を伸ばす等しい機会を持つべきだ。
    ❖人は死に、国は興亡するかもしれない。しかし思想は生き続ける。
    ❖私たちは、今までになかったものを夢見ることができる人々を必要としている。

    最後の名言はアップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏や、テスラとスペースX社を創業したイーロン・マスク氏など、産業界の革命児といわれる人々を想起させる名言なのです。

     

    幼少期から兄への劣等感から根気強さを養う

     

    ジョン・F・ケネディは生まれつき脊椎に障害を持ち、幼少期から病弱だったようです。

     

    一方兄のジョセフ・ジュニアはスポーツ選手として活躍していました。そんな兄を見ながらジョンは鬱屈した少年期を過ごし、何度も入退院を繰り返したようです。そんな当時の彼は、本にのめり込むことが唯一の救いだったようです。

     

    ハーバード大学から政治に目覚め、海軍そしてPT109で英雄に…

    ハーバード大学在学中のとき、父親がたまたま在英国のアメリカ大使という立場であったことから、ケネディは二度ヨーロッパを訪れて見聞を広めている。そして卒業論文では、英国のチェンバレン首相とドイツのヒトラー総統とのミュンヘン会談を扱った『ミュンヘンの宥和』を書いているように、彼はこの当時から政治志向が強かったようです。

     

    そしてその後海軍を経由して、1943年8月1日にソロモン諸島にあるニュージョージア島の西を魚雷艇(PT109)で出撃中、日本海軍の駆逐艦「天霧」に遭遇して衝突された。小さな魚雷艇は引き裂かれ、乗組員は全員海に投げ出されたのでした。ケネディはこのとき生き残った10名の仲間たちを救出に繋がるように率いたのです。

     

    このときの彼の行動が後に称賛され、彼はいつしか英雄呼ばわりされるようになったのでした。

     

    政界入り

     

    父ジョゼフは政界入りさせようとしていた長男ジョゼフ・ジュニアが戦死すると、その期待を今度は次男のジョンに向けたのでした。そして父の強力なサポートもあって、彼は1946年のマサツーセッツ州の選挙に民主党から立候補して、29歳の若さで下院議員となったのです。

     

    そして下院議員を3期務めた後、今度は1952年に上院議員に当選しています。そして1956年の大統領選のとき、民主党の副大統領候補となり、その時は敗北したのですが、この時の彼の風格のある演説が称賛され、彼の名は一気に全米に知れ渡ることになったのです。そして1960年の大統領選では民主党の指名を獲得し、共和党のニクソン候補を破り、最も若い選挙で選ばれたアメリカ大統領になったのです。

     

    モンブランJFK ジョン・F・ケネディ万年筆

    ケネディが当選するきっかけになったのがニクソンとのテレビ討論会でのイメージ戦略でした。

    ちょうどカラーテレビが世の中に浸透した時代。
    外見からくる心理的影響に目を向けたケネディは紺のジャケットに赤のネクタイという、若々しい印象を与えたことで国民に愛され、信頼を勝ち得たようです。

    カラーテレビを見た国民は、赤いネクタイのケネディに魅力を感じ、自信をもって討論する姿に圧倒されたのです。

    それ以来ケネディといえば赤いネクタイが定着したようです。ここで紹介するモンブランのシリーズもこのイメージに合わせて作られています。

    モンブラン JFK ジョン・F・ケネディ 万年筆 バーガンディ Montblanc JFK - John F. Kennedy - Burgundy Fountain pen

    バーガンディ Montblanc JFK – John F. Kennedy – Burgundy Fountain pen

    いまではオバマ前大統領やトランプ大統領など、ケネディ以降の大統領はみな彼のイメージカラーを踏襲する形で、紺色×赤ネクタイ。
    大統領といえば、赤ネクタイだよね、という今のイメージを作り出したのはケネディだったのですね。

    クリップ部にはJFKのイニシャルが刻印されています。

     

    キャップ部の3つのリングは金メッキでできており、政治家であったJFKを含む3兄弟を表しています。ペン本体はバーガンディ色の高級レジンでできており、海軍時代にインスパイアされたリングはJFKの出自をリスペクトしています。

     

    ペン先は18金でできており、月面着陸した宇宙船を刻印してあります。

     

    まさにJFKの人生そのもの、といった万年筆となっています。

    まとめ

    最も若くして大統領に就任したケネディは世界の注目を集める存在でした。

     

    彼の崇高な思想そして人間的な温かみは、名言に現れています。
    ダラスで凶弾に倒れ、若くして人生を終えることを強いられた彼だからこそ、
    その後も燻る暗殺の謎とともに、彼を慕う想いはまだ世界に息づいているのです。

    あわせて読みたい

    万年筆を選ぶ参考になる、字幅・ペン先解説記事はこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    万年筆ブランドや代表モデルにご興味のあるかたはこちらもどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)
    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

     

     

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  • モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは?

    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは?

    こんにちは、ヨーロッパ万年筆屋のIl Duomoの佐藤です。

     

    2017年冬のグレート・キャラクターズはザ・ビートルズ!

    店長・佐藤が実際にレビューしてみました!↓↓↓↓↓みてね!

     

     

    モンブランは毎年社会に大きな影響を与えた功績をあげた人を讃えたハンドクラフト仕上げの筆記具「グレート・キャラクターズ(Great Characters)シリーズ」を発表しています。今回発表するのは誰もが聞いたことのある、そして愛され続けている1960年代を代表するロックバンド、ザ・ビートルズ(The Beatles)へのオマージュのペンです。

     

     

    デデン!

    これですよ。

     

    次の章ではこのペンのデザインの真髄を探っていきましょう。

    ビートルズのペンのデザインの特徴

    グレート・キャラクターズ ビートルズ 万年筆

     

    全体の模様・カラー

    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像2 モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像3 モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像4

    どうです、この色使い。クラシカルな雰囲気のモンブランから出てきたとは思えないこのカラー。最初見た時、「お?こう来たか?!モンブランさんよ」と思いませんでしたか?(笑)

     

    ビートルズは1950年代後半に結成され、主に1960年代に活動した世界的に有名なロックバンド。その10年弱というビートルズの歴史の中では、たくさんのコンセプトの楽曲があり、またビートルズというバンドが成長していく中で楽曲の様相も変化していきました。

     

    今回モンブランのザ・ビートルズ万年筆・ボールペンに採用されたのは『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』などに代表される成熟期(1966年~1968年頃)のサイケデリックなビートルズ。


    マジカル・ミステリー・ツアー

     

    ペン先の模様

    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像5

    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像6

    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像7

    ペン先には、リンゴのようなデザインがあります。これは彼ら自身が設立したレコード会社「アップル」のロゴマークをデザインしたものと思われます。

    applecorps

    出典:wikipedia

    ちなみにこの青リンゴのマークはルネ・マグリットの絵画「リスニングルーム」にインスピレーションを得たと言われています。それがこれ…

    リスニングルーム

    出典:wikipedia

    前衛的な感じですね。この絵は普段あるものを違うところに置いてみると、変わって見えるという絵画的な実験らしいのですが、哲学や思想に傾倒していたビートルズだからこそ、と思えます。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

     

    尻軸のつまみとクリップ

    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像8 モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像9

     

    尻軸はミキシングテーブルのつまみを再現しているそうです。クリップはマイクスタンドの形!

    ビートルズの4人が慣れ親しんだ「アビーロードスタジオ」、その名を付けたアルバム「アビーロード」は横断歩道を渡る4人の姿のジャケットが有名です。

    ABBEY ROAD

     

    機構は?

    機構は吸入式です。ミキシングテーブルのつまみのような尻軸を回してインクを吸入します。この動作、たまりませんね。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    ペンは万年筆とボールペン、ローラーボールの3種類

    今回、モンブランから発売される「グレート・キャラクターズ  ザ・ビートルズ 」は万年筆とボールペンがありますので、全部で3種類となっています。

    万年筆って何?

    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像10

    万年筆屋なのでぜひ万年筆について語らせてください。と言いたいところですが、簡単に説明します。

    万年筆は軸の内部のインクタンク(カートリッジや、コンバーターというもの)からペン先にインクが送り出され、するすると滑らかに筆記ができるペンです。カートリッジを使えばボールペンのように簡単に使えますし、コンバーター(インクを吸入する装置)を使えば好きなインクを吸引して使うことのできる、いわばオトナの筆記具です。筆圧がいらないので非常に書いていて気持ちが良いペンなのです。くわしくはこちらへ→【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?

    ちなみに、今回は中字(M)サイズのみの販売です。詳しくはこちら→どんな文字を書く?絵を描くときは?万年筆の用途別ペン先の太さ

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    ローラーボールって何?

    グレート・キャラクターズ ビートルズ ローラーボール

    グレート・キャラクターズ ザ・ビートルズ ローラーボール ¥96980-

    ローラーボールはボールペンの1種ですが、油性ボールペンでなく水性のサラサラとしたインクで書くものです。油性ボールペンよりも筆圧がいらず、気持ちよく筆記ができます。キャップ式のものが多く、万年筆とキャップを閉じた外観はほとんど変わらず、高級感があるのが特長です。キャップを開け閉めするのもオトナな雰囲気を醸し出せて、ボールペンよりもエレガントになりやすいペンです。   では、それぞれのペンをみていきましょう。

    ではボールペンは?

    グレート・キャラクターズ ザ・ビートルズ ボールペン

    グレート・キャラクターズ ザ・ビートルズボールペン ¥85980-

    ボールペンはツイスト式かプッシュ式となり、キャップはつきません。また、インクも油性のインクです。耐水性を重視されるならローラーボールよりボールペンですが、ボールペンはローラーボールよりちょっぴり小さめになります。(もともとモンブランのこのシリーズは大き目ですので、ボールペンでも気にならないと思いますが。)

    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像11 モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像12 モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像13 モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像14

    万年筆の書き味は?

    まず、ペン全体の重みが82gなんです。
    金属軸なのでかなり重めです。そこは気を付けてご購入くださいね。

    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは? - 関連画像15

    インクフローはかなりいい方です。今回Fを検品しましたが、けっこう太く思えました。

    国産のMくらいをがM,BくらいがMと思われたほうがいいでしょう。

    柔らかさはさすがモンブラン、ふわ~っとした書き心地で滑らかなことこの上なしです。
    書き出しのかすれもありませんでした。

    ビートルズの限定インクもあります

    ビートルズらしいサイケデリックなパッケージに入っているのは、50mlのサイケデリックパープルという色。世界を変えた偉大な4人を讃えるインクです。

    なかなか派手な色で、珍しいインクになりそうです。

    グレート・キャラクターズ ビートルズ インク

    グレート・キャラクターズ ザ・ビートルズ インク ¥4280-

     

    まとめ

     

    ザ・ビートルズはファンが本当に多く、またコアなファンさんも多くいらっしゃるので、音楽好きといえどまだまだ勉強不足の私がこの商品を紹介するのもなんだか気が引けましたが、モンブランのこのペン、モンブランの歴史からしても珍しいサイケデリックなデザインで、ビートルズにぴったりだと思います!

    (エリナ・リグビーが好きなのですが、小声。)

     

    ほんとに2017年-18年限定、数量も限定でしか出ないものですので、気になる方はお早めにどうぞ!!
    ※2018年1月現在、ご予約のみとなっています。ご注文の際はお気をつけください。

     

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    同じくモンブラン作家シリーズ・限定モデルのレビューはこちら。

    サン=テグジュペリ モンブラン 万年筆 作家シリーズの書き味は?
    モンブランJFK万年筆をレビュー

    カリル・ジブランなど作家オマージュ系もチェック。

    モンテグラッパ・カリル・ジブランをレビュー

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  • 【リアルなレビュー】 サン=テグジュペリ モンブラン 万年筆 作家シリーズの書き味は?

    【リアルなレビュー】 サン=テグジュペリ モンブラン 万年筆 作家シリーズの書き味は?

    こんにちは。手帳好き万年筆屋のIl Duomo店長佐藤です。

    今日は2017年8月に新発売されたモンブラン作家シリーズのサン=テグジュペリの万年筆のリアルなレビューをさせていただきます。

    Il Duomoでは事務所での対面販売はごくわずかで、基本はネットショップのIl Duomoにて販売をしているので、お客様に通販で万年筆を買うことの不安を減らすために、純正インクでの検品と、こうして動画やブログでのリアルなレビューを行っているわけです。

    早速レビューしていきます(^^♪

    モンブラン作家シリーズとは?

    モンブランは毎年著名な小説家などの「文豪」と呼ばれる方を一人選び、その方をコンセプトにした万年筆やボールペンを販売しています。

    ヘミングウェイやアガサ・クリスティーなど、名だたる文豪の名がいままでに25種類以上の万年筆となって並べられてきました。

    2017年はサン=テグジュペリ!

    サンテグジュペリは星の王子様で有名ですね。星の王子様を読まれた方はご存知だと思いますが、サンテグジュペリはもともと郵便を飛行機で運ぶ仕事をしている飛行士でした。飛行士をしながら書いたエッセイ「人間の土地」や「夜間飛行」が一躍有名となり、飛行士であるとともにエッセイスト、そして小説家としてもその人気を不動のものにしました。

    星の王子様では挿絵も自身の筆で描かれており、文才のみならずイラストの才能があることも知られることとなりました。

    サン=テグジュペリの概要をご説明します

    YouTubeではIl Duomo店長が詳しく検品しつつ説明してますので、ぜひご覧ください!

    モンブラン作家シリーズのサン=テグジュペリは二つの種類があり、ざっくりいうと45万のほう11万のほうです(笑)

    毎年作家シリーズは、2000本ほどしか作らない超高価なラインと、数千本作る10万円ほどの2つのラインを出しています。
    10万円ほどのラインでは、万年筆のほかに、ボールペン(油性)ローラーボール(水性)も出ています。

    Il Duomoでは45万円のほうはまだ入荷したことがありません。(見てみたい)

    実際の見た目は?

    Il Duomo価格109900円のサンテグジュペリ万年筆の外観はこんな感じで、Montblancが公式発表している写真の色とは、なんだか違う色ですね。

    モンブラン Montblanc サン=テグジュペリ 万年筆 

    モンブラン Montblanc サン=テグジュペリ 万年筆 

    Montblancの写真よりも暗い色で、濃い紺といったイメージです。

    全体はサンテグジュペリの愛した飛行機コードローンを模してデザインされており、結構ごつごつしています。尻軸には緯度と経度が書かれています。(詳しい外観はYouTubeを見てね!)
    小説を読んだ人ならわかるかもしれませんが、サンテグジュペリの人生において、重要な役割を果たした地域の緯度と経度が記されています。

    また、ペン先には星の王子様に出てくる星を模した形☆でとっても可愛いです。2017年の年号と、モンブランの標高4810の2種類の数字が入ってます。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    モンブラン Montblanc サン=テグジュペリ 万年筆 ペン先

    持った感触は?

    サイズ感はかなり大きく、重い感じがします。長さは約15センチ程度と、そんなに長いわけではありませんが、軸径や、重みに迫力があります。軸がレジンでなく金属でできているので重さは約50 gと、通常の高級万年筆の2倍はあります。キャップ以外の軸径は最大14㎜で、べらぼうに太いわけではありませんが、国産のものが普通13㎜くらいですので、国産に慣れている方は少し太いと感じるかもしれません。

    また、キャップ部の機構が非常にすぐれていて開け閉めが職人芸を使った茶筒のように、空気を抜かしながらしゅる~ん♪という気持ちよさで動きます。個人的にはそれがツボでした。

    書き味は?

    さすがモンブラン、という柔らかく、丸い書き味です。カリカリせず滑らか。ペンポイントのあたりも気にならずふんわりと紙の上を走らせることができます。特にMやBではインクフローが最高なので、気持ちよく筆記を楽しめます。

    あと、大切なのがキャップをポストすることはできない構造になっているので、お気を付けて。
    もともと重いものなので、ポストしたい人も少ないかもしれませんが・・・。

    機構は?

    先ほど申し上げたように、機構はさすがモンブランといったところですね。

    吸入式で、尻軸を回してインクを吸入するのですが、その動きも非常に滑らかです。

    特筆すべきは「洗浄時間が短くて済む」

    モンブランが培ってきた技術の賜物かと思いますが、数回ピストンすれば洗浄を終わらせることができ、通常のコンバーターのように何回も洗浄しても、インクが残ってしまうということはありませんでした。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    インクも限定版

    実はインクも同時発売されています。サン=テグジュペリのインク。
    こちらはダークサフランという、赤茶けた色のインク。なんで赤茶けた?と思い調べたら、「サンテグジュペリが飛行しながら眺めたサハラ砂漠の朝焼けをイメージ」しているらしいです。
    星の王子様から連想されるメルヘンなサン=テグジュペリでなく、飛行士・エッセイストとしてのカッコいいサンテックスがフィーチャーされていて、読書好きな店長は大満足です。

    まとめ

    実はIl Duomo店長もサン=テグジュペリが大好きです。星の王子様は落ち込んだ時に何回も読みましたし、「夜間飛行」「人間の土地」もサンテグジュペリらしい厳しくもやさしい目線を感じられて好きなのです。

    星の王子様が好きな方には、結構ごつごつしていて男性らしさも感じられるこのペンは、賛否両論かもしれません。が、サンテグジュペリを構成している、飛行士のアイデンティティ、砂漠・大地を俯瞰する瞳、エッセイストとして切れ味抜群の文才…これを考えると、今回の2017年作家シリーズ、サン=テグジュペリのデザインは大成功出なかったかと思えるのです。

    最後にサンテックスの名言を。「精神の嵐が粘土のうえを吹いてこそ、初めて人間はつくられる」

    Il Duomoのショップで文具をみる

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    モンブラン・ビートルズの万年筆!書き味とデザインの秘密とは?
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    ハリル・ジブラン(同じく作家へのオマージュ系)レビューや、文学・名言と万年筆についてはこちらも。

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    星座別でわかる、好みの万年筆。運気もアップ!

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  • はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    万年筆っていろいろなブランド・メーカーがありますよね。
    文具メーカーが万年筆製造していることもあれば、時計やアクセサリーなどとともに万年筆もファッションの一部として製造しているブランドもあります。

    はじめての万年筆えらび・第4回はそんな様々なブランドの特徴をざっくり見ていこうと思います。
    ※かなり長いので、お目当てのブランドがある方は、ぜひ「もくじ」をひらいてみてくださいね。

    国産ブランドの万年筆の特徴

    国産の万年筆はパイロット・プラチナ・セーラーと大きなメーカーがあります。そのどれもが、国内のみならず海外でもその品質の高さで好まれて使われています。

    PILOT パイロットの万年筆の特徴

    国内最大手といっても過言ではない、文具メーカーであり、良品質の万年筆を次々と生み出すヒットメーカーです。インクも生産しており、その品質も非常に高い。
    ペン先の製造もしているので、ペン先を選べる「カスタムシリーズ」が代表モデルとなっています。

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    PILOT パイロット カスタム74
    はじめての万年筆、これを選んでおけばまず間違いないでしょう、といえる1本です。11種類ものペン先から選べ、その材質は14金。スタンダードモデルにして最高の一品です。
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    PILOT パイロット KAKUNO

    知らない人はいない、かもしれないほど売れた入門用万年筆、kakuno。1000円程度で買えるのに、素晴らしい書き心地でコストパフォーマンスが高いと評判のペンです。

    パイロットの万年筆の特徴

    ①日本人の手に合った持ちやすい軸
    ②摩擦に強いペンポイントを採用し、寿命が長いといわれる
    ③ペン先の種類の豊富さ
    ④弾力の強い信頼性のあるカリカリとした書き味
    さらに、特徴的なのは昔ながらのデザインともいえる、キャップ部のクリップの丸い意匠。ころんとした形が、オーソドックスななデザインをレトロ調にしてくれています。

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    Sailor セーラーの万年筆の特徴

    セーラーは創業が1911年と、100年以上もの間日本人の筆記に携わっている老舗メーカーであります。他の国産ブランド同様、万年筆の質には高い評価があります。国産ブランドでは唯一21金を使用したペン先があることでも知られています。

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    SAILOR セーラー 四季織
    日本ならではの色彩を春夏秋冬の移り変わりになぞらえて作られた入門用ともいえるモデルです。好きな季節の色を筆箱に忍ばせておくのも、日本人ならではの粋ですね。
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    SAILOR セーラー プロフィット21
    21金を使用したセーラーの代表格ともいえる1本。その柔らかいペン先ゆえ、長時間の筆記にも耐えられると高い評価を受けています。次元の違う書き味、とも言われるすばらしい軸とペン先です。

    セーラーの万年筆の特徴

    ①国内生産を一貫して守り続ける姿勢
    ②長時間筆記にも耐えられる柔らかい書き味
    ③リーズナブルなものでも品質が高い
    ④長く使える安心感のあるブランド

    Pulatinum プラチナ萬年筆の万年筆の特徴

    最も日本人の筆記用途に即しているのでは?と言われるのがプラチナの万年筆です。プラチナ萬年筆株式会社の名の通り、万年筆を主に生産してきたメーカーでもあります。職人の技術を大事にしており、手作りでしかできないうつくしいセルロイド万年筆なども生産を続ける数少ないメーカーでもあります。
    platinum-kingyo

    Pulatinum プラチナ萬年筆 #3776 セルロイド キンギョ
    プラスチックが普及する以前に万年筆の軸の素材として多く使われてきたセルロイドですが、いまでは生産するメーカーが少なくなってきました。プラチナ萬年筆では今も美しいセルロイド軸を作り続けています。#3776は富士山の標高を現わしており、最高の書き心地を追求したモデルでもあります。

    pulatinum-18k
    Pulatinum プラチナ萬年筆 18Kスタンダード 近代蒔絵 ウメニウグイス
    プラチナの高級ラインの中で一番柔らかいペン先を持つ、18Kスタンダードシリーズ。日本伝統の描法、蒔絵を万年筆に適用し、海外でも人気を博しています。

    プラチナ萬年筆の万年筆の特徴

    ①職人の伝統技術を守り続ける昔ながらの経営スタイル
    ②インクフローを調整した日本人向けの書き味
    ③インクが乾かない独自の機構を持つ万年筆も
    ④書き味への並々ならぬこだわりをみせるブランド

    プラチナ萬年筆では、子会社である「中屋万年筆」と提携して3万件もの膨大な筆記データを集め、理想の万年筆を生み出す努力を日夜重ねています。

    国産3大ブランドのレビュー

    パイロット、セーラー、プラチナの3つのブランドが大手ですが、その特徴はどれも「価格に対して質が高い」という品質・コストパフォーマンスの面ではほぼ同等といえます。
    しかし書き味やバランスを細かく見ていくと、それぞれに特色があり違いが大きいですので、こちらの記事を参考にされるといいと思います。
    国産スタンダード万年筆 比較レビュー
    見た目もほとんど同じ黒×金のスタンダード万年筆を細かく、詳しく解説されている良記事です。

    さらに、ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方や、14K・18K・スチールニブの違いについては、こちらの記事もあわせてどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    海外ブランドの万年筆の特徴

    もともとアメリカで生まれた万年筆なので本場はやはりアメリカはじめヨーロッパ。欧米諸国には万年筆ブランドが数多くあります。多くのファッションブランドも自身のレーベルから万年筆を出したりしていますが、(例:エルメスの万年筆)そういったものは省いて、主なメーカーをご紹介したいと思います。

    舶来品(海外メーカー)の万年筆と国産の万年筆では、書き味や字幅の感じかたにけっこう違いがあります。「舶来品って太いの?」「日本語に合うの?」というかたは、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

    舶来万年筆(海外万年筆)と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

    アメリカ:Cross クロスの万年筆の特徴

    アメリカの万年筆・ボールペンメーカーとして名高いクロス。1846年創業とその歴史は古く、万年筆やボールペンの歴史とともにブランドを成長させてきました。男性のみならず、女性からも厚い支持を受けていることでも知られます。その理由はデザインにあります。

    cross-silver
    Cross クロス センチュリー
    細身の軸に、繊細なデザインと小さ目のペン先。万年筆といえば大ぶりなタイプを想像しがちですがクロスならばこんな万年筆も見つかります。

    cross-botanica
    Cross クロス ボタニカ レッド
    他の万年筆ブランドでは見られない、現代的なファッション寄りの1本です。かといって書き味が他と劣るわけではなく、安心の保証もついていますので質はしっかりしています。

    クロスの万年筆の特徴

    ①細身で繊細なデザインが多い
    ②他の海外製に比べるとやや細めの書き味
    ③安心と自信の永久保証付き

    永久保証があるのは品質への自信の表れですね。いまやボールペンの方が有名なクロスですが、ペン先の安定感もあってかひそかな愛用者が多い様子。

    アメリカ:Monteverde モンテベルデの万年筆の特徴

    イタリアのデルタ社の米国輸入総代理店であるYAFA PEN COMPANYが、長年の万年筆販売の経験を生かして作り上げたブランドがMonteverdeです。

    イタリアの芸術的な万年筆をアメリカ式にリーズナブルな価格で再現しています。

    筆記具としても、アクセサリーとしてファッションのお供に持ち出せるペンをコンセプトにしています。

    ちなみにMonteverdeという村がイタリアにあります。

    モンテベルデ

    モンテベルデ インプレッサ

     

    モンテベルデの万年筆の特徴

    ①イタリアンスタイルの万年筆がリーズナブルな価格で買える
    ②国産万年筆と比べるとペン自体が大きい

    イタリアンスタイルの伊達男らしくしゃれた万年筆がかなりお安く手に入るので人気のモンテベルデ。

    はじめての万年筆よりかは、スタンダードなものと併せて持ちたいペンですね。

    アメリカ:Sheaffer シェーファーの万年筆の特徴

    シェーファーは小さな宝石店から成長した高級筆記具ブランドです。レバー式吸入法などさまざまな機構を生み出すなど、品質が高い万年筆を数多く生み出してきました。また流れるようなデザインにも特徴があり、スタイリッシュでビジネス向きなブランドです。

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    Sheaffer シェーファー プレリュード 
    お手頃価格ながら、高級感のあるデザインで、ビジネスマンにぴったり。
    グリップは滑りにくいように工夫されており、書き心地も滑らかです。

    シェーファー レガシー

    シェーファー レガシー

    ペン先と軸が一体になった、硬めの書き味の質実剛健な1本。
    レガシーというだけある、重厚感たっぷりな万年筆。

    シェーファーの万年筆の特徴

    ①軸からペン先までの流れるようなデザイン
    ②「ホワイトドット」と呼ばれるクリップの丸いしるしは品質保証の証
    ③独特の上方に反ったペン先で紙あたりが柔らかい
    ④舶来品としては少し細めの書き味

    ドイツ:Lamy ラミーの万年筆の特徴

    人間工学に基づいた計算のもとに作られるペンたちは疲れにくく書きやすいと世界的に人気を集めるラミー。ドイツ製品ならではの素晴らしい出来栄えのペンは、デザインでも他とは一線をひき、注目を集めています。
    lamy_safari_wp
    LAMY ラミー サファリ
    樹脂でできたボディに、硬めのペン先が人気のモデルです。
    持ちやすいようにグリップが削られた形になっており、長時間使っても疲れません。

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    LAMY ラミー アルスター 
    アルミの素材感とラミーならではのデザインが人気のシリーズ。書き味はサファリと似たような感じらしいですが、素材がアルミなので樹脂のラミーより重く、バランスがいいのです。

    ラミーの万年筆の特徴

    ①人間工学に基づく洗練されたデザイン
    ②鉛筆で書いた時のようなカリカリ感

    ラミーの万年筆はほかの高級万年筆と比べると格段に安いのですが、その品質はドイツ国内製ともあってピカイチ。はじめての万年筆にはおすすめです。

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    ドイツ:Faber Castel ファーバーカステルの万年筆の特徴

    ファーバーカステルは18世紀からの長い歴史を持つ世界最古の文具ブランドです。会社の名前の経営者であったファーバーカステル侯爵夫妻に由来しています。もともと鉛筆メーカーであったファーバーカステルは「持ちやすさ」「使いやすさ」にこだわりがあります。そして伯爵の名に恥じない高貴な万年筆が多いのも特徴です。

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    Faber Castel ファーバーカステル タミシオ マルサラ
    ファーバーカステルといえばこのリブの模様が有名です。そして美しく描く台形状のキャップにはファーバーカステル家の家紋の刻印がきざまれ、よりいっそう高貴な印象をかもしだしています。

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    Faber Castel ファーバーカステル 伯爵コレクション ギロシェ

    ファーバーカステルには「Grav von(グラフフォン)Faber Castel」と、「Faber Castel」の違ったラインがあります。グラフフォンの方はより高級な筆記具を出すラインで、通称「伯爵コレクション」とされています。伯爵コレクションのなかの「ギロシェ」は18金のペン先で、重厚感のあるバランスの良い万年筆です。

    ファーバーカステルの万年筆の特徴

    ①「Grav von(グラフフォン)Faber Castel」の方のラインは伯爵コレクションと呼ばれ高級品を生産している
    ②細長いデザインと重い軸
    ③ぬらぬら書けるフローの良いペン先

    「紳士的な輝きを放つ筆記具」ー ファーバーカステルの万年筆が胸元に入っていたら、みな目を奪われることでしょう。ファーバーカステルは有名な超高級エンピツやシャーペンが得意なので、そちらが人気が高いのですが、併せて揃えたい1本です。

    ドイツ:Pelican ペリカンの万年筆の特徴

    万年筆といえば、ペリカンーと言われるほどに代表的な万年筆メーカーであります。実は初期のころはインクメーカーとして名を馳せていました。その経験を生かした万年筆づくりは世界トップとも言われます。高級万年筆で迷ったら、まずペリカンを当たってみれば間違いないでしょう。

    pelican-souveran
    Pelican ペリカン スーベレーンシリーズ M600
    言わずと知れた万年筆の超王道!ペリカンのフラグシップモデル・スーベレーン。このシリーズにはM300.M400.M600.M800.M1000と大きさによって種類が異なるモデルがあり、用途に合わせて、もしくは自分の手のひらに合ったサイズを選ぶことができます。なんとペン先も別売りのものを買えば、自分で付け替えられます。写真は一番人気のM600。
    pelican-demonstrater
    Pelican ペリカン デモンストレーター M205 ブルー
    ペリカンの安定の書き心地とバランス感はそのままに、透明軸でインクを楽しめるモデルで大変人気があります。ピストン吸入式の醍醐味を味わうならこれが間違いないでしょう。

    ペリカンの万年筆の特徴

    ①世界トップの品質、全体的なバランスの良さ
    ②クリップ部のデザインがペリカンのクチバシになっている
    ③ピストン吸入式を多くのモデルで採用している

    万年筆にハマっていくと、必ず欲しくなるのがペリカンのスーベレーンです。ふわふわ・滑らかな書き心地と素晴らしく計算された重心を体験してみませんか。

    スーベレーンの魅力をもう少し掘り下げて知りたいかたは、こちらの記事もどうぞ。

    世界的人気を誇るペリカンの【スーベレーン】の魅力とは?

    また、スーベレーンが採用している「ピストン吸入式」を含めた、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    ドイツ:Montblanc モンブランの万年筆の特徴

    ヨーロッパ最高峰の山・モンブランの名を掲げたブランド・モンブラン。様々な著名人が愛したことや、最高級筆記具であることから、モンブランのペンを持つことは一種のステータスともなっています。入門用のものは廃止されて、高級ラインのもののみ生産されています。
    ※モンブランは1980年代にスイスのリシュモングループに買収されており、実質スイスのメーカーとも言えますが、ドイツで創業され、その歴史はドイツとともにあるのでドイツということにしておきます。

    montblanc-boem
    Montblanc モンブラン ボエム
    クリップ部のカラーストーンがジュエリー感を際立たせるデザインで、ほかのモデルより短めとなっています。尻軸を回すとペン先がにょきにょき出てくる格納式で、機構もかっこいい。スーツの胸ポケットにぴったりなのではないでしょうか。
    montblanc-mister
    Montblanc モンブラン マイスターシュテック149
    万年筆界で1.2を争うといわれるマイスターシュテック149。デザイン・質感・重量感・太さすべてが「書く」ことの満足感を最大限に膨らませてくれる最高峰の万年筆です。

    モンブランの万年筆の特徴

    ①「ホワイトスター」と呼ばれるモンブランのマークがポイント
    ②「モンブラン樹脂」という独自開発のレジンが魅力
    ③太目・黒の男性的なデザインが多い
    ④とにかく模造品が多いので注意!

    パワードレッシング(持ち物や服などで自分の格・権威を見せるファッションのこと)にもよく使われるモンブランは、持つ人に所有感とステータスを与えてくれます。しかしそれは名ばかりでなく、ペンの質に基づいたものなのです。

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    スイス:Caran’Ache カランダッシュの万年筆の特徴

    カランダッシュはロシア語で「鉛筆」を意味し、その名の通りカランダッシュの筆記具は6角形の鉛筆を模した形が有名です。もともとカランダッシュは鉛筆メーカーであったので、こういったデザインが作られているのです。カランダッシュは万年筆よりもボールペンの人気でよく知られており、その品質は世界一とも言われています。しかし万年筆もスイスならではの細密な職人技術と徹底した品質管理により優れたペンが多く存在します。

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    Caran’dAche カランダッシュ RNX.316 PVD
    RNXとは”ROUND AND HEXAGONAL”の略で、その名の通り尻軸部分の丸いフォルムと全体の六角形が見事に調和したデザインのペンです。
    carandache-yn-cubric
    Caran’dAche カランダッシュ エクリドール キューブリック
    カランダッシュらしい六角形のフォルム、純銀仕上げと洗練されたデザイン。重めの軸が書きやすく、持つ手が美しくなると人気のモデルです。

    カランダッシュの万年筆の特徴

    ①日本で人気なのは2万円以上の高級ライン
    ②仕上げのメッキが10ミクロンと、他社より厚いので耐久性が高い
    ③鉛筆のような六角形のデザインが多い
    ④細長いデザインなのでカートリッジ・コンバーター両用式のみの展開

    ボールペンの種類の方が豊富なカランダッシュですが、万年筆の評判も上々です。細いデザインでカートリッジ・コンバーターしか入らないので、吸入を楽しむよりかはおしゃれに持ち歩くファッション道具としてパートナーにしてみては。

    フランス:Waterman ウォーターマンの万年筆の特徴

    もともとアメリカで創設者のウォーターマンが「毛細管現象」を利用した世界初の万年筆を作り出した、由緒あるメーカー。

    のちに拠点をフランスに移し、その後は歴史ある万年筆づくりの経験とフランスのデザイン性の高さを融合させてパワーアップしています。

    waterman-calen
    Waterman ウォーターマン カレン グロッシーレッド

    キャップからペン先までの流れるラインを見てください。
    その特徴的な形のペン先によって、全体が「カレン(船)」のようなデザインになっています。ペン先はかなり硬く、ボールペンを使い慣れている人に特におすすめです。
    waterman-metroporitan
    Waterman ウォーターマン メトロポリタン プライベートエディション ブロンズサテン
    世界中どの都市に行っても馴染むようなペンーそんな「メトロポリタン」な人をイメージして作られた、ウォーターマンの伝統を受け継いだモデルです。「鉄ペン ・ 金属軸・ 嵌合式」というウォーターマンの特徴がすべてそろったベーシックモデルともいえます。キャップの模様がおしゃれです。

    ウォーターマンの万年筆の特徴

    ①真鍮軸で重め、低重心で初心者にも書きやすい
    ②硬めのペン先・キャップ部は嵌合式が多い
    ③フランスらしいシンプルかつ流れるようなデザイン

    フランス:S.T. Dupont エステーデュポンの万年筆の特徴

    ライターのブランドとして有名なエステーデュポンですが、筆記具も多く手掛けており、マニアも多く存在します。
    というのもライターをはじめとした金属加工技術がずば抜けているからです。
    ゴールド・シルバーのみならず、そういった金属製品に漆を塗る技術をもち、その美しさは他と比べようがありません。

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    S.T. Dupont デュポン 万年筆 アトリエ コレクション ラインD ミディアム 純正青漆 & パラディウム
    はじめての万年筆にはなりそうにもない値段ではありますが、青のシナ漆が美しすぎるのでご紹介します。透明感のある漆の青とパラジウムの輝きが相まって、唯一無二の魅力があります。
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    S.T. Dupont デュポン 万年筆 デフィ ペンコレクション

    S.T.デュポンの万年筆の特徴

    ①金属加工技術が高いメーカー
    ②ペン先まで自社生産で信頼性がある
    ③金属製なので重いが安定感がある

    高価なものが多いのもデュポンの特徴ですが、独特の漆加工技術や重厚感、デザイン性からファンが多いブランドでもあります。

    イタリア:Aurora アウロラの万年筆の特徴

    万年筆のジャンルの一つともいえるイタリア製万年筆は、そのデザイン性の高さから他とは一線を画して「イタリアンスタイル」と呼ばれます。アウロラは1919年の創業以来イタリアの万年筆界を引っ張ってきたブランドです。他者ではあまり使われなくなった「エボナイトペン芯」を使用していることでも有名です。

    aurora-talentaum
    AURORA アウロラ タレンタム フィネス
    アウロラのレギュラーモデル、タレンタム。他にもいろいろなカラーがありますが、このフィネスは女性用に他よりも少しコンパクトで軽めに仕上がっています。ペン先は14K。
    ar-888-sole
    AURORA アウロラ 限定888本 ソーレ
    アウロラ独自の「アウロロイド樹脂」というレジンを使用し、非常に美しい軸を作り上げています。イタリアのまぶしい太陽「ソーレ」をイメージした軸にぴったりのオレンジの色合いです。リザーブタンクの吸入式で機構も抜群の良さ。

    アウロラの万年筆の特徴

    ①アウロロイド樹脂を使用した美しい軸が特徴
    ②キャップやペン先などの細部のデザインがイタリアらしく美しい
    ③ペン先から軸まですべて自社製造している
    ④硬めのペン先で「サリサリ」の書き味

    とにかくそのレジンの美しさから、人気のあるアウロラ。しかしその歴史の深さから生まれるさまざまなペンたちは、美しさだけではなく実用性やギミックの面白さで人気が高いのです。

    アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」の外観と書き味のレビューはこちらをご覧ください。

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

    Il Duomoのショップではアウロラの万年筆を取り扱っています。

    Il Duomoのショップでアウロラの万年筆をみる

    イタリア:Delta デルタの万年筆の特徴

    映画「クローズド・ノート」で主人公役の沢尻エリカさんが劇中でデルタの「ドルチェビータ・ミニ」を使ったことで一躍有名になったデルタ。南イタリアの職人が手作りする装飾のひとつひとつは、もはや芸術品の域。日本でもかなり人気のあるブランドです。

    Delta Capri Marina Grande fountain pen - penna Stilografica
    Delta デルタ カプリコレクション マリーナグランデ
    デルタがカプリ市とコラボして作ったコレクションのひとつで、カプリの海をイメージして作られています。ネイビーと明るいブルーのコントラストがとてもお洒落な1本。14金ニブと大き目軸はで書き味・バランス共にもGood。 

    delta-dolce-vita-medium-size-piston-filled-fountain-pen-penna-stilografica-1
    Delta デルタ ドルチェビータ ピストンフィリング
    ドルチェビータシリーズはデザインをほとんど同じにして、様々な軸の太さ・長さ・機構などを違えているモデルがあります。キャップの装飾はポンペイの遺跡の彫刻を模しているとか。所有欲をくすぐります。

    デルタの万年筆の特徴

    ①これぞイタリア!ともいえる個性的なビジュアル
    ②実用に耐えうる硬く滑らかな書き味
    ③装飾に手彫りの彫金を使用している

    派手な軸が有名でイタリア外でもかなり人気の高いデルタですが、実用にも耐えうる剛健なモノづくり屋さんだということはあまり知られていません。舶来品は大き目の軸に大き目のニブ、というのが定番ですが、デルタは細め軸も実はたくさん生産しています。

    新しい「DV」シリーズの各モデルのサイズ・仕様の違いは、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します

    Il Duomoのショップではデルタの万年筆を取り扱っています。

    Il Duomoのショップでデルタの万年筆をみる

    イタリア:Visconti ビスコンティの万年筆の特徴

    1988年創立と比較的新しいビスコンティですが、万年筆コレクターが創業したメーカーとあって、こだわりはかなりのものがあります。セルロイド軸を復刻させたり、近年では新しい吸入方式に挑戦したりとビスコンティの挑戦は続きます。軸の美しさ、ギミックの楽しさ、両方供え合わせるメーカーです。

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    Visconti ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション 自画像
    16面カットされた軸がきらきらと光を反射し、ゴッホの絵画にインスピレーションを得たレジンの模様が輝きます。ギフトボックスには各種類の絵が。たくさんの種類のあるコレクションなので所有欲が止まりません!コンプリートBOXもあります。マグネティックロック採用。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)
    Visconti ビスコンティ レンブラント
    こちらも画家・レンブラントをオマージュした1品。マグネティックロック採用でキャップの開け閉めが高級感ある動作になります。ビスコンティの中ではエントリーモデルになりますが、非常に高級感ある雰囲気です。スチールペン先ながら滑らかで書きやすい。

    ビスコンティの万年筆の特徴

    ①吸入方式にこだわりがある高級ラインも
    ②30g以上のわりと重めのペンが多い
    ③レジンに特徴のあるシリーズが多いので個体差が多い

    Il Duomoがリアルにおすすめするのはビスコンティです。舶来品は高い!と思われがちですが、高いなりの理由はあるもの。国産にはない色気を醸し出しています。持っているだけで筆記感に浸れる美しい万年筆たちはもはやプライスレス!

    Il Duomoの店長がビスコンティ本社にお邪魔したときの現地レポートはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

    Il Duomoのショップではビスコンティの万年筆を取り扱っています。

    Il Duomoのショップでビスコンティの万年筆をみる

    イタリア:Stipula スティピュラの万年筆の特徴

    しっとりと落ち着いた万年筆を作ることで知られるスティピュラ。スティピュラとは「1本の藁」という意味。ローマ時代の、論争を終わらせる同意書に、1本の藁を二つに割いてペンにし相互に署名したという逸話をもとにブランド名が成り立ちました。筆記とは平和への糸口だーと、そんなスティピュラの思いがうかがえますね。その名に恥じず、スティピュラの万年筆は書き味が優れていると愛好家の中ではかなりの人気があります。

    Il Duomoのショップで文具をみる

    Stipula I Castoni Chic Blue Fountain Pen - Stilografica
    Stipula スティピュラ  イ・カストーニ ブルー
    スティピュラのホームタウン・トスカーナ地方の景色からインスピレーションを得たペンです。さりげなくクリップ先に埋め込まれているのはアメジスト。イタリアらしいペンです。

    スティピュラの万年筆の特徴

    ①「署名」にポイントを置いた剛健な作り
    ②手作りの彫金やレジン掘り出しなどが職人技
    ③他メーカーの機構部を下請けしている実力派

    あまり日本に本数が輸入されていないので認知度も低いスティピュラですが、愛好家の中ではかなり評価の高いスティピュラ。いまではすっかり減ってしまったエボナイト軸の万年筆を生産している希少なメーカーでもあります。筆記へのこだわりは職人さんたちの熱いハートからくるもの…。魅力的なメーカーです。

    イタリア:Montegrappa モンテグラッパの万年筆の特徴

    「ライティングジュエリー」と名高いモンテグラッパ1912年創業。ペン一筋に成長してきました。そのデザインは、持つ人を輝かせる魅力があります。特徴ある軸の形や、装飾で高級感を醸し出しています。ヘミングウェイが愛用していたことでも有名です。

    palora-red
    Montegrappa モンテグラッパ  パローラ
    イタリア語で「言葉」という意味のパローラ。モンテグラッパの筆記具を日常的に使ってほしいと生み出されたラインです。

    montegrappamulecopperfountainpen-pennastilografica
    Montegrappa モンテグラッパ  ミューレ
    胴でつくられたボディ、繊細なペン先の装飾がなんともいえない綺麗な見た目のミューレ。天冠には1912と創業年があしらわれています。

    モンテグラッパの万年筆の特徴

    ①ライティングジュエリーといわれる高級感あるつくり
    ②著名人に愛用者が多いことで知られる

    ヘミングウェイなど数々の著名人も愛したモンテグラッパの万年筆。男性であれば胸ポケットに挿したり、女性もバッグに忍ばせたり、アクセサリー感覚で使えるデザインが豊富です。

    モンテグラッパの代表的な「エキストラ1930」と「フェリチタ」の書き味比較は、こちらの記事でレポートしています。

    【モンテグラッパの書き味とは?】エキストラ1930とフェリチタの比較、調整のレポート

    Il Duomoのショップではモンテグラッパの万年筆を取り扱っています。

    Il Duomoのショップでモンテグラッパの万年筆をみる

    イギリス:Parker パーカーの万年筆の特徴

    もとはアメリカで生まれたパーカーは、1888年からとかなり歴史の古い会社です。1987年からイギリス資本が入って拠点はうつされましたが、アメリカンなデザインはそのままになっている感があります。
    長い歴史の中で書き味はかなり研究されており、機構には定評があります。もともとは柔らかいペン先が主流でしたが、最近はやや硬めに書き味を変更してきているとのこと。

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    Parker パーカー デュオフォールド2014
    パーカーのフラグシップモデルと言えばこちら、デュオフォールド。大柄な軸に大き目のニブで、アメリカンらしい装いです。ペン芯やバランス感、存在感ともに評価の高いペンです。

     

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    Parker パーカー ソネット マットブラックCT
    デュオフォールドと並びパーカーで人気の高いペンです。パーカーらしいデザインはそのままに、デュオフォールドよりも細目な軸になっていますので、女性にもおすすめです。

    パーカーの万年筆の特徴

    ①長い歴史で培った筆記へのこだわり
    ②柔らかめの書き味で日本語にも対応しやすい
    ③クリップはパーカー印の「矢」の形でかっこいい

    若い男性に人気のイメージなパーカーですが、デュオフォールドのようなプレミアム感のあるラインや女性用のパールカラーのペンもたくさんあります。
    また、バランス感において評価の高いパーカーは実はコスパが高いといわれています。イギリスに拠点を移した今も、研究熱心なパーカーの精神は受け継がれているようです。

    イギリス:Yard-O-Led ヤード・オ・レッドの万年筆の特徴

    1882年からイギリスで家族経営で長い間守られてきたヤード・オ・レッドの歴史はグレートブリテンの歴史そのもの。その精神は現代に受け継がれています。ペンシルやボールペンに人気が集まりますが、ビクトリアン調の高貴なデザインの彫金の万年筆は他に類を見ない美しさです。なかなかはじめての1本にはなりそうにない価格です。

    Viceroy
    Yard-O-Led ヤード・オ・レッド  バイスロイ バーレイ
    バイスロイーviceroyとは王の命令でを他国を統治する総督のこと。威厳のある地位にふさわしく、大き目の軸になっています。一回り小さめの「ポケット」サイズのものもラインナップされています。

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    Yard-O-Led ヤード・オ・レッド ビクトリアン
    その名の通りビクトリア調の文様が彫金されています。その仕上げはすべて手作業で研磨されます。純銀なので経年の色の変化が楽しめそうな1本です。

    ヤード・オ・レッドの万年筆の特徴

    ①英国が認めた純銀のみを使った質の高い製法
    ②カートリッジ式かコンバーターのみ
    ③生涯保証がついて安心

    王国イギリスが生み出した至宝ともいえるヤード・オ・レッドのペンたち。使うのも恐れ多そうないで立ちですが、憧れの対象として強く印象に残る万年筆ですね。

    まとめ

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    「はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)」はいかがでしたか?各ブランドの特徴とおすすめな万年筆を並べてみました。ブランドによっては初めての万年筆にしてはかなりお高めな設定のところもありましたが(^^;)価格設定も、特徴も千差万別でしたね。
    というのも、ただ安ければエントリーモデルにおすすめできるかというと、そうではありませんので!やはり使い勝手のいいもの、万年筆への憧れを満たすものでなければはじめての1本にはおすすめできません。
    そんな観点で選んでみました。

    きっと読まれた方それぞれに合うブランド・印象に残ったブランドがあったのではないでしょうか?
    今回の記事を参考に、はじめての万年筆えらびを楽しんでいただければと思います。

    あわせて読みたい

    「もっとコンパクトにブランドを知りたい」というかたには、9つの代表ブランドをぎゅっとまとめた記事もあります。

    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

    「結局どれを選べば一生使えるの?」というかたには、こちらもおすすめです。

    一生ものの万年筆はどう選ぶ?万年筆屋が思う一生使えるペン

    Il Duomoはイタリア万年筆を中心に、ビスコンティ・アウロラ・デルタ・モンテグラッパ・レオナルド・スクリーボ・マイオーラ等の本格的なイタリアブランドを取り扱っています。気になるブランドがあれば、ぜひショップを覗いてみてくださいね。

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  • 万年筆屋が教える、ヤフオクで万年筆や高級文具を買うとき気をつけること5つ

    万年筆屋が教える、ヤフオクで万年筆や高級文具を買うとき気をつけること5つ

    こんにちは。Il Duomoの店長・佐藤@Duomo_Penです。

    みなさんは万年筆や高級ボールペンなどのブランド文具を少しでも安く買いたいと思ったことはありませんか?

    ご存知ヤフオクでは万年筆や高級文具を通常の価格よりも安く買えることがあります。実際のぞいてみると「こんなに安いのか!」と驚くこともあるでしょう。でも、そこには意外な落とし穴があるかも…。

    Il Duomoではキャンセル品や不良在庫になってしまったものなどをヤフオクに出品することがあります。そのため、同じ出品者のなかで「このアカウント怪しいな~」「この人はいい出品者さんだな」など思うことが多々あります。つまり同じヤフオク内であっても、出品者によっては「はずれ」を引かされることもある、ということなのです。特に店頭でもなくショッピングモールでもない個人同士がしのぎを削るヤフオクでは、怪しい業者もたくさん…。Il Duomo Magazine を読んでくださったみなさんには「はずれ」の文具を引かされることなく、気持ちよくお買い物していただきたい。そう思ってこの記事を書いています。

    今日は出品者目線からだからこそ見える、ヤフオクでのいい出品者と悪い出品者の見分け方、さらにはいい商品の落札の仕方まで丁寧にお伝えしますよ~。

    まず、はずれの文具って何?

    はずれの文具とはなんでしょう。
    ずばり、「偽物」のことです。主に中国で生産されている偽物の文具たちは、極めて精巧につくられており、ブランドバッグでいうところのスーパーコピーのようなものです。

    モンブランやペリカンなど有名どころの偽物はずいぶん前から出回っていましたが、最近では通常高価で手が出ないデルタやアウロラなどのちょっぴりマイナーブランドのスーパーコピーもよく見られるようになってきました。

    こういうものって、意外に良いお値段がつけられているのです。たとえば「モンブランの万年筆が2000円!」とあれば、明らかに偽物なので判断できますが、最近では業者も悪質になってきていて、定価50000円のものを25000円で販売したりしていて、「正規品のアウトレットかな?ラッキー!」と間違って買う人が増えているのです。

    悲しいことにヤフオクでは、このように偽物か本物か判別しがたいブランド文具が多数出品されております。しかも、素人判断・写真のみの判断では偽物か本物かは届いてみないと判断できないのが本当のところ。ヤフー側も明らかに偽物とわからないものを取り締まることは難しいのではないでしょうか。

    君子危うきに近寄らず、と言いますが、事前知識が無いとちょっとでも安いほうに流れるのが、人の世の常…。これを読んでいる方の中にも、もう購入してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか(>_<)

    偽物を買わないためにチェックすべきこと

    1.出品者の履歴から、平均落札金額をみてみる

    しかし、万年筆屋にははっきりと偽物がわかるのです。なぜかというと…

    「明らかに落札金額が仕入れ値(卸値)よりもかなり低い」

    からです。

    素人判断では偽物と本物の判別が出来ない理由はここにあります。当たり前ですが、ヤフオク上で出品されている偽物でも、写真は本物のモデル写真を使いまわししていますから、写真では判別できません。

    ですので、とある出品者の文具の平均落札金額が明らかに本物より低い(定価の60%-70%オフなど)は怪しんでみるのが賢いでしょう。

    オークファンという価格相場を検索できるサイトがあります。こちらを使って、自分の狙っている商品を出品している出品者が怪しい業者でないか確かめましょう!

    オークファンの使い方

    オークファン・ヤフオクで高級文具を落札したいときチェックすること

    まずオークファンのHPを開き、検索窓に「自分の狙っているブランド+万年筆」などと書き込み検索します。ここでは「アウロラ 万年筆」としました。このとき上のタブが「価格相場を探す」になっているか確かめて。

    検索すると、いま開催中の出品物や、落札後終了した出品物がずらりと並びます。

    開催中のものばかりだとまだ値がつけられておらず判断できませんので、左カラムにあるナビゲーションで過去をさかのぼってみます。

    すると、こんな風に過去の「アウロラ 万年筆」が出てきました。ここではじめにポイント。目に付くのは同じ出品者ばかりですよね。

    悪い落札者

    この方は1円OR100円スタートが主で、落札金額は定価の65%オフ。これは怪しいぞ…!!

    2.写真が使いまわしでないか

    落札金額以外にもポイントがあります。それは写真を自分で撮影したかどうか。もちろん外注している可能性はありますけれども、先ほどの怪しいアカウントの出品写真は明らかに使いまわしです。別の怪しいアカウントでも使われていたりします。健全な出品者は商品写真は自前のものを使います。

    ちなみに偽物が送られてきた場合、使いまわしの綺麗な写真とは比べ物にならないくらいのペンだったりします。もしくは箱が無かったり。

    3.文章は使いまわしでないか

    悪い落札者

    商品説明の文章もチェック。怪しい出品者は文章もどこかからコピペしてきます。自分で書いた文章など一切なく、内容は無機質です。この「文章の無機質感」が偽物の特徴です。

    ==ここまで==

    オークファンをざーっとさかのぼって、あなたの気になっているアカウント出品したものを探してみましょう。そのアカウントを発見したら、「価格が安すぎないか」「写真が使いまわしでないか」「文章は自分で書いた部分があるか」を見ていきましょう。

     

    4.悪い評価の内容を見てみる

    万年筆屋が教える、ヤフオクで万年筆や高級文具を買うとき気をつけること5つ

    最後にダメ押しの「評価」で判断です。これはオークファンではなくヤフオク内で見てみましょう。
    ヤフオクでは評価がモノを言います。でも、健全に出品していても、悪い落札者とのめぐりあわせで悪い評価がつけられたり、たまたま在庫のチェックを怠っていて、在庫が手元になく落札をキャンセルしてしまった場合(あってはならないことですが)もヤフオクのシステムで自動的に悪い評価がついてしまいます。

    ですので、一番いい方法は評価の数ではなく評価した相手の内容を見てみること。

    たとえばこの方は、「箱が汚い」「本革と書いてあったのにそうは思えない」「連絡がない」「悪い評価をつけさせてもらいました。ご自身でお分かりと思いますので言いませんが…」など怪しい書き込みが目立ちます。これは十中八九偽物を販売している業者だろうと思います。

    5.番外編 正規品を出品していても、悪い出品者はいる

    どういうことでしょうか。
    これは、商品自体は問題なくても、発送などに問題がある場合です。たとえば「連絡が遅い」などです。
    「連絡が遅い」というのは最終的にはちゃんと発送されるのだけれども、発送までの日数が4-5日(ひどい人だと1週間以上)かかってしまい、落札者を不安にさせる行動です。出品者に悪気はないにしても、取引しているほうとしてはあまりいい気持にはなりませんよね。
    こちらも評価の欄でしっかり見ておきましょう!

    また、たまにあるのが「宅配料金が異様に高い」というもの。
    これは、ヤフオクの特徴として「落札額は気に留めるが宅配料はチェックしない」という落札者が多いことを逆手に取り、1500円などの宅配料で実際より水増しして稼いでいる出品者のことです。こういう出品者は宅配料がわかりにくいようにわざと長文で注釈を入れていたりします!入札額が低いからと言って、むやみに入札しないように気を付けましょう。

     

    良いペンを落札するために

    中古にしても新品にしても、なるべくなら良い出品者から本物の万年筆を落札したいですよね。できれば安く。

    良い出品者というのは、さきほどの悪い出品者の逆を考えれば、見つけることが容易です。

    つまり

    1. 適正な価格で落札されている
    2. 商品説明はある程度自分で書いた文章である
    3. 写真は自分で撮っている
    4. 評価が良い&悪い評価があっても、不可抗力のものである
    5. 宅配料はわかりやすく、適正な価格である

    良い例をあげてみます。この方はいつも、良いモデルを低価格から出品してはいますが、最終的にいつも適正価格で落札されており、
    さらに評価にもたくさんのお客様からの喜びの言葉が連なっています。

    良い出品者の画像

    良い出品者の画像

    良い出品者の画像

    こういった良い出品者さんから、丁寧な対応で正規品を取引したいものです。
    お分かりの通り、これは万年筆などの高級文具に限ったことではありません。ヤフオク、ひいてはフリマアプリなどにも通用するセオリーといえます(バイマなどは自分で写真を撮っている商品はほとんどありませんが)。
    安いからといってむやみに飛びつかず、いったん冷静になって商品ページをみてみればきっと良いお買い物ができると思います。

    今回はヤフオクで万年筆や高級文具を落札するときに気を付けること5つを、万年筆屋の観点でご説明してみました。
    Il Duomoではたまに、キャンセル品やアウトレット品をヤフオクにて販売しています。かなりお得になってます。チェックしてみてくださいね。
    ネットショップでの高級文具の買い方もまた今度説明しますね♪

    あわせて読みたい

    「結局どれが一生使えるの?」とお考えのかたは、こちらの記事もどうぞ。

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    正規ルートでブランド・モデルを知っておけば、ヤフオクの真贋判断にも役立ちます。

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