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  • 万年筆ワークショップをしたーみんなが悩む万年筆のメンテナンス【イタリアの朝市】

    万年筆ワークショップをしたーみんなが悩む万年筆のメンテナンス【イタリアの朝市】

    1月27、28日にイタリアの朝市というマルシェに参加させていただきました。
    群馬県の高崎市でイタリアをテーマにして、毎年開催されている人気のイベントです。

    昨年の夏頃、「おもしろそうな情報発信をされているので、よかったら」と主催者の方からお声掛けいただきました。
    しかも今年は”万年筆とイタリアの朝市“といった名前での開催!恐縮です。

     

     

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    素敵な出店者さんがたくさんいらっしゃる中で、Il Duomoはワークショップとイタリア万年筆の展示を行いました。
    今回はワークショップを中心にレポートします!

     

     

    万年筆ワークショップ 万年筆の使い方 イタリアの朝市 高崎

     

    万年筆ワークショップ 万年筆の使い方 イタリアの朝市 高崎

    レオナルド、ビスコンティ、アウロラ、ピナイダー、ネットゥーノなど普段はなかなかお目にかかれない万年筆たちを中心にお持ちしました。

     

     

    ワークショップを行いました

     

    今回は万年筆はじめましてさんが多いと思われましたので、使い方やメンテナンスを中心としたワークショップやらせていただきました。

     

    とにかく万年筆を好きな方が増えてくれるといいな、万年筆の良さが伝わるといいな…という思いで主催者さんにお願いしました。

     

    万年筆ワークショップ 万年筆の使い方 イタリアの朝市 高崎

     

    イベントが開催された2日間で計6回、ワークショップを行いました!
    各回6名様定員で、のべ30人ほどの方に参加していただきましたよ。

     

    内容

     

    ・万年筆を手に取り、コンバーターやキャップを開けて構造の確認
    ・インクをコンバーターに吸入
    ・様々な万年筆で実際に書いてみる
    ・洗浄

     

    各回30分ほどでしたが、あれもこれもと詰め込んじゃいました。
    万年筆の洗浄まで行うワークショップってなかなかないのでは?

     

    参加者さんたちの万年筆事情

     

    万年筆ワークショップ 万年筆の使い方 イタリアの朝市 高崎

    万年筆の知識や、書いた経験がある方は少ないのでは・・・と思っていたのですが意外とそんなことはなく。

     

    半数以上の参加者さんはカクノやプレピー等は使ったことがある、あるいは持っているとおっしゃっていました。
    ただ、カートリッジを差し込むタイプの方が多く、コンバーターのものは触ったことがないという方がほとんど。

     

    確かにあまり万年筆に慣れていない方からしたら、コンバーターを使おうと思うと少しハードルが上がりますよね。

     

    でもコンバーター式は、インクの入れ替えができたり、洗浄が楽になったりと、それならではの良さがあります。
    万年筆の楽しみが100倍、1000倍広がりますからね…!

     

    ちなみにイタリアの万年筆はほとんど、カートリッジとコンバーター両用式。

     

    ぜひ今後はコンバーターにも挑戦していただきたいな、というお話をしました。

     

    様々な万年筆を書き比べ

     

    7,8本の万年筆を回して使ってもらい、字幅や書き味などの違いを体感していただく時間も設けました。
    用意したのはビスコンティのゴッホ、ペリカン、レオナルド、アウロラなど。

     

    「コレはこうなってるんだね」とか「こんな面白いニブがあるんだ!?」といった声が聞こえてきました。

    いろいろと発見があったようです。

    ペン先は、レオナルドのスタブアウロラの人気がありましたよ。

     

    万年筆Q&A

     

    みなさんとても楽しんでくださったようで、質問もたくさんいただきました。
    その一部をご紹介します。

     

    Q:インクを変えたいときは洗浄しなきゃいけないの?混ぜてはだめ?

     

    A:インクを変えるときの洗浄は必ず必要です!

     

    こういったインクの洗浄に関する質問、多かったです。
    別の種類のインク同士が混ざってしまうのはよくありません。
    同じインクを吸入するのであれば、1ヶ月以内でしたらそのままでもよいかな?と私は思います。
    気になる方はもちろん洗っていただいてOKです。

     

    じゃあインクを空になった時だけ洗浄すればいいのかというと、そうではありません。
    月に1度くらいの頻度で洗浄をおすすめいています。
    それ以上の期間インクを入れっぱなしにしておくと煮詰まってしまうことがあります。
    万年筆を使う頻度が低い方はいつインクを入れたか忘れないようにしましょう。

    Q:インクを吸入するとき、首軸を汚したくないんですが、やっぱりそのあたりまでどぼんとつけたほうがいいですか?
    A:基本的には首軸までつけるのをおすすめしていますが、必須というわけではないです。
    ただ、ペン先だけつけた状態で吸入すると空気も一緒に入ってしまうぶん、首軸までつけた場合に比べてインクの入る量が少なくなってしまいます。
    それでも構わないよーということであれば、浅めにつけて吸入していただいても大丈夫です。
    Q:初心者におすすめなブランドは?
    A:イタリアの中ですと、アウロラ・ビスコンティあたりですね。
    品質も安定していて書き味がかたいので、ペン先が反り返ってしまうこともなく初心者さんにオススメです。
    今回のワークショップでも、アウロラは書きやすい!という声が多数。
    鉛筆のようなサリサリ感が売りなので、万年筆にあまり慣れていない方にとっては親しみやすいのかなと。
    万年筆をたくさん使うようになると、インクフローが良いぬらぬら~とした書き味のものを好きになっていく方が多いかな。

    私もマルシェ、楽しんできました。

     

    万年筆ワークショップ 万年筆の使い方 イタリアの朝市 高崎

    空いた時間に、私も会場を周ってきました。

     

    ↑こちら、なんとビスコンティのレンブラントクッキー!!!

    しかもチョコレートでイタリア語がかかれています。(ちなみに、「あなたの幸せな時間がずっとつづきますように、という意味」)

    @manapecoさんという出展者さん(お菓子屋さん)が作られていたので即捕獲!すごい技術です。
    しかもバターの味が濃くて、めちゃくちゃ美味しかった…(食べたんかい)

     

    美味しい食べ物や、おしゃれなアクセサリーなど、見どころ盛りだくさん。

     

    普段、イタリア料理の教室を開いてらっしゃる主催者さん(@bottega616)に作っていただいたパニーニもすごくおいしかったです!

     

    主催者さんがマネジメントのほとんどをされてるので統一感があり、とにかくレベルが高いマルシェでした。
    またぜひ行きたいですし、次回はもっとゆっくり見て周りたい・・・!
    個人的にうつわがとても好きなので、陶芸作家さんの作品は、来年ゲットしたいと思います。

     

     

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    しかもなんとまさかの、地元でお世話になっている方の後輩さんがパン屋さんとして出展してらして、驚きました。
    岐阜と群馬、遠く離れていますが、つながりがあるものですねえ…。

     

    まとめ

     

    ワークショップに参加してくださった方も、展示にお立ち寄りいただいた方も、Il Duomoを知らない方がほとんどでしたが、興味を持っていただけてよかったです。

     

    嬉しかったのは、ネットショップで購入していただいたことがあるお客様が声をかけてくださったこと
    こうして実際にお会いして、生の声を聞けたのは貴重な経験でした。

     

    ワークショップでこんなに多くの方にお教えするのは初めて。
    万年筆にあまり慣れていない方々が普段どういったものを使っているのかお話を聞いていると、私も勉強になることがたくさんありました。
    カートリッジのところで止まっていて、コンバーターはちょっとハードルが高い・・・と感じてらっしゃる方が多いようですね。

     

    今後は、そういった方にコンバーターや吸入式の楽しさが伝わるようなコンテンツもどんどん作っていきます!

    あわせて読みたい

    万年筆を選ぶ参考になる、字幅・ペン先解説記事はこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    万年筆ブランドや代表モデルにご興味のあるかたはこちらもどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)
    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

  • ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見!

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見!

     

    アート好きにはたまらない万年筆!

     

    こんにちは。
    今日は美術ファン必見の万年筆を掘り下げていきたいと思います。

     

    今回ご紹介するのは、永きにわたって人気があるビスコンティ・レンブラントシリーズ万年筆の、2018年モデル「ダークフォレスト」です。

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見!

    光と陰の魔術師と呼ばれたレンブラント

     

    レンブラント・ファン・レインは17世紀にオランダで活躍した画家で、長い西洋美術史の中でも重要人物の一人になっています。

     

    絵画の題材は肖像画や宗教画、神話画などさまざまなジャンルにわたっています。

    「光と陰の魔術師」の異名で知られ、明暗のコントラストが強い絵画を多く残しています。

    全体的に暗い雰囲気の情景に、一部分だけスポットライトを当てたような感じですね。

     

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見! - 関連画像2

     

     

    「夜警」はとくに有名です。

    スポットライトが当たっているかのような刺激的な構図と光の使い方が、当時とても革新的とされていました。

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見! - 関連画像3

     

    幻想的なヨーロッパの暗い森をイメージ

     

    17世紀の画家、レンブラントをオマージュして作り上げたビスコンティレンブラントシリーズ。その中でも2018年モデルは自然現象に着目したテーマとなっていて、今回ご紹介するダークフォレストは文字通り暗い森をイメージしています。

     

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見! - 関連画像4

     

    レンブラントのダークフォレストに採用されている、黒に近いグリーンとブルーのマーブル模様は、まさに日のとっぷり暮れた暗い森をイメージさせてくれます。

     

    ダークグリーンとブルーのコントラストは美しくて、まさに芸術的な万年筆です。

    レンブラント絵画の特徴としてもうひとつ、緑褐色を基調とした輝くような色彩で彩られるという特徴があります。

    黒に近いグリーンが基調のこの万年筆は、緑褐色基調の絵画を描いてきた画家レンブラントへのオマージュとしてまさにぴったりのデザインです!

    独自の機構がビスコンティの特徴

    レンブラントへのオマージュがひしひしと伝わってくるこの万年筆は美術好きにはたまらない製品です!

     

    さらに、ビスコンティ製品には他社製品ではみられない独自機構も前衛的に取り入れていますので、ビスコンティ万年筆は持っていてもうれしくて、書いてもウキウキしてきます。

     

    マグネティックロック機構

    まずひとつめに、キャップを締めるのが気持ち良いマグネティックロック機構です。

     

     

    万年筆の他にローラーボールにも採用されています。

    キャップの締まり加減にも高級感が溢れていて、ついつい何かを書いてはカシャンと締めたくなるのです。

    クリップの形状にもこだわりのデザインがありますよ。

    ペンという道具と、ペンで書かれた文章が世界の平和と友好の架け橋になりますようにとの願いを込めて、地元フィレンツェのヴェッキオ橋を模した形になっているのです。

     

    美しいレジン、安定した書き味

    こちらはダークフォレストではありませんが、レンブラントのピンクです。
    マーブルの美しいレジンがご確認いただけますでしょうか。

    現物を見ると、とても質のいい透明感のあるレジンだということがわかります!

     

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見! - 関連画像5

     

    ビスコンティ レンブラント 万年筆

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見! - 関連画像6

     

    そして肝心の書き味は、日本の字幅と比べるとやや太い感じですが、インクフローは大変素晴らしい安定感です。
    紙へのあたりも硬すぎないのにコシがしっかりあって、毎日ガシガシ使えるようなイメージです。

    日常づかいにとってもおすすめですよ!

    アート好きな男性へのプレゼントにも

    徹底的にこだわり抜いたこのビスコンティのレンブラント・ダークフォレスト万年筆。
    一本持っていても損はないです。

     

    初めての一本にも妥協したくない方、より高級感のある万年筆が欲しいと考えていらっしゃる方、外国製万年筆を使ってみたい方、多くの方々に胸を張ってオススメします!

    美しくて芸術的な万年筆になっているビスコンティのレンブラントダークフォレストは色合いから重厚感も醸し出されていますよね。

     

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見! - 関連画像7

     

    高級感と重厚感から男性にも十分好まれるはずなので、ポップアートが好きな男性に対しては重厚な筆記具として、中世美術が好きな男性に対しては好みにぴったりハマった万年筆として、アート好きな男性(彼氏・ご主人・お父さん)へのプレゼントとしても外れることはないでしょう。

     

    ※日本国内で流通しているものは新旧のニブが混在しています。

    新しいニブのものをお求めなら、お店に確認をしてから購入することをおすすめします。

     

    レンブラントシリーズはたくさんあります

    ビスコンティのレンブラントシリーズは他にも色がたくさんあるのでおすすめです。

     

    日食の妖しく幻想的な雰囲気が表現されたビスコンティレンブラントシリーズのエクリプス。

     

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見! - 関連画像8

    ビスコンティ レンブラント エクリプス(日食)

     

    透き通るようなスノーホワイトの軸とエレガントなシルバーのトリムが美しいレンブラントシリーズのホワイト。

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見! - 関連画像9

    ビスコンティ レンブラント ホワイト

     

    ビスコンティレンブラント2018ではいままでになかった可愛らしい色合いのデザインも登場。

    ビスコンティの万年筆レンブラントシリーズはアート好き必見! - 関連画像10

    ビスコンティ レンブラント ピンク

     

    他にもビスコンティのレンブラントシリーズは発売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね!

    まとめ

     

    いかがでしたでしょうか。

    高級万年筆のビスコンティから発売されているレンブラントシリーズは美術・アート好きな方への贈り物にもおすすめの万年筆です。

    もちろん、ご自身の特別な一本にもぴったり!

    今後も新しいデザインのレンブラントシリーズが発売されるはずですので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね!

    Il Duomoでも随時新作を紹介していきます。

    あわせて読みたい

    ビスコンティの本社レポや代表モデルにご興味のあるかたはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!
    【万年筆ブランドまとめ】ビスコンティ(Visconti)の万年筆の人気モデルと書き味は?
    【万年筆ブランドまとめ】ビスコンティ(VISCONTI)の歴史と特徴まとめ

    万年筆の基礎(ペン先・字幅)について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)
    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

     

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  • 今日から万年筆デビュー!女子におすすめな万年筆3選

    今日から万年筆デビュー!女子におすすめな万年筆3選

     

    上質な万年筆が豊かな筆記の時間をもたらします

    今日から万年筆デビュー!女子におすすめな万年筆3選

    こんにちは!

    近年、万年筆の人気がどんどん高まっているのを感じますね。

    万年筆や万年筆用インクの新製品が次々と発売されていることからも、その人気の高まりが伺えます。

     

    そこで、今回は万年筆初心者の方におすすめの万年筆を3本ご紹介したいと思います。

    初心者の方でも手が届き、機能と価格のバランスが良い1~3万円台から選びました。

    王道の国産万年筆

    日本の万年筆は品質が安定していて、画数の多い日本語を書くために細かい字を書けるよう設計されています。

    海外でも日本製万年筆の人気は高く、愛好家も多くいます。

    数ある日本製万年筆の中から私がおすすめするのは、プラチナの#3776 センチュリーシリーズです。

    プラチナ PLATINUM #3776 センチュリー 万年筆 ブラック 細字 PNB-10000-1-F

    大きな特徴として、「スリップシール機構」が挙げられます。

    万年筆はその構造上どうしてもインクが揮発しやすく、長期間使わないとペン先が乾燥してしまいます。

    スリップシール機構とは、キャップを完全気密にすることで、インクの揮発を防ぐ仕組みのことです。

    なんと最長2年間インクの乾燥を防ぐことができるんだとか!

     

    ペン先は14~18金ですが柔らかすぎず、サリサリとシャープな書き味です。

    とめ・はね・払いの表現もしやすく、書きやすい万年筆です。

     

    私は#3776センチュリーの中でも「ニース」というシリーズをおすすめしたいと思います。

    透明感のあるすりガラス風のボディや、ピンクゴールドの金具(ピュールというカラーを除く)が美しく、女性に特におすすめです。

    ラベンダー色や淡いピンクなど、可愛いカラーバリエーションも魅力です。

     

    見てください。めっちゃ可愛いです!!(´;ω;`)


    プラチナ万年筆 #3776 センチュリー ニース PNB-20000R#22-4 リラ 太字


    プラチナ万年筆 #3776 センチュリー ニース ラヴァンド 細字(F) ブロッターカード付

     

    おしゃれで機能的なイタリア万年筆

    おしゃれなデザインと機能性で人気の高いイタリア製の万年筆。

    初心者の方には、アウロラのイプシロンをおすすめしたいと思います。

     

    今日から万年筆デビュー!女子におすすめな万年筆3選 - 関連画像2

    アウロラ イプシロン イタリア トリコロール 万年筆

     

    アウロラはイタリアの万年筆メーカーです。

    ペン先からボディまで自社工場で一貫して生産を行い、こだわりの万年筆を生み出し続けています。

     

    イプシロンは、初めてペンを使う人や若い世代にもアウロラのペンが書きやすいことを知ってもらおうと開発されたシリーズです。

    クリップ部は、イタリア語ではイプシロンと読むYの形になっています。

    握りやすい絶妙な太さで設計されていて、キャップは丸みを帯びて可愛らしさも感じられます。

     

    イプシロンのペン先は基本的にスチールですが、サリサリとして少し手応えを感じる書き味は、鉛筆にも似て書きやすいです。

    インクフロー(インクの出具合)も安定していて、ストレスなく使うことができます。

    普段づかいにもぴったりです。

     

    最近発売されたのが、イプシロンの金ペン。

    今日から万年筆デビュー!女子におすすめな万年筆3選 - 関連画像3

    アウロラ イプシロン ナイトブルー 万年筆

     

    海外メーカーの万年筆は比較的線が太めに出る傾向がありますが、アウロラの万年筆はわりと細い線が出ると感じる方が多いようです。

    細かい日本語を書くにも不便はないでしょう。

    予算3万円以内のおすすめ万年筆

    もう1本、イタリア製の万年筆からご紹介します。

    ビスコンティの中から手に取りやすい価格の、レンブラントシリーズです。

     

    今日から万年筆デビュー!女子におすすめな万年筆3選 - 関連画像4

     

    ビスコンティとは、イタリア・フィレンツェにある万年筆メーカーです。

    1988年に2人の万年筆コレクターによって設立された比較的新しい会社ですが、万年筆への情熱はとても強く、職人による手作りのペンにこだわっています。

     

    レンブラントシリーズは、「光と影の魔術師」と呼ばれた天才画家レンブラントをオマージュしたシリーズです。

     

    一つ一つ模様の違うマーブルレジンの軸がとても美しい万年筆です!

    かといって奇抜な色合いではないので、使うシーンを選びません。

    カラーも白や黒から青、赤、ピンクとバリエーション豊富なので、お気に入りのものが見つかるのではないでしょうか。

     

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    ビスコンティ レンブラント ピンク 万年筆

    今日から万年筆デビュー!女子におすすめな万年筆3選 - 関連画像6

    ビスコンティ レンブラント ダークフォレスト(暗い森) 万年筆

    ニブ(ペン先)はスチールですが、2018年により書きやすいものへと改良されました。ゴールドのニブと比較するとカリカリした書き味ですが、スチールニブにしては柔らかく、なめらかで心地良い書き味です。

    線幅は海外製にしては細めで、日本製万年筆とほぼ変わらない感覚で使えます。

    万年筆初心者の方でも、違和感なく使えると思います。

     

     

    ※日本国内で流通しているものは新旧のニブが混在しています。

    新しいニブのものをお求めなら、お店に確認をしてから購入することをおすすめします。

     

    まとめ

     

    以上、初心者の方におすすめの万年筆を3本ご紹介しました。

    海外製の万年筆もご紹介しましたが、日本製に比べて個体差が大きいことは否めないので、購入前に相談に乗ってくれるお店・アフターケアの充実したお店で購入するのがいいと思います。
    Il DuomoではLINE@でご相談に乗ることができますので、ぜひ店長におすすめを聞いてみてください。

    一生モノの一本に出会えますように!

    あわせて読みたい

    万年筆選びの基本(デザイン・ペン先・ブランド)はこちらの記事でも詳しく解説しています。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    字幅選びや国産・舶来の違いについてはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    舶来万年筆(海外万年筆)と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

    「結局どれが一生使えるの?」とお悩みのかたはこちらもおすすめです。

    一生ものの万年筆はどう選ぶ?万年筆屋が思う一生使えるペン

     

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  • 筆圧が強い人へ!万年筆と上手に付き合う4つの知識とおすすめ万年筆3選

    筆圧が強いからといって、万年筆を買うのをあきらめていませんか?万年筆は自分の手とともに育てていくもの。筆圧の強い方に向けて、万年筆と付き合うための4つの知識とおすすめの万年筆をご紹介します!この記事を読んで楽しい万年筆ライフを送りませんか。

    こちらのお悩みをYouTubeで実際に詳しく説明していますので要チェック!↓

    万年筆は筆圧がいらない?!

    万年筆はサラサラと力を入れずに文字を書くことができます。一体普通のボールペンとは何が違うんでしょうか?どうして筆圧がいらないの?大きく違う点は2つ!

    毛細管現象でなめらかな書き心地

    ボールペンやシャーペン、鉛筆の場合は、筆圧によりインクを紙に定着させて文字を書きますが、万年筆の場合は違います。”毛細管現象”により、紙にペンが触れるだけで筆圧に関係なくスムーズに文字を書くことができます。

    気液交換でインクをスムーズに送り込む

    万年筆は出たインクの分だけ空気が送り込まれることによって、タンクからペン先にインクをスムーズに送り込むことができます。

    万年筆は筆圧がいらない、と言われる理由には化学的な構造があったのですね。

    筆圧が強いと万年筆は壊れる?

     

    筆圧を加えてしまって、 インクがかすれるほど スリットが開いてしまいました。

    こんな質問が知恵袋にありました。筆圧をかけすぎてしまって、ペン先が割れてしまった、とのことです。

     

    万年筆のペン先は、書く人に合わせて削られていき、書けば書くほど持ち主にとって書きやすくなるという特徴があります。その繊細なペン先がボールペンとは違う大きな魅力の一つでもありますが、それゆえ筆圧が強い人が万年筆を使うとペン先がつぶれてしまうことも…!

     

    でも、諦めなくても大丈夫。筆圧を弱くすること、筆圧が強い人でも使える万年筆を使うことで、楽しい万年筆ライフを送ることができますよ!

    筆圧を弱くする練習をしよう

    筆圧が強すぎて万年筆を使うことをためらっている方へ、おすすめの練習方法をご紹介します。

    安い万年筆で練習してみよう

    少し大きな文房具屋さんに行くと、「カクノ」や「プレジール」など安価な万年筆が1000円代で売られています。もちろん本格的な万年筆に比べると書き味は落ちますが、大きな構造は同じ!筆圧が強い方も、まずは壊してもいい、という気持ちで万年筆にチャレンジしてみましょう。

    リラックスして握ってみよう

    万年筆は筆圧のほとんどいらない文房具です。そのため、筆圧をかけるのではなく、軸の重みだけで書くことができます。万年筆を買った後は、できるだけ力を抜いて万年筆を握ってみましょう。想像している以上にスラスラ書くことができますよ。

    ※詳しい万年筆の持ち方・書き方は下記の記事を参考になさってください!

    ペン先が筆圧のせいで壊れたら?

    筆圧を弱くする練習をしても、ペン先が壊れてしまうこともあります。
    でも大丈夫!ペン先が壊れてしまっても、使い続けることができます。

    ペンクリニックへ持ち込んでみよう

    ペンクリニックとは、無料で1本もしくは2本まで万年筆のペン先を無料で調整してくれるクリニックです。調整してくれるのは、ペンドクターと呼ばれる万年筆のプロ!無料なのは、販売を兼ねてペンクリニックを行なっているから。万年筆を扱っている百貨店や、文房具屋さんで週末などに行われています。

    書けなくなった理由を解明してくれるだけでなく、もし必要ならペン先を交換してくれます。もちろん、部品分の費用は必要となりますが、万年筆の不調を気軽に相談できる場所があるのは安心です。

    修理をメーカーに依頼してみよう

    メーカーによっては購入ある一定の期間中であれば、ペン先を無料で交換してくれるサービスもあります。ペン先が壊れたかも?!とおもったときには、メーカーに連絡をして修理を依頼してみるのもひとつの手です。

    筆圧が強い人向け!おすすめの万年筆

    それでもまだ不安な人は、こんな万年筆がおすすめです。
    でも筆圧が強い方向けだからと言って、あまり強くしすぎないように、自己責任でお願いします(;”∀”)

    1.ウォーターマン カレン


    ウォーターマン 万年筆 F 細字 カレン フロスティー・ブラウンST S2229152 正規輸入品


    ウォーターマン 万年筆 F 細字 カレン ブルーST 1904572AS 正規輸入品

    筆圧に最も強いと評判のあるカレンは、軸とペン先が一体化しています。
    筆圧をかけても先が割れにくいと定評があります。

    2.パイロット エリート


    パイロット 万年筆 エリート95S FES-1MM-B-F 細字 黒


    パイロット 万年筆 エリート95S FES-1MM-DR-F 細字 ディープレッド

    こちらもペン先・軸一体型です。ペン先も安定感のある大きさですし、国産なので書き味も安定しています。

    3.ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション

     

    ゴーギャンの肘掛け椅子 ゴッホ ビスコンティ
    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション ゴーギャンの肘掛け椅子

    ビスコンティ ヴァーティゴ ブルー 万年筆

    ビスコンティ ヴァーティゴ ブルー 万年筆

    こちらは鉄ペンですが、ブ厚めに作られているので割れにくいニブです。硬めですが、フローはぬらぬら系です。

    4.ファーバーカステル 伯爵コレクション

     


    ファーバーカステル 万年筆 M 中字 アンビション オプアート ブラックサンド 147050 両用式 正規輸入品

     

    こちらもビスコンティと同じくガチニブです。ビスコンティの旧ニブと同じ会社でニブが生産されています。

    まとめ

    筆圧が高く、万年筆を買うことに躊躇されている方は、

    1.万年筆の構造としてほとんど筆圧がいらないこと
    2.筆圧が強いと万年筆のペン先が壊れてしまうことがあること
    3.練習すれば、筆圧を弱めることができること(練習台にできる安価な万年筆があること)
    4.ペン先が壊れてしまっても使いつづけることができること

    この4つのことを頭に入れ、丁寧に万年筆を使っていけば、きっと楽しい万年筆ライフが待っていると思います。

    自分の手で育てて行けるからこそ、愛おしい万年筆。筆圧だけで諦めずにぜひチャレンジしてみてくださいね!

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  • 洗わないとインク漏れも! カートリッジ式・コンバーター式万年筆の洗い方

    クリーニングケアが大事な万年筆

    万年筆は定期的にお手入れしましょう。きちんと洗っておかないと、インク漏れを起こしてしまうこともあります。今回はカートリッジ式、コンバーター式万年筆を中心に、万年筆の洗い方をご紹介します。

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

    カートリッジ式の洗い方

    まず、コップに40度前後のぬるま湯を準備しましょう。あわせて、万年筆の首軸を胴軸から外し、インクカートリッジを取り外します。次に、ペン先とペン先のついた部分(大先)を水ですすいだら、お湯を入れたコップの中に首軸ごと沈めてください。通常、1~2時間できちんと洗えますが、しばらく万年筆を使わずにいた場合は、一晩つけておくのがよいでしょう。

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    水が汚れてきたら、適宜ぬるま湯を交換します。汚れた水のまま放置しておくと、金属部分がさびたりくもったりするなど、傷みの原因になります。

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    十分につけて洗浄できたら、流水を万年筆に通してさらにインクを落とします。そして最後に、やわらかい布やティッシュペーパーを使って水分をふき取り、完了です。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

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    コンバーター式の洗い方

    コンバーター式の万年筆についても、カートリッジ式の場合と同様にペン先と大先を洗浄しましょう。コンバーターを使うと洗浄はカートリッジ式より簡単です。インクの色が出なくなるまで、インクを吸入するような要領で、水の出し入れを繰り返すだけ。コンバーター内もきれいに洗えたら、最後にやわらかい布などで水分をふき取ってください。

    なお、カートリッジ式万年筆の洗浄用に、コンバーターを単体で購入しておくのも手です。水流を起こしてペン先を洗浄できるため、流水を通すお手入れよりも、きれいに、また簡単に万年筆を洗えます。

    いかがでしたか? しばらく使っていない万年筆がある場合には、ぜひきれいに洗って使ってあげましょう。また普段から万年筆を使っている人も、インクを入れ替えるときなどには正しい方法でお手入れしてあげてくださいね。

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  • 用意するのは水とコップだけ! 吸入式万年筆の洗い方

     

    昔ながらの吸入式万年筆、お手入れも趣味の時間のうち。手間をかけて楽しんで行いたいものです。インクの出が悪くなったときや、インクの種類・色を変えたいときは万年筆を洗浄しましょう。また、長い間使わないときや、久しぶりに使いたいときも、万年筆のお手入れが必要です。今回は、吸入式万年筆の洗い方についてご紹介します。

    用意するものは、コップと水またはぬるま湯、やわらかい布やティッシュペーパーです。

    まず、尾栓(吸入ノブ)を左(反時計回り)に回して、タンク内に残っているインクをすべて出してしまいます。出した古いインクはインクボトルに戻さず、ティッシュペーパーなどにしみこませるか、水を入れたコップに落としましょう。

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    次に、水の中にペン先全体をつけ、尾栓を左右に回して、インクを吸入する要領で水を出し入れします。インクの色が水の中に出なくなるまで繰り返しましょう。5~6回が目安です。

    このとき深く水につけてしまうと、大先の内部に水が入り込むことがあります。大先リングを越えて水につけないようにしましょう。また軸全体を水につけると、尾栓部分のすき間から軸の内部に水が入り込んでしまうため、注意してください。

    最後に流水でペン先を軽くすすいだら、やわらかい布やティッシュペーパーで水気をしっかりふき取りましょう。布などにインクの色がつかなくなったら、きれいになっているサインです。

    表面は乾いた布でふき取りましょう。この際、アルコールや洗剤などを使うと樹脂がもろくなってしまう可能性があるため注意しましょう。また木軸部分を水につけてしまうと、膨張してひびが入る恐れがあります。こちらもあわせて、気を付けてください。

    水につけてインクを出し切ってしまうだけで難しいことはありませんが、長持ちさせるためにはちょっとした注意が必要です。今回ご紹介した内容を参考に、正しく洗浄してあげましょう。

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    カートリッジ式・コンバーター式の洗い方や、吸入方式そのものについてはこちらをどうぞ。

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  • イタリアは芸術的?ドイツは名門?各国の万年筆事情

    イタリアは芸術的?ドイツは名門?各国の万年筆事情

    世界各国で愛されている万年筆。その作られ方には、実はお国柄が出ているようです。車のメーカーを思い浮かべてみれば、「イタリアは派手なデザインの車が多くて、ドイツは頑丈な名車で…」など商品が国民性を表しているのがわかるでしょう。各国のモノづくりへのイメージは、商品が違っても変わりません。
    今回はドイツやイタリア、日本など、各国における万年筆事情について見ていきましょう。

    イタリアは芸術が命

    まず、イタリアは、ルネッサンスを意識した古典的な黄金比のデザインが多いのが特徴です。女性のラインのような曲線が好まれたり、はっきりした色が多いのも特徴です。イタリア人は芸術に関して手を抜きません。個体差が出てしまうので日本では敬遠されがちなマーブル模様なども、イタリアブランドではよく見られます。芸術的なデザインのものは、見ているだけでうっとりさせられます。

    質実剛健なドイツ

    これに対して「質実剛健」とされるドイツの万年筆は、人間工学に基づいた実用的なデザインが多くなっています。一方で『ファーバーカステル』の「伯爵コレクション」など、貴族的な印象を持たせるものも見られます。ドイツの万年筆は派手すぎるものはあまりなく、堅実なイメージが強いといえるでしょうか。検品体制が徹底していて安心できるのも特徴です。

    安定した最高ラインを量産できる日本

    日本の万年筆は世界一の安定性と質を誇るといわれています。誰でも使えるデザインで、やわらかなペン先が魅力です。また、日本ならではの竹や木材を使った軸や、伝統工芸品とのコラボも多く、海外のファンが多いのも特徴です。

    洗練されたデザインのフランス

    フランスの万年筆は、より洗練されたデザインと凝った作りが特徴です。シンプルながらもディテールにはこだわり、独特の美意識が感じられます。パリジャンやパリジェンヌのファッションイメージと一致するような気がします。

    王国としてのイギリス

    イギリスの万年筆はビクトリアンなデザインが印象的だといえるでしょう。また「紳士の国」だけあり、イギリス紳士服に合うデザインで作られている点も見逃せません。

    アメリカはコスパが良い

    アメリカの万年筆は、コストパフォーマンスを重視し、いいものを大衆的に広めようという傾向が強く出ています。デザインや相場観も万人向けで、安心して購入できるといえるでしょう。

    精密設計が得意なスイス

    時計の有名なスイスの万年筆は、精密な設計とデザインが特徴的です。彫金を得意とし、金メッキをする場合にも金の厚みの基準は群を抜いています。

    安くて見栄えのいい中国

    最後に、近年成長の著しい中国の万年筆については「高級に見えるものをどこよりも安く!」という考えが垣間見られます。値段は一般的な万年筆の10分の1程度だとか。これからが面白い万年筆かもしれません。

     

    いかがでしたか? 時計や車と同じように、万年筆にもお国柄が出ていると思うと、その国の万年筆により愛着がわきそうです。万年筆を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

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    2017年に本記事を公開してから10年近くが経ち、世界の万年筆事情は大きく変化しています。2026年現在のアップデート情報をお届けします。

    イタリア:革新と伝統の並走

    ビスコンティはホモサピエンス・ヴァンゴッホ・コメディアと限定生産を続け、デルタは経営体制刷新後も限定品を継続発表。アウロラは2019年に創業100周年を迎え、大陸シリーズで世界の地理を巡るコレクションを展開しています。ピナイダー、レオナルド、スクリーボなど中堅ブランドも独自のポジションを確立し、イタリア万年筆の多様性は2017年当時よりも一層豊かになりました。

    👉 ビスコンティ(Visconti)完全ガイド 2026年版

    👉 ビスコンティ vs アウロラ ― イタリア万年筆 二大ブランド徹底比較

    ドイツ:王道は王道のまま

    モンブランは引き続きビジネス万年筆の王様、ペリカンとファーバーカステルは限定品で個性を磨いています。2020年代はカスタムニブ・カリグラフィーの市場が拡大し、ペリカンのスタブニブ、ファーバーカステルのオンドロ・コレクションなどが注目を集めました。

    日本:細字の精緻さで世界トップ

    セーラー(プロフィット・四季織)、パイロット(カスタム74・キャップレス)、プラチナ(#3776)は、日本らしい細字ニブの精緻さで世界中の万年筆ファンから支持されています。とくに最近は海外の万年筆愛好家から「ジャパニーズニブ」の評価が高まっており、輸出も拡大中。

    中国:急速に存在感を増す新興勢力

    2020年代以降、Wing Sung、Moonman、PenBBSなどの中国ブランドが急成長。低価格ながら高品質なニブ・素材・デザインで世界の万年筆ファンに支持されています。「コスパで選ぶなら中国製」という選択肢が現実的になった10年でした。

    アメリカ:プレミアム路線とアクセサリー化

    エドソン(ウォーターマン)、コンクリン、コンウェイ・スチュアートなど、プレミアム路線の老舗が健在。とくに高級モデルはコレクターズアイテムとしての価値も上昇しています。

    2026年版・万年筆選びのトレンド

    • 素材の多様化:火山岩、フォージドカーボン、エボナイト、セルロイドの復活など、選択肢が広がっています
    • 限定生産品の人気急上昇:転売市場でも高値で取引されるケース増加
    • カスタムニブ・調整サービスの普及:自分の握り癖に合わせた調整がスタンダードに
    • SDGs・サステナビリティ:リサイクル素材を使った万年筆も登場

    万年筆の世界は2017年と比べてより深く、より多様に進化しています。各国の万年筆事情を知ることで、自分の好みに合った一本を選びやすくなるはずです。

    本記事の関連商品は、ヨーロッパ高級万年筆正規取扱店Il Duomo(イル・ドゥオモ)でお求めいただけます。

    ※2026年5月22日更新。本セクションは最新情報を反映して追記しました。

  • 意外に知らない! 万年筆のインクを変えるときにやってはいけないこと【要注意】

    意外に知らない! 万年筆のインクを変えるときにやってはいけないこと【要注意】

    今回ご紹介するのは、「万年筆のインクを変えるときにやってはいけないこと」です。うっかりやりがちなミスをまとめてみましたので、思い当たることがないかチェックしてみてください。「え!?知らなかった!」ということが多いと思いますよ。

    余ったインクをボトルに戻さない

    まず、余ったインクはできるだけボトルに戻さないようにしましょう。細かいゴミがボトル内のインクに混ざってしまう可能性があります。また万が一、残ったインクを別の色のインクボトルに戻してしまった場合、化学変化が起こってインクの性質が変わってしまう危険性もあります。

    同じ色である場合も、古いインクと新しいインクが混ざると化学反応を起こしてしまうリスクが高まるため、よほどのヘビーユーザーでない限りは戻さないほうが安全です。インクを交換するときは、水をためたコップの中やティッシュペーパーを敷いた上などに、余ったインクを出してしまいましょう。

    洗った水に濡れたままインクを補充しない

    次に、万年筆を洗ったあと、乾かさずにインクを補充するのは避けましょう。特にカートリッジ式の場合は、首軸の内部に水分が残っていると、水がインクを押し出してインク漏れを起こしてしまうことがあります。また、ペン芯に水が残っている場合は、インクの色が薄く出てしまうことがあります。万年筆を洗ったら、やわらかい布やティッシュペーパーなどでしっかり水分をふき取りましょう。

    他社インクを入れない

    さらに、使うインクについては、純正インクを使うのが安心です。メーカー純正以外のインクを使って万が一トラブルが起きてしまったときには、アフターサービスに影響が出てしまうことがあります。どうしても他社インクを使いたい場合は自己責任で…。

    また、万年筆のペン先とペン芯は、そのメーカー・ブランドの純正インクでもっとも能力が発揮できるように作られています。ベストな書き心地を望むなら、純正インクを使うようにするのがよいでしょう。

     

    万年筆も、インクも、トラブルなく気持ちよく使うためには、上記にご紹介したような、ちょっとした気配りが必要です。インクを変える時には、これらのポイントを思い出してみてくださいね!

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  • カートリッジ式と吸入式・コンバーター式。種類別万年筆のインク吸入のしかた

    万年筆を購入したら、さっそくインクを吸入して書いてみましょう。

    今回は、カートリッジ式、吸入式それぞれのインク吸入方法について解説します。

    カートリッジ式

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    カートリッジ式のインク吸入方法はとても簡単です。まず蓋を外し、銅部分を左回り(反時計回り)に回転させて外します。次にペン先を上にして、カートリッジを奥までまっすぐぎゅっと差し込みましょう。カートリッジは凹みのある側が差し込み口です。カートリッジを差し込むとき、ひねったり強くつまんだりすると、カートリッジが割れてしまうことがありますので注意してください。カートリッジを差し込んだ状態で、ペン先を下に向けてインクが浸透するまでしばらく待てば、やがて書ける状態になります。

    もし降りてこない場合はカートリッジをごくごく優しく押すと、インクが下まで浸透してきます。

    吸入式・コンバーター式

    吸入式やコンバーター式の場合は、万年筆の仕組みを理解しながら吸入するのがコツです。

    胴軸(ペン自体)にインクタンクがある吸入式はまず蓋を外し、尾栓部分をゆっくり左回りに回します。抵抗を感じるところまで回しましょう。このとき、万年筆内部にインクが残っているとインクが出てきてしまうため、やわらかい布やティッシュペーパーなどで包んでふき取ります。

    次に、ペン先をインクボトルにつけ、尾栓を右回り(時計回り)にゆっくり回しましょう。すると、インクが万年筆内部に入ってきます。この際、ペン先の穴が完全にインクにつかっていることを確認してください。

    インクタンクウィンドウがあれば見てみて、インクが補充できたことが確認できたら、吸入完了です。ペン先の周りについた余分なインクを、やわらかい布やティッシュペーパーでふき取ってから書き始めましょう。

    コンバーター式

    なお、コンバーターを使用する場合も吸入式と似ています。本体とペン先を外したら、コンバーターをペン先に差し込みましょう。ピストンを下げたあとにペン先をインクにつけ、ノブを回してインクを吸入したら完了です。

     

    万年筆はインクの補充に手間がかかる印象のある人も多いかもしれませんが、意外と簡単に吸入できることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

    さぁ、さっそくインクを吸入して、万年筆を使ってみましょう!

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    Il Duomoでお取り扱いの吸入式万年筆

    本記事でご紹介したカートリッジ式・コンバーター式・吸入式の万年筆は、Il Duomoでもさまざまなブランドのモデルを取りそろえております。吸入方式から探してみたい方はこちらをご覧くださいませ。

    アウロラのペン(主に吸入式)
    ビスコンティのペン
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  • 混ぜない、足さない! 万年筆インクの正しい使い方―古典インク、顔料インク、染料インクとは

    混ぜない、足さない! 万年筆インクの正しい使い方―古典インク、顔料インク、染料インクとは

    万年筆のインクは取り扱いに注意が必要です。皆さんは間違ったインクの扱い方をしていませんか? 今回は万年筆のインクの正しい使い方について解説しましょう。

    顔料インク、染料インク、古典インクとは

    インクにはそれぞれの成分ごとに大きく分けて3種類があります。

    1. 顔料インク
      粒子を紙に付着させる仕組みなので耐水性・耐久性が最もすぐれているインク。詰まりやすい欠点がある。
    2. 染料インク
      紙を染めるタイプの水に溶けやすいインク。色が出しやすいのでカラフル。最もよく使われる。
    3. 古典インク
      染料インクの仲間だが、もともと鉄の塩と植物由来のタンニン酸から作られた、耐水性と耐久性のあるインク。

     

    混ぜてはいけない

    万年筆のインクは混ぜてはいけません。同じメーカーのものであっても、違う色を混ぜるのは基本的に避けましょう。

    万年筆のインクには、古典インク、顔料インク、染料インクの3種類があります。このうち、水性である染料インクの一部は自由に混ぜることが可能です。(メーカー保証が受けられなくなる可能性があるので自己責任で!)
    ただし、その他のインクは混ぜてしまうと、化学変化が起こってインクの性質が変わってしまうことがあります。使えなくなってしまうこともあるためブレンドは避けましょう。

    継ぎ足さない

    意外とやってしまいがちなのが、余ったインクの継ぎ足し。
    万年筆のインクは同じ色のものでも継ぎ足さないようにしましょう。古いインクボトルには、吸入の際に小さなゴミが入り込んでいます。そのゴミが新しいボトルに入り込まないように、インクは足さないのが基本です。残った少量のインクはガラスペンなどに活用しましょう。最後の1滴までインクボトルのインクを吸引したい場合、スポイトなどを使う方法がありますのでお試しあれ。

    暗所で保管しよう

    さらに、保管場所にも気を配る必要があります。インクは光に当たると成分が変化してしまうため、直射日光の当たらない暗所で保管しましょう。高温多湿の場所も避けてください。

    顔料インクや古典インクは特に気を付けて!

    なお、顔料インクは内部で乾燥させないようにも注意が必要です。顔料インクは耐水性がありますが、その分、詰まりやすい特徴があります。蓋をしっかり閉めて保管しましょう。

    万年筆インクの消費期限は、2年~3年が目安です。インクを買ったら蓋に購入日を書いたラベルを貼っておきましょう。消費期限の切れたインクはできるだけ使わないのが安全です。また保管状態が悪いと、インクにカビが生えたり、インクが腐ったりしてしまうことがあります。インクに何かが浮かんでいるのはカビが生えているサイン、インクに刺激臭がする場合は腐ってしまっているサインですので、そうなってしまった場合は使わないようにしましょう。

    万年筆本体も繊細ですが、インクもデリケートです。万年筆を快適に使うためにも、正しくインクを取り扱い、きちんと保存してくださいね。

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