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  • 【リアルなレビュー】 サン=テグジュペリ モンブラン 万年筆 作家シリーズの書き味は?

    【リアルなレビュー】 サン=テグジュペリ モンブラン 万年筆 作家シリーズの書き味は?

    こんにちは。手帳好き万年筆屋のIl Duomo店長佐藤です。

    今日は2017年8月に新発売されたモンブラン作家シリーズのサン=テグジュペリの万年筆のリアルなレビューをさせていただきます。

    Il Duomoでは事務所での対面販売はごくわずかで、基本はネットショップのIl Duomoにて販売をしているので、お客様に通販で万年筆を買うことの不安を減らすために、純正インクでの検品と、こうして動画やブログでのリアルなレビューを行っているわけです。

    早速レビューしていきます(^^♪

    モンブラン作家シリーズとは?

    モンブランは毎年著名な小説家などの「文豪」と呼ばれる方を一人選び、その方をコンセプトにした万年筆やボールペンを販売しています。

    ヘミングウェイやアガサ・クリスティーなど、名だたる文豪の名がいままでに25種類以上の万年筆となって並べられてきました。

    2017年はサン=テグジュペリ!

    サンテグジュペリは星の王子様で有名ですね。星の王子様を読まれた方はご存知だと思いますが、サンテグジュペリはもともと郵便を飛行機で運ぶ仕事をしている飛行士でした。飛行士をしながら書いたエッセイ「人間の土地」や「夜間飛行」が一躍有名となり、飛行士であるとともにエッセイスト、そして小説家としてもその人気を不動のものにしました。

    星の王子様では挿絵も自身の筆で描かれており、文才のみならずイラストの才能があることも知られることとなりました。

    サン=テグジュペリの概要をご説明します

    YouTubeではIl Duomo店長が詳しく検品しつつ説明してますので、ぜひご覧ください!

    モンブラン作家シリーズのサン=テグジュペリは二つの種類があり、ざっくりいうと45万のほう11万のほうです(笑)

    毎年作家シリーズは、2000本ほどしか作らない超高価なラインと、数千本作る10万円ほどの2つのラインを出しています。
    10万円ほどのラインでは、万年筆のほかに、ボールペン(油性)ローラーボール(水性)も出ています。

    Il Duomoでは45万円のほうはまだ入荷したことがありません。(見てみたい)

    実際の見た目は?

    Il Duomo価格109900円のサンテグジュペリ万年筆の外観はこんな感じで、Montblancが公式発表している写真の色とは、なんだか違う色ですね。

    モンブラン Montblanc サン=テグジュペリ 万年筆 

    モンブラン Montblanc サン=テグジュペリ 万年筆 

    Montblancの写真よりも暗い色で、濃い紺といったイメージです。

    全体はサンテグジュペリの愛した飛行機コードローンを模してデザインされており、結構ごつごつしています。尻軸には緯度と経度が書かれています。(詳しい外観はYouTubeを見てね!)
    小説を読んだ人ならわかるかもしれませんが、サンテグジュペリの人生において、重要な役割を果たした地域の緯度と経度が記されています。

    また、ペン先には星の王子様に出てくる星を模した形☆でとっても可愛いです。2017年の年号と、モンブランの標高4810の2種類の数字が入ってます。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    モンブラン Montblanc サン=テグジュペリ 万年筆 ペン先

    持った感触は?

    サイズ感はかなり大きく、重い感じがします。長さは約15センチ程度と、そんなに長いわけではありませんが、軸径や、重みに迫力があります。軸がレジンでなく金属でできているので重さは約50 gと、通常の高級万年筆の2倍はあります。キャップ以外の軸径は最大14㎜で、べらぼうに太いわけではありませんが、国産のものが普通13㎜くらいですので、国産に慣れている方は少し太いと感じるかもしれません。

    また、キャップ部の機構が非常にすぐれていて開け閉めが職人芸を使った茶筒のように、空気を抜かしながらしゅる~ん♪という気持ちよさで動きます。個人的にはそれがツボでした。

    書き味は?

    さすがモンブラン、という柔らかく、丸い書き味です。カリカリせず滑らか。ペンポイントのあたりも気にならずふんわりと紙の上を走らせることができます。特にMやBではインクフローが最高なので、気持ちよく筆記を楽しめます。

    あと、大切なのがキャップをポストすることはできない構造になっているので、お気を付けて。
    もともと重いものなので、ポストしたい人も少ないかもしれませんが・・・。

    機構は?

    先ほど申し上げたように、機構はさすがモンブランといったところですね。

    吸入式で、尻軸を回してインクを吸入するのですが、その動きも非常に滑らかです。

    特筆すべきは「洗浄時間が短くて済む」

    モンブランが培ってきた技術の賜物かと思いますが、数回ピストンすれば洗浄を終わらせることができ、通常のコンバーターのように何回も洗浄しても、インクが残ってしまうということはありませんでした。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    インクも限定版

    実はインクも同時発売されています。サン=テグジュペリのインク。
    こちらはダークサフランという、赤茶けた色のインク。なんで赤茶けた?と思い調べたら、「サンテグジュペリが飛行しながら眺めたサハラ砂漠の朝焼けをイメージ」しているらしいです。
    星の王子様から連想されるメルヘンなサン=テグジュペリでなく、飛行士・エッセイストとしてのカッコいいサンテックスがフィーチャーされていて、読書好きな店長は大満足です。

    まとめ

    実はIl Duomo店長もサン=テグジュペリが大好きです。星の王子様は落ち込んだ時に何回も読みましたし、「夜間飛行」「人間の土地」もサンテグジュペリらしい厳しくもやさしい目線を感じられて好きなのです。

    星の王子様が好きな方には、結構ごつごつしていて男性らしさも感じられるこのペンは、賛否両論かもしれません。が、サンテグジュペリを構成している、飛行士のアイデンティティ、砂漠・大地を俯瞰する瞳、エッセイストとして切れ味抜群の文才…これを考えると、今回の2017年作家シリーズ、サン=テグジュペリのデザインは大成功出なかったかと思えるのです。

    最後にサンテックスの名言を。「精神の嵐が粘土のうえを吹いてこそ、初めて人間はつくられる」

    Il Duomoのショップで文具をみる

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