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  • デルタ・ドルチェビータにそっくり?アウロラ オー・ソレ・ミオの外観&書き味は?

    デルタ・ドルチェビータにそっくり?アウロラ オー・ソレ・ミオの外観&書き味は?

    アウロラ・オプティマ オー・ソレ・ミオ。太陽のような輝きの万年筆!

    イタリア・ナポリの万年筆メーカー、デルタ(Delta)が休業して久しいですが、
    一番悔やまれたのが、デルタのフラグシップモデル「ドルチェビータ」がもう手に入らないということですよね。

    そんなイタリア万年筆好きたちの気持ちを知ってか知らずか、デルタ休業後にアウロラからオーソレミオという、オレンジの軸が発売されました。

    海外・国産の主要万年筆ブランドの特徴を網羅した記事はこちらをどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    日本にはまだあまり入ってきていないのですが、イタリアなどヨーロッパ各国では通常モデルとして販売されています。(限定品ではありません!)

    デルタのDVシリーズの各モデルの違いはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します

     

    Il Duomoいちおしのこちらのオーソレミオ、深堀りしていこうと思います。

    アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」のレビューはこちらをご覧ください。

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

    モデルはオプティマ。14K、吸入式、アウロロイド、リザーブタンクで完璧なモデル!

    こちら、オプティマシリーズのオレンジ軸として出ています。

    オプティマといえばバーガンディやブルー、レッドなどが有名どころですが、オプティマは「最適な」という意味があり、ちょっと万年筆を知ると「たしかに最適モデルだ!」とうなづけるスペックを持っています。

     

    オプティマはアウロラのフラグシップモデルで、とりあえずアウロラのおすすめは?と聞かれたら「オプティマ!」と言えるくらい、美しくて扱いやすくて品質の行き届いた良いモデルですね。まさに最適なのです。

    どうして最適かというと、なんといっても、非の打ち所がないスペックですよね。

    スペック

    ・キャップ式
    ・ペン先:14金
    ・文字幅:EF・F・M・B・STUB(スタブは要お問い合わせ)
    ・長さ:128mm(収納時)/153mm(筆記時)
    ・最大胴軸径:約13.8mmφ キャップ径:約15.3mmφ(クリップを除く)
    ・重さ:約22g
    ・素材:アウロロイド
    ・インク方式:リザーブタンク付ピストン吸入式

    筆記中にインクが切れても、尻軸を回してピストンを押し上げると、
    自動的にリザーブタンク(予備タンク)からインクが供給され、
    A4用紙で1~2枚程度(ペン先字幅などにより、個人差がありますが)書き続けることができます。

    「すっごい綺麗だけど、このニブが金だったらよかったのに…。」というイタリア万年筆は多いのですが、オプティマは14K。

     

    「あー、これコンバーター式か。吸入式ならたくさんインクが入るのに…。」というペンもありますが、オプティマは吸入式。

     

    「イタリア万年筆といえば、やっぱり軸の美しさは外せないよね。」…オプティマはアウロロイド樹脂が美しい。そして金トリム。これは店長的にはけっこう好きなデザインです。イタリア万年筆!って感じでとても良い。

     

    「インク窓あれば最高なのに。」という要望も多いですが、オプティマはインク窓つき。そしてリザーブタンクというギミックが万年筆好きをうならせる。

     

    そしてお値段も、相応といいますか、このスペックでこの美しさならうなづけるレベル。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

     

    オレンジのアウロロイドが美しすぎる!

     

    アウロラといえばアウロロイド、というくらい、この特別な透明感と奥行きのある輝きがあるレジンが有名なわけですが

     

    明るいオレンジが、レジンの美しさをさらに際立たせています。ブラックの首軸とキャップとの対比も素晴らしい。

     

    前述しましたが、金のトリムもいいですね。キャップリングのグレカパターン/メアンダー文様ラーメン模様と間違われますが、ギリシャの文様です)も金で上品に。

     

    サイズ感・重さは?

    ・長さ:128mm(収納時)/153mm(筆記時)
    ・最大胴軸径:約13.8mmφ キャップ径:約15.3mmφ(クリップを除く)
    ・重さ:約22g

     

    胴軸は通常の国産の万年筆よりは太いですが、長さはわりに短めにできており、キャップをうしろにポストすると非常にバランス感としては良くなります。

    イタリア万年筆は重い軸が多いので心配される方も多いです。
    軸が重いと、力を加えなくても自重で書いていけるという便利さがありますが、どうしても国産の万年筆に慣れているとイタリア万年筆の重さにびっくりすることも多いようです。

     

    しかしこのオプティマは重さも22gということで、インクを満タン(1-1.2ml吸入できます)に吸入してもさほど重くならず、「オプティマ(最適)」とあって国産万年筆に慣れている方でも、馴染みやすいのでは?と思います。

     

    アウロラはイタリア万年筆の中では、金属部が少ないので基本的に軽いものが多いですね。

     

    吸引は?

    尻軸をまわして吸入するタイプになります。

    この吸入方式自体も、万年筆メーカーによりいろいろな種類のものが出されており、万年筆を選ぶ際に悩みの種になることもありますよね。

    オプティマは

    ・インク方式:リザーブタンク付ピストン吸入式

    筆記中にインクが切れても、尻軸を回してピストンを押し上げると、
    自動的にリザーブタンク(予備タンク)からインクが供給され、
    A4用紙で1~2枚程度(ペン先字幅などにより、個人差がありますが)書き続けることができます。

    というギミックがついたおもしろい吸入方式になっています。

    (※吸入式・コンバーター式って何?とおもったあなたには以下の記事がおすすめ)

    リザーブタンクの良し・悪し

    これは私も使っていて思うことではありますが、
    予備タンクがあるため、通常のインクタンクよりは洗浄に時間がかかります。

     

    ブルーならブルーのインクを使ったら、完全にブルーを除去するのが難しいのです。(これはインクの色が残っているのがインク窓から見えますので確認しやすいです)

     

    ですので、頻繁にインクの色を変えたい、ですとか、メーカーをまたいでインクをころころ変える方にはあまりおすすめしません。
    中でやはり混ざりやすいので、ペンにはあまり良くないです。

     

    「私はブルーブラックしか使わないよー」という方であればリザーブタンクは最適なのではないでしょうか。

    書き味-サリサリ感ってなんだ

    アウロラはペン先を自社生産しており、品質・評判も上々です。

     

    アウロラのペン先は限定品などはそれ用にまったく違うニブを生産することもあり、おもしろいのですが
    この14Kに関しては「サリサリ感」とよく言われる書き味になっています。

     

    よく、「鉛筆のような」ともいわれますが、ペリカンなどのようにぬら~ふわ~とした感じとは全く違い、
    ある程度抵抗感のある書き味となっています。
    抵抗感といっても、かすれや引っ掛かりとは違います。

     

    字幅は?

    イタリア万年筆は通常Fが国産のM以上、というように太めに出るのですが、アウロラの場合はそこまで太くは出ません。

    EFが日本のF弱、FがMFくらいを想像していただければいいでしょうか。

     

    (※FサイズとかMサイズとか何?と思ったあなたは以下の記事を参考にしてみてね。)

    ペリカンの代表モデル「スーベレーン」について詳しくはこちらの記事もどうぞ。

    世界的人気を誇るペリカンの【スーベレーン】の魅力とは?

     

     

    ほかの色は?

    オプティマにはいろいろな色展開がされていて、選ぶのも悩ましいですね。

     

    スペックは基本的にすべて同じです。

    限定生産品で毎年変わった色が出ますので、そちらもチェックが必要ですね!

    アウロラ バーガンディ 万年筆 オプティマ

    アウロラ オプティマ バーガンディ 万年筆 Aurora Optima 996-CX – Burgundy

    アウロラ レッド 万年筆 オプティマ

    アウロラ オプティマ CT 万年筆 ロッソ No.996/CR Aurora Optima Red Fountain Pen

    アウロラ ブルー 万年筆 オプティマ

    アウロラ オプティマ CT 万年筆 ブルー No.996/CB Aurora Optima Blue Fountain Pen

    アウロラ ブルー オプティマ ゴールド

    アウロラ オプティマ GT 万年筆 ブルーゴールド No.996/B Aurora Optima Blue and Gold Fountain Pen

     

    まとめ

    今回検品した万年筆

    アウロラのオプティマ、オーソレミオ。
    最適の名にふさわしい、最適どころか最高の美しさとスペックを備えた心の太陽のような万年筆でした。

     

    これは手放しでおすすめできます。イタリア万年筆の1本目にも良いのではないでしょうか。

    アウロラ オーソレミオ 万年筆 オプティマ

    スペック

    ・キャップ式
    ・ペン先:14金
    ・文字幅:EF・F・M・B・STUB(スタブは要お問い合わせ)
    ・長さ:128mm(収納時)/153mm(筆記時)
    ・最大胴軸径:約13.8mmφ キャップ径:約15.3mmφ(クリップを除く)
    ・重さ:約22g
    ・素材:アウロロイド
    ・インク方式:リザーブタンク付ピストン吸入式

    筆記中にインクが切れても、尻軸を回してピストンを押し上げると、
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  • ピナイダー(Pineider)の工場見学にいってきた|万年筆の謎を本社工房にお邪魔し解き明かす

    ピナイダー(Pineider)の工場見学にいってきた|万年筆の謎を本社工房にお邪魔し解き明かす

    Pineider(ピネイダー)は皆さまご存知でしょうか?

    イタリアはフィレンツェにあります、高級な紙と文具などを作る会社です。

    最近、美しい軸としなやかなフレックスニブで話題を集める企業なのですが、まだあまり情報は出回っていないようですね。

    そんなピネイダーの本社(イタリア・フィレンツェ)に、この秋Il Duomo店長がお邪魔してきましたのでレポートしていきますよ~!

     

    YouTubeにUPした動画はこちら!併せて観てね(^^♪

     

     

    前ビスコンティ社長のダンテ氏がオーナーに就任

    YouTubeのほうでちらっとお話しましたが、ビスコンティの社長が変わったとの話はご存知でしょうか。

    2017年までの社長さんは創業当時から変わらないダンテ・デル・ベッキオ氏でしたが、昨年から経営陣ががらりと変わっています。

    もともと万年筆コレクターとして有名だったダンテ氏は、ビスコンティを退陣後ピネイダーのオーナーに就任し、そんなに有名ではなかったピネイダーの万年筆&文具関連業のほうにかなり力を入れ始めたようなんですね。

    後から出てきますが、吸入機構や見た目の面白さが大好きなダンテ氏らしい、面白い万年筆がピネイダーから今後たくさん出されてきそう…!

    Il Duomoの店長がビスコンティ本社にお邪魔したときの現地レポートはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

    Pineiderがある場所は…

    ピネイダーがあるのはフィレンツェの郊外、丘の緑が美しい風光明媚なところでした。
    オフィシャルショップがフィレンツェの市街地にあるのですが、私が行ったのはオフィス兼工場のほうでした。

     

     

    イタリアらしくとても洗練されて美しいロビーに通していただき、カタログを眺めつつお待ちしていると、広報のマリアさんが出てきてくださり、案内してくれました。

     

    ピネイダーは1774年に創業され、もともとは製紙の会社でしたがその後文具やレザーグッズも手掛けるようになりました。
    フィレンツェはルネッサンスの興った街として有名ですが、ルネッサンスと言えば芸術・絵画ですよね。
    そのためにフィレンツェでは画材を作る職人業も盛ん。水彩紙などの紙の生産でも知られているんです。日本の和紙と同じような技法で作る手漉きの紙でつくったレターセットなどもピネイダーは生産していますよ。

    この製紙技術のすごさは後ほど書きますね。

    ピネイダーの万年筆を作るようすを見学

    ピネイダーはもともと製紙工場だったこともあり、工場の9割は紙関連の作業場&倉庫になっていました。残りの1割が文具&レザーエリア。

     

    組み立てる作業を見せてくれました。

     

    イタリア万年筆の特徴でもあり、大量生産・販売が難しい理由でもあると思うのですが、イタリア万年筆って軸のレジンの柄に個体差がありますよね。

     

    例えばこれ、同じラグランデベレッツァのアルコ。

    微妙に柄が違っています。

    それについてはイタリアの方はどう思っているのでしょうか。

     

    職人のマルコさん(↓写真左の男性)に聞いてみました。

    マルコさん「美って言うのはさ…全体だ。全体を見て、美しくなればいいんだ。ひとつひとつ違うのは、人間だって同じさ。

    でも、レジンにも『面』があるからね。そこはちゃんと見ているよ。

    一番美しい面を表に出したいから、表側にクリップやキャップリングの表を付ける。クリップやキャップリング、天冠をつけた完成形が、全体として美しくなっていればそれでOKだと思うんだよねえ。

     

    あと、このペンたちはマグネティックロックで、面によっては反発する部分があるじゃない。だからカチッとはまるところに、美しい面を持ってくるように組み立ててるよ。」

     

    私「なるほど、ただ組み立てるだけでなく、面を見ながら作業されてるんですね。美的センスが求められますね。」

     

    こちらはハチの巣のような構造をした新しい形のスケルトン万年筆!さすがダンテ氏、面白い万年筆を作ります。


    ピナイダー 限定生産品 デモンストレーター ハニカム 万年筆

    これもダンテ氏が考えた構造の万年筆で、中にバネが入っており、シャーペンのように尻軸をノックするとピストンできるようになる構造の吸入方式です。ブラックとローズゴールドの組み合わせがとても綺麗で、面白いペンでした!

    限定生産品 ミステリーフィラー ブラックルシアン 万年筆

    ピナイダー 限定生産品 ミステリーフィラー ブラックルシアン 万年筆

     

    ピネイダーのキャップリングに書いてある意外なこと

    ピネイダーのキャップリングの裏面には、なにか長い文章が書いてあります。

    読んでみると

    A quick brown fox jumps over the lazy dog.

    と書いてあるのですが…。

     

    私「すばしこい茶色の狐が怠惰な犬を飛び越えた…??これはどういう意味?なぜここに書いてあるの?」

    と聞いてみますと、こんな答えが返ってきました。

     

    マルコさん「A quick brown fox jumps over the lazy dog. は、カリグラフィーの練習の時によく使う文章で、AからZまですべてのアルファベット26字をすべて用い、かつ重複をなるべく少なくして文章が構成されてるんだ!」

     

    私「なるほど、日本でいうところの、いろはにほへとちりぬるを…だね」

     

    マルコさん「書き味を試すときなんかにも使ったりするよ。特にピネイダーはフレックスニブを推してるし、紙専門の会社だったことから、カリグラフィーには一家言あるわけさ。専属カリグラファーもいるし。ピネイダーはカリグラフィーに本気。そんな意味でこんな文言を入れてるんだと思うよ。」

     

    フレックスニブというのは、筆圧の強弱などで線の幅を自在に変えられるペン先なのですが、基本的にピネイダーはフレックスニブが装着してあります。

    通常使われやすい、買われやすいのは普通のペン先なのに、フレックスニブを推しているのには、そういったピネイダーの歴史や強みが関係していたのですね。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    クリップ部は羽ペンを意識して

    ピナイダー

    ピナイダー 限定生産品 クイーンメリー 万年筆 Pineider Queen Mary Fountain Pen

    さて、クリップは羽の形をしています。鉄ペンの「アバター」というラインがあるのですが、そちらもクリップは羽の形なのですが、ラグランデベレッツァのクリップの方が精巧なつくりをしています。イタリアらしい曲線美のある羽ペンの形。

     

    これも「筆記とは…」という哲学に向き合ってきたダンテ氏だからこそ生み出せたものなのかもしれませんね。

    デザイナーさんのカリグラフィーが印刷に超重要

    「はい、ダンブルドア校長だよwww」と紹介されて出てきたのが、この方。

    一瞬意味が分からなかったので、???となっていると、

    「ほらー、あれだよ、ハリポタの。ダンブルドアだよ~」とみんなで大笑い。

     

    この方が、ピネイダーの専属カリグラファーさんでした。本人は穏やかに苦笑い。

     

    見た目は確かにダンブルドア校長ですが、手先はものすごく繊細…!

    なぜピネイダーに専属カリグラファーが必要かというと、ピネイダーの印刷技術に理由があります。

     

    ピネイダーの印刷には手彫りの版が必要

    ピネイダーは、製紙をするほか、ハイブランドの名刺や便箋に名前を印刷するという仕事も請け負っています。

     

    たとえばサルバトーレ・フェラガモの便箋はピネイダーのものです。普段使うものではなく、おそらく上客への招待状などに使うのだと思います。

     

    ピネイダーの印刷は、古い伝統的な技術を使っています。4色刷りなら4種類の版を作り、一回ずつスタンプし、乾かしてから次の版…という、現代の技術からするととても気の遠くなるような作業で出来上がっているのです。

    そのぶん、できた印刷は色も形もレトロでエレガント。とても特別感ただよう印刷物になります。

     

    そのすべての版をデザインし、彫るという作業をさきほどのデザイナー兼カリグラファーさんが一手に担っているのです。

     

    この写真↓の後ろに貼ってある紙は、すべて彼がデザインしたもの。

    というわけで、名前の印刷部分も手彫りで一個一個つくるわけです。

    ですのでカリグラファーが必要、ということ。

    完全オーダーメイドのカリグラフィーの版なんて、ピネイダー以外にはないのではないでしょうか。

     

    彫るのも手彫り。ルーペを使って詳細を確認しながらの作業です。

     

    美しいデース…

     

    ピネイダーの製紙、印刷はとにかくアナログ感重視

    こうしてオーダーメイドで請け負ったものは倉庫に保管されていました。とにかく紙エリアが広い!

    こんな機械で印刷をしています。

    こんなレトロな機械です。↑写真右側に、インク缶があります。インク補給も手作業で…。

    上から版ががっちゃん、がっちゃん、と降りてくるところに、人間が紙をサッと入れてスタンプしていくわけです。

    しかも、ズレがないか確認しながら。多色刷りだと少しでもずれると目立ってしまいます。

     

    なかなか気の遠くなるような作業です。

    同行したペンマニア「俺には無理だあ…」

    俺には無理だといったって、職人さんたちも最初からこの気の遠くなるような作業ができていたわけではないと思います。実際、かなりの集中力が必要なのでとても大変そうでした。

    どれだけ大変かは、上の職人さんの作業場を見ればわかりました。

     

    機械や作業台に、イエス様やマリア様の御絵が貼られていたのです。

    言わずもがなイタリアはカトリック教国です。おそらくこの職人さんは敬虔な教徒だと思われるのですが、それにしても機械にイエス様を貼るだなんて、祈らなければ集中できないほどの作業だということでしょう。

    祈りながら黙々と仕事をする姿が、胸を打ちました。

     

    アナログな技術を使った便箋や封筒たち

    便箋や封筒も、特別な伝統技術を使って作られています。

    この↓レターセットの青い部分は、実はさきほどの印刷技術を使って、1枚1枚スタンプで作られています。大量生産される工業製品では見ることのできない、線の微細なゆらぎが、ハンドメイド感を醸し出しています。

    紙も、いろいろなランクがあり、最高級のものは手漉きの和紙のようなデコボコしたものがありました。

     

    こちら↓の紙はウォーターカットという技術を使っており、高速で噴射される水を使って紙を切るのだそう。そうすることで、ざっくりしたハンドメイド感のある紙が作られるということです。

    ちなみにこのレターセットたち、ピネイダーのペンボックスに入っているんですよ!

     

    貴重すぎて使えない?いえいえ、ぜひ大切なあの人へのお手紙にどうぞ!

    ピネイダーは誇り高き伝統を大切にする企業だった!

    正直、こんなにアナログ感のあるところだとは思いもよりませんでした。日本人の感覚からすると、たしかにアナログな技術の製品は美しいけれど、時間がかかるしコストがかかる。

    紙も、もっと大量生産したらもっと儲かるのに…。「カイゼン」したほうがいいじゃない、とついつい。それで、購入者も安くてそこそこ良いものを選ぶ傾向にありますよね?

     

    でも、イタリアは違います。「美しいものは良いものだ。良いものは良い。高いのはしょうがない。良いものを選んだほうがいい。」最高級の良さを国民全体がわかっているから、伝統的な産業がつぶれない。ハイブランドなどは率先して伝統的な製品を選ぶ。結果、本当に美しいものが受け継がれていく。

     

    フィレンツェの手縫いの靴なんか、美術館級に綺麗です。それがいいとちゃんとわかっており、職人さんから直接買うわけです。

     

    フィレンツェ人はよく「パッショーネ」という言葉を使います。パッション、情熱のこと。

     

    フィレンツェは古くから職人の街として、独自の文化が息づいてきた場所ですが、職人だからこそできることがある、職人こそが一番美しいものを作れるんだという誇りが、そこかしこに現れているようです。

     

    今回ピネイダーにお邪魔して、ダンテ氏にはお会いできませんでしたが、何よりピネイダー自身のポテンシャルやこだわりを感じられたことが収穫だなと思いました。

     

    Il Duomoでは今回工場見学したPineiderのペンを取り揃えています。ぜひチェックしてみてくださいね。

    万年筆の使い方・選び方に困ったら

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  • どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

    Viscontiの本社工場に行ってきたよ

    こんにちは!Il Duomo店長の佐藤です。
    9月末に、イタリア万年筆の旅をして参りました。
    実は、いままで私はイタリアへは行ったことはありませんでした。

     

    Il Duomoを立ち上げる前からイタリアにはとても興味があり、イタリアの小さな村シリーズとか、関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅、ふれあい街歩きイタリア編などは大好きでよく録画して観ていたのですが…。

    万年筆を通してでしか、イタリアを見たことがなかったので、やはり一度イタリアへ行って見ないと、その空気感はわからないよね!ということで、今回ビスコンティと、ピネイダーとスティピュラの視察を兼ねてイタリアに行って参りました。

     

    フィレンツェ、モデナ、ミラノに行ってきたのですが、万年筆の旅は主にフィレンツェ。

     

    イタリアは最高でしたよ…!特にフィレンツェは青空美術館とも言われていて、町中に彫刻や芸術作品がごろごろ点在し、建築もルネサンス期のものが多く、革小物や靴、ハイブランドのお店など、超一流の宝庫で、フィレンツェを歩くだけでお腹いっぱい。

    こんな街に住んでいたら、そりゃ芸術センス良くなるわ…と思いましたよ。

     

    そう、そんな芸術の街でビスコンティは生まれたんですね。

    ピナイダーの工場見学レポートはこちらをご覧ください。

    ピナイダー(Pineider)の工場見学にいってきた|万年筆の謎を本社工房にお邪魔し解き明かす

    Visconti(ビスコンティ)がある場所は…

    Visconti本社はフィレンツェの郊外にあります。ちなみにショップはチェントロ(市街地)にあります。

     

     

    本社のほうは、昔ながらの馬車が通っていたという(日本でいうと中山道のような)くねくね道を車でチェントロから20分ほど。
    自然豊かな地域に本社のある元・城はありました!敷地内に森があるという広さです。

     

    ちなみにこういったお城というかお屋敷は、イタリアには各地にあります。
    敷地周りを歩くと30分以上かかるお屋敷は想像以上に多く点在していました。昔からの貴族はいまだにお屋敷に住んでいるらしく、「こういうお屋敷に住んでいる人は広い敷地を利用してワイナリーを持っていたりとか、昔からの土地などの資産を運用しているから永代お金持ちなのよ~」と現地の方に教えてもらいました。

     

    日本ではマッカーサーによる農地改革が行われ地主と小作人という関係が壊されたので、このような広大な敷地を持つ貴族のような存在はあまり見かけませんね。

    貴族の城をリノベーションした芸術的な外観

    そんな貴族の城だったところをVisconti社がリノベーションしています。コの字型の典型的なお屋敷の1階をリノベーションして、オフィスと工場に変えていました。

     

    ↑こんなルネサンス時代の扉に、オートロックが付けられているのがイタリアでは当たり前なのですが、日本なら蔵がオートロックくらいの衝撃です(笑)。温故知新ですね。

    もともと部屋がたくさんあった場所で、当たり前ですが工場用に作られた建物ではありません。
    ですのでレジンを削る場所で1部屋、組み立て(アッセンブリー)の部屋で1部屋、出荷の部屋で1部屋、というように、流れ作業ではなくて1段階ごとに部屋が分かれていました。

    思いもよらないところに階段があったり、城をリノベした感のあるルネッサンスな装飾が、歴史を感じさせました。

     

     

    実際の軸を削る現場は、一人の男性が責任者で、普段もひとりで現場を担っていると言っていました。

     

    大きな工作機械がいくつかあり、おおもとのパソコンにデータを入力すると、クリップや軸などを削りだしてくれる仕組みで完全にオートマチックでしたが、ライン作業ではなく、1つずつデータ入力して、レジンをセットして…という風にチェックしながら進めているようでした。

     

    レジンの削りカスがとても綺麗で思わず撮影。

     

    組み立ての現場は職人さんがたくさんいる部屋で、黙々と作業が進められていました。

     

     

    こちらではディヴィーナの組み立てを行っている方、ホモサピエンスを組み立てている方、ペン先をチェックしている方…などいろいろな作業を1部屋で行っているようでした。

     

    勝手なイメージで、イタリアの職人さんはワイワイガヤガヤ作業をしてるのかなと思っていましたが、かなり静かに作業されていました。音楽もなく、黙々と。

    でも話しかけると冗談を言ってくれたり、笑顔で返してくれたりとそこはやはりイタリア人。みなさんお優しかったです。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

     

    撮影NG!コアな仕事場、試作品ずらり

    美しい軸が生み出されるデザイン室も入ってしまいました!試作品や、未発表のペン、いままで作られてきた限定品などがずら~り。これは…!萌える…!

     

    デザインは、長年ビスコンティに勤める数名の方がコアメンバーでチームを組んで動いているようでした。

     

    最近発表されたゴッホシリーズの新作も写真撮影中でしたよ!

     

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション 万年筆 クリスマスボックス

     

    色合いがとてもかわいくて、思わず写真を撮りたくなりました。

     

    が、当時はリリースされていませんでしたので、写真はNGでした。

    マネージャーさんとお話…これからのビスコンティ

    さてさて、本日のハイライト。今回運よく、ゼネラルマネージャーのフランチェスコ・ポジェッシ氏とお話する機会を得ました。(右の方)

    実質の社長さんに当たる方なのですが、とてもスタイリッシュで真面目な印象の方でした。
    ご存知の方も多いかもしれませんが、前年度に、1988年創業以来の社長であったダンテ氏がオーナーを辞め、経営陣がガラリと変わるというビスコンティの歴史では衝撃的な出来事がありました。

     

    イタリアの万年筆業界にも波紋は広がり、その後のビスコンティの動向に注目が集まっています。

     

    現在のゼネラルマネージャーであるフランチェスコ・ポジェッシ氏はミラノでアパレル関係の貿易の仕事を長年されていたそうです。
    ミラノと言えばミラノコレクションが有名で、アパレルのメッカですよね。イタリアのアパレルブランドは海外輸出の配分が大きいので、今回のビスコンティの人事改編でも、海外輸出に長けているフランチェスコ・ポジェッシ氏が起用されたのだと思います。

     

    ちなみに広報部なども人事がガラリと変わったらしく、フランチェスコ氏のようにアパレル関係出身の、しかもミラノ界隈の方が多くいらっしゃいました。

     

    私「ビスコンティの今回の社長交代劇で、今後ビスコンティがどうなっていくのか知りたがっている人が多いと思います。」

     

    フランチェスコ氏「私も就任したばかりで、いまはビスコンティの現状把握などに取り組んでいる。こうして声を聴けるのはうれしいことです。」

     

    私「これから何を変えて、何を変えないのか、気になります。例えばスチールニブの変更はとても喜ばしいことでした。デザインは変わりましたが、書き味が安定したので、自信をもって販売できるから。あとゴッホの箱も変更しましたよね。」

     

    フランチェスコ氏「何を変えて、何を変えない…。そうですね、いままでダンテ氏が作ってきたペンたち、ブランドの強みは活かしていきたい。それに魅せられたコレクターたちをがっかりさせたくはないと思う。いままでのビスコンティは、面白い機構のペンや黄金律を取り入れたデザイン、珍しい素材のペンづくり…には長けていたが、品質を一定させることや経営に関してはあまり気を使ってこなかったように思う。

     

    これからの私の任務は、ビスコンティのブランドをより強固にしていくこと。

    より広い世界に出てもイタリアブランドとして胸を張って輸出していけること。

    興味深いものづくりはしているから、認知度をもっと上げていくこと。

    圧倒的に認知度が足りない。」

     

    フランチェスコ氏「ところでこの箱はどう思う?(ゴッホシリーズの箱を指す)」

     

    私「正直、前の三角錐の箱が良かったとお客様に言われることはあります。中の絵も全面じゃなくて縦長でトリミングされているし。」

     

    フランチェスコ氏「これはトリミングじゃなくて、…ブックマーク(しおり)なんだけど、知らなかった?」

     

    この絵の描いてある紙のこと↑

     

    私「え・・・・!( ゚Д゚)」

     

    フランチェスコ氏「イタリア人であればこの形を見ればブックマークであると瞬時に気づくけど、日本人はそうではない?」

     

    私「う~ん、気付かなかったです。日本人にとってはこのブックマークは大きすぎですね(笑)日本はしおりも小さいんです。本も文庫はすごく小さいし。この形を見てブックマークと気づく人はあまりいないかも…ホームページで伝えますね。」

     

    フランチェスコ氏「よろしく(笑)」

     

    私「あと、ホモサピエンスやミリオネアシリーズのような、面白い素材を使ったペンは他のブランドにはなくて、とても好きです。石の肌触りは心地いいですし。こういうのもっと作っていただけると嬉しいです。」

     

    フランチェスコ氏「そうなんだ!OK」

     

    同席していたイタリア人ペンマニア「あのね、金ニブでホモサピエンスより安い価格帯のものがあると、顧客は買いやすいと思うよ。いまレンブラントやゴッホシリーズがスチールニブ帯であって、パラジウムニブになると急に7,8万円(日本の値段で)とか、跳ね上がるじゃない。お客さんにとってはとても手を出しにくい価格だよ。4万円代(日本の値段で)で金ニブのペンがあるととてもいいなあと思うよ。

     

    あと、いままで限定生産品を888本ってのが多かったじゃない。ちょっと多すぎる気がする。200本くらいずつでいいんじゃない。888本ってけっこう多いよ。」

     

    勝手に経営に口を出し始めるフィレンツェ人w

     

    フランチェスコ氏「なるほど、参考になります。」

     

     

    そのあと、イタリア人同士で議論というか、ヒアリングが長い間続きました。

    私は残念ながらイタリア語はわからないので、室内の写真を撮らせていただきました。

     

    社長室にあるビスコンティの歴史たち

     

    以前はダンテ氏の部屋だったであろう、社長室にはビスコンティの歴史を彩ってきたほとんどすべてのペンが収蔵されています。

    いまではプレミアがついていて手に入らないものもたくさん…。

     

    クリップ部の変遷、素材の変遷も見ていると面白いですね。

     

    ビスコンティは初期はクリップが現在のブリッジ型ではなく、普通のクリップでした。形もいまのものとは違って、さらにクラシカルな雰囲気です。

     

    ディヴィーナやゴッホコレクションは、クラシカルな雰囲気も残しつつ、洗練されたデザインですよね。

    フランチェスコ氏が好きな日本の文具…

    さて、最後に日本からのお土産を差し上げました。

    日本のガラパゴス文具です。

    何をプレゼントしたかというと

     

    御朱印帳。


    御朱印帳 40ページ 蛇腹式 ビニールカバー付 モダン柄 梅柄縞模様(黒)

     

    「寺や神社のスタンプを集めるノートです。」と伝えると「寺のスタンプ…???」となっておられましたので、「ノートにしてください。」と言いました。

     

    空柄便箋。


    アピカ 便箋 LE655 To the sky

     

    和風なおもしろ付箋…


    学研ステイフル ココロ結び 付箋 粗品 M03496

     

    これは「ん・・なにこれ・・?」となっておられたので、「ポストイットですよ」というと、「これが?!」と驚いておられました。

     

    フランチェスコ氏はもともとアパレルメーカー出身だと前述しましたが、イタリアのアパレルの一大消費国と言えば日本も当てはまるわけで、日本には何度かいらしたことがあるそうです。

     

    「無印良品のノート大好きなんだよね。良い紙なのに安くて使いやすいのでいっぱい買い込んだよ」

    と顔をほころばせながら教えてくれました。MUJIノートいいですよね。

     

    ちなみにイタリアは日本ほど大量生産の技術が進んでいないというか、大量生産をあえてしないようなお国柄なので、工業製品は全体的に高価です。 万年筆が裏移りしないようなノートを買おうと思うと、1000円弱くらいはしてしまいます。 100円のノートはザラザラで、日本でいう藁半紙のような質感。そういったノートは主に小学生が使っています。 そう思うと日本の100円ノートの質の高さったらありません。

    フランチェスコ氏は親日

    「僕は日本人好きなんだよね」と、こんなエピソードを話していただきました。

     

    「日本人って、接待で料亭に行くじゃない。で、アパレルの仕事の商談で料亭に僕も行ったんだよね。

    それで、日本人って『まあまあ、どうぞどうぞお飲みなさい』ってどんどん酒を注いでくるわけだ。わいわい大盛り上がりでね。

    僕はそんなにへべれけに飲むことそうないから、その席で久しぶりに酔っぱらっちゃった。で、そのままタクシーで帰ったと思うんだけど、ホテルで朝目を覚ましたら

     

    財布がない!

     

    あー、マンマ・ミーア。
    もう財布は従業員の懐の中だ。そう思いつつも、一応、料亭に電話をしてもらったんだよね。

     

    そしたら…

     

    ちゃんと取ってあったんだよ!!!すぐに取りに行ったら、袋につつまれて財布が運ばれてきて…

     

    びっくりじゃない?

    イタリアなら本当に起こりえないことだよ!

     

    それから僕は日本びいきなんだ。素晴らしい国民性だ。」

     

    日本人としては非常に誇らしいお話でした。

    イタリアでも高級レストランであれば財布取っておいてくれるような気もしつつ…でもそんなへべれけのどんちゃん騒ぎした店で、財布が取っておかれてるとは思わなかったのでしょうね。(イタリアでは高級レストランで酔っぱらうほど飲むことはあまり無い…)

     

    みなさんも財布をみかけたら交番に届けてくださいね。笑

    まとめ

    後日、ビスコンティのクリップのデザインの元となったヴェッキオ橋に行って、ヴェッキオ橋がどんなものか見てまいりましたよ~!橋の上に所狭しと宝石店が並んでいる様子は、まさに「耳をすませば」の童話の中の世界…!(おわかりいただけるだろうか)

    ちなみにダンテ・デル・ヴェッキオさんが創業者なのでヴェッキオ橋のデザインのクリップにしたのではないか、と私は睨んでいます。

    ダンテ氏が社長を退いたことにより、たくさんの人事異動があったであろうビスコンティですが、おそらくフィレンツェ人で固めていた時とはまったく違う雰囲気の職場だったんだろうな、と感じました。

     

    ダンテ氏はもともと万年筆収集家で、ライフワークとして万年筆メーカーを始めたようなところもありますから、「楽しんで万年筆をつくる」という雰囲気の会社だったと思います。
    実際、ダンテ氏は会っても冗談ばかり言う、太陽のように明るい生粋のフィレンツェ人だそうですから。

     

    今回ダンテ氏にお会いできなかったのは残念でしたが、次回は必ず会いに行こうと思います!

     

    日本人の私としては、北のミラノ人で固められた職場は真面目な雰囲気で非常に安心できました。海外輸出を見据えた品質の安定、洗練されたデザイン、管理された納期…が期待できるのではないかと思いました。

    9つの代表万年筆ブランドをコンパクトにまとめた記事はこちらをどうぞ。

    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

     

    ホモサピエンスのデモンストレーターなどは変わらず美しいものが発売されていますから、もともとビスコンティのデザインが好きな方も、楽しめるのではないでしょうか。

    海外・国産の主要万年筆ブランドの特徴を網羅した記事はこちらをどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    イタリア出張で出会ったペンたち

    こんなペンたちが絶賛生産中でした!工場で生産現場を見ると、店長としても愛着がわいて思わずお勧めしたくなります!

     

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション クリスマスボックス

    2018年11月リリースの特別仕様のクリスマスボックス!実物をリリース前に拝見しましたが本当に綺麗!緑のほうもパッと明るいすごく目立つ色で、こんな緑は見たことがありません。

     

    限定生産品 ビスコンティ ホモサピエンス ブロンズ スワール 万年筆

    ビスコンティはそのホモサピエンスシリーズの形をもとに、特別なアクリルレジンを使って美しいデモンストレーターを毎年限定888本のみ生み出しています。

     

    ヴィスコンティ ディヴィーナファッション ピンクゴールド 万年筆

    女性向けのライン。ディヴィーナ独自の螺旋部分の金色が、ネイルみたいに本当にキラキラしていて綺麗でした!女性向けでこんなに迫力あるペンはなかなかありません!

     

    世界888本 ビスコンティ 万年筆 キャンティシャーレ

    ホモサピエンスの限定スケルトンは本当に美しい。セルロイドとアクリルを混ぜたアクリロイドという素材が使われています。

     

     

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  • アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

     

    アウロラから2018年に発売されたアウロラの88(オッタントット)シガロブルーの万年筆。
    佐藤店長が検品しつつレビューしている様子をご紹介します。

     

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!

    2018年に発売されたシガロブルー。
    2017年にまさに葉巻!というブラウンが発売されたのですが、それのブルーバージョンになります。

    アウロラ シガロブルー sigaro aurora

    アウロラ シガロブルー sigaro aurora

    アウロラ 限定生産品 シガロブルー 万年筆

     

    アウロラ シガロブルー sigaro aurora

    スペック

    ・ペン先:18K ソリッドゴールド・ロジウム仕上げ

    ・文字幅:EF/F/M/B

    ・機構:リザーブタンク付ピストン吸入方式

    ・サイズ:収納時:約137mm (筆記時:約160mm)

    ・直径(最大径):約15.5mm

    ・重量:約44g

    ・素材:ラッカー

     

    ●リザーブタンク付ピストン吸入方式とは?

     

    アウロラ独自の吸入機構です。
    筆記中にインクが切れても、尻軸を回してピストンを押し下げると、
    自動的にリザーブタンク(予備タンク)からインクが供給され、A4で1~2枚程度書き続けることができます。

    オプティマよりも長めでスタイリッシュなイメージの軸

    aurora シガロ アウロラ

    大きめなサイズの外箱に入っています。
    軸のサイズはアウロラのフラグシップモデルであるオプティマよりも長めで、直径はほとんど変わりませんが、オプティマは88よりも短めなので、比べると88のほうが細く見えますね。

    持った感じは?

    軸の長さ、太さ的には男性の手のほうがしっくりくるでしょうか。
    キャップが重いので、ポストすると後ろに重心がかかる感じはあります。

    ですので女性や手の小さい方はキャップはポストしないことをおすすめします。

     

    総重量が44gで、アウロロイド樹脂でできた88(オッタントット)よりもずっしりと重みがあります。
    軸の重さでインクが出ていくような感覚ですので、
    長期筆記にも向いてると思います。

     

    全体が金属でできている軸などですと、70-80gというペンも少なくありませんが、
    シガロブルーは大きさ・重さのバランスも良いです。

    入門的な万年筆に慣れた人にとっては
    シガロブルーは10年単位の筆記を見据えた、
    人生のパートナー的存在になりうるペンでしょう。

    ラッカーの雰囲気がとてもニクイ

    独特のラッカー仕上げがポイントです。
    アウロラといえばアウロロイド樹脂が有名ですが、
    このラッカーは、軸に職人さんが一つ一つ丁寧に色付けしているそうで、なかなか難しい工程だそうです。

    模様も一つ一つ違います!

    ラッカーといえば、アウロラの入門的万年筆・イプシロンにもラッカーがありますが、
    風合いが違います。
    深みがあるといいますか…
    透明感もあわせもち、奥深いブルーです。

    アウロラ シガロブルー sigaro aurora

    アウロラ シガロブルー sigaro aurora

    軸色は、濃い青をベースに、大理石のようなラッカー仕上げ。黒や薄い青の濃淡がとても美しいです…!
    ラッカー自体が非常に高級感があります。

    吸入方式のリザーブタンク付ピストン吸入方式とは?

    aurora シガロ アウロラ

     

    筆記中にインクが切れても、尻軸を回してピストンを押し上げると、自動的にリザーブタンク(予備タンク)からインクが供給され、A4用紙で1~2枚程度(ペン先字幅などによりますが)書き続けることができる吸入方式です。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

     

     

    頼りがいのあるニブに任せて

    aurora シガロ アウロラ

    サリサリっとした書き心地がとっても気持ちいいアウロラの88(オッタントット)。

    よく聞くけど、サリサリ感て何?
    サリサリ感は、アウロラのペン先の書き味を表す際によく使われる表現です。
    鉛筆で書いているような、とよく評されますが
    質の良い細かい珊瑚の砂の上で寝転んでいるかのような…。(わかりにくい?)
    ペンポイントの状態が悪いと「ガリガリ」ということがありますが、
    それとは全く違います。
    狙って出している、アウロラ独自の感覚。
    個人的にはこのサリサリ感がすごく好きです。「書いている」という感覚を得られるので、しっかりと地に足をつけて書けるような気がするんです。

    そしてサリサリするのに、アタリは柔らか。ただ柔らかいだけではなく、適度な固さとシャープさも兼ね備えています。

     

    アウロラの字幅の太さは国産のFサイズとほぼ同じくらいか、やや太めくらいですので、普段国産万年筆を使い慣れている人にもおすすめ。

    (動画ではパイロットカスタムのFサイズと比較しています)

    アウロラのニブは世界的にも評価が高く、アウロラのサリサリ感にハマるとアウロラしか使わなくなる人もいるほど。

    アウロラはニブから軸に至るまですべて自社工場で作っている数少ないメーカーなので、書きやすさにもこだわりが詰まっています!

     

    (※FサイズとかMサイズとか何?と思ったあなたは以下の記事を参考にしてみてね。)

     

    キャップなしでもある程度の重さがありますが、その重みによってすらすらと書きやすくなっています。

     

    もしもインクが漏れてしまったら・・・

    アウロラを使っていると、ときどきインクが漏れるというお話を聞きます。

    その原因は、キャップを強く締めすぎると、アウロラのインク窓とキャップのネジがあたってしまう(インク窓に負荷がかかる)からなんです。

     

    気密性を高めるためにキャップをぎゅーっと締める方もいますが、アウロラのキャップは、やさしくそっと締めるようにしてくださいね。

     

    アウロラ88 シガロ・ブルー まとめ

    ラッカー仕上げの青の濃淡がとっても美しいアウロラ88(オッタントット)は、男性にも女性にも使いやすいデザイン。

    また、アウロラのアウロロイドに比べて、より重厚感のある大人向けなモデルとなっています。

     

    ペン先もなめらかで書き心地が良いので、デザイン・機能性ともにバランスが高い万年筆です。

     

    ぜひこの機会に、ご自身の特別な文具として、あるいは大切な方へプレゼントとして検討してみてくださいね。

     

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  • 【レビュー】モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットの書き味は?

    【レビュー】モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットの書き味は?

    とっても妖しく美しい万年筆、モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレット(イタリア名:ヴィオラ)。


    佐藤店長が検品しつつレビューしている様子をご紹介します。

    モンテグラッパの代表モデル「エキストラ1930」と「フェリチタ」の書き味比較はこちらをどうぞ。

    【モンテグラッパの書き味とは?】エキストラ1930とフェリチタの比較、調整のレポート

    ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレット(Fサイズ)の検品レビュー

    スペック
    ・ペン先:スティールペン先
    ・文字幅:F・M・B
    ・サイズ 長さ:約141mm(収納時)
            約178mm(筆記時)
            胴軸径:約13mm キャップ径:約15mm(クリップ除く)
    ・インク方式:カートリッジ/コンバーター両用式
    ・重さ
    ・素材:プレシャスレジン パラジウムプレート

    美しい外箱

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    大きめなサイズの外箱に入っています。箱の柄はシンプルながらも美しい格子柄です。

    外箱を開けると中には一回り小さな箱があります。その中に、モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレット・ヴェネツィア万年筆は収められています。

    サイズ感

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    佐藤店長の手のひらを広げたくらいの大きさで、国産の万年筆に比べるとサイズは大きめです。太さも同様に、国内でつくられる万年筆に比べると太め。普段、小さめの万年筆を愛用している方には、すこし大きく感じられるかもしれないです。

    見た目は?

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    軸色は、紫をベースに黒や白のパールが散りばめられた妖しく美しい見た目です。

    ヴェネツィア独特の仮面や綺麗な色のベネチアングラスなど、ムラーノ島に存在する妖艶な紫色がモデルになっているのかもしれません。

    煙管はさりげなく王冠の形になっていてかわいいです。クリップは上品な曲線の形。

    ペン先は、スチール(鉄)で、箱の柄と同じ美しい格子柄が刻まれています。

    全体として上品な印象で、大人の女性や落ち着きのある男性に似合う万年筆です。

    吸引は?

    モンテグラッパ ドゥカーレムラーノ ヴァイオレット

    コンバーター式でまわして吸入します。

    コンバーターは挿すタイプではなくネジ式なので使いやすい!
    モンテグラッパの良いところです。コンバーターがぐらつかない!

    もし使っているうちにゆるくなったら、純正品を購入して交換することをおすすめします。

    (※コンバーター式って何?とおもったあなたには以下の記事がおすすめ)

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    書き味

    サラサラとした書き心地で、カリカリっと書けるのはパイロットの書き味の印象にも似ています。

    モンテグラッパのインクが元々さらっとした軽いインクなので、それに合わせた書き味なのかもしれません。

     

    国産のFサイズよりは太く、Mサイズくらいの印象です。

    スチールは分厚すきず、普段使いにぴったりな書き味です。

    (※FサイズとかMサイズとか何?と思ったあなたは以下の記事を参考にしてみてね。)

    キャップはポスト(尻軸にはめこみ)できる?

    残念ながらキャップはポストできません。してもいいですが、キャップがデザイン上重めですので、ポストするとバランスが良くないのです。

    イタリア万年筆の良いところでもあり、悪いところでもあるのがこのデザイン重視なところですね。

    でもこの王冠の形のキャップ、極上にかわいいので許してやってください・・!

    モンテグラッパ ドゥカーレ・ムラーノ シリーズとは?

    ヴェネチアングラスで有名なムラーノ島をモデルにした万年筆

    ムラーノ島は、イタリア北東部ヴェネツィア本島の北東、マラーニ 運河に沿って位置する島です。

    当時のヴェネチア共和国は交易で栄えた国でした。交易品の内、一番珍重されたヴェネチアン・グラスです。美しいヴェネチアン・グラスをつくる技術の流失を恐れたヴェネチア共和国は、1291年全てのガラス工場をムラーノ島に集め、職人やその家族等をこの島に強制的に移住させる保護をすることで、その技術を徹底的に守ろうとしました。現在でもヴェネツィアングラスの工場はすべてムラーノ島にあります。

    美しくも悲しい島、ムラーノ島をモデルとして1930年代モンテグラッパの黎明時代にハイモデルとして発売されてた万年筆の復刻版として現在発売されています。

    色は3色

    深い海のような軸色の「マーレ」

    刻一刻と変わる砂浜のような「サンド」

    今回ご紹介した「ヴァイオレット・ヴェネツィア」

    どの色でもヴェネツィアン・グラスのように美しい軸がレジンで再現されています。

     

    まとめ

    ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットは贈り物にも自分用にもぴったり!

    万年筆に限らず贈り物を選ぶときには、中身の品質はもちろんですが、外箱の素敵さが気になってしまいます。

    ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレットは、自分用にもぴったりですが、大切な人へのプレゼントにもとても合う万年筆だなあと感じました。

    今回検品した万年筆

    ドゥカーレ・ムラーノ ヴァイオレット

    【ペン先】
    ・スチールペン先
    ・文字幅:F/M/B
    【機構】
    ・カートリッジ/コンバーター両用式
    【サイズ】
    ・長さ:約141mm(収納時) 約178mm(筆記時)

    ・胴軸径:約13mm キャップ径:約15mm(クリップ除く)
    【素材】
    ・プレシャスレジン パラジウムプレート

    あわせて読みたい

    同じくモンテグラッパの限定モデル・人気モデルのレビューはこちら。

    文化の息吹感じる…モンテグラッパ・モザイクシリーズをレビュー
    モンテグラッパ エキストラ1930地中海ブルーの使い心地は?

    モンテグラッパブランド全体や姉妹レビューもどうぞ。

    モンテグラッパブランドまとめ
    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

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    万年筆の使い方・選び方に困ったら

  • あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

     

    国内にも、国外にも、さまざまな万年筆ブランドがあります。今回はそのなかから9つ、有名な万年筆ブランドをざっくり!ご紹介しましょう。

    超詳しいロングバージョンは一番下にリンクがあるので見てみてくださいね!)

     

    モンブラン

    モンブラン ユニセフ 万年筆

     

    『モンブラン』は、ドイツの歴史ある万年筆ブランドです。高級ブランドとして世界的に認知されており、1本持っていればステータスにもなるでしょう。初心者でもなめらかに書ける点が人気です。

     

    ペリカン

    『ペリカン』も有名なドイツの万年筆ブランドです。実用性を重視しており、本格的で高価なものから子どもの使えるものまで、幅広く展開されています。

    ペリカンの代表モデル「スーベレーン」について詳しくはこちらの記事もどうぞ。

    世界的人気を誇るペリカンの【スーベレーン】の魅力とは?

     

    ラミー


    LAMY ラミー 万年筆 EF 極細字 サファリ ペトロール L24PE-EF 両用式 限定 正規輸入品

    もうひとつ、ドイツの万年筆ブランドとして『ラミー』があります。斬新で機能的なデザインが特徴的です。自社生産を貫いているところも特筆すべき点です。

     

    パーカー

    パーカー 万年筆 F 細字 ソネット ブルーラッカーCT 1950885 両用式 正規輸入品

    『パーカー』はイギリス(創業はアメリカ)の有名な万年筆ブランド。「世界で最も愛されているペン」という称号を持ち、120年以上の歴史を誇ります。英国王室御用達にも認定されています。

     

    クロス

    クロス 万年筆 F 細字 センチュリー2 3309-F メダリスト 正規輸入品

    アメリカ発の有名万年筆ブランドには『クロス』があります。1846年に創業された、アメリカでもっとも歴史の古い万年筆ブランドで、流線型のデザインと、コストパフォーマンスに優れている点が特徴です。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    ウォーターマン

    『ウォーターマン』はフランスのブランド(創業はアメリカ)で、世界で最初に万年筆を開発した老舗です。ポーツマス条約やベルサイユ条約の調印式など重要な国際会議でも使われてきました。美しいデザインが特徴で「ライティング・ジュエリー」とも呼ばれています。

     

    パイロット

    パイロット 万年筆 カスタム74 FKK1000RB-F 細字ブラック

    国内の万年筆ブランドでは『パイロット』が有名です。豊富な種類があるため、自分に合った1本を見つけられるでしょう。日本らしい和テイストデザインの商品もあります。

     

    セーラー

    セーラー万年筆 万年筆 プロフェッショナルギア スリム 銀 ブラック 細字 11-1222-220

    同じく有名な国内の万年筆ブランドに『セーラー』があります。日本で初めて万年筆の国産化に成功した由緒あるメーカーです。ペン職人による手作業にこだわり、Made in Japanを体現している万年筆といえます。

     

    いかがでしたか?あなたはいくつの万年筆ブランドをご存知でしたでしょうか。まだまだブランドはたくさんありますので、自分に合うブランドを探してみてください。

     

    ↓こちらがロングバージョン。気合を入れて読んでくださいね!

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  • 洗わないとインク漏れも! カートリッジ式・コンバーター式万年筆の洗い方

    クリーニングケアが大事な万年筆

    万年筆は定期的にお手入れしましょう。きちんと洗っておかないと、インク漏れを起こしてしまうこともあります。今回はカートリッジ式、コンバーター式万年筆を中心に、万年筆の洗い方をご紹介します。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    カートリッジ式の洗い方

    まず、コップに40度前後のぬるま湯を準備しましょう。あわせて、万年筆の首軸を胴軸から外し、インクカートリッジを取り外します。次に、ペン先とペン先のついた部分(大先)を水ですすいだら、お湯を入れたコップの中に首軸ごと沈めてください。通常、1~2時間できちんと洗えますが、しばらく万年筆を使わずにいた場合は、一晩つけておくのがよいでしょう。

    wpsDCC3.tmp

    水が汚れてきたら、適宜ぬるま湯を交換します。汚れた水のまま放置しておくと、金属部分がさびたりくもったりするなど、傷みの原因になります。

    wpsDCD4.tmp

    十分につけて洗浄できたら、流水を万年筆に通してさらにインクを落とします。そして最後に、やわらかい布やティッシュペーパーを使って水分をふき取り、完了です。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    コンバーター式の洗い方

    コンバーター式の万年筆についても、カートリッジ式の場合と同様にペン先と大先を洗浄しましょう。コンバーターを使うと洗浄はカートリッジ式より簡単です。インクの色が出なくなるまで、インクを吸入するような要領で、水の出し入れを繰り返すだけ。コンバーター内もきれいに洗えたら、最後にやわらかい布などで水分をふき取ってください。

    なお、カートリッジ式万年筆の洗浄用に、コンバーターを単体で購入しておくのも手です。水流を起こしてペン先を洗浄できるため、流水を通すお手入れよりも、きれいに、また簡単に万年筆を洗えます。

    いかがでしたか? しばらく使っていない万年筆がある場合には、ぜひきれいに洗って使ってあげましょう。また普段から万年筆を使っている人も、インクを入れ替えるときなどには正しい方法でお手入れしてあげてくださいね。

    Il Duomoのショップで文具をみる

    あわせて読みたい

    もっと丁寧にお手入れしたいかた・吸入式の万年筆を持っているかたはこちらもどうぞ。

    吸入式万年筆の洗い方をていねいに解説
    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    洗っても直らないトラブルや、インクの正しい使い方についてはこちら。

    「万年筆からインクが出ない、かすれる。故障かな?」と思ったらまず確認すること【トラブルシューティング】
    混ぜない、足さない! 万年筆インクの正しい使い方―古典インク、顔料インク、染料インクとは

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  • 【店長の検品日記】ビスコンティ・ヴァンゴッホコレクション・自画像(EF)とアイリス(F)を比較レビューしてみた=Visconti Van Gogh Portrait&Irises

    【店長の検品日記】ビスコンティ・ヴァンゴッホコレクション・自画像(EF)とアイリス(F)を比較レビューしてみた=Visconti Van Gogh Portrait&Irises

    こんにちは。Il Duomoの店長・佐藤です。

    ビスコンティのゴッホコレクションの自画像(EF)とアイリス(F)がたまたま手元に揃ったので、こりゃEFとFを比べるいい機会だなと思って比較レビューしてみました。

    YouTubeにもアップしたのでぜひそちらも併せてご覧ください(^^♪

     

    ※注意※ 店長追記
    2022年9月22日現在、ビスコンティのスチールニブは仕様が変わっています。
    ご注意ください。

     

    ビスコンティのゴッホコレクションとは

    visconti-complete1

    ビスコンティのゴッホコレクションは、ビスコンティのラインナップの中でも一番人気の商品なのではないでしょうか?ゴッホの名画のカラーを使ったレジンと、マグネティックロックが使われている両用式のビスコンティの一押しのラインです。

     

    実は私、はじめて高級文具に触れたのもこの「ゴッホコレクション」が初めてでございました(遠い目)。まだ万年筆のマの字も知らなかったうら若き頃、取引先でもあり、親戚のイタリア人のお兄様がわれら夫婦への結婚祝いにと、「ひまわり」と「アルルの寝室」のローラーボールをプレゼントしてくれたのです!

     

    これは本当に嬉しかったですね。芸術好きな私たちにぴったりのプレゼントでしたし、初めて持つ高級文具の質感に惚れ惚れしてしまいしばらく使わずに飾ってあったことを思い出します(笑)。今はしっかり使っていますよ(^^;)

     

    そんなこんなで私には思い出深く、いまでも大切なモデルの一つのゴッホコレクションですが、全種類では12種類(廃盤になったものも…)あり、それぞれのBOXに実際のゴッホの絵がプリントされているのが特徴です。これがアート好きの心をくすぐります…!

    先ほど申し上げたようにコンバーターとカートリッジが両方使える両用式で、初心者の方でも使いやすいのが特長です。

     

    18面カットでダイヤモンドのようにきらきら輝く軸

    ビスコンティ・ゴッホコレクション・アイリス

    同じ両用式で、ゴッホよりもお求めやすい入門モデル・レンブラントと一線を画しているのはやはり軸のレジンの美しさ。

     

    それぞれの名画から抽出したカラーのレジンを数種類混ぜ合わせてマーブル模様にしてあるのです。

     

    さらにそれをダイヤモンドカットのように18面カットに面取りしてあるため、光にかざすとまさに宝石のようにきらきらと輝きます。これには老いも若きも、男も女も、うっとりするに違いありません。とりあえず私はいつもうっとりヨダレをたらしています(;´Д`)

     

    これですね、職人さんが一つ一つ手作りで軸を削りだしているため、どの軸も表情がぜんぜん違います。いままで何本もゴッホコレクションを検品してきましたが、本当に軸の模様が千差万別。

     

    ネットなどで評判を見ていると「どんな模様が来るかわからないから怖い」という評価もあります。

     

    でも、これまでのIl Duomoのお客様の反応を見ていると、「こ…これは綺麗ですねー…!」と言われる方がほとんど。どの模様が来るのかも、日本人なりに言えば「ご縁」のような気がします。どんな模様が来るかわからない、ハラハラドキドキ感も楽しめれば最高です。(ペリカンとかなら2-3本店頭で比較…というのもできなくはないですが、ビスコンティの場合は在庫そんなにないだろうから難しいかも。それに見た目は見すぎているとよくわからなくなってくるw)

     

    EFとFの違い、書き味はどうなのか

    さて、純正インクで検品を始めます。

     

    Il Duomo 検品

    動画の中でも触れていますが、Il Duomoでは各社純正インクでの検品を行っています

    本国でも出荷時に検品はされているのですが、日本とは基準がかなり違うのか、まれにインクの通りが悪いのも当たるようです。

     

    また、通常は薄くインクに染めた水でインクの通りを検品しますが、通りがあっても、良い書き味かどうかは正直、しっかりインクを入れてみないとわかりません。

    ですのでそういった細かいことまで分かるように、Il Duomoでは純正インクを入れて試し書きの検品をしているのです。

     

     

    実際にビスコンティの純正インクを吸入してみます。コンバーターはこんなかんじ。

     

    ゴッホコレクション・コンバーター

     

    ビスコンティのインクは粘度が高いぬらぬら系のインクです。ですのでペン先もぬらぬらに合ったフローになっています。

     

    サラサラ系のパイロットなどを入れると書き味が結構悪くなってしまいますし、保証が受けられないので注意が必要です。

     

    アイリス F

    ゴッホコレクション・アイリス

    ゴッホコレクションはスチールのペン先です。しなりはほとんどありません。

    アイリスはF(細字)ですが、どうでしょうか。ビスコンティのFは国産の万年筆のM(中字)くらいかと思います。

    Mまでいくとインクフローは流れるようですし、インクの粘度もあいまって気持ちの良い書き心地。そしてペンポイントのせいなのか、「丸い」書き心地ですね。

     

    ちなみにペン先はレンブラントと変わらないものだと思います。

    ゴッホコレクション・アイリス。試し書き

    自画像 EF

    ビスコンティの自画像1

    さて、EF(極細)ですが、EFはこれまで特別生産だった名残なのか、F/M/Bとペン先のデザインが違います。

     

    F/M/Bには「Visconti F」などとペン先のサイズが書いてあるのですが、EFにはそれはありません。

     

    しかも「Visconti Caligraphy」と書いてあるので最初は「カリグラフィーペンなの?」と思いましたが違うようです。

     

    そしてEFのみ、書き味が違います。細字なので当たり前ですが、滑らかな中にもカリカリとした書き味。ただ、鉛筆のような乾いたカリカリ感ではありません。

    あくまでもぬるぬる、その向こうに感じるカリカリ感…って感じです。

     

    しかもCaligraphyと書いてあったからなのか、関係あるかわかりませんが、縦線は太く出るような気がします。F/M/Bではそのようなことは感じたことはありません。

     

    ビスコンティの自画像試し書き

    ゴッホコレクション・EF

    そんなこともあって、ゴッホのEFは強弱を表現しやすいのでペン習字にすごく向いている気がします。

     

    マグネティックロックとは?

    ビスコンティのモデルには多く採用されているマグネティックロック。

    キャップ部分に磁石が内蔵されており、キャップを閉めるときに力を込めなくてもひとりでにカシャン!と締まる仕様です。

     

    私は高級文具に触れたのがビスコンティが初めてでしたので、「そうか、高級な文具は磁石で閉まるんだな。うん、こりゃ高級感あるわ。」と思いこみましたが、そんなことなかったですね(笑)。

     

    わかりやすい動画がこちら。(1:30くらいのところでマグネティックロックがカシャンと締まる部分が!)

     

    ロットが2016年から変わったもよう

    ビスコンティクリップ

    そうなのです。レンブラントもそうなのですが、2016年にロットが変わってから、クリップや一部BOXのデザインや仕様が変更になりました。

     

    ビスコンティの特徴でもある、フィレンツェ・ヴェッキオ橋をデザインしたといわれる、クリップの部分が、旧ロットでは黒地に白字でViscontiと書いてあったのが、新ロットではスモーク地に白抜きで、より美しいデザインへと変化していました!以前よりも、レジンの色が映えるカラーリングになったのでは?と思います。

     

    良いぞ良いぞ~~(*’▽’)

    まとめ

    ビスコンティ・自画像&アイリス

    水色の自画像と、緑のアイリス。どちらも魅力的でした~。
    自画像の方はゴッホの髭の色の茶色がアクセントになってますし、アイリスは緑と濃い青、そして土色、黄色も混ざっているのでよりカラフルな感じ。

    これはもう好みになってしまうのですが、この二つで悩まれる方も多いのでは?と思ったので比較してみました。(いままでの経験上、男性は自画像、女性はアイリスを好む傾向があるような気も。でもお好みですけれど(^^;))

     

    ビスコンティのゴッホコレクションには、ほかにも黄色「ひまわり」や赤「アルルの寝室」など色々な軸があるので、随時レビューして参りたいと思います。

     

    今日検品した万年筆

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション・自画像アイリス

    【ペン先】
    ・スチールペン先
    ・文字幅:EF/F/M/B
    【機構】
    ・カートリッジ/コンバーター両用式(コンバーター付属)
    【サイズ】
    ・長さ:約140mm(収納時)/約159mm(筆記時)
    ・最大胴軸径:約12.5mmφ キャップ径:約15mmφ(クリップを除く)
    ・重さ:約31g
    【仕様】
    ・マグネティックロックシステム
    【素材】
    ・ナチュラルベジタルレジン
    【付属品】
    ・専用ギフトボックス

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    ビスコンティの本社レポや代表モデルにご興味のあるかたはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!
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    万年筆の基礎(ペン先・字幅)について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)
    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

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  • 【リアルおすすめ日記】ビスコンティ・ヴァンゴッホコレクション・アイリス・ニブEF。美しいレジンの色に一目惚れした

    【リアルおすすめ日記】ビスコンティ・ヴァンゴッホコレクション・アイリス・ニブEF。美しいレジンの色に一目惚れした

    こんにちは。Il Duomoの店長、佐藤です。
    今回は友人でもあり、書道の硬筆書写検定2級保持者のWebライター・吉田葵さんに記事を寄稿してもらいました。というのも、吉田さんは硬筆書写検定の1級を目指して勉強しているのですが、それにあたって良い万年筆があれば勉強もはかどるし気分もアガる♪ということで、「なにかおススメある?」と相談してくれたのでした。

    万年筆初心者へのおススメ提案ーペンソムリエとしては初めてのお仕事(笑)だったので、ウキウキと提案させていただきました。以下は吉田葵さんの寄稿文です。

     

    ============

    はじめての万年筆、ビスコンティ

    ビスコンティ・ゴッホ・アイリスの写真1

     

     

    はじめまして。万年筆初心者の吉田です。

     

    美文字を目指す記念に万年筆の購入を検討し ひとめぼれしたビスコンティの万年筆 を購入しました。

     

    はじめてなのにビスコンティなの?ひとめぼれで決めて大丈夫?

     

    万年筆好きの方ならそう思われるでしょうか?その実状、選んだ理由や魅力についてお伝えしていきます!

    Il Duomoの店長がビスコンティ本社にお邪魔したときの現地レポートはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

     

     

    万年筆初心者が舶来品を購入するまでの不安

    私は幼少からペン習字をしていました。仕事の影響で10年のブランクがありますが、再び書道を始めることにしました。

     

    当時ペン字教室で使用していたのは、えんぴつやボールペンのみ。ですのでペン字経験者と言っても、万年筆はド素人なんです。

     

    万年筆はペン字との相性も良いとは聞くけど、未経験でハッキリとはわからないし…その他にも疑問だらけ!

     

    ・お値段

    ・取り扱い、お手入れ

    ・飽きて使わなくなってしまったら

     

    私同様、初心者の方なら皆さん考えることではないでしょうか?

    不安解消!Il Duomoの万年筆の体験会

     

    そんな時、たまたま近くで開催されていたイル・ドゥオモの万年筆体験会に参加しました。

     

    万年筆を身近に感じることができる機会、おすすめです!

     

    体験内容は 数種類の万年筆・インクでの試し書き、インクの吸入 など。カタログでたくさんの海外万年筆を知ることもできます。もちろん、価格の相談も。

     

    体験した万年筆・インクは以下の通りです。

     

    ・デルタ イタリアーノ M

    ・ビスコンティ レンブラント F

    ・ビスコンティ レンブラント EF

    ・パイロット カスタム74 F

    ・パイロット カクノ F

    万年筆は力を入れない自然なタッチで書くことができるので、美文字のコツをいち早くつかむことができる と感じました。

     

    ペン習字的観点から言うと、筆圧高い人には重めがおすすめです。

    中でも、  重みのあるビスコンティが一番力が入りにくく、美文字を書きやすい と思いました。

     

    体験会では店長が体験者の疑問に丁寧に答えてくれます。その結果、私の不安も解消され、私を含めた体験者は自分にあった万年筆を見つけることができました。

     

    デザイン、重さ、どちらをとってもビスコンティが人気でしたよ!

     

    一般に、初心者向けの万年筆には安価で使いやすいメーカーさんをおすすめされています。

    多くの万年筆を体験したプロのすすめは安全牌ではありますが、そのセオリーに従う必要はないんです。

     

    コレクションするのも万年筆の楽しみですが、使ってこその筆記具です。

     

    デザインの好みや重さ、フィット感、本当に気に入る1本が見つかれば、雑に扱わず長く使うことができるのです。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

     

    長く使えばペン先に自分の癖がつきますし、きっと愛着ある大切な1本になることでしょう。

    デルタのDVシリーズの各モデルの違いはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します

     

    ゴッホのアイリスに決めた!万年筆の決定・注文・到着

    wps3D78.tmp

    カタログにはたくさんの芸術的万年筆が載っていますから、迷ってしまうかもしれません。ビスコンティ以外のブランドも盛りだくさん…高貴で見目麗しい万年筆の姿もあります。(とーってもお高いんですが)

     

    ビスコンティの特徴は、万年筆に絵画をモチーフとした芸術を濃縮させたところ。

     

    中でもゴッホの絵画は誰もが知っているため親しみやすく、さらに、高価な万年筆の中でもお財布に優しい価格なんです。

     

    という理由も込みで、私の万年筆は  ゴッホコレクションのアイリス に決まりました。

     

    wps3DA8.tmp

    ところで、ビスコンティの万年筆、一つ一つの万年筆に個体差があるそうです。

     

    レジンをマーブルに混ぜてひとつひとつ職人が手作りしているため、同じ配色をしても、それぞれの色の配置や面積は同じにならず、雰囲気が異なる仕上がりになるのです。(店長談)

     

    顧客としては、どんな届くのか少し心配になりますが、その反面、特別な気持ちで万年筆に出会うことができますね!

     

     

    フィレンツェ発の芸術品

    wps3E74.tmp

    遠路はるばる、我が手元に万年筆が到着しました。発注から2週間と少しだったでしょうか。

     

    wps3E85.tmp

    中を開くとビスコンティのアイリスと共に、ゴッホの『アイリス』の絵が目に飛び込んできます。そして問題のペンはどうかな?

     

    wps3E95.tmp

    「きれー!!これは当たりかも!」(店長と共にきゃーきゃー騒ぎました)

     

    wps3F13.tmp

    何と質の高い芸術でしょうか。

    絵画『アイリス』のイメージにピッタリ。素晴らしい職人技ですね。

     

    個体差はどうか?

    付属のカタログと比較してみます。

     

    wps3FB1.tmp

    カタログの物とは印象が異なりますね。個体差を感じますが、とっても好みの色味です。やはり、面によって色あいが異なるので個体差を感じますね。

     

    wps3FF0.tmp

     

    本体をひねると、コンバーターが現れます。インクの補給はここで行います。

     

     

    ビスコンティの書き味は?実際に書いてみた

    インクの出方、書き味のチェックです。

     

    私は万年筆を大学ノートでも使いたいと思い、ペン軸を一番細いEF(エキストラファイン)にしました。

     

    力を抜いても字が書けるので、細いボールペンの字とは柔らかさが違います。

     

    美文字を書くのに万年筆は向いていると思ったポイント

     

    ・力を抜く

    ・手本に惚れ込む(良い師匠に弟子入りする)

    ・書くリズムを一定に、テンポ良く書く

     

    美文字にはこの3つが重要ですが、驚くべきことに、万年筆を使うことによって「力を抜く」のに技術は必要なくなります。

     

    ・力を抜く→万年筆使用で勝手に力が抜ける

     

    あとの2点は…

     

    ・手本に惚れ込む→なりたい文字はネット上で探せる!

     

    手本に関しては、SNSで美文字を投稿される方が多いので、教室に通わなくても美文字を学ぶことができます。

     

    目標とする文字がハッキリわかれば美文字への強い意欲となり、上達が早まるんです!

     

    ・書くリズムを一定に、テンポ良く書く→これは別記事で紹介しますね。お楽しみに。

     

    wps4020.tmp

    やっぱり純正インクが良い、という話

     

    ヴィスコンティのインクも購入しました。色はブルー。ボトルも芸術的です。

     

    wps4040.tmp

    wps409F.tmp

    美術館から持ち出したかのようなこの外観。・・・見た目通りに場所は取ります。日本のシンプルな物とは違い、ヨーロッパらしい形ですね。

     

    wps40EE.tmp

     

    正直、芸術的だと思う反面、使い勝手悪そう!が第一印象でした。

     

    しかしコロンと倒れてしまいそうに見えて、意外と安定しています。

     

    さらに安定させる工夫も凝らされてるんです。

     

    wps413D.tmp

     

    ケースのブルーの部分、こんな裏表になってます。

     

    インクを吸入するときは写真左の向きにして・・・

     

    wps415E.tmp

    透明ケースをはめ込みます。

    wps41AD.tmp

     

    できました!ケースを利用した吸入仕様、完成です。どこまでも美にこだわってますね!!

     

    イタリア人の美への追求がすごい・・・!

    純正インクの書き心地、実際どうなの?

    体験会ではビスコンティ万年筆に使用したのは国産インクでしたので、

    手元に届いてから純正インクを使ったのですが、書き心地が全然違います

     

    パイロットはサラサラしたインクなので、ビスコンティには合わないかもしれません。

     

    純正インクは粘度の高いヌラヌラとしたインクなので硬いペン先にも合っています。

    より良い書き心地を求められるなら身近に買える他社インクより純正インクをおすすめします。

     

    (他社インクを使用すると保証が受けられなくなるのでお気を付けを!)

     

    まとめ

    ・ヴィスコンティの万年筆は芸術品(ひとめぼれに御用心~)

    ・純正インクとの相性抜群

    ・美文字との相性も良好

    いかがでしたか?皆さんの万年筆購入のお役に立つことができれば幸いです。

     

    特別な仕入れによって舶来万年筆が安価に購入できるイル・ドゥオモとの出会いで、私の運命の1本が決まりました。店長、ありがとう!

    この機会に万年筆を使った美文字、目指してみませんか?

    舶来万年筆と国産万年筆の書き味・字幅の違いについてはこちらの記事もどうぞ。

    舶来万年筆(海外万年筆)と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

    紹介した万年筆

    wps41EC.tmp

    ヴィスコンティ ヴァンゴッホコレクション アイリス

    【ペン先】
    ・スチールペン先
    ・文字幅:EF
    【機構】
    ・カートリッジ/コンバーター両用式(コンバーター付属)
    【サイズ】
    ・長さ:約140mm(収納時)/約159mm(筆記時)
    ・最大胴軸径:約12.5mmφ キャップ径:約15mmφ(クリップを除く)
    ・重さ:約31g
    【仕様】
    ・マグネティックロックシステム
    【素材】
    ・ナチュラルベジタルレジン
    【付属品】
    ・専用ギフトボックス

    店長追記:ゴッホコレクションの中では自画像が一番人気なのですが、店長的にはアイリスが一番色味が綺麗に出ており、特に女性には良いな~と感じます。

    Il Duomoのショップで文具をみる

    あわせて読みたい

    ビスコンティの他のヴァンゴッホ系・歴史的レビューはこちらをどうぞ。

    ビスコンティ・レンブラントをレビュー
    ビスコンティ・ミッドナイト・イン・フィレンツェをレビュー

    ビスコンティブランドの全体像・人気モデル・本社レポートはこちらをご覧ください。

    ビスコンティ人気モデルまとめ
    ビスコンティ本社訪問レポート

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

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  • はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    万年筆の肝ともいえるペン先。違いをみていこう

    万年筆をはじめて選ぶ方にお伝えしている【はじめての万年筆えらび】シリーズ、今回はペン先編。インクを紙に伝わらせる肝の部分であるペン先(ニブ)には太さや材質によってさまざまな種類があります。あなたに一番合うペン先はどれでしょう?

    シーンによって必要な線の太さが違う!

    lamy-test-pennini

    同じLAMY Safariでもこの通り。

    ペンの字幅と太さの目安

    ペン先の太さ 日本語表記 mm
    SEF 超極細 0.18~0.24mm
    EF 極細 0.24~0.28mm
    F 細字 0.28~0.34mm
    MF 中細 0.32~0.38mm
    M 中字 0.34~0.44mm
    MB 中太 0.44~0.54mm
    B 太字 0.54~0.66mm
    BB 極太 0.66~0.86mm

    ペンの字幅と用途

    太・極太
    年賀状、郵便の宛名書き
    アイデア出し
    契約書などのサイン
    絵を描く
    中太・中・中細
    便箋にお便りを書く
    日記帳に書く
    会議用のメモ
    履歴書など公式文書などの清書
    原稿用紙に書く
    超極細・極細・細
    手帳に予定を細かい字で書く
    授業の板書
    資料に追記する

    あなたが使いたいシーンはどんなときでしょうか?
    これは一例なので、もちろんMのペン先(ニブ)で契約書にサインしても問題ないわけです。どんなシーンで使うのが一番多いのか、どんな太さなら使いやすそうか、ライフスタイルに合わせて選んでみましょう。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    海外万年筆は太さの目安が違う

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    憧れの万年筆の舶来品。国産品と同じM(中字)を買ったら…あれ?これ、B(太字)じゃ…?ということになってしまいますよ。
    というのも海外製万年筆は基本的に太さの目安が1~1.5段階太いのです。
    細字が好きな方はEF(極細)を購入されることをおすすめします。
    筆者は太くぬらっと出てくるのが好きなため、あと大きな紙に絵を書くのが好きなため、海外製万年筆でもEFでなくFかMがいいと思っています。あくまでも好みの問題です。

    舶来万年筆と国産万年筆の書き味・字幅の違いについてはこちらの記事もどうぞ。

    舶来万年筆(海外万年筆)と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

    金ペンか鉄ペンか。実際、違いは?はじめてにはどっち?

    ペン先は通称”ペンポイント”とか”ニブ”と呼ばれます。万年筆内部のインクからペン先を通って紙に伝わらせる、肝の部分。筆圧をもろに受けるところでもあるので、できれば耐久性のあるものがいいですね。
    ペン先には大きく分けて「金ペンと鉄ペン」という材質での分け方があります。
    金ペンは18金、14金など金の純度での種類もあります。
    鉄ペンでも、スチールペン先や、金メッキを施したものなどもあります。

    「万年筆は金ペンがいい」とまことしやかに言われている言葉。これはいったいどういう意味なのでしょうか?

    金が良しとされる理由その①

    ひと昔前のインクは、酸性がとても強く、鉄製のペン先では腐食が早いとされていました。ですのでその名残で金がいいと言われているのです。ただし、現代のインクは酸性が強いわけではないので、鉄ペンでもきちんと洗って乾燥させていれば錆びることはありません。

    金が良しとされる理由その②

    金は鉄と比べて柔らかく、字を書いたときに当たりが柔らかくなります。とくに「とめはね」が多い日本語では、当たりが硬いと引っ掛かりが強く、うまくインクがはねなどを表現できないことがあります。ですので日本では特に金ペンがいいとされているのです。

    しかしながら、万年筆をつくる技術は年々上がってきており、鉄ペンでも比較的柔らかい書き味を出すことが可能になってきています。とくに「とめはね」のないアルファベットを主に使うヨーロッパ文具では、高い価格帯の万年筆でもデザインや機構によっては鉄ペンであることもしばしば。
    よくよく考えて、できれば試し書きをして購入に臨みましょう!

    ペン先から選ぶ!おすすめの万年筆7選

    金ペン

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    プラチナ万年筆 #3776 センチュリーブルゴーニュ
    国産ブランドのド定番です。金ペンなのに1万円そこそこの値段です。国産品は個体差が少なく、かすれが少ないので安定感があります。初めての方には安心ですね。

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    パイロット カスタム74 参考価格¥10,000-
    パイロットの一番スタンダードなモデルで、11種類ものペン先から選ぶことができます。クリップの丸い玉がレトロでキュート!
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    アウロラ タレンタムイエロー 参考価格¥35,000-
    アウロラの入門用モデル。黄色と黒のカラーリングがカッコいいデザインです。舶来品ながら3万円ほどで金ペンが手に入るいいモデルです。憧れのアウロラはこの1本から!
    こちらは14金をロジウムコーティングしてあります。

    鉄ペン

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    ペリカン クラシックP200 参考価格¥12,980-
    スーベレーンがいつかは欲しいけど、まだ無理…とりあえずペリカンの良さを味わいたい!というニーズに合ったモデル。ペリカン・スーベレーンを入門用に踏襲して作ったモデルで、スーベレーンの滑らかで洗練されたデザインが1万円台で手に入ります。

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    ラミー サファリ 参考価格¥3,500-
    入門用といえばこちらが有名。硬い書き味で、ガシガシ使えるので人気。ドイツ製で品質も安心!色も多数あるのでご自身に合った色がきっとあるはず!

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    ビスコンティ メリーゴーランド 参考価格¥22,980-
    ビスコンティのペン先は鉄ペンでも頼りがいがあって滑らかな書き味で定評があります。2万円前後でこの美しさであれば鉄ペンでもいい、と店長は思う…。(遠い目)

    ペリカンの代表モデル「スーベレーン」について詳しくはこちらの記事もどうぞ。

    世界的人気を誇るペリカンの【スーベレーン】の魅力とは?

    まとめ

    ペン先は万年筆の肝。用途や書き心地を考えながらご自身に合うものを選びましょう。
    ペン先はやはり試し書きしてみないと実際の好みはわからないもの。試し書きができるお店で試してみましょう!

    アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」のレビューはこちらをご覧ください。

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

    ここには紹介しませんでしたが、ペン先の機構も考え始めるとたくさんの種類ができてしまう万年筆。考えるべきところはまだまだありますよ~。残るは「吸入方式」「ブランド」「価格」。少しずつ見ていきましょう。
    Il Duomoのショップで文具をみる

    あわせて読みたい

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B…)の選び方をもう少し詳しく知りたいかたはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    万年筆選びシリーズの他編はこちら。デザイン・吸入方式・ブランドの観点もあわせてご覧ください。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?③(吸入方式編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    ペン先(ニブ)にこだわった万年筆を見てみたいかたは、Il Duomoのショップで14K/18K金ペンや特殊研ぎのモデルを取り揃えています。

    Il Duomoのショップで万年筆をみる

    Il Duomoの店長がビスコンティ本社にお邪魔したときの現地レポートはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

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