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  • 【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは?

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは?

    いざ、万年筆にインクを入れてみよう

    前回の記事で、デパート、個人文具店、ネットのそれぞれの特性を知った泉くん。はじめての高級万年筆は買うことが出来たのでしょうか…?

    登場人物

    墨センパイ

    万年筆入門・泉センパイのイラスト

    ベンチャー企業を創業し2年経った、32歳の意識高い系男子。
    万年筆に凝っていて、20本コレクションしている。泉くんの会社の元センパイ。
    泉くんに万年筆の使い方や楽しみ方を指南している。

    泉くん

    万年筆入門・泉くんのイラスト

    営業職のサラリーマン。28歳。ラーメン屋巡りが趣味。
    墨センパイに憧れて万年筆を使い始めるが…?

     

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは?
    泉くん

    墨センパイ、見てください。オレのはじめての高級万年筆。 

    smallviscontirembrandtgreenandblackfotomodello
    ビスコンティ レンブラント カーキ 参考価格¥22900-

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは? - 関連画像2
    墨センパイ

    おお~、いいやつ買ったじゃないか。それ、結局どこで買ったんだ?伊東屋には欲しいモデルの在庫が無くて悩んでたけど…

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    泉くん

    あのあと高島屋とか丸善とかいろいろ歩いて探してみて、試筆もたくさんしたんす。そんでラミー・サファリがいいよ~とか店員さんに言われたりしつつ、結局ビスコンティに。
    でも、色やペン先によって在庫が無かったので、ネットで信頼できるところを探して買ったっス。20000円以下で買えました!

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    墨センパイ

    1本目にビスコンティというのもちょっと冒険だがレンブラントはなかなか安定したいいペン先と聞く。
    といっても、オレの初万年筆はモンブランだったが…。

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    泉くん

    初めての1本を良い物に、というのも悪くないですよ。だって、初めて買う腕時計が4-5万って、よくあることじゃないスか。それに比べたらそんなに高くない。

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは? - 関連画像6
    墨センパイ

    (生意気な…)で、どうだ。使ってみたか?
    伊東屋でやたらインクばかり買ってたじゃないか。相性もあるからペンを先に買えとオレが止めたのになあ~。

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは? - 関連画像7
    泉くん

    それが…怖くてまだインクを入れられないんス。だって分解しなくちゃいけないんですよね!?それがもう、怖くて怖くて!KAKUNOはカートリッジしか使ってなかったし。

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    墨センパイ

    おいおい、先が思いやられるぞ。
    でも、確かに慣れてない人にとってはインク入れはちょっとドキドキかもな。
    よし、一緒にやってみよう。
    インクは純正品も買ったのか?一応、ブランドそれぞれに純正インクがあって、ソレを基準にペン先を作っているとも言われるから、最初は純正品でやってみたほうがいいが…

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    泉くん

    カートリッジが1本付属してました。
    純正インクは…、高くて買えなかった(´;ω;`)
    コンバーターは買いましたよ。あとは、パイロットの色彩雫というやつを数色買ってみました。

    カートリッジを差してみる

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    墨センパイ

    まず、首根っこ…首軸をつかんで、同軸を回す。そうするとカートリッジを差し込む部分が現れるぞ。

    how-to-use2

    ここをねじ回し。すると・・・

    how-to-use3

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    泉くん

    カートリッジをペン芯に差すんですね?これはKAKUNOとおなじだからわかるぞ~。 

    how-to-use4

    ぶすり。

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは? - 関連画像12
    墨センパイ

    そして胴軸を元に戻し、実際に書き始めるわけだが…

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    泉くん

    センパイ!墨センパイ‼大変っす。インクが出てこないっす!オレ、ダメなの買っちゃったのかな⁉ 

    使い始めの万年筆のインクが出ないとき

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    墨センパイ

    落ち着け。万年筆は急いではいけない。カートリッジの場合、ペン先にすぐにインクが落ちていくとは限らない。

    だから、そんな時は
    ①ペン先を下に向けてしばらく待つ
    ②万年筆を左右に振ってみる
    ③それでも出てこなければカートリッジ自体をつまんで、インクを下に押しやるようにする
    を試してみろ。

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    泉くん

    あっ、出てきたっす。書いてみよう。
    お、お~~~~~!
    この頼りがいのある書き心地、そしてなめらかなインクフロー。これが高級万年筆の書き心地っすね~。

    あれ?紙のせいかな?ちょっとかすれてきた。まだ調子悪くなるには早くない?!

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    墨センパイ

    まだ、ペン先が馴染んでないんだよ。これから頻繁に万年筆を使ってやると、それぞれの筆圧やクセに合ったペン先になっていくんだ。かすれてきたら、またさっきみたいに下に向けて待つか、カートリッジを押してみろ
    繰り返すうちに、だんだん調子が良くなってくるはずだ。

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    泉くん

    本当だ!いや~、焦った。そろそろ、インク吸入してみたいですが…
    カートリッジって、使いかけでも外していいの? 

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    墨センパイ

    基本的にはNGだ!使い切ってから外したほうがいいな。

    コンバーターにインクを入れてみる

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    泉くん

    わーい、とうとうインクを吸入する日が来たぞ~。コンバーター装着していいすか? 

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    墨センパイ

    その前に。インクを変える前には必ずやることがある。それは洗浄だ。
    カートリッジしか使わない場合は、水にペン芯を漬けて、色が出なくなるまで水を取り替えながら放置しておく。
    コンバーターやピストン吸入式のものはもっと早くできる。
    水を吸入したり出したりして、中に残っているインクを出してしまうんだ。
    あと、インクがはねる場合があるので一張羅は着ないように!

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    泉くん

    えーと、そしたらこの場合は、まずコンバーターを装着してから、洗うんですね? 

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    墨センパイ

    だな。カートリッジが差さっていたところに、コンバーターを装着する。
    そしてペン先を水につけ、コンバーターのお尻を回しながら、水を出し入れしよう。
    もちろん水を取り替えながらゆっくり洗浄しよう…。
    ちなみに、コンバーターはお尻のネジを回すタイプや、押すタイプなど、メーカーによって様々だ。

    how-to-use13

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    泉くん

    綺麗になったら、水滴を拭いて… 。

    how-to-use14

    コンバーターにインクをうまく入れるには

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    墨センパイ

    よし、じゃあインクを吸引してみよう。水を出し入れしたのと同じだ。ピストンを一番下まで下げ、首軸までインクに漬け、コンバーターのお尻をねじ回し。

    how-to-use16

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは? - 関連画像25
    泉くん

    おお、入ってきてます。でも、気泡が多い気が… 

    how-to-use17

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    墨センパイ

    ペン先がうまくインクに漬かってないのかもしれん。これもメーカーによるが、これは首軸までしっかりいんくに漬けないと吸引できないタイプだ。ペン先だけでなく、首軸までどっぷり漬けて吸引すると上手くいくぞ~。

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    泉くん

    わかりました!とりあえず出来ましたね! 

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    墨センパイ

    ちょっとまて。これでも書けるは書けるが、今のままだとペン先部分にインクがたくさん残っている状態だ。このまま書くとインクのぼた落ちが起こる可能性があるぞ。
    これを防ぐには、吸入した後に3~4滴インクを瓶の中に戻してから、万年筆を上に向けてピストンを再度右に回す。
    するとペン周りに余っているインクはインクタンクの中に吸い込まれるんだ。

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    泉くん

    そうなんすかあ!やっぱセンパイと一緒にやっといてよかった。 

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    墨センパイ

    ペン先を上に向けてインクタンク(この場合はコンバーター内)に落とし込んでも、ペン先や首軸回りの部分にはまだ取り切れないインクが残っている。これはティッシュや布で拭いておこう
    これをやっておかないと、だぶついたインクがキャップの中に広がり、キャップをおしりにはめた時に手に付いて大変なことになるから、きっちり拭いておこう。

    カラーインクは万年筆の醍醐味!いざ。

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは? - 関連画像31
    泉くん

    パイロットの色彩雫の3色セットを買ったっす。これなら15mlずつ、ちいさいボトルで買えてオレのような飽きっぽい人にもぴったりと思って!躑躅(つつじ)、竹炭、紺碧を買ってみたっすよ。 

    how-to-use19

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    墨センパイ

    うん、いい色だな。このインクもかなり人気で、KAKUNOとともに大売れしてるな。
    インクの色を変えたいときも、いまの要領で。残っているインクをピストンでインクボトルに押し出してから、水で洗えばいいぞ。

    how-to-use21
    紺碧。

    how-to-use22
    竹炭。

    まとめ

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    泉くん

    一回一回洗うのは面倒かなーと思ってたけど、コンバーターだったらすぐに綺麗になるからそんなに大変じゃないですね。月一で色を変えてみるとか、工夫して楽しめそうです。 

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは? - 関連画像34
    墨センパイ

    そうなんだ。カートリッジだと、きれいになるのに丸1日弱かかるから、正直めんどくさい。でも、吸入するタイプなら楽だろう。

    インクを楽しむポイント

    カートリッジ式
    ①出にくい時はペン先を下に向けてしばらく待つ
    ②万年筆を左右に振ってみる
    ③それでも出てこなければカートリッジ自体をつまんで、インクを下に押しやるようにする

    コンバーター・吸入式
    ①ペン先をどっぷり漬けて吸引する
    ②吸引終わったら3.4滴戻した後、ペン先を上に向けてピストンを
    右に回してペン先にインクが残らないようにする。
    ③インクを変えるときは水を出し入れしてしっかり洗う

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    泉くん

    一回一回洗うのは面倒かなーと思ってたけど、コンバーターだったらすぐに綺麗になるからそんなに大変じゃないですね。月一で色を変えてみるとか、工夫して楽しめそうです。 

    【万年筆入門③】万年筆へのインクの入れ方を丁寧に解説!コツは? - 関連画像36
    墨センパイ

    さあ、次はより長く万年筆と付き合うためのコツを教えるぞ。

    あわせて読みたい

    万年筆入門シリーズの①②はこちら。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?
    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較

    万年筆の吸入方式や、入れ方の違いについてはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?
    カートリッジ式と吸入式・コンバーター式。種類別万年筆のインク吸入のしかた

    洗浄方法やインク交換時の注意点はこちらをどうぞ。

    洗わないとインク漏れも! カートリッジ式・コンバーター式万年筆の洗い方

     

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  • 【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較

    Il Duomo店長の佐藤
    こんにちは!Il Duomo(イル・ドゥオモ)の佐藤です。ヨーロッパ文具を中心としたオンライン文具ショップを運営しています。
    今日は、オンライン万年筆屋のわたしが、フラットな目線で、万年筆をどこで買うべきかお伝えします♩

    万年筆を買う場所によってメリット・デメリットがある

    はじめての高級万年筆を買うなら、いくつか場所の候補があります。

    が!それぞれにメリット・デメリットがあります。

    前回の記事で、KAKUNOを買うに至った泉くん。2か月経ち、また先輩と会うことになりました。
    場所は銀座の文具屋・伊東屋の中のカフェ。

    墨センパイ

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像2

    ベンチャー企業を創業し2年経った、32歳の意識高い系男子。
    万年筆に凝っていて、20本ほどコレクションしている。泉くんの会社の元センパイ。
    泉くんに万年筆の使い方や楽しみ方を指南している。

    泉くん

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像3

    営業職のサラリーマン。28歳。ラーメン屋巡りが趣味。
    墨センパイに憧れて万年筆を使い始めるが…?

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    泉くん

    墨センパイ、文具屋さんのカフェを指定してくるとは、さすがっすね。いよいよオレも文具マニアへの道まっしぐらって感じになってきましたよ~。ここ、初めて来たけど文具の総合デパートって感じでめちゃおしゃれっすね。1日過ごせる感じ。 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像5
    墨センパイ

    そうそう、オレは紙とか手帳見によく来るんだけど、気づいたら1日過ごしちゃうよね。
    B1から12Fまでフロアがあって、それぞれフロアごとにテーマがある。文具のテーマパークって感じだよな。
    それより、どう?KAKUNO使ってる?その様子だと、ハマってきたのかな。

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    泉くん

    そうなんス!書いてみたら、つるつる~っと字が書けて、いつもより字がうまくなったように思えて、どんどん書いちゃうんです。力が要らないし、楽だし。そんで、手帳に日記でもつけてみようと思って。そうしたら、インクが黒一色じゃ、書き分けができなくてつまらないからいろんなインクを試してみたくって。 

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    墨センパイ

    伊東屋ならいろんなペンやインクを試したりはもちろん、紙もたくさん種類があるから、好きな紙を選んだりする楽しみも味わえると思ってな。ペン先と紙の相性とかもあるから。

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    泉くん

    墨センパイ、オレやっぱね、高級万年筆が欲しいんスよ。デザインもカッコいいし重厚感あるでしょう。KAKUNOで万年筆生活できるってわかったしそろそろ手に入れてもいいかな~って。 

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    墨センパイ

    高級って、予算どれくらいなんだ?

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    泉くん

    2-3万スかね。 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像11
    墨センパイ

    2-3万出すとかなり良い万年筆が買えるなあ。国産ならペン先が金の「金ペン」は間違いなく買えるし、海外モノでも高級ラインのものが買えるぞ。これはちゃんと買うところを考えないとだな。ちなみにどのモデルが欲しいってのは決まってるか?

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像12
    泉くん

    実はですね~、ネットで探して候補を挙げてみたっすよ。
    1本目がこれ。 

    caran-dache-ecridor-variation-fountain-pen-penna-stilografica

    カランダッシュ エクリドール バリエーション 参考価格¥31000-

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    泉くん

    2本目がこれ。 

    ビスコンティゴッホ星月夜万年筆

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション 星月夜 参考価格¥33600-

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像14
    泉くん

    3本目がこれ。 

    montegrappa-parola-collection-amarone-fountain-pen-penna-stilografica

    モンテグラッパ パローラ レッド 参考価格¥29100円-

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像15
    墨センパイ

    う、うん…結構派手なやつだな。見事に海外モノばかり。しかも人気があって在庫ありそうなやつとかじゃなくて、けっこう品薄っぽいのばっかりだな。

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像16
    泉くん

    そーすかね?だってネットショップとかオークションサイトには在庫沢山ありそうでしたよ。 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像17
    墨センパイ

    あのな、万年筆をどこで買うかは、大きく分けて3種類ある。
    デパート、文具屋(万年筆専門店)、そしてネットだ。ネットに在庫があるからといって即買いして良いわけではないぞ。それぞれにメリット・デメリットがあるんだから。

    デパートで万年筆を買うメリット・デメリット

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像18
    泉くん

    まず、デパート。この伊東屋も規模的なものを考えるとデパートの1種だろう。
    ほかに、高島屋とか三越とかがあるな。 

    メリット①安心感

    デパートは正規輸入取扱の卸から仕入れているから、まず品質は安心できる。保管などの管理も徹底しているから、変なものをつかまされることはまずない。
    また、修理・保証などのアフターサービスも請け負っているから、安心して購入することができる。
    ペン先調整や修理の「ペンクリニック」をデパートで開催することもしばしばなので、ペンを買うデパートをひとつ決めておけば、ずっと付き合っていけるだろう。

    メリット②試し書きができる

    気に入ったペンがあったら、店員さんに頼んで試し書きをすることができる。試し書きをすることによって、インクフロー・ペン先の硬さ・自分の手に合っているかなど確認することができる。

    メリット③高級感

    意外に大事なのが、この高級感だ。高級デパートで買ったという記憶は価値として残る。心理的に自然と大事に使うようになるし、自分の価値が上がったような気分になる。

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    泉くん

    なるほど~、じゃあデパートで買うのが一番良さそうですね。 

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    墨センパイ

    いや、デメリットももちろんある。

    デメリット①値段が高い

    デパートではメーカーの希望小売価格を下げないことが多い。デパートで買うのとネットで買うのを比べると1割~3割ほどデパートの方が高い。デパートのサービスの肝である接客の人件費がコストとしてかかるからだ。

    デメリット②アクセスが悪い

    都心に住んでいたり、地方の都市であれば問題ではないが、デパートのある地域は限られている。わざわざ遠くに行って万年筆を買わなければならないと、もしアフターサービスを受けなければならないときに困ってしまう。地方に住んでいる方は気を付けて。

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    泉くん

    デパートは値段が高いのはしょうがないですね。デパートだもんね。
    アクセスかあ、確かに、オレは東京に住んでるからいいけど田舎の人は困るなあ。オレの実家だっていちばん近い高級デパートまで車で2時間かかるもんなあ。 

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    墨センパイ

    つぎは万年筆専門店について説明しよう。

    万年筆専門店で万年筆を買うメリット・デメリット

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    墨センパイ

    ここでいう「万年筆専門店」は万年筆を買う専門の「ペン・サロン」としての文具店を意味する。

     

    メリット①ペンの専門家の豊富な知識が得られる

    万年筆専門店のスタッフは、量販店のスタッフよりもマニアックな知識が豊富であることが多い。
    これは、とある専門書に例えるなら、紀伊国屋書店の店員よりも神保町の古書店の店主に聞いたほうが詳しい、ということに似ている。
    ペンのソムリエのような知識のスタッフから、おすすめのペンやおすすめインク、扱い方など根掘り葉掘り聞いて自分のペンの知識も高めよう!

    メリット②ヴィンテージに出会えることも

    昨今流行のヴィンテージ万年筆の買取・販売をしている個人文具店も多数。ネットでヴィンテージものを買うのは「ちゃんと使えるの?」と不安が多いはず。個人文具店なら試筆ができるので品質は問題ない。

    メリット③店ごとにカラーがある

    例えば「ペン先調整してくれる」「簡単な修理ならしてくれる」「超音波洗浄をしてくれる」…など、文具店ごとにサービスは違うもの。いろいろな万年筆専門店を巡って、自分に合う雰囲気やサービスの店を探すのも万年筆の醍醐味の一つだ。

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    泉くん

    万年筆専門店ってなんだか楽しそう!東京にはたくさんあるんスか? 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像25
    墨センパイ

    そう、そこがデメリットにも繋がるんだけど…。

    デメリット①関東・関西中心部に店舗が集中している

    もちろん東京や大阪・神戸なんかには良い万年筆専門店がたくさんある。でもその他の都市には少ないんだ。やはり万年筆ユーザーの母数が少ない。

    デメリット②値段が高い

    デパートと同じだが、接客によるサービスがあるのでネットの販売価格よりはもちろん高くなることが多い。
    でも、値段以上に知識を得たりアフターサービスが受けられる所が多いから、そういったサービスを加味すれば妥当な値段だといえる。

    デメリット③敷居が高い

    これは気持ちの問題なんだけど…万年筆を売っている店って暗くてヘンクツ店長がにらみつけてくるイメージがあって、敷居が高い。もちろん入ってみればそんなことは無い店の方が多い。こだわりのラーメン屋に一人で入ったら店長に怒られそうな気がするのと一緒の、思い込みに近い。だから、勇気を出して一歩踏み出してみるとイメージが壊れるかもしれないぞ!

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    泉くん

    なんだか万年筆専門店はマニア向けっぽいですね。 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像27
    墨センパイ

    そういう側面もある。深い知識と質の高いサービスを求めていくサロンだからな。でも初心者でももちろん優しく対応してくれる店が殆んどだ。

    インターネットで買うメリット・デメリット

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像28
    泉くん

    正直ね、オレもうネットで買おうと思ってたっスよ。接客受けるのとか、面倒な面もあるし…。
    接客されると押しに負けて買っちゃうんで(笑)

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像29
    墨センパイ

    確かに、手厚い接客が苦手な人もいるよな。てか、お前営業なのにそれって…。

    メリット①家で買えて、すぐに手に入る

    ネット販売では、当たり前のことだが、自分で店舗に赴く必要が無く、しかも思い立ってからすぐに手に入れられることが多いので現代人のリズムには合っていると言えるだろう。

    メリット②価格が安い

    ネットショップなどで万年筆を買うと、希望小売価格の2-3割以下で買えることが多い。10万クラスのペンだと2-3万違うことになるから、これは大きい。

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像30
    泉くん

    そ、オレね、出かけるとなるとせっかくの土日をまる1日使わなきゃいけないのがイヤなんスよね。 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像31
    墨センパイ

    お前、そんなに土日忙しいのか?何かスポーツとかやってんの?

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像32
    泉くん

    いや、土日は寝てたいんス。あとDVD見たりとか。 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像33
    墨センパイ

    …。

    デメリット①詐欺サイトや模造品が多い

    これが一番の問題で、他の業界にもネットではよくあることだが模造品の販売はデパートや個人文具店ではまず有り得ないが、ネットでは驚くほど多い
    また詐欺サイトは、有名ペンショップの名をかたって検索に乗っかることが多く、しかも普通ではありえないやすい価格で提示されている。もし購入してしまうと、模造品が送られてくるか、決済だけされて音沙汰がなくなるか、どちらかの被害に遭う。

    デメリット②試し書きができない

    これもネットならではだが、送られてくるまで現物が確認できないため、個体差が多いといわれているモデルの万年筆なんかは、ペン先の調子が悪いものなんかが送られてくることもある。しかし正規輸入を通すと品薄商品は取り寄せが半年待ちになってしまうなんてこともあるから、一長一短だ。

    デメリット③サービスへの信頼感が買うまでわからない

    普通、サロンやデパートは店員に声をかけられたり、試し書きをしながら、サービスへの信頼感を高めていくが、ネットショップの方はそうは行かない。もちろん問い合わせメールを先にする、という方法もあるが、基本的には購入して商品が届くまで信頼感が得られないのがネット販売の特徴だ。

     

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像34
    墨センパイ

    実はオレ…オークションで模造品つかまされたことがあるんだ。

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像35
    泉くん

    えー!?センパイがあ!?ぷぷ、だっせーっス 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像36
    墨センパイ

    (この野郎…)いや、オレも当時は初心者でよく勉強せずに買ってしまったなと反省するんだが、あれはモンブランのマイスターシュテックが1円スタートだった。あの時点で、怪しまなければならなかった…。
    落札できたら儲けもんくらいの気持ちで入札したら、なんと落札できてしまって。
    届いた商品は良く出来た偽物だったんだ。

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像37
    泉くん

    ネットオークションやフリマアプリはそういった模造品が出品されてる可能性もあると。 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像38
    墨センパイ

    かなりの確率で模造品・スーパーコピーだったりする。しかも本当に初心者なら気づかないほど精巧に出来てたりするからたちが悪い。もちろん模造品とわかっていて買う人もいるぞ。

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像39
    泉くん

    ブランドバッグと同じなんですね。 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像40
    墨センパイ

    その通り。モンブランなんかはステイタスだったりもするから、モンブランの星印が欲しいだけの人もいるわけだ。でもお前はちゃんとしたものを買えよ。対価をきちんと払ってこそ万年筆ライフは成立するのだ。

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像41
    泉くん

    ネットでもいいものを手に入れるコツはあるんでしょうか? 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像42
    墨センパイ

    もちろん、きちんとしたネットショップはたくさんある。悪いサイトとの見分け方は、いくつかあって、
    ①特定商取引の項目を見て、所在地や電話番号を確認する
    ②商品がほかと比べて異様に安くないか見る
    ③商品ページ以外で、コラムページやブログを見てみる
    ④「お客様の声」ページを見てみる
    などだ。店長の顔などが見えるとより安心だし、コラムなどが充実しているとペンに対する情熱が感じられより安心できる。
    お客様の声は、詐欺サイトでは殆んど載せられていない。自作自演だと文章でまるわかりになる(「このサイトは安心して買い物が出来て最高です!」などリアリティの無い声)ので要チェックだ。
    「怪しいサイトは安くても近寄らない」のがベストだぞ。

    まとめ

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像43
    泉くん

    ふんふん。じゃあ3つともそれぞれにメリット・デメリットがあるって分かったので、自分に合った買い方を選んでみます。 

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像44
    墨センパイ

    せっかく伊東屋に来たんだから、試筆はたくさんしていこう。買いたかったら買えばいいし。もし欲しいモデルで、店舗には品薄のものがあれば、信頼できるネットショップからなら買ってもいいとは思うけど。

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較 - 関連画像45
    泉くん

    わー、試筆楽しみだな~。 

    あわせて読みたい

    万年筆入門シリーズの前回・次回はこちら。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?
    【万年筆入門③】

    本格的に万年筆ブランドの違いを知りたいかたはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)
    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

    試筆や購入後のペン先調整について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    ペンクリニックに行こう! 〜ペン先調整するとどうなる?〜

     

    次回【万年筆入門③】へつづく

     

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  • 【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?

    万年筆超入門。万年筆の特徴をみていこう

    この便利な現代に、万年筆を使うメリットとは?

    サラリーマン6年目の泉くん、営業成績はほどほど、でもサービス残業たくさんでなかなか自分の時間が持てないのが悩みです。
    今日は2年前に辞めた墨センパイから、久しぶりに連絡がありバーに誘われたのでした。
    入社当初から墨センパイはよく失敗する泉くんを叱咤激励してくれ、温かく見守ってくれる泉くんの良き理解者でありました。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は?
    泉くん

    墨センパイ、久しぶりっス。センパイが急にうちの会社辞めてベンチャー起業したのがもう2年前っすか。墨センパイのSNS見てるとすごくイキイキしてて…上手くいってるっぽいですが。どうすか、実際

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像2
    墨センパイ

    泉も新卒で入社して、もう6年目かあ。早いなあ。
    そうそう、起業して。でも会社にいるときから準備はコツコツしてたから、急に辞めたとは思ってないんだけど…。オレ的には。
    ベンチャーだし最初の1-2年は踏ん張りどころだからな。でもやっと社員3人になって、ぼちぼちかな。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像3
    泉くん

    やっぱすげーっス。墨センパイ。
    うちの会社わりとホワイトだし、墨センパイ営業成績も良かったから、辞めるのもったいないと思ってたけど。
    俺なんか全然ダメっす。だらだらしちゃって結局毎日帰るの遅くって自分の時間ないし、センパイみたくキャリアアップの準備なんか出来ないし。
    彼女も出来ないし。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像4
    墨センパイ

    そんな忙しい中オレの飲みに付き合ってくれてありがとな。彼女はまあ…アレだけど、仕事の効率化は考えないとだな。お前また、書類作りながらメール返信したり、注意散漫なんだろ。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像5
    泉くん

    そーっすよオ!なんで知ってるんですか!オレ集中できないんスよね。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像6
    墨センパイ

    …。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像7
    泉くん

    そういえば墨センパイ、前からオシャレだと思ってたけど起業してからなんかスタイリッシュになったっつーか、ぐっとシンプル、かつ、こだわりって感じになりましたね。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像8
    墨センパイ

    どうしても、自分が取締役だと思うと格好もしっかりしなきゃと思ってね。
    あと、起業と同時に万年筆にハマったのもあって、モノにはこだわりたくてさ。

    pilot-custom-742-fountain-pen-penna-stilografica

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像9
    泉くん

    万年筆ゥウ?!なんすかそれ、歴史に消えたツールじゃないすか。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像10
    墨センパイ

    お前、万年筆は歴史に消えてなんかないぞ。今また注目されて見直されてるんだ。
    万年筆はその名の通り大事に使えば「万年」使える。ヨーロッパでは昔から贈り物に人気なんだ。
    100円ボールペンみたいに使い捨てしないし、デザインもカッコいいから、大切に使おうって思えるしな。資産のひとつなんだよ。お前も営業なら、身だしなみの一つとして文具はいいものを使った方がいいぞ。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像11
    泉くん

    ヨーロッパとか…墨センパイは視野が広くてついていけないっすよお。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像12
    墨センパイ

    でも、どうだ?
    契約の時、100円ボールペンを出す営業と、万年筆じゃなくともちゃんとした高級文具を出す営業、どっちが信頼できる?

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像13
    泉くん

    そりゃ、高級文具のほうが上質感ありますし。うちの職種的にも契約時に高級ツールはあった方が得な気はします。

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    墨センパイ

    だろう。それに、いつもお世話になっている人にハガキ出すときなんかも普通のボールペンよりも万年筆で書いた方が丁寧に書こうって思えるし、背筋を正したくなるよ。
    万年筆持つと手紙を書きたくなるから、筆まめになるのもいいところだ。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像15
    泉くん

    墨センパイの会社ってITなのに、墨センパイは結構アナログ好きなんですね。腕時計も、超レトロなネジ巻くやつだし。(これも相当高いよね…!)手紙なんてオレら世代で書く人いるんだって今思いましたよ(笑)。

    writing-1209121_500

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像16
    墨センパイ

    レトロじゃねえ、クラシックと言え!IT、情報化社会だからこそ、アナログが見直されているんじゃないか。
    紙に字を書くとか、ネジを巻くって、なんつうか、心と対話することだ。電子記号ばかり追いかけてちゃ人間としてバランスが取れない気がするんだ。
    だからアナログは今後も消えないと思うよ。

    俺は用途に合わせて数本持ってるけど、今胸ポケットに差してたのはこんなの。

     

    アウロラ オーソレミオ

    アウロラ オプティマ オーソレミオ 万年筆

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像17
    泉くん

    うひゃー、みるからに高そう。
    でもオレンジが綺麗だし、装飾が凝ってて大人っぽいっす。もちろん、お高いんですよね…?

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像18
    墨センパイ

    ま、これはずっと奮発したから。7万くらいか。
    でも、オレの持ってる他のペンは2-3万がほとんどかも。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像19
    泉くん

    …。

    墨センパイ!もしかして…
    万年筆ってモテますかね?!なんかそのペンを持つ佇まい、かっこよく思えてきました!センパイ、モテてるでしょ。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像20
    墨センパイ

    お、おう、それはなんとも言えないけど…
    確かに万年筆って洗浄したり、インクを吸入したり、手間がかかる。
    でもあえてこだわりを持って良いものを使うってことは、ある意味「大人の余裕がある」ってことだ。
    結果モテるようになる、かも、しれないな。
    何とも言えないけど。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像21
    泉くん

    わー、いいなあ。大人の余裕かあ。
    オレ、字もあんまり綺麗じゃないけど万年筆使ってみたくなってきた。
    モテたいし。
    万年筆って、インクを吸入するペン先が尖ったやつってことは知ってるんスけど、
    なんか深い世界がありそうですね。

    万年筆の構造・特徴を見てみよう

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像22
    墨センパイ

    モテたいっていうのもいい動機かもしれんな。
    よし、万年筆の深い世界を見ていこう。

    万年筆は「筆記具の王様」と言われている。
    ペン軸の内部に保持したインクが毛細管現象により、溝の入ったペン芯を通じてペン先に持続的に供給される構造を持った筆記具の一種だ。インクカートリッジを用いたもの、各種の方法でインクを吸入するものがある。

    また、国産・海外のものあわせるとたくさんの万年筆メーカーがあり、その特徴も多種多様だ。

    まず、万年筆の構造を見てみよう。

    800px-lamy_safari_and_vista_with_a_cartridge_and_a_confertor
    出典:wikipwdia


    下から、コンバーター、カートリッジ、首軸、左がペン先+ペン芯、その上がキャップだ。
    いちばん上はこれらを組み合わせた状態。
    コンバーターは、カートリッジのように容器を使い捨てでなく、洗浄したりして繰り返し使う場合の容器だ。
    ペン芯にコンバーターを付けて、インクにペン先を浸すと吸い上げてくれるシステム。

    カートリッジやコンバーターでなく、首軸内部のインクタンクに吸入するものもある。
    この吸入方式がメーカーごとに研究され、色々な工夫がなされている。

    fountain_pen_nibs
    出典:wikipwdia

    万年筆の肝・ペン先も千差万別。形や素材によって書き味が変わるといわれている。
    ペン先には書いたときの太さの違いがあり、EEF(極々細)~M(中)~BB(極太)とたくさんの太さの違いをペン先によって表現させられる。
    さらに、筆圧を高くしたりペン先の角度を変えることによってまるで「筆」のように太さを自由自在に操れるので、綺麗な字が書きやすい。
    lamy-test-pennini
    出典:casa della stilografica

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像23
    泉くん

    わあー、構造だけでも色々あるんスね。
    万年筆って書き方は普通のボールペンと同じですか?

    万年筆の書き方・楽しみ方

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像24
    墨センパイ

    万年筆は比較的低筆圧でもかける。なぜならインクがあふれるように出てくるからだ。
    これは万年筆の英語「fountain pen」の由来となっている。泉のようにインクがあふれて、気持ちよく書けるからなんだ。しかもつけペンと違って、すぐにペン先のインクが無くなってしまうこともない。

    fountainpen-grip

    刻印の入っている方を上にして書く。ボールペンのようにペンを立ててがりがり書くよりかは、45度-60度くらいに傾けてさらーっと書く方がペン先に変な力が加わらず書きやすい。
    力が入りすぎるとペン先を痛めてしまう可能性があるので注意が必要だ。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像25
    墨センパイ

    そして、インク。これは万年筆の醍醐味といっていいだろう。
    綺麗な色が各メーカーから出されているから、吸入式の万年筆であれば、コンバーターやインクタンクを洗浄すればたくさんのインクの色を楽しめるぞ。
    これがまた、ペン先との相性とか、ペンの軸の色と合わせてみたりとか、万年筆マニアにはいろいろ楽しみがたくさんあるわけだ。

    subimg
    出典:PILOT

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像26
    泉くん

    へー、黒や赤だけじゃないんスね。何種類もあるなら、飽き性の自分でも楽しめそうです。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像27
    墨センパイ

     オレはやらないけど、絵を描くのにはもってこいだ。筆圧で太さが変わるからな。

    まとめ

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像28
    泉くん

    墨センパイ、万年筆って楽しそうだし格好いいっすね。明日文具屋さん行ってこよう。
    ふっふっふっ、今日給料日だったし、センパイみたいにイタリア万年筆買っちゃおうかな。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像29
    墨センパイ

     イタリア万年筆か、止めないけど、酒の席だし思い余るなよ。
    まずお前は入りやすい「KAKUNO」で万年筆を試してみたらどうだ?
    1000円くらいで手に入るし値段の割に書き味がかなり良いって、若者中心に爆売れした万年筆なんだ。

    kakuno_cap-off_o350
    出典:PILOT

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像30
    泉くん

    そ、そうっすね、2-3万円出して使わなくなっちゃあもったいないもんな。
    KAKUNOかあ、確かにライトに使えて良さそうっす。KAKUNOでしばらく万年筆生活してみます。
    ん~、でも何書こうかなぁ。

    【万年筆入門①】万年筆ってそもそもどんなペン?特徴は? - 関連画像31
    墨センパイ

    まあ、やってみて。
    もしハマったらお前と万年筆トークできるし、面白くなりそうだな。

    あわせて読みたい

    万年筆入門シリーズの続きはこちら。

    【万年筆入門②】はじめての高級万年筆、どこで買うべき?3つ比較
    【万年筆入門③】

    「はじめての万年筆を選ぶポイント」シリーズも参考にどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)

    万年筆の基礎(吸入方式・字幅)について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?
    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    【万年筆入門②】へつづく

     

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  • はじめての万年筆を選ぶポイントとは?③(吸入方式編)

    様々な吸入方式があるのが面白い、万年筆

    さて、はじめての万年筆を選ぶポイントですが、デザイン編・ペン先編と2回にわたってお送りしてきました。
    まだまだ考えるべきポイントはありそうです。万年筆は奥深いですね。

    万年筆はご存知インクが内部からペン先に自動的に落ちてくる構造を持ったものなのですが、インクはタンクに無くなったらまた補給しなければなりません。そこで、インクを吸入するのですが、この吸入に、いろいろな様式があるのが万年筆の面白いところです。
    インクが自動的に落ちてくるのは万年筆の楽な点なのですが、インクを吸入するのは、手が汚れてしまったり、インクを開け閉めしたり、言ってみればちょっと面倒なこと。この面倒くささをいかに無くすか、というのが各メーカーがしのぎを削っているところなのであります。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    万年筆の吸入方式はかなり種類があった

    仮に、イギリスのフレデリック・B・フォルシュが発明した万年筆の礎となるペンが出来た都市1809年を万年筆の歴史のはじまりと考えると、すでに200年以上の歴史があるわけです。
    この200年の間に、様々な会社や個人があらたな吸入式を開発してきました。
    ざっと挙げただけでも…

    ・ディップホルダー ・アイドロッパー
    ・ポンプ式 ・サクション式 ・プランジャー式
    ・フラッシュ式 ・ピストン式 ・ソリット式
    ・クレセント式 ・レバー式 ・ボタン式
    ・サドル式 ・ハチェット式
    ・呑込み式 ・ノブ式 ・ツイスト式
    ・ノバ式 ・中押し式 ・スリーブ式
    ・コイン式  ・スライディング・レバー式
    ・クランク・レバー式 ・スクイーズバブル式
    ・ブロー式 ・レバーレス式 ・アコーディオン式
    ・クロッカー式 ・オパール・リバースレバー式
    ・ニューマチック式 ・タッチダウン式
    ・スノーケル式 ・ダイアフラム式
    ・ヴァキュマチック式 ・レッドバンドフィラー式
    ・毛細管式 ・コンバーター式
    ・カートリッジ式 ・プッシュ&プルタッチダウン式
    ・ダブル・タンク・パワーフィラー式

    これだけの吸入方式があるわけです。ただ、もうすでに廃れてしまっている吸入方式ももちろんあるわけで、今挙げたほとんどの方式は手に入ったとしてもヴィンテージ品となっており、修理が難しいものがほとんどです。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    はじめての万年筆えらびで、気にかけなければいけないのは

    そもそも、「はじめての万年筆」を選ぶときに、なんだか小難しそうな「プッシュ&プルタッチダウン式」や「オパール・リバースレバー式」を選ぶ方はほとんどいないかと思われます。

    はじめての万年筆で選びそうな方式はざっくり分けると3種類。

    ①カートリッジ式
    ②コンバーター式
    ③その他いろいろ(プランジャー式やピストン式

    ①から説明していきます。

    ①カートリッジ式

    カートリッジは首軸のところに交換可能なインクカートリッジを差し込む方法です。
    これが一番簡易的で、とっつきやすいといえるでしょう。

    img_0678
    ぶすっと差すタイプ

    メリット

    1. 差して使い、インクが無くなればカートリッジを差しなおすだけなので簡単。
    2. 手が汚れる心配があまりない。

    デメリット

    1. インクの色を変えたり、メンテナンスするときの洗浄に時間がかかる。
    2. インクの色が限られる
    3. 万年筆を使う頻度が高い場合にはコストが割高になる。

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    LAMYはカートリッジもおしゃれですね

    カートリッジ式は、多くの入門用万年筆に採用されているほか、1万円台~2万円台の万年筆でもカートリッジが使えるものが多いです。他の吸入式と比べると簡易的で、現代の生活にマッチしている方式なのでしょう。
    後から詳しく説明しますが、カートリッジ式の多くは「コンバーター」と両用で使える場合が多いのです。

    ②コンバーター式

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    上がコンバーター、下がカートリッジ

    コンバーターは多くの場合、カートリッジ式の万年筆を吸入式に変えたいときに使われますので、「両用式」あるいは「コンバーター両用式」とも言われます。
    コンバーターと呼ばれる差し替えできる吸入タンクを、カートリッジを差す所と同じところに差せばOK。
    コンバーターを差した状態の写真
    コンバーターを差した状態

    このコンバーターを使えば、あらゆるブランドやメーカーから出されているインクを使うことができます。
    (一応、同じブランドのインクを使わないと保証が受けられないと言われていますが…)
    さあ、インクの世界があなたを待っています…!

    余談:
    万年筆マニアの間では、インクの奥深さにハマってしまうことをインク沼と呼んでいます。ああ、美しいインクの沼に、ずぶずぶハマって肺までインクを飲み込んでしまいたい!

    メリット

    1. インクの色を替えて楽しめる
    2. カートリッジよりもたくさんの量のインクを入れられることも(メーカー・種類による)

    デメリット

    1. 手が汚れる可能性がある
    2. インクの吸引自体が時間と手間がかかる

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    手が汚れる可能性も

    個人的に1番おススメなのは、やはりカートリッジとコンバーターが両方使える、両用式です。
    カートリッジで使い勝手良く、コンバーターでインクの吸入を楽しむ。
    まれにカートリッジしか使えない万年筆もありますので、購入前には必ずコンバーターが付属・または別売りであるかどうか確認してから買いましょう。

    ③その他の吸入式

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    TWSBIのプランジャー式万年筆

    はじめての万年筆を買う時に、上記以外の吸入方式の万年筆を買う人は少ないかと思います。なぜなら、そういった吸入方式は主に高級万年筆に採用されているからです。高級万年筆のコレクターたちは、そういった複雑な吸入方式を万年筆の魅力の一つとして、コレクト対象にしているのです。
    しかし、初心者でも、もし「惚れた」万年筆があった場合、吸入方式がそういった複雑なものの可能性もありますね。
    ですので有名な吸入方式をここで紹介しておきます。

    ピストン式(回転吸入式)

    これはコンバーターと同じ要領で、 尻軸を回すなどしてインクを吸入する方式。
    メーカーによって細かい動作に違いがあります。文栄堂さんが素晴らしい動画をUPしていたのでご紹介します。

     

    プランジャー式

    プランジャー式はヴィンテージ品にもありますが、パイロットのカスタム823や台湾産のTWSBIというブランドにも使われています。
    真空を利用し、尻軸から出した尾栓を押し込むことによって空気の負圧でインクが一瞬にして吸入される、おもしろい機構です。
    透明な軸を選ぶと、インクが上がってくる様が見えるので非常に愉しいのです。こちらもげんきざっくざくさんが詳しく動画にされています。

     

    こちらのプランジャー式も、メーカーによって細かい動作が違います。有名なところではビスコンティの高級ラインで使われている「ダブル・タンク・パワーフィラー式」も、プランジャー式の1種でありますが、インクタンクが2つ内蔵されているのでメインタンクにインクが無くなったらサブタンクから補給する、という機構です。
    通常の機構より7-8倍ものインクが吸入できるとある通り、ペン自体がかなり大きなものになります。

    ペン先調整について詳しくはこちらの記事もご覧ください。

    ペンクリニックに行こう! 〜ペン先調整するとどうなる?〜

    はじめての万年筆選びでは、吸入のおもしろさよりかは、使いやすさで選んだ方がいいと思うので、変わった吸入機構のものが欲しい場合、よく下調べしてから購入することをおすすめします。

    Il Duomoの店長がビスコンティ本社にお邪魔したときの現地レポートはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

    両用式でおすすめ。はじめてでもOKの高級万年筆5選

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    様々な吸入方式がある万年筆。はじめての方には、カートリッジとコンバーターの両用式がおすすめです。

    delta-italiana-fp
    Delta デルタ イタリアーナ アイボリーホワイト 参考価格 ¥21000-
    美しい象牙色の軸は、イタリア製の美的センスをかもしだし、所有欲をたっぷりと満たします。ペン先はスチールながら、安定感があり、おすすめです。
    lamy_safari_wp
    Lamy ラミー サファリ 参考価格 ¥4320-
    低価格で安心のドイツ製万年筆が手に入るとあって、人気のモデルです。デザインも機能的でおしゃれ。普段使いにぴったりです。

    smallviscontirembrandtgreenandblackfotomodello
    Visconti ビスコンティ レンブラント カーキ 参考価格 ¥25000-
    こちらもイタリア製の万年筆メーカーのもの。見た目の美しさは定評があります。スチールニブですが、フローの良い安定感ある書き心地で使いやすい。

    9つの代表万年筆ブランドをコンパクトにまとめた記事はこちらをどうぞ。

    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

    m215-pelican
    Pelican ペリカン クラシック(トラディショナル)215シリーズ M215 ブラック 参考価格¥17820-
    ペリカンといえばスーベレーンが有名ですが、1万円強で買えるシリーズもあるのです。モダンかつトラディショナルな雰囲気に酔える1本ですね。書き心地も滑らかと定評あり。

    ペリカンの代表モデル「スーベレーン」について詳しくはこちらの記事もどうぞ。

    世界的人気を誇るペリカンの【スーベレーン】の魅力とは?

    wm-expert-b
    Waterman ウォーターマン エキスパート ブルー 参考価格 ¥17820-
    ウォーターマンは硬めのペン先で、軸のバランスも良い、多少荒い用途にも対応できる質実剛健なビジネスタイプです。わりと細めな書き味なので手帳にメモをするに向いています。

    デルタのDVシリーズの各モデルの違いはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します

    まとめ

    いかがでしたか?様々な吸入方式がありますが、難しく考えずにまず使ってみるのが大事です。慣れてくれば吸入も手が汚れずに素早くできるようになるでしょう。2本目、3本目には変わった吸入方式の万年筆の万年筆を狙うのもいいですね!
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    あわせて読みたい

    吸入方式の各タイプをもっと詳しく知りたいかたは、こちらの吸入方式まとめ記事をどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    万年筆選びシリーズの他編はこちら。デザイン・ペン先・ブランドの観点もあわせて。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    ピストン式やプランジャー式などイタリアらしい吸入方式の万年筆を見たいかたは、Il Duomoのショップでどうぞ。

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  • はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    万年筆の肝ともいえるペン先。違いをみていこう

    万年筆をはじめて選ぶ方にお伝えしている【はじめての万年筆えらび】シリーズ、今回はペン先編。インクを紙に伝わらせる肝の部分であるペン先(ニブ)には太さや材質によってさまざまな種類があります。あなたに一番合うペン先はどれでしょう?

    シーンによって必要な線の太さが違う!

    lamy-test-pennini

    同じLAMY Safariでもこの通り。

    ペンの字幅と太さの目安

    ペン先の太さ 日本語表記 mm
    SEF 超極細 0.18~0.24mm
    EF 極細 0.24~0.28mm
    F 細字 0.28~0.34mm
    MF 中細 0.32~0.38mm
    M 中字 0.34~0.44mm
    MB 中太 0.44~0.54mm
    B 太字 0.54~0.66mm
    BB 極太 0.66~0.86mm

    ペンの字幅と用途

    太・極太
    年賀状、郵便の宛名書き
    アイデア出し
    契約書などのサイン
    絵を描く
    中太・中・中細
    便箋にお便りを書く
    日記帳に書く
    会議用のメモ
    履歴書など公式文書などの清書
    原稿用紙に書く
    超極細・極細・細
    手帳に予定を細かい字で書く
    授業の板書
    資料に追記する

    あなたが使いたいシーンはどんなときでしょうか?
    これは一例なので、もちろんMのペン先(ニブ)で契約書にサインしても問題ないわけです。どんなシーンで使うのが一番多いのか、どんな太さなら使いやすそうか、ライフスタイルに合わせて選んでみましょう。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    海外万年筆は太さの目安が違う

    delta-dolce-vita-medium-size-piston-filled-fountain-pen-penna-stilografica

    憧れの万年筆の舶来品。国産品と同じM(中字)を買ったら…あれ?これ、B(太字)じゃ…?ということになってしまいますよ。
    というのも海外製万年筆は基本的に太さの目安が1~1.5段階太いのです。
    細字が好きな方はEF(極細)を購入されることをおすすめします。
    筆者は太くぬらっと出てくるのが好きなため、あと大きな紙に絵を書くのが好きなため、海外製万年筆でもEFでなくFかMがいいと思っています。あくまでも好みの問題です。

    舶来万年筆と国産万年筆の書き味・字幅の違いについてはこちらの記事もどうぞ。

    舶来万年筆(海外万年筆)と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

    金ペンか鉄ペンか。実際、違いは?はじめてにはどっち?

    ペン先は通称”ペンポイント”とか”ニブ”と呼ばれます。万年筆内部のインクからペン先を通って紙に伝わらせる、肝の部分。筆圧をもろに受けるところでもあるので、できれば耐久性のあるものがいいですね。
    ペン先には大きく分けて「金ペンと鉄ペン」という材質での分け方があります。
    金ペンは18金、14金など金の純度での種類もあります。
    鉄ペンでも、スチールペン先や、金メッキを施したものなどもあります。

    「万年筆は金ペンがいい」とまことしやかに言われている言葉。これはいったいどういう意味なのでしょうか?

    金が良しとされる理由その①

    ひと昔前のインクは、酸性がとても強く、鉄製のペン先では腐食が早いとされていました。ですのでその名残で金がいいと言われているのです。ただし、現代のインクは酸性が強いわけではないので、鉄ペンでもきちんと洗って乾燥させていれば錆びることはありません。

    金が良しとされる理由その②

    金は鉄と比べて柔らかく、字を書いたときに当たりが柔らかくなります。とくに「とめはね」が多い日本語では、当たりが硬いと引っ掛かりが強く、うまくインクがはねなどを表現できないことがあります。ですので日本では特に金ペンがいいとされているのです。

    しかしながら、万年筆をつくる技術は年々上がってきており、鉄ペンでも比較的柔らかい書き味を出すことが可能になってきています。とくに「とめはね」のないアルファベットを主に使うヨーロッパ文具では、高い価格帯の万年筆でもデザインや機構によっては鉄ペンであることもしばしば。
    よくよく考えて、できれば試し書きをして購入に臨みましょう!

    ペン先から選ぶ!おすすめの万年筆7選

    金ペン

    img_5007-001-copy
    プラチナ万年筆 #3776 センチュリーブルゴーニュ
    国産ブランドのド定番です。金ペンなのに1万円そこそこの値段です。国産品は個体差が少なく、かすれが少ないので安定感があります。初めての方には安心ですね。

    pilot-custom-742-fountain-pen-penna-stilografica
    パイロット カスタム74 参考価格¥10,000-
    パイロットの一番スタンダードなモデルで、11種類ものペン先から選ぶことができます。クリップの丸い玉がレトロでキュート!
    aurora-talentum-yellowstilografica
    アウロラ タレンタムイエロー 参考価格¥35,000-
    アウロラの入門用モデル。黄色と黒のカラーリングがカッコいいデザインです。舶来品ながら3万円ほどで金ペンが手に入るいいモデルです。憧れのアウロラはこの1本から!
    こちらは14金をロジウムコーティングしてあります。

    鉄ペン

    classic-p-200-schwarz-normal
    ペリカン クラシックP200 参考価格¥12,980-
    スーベレーンがいつかは欲しいけど、まだ無理…とりあえずペリカンの良さを味わいたい!というニーズに合ったモデル。ペリカン・スーベレーンを入門用に踏襲して作ったモデルで、スーベレーンの滑らかで洗練されたデザインが1万円台で手に入ります。

    lamy-al-star-oceanblue-fountain-pen-penna-stilografica
    ラミー サファリ 参考価格¥3,500-
    入門用といえばこちらが有名。硬い書き味で、ガシガシ使えるので人気。ドイツ製で品質も安心!色も多数あるのでご自身に合った色がきっとあるはず!

    visconti-girotondo-per-il-meyer-penna-stilografica-foto-testo
    ビスコンティ メリーゴーランド 参考価格¥22,980-
    ビスコンティのペン先は鉄ペンでも頼りがいがあって滑らかな書き味で定評があります。2万円前後でこの美しさであれば鉄ペンでもいい、と店長は思う…。(遠い目)

    ペリカンの代表モデル「スーベレーン」について詳しくはこちらの記事もどうぞ。

    世界的人気を誇るペリカンの【スーベレーン】の魅力とは?

    まとめ

    ペン先は万年筆の肝。用途や書き心地を考えながらご自身に合うものを選びましょう。
    ペン先はやはり試し書きしてみないと実際の好みはわからないもの。試し書きができるお店で試してみましょう!

    アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」のレビューはこちらをご覧ください。

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

    ここには紹介しませんでしたが、ペン先の機構も考え始めるとたくさんの種類ができてしまう万年筆。考えるべきところはまだまだありますよ~。残るは「吸入方式」「ブランド」「価格」。少しずつ見ていきましょう。
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    ペン先のサイズ(EF・F・M・B…)の選び方をもう少し詳しく知りたいかたはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    万年筆選びシリーズの他編はこちら。デザイン・吸入方式・ブランドの観点もあわせてご覧ください。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?③(吸入方式編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    ペン先(ニブ)にこだわった万年筆を見てみたいかたは、Il Duomoのショップで14K/18K金ペンや特殊研ぎのモデルを取り揃えています。

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    Il Duomoの店長がビスコンティ本社にお邪魔したときの現地レポートはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

    Il Duomoでのペン先選び — ニブ調整サービスとブランド別字幅

    万年筆をペン先で選ぶなら、書き味の個体差まで含めて検討するのがおすすめ。Il Duomoでは、ペン先調整サービスのご案内と、各ブランドの字幅展開をご紹介しています。

    Il Duomoのペン先調整オプションを見る
    アウロラのペン(字幅展開豊富)
    レオナルドのペン
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  • はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)

    万年筆が欲しくなったら一呼吸おいてこの記事を

    「万年筆が欲しい!」そう思ったが吉日、すぐ買ってください。…とは言えないのが万年筆。一生ものになる可能性がある愛筆記具はぜひ熟慮して。はじめての方へ選び方のポイントとコツを伝授します。今回は一番気になる⁉デザイン編です。

    「結局どれを選べば一生使えるの?」というかたはこちらもおすすめです。

    一生ものの万年筆はどう選ぶ?万年筆屋が思う一生使えるペン

    万年筆の選び方はひと通りではない

    あなたの近くに、万年筆にハマっている人はいますか?
    もしYesなら、その人に「どんな万年筆がおすすめ?」と聞いてみてもいいでしょう。でも!そのひとがおすすめするのは「手紙を書くときにおすすめ」の万年筆かもしれません。あなたが欲しいのは「ビジネスをはじめるのに的確な1本」なのに…。
    ですので、この記事と、個人のおすすめを併せて考えてみましょう。また違った観点から考えられるかもしれません。

    Noならば、まず万年筆についての視点を増やして、候補を絞っていきましょう。

    万年筆を選ぶときの観点を5つあげてみると

    万年筆が欲しい!と思ったのなら、特別な思いがあるはずですね。
    「起業したので、契約の時に威圧感を出せる万年筆が欲しい」だったり、「使い捨てするペンにはもううんざりだ。一生使える万年筆が欲しくなった」とか、「絵を描くときに、つけペンの代わりに使いたい」とか。「グリーティングカード用に」「習字を習っているので」など、十人十色の理由があります。万年筆には、独特の特徴とともに、選ぶコツがあります。順を追って説明します。
    Il Duomoの店長が考える、はじめての万年筆を買う時に必要な観点は5つ。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    1. デザイン ー色・形・装飾・材質
    2. ペン先 ー太さ・用途・材質
    3. 吸入方式
    4. ブランド ―売れ筋か、ニッチか。安心か、冒険か。
    5. 価格

    まずはデザインから入ってもいい

    書ければどんなデザインでもいいという方でも、ちょっと待って。万年筆には本当に千差万別なデザインがあります。普通のボールペンと比べると重厚感がありサイズも大きいですから、デザインは万年筆にとって重要なのです。
    好きなデザインのペンを持つと物書きの気分は高まります。さらに、色形によってファッションやTPOに与える印象は大きく、自分が一番使いたい場で使えないと、気に入っていても後々違和感を感じることに。
    書き手にとってしっくりくるかどうかは、今後万年筆をきちんと丁寧に手入れしていくかどうかや、引き出しの奥にしまって使わないなんてことにならないか等、とっても大事なポイントになります。心の底から万年筆を愛せる一本を選んでください…!

    万年筆のデザインでは、「色、形、装飾、材質」がポイントになってきます。

    色の視点

    aurora-ipsilon-deluxeb12-cblackhtfountain-pen-penna-stilografica

    アウロラ・イプシロンのブラックです。キャップ部が「Y」になっているのが特徴のシリーズです。全体的に黒で信頼性を思わせますので、ビジネス向きです。シックなファッションが好きな方にも向いています。

    auroraipsilonquadrasilverdoueb14-cqn-pennastilografica
    こちら、同じイプシロンですが、キャップ部がシルバーになっていて、格子柄の装飾もあります。先ほどのブラックのイプシロンと比べると、軽快さがあり、若さも感じられる1本です。ビジネスに慣れてきたころに余裕を見せることもできそうです。

    aurorayfotomodello

    イプシロンシリーズを並べてみましたが、ゴールド+ブラックのペンはやはりクラシックな印象。冠婚葬祭にも合うでしょう。4-50代の男性が持っていると渋くてカッコいい印象でしっくりきますし、若い方が持っていると「質実剛健で、手間を惜しまない」印象になります。ただ、10代-20代前半の方には向かない気がします。(店長目線ですが)

    下2本のレッド・ブルーは若い方や女性にも人気ですね。スーツやネクタイ、カフスボタンの色に合わせるとよりファッショナブルでしょう。

    形の視点

    mikie-visconti
    こちらのビスコンティ・蒔絵シリーズは、軸とキャップに角のあるデザインを採用しており、より蒔絵が目立つようになっています。普段丸い形のペンに慣れている方は四角などの多面体を手に持ったときに違和感を感じることも。軸の形のデザインは意外に大事なので気を付けて見てみましょう。ちなみにこちらの蒔絵シリーズは、しっかり角が面取りされており、指に角が当たるようなことはありません。
    caran-dache-ecridor-yacht-club-fountain-pen-penna-stilografica
    カランダッシュのエクリドール・ヨットクラブというペンです。こちらは細身で多面体というカランダッシュらしい1本です。
    「細身+多面体」が与える印象は「スタイリッシュかつエレガント」という感じではないでしょうか?形がデザインの印象に及ぼす影響は大きいですね。

    装飾の視点

    delta-dolce-vita-medium-size-piston-filled-fountain-pen-penna-stilografica

    筆者も欲しい万年筆のひとつ、デルタのドルチェビータです。高級万年筆の中ではかなり人気なモデルですが、キャップ部の装飾に意味があるのをご存知でしたか?
    この装飾は、ポンペイ遺跡で発見された古代ローマの建築にあった装飾を模したそうです。これによって高級感が増しています。歴史に重きを置くイタリアらしい1本です。

    lamysafaridarklilac2016edition-fountainpen-pennastilografica
    ラミー・サファリです。こちらはかなり現代的に装飾をそぎ落としてスポーティーに仕上げてあります。かなり軽快に感じますので、若い方やガシガシ使いたい方に人気です。ゴテゴテした装飾が好きでない方にも喜ばれるデザインです。

    デルタのDVシリーズの各モデルの違いはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します

    材質の視点

    nagahara-retirement-fp

    材質の違いは、万年筆の印象をがらりと変えます。
    こちらはセーラー・すす竹長刀研ぎ。
    竹という和の素材を使い遊び心あふれる1本となっています。着物を召した方が、旅館の台帳書きにおもむろにこちらの竹の万年筆を出したら…と想像しますと…粋の極みですね。日本人であれば普段から竹に触れ慣れており肌にしっくりくることは間違いなしですし、海外に持っていくと喜ばれそうな1本でもあります。

    アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」のレビューはこちらをご覧ください。

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

    opera4

    こちらはビスコンティ・オペラですが、スケルトンタイプです。インクを入れたとき中の色が綺麗に見えるので、インクの色を楽しみたい方はこんなタイプもいいですね。これもアクリル材質がなせる現代の技です。
    しかしスケルトン系は信頼を得たいビジネスシーンには向かず、趣味やプライベート向きです。(デザイン会社などだったら、逆におしゃれかもしれませんが。)材質もTPOがあるので、考慮したいポイントですね。

    まとめ

    ひとくちに万年筆といっても、デザインによって本当に様々な印象の違いがあることがわかりました。あなたの思いにマッチする万年筆のデザインは、どんなシーンに合うものでしょうか?もしかしたら、もう一目ぼれしてしまった万年筆があるかも…?そんな方は、万年筆に合わせてシーンごとに使い変えるのもおススメです。第一印象も大事です。

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    万年筆選びシリーズの続編はこちら。ペン先・吸入方式・ブランドの順で、選び方の観点をひとつずつ深掘りしていきます。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?③(吸入方式編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    記事中で紹介したアウロラ・ビスコンティ・デルタなどイタリア万年筆ブランドのラインナップを実際に見てみたいかたは、Il Duomoのショップでイタリア万年筆をご覧いただけます。

    Il Duomoのショップでイタリア万年筆をみる

    Il Duomoでお取り扱いのイタリア万年筆ブランド — デザインで選ぶ

    万年筆をデザインで選ぶなら、イタリアの作り手の感性は外せません。Il Duomoでは、独自のデザイン思想を持つイタリアブランドを取りそろえています。

    アウロラのペン
    ビスコンティのペン
    モンテグラッパのペン
    レオナルドのペン

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  • 【ビスコンティ万年筆】人気モデルと書き味|Il Duomo店長が徹底解説

    【ビスコンティ万年筆】人気モデルと書き味|Il Duomo店長が徹底解説

    こんにちは、Il Duomoの店長の佐藤です。店長のわたしも熱烈なファンであるビスコンティ。今日は人気モデルと書き味について詳しくお話していきますね。

    ビスコンティは1988年フィレンツェ創業の比較的若いブランドですが、芸術性と斬新な機構で世界的に高い評価を得ているメーカーです。

    結論からお伝えすると、ビスコンティで最も人気なのは「ヴァンゴッホシリーズ」と「ホモサピエンスシリーズ」の2つ。
    ヴァンゴッホは芸術好きの心をくすぐる絵画モチーフ、ホモサピエンスは玄武岩を使った独特の質感で、それぞれにファンが多い1本です。

    書き味は、スチールニブは小ぶりで細い字向け、18Kは細長く鋭利な「他では味わえない独特の感触」。
    ビスコンティは王道ではありませんが、合うかたには本当にハマる、「気に入って何本も使う」タイプの万年筆メーカーですよ。

    各モデルの詳細をこれから掘り下げていきますね♪

    ビスコンティ(VISCONTI)の人気モデルは?

     

    1988年にフィレンツェの二人のコレクターによって作られた若きブランド・ビスコンティ。

    万年筆の黄金時代を経験していないビスコンティだからこそ、万年筆の常識にとらわれない、斬新なコレクションが次々と発表されています。
    そんなビスコンティ(店長も熱烈なファンであります)の人気モデルをざくっと掘ってみます。
    各シリーズに、万年筆、ボールペン、ローラーボール、ペンシル、などありますが割愛しています。

    結論から言うと、ビスコンティで最も人気なシリーズは

    ・ヴァンゴッホシリーズ
    ・ホモサピエンスシリーズ

    になります。

    しかしながら、その他のモデルも、モデルごとにファンがいたりと
    甲乙つけがたいのです。

    ですので、主なモデルをご紹介しつつ、
    人気なモデルはなぜ人気なのか深掘りしていこうと思います。

     

    ペン先について

    ミラージュ、レンブラント、ゴッホコレクションは「スチールニブ」です。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    その他は基本的に18Kとなっております。(ただしオペラは基本的にスチールニブ)

    Il Duomoの店長がビスコンティ本社にお邪魔したときの現地レポートはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

    ヴァンゴッホシリーズ

    スペック
    キャップタイプ   マグネティックロック
    ペン先   スチール
    文字幅   EF/F/M/B
    インク方式   カートリッジ・コンバーター両用式(コンバーター付属)

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    ビスコンティの万年筆のなかで、ひときわ目立つシリーズがこちら、「ヴァン・ゴッホ・コレクション」
    天然レジンを使用した軸とキャップには、職人が1本1本丁寧に作り上げた美しい模様がデザインされています。

    ビスコンティ 自画像
    ビスコンティ ゴッホ自画像

    コレクションのすべて

    1. ビンセントの椅子 van gogh’s chair
    2. 医師ガシェの自画像 Portrait of Dr. Gachet
    3. ヴァン・ゴッホの自画像 PORTRAIT BLUE
    4. 糸杉 Road with Cypress and Star
    5. ゴーギャンのアームチェアー Gauguin’s Chair
    6. 星月夜 STARRY NIGHT
    7. ビンセント・ヴァン・ゴッホのくつ
    8. 花咲く果樹園 View of Arles
    9. ひまわり SUNFLOWERS
    10. アイリス IRISES
    11. 刈り込まれた柳 POLLARD WILLOWS
    12. アルルの寝室  Bedroom in Arles
    13. ゴッホの椅子 ビンセントチェア  Vincent’s Chair
    14. 赤い葡萄畑 万年筆   Red Vineyard
    15. 花咲く桃の木 万年筆 Souvenir De Mauves
    16. 麦畑 Wheat Field
    17. カラスのいる麦畑 万年筆 Wheatfield with Crows
    18. 農婦のいる古い葡萄畑 Old Vineyard with Peasant Woman
    19. 夜のカフェテラス Cafè Terrace at Night
    20. 小説を読む人 The Novel Reader
    21. 花魁 Oiran

    というラインナップ。
    ビスコンティのシリーズは、どれも芸術好きの心をくすぐりますね。

    廃番になっているものもありますのでお気を付けを!

     

    上の写真の「自画像」なんかは、背景の青、髪の毛の茶色と、その2色の濃淡が加わって非常に美しいし、
    くねりながら魅せる色の曲線は倒錯するゴッホの精神まで映し出しているかのよう。このへんのセンスはイタリア人ならでは、と息を吞みます。

    さらに軸は美しく多面体に面取りされており、光を反射してレジンが綺麗に輝きます。この輝きがとっても高級感たっぷりで良いですよ。
    こちらは「マグネティックロック」という磁石でカチャン!と締まるキャップが特徴的。

     

    ゴッホコレクション ひまわり 万年筆

    ビスコンティ ゴッホコレクション ひまわり

    有名な「ひまわり」も人気です。並んでいると壮観!

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    ミラージュ

    スペック
    キャップタイプ   マグネティックロック
    ペン先   スチール
    文字幅   EF/F/M/B
    インク方式   カートリッジ・コンバーター両用式(コンバーター付属)

    ミラージュ 万年筆 ビスコンティ

    ビスコンティ ミラージュ アクア 万年筆

    ミラージュはビスコンティのなかでは手に入りやすい価格帯で、
    はじめての万年筆にもおすすめです。

    ゴッホやレンブラントとニブは同じで本格的な筆記感は楽しめるのですが
    レジンの雰囲気が、ゴッホ・レンブラントと違います。
    首軸までレジンで小さめ・軽めなので実用的。

    値段の理由は、レジンの質です。
    十分綺麗なのですが、ゴッホがナチュナルベジタルレジンなのに対し
    こちらは普通のレジン。
    透明度がやや劣りますが、イタリア万年筆入門にはうってつけなのではないでしょうか!

    レンブラント

    スペック
    キャップタイプ   マグネティックロック
    ペン先   スチール
    文字幅   EF/F/M/B
    インク方式   カートリッジ・コンバーター両用式(コンバーター付属)

    ビスコンティ レンブラント 暗い森

    ビスコンティ レンブラント ダークフォレスト

     

    レンブラントS

    ビスコンティ レンブラント-S ブルー 万年筆

    レンブラントはオランダの絵画黄金期の画家で、暗闇の中からモチーフを光で浮かびあがらせるかのようにドラマティックな絵画空間を追求した絵画で有名です。

    そのレンブラントの作品へのオマージュとしてビスコンティはこのようなペンを作りました。
    こちらのシリーズも「マグネティックロック・システム」が採用されています。

    レンブラントシリーズは、ミラージュとゴッホの間に位置するシリーズ。
    レジンの質(というかランク)もちょうど中間。
    密度の高い、個体差のある良質なレジンを楽しめます。
    首軸は金属で、バランス◎です。

    ビスコンティのスチールニブの書き味

    ビスコンティのスチールニブは、紆余曲折を経て、このような形に落ち着いています。(2023年4月現在)

     

    ビスコンティのスチールニブ

    やや小ぶりなペン先で、インクフローは絞り気味。
    この狙いは、「細い字が書ける」というものかと思われます。

    国産と同等くらいの線の細さが出せます。

    絞られたフローが悪さをしなければ、滑らかな書き味です。
    EFは、細いのもあり、ややカリカリしますが、その分繊細な線が書けます。

    オペラ・オペラマスター

    スペック
    キャップタイプ   フックセーフロック
    ペン先   オペラ:スチール オペラマスター:18K
    文字幅   EF/F/M/B/STUB
    インク方式   オペラ:ピストン吸入式 オペラマスター:パワーフィラー

    ビスコンティ オペラ ゴールド 

    ビスコンティ オペラ

    ビスコンティ 限定生産品 オペラマスター サバンナ 万年筆

    ビスコンティ オペラマスター サバンナ

     

    オペラはビスコンティの中堅ラインで、上半分のキャップと下半分の軸に異なるレジンを使った2トーンデザインが特徴。
    オペラマスターはその上位ラインで、18Kニブとパワーフィラー(尻軸を回してインクを入れる吸入方式)を採用しています。

    書き味はビスコンティ18Kの細長く鋭利な感触で、フローはミドル。
    ホモサピエンスほど主張が強くない、落ち着いた1本をお探しのかたにおすすめのシリーズです。Il Duomoでも検品の機会があり、安定した個体差の少なさを感じています。

    ディヴィーナエレガンス

    スペック
    キャップタイプ   フックセーフロック
    ペン先   18K
    文字幅   EF/F/M/B
    インク方式   プル&ターン (尻軸をひっぱると通常の吸入式になる!)

    ビスコンティ ディヴィーナ エレガンス インペリアルブルー オーバーサイズ 万年筆

    ビスコンティ ディヴィーナエレガンス インペリアルブルー 万年筆

     

    ディヴィーナエレガンスは、軸全体がねじれた螺旋形が特徴的な美しい1本。
    吸入方式は「プル&ターン」といって、尻軸を引っ張ると通常の吸入式に変わるという面白いギミックを持っています。

    18Kニブで、書き味はビスコンティらしい細長く鋭利な感触。
    螺旋のデザインは女性のかたにも人気で、贈り物にもおすすめです。「意匠の凝った1本」がお好みのかたに、ぜひ手に取っていただきたいモデルですね。

    ホモサピエンス

    スペック
    キャップタイプ   フックセーフロック
    ペン先   18K
    文字幅   EF/F/M/B/STUB
    インク方式   パワーフィラー

    私もはじめてホモサピエンスを手にしたとき、ペンから放たれるオーラにおののきました…。人間が「書く」という行為によって発展してきた歴史を表わしているとされる、このペン。
    ビスコンティは面白いペンを次々と発売しますが、まさか玄武岩を使うとは…。

    写真で見ると、重厚感ありありで、重そうなのですが、そのさわり心地は意外にすべすべで、軽いのです。
    しかしながらやはり「石」としてのパワーを感じさせます。

    鉱石好き、ナショジオ(ナショナルジオグラフィック)好きのわたしからすると
    たまりませんな~という軸です。

    ビスコンティ ホモサピエンス ブロンズ

    ビスコンティ ホモサピエンスブロンズ

    材料に使われている玄武岩は、イタリアの有名な島・シチリア島に鎮座するエトナ火山の玄武岩を使用しています。
    あくまでもイタリア・リスペクトという独自のこだわりが伝わる1本。

    ちなみに、吸入式のパワーフィラーは、尻軸を回してインクを入れる吸入方式です。
    オーバーサイズや、特別生産品についてはダブルタンクパワーフィラーといってさらにインクの量がたくさん入れられる方式を採用しています。
    その量、インクカートリッジ6本にも及びます。

    ホモサピエンスの透明なシリーズ

    スペック
    キャップタイプ   フックセーフロック
    ペン先   18K
    文字幅   EF/F/M/B/STUB
    インク方式   パワーフィラー
    ビスコンティ トスカーナヒルズ
    ホモサピエンスシリーズは、透明軸や半透明軸も限定シリーズとして出ています。
    限定ならではの綺麗なカラーリングや、クリップ部の刻印と色入れもラグジュアリー!
    フィレンツェのメーカーなので、フィレンツェらしいコンセプトのペンが多いのも魅力。

    メディチ

    スペック
    キャップタイプ   フックセーフロック
    ペン先   18K
    文字幅   EF/F/M/B/STUB
    インク方式   パワーフィラー

    ビスコンティ メディチ ローズゴールド

    ビスコンティ メディチ ローズゴールド

    メディチ家は、言わずと知れたフィレンツェの豪家で、ルネサンス期には芸術や学問を保護した立役者です。
    このビスコンティ・メディチはフィレンツェの象徴ともいえるメディチ家をイメージ。
    サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂脇にある
    サン・ジョバンニ洗礼堂という八角形の建物を模して八面体になっています。

    まるでアンティークセルロイドのような深みと輝きを生み出した「アクリシルク」という新素材を使用しています。

    ウッドストックシリーズ

    スペック
    キャップタイプ   ネジ式
    ペン先   18K
    文字幅   EF/F/M/B/STUB
    インク方式   パワーフィラー
    ウッドストックシリーズ ホワイトダヴ
    1962年に開催された伝説のロックフェスティバルの名を冠したペン。
    当時のサイケデリックムーブメントを象徴した、カラフルさで彩られています。
    基本的にはホモサピエンスシリーズと似た印象ですが、
    ねじ式でよりすっきりしたデザインとなっています。
    ニブも14Kで新しいものに変更されています。
    書き味は基本的には通常の18Kと変わりませんが、やや柔らかい印象。

    ビスコンティの18Kの書き味は?

    ビスコンティ ホモサピエンスシリーズ ニブ

    ビスコンティは、近年、インハウスといってペン先を自社生産する体制に変わりました。

    (以前は23Kパラジウムというのが有名でしたが、いまは残っていません)

    ビスコンティのニブの特徴はまず「細長い」ということがあります。
    鋭利な部分が長めなので、尖った感触が存分に味わえます。

    他のメーカーでは見られない、不思議な書き味です。
    どちらかというと硬めかなと思います。

    鋭利なので、ノートなど視認性が高く、小さい字を書くにはもってこいです。

    フローは紆余曲折を経て、ミドルめに落ち着きました。
    ペンポイントは丸めですが、書き出しはけっこう綺麗にでます。

    ビスコンティの18Kは、他と一線を画す、独特な書き味。
    王道ではありませんが、気に入って何本も使用される方も多いです。

    字幅はわりと細めなので、国産の0.5~1段階上くらいを見て頂ければと思います。

     

    ビスコンティ 字幅サンプル

    (Il Duomoで集めているサンプル。5㎜方眼に書いています。)

    よくある質問 (ビスコンティ万年筆)

    Q. ビスコンティのはじめての1本にはどれがおすすめですか?

    はじめてビスコンティをお迎えするかたには、「ミラージュ」が手の届きやすい価格帯でおすすめです。
    ゴッホやレンブラントとニブは同じスチールで本格的な筆記感が楽しめますし、首軸までレジンで小さめ・軽めなので実用的。
    イタリア万年筆入門にもうってつけですよ。

    Q. ヴァンゴッホとホモサピエンス、どちらが人気ですか?

    正直、甲乙つけがたいです(笑)。
    芸術が好き、美しい軸を眺めたいかたにはヴァンゴッホ、素材の独特な質感、ずっしりとした重厚感がお好みのかたにはホモサピエンスがハマります。
    1本目でゴッホを一目惚れで購入されるかたも多いですが、ホモサピエンスは「使い込むほどに愛着が湧くタイプ」なので、好みが分かれるところですね。

    Q. ビスコンティの18Kは硬いって本当ですか?

    はい、ビスコンティ18Kは細長く鋭利で、どちらかというと硬めの書き味です。
    他のメーカーの「ぬらぬら」「ふわふわ」とは違う、独特の感触。鋭利なのでノートに小さい字を書くにはもってこいですが、柔らかい書き味がお好みのかたには合わないかもしれません。
    個体差もありますので、Il Duomoでは1本ずつ検品の上でお届けしています。

    Q. ビスコンティ万年筆の価格はいくらくらいですか?

    2026年5月1日時点で、Il Duomoでお取り扱いしている主なビスコンティ万年筆の価格は、

    • ヴァンゴッホ コレクション 星月夜 万年筆 (44,800円〜)
    • ホモサピエンス オーバーサイズ ブロンズ 万年筆 (134,800円〜)
    • ホモサピエンス ブロンズ ボールペン (58,800円〜) / ローラーボール (72,800円〜)

    などが目安です。シリーズや限定モデルによって価格は幅がありますので、詳しくは商品ページをご確認くださいね。

    ※ 価格情報は2026年5月1日時点のIl Duomo販売価格です。為替や仕入れ状況により変動することがあります。

    まとめ

     

    芸術性で名を馳せているビスコンティだけに、芸術的なコレクションが人気です。

    万年筆コレクターでなくても、実は1本目からゴッホを一目ぼれで買う、という人も多いとか。

    その美しさから、女性にも人気なようですね。

    しかしただ美しいだけでなく、職人の技術や、新しい機構にもチャレンジを続けるビスコンティ。目が離せません!

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    ビスコンティー 美への追及に妥協はない。職人の手作りにこだわるフィレンツェのブランド

    二人のコレクターによって設立されたビスコンティ

    ビスコンティは「ダンテ・デル・ベッキオ」と「ルイージ・ポリ」の二人の万年筆コレクターによって1988年に設立された万年筆ブランドです。

    フィレンツェに本社があり、13世紀の王城をリノベーションして事務所を設置しています。

     

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    彼ら二人の熱きコレクターたちは、現在の万年筆界の質とスタイルは、万年筆の黄金期である1920年代から1950年代のそれを失っている、と意気投合しブランド設立に至ったそうです。彼らは黄金期の再生を目指し、クオリティの高く、優れたペンを次々と生み出しました。

     

    今ではほとんど作られることはなくなった、セルロイド万年筆の復刻モデルなども作っています。
    ルイージはビスコンティを去り、今はダンテがビスコンティをリードしています。

    ダンテは、「ビジネスプランよりも、より素晴らしいペンを生み出すことに情熱を傾けている」と語っています。

    2018年、ダンテ氏は社長を退き、新たに別のCEOが就任。
    いままでのビスコンティの良さは踏襲しつつ、よりファッショナブルに、美しく…というイメージでペンづくりをしているよう。

     

    visconti_logo
    出典:wikipedia

    初期のロゴには、‘The Writing Renaissance’(筆記のルネサンス)とあります。これまでの万年筆文化を踏襲しつつも、イノベーションを巻き起こしたいという気概が伝わってきます。

    ルネッサンスの始まったフィレンツェのブランドらしいコンセプトですね。

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    ビスコンティではルネッサンスの象徴であるミケランジェロをイメージしたモデルの万年筆なども作られています。さあ、ビスコンティをもっと掘っていきましょう。

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    職人文化とメイド・イン・フィレンツェにこだわったペンたち

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    イタリアはじめヨーロッパではもともと職人文化が繁栄しています。世襲制であることも多く、たとえば楽器工房であれば最後の調律部分を担当する人は、自分の調律技術を親から子へと受け継いだりします。服の職人であれば、スーツ全体ではなく、パンツのみを縫うだけの家系の職人さんもいらっしゃるとか。
    そんなイタリアの素晴らしい職人文化を大事にしようと、ビスコンティは万年筆を手作りで仕上げることにこだわりを持っています。

    また、外箱にもこだわりが。
    フィレンツェは芸術的な美しい包装紙も名産。このフィレンツェ産の紙を外箱に使って高級感を出すことも。
    さらに、フィレンツェは革製品でも名のある都市ですので、まれに外装に使われる革にはこだわりがあります。

     

    フィレンツェで生まれたブランドであることを誇りに思い、フィレンツェ産であることを唯一無二の存在価値としてビスコンティは大切にしています。

    より芸術的なペンを!デザインへのこだわり

     

    デザイン性の高さで評価されることの多いビスコンティ。ひときわ目を引くのはキャップ部分です。
    天然レジンをもとに作られた軸には、橋を模してデザインがなされたキャップが被さります。この「橋」には、人々の懸け橋となりますようにという思いが込められているそうですよ。

     

    ビスコンティ 麦畑

    ビスコンティ ゴッホ 麦畑
    ビスコンティ 自画像

    ビスコンティ ゴッホ 自画像

    上の写真は人気の高い、ゴッホシリーズの「自画像」です。
    こちらも職人による手作りのレジンで、一本一本丁寧に独特の印象派の色のゆらめきがデザインされていますね。

    箱にはゴッホの自画像が貼られており、ペンと見比べると、その色や雰囲気の一致性には目を奪われます。
    実は私はゴッホシリーズのファンで、「ひまわり」と「アルルの寝室」を持っています。

    visconti-amerigo-vespucci-limited-edition-bronze-penna-stilografica

    様々な限定モデルを出していますが、デザインの一つの核となるのが「イタリア(フィレンツェ)のアイデンティティ」であるといえます。

    たとえばこれはアメリゴ・ヴェスプーチ限定モデル(Amerigo Vespucci Limited Edition)。アメリゴ・ヴェスプーチは 大航海時代、コロンブスらが“新大陸”を東南アジアの一部と考えたのに対し、アジアとは別の大陸であることを主張した、フィレンツェ出身の航海士です。
    ビスコンティでは希少な1500年代の航海図をもとに、ペンのデザインをしましたが、航海図全体をペンに巻き付けることは困難だったため、イタリアとアメリカ大陸入るようにデザインしたそうです。地図や歴史好きにはたまらない、収集欲をくすぐるいいデザインです。

    イタリア人であること、フロレンティーナ(フィレンツェ人のこと)であることをデザイン前面に押し出した郷土愛あふれるペンが、このほかにもたくさんあります。

     

    ビスコンティ トスカーナヒルズ
    ビスコンティ ホモサピエンス トスカーナヒルズ

    トスカーナとは、ビスコンティのあるフィレンツェが所属する州ですが、
    風光明媚なトスカーナの丘をイメージして、このペンを作っています。

    郷土愛が感じられるのも、ビスコンティの魅力です。

    機構や書き味もこだわる、質実剛健なビスコンティ

    ビスコンティ ホモサピエンス ブロンズ
    ビスコンティ ホモサピエンスブロンズ

    ビスコンティでは近年「パワーフィラー方式」という新たなインク機構を生み出しました。尻軸のピストンを引くことにより2.4―3.8㏄ものインクを吸入できるという便利な機構です。インクカートリッジですと0.8ccなので比べるといかに大量かお分かりいただけるでしょう。しかもダブルタンクといってインクタンク内が二層に分かれているので、インク漏れしにくいという利点があります。

    また万年筆の肝であるペン先は主にドイツの会社に外注していますが、「頼りがいのある柔らかさ」と表現されるほど、評価が高かったりします。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    また「23K パラジウムドリームタッチ」といってビスコンティ独自のパラジウムのペン先が開発されたのですが、こちらも滑らかな書き心地と人気があります。世界で初めて23Kパラジウムのペン先を使ったことでビスコンティの名をあげました。
    ※→こちら、現在では作られておりません!いまは18Kのニブとなっております。ご注意ください。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    まとめ

    いかがでしたか?フィレンツェのブランド・ビスコンティは職人の手作りによるクラシカルな万年筆づくりを大事にし、万年筆の歴史を踏襲しつつも、新しい技術やデザインの波を起こしていく、素晴らしいブランドだったのですね。

    2018年に、ビスコンティの本社工場にお邪魔してきたので、そのレポも貼っておきます。

     

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    ピナイダー(Pineider)の工場見学にいってきた|万年筆の謎を本社工房にお邪魔し解き明かす

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