
こんにちは!Il Duomo店長の佐藤です。
この記事では新しいイタリアのメーカー、Leonardo(レオナルド)について書いていきます('◇')ゞ
レオナルドってどんな万年筆メーカーなの?おすすめできる?
と良く聞かれますが、
書き味も安定感があるし、美しさはもう、見ていただければわかると思いますが…!
イタ万でトップ3を争うメーカーになってくるのでは?
・デルタの後継?!
・通常モデル(モーメントゼロシリーズとフローレシリーズ)と、限定モデルがある
・書き味は、スチール⇒やわらか 金⇒安定感
ざっくり言うとこんな感じですね。
お問い合わせの多いハワイの記事はこちら▼
綺麗やわ~~♡
2018年に流星のごとく現れたレオナルド。
まだまだ、万年筆ファンたちにとっては、その全貌は謎に包まれているのではないでしょうか?
イタリアに精通しているIl Duomoだからこそ知り得た情報も織り交ぜつつ書いていきますよ~
もくじ
レオナルドの歴史:Leonardoは2018年に流星のごとく現れた!
Leonardo(レオナルド)はナポリ郊外にあるイタリア万年筆メーカーです。
でも、その歴史は実は古く、工房自体は40年以上あるようです。
そして2017年に惜しまれつつ休業となった万年筆メーカー・デルタの元オーナーがLeonardo(レオナルド)のプロデューサーとして就任し、
新しいペンづくりをし始めました!
デルタの美しいペンづくりと、職人さんたちのものづくりへの熱い意欲が一体となったメーカーだということですね(^^♪
イタリア側から得た情報によると。
レオナルドのコンセプトとしては
「古き良き万年筆黄金時代の万年筆づくりを再生させる」
というようなものがあるらしいです。
たしかに、レジンの模様といい、クリップ部といい、古き良き万年筆を感じさせますね。
世界的に廃れつつあるセルロイド軸やエボナイト軸などにも積極的に取り組んでいます。
セルロイドやエボナイト軸を作ってくれるというだけで、尊いですよね。
(熱変性するなどの理由から、セルロイドやエボナイトはものづくりにあまり使われなくなってしまった素材なのですが
とても美しくて温かみがあるので、Il Duomo店長は大好きです!)
限定生産品 レオナルド フローレ アビッシ 万年筆 セルロイドでできている
どんなシリーズがあるの?
レオナルドは、大きく分けて3つシリーズがあります。
モーメントゼロシリーズ、
フローレシリーズ、
そして限定品たち、
という3つになります。
モーメントゼロシリーズ
モーメントゼロシリーズは、使いやすいサイズ感のレジン軸となります。
キャップと尻軸の形がとんがっていて特徴的ですね!
Il Duomoではペン先もスチールと14Kの2種からお選びいただけますよ♪
ご覧いただくとわかるように、多くのペンで金トリムと銀トリムが選べます。
どっちがいいかな~と悩むのも一興。
質のいいレジンを使用しており、その美しさは太鼓判を押せます!
人気のハワイ↓はデルタの限定品にも使われていたレジンを使用しております。
ハワイを購入したM様からの口コミ
l Duomo様レオナルド モーメントゼロ ハワイ 万年筆について、質問への回答など、ありがとうございました!スチール、スタブを選びました。
青好きなため、色合いはどんなかな?とどきどき楽しみにしていたところ、期待以上に、奥行きある 透明感溢れる 水色から深い青に砂浜まで、美しいグラデーションカラーのペン軸で、とても気に入りました。
インクは、アドバイスをいただけたので、納得、迷いなく純正の青系を入れました。伸びやかで良い書き味で、正解だと感じます。回答 ありがとうございます!
尾栓を回して吸入は楽しいです。
スチールペンも、とても描きやすいですね。
あと、もっと待つかと思いましたが、思ったより早く到着、使い始められ、嬉しいです。
これは、良い万年筆に出会えました。
また、よろしくお願い申し上げます。
下記のフローレシリーズもそうですが、レオナルドのコンバーター式ペンは尻軸が外れるのが特徴。
コンバーターのものでも、吸入方式のようにつかうことができます。
おもしろいっスけど、
なんか意味あるんス?
首軸やコンバーターに負荷がかからないから
意外に合理的だぞ。
フローレシリーズ
アマルフィ海岸のフローレという場所の名を冠したシリーズ。
塩とか太陽とか、イタリアらしい名前がそれぞれ付いていておもしろい!
モーメントゼロシリーズよりも、長さがあり迫力があります。
この見た目はまさにイタリア感!すごく目立ちます!
こちらも、金トリムと銀トリム、スチールニブと14Kニブが選べます。楽しい!
フローレシリーズ 4色並べてみました。
綺麗♡
限定品たち
限定品たちも、基本の形はモーメントゼロシリーズか、フローレシリーズのどちらかです。
限定品たちは、吸入式です。
セルロイドやエボナイトを軸に使っていて、14Kのペン先となっています。
エボナイト ローズウッド(現在売り切れです)
レオナルドは100本限定が多いので、わりとすぐに売り切れてしまうのですが、
再販することもたまにあるのです。
どれが再販されるかは、わからないのですが…!
さすがイタリア。
肝心の書き味は?
さてさて肝心の書き味ですが!
スチールニブと14Kニブで全く違う書き味となっておりますので、ご購入の際は注意が必要です。
スチールニブ=あたりが柔らかい♪が、注意が必要
レオナルドのスチールニブはけっこう定評がありまして、
「スチールニブなのにめちゃ柔らかい!」「書きやすい!ふわふわ!」といった感想をよくいただきます。
これは、レオナルドの狙いで、あえてニブ素材を薄めにつくって、柔らかくしているんですね。
そうすることで書いた時のふわふわ感が出せるわけです。
ただし、柔らかく作られているので、筆圧をかけすぎると、反り返りの原因になってしまいます💦
ですので、Il Duomoではフレックスニブと同じ扱いとして、ご購入いただいた方には、お使いいただく際の注意点をまとめた資料を入れてお送りしています。
「知らずに筆圧を入れて書いたら、反り返っちゃったよ~~(;^ω^)修理に出さなきゃ…」ということがあると不幸ですから…。
ですので、レオナルドのスチールニブは初心者さんよりも、2-3本目以降の方のほうが使いやすいのでは?と思います。
どの万年筆を使うときにも負荷をかけなくて済む。
レオナルドのスチールニブが欲しい人はぜひ筆圧を下げる練習をしよう!
14K=安定感がありかっちりした書き味!
レオナルドの14Kニブは、スチールニブと比べると硬めに作られており、ふわふわ~というよりかはかっちりした書き味となります。
ペン芯も、波打っており特徴的です。
ペン芯はそのブランド価値を表すとも言われますが、こだわって作られていますね。
どのブランドもそうですが、金ニブのほうが精巧に作られている感はあります。
お値段も違いますしね。
(また違う記事に書こうと思いますが、どのブランドでも金ペンのほうが精巧に作られます。
スチールニブVS金ニブ論争というのがよくありますが、
単に質だけで言えば金ニブのほうに軍配が上がるかと思います。)
太さはどれを選べばよい?
一般的に国産にくらべて舶来品のペン先の方が1段階太いと言われています。
たとえば舶来品のペン先の細字は、国産のペン先では中字の大きさです。
それぞれのペン先のサイズで、舶来品のほうが大きくなっています。
レオナルドについてもそうで、1段階下を選ぶとちょうどいいのかなと思います。
1段階どころでなく、Mくらいのことがあったんスけど…
レオナルドもそうじゃないんスか?
けっこう太いこともあるけど、
レオナルドの場合は1段階下でちょうどいいと思うぞ!
しかし若干ながら、太さに個体差がありますので、
極細が良かったり、個体差が気になる方はペン先調整オプションを付けられたらいいかなと思います!
レオナルドの柄の個体差について
この写真、ハワイを並べて撮影してみたものなのですが、柄に個体差があるのがよくわかります。
全部が全部、そうではないのですが、レオナルドの軸の模様はやや個体差があります。
Il Duomoでは返品交換が1回までできますので、そのあたりはご安心いただきたいのですが、
思ったような柄が再交換して来るわけではないかもしれないので、
レオナルドは柄に若干の違いがある!と覚えておいていただけたらと思います。
レオナルドはまだデパートなどでは見られないので、通販に頼るしかないのですが、
どんな子が来ても可愛がってもらえたら…と万年筆屋としては思っています。
レオナルドは個体差はあれど、どれも買った方をがっかりさせない綺麗さがある万年筆だ!と私としては思っております。
レオナルドの万年筆まとめ
レオナルドの万年筆についてですが、全体的に品質は安定していますし、
ペン先の個体差も少ないように感じます!
そして、そして、
意外に?大事なのがメーカーとして世界基準のマネジメントができているか。ということです。
これ、大事です。
経営がちゃんとしていれば、安定したものが入ってくるし、
アフターフォローもしっかりしてくれる。
連絡も早いし納期も守る。
そうなると、世界の代理店からの評価も上がるので、良い循環になりやすいです!
レオナルドはそのへんがちゃんとしているので
万年筆屋としても安心して販売することができ、嬉しいです。
☑美しくて
☑書き味が良くて
☑品質が安定している
☑ブランドとしてちゃんとしている←これ重要
とあらば、イタリア万年筆界のみならず
全世界的にこれから人気になっていくと思われるレオナルド!
品質と対応の良さで
評価が上がっているレオナルド!
店長激推し!
ぜひチェックしてみてくださいね!
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