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    【モンテグラッパ】イタリア万年筆の特徴・書き味とおすすめモデル|店長解説

    ヴェネト州生まれのジュエリーのような万年筆ブランド

    「モンテグラッパってどんな万年筆?」と気になっているかたへ、結論からお伝えしますね。

    モンテグラッパは1912年創業、イタリア初の万年筆メーカー
    セルロイド軸+スターリングシルバー925の金具+エボナイトペン芯という贅沢な組み合わせで、「ライティング・ジュエル(筆記具の宝石)」とも呼ばれている高級ブランドです。

    書き味は、

    • 鉄ペン: サリサリしている、独特の書き味
    • 金ペン: フロー潤沢な滑らかな書き味

    おすすめモデルは、リミテッド・エディション(エクストラ1930やエクストラオットー等)が真骨頂ですが、お求めやすい価格帯ではドゥカーレ・フォーチュナ・エルモシリーズ、最近の人気ではヴェネツィアシリーズもおすすめですよ。

    これから詳しくお話していきますね♪

    【モンテグラッパ】イタリア万年筆の特徴・書き味とおすすめモデル|店長解説

    イル・ドゥオモ店長
    こんにちは!輸入ヨーロッパ文具を取り扱うIl Duomoの店長・佐藤です。
    ヨーロッパ文具(おもに万年筆)の美しさを布教するためにこの記事を書いてます♩

    イタリア万年筆には、アウロラビスコンティレオナルド、などなどいろいろありますが、そのなかでもレベルも高くおすすめのモンテグラッパを今回はシェアしていきます。

     

    まず、モンテグラッパというブランドをご存知でしょうか。

    イタリアの老舗の万年筆メーカーで、万年筆のロールスロイスとか、万年筆のフェラーリなどという人もいるくらいの高級ブランドです。

    ここでは、そんなモンテグラッパについて、万年筆屋の視点から

    • モンテグラッパの特徴
    • モンテグラッパの書き味
    • モンテグラッパのおすすめペン

    に分けてご紹介したいと思います!

    ちなみにイル・ドゥオモではイタリア万年筆を多く取り扱っております。
    検品をとにかく丁寧に、をモットーにしてネットショップで通販をしております。
    よかったらカタログ気分で見てみてください。

    モンテグラッパの歴史は100年以上

    【モンテグラッパ】イタリア万年筆の特徴・書き味とおすすめモデル|店長解説 - 関連画像2

    モンテグラッパは1912年にイタリアのベネト州バッサーノ・デル・グラッパで「ゴールドのペン先と筆記具製造所」として創設されました。

    イタリアで初めて万年筆を製造したメーカーとして知られています。

     

    バッサーノ・デル・グラッパはベネツィアのすぐ近くの小さな町で、アルピーニ橋(別名ヴェッキオ橋)という屋根付きの橋が有名です。

    バッサーノとはイタリア語で「下」を意味し、グラッパ山(モンテグラッパ)という山の下にある街なのでバッサーノ・デル・グラッパというのです。

    お酒のグラッパは、この山にちなんで名づけられています。

    モンテグラッパの由来はこのグラッパ山だったんですね!

     

    もともと、ベネト州は伝統工芸が盛んな地域で、特に銀の工芸品には定評がありました。

    モンテグラッパの筆記具にも、これらの熟練のクラフツマンの技術が活かされています。

     

    1920年代にはセルロイドを使う数少ない筆記具製作所となり、1930年代には近年モンテグラッパの象徴ともなった八角軸のペンの製造を開始しています。

    その後、1978年に社名を現在の「モンテグラッパ」に変更して、現在に至ります。

    モンテグラッパの特徴…しっとりとした手触りのセルロイド軸

    モンテグラッパの特徴としては、鮮やかな色と、しっとりとした手触りのセルロイド軸があげられています。

    このセルロイド軸は、光の当たり方や角度によって様々な模様に変化して見え、見る者を魅了します。

    また、モンテグラッパの金のペン先の万年筆は、創業時からペン芯にはエボナイトを使っており、
    これによってインクが馴染みやすく、快適な書き心地をもたらしています。

    このセルロイド、イタリアのセルロイドメーカーMazzucchelli(マッツケッリ)社に特注しているとのこと。ちなみにヨーロッパ唯一のセルロイドメーカーがMazzucchelli社。それほどにセルロイドは貴重なものなんですね。

    モンテグラッパ用のセルロイドを作るには、1年寝かすこともあるそうです。

    この動画で、モンテグラッパのセルロイドを作る過程がご覧いただけます↓(英語です)

    イタリア人は美のためならコストや時間を考えないというか(^^)
    日本の製品と全く違うものが生まれる理由は、そんなところにありそうです。

    筆記具の宝石の名にふさわしい美しさ

    モンテグラッパ エクストラ1930

    モンテグラッパの万年筆を言い表す表現としては、とにかく「色気・セクシー・美しい」ということが言われます。

    ↑はエキストラ1930というモデルですが、この曲線!でっぷりとした形!目立つキャップリング!クリップのデザイン!どれをとっても色気があります♡

    私もみるたびにため息が出ます。

    まさに、イタリアならではの洗練されたスタイリッシュなデザインと高級感を兼ね備えた万年筆であり、「ライティング・ジュエル(筆記具の宝石)」と称されています。

    そんな万年筆だけに、著名人にもモンテグラッパの愛用者は多く、ヘミングウェイ、シルベスタ・スタローン、アイルトン・セナ、ジョルジュ・アルマーニ、ポール・スミスなどが、愛用したことで知られています。

     

    また、モンテグラッパの高級感をもたらしている理由の一つとして、そのほとんどのモデルで、外装の金属部分にはスターリングシルバーが使われていることが挙げられています。

     

    これは、もともと創業の地であるベネト州が、銀細工が盛んな地域だったことから、それらの技術を活用したものです。

    更に、男女を問わず使いやすいラインナップも、誰もが一度は持ってみたいと思わせる要因となっているように思われます。

    実際の作りは丈夫?

    ここがみなさん気になるところではないでしょうか。

     

    わたしはIl Duomoを開いてから、もう4年以上モンテグラッパのペンを検品してきましたが、

    結論としてモンテグラッパのペンは「とっても丈夫」です。作りはとてもしっかりしています。

     

    コンバーター部分もネジ式ですし、キャップのしまりも非常にぴったりしていて、レベルの高い作りです。
    ラグジュアリーなペン、というだけではありません。高度な工業品といえます。

     

    安心できるブランドだと思います!信じてください。(笑)

    モンテグラッパの書き味は?

    結論から言うと、

    モンテグラッパ鉄ペン⇒サリサリしている、独特の書き味。

    モンテグラッパの金ペン⇒フロー潤沢な滑らかな書き味。

    となります。

    こちらが検品動画です↓↓

    6分すぎあたりからインクをつけて書いていますのでご覧ください!

    モンテグラッパには鉄ペンと、14K、18Kのラインナップがあります。

    仕上がり的にはやはり金ペンのほうが良くできていますが、
    鉄ペンも国産万年筆の通常ニブと比べるとかなり大きめでがっしりしているので頼りがいのある書き心地です。

    ただ、鉄ペンの場合、滑らかさの個体差が若干あります。
    鉄ペンを購入される際には万年筆調整も付けていただいたほうが、より滑らかな書き味になるのでお勧めです。

     

    モンテグラッパのおすすめの万年筆は?

     

    モンテグラッパは非常に多くのシリーズを発売しています。

     

     

    (1)リミテッド・エディション

    モンテグラッパの万年筆の中でも、リミテッド・エディションは特に美しいと評判です。クラフトマンがハンドメイドで作り込んだ装飾は、細部にまでこだわりを感じることができ、ハンドメイドの精巧さを実感できる万年筆です。

    ただ、それだけに、価格が非常に高価で、残念ながら、簡単に手が出せるものではありません。

    ただ、逆にそれだからこそ万年筆業界を代表する美しいアイテムであり、「いつかは」手に入れたい一本といえるでしょう。

    モンテグラッパのセルロイド軸。

    モンテグラッパ エクストラ1930 地中海ブルー

    モンテグラッパ 地中海ブルー エキストラ1930

    モンテグラッパ エクストラ1930 地中海ブルー

    この地中海ブルーのセルロイドは群を抜いて綺麗なんです。波の模様のような揺らぎが、光に照らすと表情を変えます。
    色が何層にも重なっていて、この色合いはセルロイドでしか表現できないものでしょう。

    ニブも他のものと違い、キャップリングと合わせてメアンダー文様になっています。

    エキストラオットー ラピス
    モンテグラッパ 限定生産品 エクストラオットーラピス 万年筆

    オットーとは、イタリア語で8。つまり8角形に面取りされた軸なんです。

    モンテグラッパ スピリット・ディ・ステラ 万年筆

     

     

    モンテグラッパ スピリット・ディ・ステラ 万年筆

    モンテグラッパ スピリット・ディ・ステラ 万年筆

    この「モンテグラッパ スピリット・ディ・ステラ 万年筆 」は国際的な活動・「Wheel On Waves(ウィール・オン・ウェイブス)」へモンテグラッパが賛同し、その売り上げの一部を寄付するために作った限定の万年筆です。

    青い海をイメージしたネイビーブルーのキャップと尻軸に、船体をモチーフにした木のストライプ。そしてコンパスの形のクリップが唯一無二のデザインとなっています。

     

    スピリット・ディ・ステラ。直訳すると「星の精神」というコンセプトのこの万年筆。 太古の昔、航海は星をたよりに行われてきました。星から一を確認し、目指す場所へと向かう船。その情景は現代の多様性のある時代の中で、状況や生まれ持ったものは違っても、同じ方向へ向かっていこうという「Wheel On Waves(ウィール・オン・ウェイブス)」の試みと一致します。船や海を愛する方、そして人間を愛する方に持ってほしい1本です。

    限定生産品 モンテグラッパ ペン・オブ・ピース 万年筆

    ペン・オブ・ピース モンテグラッパ

     

    限定生産品 モンテグラッパ ペン・オブ・ピース 万年筆

     

    ペンは剣より強しー’The pen is mightier than the sword’

    このペン・オブ・ピースのアイデアは、モンテグラッパが主催するディナーの際に生まれました。ある夜、各国に散らばっているモンテグラッパの代表者が同じ食卓を囲みました。イスラエル、レバノン、イラン、インド、アラブ首長国連邦、など…。いたるところで戦争やテロが起こる、私たちの乱暴な世界の中で、平和に特化したペンを立ち上げるという考えがそのディナーの時に生まれたのです。多様な肌の色を持つ代表者たちが一堂に会し、平和のペンについて考えるーそのためにピースマークはシンボルとして選ばれました。ペンは剣より強しー’The pen is mightier than the sword’がコンセプトとなりました。色々な言語での「平和」が軸に記されています。

     

    (2)ドゥカーレシリーズ

    ドゥカーレシリーズは基本的にスチールニブです。
    モンテグラッパのペンはスチールニブだけれども、高級なラインが結構多いのです。
    というのは、日本では「金が柔らかいし、書き味いいよね」という評判が多いのですが、金であってもスチールであっても、ニブの形や研ぎ方で書き味は大きく変わるので、実はスチールであるから書き味が劣るとは限らないのです。

    もちろんヨーロッパでも金ペンは高級ラインナップに使われますし、金ニブのほうがいいものだよねという認識はあります。でも、「3万円台でスチールだから、嫌だ」ということはあまり起こらないように思います。

    軸が美しければ、スチールニブでもペン自体の価値はある、ということです。

    ドゥカーレシリーズは天冠に特徴があります。ドゥカーレというのはイタリア語で公爵という意味です。
    公爵のかぶる冠のようであり、ヴェネツィアにあるドゥカーレ宮殿の建築様式のようでもあるこの天冠デザイン。

    キャップが重めなので尻軸にポストはできませんが、
    大振りなデザインが珍しく、とても可愛い&高級感アリです…!

    この美しさはモンテグラッパにしか出せないでしょう!!

     

    (3)フォーチュナシリーズ

    フォーチュナシリーズもスチールニブが多いです。フォーチュナとはイタリア語で「幸運」(fortune)を意味します。丸っこい形が幸運を運んでくれそうなペンなのです。

    クリップと、キャップの丸みに注目です。

     

    モンテグラッパ フォーチュナ モザイク 万年筆

    フォーチュナシリーズでも特に美しいのが、モザイクシリーズ!

    カラフル・ポップなレジンとぽってりしたフォーチュナシリーズの軸があいまって
    とっても可愛い!女性・男性どちらにも人気です!

    モンテグラッパ モザイク

    モンテグラッパ フォーチュナ モザイク オーロラボレアリス 万年筆

     

    エルモシリーズ

    モンテグラッパ エルモ01 ファンタジーブルーム ゲンチアナブルークロス 万年筆

    モンテグラッパ エルモ01 ファンタジーブルーム ゲンチアナブルークロス 万年筆

    モンテグラッパ エルモ01 ファンタジーブルーム ゲンチアナブルークロス 万年筆

    エルモは、モンテグラッパのなかではエントリーモデルといえます。バランスもよく、キャップをポストしても使いやすいです。
    このファンタジーブルームシリーズは花をイメージしてつくられています。とても華やか!

    ヴェネツィアシリーズ

    近年の人気シリーズが「ヴェネツィア」。
    名前のとおりヴェネツィアの街並みや潟(ラグーン)からインスピレーションを得たシリーズで、ブラック・ラグーングリーン・プルームアゲート・ハヴァナアンバー・コニファー・タルヴィジウム(パラダイスフォールズ/カーソン34/パリ・イン・ブルーム)など、豊富なカラー展開が魅力です。

    スチールニブと14K/フレックスニブの2種類があり、用途や予算に合わせて選べます。
    モンテグラッパに初めて触れるかたにも、ヴェネツィアは手の届きやすい1本ですよ。

    2026年5月1日時点で、モンテグラッパ ヴェネツィア スチールニブ 万年筆が66,800円〜、14K/フレックスニブが114,800円〜のラインナップです。

     

    よくある質問 (モンテグラッパ)

    Q. モンテグラッパの初心者向けモデルはどれですか?

    エルモ01シリーズが、モンテグラッパの中ではエントリーモデルです。
    バランスがよく、キャップをポストしても使いやすいので、はじめての1本にもおすすめ。
    2026年5月1日時点で、モンテグラッパ エルモ01 万年筆が38,800円〜、ローラーボールが40,800円〜の取り扱いです。

    Q. 鉄ペンと金ペン、どちらがおすすめですか?

    用途によります。
    日本では「金が柔らかいし、書き味いいよね」という評判が多いのですが、ヨーロッパではスチールでもニブの形や研ぎ方で書き味は大きく変わるので、必ずしも金ペン>スチールではありません。
    モンテグラッパの場合、軸の美しさを楽しみたいなら鉄ペン(ドゥカーレ・フォーチュナ等)、滑らかな書き味を求めるなら金ペン(リミテッド・エディションやヴェネツィア14K)がおすすめです。
    鉄ペンには個体差がありますので、Il Duomoでは万年筆調整もお付けいただけます。

    Q. セルロイド軸はお手入れが大変ですか?

    たしかに紫外線と熱に弱いので、暗所のペンケースに収めていただくのが基本です。
    ただ、丁寧に扱えば100年以上もつ素材ですので、「孫の代まで残せる1本」として愛用してくださるかたが多いですよ。
    詳しい保管方法は、Il DuomoのLINE@でご相談くださいね。

    Q. モンテグラッパ万年筆の価格帯はどれくらいですか?

    2026年5月1日時点で、Il Duomoでお取り扱いしている主なモンテグラッパは、

    • エルモ01 万年筆 (38,800円〜)
    • ヴェネツィア スチールニブ 万年筆 (66,800円〜)
    • ヴェネツィア 14K/フレックスニブ 万年筆 (114,800円〜)

    などの価格レンジです。リミテッド・エディションはモデルにより大きく上がります。

    ※ 価格情報は2026年5月1日時点のIl Duomo販売価格です。為替や仕入れ状況により変動することがあります。

    まとめ

     

    いかがでしたでしょうか。
    モンテグラッパの真骨頂はセルロイド軸とスターリングシルバーなので、ぜひそれを体感していただきたいのが本当のところではありますが、いかんせん高価です。

    ドゥカーレやフォーチュナも、さすがイタリア万年筆(略してイタ万)といった、非常にセクシーで美しい軸がたくさんありますので、ぜひ、ぜひ!手に取ってその美しさをリアルに見ていただければと思います。

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    【レポート】モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は?

    万年筆の基礎(吸入方式・ペン先素材)について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

     

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

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    文化の息吹感じる…モンテグラッパ・モザイクシリーズをレビュー

    こんにちは!
    モンテグラッパのモザイクシリーズを佐藤店長が検品しながら、レビューしている様子をご紹介していきます。

    モンテグラッパの代表モデル「エキストラ1930」と「フェリチタ」の書き味比較はこちらをどうぞ。

    【モンテグラッパの書き味とは?】エキストラ1930とフェリチタの比較、調整のレポート

    モンテグラッパ モザイクシリーズとは?

     

    イスラム教では偶像崇拝が禁止されているため、古来より、数学的な幾何学模様を用いた芸術が花開いてきました。

    イスラム圏独特の文化的・宗教的背景を受けて発展してきた美しい芸術にインスピレーションを受けて作られたのが、この「モンテグラッパ モザイクシリーズ」です。

     

    モロッコのマラケシュでは、数々のモスクにモザイク美術の様相を見ることができますが、エキゾチックな異国情緒あふれるこの街にぴったりの、深い青色が軸の色に採用されています。

    バルセロナはガウディの名建築が多く残されていることでも有名ですが、中でも、このミントグリーンの美しい万年筆からはグエル公園のタイルのモザイクを見て取ることができます。

     

    高級感のある白色が美しいローマは、観光名所としても有名なトレビの泉をモチーフとしたデザインとなっています。

     

    このように、各地の文化的背景が生み出した美しい芸術や歴史へのオマージュがモザイクシリーズには込められているのです。

     

    では見ていきましょう。

     

     

    外箱は…

    モンテグラッパ モザイクシリーズ サイズ 

    高級感のある大きめな箱に入っています。

    箱にはシンプルな亀甲のような模様が入っています。この模様はニブの柄と同じで、モンテグラッパの創業当時からのあるデザインだそうですよ!

     

    ふたを開けると「Montegrappa」の文字が入った留め具に、しっかりと万年筆が納められています。

    この箱は二重構造になっており、万年筆の下には保証書と2本のコンバータが入っています。

    保証書には1912年の創業当時のモンテグラッパの写真があしらわれていて、歴史を感じさせますね。

    モンテグラッパの特徴と書き味についてはこちらの記事をどうぞ。

    イタリアの万年筆モンテグラッパの特徴&書き味は?おすすめペンも

     

    サイズ感は?

    モンテグラッパ モザイクシリーズ サイズ 

    モンテグラッパ モザイク レジン

    か…かわいい…っ!!!

    サイズ
    ・キャップの径:16.0mm
    ・軸の長さ:125.7mm(キャップ除く)
    ・キャップの長さ:58.7mm
    ・ニブの長さ:22.5mm
    ・キャップを閉じたときの長さ:135.4mm
      ・キャップをポストしたときの長さ:156.4mm
    ・重さ:キャップ除くー29g
    ・キャップの重さ:19g
    ・全体の重さ:48g

    女性の手のひらを広げたくらいの大きさですが、国産の万年筆に比べると大き目です。

    また、キャップの部分が少しぷっくりとしているため、先の方が重く感じられるかもしれません。

     

    美味しそうなくらい綺麗なレジン!

    モンテグラッパ モザイク

     

    モンテグラッパ モザイクシリーズはマラケシュ、バルセロナ、ローマの3色あります。

     

    透明感のあるマラケシュは水色から藍色まで濃淡のさまざまな青色と、乳白色からなる美しいモザイク模様が特徴です。

     

    バルセロナはミントグリーンを主体としたカラーにシックなブラックのラインが映えるデザインとなっています。

    さながらチョコミントのようなカラーリングは女性にも人気が高いのではないでしょうか。

     

    ローマはパールがかった白色が洗練されたデザインを引き立てています。まるで大理石のよう!

    バルセロナ同様、シックなブラックの模様が美しいモザイクを表現しています。

     

    吸引方法は?

    モンテグラッパ モザイクシリーズ サイズ コンバーター

    吸引はいずれもコンバータ式です。回して取り外すタイプなのでインク漏れの心配もありません。

    インクを吸引するときはピストンを下まで下げた状態でインク壺にペン先を浸します。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    ゆっくりとコンバータを右に回すとインクが充填されていきますので、ペン先についたインクを拭きとれば簡単に吸引が完了します。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

     

    書き味は?

    海外製の万年筆は個体差があるため、動画のように純正インクを使用して検品を行っています。

     

    モンテグラッパの純正インクは粘度が低く、さらさらとしているのが特徴。

    そのため、モンテグラッパモザイクシリーズの書き味はさらさらとしていて、パイロットの書き味にも似ています。モンテグラッパはニブの先のイリジウムは基本丸研ぎのつるつるっとした書き味です。

     

    ※イリジウムとは、万年筆の先についている丸い金属です。

    万年筆 ニブ イリジウム

    これの研ぎ方で、紙への当たり方や字幅が決まります。

     

    また、ニブが大き目に作られています。万年筆らしい良い抵抗感ーカリカリとした感触も感じられます。

    モンテグラッパ モザイクシリーズ サイズ ニブ モンテグラッパ モザイクシリーズ サイズ ニブ

     

    モザイクシリーズのペン先はスチール(鉄)で、ニブの厚みは比較的薄めに作られているので、筆圧の強い方はペン先が開いてしまわないよう気をつけてくださいね。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

     

     

    まとめ

    モンテグラッパ モザイクシリーズ サイズ 

    各地のモザイク芸術の雰囲気を纏ったモザイクシリーズ。
    ストーリーがあるモンテグラッパの粋な計らい、ぐうの音もでない綺麗さ。
    万年筆を、ぜひお気に入りの文具としてペンケースのお仲間にいかがでしょうか。

     

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    とっても妖しく美しい万年筆、モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレット(イタリア名:ヴィオラ)。

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    ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレット(Fサイズ)の検品レビュー

    スペック
    ・ペン先:スティールペン先
    ・文字幅:F・M・B
    ・サイズ 長さ:約141mm(収納時)
            約178mm(筆記時)
            胴軸径:約13mm キャップ径:約15mm(クリップ除く)
    ・インク方式:カートリッジ/コンバーター両用式
    ・重さ
    ・素材:プレシャスレジン パラジウムプレート

    美しい外箱

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    大きめなサイズの外箱に入っています。箱の柄はシンプルながらも美しい格子柄です。

    外箱を開けると中には一回り小さな箱があります。その中に、モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレット・ヴェネツィア万年筆は収められています。

    サイズ感

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    佐藤店長の手のひらを広げたくらいの大きさで、国産の万年筆に比べるとサイズは大きめです。太さも同様に、国内でつくられる万年筆に比べると太め。普段、小さめの万年筆を愛用している方には、すこし大きく感じられるかもしれないです。

    見た目は?

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    軸色は、紫をベースに黒や白のパールが散りばめられた妖しく美しい見た目です。

    ヴェネツィア独特の仮面や綺麗な色のベネチアングラスなど、ムラーノ島に存在する妖艶な紫色がモデルになっているのかもしれません。

    煙管はさりげなく王冠の形になっていてかわいいです。クリップは上品な曲線の形。

    ペン先は、スチール(鉄)で、箱の柄と同じ美しい格子柄が刻まれています。

    全体として上品な印象で、大人の女性や落ち着きのある男性に似合う万年筆です。

    吸引は?

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    コンバーター式でまわして吸入します。

    コンバーターは挿すタイプではなくネジ式なので使いやすい!
    モンテグラッパの良いところです。コンバーターがぐらつかない!

    もし使っているうちにゆるくなったら、純正品を購入して交換することをおすすめします。

    (※コンバーター式って何?とおもったあなたには以下の記事がおすすめ)

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    書き味

    サラサラとした書き心地で、カリカリっと書けるのはパイロットの書き味の印象にも似ています。

    モンテグラッパのインクが元々さらっとした軽いインクなので、それに合わせた書き味なのかもしれません。

     

    国産のFサイズよりは太く、Mサイズくらいの印象です。

    スチールは分厚すきず、普段使いにぴったりな書き味です。

    (※FサイズとかMサイズとか何?と思ったあなたは以下の記事を参考にしてみてね。)

    キャップはポスト(尻軸にはめこみ)できる?

    残念ながらキャップはポストできません。してもいいですが、キャップがデザイン上重めですので、ポストするとバランスが良くないのです。

    イタリア万年筆の良いところでもあり、悪いところでもあるのがこのデザイン重視なところですね。

    でもこの王冠の形のキャップ、極上にかわいいので許してやってください・・!

    モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ シリーズとは?

    ヴェネチアングラスで有名なムラーノ島をモデルにした万年筆

    【レビュー】モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットの書き味は? - 関連画像2

    ムラーノ島は、イタリア北東部ヴェネツィア本島の北東、マラーニ 運河に沿って位置する島です。

    当時のヴェネチア共和国は交易で栄えた国でした。交易品の内、一番珍重されたヴェネチアン・グラスです。美しいヴェネチアン・グラスをつくる技術の流失を恐れたヴェネチア共和国は、1291年全てのガラス工場をムラーノ島に集め、職人やその家族等をこの島に強制的に移住させる保護をすることで、その技術を徹底的に守ろうとしました。現在でもヴェネツィアングラスの工場はすべてムラーノ島にあります。

    美しくも悲しい島、ムラーノ島をモデルとして1930年代モンテグラッパの黎明時代にハイモデルとして発売されてた万年筆の復刻版として現在発売されています。

    色は3色

    深い海のような軸色の「マーレ」

    【レビュー】モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットの書き味は? - 関連画像3

    刻一刻と変わる砂浜のような「サンド」

    【レビュー】モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットの書き味は? - 関連画像4

    今回ご紹介した「ヴァイオレット・ヴェネツィア」

    【レビュー】モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットの書き味は? - 関連画像5

    どの色でもヴェネツィアン・グラスのように美しい軸がレジンで再現されています。

     

    まとめ

    ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットは贈り物にも自分用にもぴったり!

    万年筆に限らず贈り物を選ぶときには、中身の品質はもちろんですが、外箱の素敵さが気になってしまいます。

    ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットは、自分用にもぴったりですが、大切な人へのプレゼントにもとても合う万年筆だなあと感じました。

    今回検品した万年筆

    ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレット

    【ペン先】
    ・スチールペン先
    ・文字幅:F/M/B
    【機構】
    ・カートリッジ/コンバーター両用式
    【サイズ】
    ・長さ:約141mm(収納時) 約178mm(筆記時)

    ・胴軸径:約13mm キャップ径:約15mm(クリップ除く)
    【素材】
    ・プレシャスレジン パラジウムプレート

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