タグ: 超入門

  • 手書きが苦手な人にこそ万年筆をおすすめする3つの理由

    手書きが苦手な人にこそ万年筆をおすすめする3つの理由

    手書きの文字を書くことをまず楽しもう

     

    こんにちは!

    突然ですが、皆さんは日ごろどれぐらい手書きで文字を書く機会がありますか?

    「字がきれいじゃないから手書きは好きじゃない」とか、職場ではパソコンばかり使っている人も多いのではないかと思います。

     

    今日は手書きが楽しくなる、味わいのある字を書くためのアイテムとして万年筆の魅力をご紹介したいと思います!

    手書き習慣、遠ざかっていませんか?

    報告書、手紙、メモなど文章の長さにかかわらず現代の筆記はパソコンやスマホにすっかり取って代わられてしまいましたね。

    敢えて手書きを貫く理由も見つけづらいです。

    書く字が下手だとわざわざ手書きしようという意欲も湧きづらいです。

     

    業務に関わる文書はもう手書き作成が難しい時代です。

    そこで個人的に書くもの、例えば仕事のスケジュールや個人的出来事の備忘録等を、ノートや手帳に自分の手書きで書き込んでみる。

    どうでしょう?文字が下手でも誰にも見られませんし。

    ノートや手帳が自分の書いた文字で埋まっていくのは楽しいですよ。

     

    これが続くと、だんだんと書くことの楽しさを実感してくるに違いありません。

     

    そうしたら次は、年賀状や挨拶状に一言でも手書きのメッセージを加えたくなるはずです。

     

     

    万年筆は線の太さや濃淡が味になる

    まずは身近な文具から手書きにチャレンジ

    ボールペンやシャープペンなら誰でも1、2本は必ず持っていると思います。

    でも、黒や赤のボールペンで手書きしても、書類を書いているような、もしくは仕事で書いているような味気のないものになる可能性が大です。

     

    最近ではゲルインクボールペンがカラフルな色を取り揃えて、ボールペンで書くよりは楽しめそうです。

    色違いを数本揃えて、例えば自分の日記、仕事の約束、プライベートの約束、とシーンごとに色を変えて書くと、ページが賑やかになりますね。

    こうすると黒赤ボールペンよりは書く楽しみがすぐ見つかると思います。

    ただ私の個人的印象では、このやり方は女性には受け入れられそうですが、男性にとってはレアケースになりそうな気もします。

    一味ちがう手書き習慣には万年筆を

    そこで万年筆の登場なのです。

    万年筆のインク色は、最近は多彩な色が揃えられてきていますが、黒や青、ブルーブラックあたりの色が基本になっています。

     

    万年筆は色よりも、筆圧によって変わる、ひいては書いているときの気分によって変わる文字の濃淡、線の太さを楽しむものなのです。

     

    気分が落ち込んだり、何かに悩まされて何事にも集中しにくい時には書くことにも散漫になって筆圧が下がり、薄い文字が並ぶことでしょう。

    反対に、大切な誰かに想いを伝えようとする時、強烈に楽しかった思い出を書き残そうとする時は、書く手にも力が入って濃い文字の文章が出来上がるはずです。

     

    文字の字幅も気持ちが入っていないときは細く、気持ちを込めて書くと太くなります。

     

    これらを後から読み返したとき、誰が読み返しても書いた人の書いた時の気分が時間を超えて伝わってくるのです。

     

    昭和初期や大正期に恐らく万年筆で書かれた文章、例えば戦前、戦中の頃に書かれた日記などを今も目にすると、それを書いていた人の感情が伝わってくる気がしますよね。

     

    手書きが苦手な人にも万年筆の手書きをオススメする大きな理由です。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

     

     

    ブルーやブラウンのインクを使えばこなれ感が出る

    インクの色で気分を変える

    万年筆のインクを買いに行ったとき、どこに行ってもまず入手できるのがブラック、ブルー、ブルーブラックあたりだと思います。

    そこそこ品揃えのいい大きな文具店などでは赤やブラウンも並んでいると思います。

    ここで万年筆のインクに何色を使うかでも文章の印象は異なってきます。

     

    私の主観では、ブラックを使うと文字が勢いよく目に飛び込んでくる気がします。

    主張が強いというか、周囲に他のペンの文字もあるとなおさらそう感じてしまいます。

     

    その点、私は今ブルーブラックを使っていて、この感じが少しは弱まっていると思います。

    ブルーやブラウンを使うと文字の印象がよりマイルドになって、万年筆で書かれた手書き文章としてこなれた感じを出すことができるようになります。作家さんや小説家さんが書いたような文章の雰囲気ですね。

     

    書くことが苦手な人でも書き慣れた感を出せるのが万年筆です。万年筆をオススメする理由の二つ目です。

     

    まとめ

    万年筆はたくさん書くほど手になじむ

    持ち主の筆記の特徴、筆圧の強弱や書く速度の速い遅い、書く時ペンを立たせるか寝かせるか、などによってペン先の形状が馴染むように変形してくるのも、他の筆記具にはない万年筆の特徴です。

    たくさん書くほどに短期間で持ち主のクセに合うようにペン先が変形して手に馴染み、その人なりの気持ち・性格がよく表れた文字になってきます。

     

    書けば書くほど、世界に二つと無いペンになってくるのが万年筆で、手書きが苦手な人にも万年筆をオススメする理由がここにもあるのです。

     

    近頃手書きで文章を書いてないなと自覚されている方、文字が下手だから手書きはしたくないと思っている方、またはそんな人が周りにいる方へ。

    万年筆は種類も豊富で、初心者向けの万年筆もたくさんあります。文字以上のことを残せる、伝えられる万年筆を使って手書きを楽しみましょう!

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

     

     

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

    万年筆の使い方、ペン先の選び方などご相談に乗れますので、気になる方はぜひLINE@でお気軽にトークしてみてくださいね(*’▽’)

    使い方・選び方に困ったら 万年筆の使い方・選び方で困ることがあればLINE@からお気軽にご質問くださいね!

     

    Il Duomoの店長があなたのお好みの色や予算などを聞いて、リストアップすることもできますよ。 LINE@で商品のお問い合わせを簡単に♪さらに、LINE@限定でお得なクーポンを配布中。友だち追加してね。

    IDで検索↓

    【@vfj5261w】

    スマートフォン、タブレットの方はこちら↓

    友だち追加
  • 今日から万年筆デビュー!女子におすすめな万年筆3選

    今日から万年筆デビュー!女子におすすめな万年筆3選

     

    上質な万年筆が豊かな筆記の時間をもたらします

    こんにちは!

    近年、万年筆の人気がどんどん高まっているのを感じますね。

    万年筆や万年筆用インクの新製品が次々と発売されていることからも、その人気の高まりが伺えます。

     

    そこで、今回は万年筆初心者の方におすすめの万年筆を3本ご紹介したいと思います。

    初心者の方でも手が届き、機能と価格のバランスが良い1~3万円台から選びました。

    王道の国産万年筆

    日本の万年筆は品質が安定していて、画数の多い日本語を書くために細かい字を書けるよう設計されています。

    海外でも日本製万年筆の人気は高く、愛好家も多くいます。

    数ある日本製万年筆の中から私がおすすめするのは、プラチナの#3776 センチュリーシリーズです。

    プラチナ PLATINUM #3776 センチュリー 万年筆 ブラック 細字 PNB-10000-1-F

    大きな特徴として、「スリップシール機構」が挙げられます。

    万年筆はその構造上どうしてもインクが揮発しやすく、長期間使わないとペン先が乾燥してしまいます。

    スリップシール機構とは、キャップを完全気密にすることで、インクの揮発を防ぐ仕組みのことです。

    なんと最長2年間インクの乾燥を防ぐことができるんだとか!

     

    ペン先は14~18金ですが柔らかすぎず、サリサリとシャープな書き味です。

    とめ・はね・払いの表現もしやすく、書きやすい万年筆です。

     

    私は#3776センチュリーの中でも「ニース」というシリーズをおすすめしたいと思います。

    透明感のあるすりガラス風のボディや、ピンクゴールドの金具(ピュールというカラーを除く)が美しく、女性に特におすすめです。

    ラベンダー色や淡いピンクなど、可愛いカラーバリエーションも魅力です。

     

    見てください。めっちゃ可愛いです!!(´;ω;`)


    プラチナ万年筆 #3776 センチュリー ニース PNB-20000R#22-4 リラ 太字


    プラチナ万年筆 #3776 センチュリー ニース ラヴァンド 細字(F) ブロッターカード付

     

    おしゃれで機能的なイタリア万年筆

    おしゃれなデザインと機能性で人気の高いイタリア製の万年筆。

    初心者の方には、アウロラのイプシロンをおすすめしたいと思います。

     

    アウロラ イプシロン イタリア トリコロール 万年筆

     

    アウロラはイタリアの万年筆メーカーです。

    ペン先からボディまで自社工場で一貫して生産を行い、こだわりの万年筆を生み出し続けています。

     

    イプシロンは、初めてペンを使う人や若い世代にもアウロラのペンが書きやすいことを知ってもらおうと開発されたシリーズです。

    クリップ部は、イタリア語ではイプシロンと読むYの形になっています。

    握りやすい絶妙な太さで設計されていて、キャップは丸みを帯びて可愛らしさも感じられます。

     

    イプシロンのペン先は基本的にスチールですが、サリサリとして少し手応えを感じる書き味は、鉛筆にも似て書きやすいです。

    インクフロー(インクの出具合)も安定していて、ストレスなく使うことができます。

    普段づかいにもぴったりです。

     

    最近発売されたのが、イプシロンの金ペン。

    アウロラ イプシロン ナイトブルー 万年筆

     

    海外メーカーの万年筆は比較的線が太めに出る傾向がありますが、アウロラの万年筆はわりと細い線が出ると感じる方が多いようです。

    細かい日本語を書くにも不便はないでしょう。

    予算3万円以内のおすすめ万年筆

    もう1本、イタリア製の万年筆からご紹介します。

    ビスコンティの中から手に取りやすい価格の、レンブラントシリーズです。

     

     

    ビスコンティとは、イタリア・フィレンツェにある万年筆メーカーです。

    1988年に2人の万年筆コレクターによって設立された比較的新しい会社ですが、万年筆への情熱はとても強く、職人による手作りのペンにこだわっています。

     

    レンブラントシリーズは、「光と影の魔術師」と呼ばれた天才画家レンブラントをオマージュしたシリーズです。

     

    一つ一つ模様の違うマーブルレジンの軸がとても美しい万年筆です!

    かといって奇抜な色合いではないので、使うシーンを選びません。

    カラーも白や黒から青、赤、ピンクとバリエーション豊富なので、お気に入りのものが見つかるのではないでしょうか。

     

    ビスコンティ レンブラント ピンク 万年筆

    ビスコンティ レンブラント ダークフォレスト(暗い森) 万年筆

    ニブ(ペン先)はスチールですが、2018年により書きやすいものへと改良されました。ゴールドのニブと比較するとカリカリした書き味ですが、スチールニブにしては柔らかく、なめらかで心地良い書き味です。

    線幅は海外製にしては細めで、日本製万年筆とほぼ変わらない感覚で使えます。

    万年筆初心者の方でも、違和感なく使えると思います。

     

     

    ※日本国内で流通しているものは新旧のニブが混在しています。

    新しいニブのものをお求めなら、お店に確認をしてから購入することをおすすめします。

     

    まとめ

     

    以上、初心者の方におすすめの万年筆を3本ご紹介しました。

    海外製の万年筆もご紹介しましたが、日本製に比べて個体差が大きいことは否めないので、購入前に相談に乗ってくれるお店・アフターケアの充実したお店で購入するのがいいと思います。
    Il DuomoではLINE@でご相談に乗ることができますので、ぜひ店長におすすめを聞いてみてください。

    一生モノの一本に出会えますように!

    あわせて読みたい

    万年筆選びの基本(デザイン・ペン先・ブランド)はこちらの記事でも詳しく解説しています。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    字幅選びや国産・舶来の違いについてはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    舶来万年筆(海外万年筆)と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

    「結局どれが一生使えるの?」とお悩みのかたはこちらもおすすめです。

    一生ものの万年筆はどう選ぶ?万年筆屋が思う一生使えるペン

     

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

    万年筆の使い方、ペン先の選び方などご相談に乗れますので、気になる方はぜひLINE@でお気軽にトークしてみてくださいね(*’▽’)

    使い方・選び方に困ったら 万年筆の使い方・選び方で困ることがあればLINE@からお気軽にご質問くださいね!

     

    Il Duomoの店長があなたのお好みの色や予算などを聞いて、リストアップすることもできますよ。 LINE@で商品のお問い合わせを簡単に♪さらに、LINE@限定でお得なクーポンを配布中。友だち追加してね。

    IDで検索↓

    【@vfj5261w】

    スマートフォン、タブレットの方はこちら↓

    友だち追加
  • イタリアは芸術的?ドイツは名門?各国の万年筆事情

    イタリアは芸術的?ドイツは名門?各国の万年筆事情

    世界各国で愛されている万年筆。その作られ方には、実はお国柄が出ているようです。車のメーカーを思い浮かべてみれば、「イタリアは派手なデザインの車が多くて、ドイツは頑丈な名車で…」など商品が国民性を表しているのがわかるでしょう。各国のモノづくりへのイメージは、商品が違っても変わりません。
    今回はドイツやイタリア、日本など、各国における万年筆事情について見ていきましょう。

    イタリアは芸術が命

    まず、イタリアは、ルネッサンスを意識した古典的な黄金比のデザインが多いのが特徴です。女性のラインのような曲線が好まれたり、はっきりした色が多いのも特徴です。イタリア人は芸術に関して手を抜きません。個体差が出てしまうので日本では敬遠されがちなマーブル模様なども、イタリアブランドではよく見られます。芸術的なデザインのものは、見ているだけでうっとりさせられます。

    質実剛健なドイツ

    これに対して「質実剛健」とされるドイツの万年筆は、人間工学に基づいた実用的なデザインが多くなっています。一方で『ファーバーカステル』の「伯爵コレクション」など、貴族的な印象を持たせるものも見られます。ドイツの万年筆は派手すぎるものはあまりなく、堅実なイメージが強いといえるでしょうか。検品体制が徹底していて安心できるのも特徴です。

    安定した最高ラインを量産できる日本

    日本の万年筆は世界一の安定性と質を誇るといわれています。誰でも使えるデザインで、やわらかなペン先が魅力です。また、日本ならではの竹や木材を使った軸や、伝統工芸品とのコラボも多く、海外のファンが多いのも特徴です。

    洗練されたデザインのフランス

    フランスの万年筆は、より洗練されたデザインと凝った作りが特徴です。シンプルながらもディテールにはこだわり、独特の美意識が感じられます。パリジャンやパリジェンヌのファッションイメージと一致するような気がします。

    王国としてのイギリス

    イギリスの万年筆はビクトリアンなデザインが印象的だといえるでしょう。また「紳士の国」だけあり、イギリス紳士服に合うデザインで作られている点も見逃せません。

    アメリカはコスパが良い

    アメリカの万年筆は、コストパフォーマンスを重視し、いいものを大衆的に広めようという傾向が強く出ています。デザインや相場観も万人向けで、安心して購入できるといえるでしょう。

    精密設計が得意なスイス

    時計の有名なスイスの万年筆は、精密な設計とデザインが特徴的です。彫金を得意とし、金メッキをする場合にも金の厚みの基準は群を抜いています。

    安くて見栄えのいい中国

    最後に、近年成長の著しい中国の万年筆については「高級に見えるものをどこよりも安く!」という考えが垣間見られます。値段は一般的な万年筆の10分の1程度だとか。これからが面白い万年筆かもしれません。

     

    いかがでしたか? 時計や車と同じように、万年筆にもお国柄が出ていると思うと、その国の万年筆により愛着がわきそうです。万年筆を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

    Il Duomoのショップで文具をみる

    あなたにおすすめの記事

    混ぜない、足さない! 万年筆インクの正しい使い方―古典インク、顔料インク、染料インクとは
    知的な女性を演出。万年筆で書く手紙の魅力とは?
    混ぜない、足さない! 万年筆インクの正しい使い方―古典インク、顔料インク、染料インクとは
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)
    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

  • カートリッジ式と吸入式・コンバーター式。種類別万年筆のインク吸入のしかた

    万年筆を購入したら、さっそくインクを吸入して書いてみましょう。

    今回は、カートリッジ式、吸入式それぞれのインク吸入方法について解説します。

    カートリッジ式

    how-to-use4

    カートリッジ式のインク吸入方法はとても簡単です。まず蓋を外し、銅部分を左回り(反時計回り)に回転させて外します。次にペン先を上にして、カートリッジを奥までまっすぐぎゅっと差し込みましょう。カートリッジは凹みのある側が差し込み口です。カートリッジを差し込むとき、ひねったり強くつまんだりすると、カートリッジが割れてしまうことがありますので注意してください。カートリッジを差し込んだ状態で、ペン先を下に向けてインクが浸透するまでしばらく待てば、やがて書ける状態になります。

    もし降りてこない場合はカートリッジをごくごく優しく押すと、インクが下まで浸透してきます。

    吸入式・コンバーター式

    吸入式やコンバーター式の場合は、万年筆の仕組みを理解しながら吸入するのがコツです。

    胴軸(ペン自体)にインクタンクがある吸入式はまず蓋を外し、尾栓部分をゆっくり左回りに回します。抵抗を感じるところまで回しましょう。このとき、万年筆内部にインクが残っているとインクが出てきてしまうため、やわらかい布やティッシュペーパーなどで包んでふき取ります。

    次に、ペン先をインクボトルにつけ、尾栓を右回り(時計回り)にゆっくり回しましょう。すると、インクが万年筆内部に入ってきます。この際、ペン先の穴が完全にインクにつかっていることを確認してください。

    インクタンクウィンドウがあれば見てみて、インクが補充できたことが確認できたら、吸入完了です。ペン先の周りについた余分なインクを、やわらかい布やティッシュペーパーでふき取ってから書き始めましょう。

    コンバーター式

    なお、コンバーターを使用する場合も吸入式と似ています。本体とペン先を外したら、コンバーターをペン先に差し込みましょう。ピストンを下げたあとにペン先をインクにつけ、ノブを回してインクを吸入したら完了です。

     

    万年筆はインクの補充に手間がかかる印象のある人も多いかもしれませんが、意外と簡単に吸入できることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

    さぁ、さっそくインクを吸入して、万年筆を使ってみましょう!

    あわせて読みたい

    万年筆の吸入方式の違いを詳しく知りたいかたはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    洗浄方法や、インク交換時の注意点はこちらをどうぞ。

    洗わないとインク漏れも! カートリッジ式・コンバーター式万年筆の洗い方
    用意するのは水とコップだけ! 吸入式万年筆の洗い方
    意外に知らない! 万年筆のインクを変えるときにやってはいけないこと【要注意】

    Il Duomoのショップで文具をみる

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

    万年筆の使い方・選び方で困ることがあればLINE@からお気軽にご質問くださいね!Il Duomoの店長があなたのお好みの色や予算などを聞いて、リストアップすることもできますよ。

    LINE@で商品のお問い合わせを簡単に♪さらに、LINE@限定でお得なクーポンを配布中。友だち追加してね。

    IDで検索↓

    【@vfj5261w】

    スマートフォン、タブレットの方はこちら↓

    友だち追加
  • 混ぜない、足さない! 万年筆インクの正しい使い方―古典インク、顔料インク、染料インクとは

    混ぜない、足さない! 万年筆インクの正しい使い方―古典インク、顔料インク、染料インクとは

    万年筆のインクは取り扱いに注意が必要です。皆さんは間違ったインクの扱い方をしていませんか? 今回は万年筆のインクの正しい使い方について解説しましょう。

    顔料インク、染料インク、古典インクとは

    インクにはそれぞれの成分ごとに大きく分けて3種類があります。

    1. 顔料インク
      粒子を紙に付着させる仕組みなので耐水性・耐久性が最もすぐれているインク。詰まりやすい欠点がある。
    2. 染料インク
      紙を染めるタイプの水に溶けやすいインク。色が出しやすいのでカラフル。最もよく使われる。
    3. 古典インク
      染料インクの仲間だが、もともと鉄の塩と植物由来のタンニン酸から作られた、耐水性と耐久性のあるインク。

     

    混ぜてはいけない

    万年筆のインクは混ぜてはいけません。同じメーカーのものであっても、違う色を混ぜるのは基本的に避けましょう。

    万年筆のインクには、古典インク、顔料インク、染料インクの3種類があります。このうち、水性である染料インクの一部は自由に混ぜることが可能です。(メーカー保証が受けられなくなる可能性があるので自己責任で!)
    ただし、その他のインクは混ぜてしまうと、化学変化が起こってインクの性質が変わってしまうことがあります。使えなくなってしまうこともあるためブレンドは避けましょう。

    継ぎ足さない

    意外とやってしまいがちなのが、余ったインクの継ぎ足し。
    万年筆のインクは同じ色のものでも継ぎ足さないようにしましょう。古いインクボトルには、吸入の際に小さなゴミが入り込んでいます。そのゴミが新しいボトルに入り込まないように、インクは足さないのが基本です。残った少量のインクはガラスペンなどに活用しましょう。最後の1滴までインクボトルのインクを吸引したい場合、スポイトなどを使う方法がありますのでお試しあれ。

    暗所で保管しよう

    さらに、保管場所にも気を配る必要があります。インクは光に当たると成分が変化してしまうため、直射日光の当たらない暗所で保管しましょう。高温多湿の場所も避けてください。

    顔料インクや古典インクは特に気を付けて!

    なお、顔料インクは内部で乾燥させないようにも注意が必要です。顔料インクは耐水性がありますが、その分、詰まりやすい特徴があります。蓋をしっかり閉めて保管しましょう。

    万年筆インクの消費期限は、2年~3年が目安です。インクを買ったら蓋に購入日を書いたラベルを貼っておきましょう。消費期限の切れたインクはできるだけ使わないのが安全です。また保管状態が悪いと、インクにカビが生えたり、インクが腐ったりしてしまうことがあります。インクに何かが浮かんでいるのはカビが生えているサイン、インクに刺激臭がする場合は腐ってしまっているサインですので、そうなってしまった場合は使わないようにしましょう。

    万年筆本体も繊細ですが、インクもデリケートです。万年筆を快適に使うためにも、正しくインクを取り扱い、きちんと保存してくださいね。

    Il Duomoのショップで文具をみる

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

    万年筆の使い方・選び方で困ることがあればLINE@からお気軽にご質問くださいね!Il Duomoの店長があなたのお好みの色や予算などを聞いて、リストアップすることもできますよ。

    LINE@で商品のお問い合わせを簡単に♪さらに、LINE@限定でお得なクーポンを配布中。友だち追加してね。

    IDで検索↓

    【@vfj5261w】

    スマートフォン、タブレットの方はこちら↓

    友だち追加
  • 【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは?

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは?

    いざ、万年筆にインクを入れてみよう

    前回の記事で、デパート、個人文具店、ネットのそれぞれの特性を知った泉くん。はじめての高級万年筆は買うことが出来たのでしょうか…?

    登場人物

    墨センパイ

    万年筆入門・泉センパイのイラスト

    ベンチャー企業を創業し2年経った、32歳の意識高い系男子。
    万年筆に凝っていて、20本コレクションしている。泉くんの会社の元センパイ。
    泉くんに万年筆の使い方や楽しみ方を指南している。

    泉くん

    万年筆入門・泉くんのイラスト

    営業職のサラリーマン。28歳。ラーメン屋巡りが趣味。
    墨センパイに憧れて万年筆を使い始めるが…?

     

    泉くん

    墨センパイ、見てください。オレのはじめての高級万年筆。 

    smallviscontirembrandtgreenandblackfotomodello
    ビスコンティ レンブラント カーキ 参考価格¥22900-

    墨センパイ

    おお~、いいやつ買ったじゃないか。それ、結局どこで買ったんだ?伊東屋には欲しいモデルの在庫が無くて悩んでたけど…

    泉くん

    あのあと高島屋とか丸善とかいろいろ歩いて探してみて、試筆もたくさんしたんす。そんでラミー・サファリがいいよ~とか店員さんに言われたりしつつ、結局ビスコンティに。
    でも、色やペン先によって在庫が無かったので、ネットで信頼できるところを探して買ったっス。20000円以下で買えました!

    墨センパイ

    1本目にビスコンティというのもちょっと冒険だがレンブラントはなかなか安定したいいペン先と聞く。
    といっても、オレの初万年筆はモンブランだったが…。

    泉くん

    初めての1本を良い物に、というのも悪くないですよ。だって、初めて買う腕時計が4-5万って、よくあることじゃないスか。それに比べたらそんなに高くない。

    墨センパイ

    (生意気な…)で、どうだ。使ってみたか?
    伊東屋でやたらインクばかり買ってたじゃないか。相性もあるからペンを先に買えとオレが止めたのになあ~。

    泉くん

    それが…怖くてまだインクを入れられないんス。だって分解しなくちゃいけないんですよね!?それがもう、怖くて怖くて!KAKUNOはカートリッジしか使ってなかったし。

    墨センパイ

    おいおい、先が思いやられるぞ。
    でも、確かに慣れてない人にとってはインク入れはちょっとドキドキかもな。
    よし、一緒にやってみよう。
    インクは純正品も買ったのか?一応、ブランドそれぞれに純正インクがあって、ソレを基準にペン先を作っているとも言われるから、最初は純正品でやってみたほうがいいが…

    泉くん

    カートリッジが1本付属してました。
    純正インクは…、高くて買えなかった(´;ω;`)
    コンバーターは買いましたよ。あとは、パイロットの色彩雫というやつを数色買ってみました。

    カートリッジを差してみる

    墨センパイ

    まず、首根っこ…首軸をつかんで、同軸を回す。そうするとカートリッジを差し込む部分が現れるぞ。

    how-to-use2

    ここをねじ回し。すると・・・

    how-to-use3

    泉くん

    カートリッジをペン芯に差すんですね?これはKAKUNOとおなじだからわかるぞ~。 

    how-to-use4

    ぶすり。

    墨センパイ

    そして胴軸を元に戻し、実際に書き始めるわけだが…

    泉くん

    センパイ!墨センパイ‼大変っす。インクが出てこないっす!オレ、ダメなの買っちゃったのかな⁉ 

    使い始めの万年筆のインクが出ないとき

    墨センパイ

    落ち着け。万年筆は急いではいけない。カートリッジの場合、ペン先にすぐにインクが落ちていくとは限らない。

    だから、そんな時は
    ①ペン先を下に向けてしばらく待つ
    ②万年筆を左右に振ってみる
    ③それでも出てこなければカートリッジ自体をつまんで、インクを下に押しやるようにする
    を試してみろ。

    泉くん

    あっ、出てきたっす。書いてみよう。
    お、お~~~~~!
    この頼りがいのある書き心地、そしてなめらかなインクフロー。これが高級万年筆の書き心地っすね~。

    あれ?紙のせいかな?ちょっとかすれてきた。まだ調子悪くなるには早くない?!

    墨センパイ

    まだ、ペン先が馴染んでないんだよ。これから頻繁に万年筆を使ってやると、それぞれの筆圧やクセに合ったペン先になっていくんだ。かすれてきたら、またさっきみたいに下に向けて待つか、カートリッジを押してみろ
    繰り返すうちに、だんだん調子が良くなってくるはずだ。

    泉くん

    本当だ!いや~、焦った。そろそろ、インク吸入してみたいですが…
    カートリッジって、使いかけでも外していいの? 

    墨センパイ

    基本的にはNGだ!使い切ってから外したほうがいいな。

    コンバーターにインクを入れてみる

    泉くん

    わーい、とうとうインクを吸入する日が来たぞ~。コンバーター装着していいすか? 

    墨センパイ

    その前に。インクを変える前には必ずやることがある。それは洗浄だ。
    カートリッジしか使わない場合は、水にペン芯を漬けて、色が出なくなるまで水を取り替えながら放置しておく。
    コンバーターやピストン吸入式のものはもっと早くできる。
    水を吸入したり出したりして、中に残っているインクを出してしまうんだ。
    あと、インクがはねる場合があるので一張羅は着ないように!

    泉くん

    えーと、そしたらこの場合は、まずコンバーターを装着してから、洗うんですね? 

    墨センパイ

    だな。カートリッジが差さっていたところに、コンバーターを装着する。
    そしてペン先を水につけ、コンバーターのお尻を回しながら、水を出し入れしよう。
    もちろん水を取り替えながらゆっくり洗浄しよう…。
    ちなみに、コンバーターはお尻のネジを回すタイプや、押すタイプなど、メーカーによって様々だ。

    how-to-use13

    泉くん

    綺麗になったら、水滴を拭いて… 。

    how-to-use14

    コンバーターにインクをうまく入れるには

    墨センパイ

    よし、じゃあインクを吸引してみよう。水を出し入れしたのと同じだ。ピストンを一番下まで下げ、首軸までインクに漬け、コンバーターのお尻をねじ回し。

    how-to-use16

    泉くん

    おお、入ってきてます。でも、気泡が多い気が… 

    how-to-use17

    墨センパイ

    ペン先がうまくインクに漬かってないのかもしれん。これもメーカーによるが、これは首軸までしっかりいんくに漬けないと吸引できないタイプだ。ペン先だけでなく、首軸までどっぷり漬けて吸引すると上手くいくぞ~。

    泉くん

    わかりました!とりあえず出来ましたね! 

    墨センパイ

    ちょっとまて。これでも書けるは書けるが、今のままだとペン先部分にインクがたくさん残っている状態だ。このまま書くとインクのぼた落ちが起こる可能性があるぞ。
    これを防ぐには、吸入した後に3~4滴インクを瓶の中に戻してから、万年筆を上に向けてピストンを再度右に回す。
    するとペン周りに余っているインクはインクタンクの中に吸い込まれるんだ。

    img_0757

    泉くん

    そうなんすかあ!やっぱセンパイと一緒にやっといてよかった。 

    墨センパイ

    ペン先を上に向けてインクタンク(この場合はコンバーター内)に落とし込んでも、ペン先や首軸回りの部分にはまだ取り切れないインクが残っている。これはティッシュや布で拭いておこう
    これをやっておかないと、だぶついたインクがキャップの中に広がり、キャップをおしりにはめた時に手に付いて大変なことになるから、きっちり拭いておこう。

    カラーインクは万年筆の醍醐味!いざ。

    泉くん

    パイロットの色彩雫の3色セットを買ったっす。これなら15mlずつ、ちいさいボトルで買えてオレのような飽きっぽい人にもぴったりと思って!躑躅(つつじ)、竹炭、紺碧を買ってみたっすよ。 

    how-to-use19

    墨センパイ

    うん、いい色だな。このインクもかなり人気で、KAKUNOとともに大売れしてるな。
    インクの色を変えたいときも、いまの要領で。残っているインクをピストンでインクボトルに押し出してから、水で洗えばいいぞ。

    how-to-use21
    紺碧。

    how-to-use22
    竹炭。

    まとめ

    泉くん

    一回一回洗うのは面倒かなーと思ってたけど、コンバーターだったらすぐに綺麗になるからそんなに大変じゃないですね。月一で色を変えてみるとか、工夫して楽しめそうです。 

    墨センパイ

    そうなんだ。カートリッジだと、きれいになるのに丸1日弱かかるから、正直めんどくさい。でも、吸入するタイプなら楽だろう。

    インクを楽しむポイント

    カートリッジ式
    ①出にくい時はペン先を下に向けてしばらく待つ
    ②万年筆を左右に振ってみる
    ③それでも出てこなければカートリッジ自体をつまんで、インクを下に押しやるようにする

    コンバーター・吸入式
    ①ペン先をどっぷり漬けて吸引する
    ②吸引終わったら3.4滴戻した後、ペン先を上に向けてピストンを
    右に回してペン先にインクが残らないようにする。
    ③インクを変えるときは水を出し入れしてしっかり洗う

    泉くん

    一回一回洗うのは面倒かなーと思ってたけど、コンバーターだったらすぐに綺麗になるからそんなに大変じゃないですね。月一で色を変えてみるとか、工夫して楽しめそうです。 

    墨センパイ

    さあ、次はより長く万年筆と付き合うためのコツを教えるぞ。

    あわせて読みたい

    万年筆入門シリーズの①②はこちら。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?
    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較

    万年筆の吸入方式や、入れ方の違いについてはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?
    カートリッジ式と吸入式・コンバーター式。種類別万年筆のインク吸入のしかた

    洗浄方法やインク交換時の注意点はこちらをどうぞ。

    洗わないとインク漏れも! カートリッジ式・コンバーター式万年筆の洗い方

     

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

    万年筆の使い方・選び方で困ることがあればLINE@からお気軽にご質問くださいね!Il Duomoの店長があなたのお好みの色や予算などを聞いて、リストアップすることもできますよ。

    LINE@で商品のお問い合わせを簡単に♪さらに、LINE@限定でお得なクーポンを配布中。友だち追加してね。

    IDで検索↓

    【@vfj5261w】

    スマートフォン、タブレットの方はこちら↓

    友だち追加
  • 【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較

    Il Duomo店長の佐藤
    こんにちは!Il Duomo(イル・ドゥオモ)の佐藤です。ヨーロッパ文具を中心としたオンライン文具ショップを運営しています。
    今日は、オンライン万年筆屋のわたしが、フラットな目線で、万年筆をどこで買うべきかお伝えします♩

    万年筆を買う場所によってメリット・デメリットがある

    はじめての高級万年筆を買うなら、いくつか場所の候補があります。

    が!それぞれにメリット・デメリットがあります。

    前回の記事で、KAKUNOを買うに至った泉くん。2か月経ち、また先輩と会うことになりました。
    場所は銀座の文具屋・伊東屋の中のカフェ。

    墨センパイ

    ベンチャー企業を創業し2年経った、32歳の意識高い系男子。
    万年筆に凝っていて、20本ほどコレクションしている。泉くんの会社の元センパイ。
    泉くんに万年筆の使い方や楽しみ方を指南している。

    泉くん

    営業職のサラリーマン。28歳。ラーメン屋巡りが趣味。
    墨センパイに憧れて万年筆を使い始めるが…?

    泉くん

    墨センパイ、文具屋さんのカフェを指定してくるとは、さすがっすね。いよいよオレも文具マニアへの道まっしぐらって感じになってきましたよ~。ここ、初めて来たけど文具の総合デパートって感じでめちゃおしゃれっすね。1日過ごせる感じ。 

    墨センパイ

    そうそう、オレは紙とか手帳見によく来るんだけど、気づいたら1日過ごしちゃうよね。
    B1から12Fまでフロアがあって、それぞれフロアごとにテーマがある。文具のテーマパークって感じだよな。
    それより、どう?KAKUNO使ってる?その様子だと、ハマってきたのかな。

    泉くん

    そうなんス!書いてみたら、つるつる~っと字が書けて、いつもより字がうまくなったように思えて、どんどん書いちゃうんです。力が要らないし、楽だし。そんで、手帳に日記でもつけてみようと思って。そうしたら、インクが黒一色じゃ、書き分けができなくてつまらないからいろんなインクを試してみたくって。 

    墨センパイ

    伊東屋ならいろんなペンやインクを試したりはもちろん、紙もたくさん種類があるから、好きな紙を選んだりする楽しみも味わえると思ってな。ペン先と紙の相性とかもあるから。

    泉くん

    墨センパイ、オレやっぱね、高級万年筆が欲しいんスよ。デザインもカッコいいし重厚感あるでしょう。KAKUNOで万年筆生活できるってわかったしそろそろ手に入れてもいいかな~って。 

    墨センパイ

    高級って、予算どれくらいなんだ?

    泉くん

    2-3万スかね。 

    墨センパイ

    2-3万出すとかなり良い万年筆が買えるなあ。国産ならペン先が金の「金ペン」は間違いなく買えるし、海外モノでも高級ラインのものが買えるぞ。これはちゃんと買うところを考えないとだな。ちなみにどのモデルが欲しいってのは決まってるか?

    泉くん

    実はですね~、ネットで探して候補を挙げてみたっすよ。
    1本目がこれ。 

    caran-dache-ecridor-variation-fountain-pen-penna-stilografica

    カランダッシュ エクリドール バリエーション 参考価格¥31000-

    泉くん

    2本目がこれ。 

    ビスコンティゴッホ星月夜万年筆

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション 星月夜 参考価格¥33600-

    泉くん

    3本目がこれ。 

    montegrappa-parola-collection-amarone-fountain-pen-penna-stilografica

    モンテグラッパ パローラ レッド 参考価格¥29100円-

    墨センパイ

    う、うん…結構派手なやつだな。見事に海外モノばかり。しかも人気があって在庫ありそうなやつとかじゃなくて、けっこう品薄っぽいのばっかりだな。

    泉くん

    そーすかね?だってネットショップとかオークションサイトには在庫沢山ありそうでしたよ。 

    墨センパイ

    あのな、万年筆をどこで買うかは、大きく分けて3種類ある。
    デパート、文具屋(万年筆専門店)、そしてネットだ。ネットに在庫があるからといって即買いして良いわけではないぞ。それぞれにメリット・デメリットがあるんだから。

    デパートで万年筆を買うメリット・デメリット

    泉くん

    まず、デパート。この伊東屋も規模的なものを考えるとデパートの1種だろう。
    ほかに、高島屋とか三越とかがあるな。 

    メリット①安心感

    デパートは正規輸入取扱の卸から仕入れているから、まず品質は安心できる。保管などの管理も徹底しているから、変なものをつかまされることはまずない。
    また、修理・保証などのアフターサービスも請け負っているから、安心して購入することができる。
    ペン先調整や修理の「ペンクリニック」をデパートで開催することもしばしばなので、ペンを買うデパートをひとつ決めておけば、ずっと付き合っていけるだろう。

    メリット②試し書きができる

    気に入ったペンがあったら、店員さんに頼んで試し書きをすることができる。試し書きをすることによって、インクフロー・ペン先の硬さ・自分の手に合っているかなど確認することができる。

    メリット③高級感

    意外に大事なのが、この高級感だ。高級デパートで買ったという記憶は価値として残る。心理的に自然と大事に使うようになるし、自分の価値が上がったような気分になる。

    泉くん

    なるほど~、じゃあデパートで買うのが一番良さそうですね。 

    墨センパイ

    いや、デメリットももちろんある。

    デメリット①値段が高い

    デパートではメーカーの希望小売価格を下げないことが多い。デパートで買うのとネットで買うのを比べると1割~3割ほどデパートの方が高い。デパートのサービスの肝である接客の人件費がコストとしてかかるからだ。

    デメリット②アクセスが悪い

    都心に住んでいたり、地方の都市であれば問題ではないが、デパートのある地域は限られている。わざわざ遠くに行って万年筆を買わなければならないと、もしアフターサービスを受けなければならないときに困ってしまう。地方に住んでいる方は気を付けて。

    泉くん

    デパートは値段が高いのはしょうがないですね。デパートだもんね。
    アクセスかあ、確かに、オレは東京に住んでるからいいけど田舎の人は困るなあ。オレの実家だっていちばん近い高級デパートまで車で2時間かかるもんなあ。 

    墨センパイ

    つぎは万年筆専門店について説明しよう。

    万年筆専門店で万年筆を買うメリット・デメリット

    墨センパイ

    ここでいう「万年筆専門店」は万年筆を買う専門の「ペン・サロン」としての文具店を意味する。

     

    メリット①ペンの専門家の豊富な知識が得られる

    万年筆専門店のスタッフは、量販店のスタッフよりもマニアックな知識が豊富であることが多い。
    これは、とある専門書に例えるなら、紀伊国屋書店の店員よりも神保町の古書店の店主に聞いたほうが詳しい、ということに似ている。
    ペンのソムリエのような知識のスタッフから、おすすめのペンやおすすめインク、扱い方など根掘り葉掘り聞いて自分のペンの知識も高めよう!

    メリット②ヴィンテージに出会えることも

    昨今流行のヴィンテージ万年筆の買取・販売をしている個人文具店も多数。ネットでヴィンテージものを買うのは「ちゃんと使えるの?」と不安が多いはず。個人文具店なら試筆ができるので品質は問題ない。

    メリット③店ごとにカラーがある

    例えば「ペン先調整してくれる」「簡単な修理ならしてくれる」「超音波洗浄をしてくれる」…など、文具店ごとにサービスは違うもの。いろいろな万年筆専門店を巡って、自分に合う雰囲気やサービスの店を探すのも万年筆の醍醐味の一つだ。

    泉くん

    万年筆専門店ってなんだか楽しそう!東京にはたくさんあるんスか? 

    墨センパイ

    そう、そこがデメリットにも繋がるんだけど…。

    デメリット①関東・関西中心部に店舗が集中している

    もちろん東京や大阪・神戸なんかには良い万年筆専門店がたくさんある。でもその他の都市には少ないんだ。やはり万年筆ユーザーの母数が少ない。

    デメリット②値段が高い

    デパートと同じだが、接客によるサービスがあるのでネットの販売価格よりはもちろん高くなることが多い。
    でも、値段以上に知識を得たりアフターサービスが受けられる所が多いから、そういったサービスを加味すれば妥当な値段だといえる。

    デメリット③敷居が高い

    これは気持ちの問題なんだけど…万年筆を売っている店って暗くてヘンクツ店長がにらみつけてくるイメージがあって、敷居が高い。もちろん入ってみればそんなことは無い店の方が多い。こだわりのラーメン屋に一人で入ったら店長に怒られそうな気がするのと一緒の、思い込みに近い。だから、勇気を出して一歩踏み出してみるとイメージが壊れるかもしれないぞ!

    泉くん

    なんだか万年筆専門店はマニア向けっぽいですね。 

    墨センパイ

    そういう側面もある。深い知識と質の高いサービスを求めていくサロンだからな。でも初心者でももちろん優しく対応してくれる店が殆んどだ。

    インターネットで買うメリット・デメリット

    泉くん

    正直ね、オレもうネットで買おうと思ってたっスよ。接客受けるのとか、面倒な面もあるし…。
    接客されると押しに負けて買っちゃうんで(笑)

    墨センパイ

    確かに、手厚い接客が苦手な人もいるよな。てか、お前営業なのにそれって…。

    メリット①家で買えて、すぐに手に入る

    ネット販売では、当たり前のことだが、自分で店舗に赴く必要が無く、しかも思い立ってからすぐに手に入れられることが多いので現代人のリズムには合っていると言えるだろう。

    メリット②価格が安い

    ネットショップなどで万年筆を買うと、希望小売価格の2-3割以下で買えることが多い。10万クラスのペンだと2-3万違うことになるから、これは大きい。

    泉くん

    そ、オレね、出かけるとなるとせっかくの土日をまる1日使わなきゃいけないのがイヤなんスよね。 

    墨センパイ

    お前、そんなに土日忙しいのか?何かスポーツとかやってんの?

    泉くん

    いや、土日は寝てたいんス。あとDVD見たりとか。 

    墨センパイ

    …。

    デメリット①詐欺サイトや模造品が多い

    これが一番の問題で、他の業界にもネットではよくあることだが模造品の販売はデパートや個人文具店ではまず有り得ないが、ネットでは驚くほど多い
    また詐欺サイトは、有名ペンショップの名をかたって検索に乗っかることが多く、しかも普通ではありえないやすい価格で提示されている。もし購入してしまうと、模造品が送られてくるか、決済だけされて音沙汰がなくなるか、どちらかの被害に遭う。

    デメリット②試し書きができない

    これもネットならではだが、送られてくるまで現物が確認できないため、個体差が多いといわれているモデルの万年筆なんかは、ペン先の調子が悪いものなんかが送られてくることもある。しかし正規輸入を通すと品薄商品は取り寄せが半年待ちになってしまうなんてこともあるから、一長一短だ。

    デメリット③サービスへの信頼感が買うまでわからない

    普通、サロンやデパートは店員に声をかけられたり、試し書きをしながら、サービスへの信頼感を高めていくが、ネットショップの方はそうは行かない。もちろん問い合わせメールを先にする、という方法もあるが、基本的には購入して商品が届くまで信頼感が得られないのがネット販売の特徴だ。

     

    墨センパイ

    実はオレ…オークションで模造品つかまされたことがあるんだ。

    泉くん

    えー!?センパイがあ!?ぷぷ、だっせーっス 

    墨センパイ

    (この野郎…)いや、オレも当時は初心者でよく勉強せずに買ってしまったなと反省するんだが、あれはモンブランのマイスターシュテックが1円スタートだった。あの時点で、怪しまなければならなかった…。
    落札できたら儲けもんくらいの気持ちで入札したら、なんと落札できてしまって。
    届いた商品は良く出来た偽物だったんだ。

    泉くん

    ネットオークションやフリマアプリはそういった模造品が出品されてる可能性もあると。 

    墨センパイ

    かなりの確率で模造品・スーパーコピーだったりする。しかも本当に初心者なら気づかないほど精巧に出来てたりするからたちが悪い。もちろん模造品とわかっていて買う人もいるぞ。

    泉くん

    ブランドバッグと同じなんですね。 

    墨センパイ

    その通り。モンブランなんかはステイタスだったりもするから、モンブランの星印が欲しいだけの人もいるわけだ。でもお前はちゃんとしたものを買えよ。対価をきちんと払ってこそ万年筆ライフは成立するのだ。

    泉くん

    ネットでもいいものを手に入れるコツはあるんでしょうか? 

    墨センパイ

    もちろん、きちんとしたネットショップはたくさんある。悪いサイトとの見分け方は、いくつかあって、
    ①特定商取引の項目を見て、所在地や電話番号を確認する
    ②商品がほかと比べて異様に安くないか見る
    ③商品ページ以外で、コラムページやブログを見てみる
    ④「お客様の声」ページを見てみる
    などだ。店長の顔などが見えるとより安心だし、コラムなどが充実しているとペンに対する情熱が感じられより安心できる。
    お客様の声は、詐欺サイトでは殆んど載せられていない。自作自演だと文章でまるわかりになる(「このサイトは安心して買い物が出来て最高です!」などリアリティの無い声)ので要チェックだ。
    「怪しいサイトは安くても近寄らない」のがベストだぞ。

    まとめ

    泉くん

    ふんふん。じゃあ3つともそれぞれにメリット・デメリットがあるって分かったので、自分に合った買い方を選んでみます。 

    墨センパイ

    せっかく伊東屋に来たんだから、試筆はたくさんしていこう。買いたかったら買えばいいし。もし欲しいモデルで、店舗には品薄のものがあれば、信頼できるネットショップからなら買ってもいいとは思うけど。

    泉くん

    わー、試筆楽しみだな~。 

    あわせて読みたい

    万年筆入門シリーズの前回・次回はこちら。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?
    【万年筆入門③】

    本格的に万年筆ブランドの違いを知りたいかたはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)
    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

    試筆や購入後のペン先調整について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    ペンクリニックに行こう! 〜ペン先調整するとどうなる?〜

     

    次回【万年筆入門③】へつづく

     

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

    万年筆の使い方・選び方で困ることがあればLINE@からお気軽にご質問くださいね!Il Duomoの店長があなたのお好みの色や予算などを聞いて、リストアップすることもできますよ。

    LINE@で商品のお問い合わせを簡単に♪さらに、LINE@限定でお得なクーポンを配布中。友だち追加してね。

    IDで検索↓

    【@vfj5261w】

    スマートフォン、タブレットの方はこちら↓

    友だち追加

     

  • 【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?

    万年筆超入門。万年筆の特徴をみていこう

    この便利な現代に、万年筆を使うメリットとは?

    サラリーマン6年目の泉くん、営業成績はほどほど、でもサービス残業たくさんでなかなか自分の時間が持てないのが悩みです。
    今日は2年前に辞めた墨センパイから、久しぶりに連絡がありバーに誘われたのでした。
    入社当初から墨センパイはよく失敗する泉くんを叱咤激励してくれ、温かく見守ってくれる泉くんの良き理解者でありました。

    泉くん

    墨センパイ、久しぶりっス。センパイが急にうちの会社辞めてベンチャー起業したのがもう2年前っすか。墨センパイのSNS見てるとすごくイキイキしてて…上手くいってるっぽいですが。どうすか、実際

    墨センパイ

    泉も新卒で入社して、もう6年目かあ。早いなあ。
    そうそう、起業して。でも会社にいるときから準備はコツコツしてたから、急に辞めたとは思ってないんだけど…。オレ的には。
    ベンチャーだし最初の1-2年は踏ん張りどころだからな。でもやっと社員3人になって、ぼちぼちかな。

    泉くん

    やっぱすげーっス。墨センパイ。
    うちの会社わりとホワイトだし、墨センパイ営業成績も良かったから、辞めるのもったいないと思ってたけど。
    俺なんか全然ダメっす。だらだらしちゃって結局毎日帰るの遅くって自分の時間ないし、センパイみたくキャリアアップの準備なんか出来ないし。
    彼女も出来ないし。

    墨センパイ

    そんな忙しい中オレの飲みに付き合ってくれてありがとな。彼女はまあ…アレだけど、仕事の効率化は考えないとだな。お前また、書類作りながらメール返信したり、注意散漫なんだろ。

    泉くん

    そーっすよオ!なんで知ってるんですか!オレ集中できないんスよね。

    墨センパイ

    …。

    泉くん

    そういえば墨センパイ、前からオシャレだと思ってたけど起業してからなんかスタイリッシュになったっつーか、ぐっとシンプル、かつ、こだわりって感じになりましたね。

    墨センパイ

    どうしても、自分が取締役だと思うと格好もしっかりしなきゃと思ってね。
    あと、起業と同時に万年筆にハマったのもあって、モノにはこだわりたくてさ。

    pilot-custom-742-fountain-pen-penna-stilografica

    泉くん

    万年筆ゥウ?!なんすかそれ、歴史に消えたツールじゃないすか。

    墨センパイ

    お前、万年筆は歴史に消えてなんかないぞ。今また注目されて見直されてるんだ。
    万年筆はその名の通り大事に使えば「万年」使える。ヨーロッパでは昔から贈り物に人気なんだ。
    100円ボールペンみたいに使い捨てしないし、デザインもカッコいいから、大切に使おうって思えるしな。資産のひとつなんだよ。お前も営業なら、身だしなみの一つとして文具はいいものを使った方がいいぞ。

    泉くん

    ヨーロッパとか…墨センパイは視野が広くてついていけないっすよお。

    墨センパイ

    でも、どうだ?
    契約の時、100円ボールペンを出す営業と、万年筆じゃなくともちゃんとした高級文具を出す営業、どっちが信頼できる?

    泉くん

    そりゃ、高級文具のほうが上質感ありますし。うちの職種的にも契約時に高級ツールはあった方が得な気はします。

    墨センパイ

    だろう。それに、いつもお世話になっている人にハガキ出すときなんかも普通のボールペンよりも万年筆で書いた方が丁寧に書こうって思えるし、背筋を正したくなるよ。
    万年筆持つと手紙を書きたくなるから、筆まめになるのもいいところだ。

    泉くん

    墨センパイの会社ってITなのに、墨センパイは結構アナログ好きなんですね。腕時計も、超レトロなネジ巻くやつだし。(これも相当高いよね…!)手紙なんてオレら世代で書く人いるんだって今思いましたよ(笑)。

    writing-1209121_500

    墨センパイ

    レトロじゃねえ、クラシックと言え!IT、情報化社会だからこそ、アナログが見直されているんじゃないか。
    紙に字を書くとか、ネジを巻くって、なんつうか、心と対話することだ。電子記号ばかり追いかけてちゃ人間としてバランスが取れない気がするんだ。
    だからアナログは今後も消えないと思うよ。

    俺は用途に合わせて数本持ってるけど、今胸ポケットに差してたのはこんなの。

     

    アウロラ オーソレミオ

    アウロラ オプティマ オーソレミオ 万年筆

    泉くん

    うひゃー、みるからに高そう。
    でもオレンジが綺麗だし、装飾が凝ってて大人っぽいっす。もちろん、お高いんですよね…?

    墨センパイ

    ま、これはずっと奮発したから。7万くらいか。
    でも、オレの持ってる他のペンは2-3万がほとんどかも。

    泉くん

    …。

    墨センパイ!もしかして…
    万年筆ってモテますかね?!なんかそのペンを持つ佇まい、かっこよく思えてきました!センパイ、モテてるでしょ。

    墨センパイ

    お、おう、それはなんとも言えないけど…
    確かに万年筆って洗浄したり、インクを吸入したり、手間がかかる。
    でもあえてこだわりを持って良いものを使うってことは、ある意味「大人の余裕がある」ってことだ。
    結果モテるようになる、かも、しれないな。
    何とも言えないけど。

    泉くん

    わー、いいなあ。大人の余裕かあ。
    オレ、字もあんまり綺麗じゃないけど万年筆使ってみたくなってきた。
    モテたいし。
    万年筆って、インクを吸入するペン先が尖ったやつってことは知ってるんスけど、
    なんか深い世界がありそうですね。

    万年筆の構造・特徴を見てみよう

    墨センパイ

    モテたいっていうのもいい動機かもしれんな。
    よし、万年筆の深い世界を見ていこう。

    万年筆は「筆記具の王様」と言われている。
    ペン軸の内部に保持したインクが毛細管現象により、溝の入ったペン芯を通じてペン先に持続的に供給される構造を持った筆記具の一種だ。インクカートリッジを用いたもの、各種の方法でインクを吸入するものがある。

    また、国産・海外のものあわせるとたくさんの万年筆メーカーがあり、その特徴も多種多様だ。

    まず、万年筆の構造を見てみよう。

    800px-lamy_safari_and_vista_with_a_cartridge_and_a_confertor
    出典:wikipwdia


    下から、コンバーター、カートリッジ、首軸、左がペン先+ペン芯、その上がキャップだ。
    いちばん上はこれらを組み合わせた状態。
    コンバーターは、カートリッジのように容器を使い捨てでなく、洗浄したりして繰り返し使う場合の容器だ。
    ペン芯にコンバーターを付けて、インクにペン先を浸すと吸い上げてくれるシステム。

    カートリッジやコンバーターでなく、首軸内部のインクタンクに吸入するものもある。
    この吸入方式がメーカーごとに研究され、色々な工夫がなされている。

    fountain_pen_nibs
    出典:wikipwdia

    万年筆の肝・ペン先も千差万別。形や素材によって書き味が変わるといわれている。
    ペン先には書いたときの太さの違いがあり、EEF(極々細)~M(中)~BB(極太)とたくさんの太さの違いをペン先によって表現させられる。
    さらに、筆圧を高くしたりペン先の角度を変えることによってまるで「筆」のように太さを自由自在に操れるので、綺麗な字が書きやすい。
    lamy-test-pennini
    出典:casa della stilografica

    泉くん

    わあー、構造だけでも色々あるんスね。
    万年筆って書き方は普通のボールペンと同じですか?

    万年筆の書き方・楽しみ方

    墨センパイ

    万年筆は比較的低筆圧でもかける。なぜならインクがあふれるように出てくるからだ。
    これは万年筆の英語「fountain pen」の由来となっている。泉のようにインクがあふれて、気持ちよく書けるからなんだ。しかもつけペンと違って、すぐにペン先のインクが無くなってしまうこともない。

    fountainpen-grip

    刻印の入っている方を上にして書く。ボールペンのようにペンを立ててがりがり書くよりかは、45度-60度くらいに傾けてさらーっと書く方がペン先に変な力が加わらず書きやすい。
    力が入りすぎるとペン先を痛めてしまう可能性があるので注意が必要だ。

    墨センパイ

    そして、インク。これは万年筆の醍醐味といっていいだろう。
    綺麗な色が各メーカーから出されているから、吸入式の万年筆であれば、コンバーターやインクタンクを洗浄すればたくさんのインクの色を楽しめるぞ。
    これがまた、ペン先との相性とか、ペンの軸の色と合わせてみたりとか、万年筆マニアにはいろいろ楽しみがたくさんあるわけだ。

    subimg
    出典:PILOT

    泉くん

    へー、黒や赤だけじゃないんスね。何種類もあるなら、飽き性の自分でも楽しめそうです。

    墨センパイ

     オレはやらないけど、絵を描くのにはもってこいだ。筆圧で太さが変わるからな。

    まとめ

    泉くん

    墨センパイ、万年筆って楽しそうだし格好いいっすね。明日文具屋さん行ってこよう。
    ふっふっふっ、今日給料日だったし、センパイみたいにイタリア万年筆買っちゃおうかな。

    墨センパイ

     イタリア万年筆か、止めないけど、酒の席だし思い余るなよ。
    まずお前は入りやすい「KAKUNO」で万年筆を試してみたらどうだ?
    1000円くらいで手に入るし値段の割に書き味がかなり良いって、若者中心に爆売れした万年筆なんだ。

    kakuno_cap-off_o350
    出典:PILOT

    泉くん

    そ、そうっすね、2-3万円出して使わなくなっちゃあもったいないもんな。
    KAKUNOかあ、確かにライトに使えて良さそうっす。KAKUNOでしばらく万年筆生活してみます。
    ん~、でも何書こうかなぁ。

    墨センパイ

    まあ、やってみて。
    もしハマったらお前と万年筆トークできるし、面白くなりそうだな。

    あわせて読みたい

    万年筆入門シリーズの続きはこちら。

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較
    【万年筆入門③】

    「はじめての万年筆を選ぶポイント」シリーズも参考にどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)

    万年筆の基礎(吸入方式・字幅)について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?
    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    【万年筆入門②】へつづく

     

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

    万年筆の使い方・選び方で困ることがあればLINE@からお気軽にご質問くださいね!Il Duomoの店長があなたのお好みの色や予算などを聞いて、リストアップすることもできますよ。

    LINE@で商品のお問い合わせを簡単に♪さらに、LINE@限定でお得なクーポンを配布中。友だち追加してね。

    IDで検索↓

    【@vfj5261w】

    スマートフォン、タブレットの方はこちら↓

    友だち追加