モンテグラッパのモザイクシリーズを佐藤店長が検品しながら、レビューしている様子をご紹介していきます。
もくじ
モンテグラッパ モザイクシリーズとは?
イスラム教では偶像崇拝が禁止されているため、古来より、数学的な幾何学模様を用いた芸術が花開いてきました。
イスラム圏独特の文化的・宗教的背景を受けて発展してきた美しい芸術にインスピレーションを受けて作られたのが、この「モンテグラッパ モザイクシリーズ」です。
モロッコのマラケシュでは、数々のモスクにモザイク美術の様相を見ることができますが、エキゾチックな異国情緒あふれるこの街にぴったりの、深い青色が軸の色に採用されています。
バルセロナはガウディの名建築が多く残されていることでも有名ですが、中でも、このミントグリーンの美しい万年筆からはグエル公園のタイルのモザイクを見て取ることができます。
高級感のある白色が美しいローマは、観光名所としても有名なトレビの泉をモチーフとしたデザインとなっています。
このように、各地の文化的背景が生み出した美しい芸術や歴史へのオマージュがモザイクシリーズには込められているのです。
では見ていきましょう。
外箱は…
高級感のある大きめな箱に入っています。
箱にはシンプルな亀甲のような模様が入っています。この模様はニブの柄と同じで、モンテグラッパの創業当時からのあるデザインだそうですよ!
ふたを開けると「Montegrappa」の文字が入った留め具に、しっかりと万年筆が納められています。
この箱は二重構造になっており、万年筆の下には保証書と2本のコンバータが入っています。
保証書には1912年の創業当時のモンテグラッパの写真があしらわれていて、歴史を感じさせますね。
サイズ感は?
か…かわいい…っ!!!
女性の手のひらを広げたくらいの大きさですが、国産の万年筆に比べると大き目です。
また、キャップの部分が少しぷっくりとしているため、先の方が重く感じられるかもしれません。
美味しそうなくらい綺麗なレジン!
モンテグラッパ モザイクシリーズはマラケシュ、バルセロナ、ローマの3色あります。
透明感のあるマラケシュは水色から藍色まで濃淡のさまざまな青色と、乳白色からなる美しいモザイク模様が特徴です。
バルセロナはミントグリーンを主体としたカラーにシックなブラックのラインが映えるデザインとなっています。
さながらチョコミントのようなカラーリングは女性にも人気が高いのではないでしょうか。
ローマはパールがかった白色が洗練されたデザインを引き立てています。まるで大理石のよう!
バルセロナ同様、シックなブラックの模様が美しいモザイクを表現しています。
吸引方法は?
吸引はいずれもコンバータ式です。回して取り外すタイプなのでインク漏れの心配もありません。
インクを吸引するときはピストンを下まで下げた状態でインク壺にペン先を浸します。
ゆっくりとコンバータを右に回すとインクが充填されていきますので、ペン先についたインクを拭きとれば簡単に吸引が完了します。
書き味は?
海外製の万年筆は個体差があるため、動画のように純正インクを使用して検品を行っています。
モンテグラッパの純正インクは粘度が低く、さらさらとしているのが特徴。
そのため、モンテグラッパモザイクシリーズの書き味はさらさらとしていて、パイロットの書き味にも似ています。モンテグラッパはニブの先のイリジウムは基本丸研ぎのつるつるっとした書き味です。
※イリジウムとは、万年筆の先についている丸い金属です。
これの研ぎ方で、紙への当たり方や字幅が決まります。
また、ニブが大き目に作られています。万年筆らしい良い抵抗感ーカリカリとした感触も感じられます。
モザイクシリーズのペン先はスチール(鉄)で、ニブの厚みは比較的薄めに作られているので、筆圧の強い方はペン先が開いてしまわないよう気をつけてくださいね。
まとめ
各地のモザイク芸術の雰囲気を纏ったモザイクシリーズ。
ストーリーがあるモンテグラッパの粋な計らい、ぐうの音もでない綺麗さ。
万年筆を、ぜひお気に入りの文具としてペンケースのお仲間にいかがでしょうか。
お問い合わせはこちら。
万年筆の使い方・選び方に困ったら
万年筆の使い方、ペン先の選び方などご相談に乗れますので、気になる方はぜひLINE@でお気軽にトークしてみてくださいね(*'▽')
使い方・選び方に困ったら 万年筆の使い方・選び方で困ることがあればLINE@からお気軽にご質問くださいね!
Il Duomoの店長があなたのお好みの色や予算などを聞いて、リストアップすることもできますよ。 LINE@で商品のお問い合わせを簡単に♪さらに、LINE@限定でお得なクーポンを配布中。友だち追加してね。
IDで検索↓
【@vfj5261w】
スマートフォン、タブレットの方はこちら↓