投稿者: admin

  • 初心者ですがフレックスニブは使えるでしょうか?

    初心者ですがフレックスニブは使えるでしょうか?

    【質問】初心者ですがフレックスニブは使えるでしょうか?

    今日はよくあるご質問にお答えしていこうと思います。

    Q: わたしは万年筆自体、使ったことがほとんどないのですが、
    動画などで話題になっているフレックスニブに惹かれています。
    しかし、コメントなどを見ていると
    「初心者はこれはやめておけ」などと書かれており、
    ハードルが高いものなのかな、と思っています。
    やはり万年筆入門者にはフレックスニブはおすすめしないものなのでしょうか?
    教えてください。

     

    Il Duomo
    普通の万年筆や、安価のフレックスニブに慣れてから、
    ほんとうにほしいフレックスニブを検討しよう!

    ぬらぬらイメージ画像
    A: はい。近年、YouTubeやインスタグラムなどのSNSの発達により
    万年筆界でもフレックスニブ(柔らかくしなり字幅を変えられるペン先)を使った
    字幅を変えるパフォーマンスの動画がよく見られます。
    そういうものをみて「欲しいなあ~」と思うかたもいらっしゃるのですが
    なかには勿論「万年筆自体、使ったこと一度もありません!」というかたも。

     

    結論としては、「安い万年筆でいいから、慣れてから移行していこう!」というのがわたしの意見です。

    なぜかというと…
    万年筆入門者、未経験者の方がフレックスニブを使ったときにぶち当たる壁は
    いくつかあるのですが、まずはじめに
    「壊れる可能性がある」ということ。

    もちろんものによりますが、やわらか~く薄手に作られているタイプのニブは
    筆圧をぐいぐいかけた場合、
    ペン芯からペン体(金属部)が完全に離れてしまうと
    インクが出なくなってしまいます。

     

    そうすると、最悪の場合、修理になってしまう可能性も…。
    硬めに作られている・反っても戻ってくる力が強いような
    フレックスニブであれば、こういった問題は起こりません。

    これが一つ目の壁。

     

    次に、二つ目の壁として「使いこなすのが難しい」
    言い換えると、「ペン先へのちょうどいい力加減を探るのが難しい」ということもあります。
    フレックスニブを使って、強弱のある線を書こうと思っても
    練習しないとなかなか良い線が出ません。

    万年筆に慣れている方なら、フレックスニブに慣れるのも早いと思います。
    初心者の方ですと、慣れるまでに苦労されるかも…?

    実は私自身、万年筆を初めて使ったとき…
    何本か壊してしまった経験があり(汗)
    しかも、わたしは中学生くらいからGペンや丸ペンは使っていたのに!
    安めのペンではあったのですが、いま思えば柔らかめのペン先でした。

    メーカーさんに何度か電話をしていろいろと試行錯誤しましたが
    直らず…。
    振り返れば、当たり前なのですが(ペン先とペン体が離れているので、インクが出なくなっていた)。
    のちに、自分が筆圧が強かったせいで
    そのペンたちが壊れたと知り
    大変ショックを受けました。(メーカーさんに申し訳ないし恥ずかしい気持ちになりました)
    丸ペンは硬かったので反らなかったのです。

     

    その後は、硬めのスチールニブから万年筆を始め直し
    のちのち、柔らかいものにだんだんシフトしていきました。
    みなさんがそうすべきとは思いませんが、
    私は万年筆を使うにつれて「硬め→柔らかめ」というように嗜好がそのように変化していったのです。
    いまでは、硬めニブも柔らかめニブも、フレックスニブも、場面ごとに分けて使っています。

     

    まずは万年筆を日常的に使ってみる

    スクリーボ ジェルモ―リオ 萌芽

    これはわたしのイチオシのフレックスニブ、スクリーボさんですが…。
    1本目にはおすすめしません。

    まずは、おなじみKAKUNOさんでいいのです。

    プラチナ デスクペンもいいですね。

    あるいはLAMYなど。

    こういったペンを日常生活のなかでたくさん使って、慣れていく。
    そして、「ペン先の感触」とか「筆圧」の感覚がぐっと鋭くなる瞬間が必ず来ます。

    これがボールペンとは確実に違う部分でもあります!

    その瞬間が来たら、ほしいフレックスニブに挑戦するのがいいのではないでしょうか。

     

    万年筆に慣れる速さというのも、
    本当に個人差があるので何とも言えませんが
    1年くらいかかる方もいらっしゃれば
    1か月くらい集中して使って、すぐに慣れた!という方も。

    (わたしは筆圧が強めだったので、なんだかんだと半年~1年くらいかかったかもしれません)

    もともと筆圧が弱いかたや、習字をやっていて力を抜く加減がわかりやすかったかたは慣れるのが早そうです。

     

    何はともあれ、一度も万年筆を触ったことがないけどフレックスニブを使ってみたい、という方ならば
    1000~1500円程度の安めの万年筆を使って
    万年筆とはどんなものか!?というのを試すことをおすすめします!

     

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  • ヨーロッパと万年筆のかかわりと歴史|コロナ禍後の万年筆のゆくすえ

    ヨーロッパと万年筆のかかわりと歴史|コロナ禍後の万年筆のゆくすえ

    ご存知の方も多いかもしれませんが、
    ヨーロッパと万年筆のかかわりはとても深いものがあります。
    ヨーロッパの多くの国では、小学校のときから万年筆を授業に使います。

    その関係で、大人になってからのユーザー数の割合は統計が出ていませんが、
    日本よりは万年筆ユーザー割合が多いだろうと考えられています。

    ヨーロッパでの万年筆の立ち位置

    アメリカやイギリスで生まれて進化してきた万年筆。
    やはり、西洋での文化が発達しています。

    イタリアでもユーザーが多いのは同様で、多くの親たちは
    子どもが進級したり、就職する際に万年筆をプレゼントするとのこと。
    クリスマスプレゼントにも万年筆はポピュラーだそうです。

    最初驚いたのですが、
    クリスマスの時期になると
    町の万年筆屋さんの前には人だかりができるほど
    プレゼントに求める人が多いのだとか。
    もちろんコロナ禍以前の話なので
    いまはオンラインで買う方も多いとは思いますが…。

    万年筆画像

    日本でも昔は就職祝いに万年筆、というのは定番だったと聞いていますが
    ボールペンと電子メール、携帯電話の普及の波に押されて万年筆ユーザーが少なくなっていきました。
    ヨーロッパでももちろん、打撃は受けたはずなのですが
    なぜあまり廃れなかったのでしょうか。

    わたしの推察ですが、理由の一つには、もともと筆文化だった日本と、
    つけペン文化が根付いていたヨーロッパの違いにあるかと思います。
    つけペン文化から発明された万年筆に自然に移行したヨーロッパでは、
    現代でも小学校で万年筆を使うわけで
    自然と「大人になったら良い万年筆を」となるわけです。

    が、筆から突然まったく違うつけペンや万年筆の文化を明治時代に受け入れた日本では
    万年筆は一般市民の意識下では「近代化のしるし」「贅沢品」のままであり、
    「必ず持つべきもの」という文化にはならなかったのでしょう。
    (筆と硯は、学校で必ず買いますが…)

     

    万年毛筆 
    呉竹 万年毛筆

    (余談ですが、こんな「万年毛筆」なるものも日本には存在します。
    最近、若い子が万年毛筆を使っているのを見て、「そ、そっちか~い!」と驚きました。
    でも、日本文化の保存という観点から見ても万年毛筆はとても良いですよね。)

     

    先ほど書いたように、一度は廃れるかのように見えた万年筆。
    ヨーロッパでは、いくら万年筆を小学校で使うと言っても、
    やはり生産数は下がっていたようです。
    しかし!2000年代に日本でもヨーロッパでも同様に(つまり世界中で)
    万年筆のリバイバルが起きました。

    手書きっていいよね!万年筆ってかっこいいよね!というリバイバルです。
    そしてリバイバル以降は特に、
    万年筆は書く道具という実用的な使い方以外に、
    ファッションとしての意味合いを強くしました。

     

    1000円~3000円台のカジュアル万年筆が増えたり、
    女性向けのかわいい/綺麗な万年筆が登場したり。

     

    万年筆はより身近なものとして、リバイバルを遂げたのです。

    コロナ禍での万年筆の立ち位置

    レオナルド ピエトラマリーナ
    レオナルド モーメントゼロ ピエトラマリーナ 万年筆 

    日本でも世界でも、コロナ禍にはいってすぐ、万年筆ブームが起こりました。

    「おうち時間」のニーズの急増で、

    「自分の人生を振り返りたい」という方や
    「書写を楽しみたい」という方が全世界的に増えたのです。

     

    また、外に出られなくなって、ネットフリックスやネットサーフィンにも飽きた…という人々が

    「身体的感覚」を求めて、より五感を刺激される体験を、ということで万年筆に興味を持った、ということもあると思います。

     

    万年筆は、コロナ禍での人々の癒しの存在となっていたのですね。

     

    しかし日本においては、実は2020年は万年筆プチブームがあったのですが、
    2021年、2022年は興味が少し薄れたようです。(Googleトレンドからの仮説)

    しかしながらヨーロッパでは2023年になっても万年筆ブームは衰えることなく、むしろ2000年代前半の人気を取り戻しつつあります。

     

    これも、もともと万年筆を使う土壌がヨーロッパ文化圏にあったから、と考えるのが自然です。

     

    日本では、万年筆ブームからのインクブームはそのまま定着し、ガラスペンなどがかなりの地位に立っているように思えます。
    (これもGoogleトレンドから。)

     

    日本では円安の影響で万年筆もかなりの値上げがありましたので、いったん万年筆よりは安価で

    いろいろなインクが試せるガラスペンに興味が移っているのか、どうなのか。

     

    ただ、持ち歩きができて丈夫で、独特の筆記感が楽しめる万年筆は、次の100年も残っていくのではないかな~と思っています。

     

    万年筆は個体差という揺らぎがあり、
    握り方や角度、筆圧によってひとりひとり使い心地が違うという
    他の文具とは比較できないほどにユニークな、とても変わったパーソナルな道具です。

    「大人になったら、1本持っておくと良いよね」
    という時代が日本にも来たらいいなと夢見ています。

     

    万年筆で読書記録

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  • 2022年を振り返る特集|ゆくペンくるペン

    2022年を振り返る特集|ゆくペンくるペン

    2022年はみなさまいかがでしたか?

    Il Duomoでは、今年もさまざまなユニークなペンが
    わたしたちの前に現れては、
    お客様のところへ旅立っていきました。

    2022年に取り扱ったなかで
    印象的だったペンや人気だったペンを
    ここでご紹介しようと思います。

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    このシリーズはIl Duomoのメルマガバックナンバーに店長が加筆修正を加えてブログにしたシリーズです。
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    2022年を振り返る特集|ゆくペンくるペン

    ビスコンティ ゴッホシリーズ
    ビスコンティ ゴッホシリーズ

    ▶ビスコンティ ゴッホシリーズ

    ヴァンゴッホシリーズは、印象派の巨匠、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホの絵画から
    色を抽出したレジンで作られたシリーズ。
    マグネティックロックのキャップ、18面体カットされた輝く軸、
    使いやすい大きさのデザインで
    人気シリーズとなっています。
    こちらが、今年からインクセットになり箱もそれぞれ絵画が印刷されました。
    より特別感があり、コレクション性が高くなってリニューアルです。

    ビスコンティ 限定生産品 オペラマスター アンタークティカ 万年筆 Visconti Opera Master Antartica Fountain Pen
    ▶ビスコンティ 限定生産品 オペラマスター アンタークティカ 万年筆 Visconti Opera Master Antarctica Fountain Pen

    「南極大陸」をイメージした、使いやすく気品のあるオペラマスターの透明軸。

    冷たそうなレジンデザインは、全体の形にもマッチしています。

    ビスコンティは14K,18Kニブが自社生産になりました。
    以前よりも細めに出て、硬めではあるのですが、ニブのかたちもスタイリッシュで
    他と一線を画す、おもしろい書き心地となっています。

     

    レオナルド モーメントマジコ DNA 万年筆 14Kニブ (ロジウム/ゴールドトリム) Leonardo Momento Magico DNA Fountainpen
    ▶レオナルド モーメントマジコ DNA 万年筆 14Kニブ (ロジウム/ゴールドトリム) Leonardo Momento Magico DNA Fountainpen

    モーメントマジコシリーズから
    DNAというオレンジ色がまぶしい軸が登場したのが、今年のことでしたね。
    ピストン吸入式なので大量にインクが吸え、
    実用的なのに加え
    まぶしい太陽のようなオレンジ色は
    さすがナポリのブランドです。

    スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ ステュディオルム  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Studiorum Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ ステュディオルム  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Studiorum Fountain Pen

    ボローニャを拠点にしているスクリーボ。
    最近発売になったものですが、とても印象的です。
    ボローニャの風景を軸に落とし込んだ逸品・・・
    レジンをひとつひとつ職人が手彫りしており
    表情が個体によって違いますし、
    面によっても光によっても変わるので
    イタリア万年筆らしいなあと惚れ惚れします。

    アウロラ 限定生産品 イタリア神秘の旅  マテーラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Matera Fountain pen
    ▶アウロラ 限定生産品 イタリア神秘の旅  マテーラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Matera Fountain pen

    アウロラ 限定生産品 ヴォルテッラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Volterra Fountain pen
    ▶アウロラ 限定生産品 ヴォルテッラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Volterra Fountain pen

    アウロラからの新商品で印象的だったのはやはりこれ!
    イタリア神秘の旅(シークレットジャーニー)シリーズ。
    隠れた名所を案内するようなコンセプトで
    美しいアウロロイド樹脂が存分に楽しめます。
    地下水槽をイメージしたマテーラに、乳白色のヴォルテッラ。
    どちらも人気があります。

    アルマンドシモーニクラブ ボローニャエクストラ エジプシャンシリーズ ネフェルティティ 万年筆 ASC Bologna Extra Egyptian Series Nefertiti
    ▶アルマンドシモーニクラブ ボローニャエクストラ エジプシャンシリーズ ネフェルティティ 万年筆 ASC Bologna Extra Egyptian Series Nefertiti

    ASCの今年印象的な軸は、エジプシャンシリーズ!
    特にネフェルティティはセルロイド軸でもめずらしいキャラメルリボンのような色が優雅です。
    50本限定のネフェルティティですが、まだ若干数取り寄せが可能。
    迫力ある軸とマジックフレックスのふわふわな書き心地が絶妙。

    マイオーラ ミト オリジン 万年筆 (スチールニブ) Maiora Mitho Origine Fountain Pen
    ▶マイオーラ ミト オリジン 万年筆 (スチールニブ) Maiora Mitho Origine Fountain Pen

    大振りなイタリアらしい、オレンジのレジンが華やかな軸に
    さくさく、フロー良し、と使いやすいニブがついています。
    太め軸なので筆圧を弱くしたい方にもおすすめです。
    マイオーラは基本的には書き味や字幅はレオナルドと似ています。
    安定して実用的だと思います。

     

    ピナイダー ラグランデベレッツァ ロック イエロー 万年筆 Pineider La Grande Bellezza Rock Yellow Fountain Pen
    ▶ピナイダー ラグランデベレッツァ ロック 万年筆 Pineider La Grande Bellezza Rock Fountain Pen

    ラグランデベレッツァシリーズが吸入式になってリニューアル!
    ルテニウムコーティングの暗いトーンと
    明るいレジンのイタリアらしい美しさが洗練されています。

    スチールニブではありますが、吸入式がありがたい。

     

     

    ピニンファリーナ・セーニョ PF TWO ライトブルー 万年筆 Pininfarina PF TWO Light Blue Fountain Pen

    ▶ピニンファリーナ・セーニョ PF TWO ライトブルー 万年筆 Pininfarina PF TWO Light Blue Fountain Pen

    ちょっと変ったところですとこのピニンファリーナ・セーニョは新しい発見でした。
    細部に予断を許さないデザイン。
    軸も、色とアルミニウムの素材があいまって、軽やかでかっこいいのがわかります。
    そして書き味もさらさら、フローが潤沢、切れ味良しと、とてもおすすめです。

    ティバルディ モデル60 ザズーグリーン 万年筆 TIBALDI Modello 60 Zazou Green Fountain Pen
    ▶ティバルディ モデル60 ザズーグリーン 万年筆 TIBALDI Modello 60 Zazou Green Fountain Pen

    モデル60はクラシカルな形をしているのですが
    尻軸部など、かなり凝ったつくりになっています。
    まるでアクセサリーのようなたたずまいは
    みていて惚れ惚れしてしまいます。
    ワイン色に近い紫&深いグリーンがすごく大人っぽい!

    モンテグラッパ ゼロ ゾディアックシリーズ
    ▶モンテグラッパ ゼロ ゾディアックシリーズ

    モンテグラッパ ゼロ ゾディアック サジタリウス(射手座)スチールニブ 万年筆 Montegrappa Zero Zodiac Saggittarius
    ▶モンテグラッパ ゼロ ゾディアック サジタリウス(射手座)スチールニブ 万年筆 Montegrappa Zero Zodiac Saggittarius

    ここにきてじわじわと人気が出てきているゼロ ゾディアックシリーズ。
    細身な軸と、それぞれの星座に合わせたモンテグラッパイトの色が
    神秘的な印象を与えます。
    ご自身の星座にあわせて、ラッキーアイテムとして持っておくのも素敵。

    ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 花魁 万年筆 Visconti Van Gogh Oiran Fountain Pen
    ▶ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 花魁 万年筆 Visconti Van Gogh Oiran Fountain Pen

    ゴッホが浮世絵に傾倒していたのは有名です。
    この「花魁」はゴッホがパリに移住後に出会った日本の浮世絵に影響を受け、
    1887年に描いた同名の絵画からインスピレーションを受けつくられたものです。
    背景の金屏風のような色あいはゴールドトリムで採用し、花魁が身につける着物の色を軸に採用しています。

    モンブラン グレートキャラクターズ エンツォ・フェラーリ スペシャルエディション 万年筆 Montblanc Great Characters Enzo Ferrari Fountain Pen
    ▶モンブラン グレートキャラクターズ エンツォ・フェラーリ スペシャルエディション 万年筆 Montblanc Great Characters Enzo Ferrari Fountain Pen

    モンブランのフェラーリ。
    細かいところまでフェラーリのデザインが閉じ込められています。
    フロントグリルが天冠になっていたり
    エンツォ・フェラーリさんの名言が書かれていたり。
    車好きのかたにはたまりませんね。

     

    スクリーボ 限定生産品 ピウマ ルーチェ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Luce Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ ルーチェ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Luce Fountain Pen

    スクリーボ 限定生産品 ピウマ アッセンツァ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Assenza Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ アッセンツァ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Assenza Fountain Pen

    スクリーボの両用式の軽いモデル、ピウマ。
    気品あふれる雰囲気が、さすがスクリーボ、といったところ。
    黒×ゴールド/銀色(プラチナ)という、とてもシンプルな題材を
    ここまでかっこよくデザインしているペンは見たことがないです。(スタッフ談)
    特筆すべきは哲学的で文学的な商品コンセプト、
    翻訳するのも楽しく、大変でもあり…
    格闘したのもいい思い出です。

    アウロラ 限定生産品 88(オタントット) レッドマンバ 万年筆 Aurora 88 Red Mamba
    ▶アウロラ 限定生産品 88(オタントット) レッドマンバ 万年筆 Aurora 88 Red Mamba

    特殊な加工をした赤い表面がいかにも毒蛇らしく…ずっと見入ってしまいそう。
    アウロラのテーマカラーが実はこのような赤色なので
    アウロラらしい軸となっています。

    レオナルド モーメントゼロ ジェイド 万年筆 スチールニブ(ゴールド/シルバートリム) Leonardo Momento Zero Verde Giada Fountain Pen
    ▶レオナルド モーメントゼロ ジェイド 万年筆 スチールニブ(ゴールド/シルバートリム) Leonardo Momento Zero Verde Giada Fountain Pen

    レオナルド モーメントゼロ ジェイド 万年筆 14Kニブ(ゴールド/シルバートリム) Leonardo Momento Zero Verde Giada Fountain Pen
    ▶レオナルド モーメントゼロ ジェイド 万年筆 14Kニブ(ゴールド/シルバートリム) Leonardo Momento Zero Verde Giada Fountain Pen

    2022年の新カラージェイドは引き続き、人気。
    レオナルドの定番商品になりつつあります。
    淡いひすい色。新緑のイメージそのものです。

     

    みなさんは2022年はどんな年でしたか?
    世間は大変なことがずっと起こっていた印象の2022年でしたが
    ペンを片手に、平和を築いていきたいですね。

    |2022年、読んだ中でいちばんこころ震えた本。

    さて、万年筆がお好きなかたは
    読書もお好きなかたが多いかもしれません。
    2022年、店長佐藤が読んで一番震えた本を紹介します。

    メモリーウォール 
    ▶メモリーウォール アンソニー・ドーア著
    あらすじ
    表題作「メモリー・ウォール」は、
    化石発掘が趣味の夫を亡くし認知症をわずらっているケープタウンに住む女性と、
    記憶をカートリッジにして取り出すことができる装置を巡るちょっとSFチックな短編です。
    静謐な文章で、自然系小説(というジャンルがあるのか…)では
    根強い人気のあるアンソニードーア氏の隠れた名作。
    歴史、自然科学、社会問題、そして愛憎が静かに絡み合っていく文章は
    派手なところはありませんが、しみじみと、ああ、いい。と思えます。
    著者のアンソニー・ドーア氏は主人公や舞台を世界中のいろいろな人種・場所に設定するので
    自分がその地で生きている「だれか」になりきれるようで、それも楽しいのです。
    絶版になっており、高値がついていますが
    図書館などにある可能性もあるのでぜひ、機会があれば読んでみてください!

    CONTE MAGAZINE VOL.2 WINTER 2021
    ▶CONTE MAGAZINE VOL.2 WINTER 2021
    そして、2021年発行の雑誌なのですが
    沖縄をテーマにしたものすごい熱量と取材と
    ものすごい筆力、パワーのある文章で打ちのめされた雑誌。
    発行部数は少ないのですが読む価値があります。

    ちなみに2021年のベストはこちら。昨年の年末にはこれを夢中で読み返していた記憶。

    モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語
    ▶モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語

    あわせて読みたい

    2022年に取り扱った各ブランドについて、もっと詳しく知りたいかたは以下の記事もどうぞ。

    Visconti(ビスコンティ)本社から現地レポ
    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー
    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴
    モンテグラッパの書き味比較
    ピナイダー工場見学レポ
    スクリーボ万年筆の特徴とおすすめ
    マイオーラ・レオナルド・デルタのちがい

    万年筆の基礎(吸入方式・字幅・ペン先素材)について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法
    ペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    ペン先編(はじめての万年筆)

     

     

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  • 舶来万年筆(海外万年筆)と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

    舶来万年筆(海外万年筆)と国産万年筆の書き味、字幅の違いは?

    国産と舶来品の字幅・書き味の違いは?

    手書きの風合いが魅力的な万年筆。

    万年筆には日本のメーカーが作った国産品と海外のメーカーが作った舶来品(海外メーカー品)があります。

    国産万年筆と舶来万年筆にはそれぞれの良さがありますが、どちらを選んだらいいの?と疑問に思われる方も多いでしょう。

    やはりメーカーごとにペン先の種類はさまざまですし

    さらに国産の万年筆のペン先と舶来品の万年筆のペン先では同じサイズ名でも文字の太さに違いがあります。

     

    この記事では、5-6年万年筆を検品している私が感じてきた変遷も含め、
    主なメーカーごとに、ざっくりと選び方を書いていきます。

     

    一般的に国産にくらべて舶来品のペン先の方が1段階太いと言われています。

    たとえば舶来品のペン先の細字は、国産のペン先では中字の大きさです。

    それぞれのペン先のサイズで、舶来品のほうが大きくなっています。

    舶来品の万年筆を選ぶときにはぜひペン先の大きさにも気を付けて選びましょう。

     

    ※ただ、モデルやロットによって、あるいは個体差もあり

    字幅にはゆらぎがあります。

    おおよその目安、程度にとどめて参考にしていただければ幸いです。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方や、14K・18K・スチールニブの違いについては、こちらの記事もあわせてどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    まず、国産の万年筆の書き味

    国産は、パイロット、セーラー、プラチナが有名どころです。

    国産万年筆は、世界的基準で見ると細めに仕上がっており、とめはねはらいがとても綺麗に出、
    ストレスフリーで書けることで人気があります。

    3社とも、まったく違った書き味なのですが
    ・書き出しの線の美しさ
    ・ある程度硬さがしっかりあり、コシのある書き味
    ・精巧な作り

    …このあたりが日本の特徴なのかなと思います。

    とにかく、この値段帯でこの作りの良さ。
    世界的に見ても他の追随を許さない極上の仕上がり。

    舶来万年筆にはないメイドインジャパンの良さがぎゅっと詰まっています。

     

    わたしも、国産万年筆は(実は)愛用しています。

    舶来万年筆の書き味、字幅

    さて舶来万年筆。

    日本産に比べると、アルファベットを書くことの多い海外万年筆ですので
    とめはねはらいなどは、そこまでこだわって作られていません。

     

    が、それぞれのメーカーの良さがあるので
    比較していただければと思います。

     

    当店の特性上、イタリア万年筆が多くなっていますのでご注意ください。

    この記事に出てくるニブの硬さ・柔らかさについて

    一点注意が必要なのが、ニブの硬さの表現についてです。
    一般的にニブ(ペン先)が硬いと、筆圧に強いというメリットがあります。

     

    一方、柔らかいニブはしなりがややあるためにかなり強い筆圧の方ですと
    ペン先が曲がる可能性があります。

     

    硬いニブは、しならないためにフローがドバドバとは出ないのですが
    そのおかげで端正な線が出ることが多い。
    柔らかいニブはしなるためにフローが潤沢で
    線はおおらかになるという印象があります。

     

    ただこれも一般的には…という話で
    ひとつひとつのメーカーの特性にもよりますので
    こんな捉え方もあるんだな、というくらいに考えていただければと思います。

    ペリカン Pelikan の字幅と書き味

    ペリカンM600

    ペリカンは、フローがとても良い場合が多く、またペンポイントも大きめなので
    字幅は国産の1-1.5段階上になることが多いです。
    まれに、細めの個体もありますが…。

     

    書き味はM400,M600などの数字によってペン先がまったく違うため
    異なりますが
    全体的にはぬらぬら系で、丸いぽってりした字、
    あたりの柔らかい出来の良いニブ…という印象です。
    M1000はかなり柔らかいので注意。

    ペリカンの代表モデル「スーベレーン」の魅力をもう少し掘り下げたいかたはこちらをどうぞ。

    世界的人気を誇るペリカンの【スーベレーン】の魅力とは?

     

    モンブラン Montblanc の字幅と書き味

    montblanc-enzo-ferrari001 モンブラン 万年筆 フェラーリ

    モンブランも、モデルによってニブがけっこう異なりますので
    一概には言えませんがペリカンと傾向は似ているかと思います。
    ヌラヌラ系、フローが良い、柔らかめ(クラシックなどは少し硬めですが…)
    ペリカンよりも、ニブががっしりしていて重厚感を感じる書き味です。

     

    字幅は国産の1段階か1.5段階上です。
    特に作家シリーズなどの限定生産品の大き目ニブは太めに出る傾向があるような気がします。

    ファーバーカステル(伯爵コレクション)の字幅と書き味

    ファーバーカステル 伯爵コレクション 書き味

    ファーバーカステルは、スチールニブは硬めの書き味で、いわゆるガチニブといっていいでしょう。

     

    伯爵コレクションのほうは金ペンになりますが、
    こちらのほうがやや柔らかく作られており、
    万年筆に慣れてくるとちょうどよく感じます。

     

    作りこみはさすがドイツといった感じで、金属感が適度に楽しめる精緻な感触が得られます。
    フローは良い。書きぶりはペリカンと似ていて、ややぽってりした線になります。

     

    スチールニブ、金ニブともに字幅は国産のだいたい1段階上です。

     

    こうしてみるとドイツ万年筆は共通する書き味があるなあと感じますね。

    ビスコンティ Visconti の字幅と書き味

    ビスコンティ Visconti 星月夜 Starry night

    スチールの場合、近年国産に近い字幅になってきています。
    とめはねはらいが良く出る、フローは渋くはないがドバドバ系ではない、という感じです。

     

    2022年から18K、14Kニブがインハウス(自社生産)になりました。
    しなりはあまりせず、硬めのニブなのですが
    ガチガチというわけではなく、金ペンらしい扱いやすさになってきています。

     

    字幅は国産より0.5段階上、くらいを想定していただければと思います。

    Il Duomoの店長がビスコンティ本社にお邪魔したときの現地レポートはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

    ウォーターマン Waterman の字幅と書き味

    ウォーターマンのスチールニブは試したことがなく、わかりません(ごめんなさい。)。

     

    金ニブは船のようなかたちのカレンが有名ですが
    一体型になっているため、とても硬いです。
    金属感があり、かつ硬いので頑丈な印象を得ます。

     

    ガチニブなのもあり、細字は細かな綺麗な線がでます。
    特に書き出しが美しく出て良いすね。イラストにも向いているかもしれません。

     

    0.5-0.8段階上の字幅を想定していただければと思います。

    アウロラ Aurora の字幅と書き味

    アウロラ ジュングラ Aurora Jungle

    アウロラは日本の字幅に近いと言われています。
    ただフローが良いものであったりすると、EFでも日本のFくらい、Fが日本のFMくらい…ということはままあります。
    アウロラで一番人気はEFですが、書き味について考えると、アウロラは研ぎが攻め込んでいることが多く、EFですと多少カリっとすることがあるかもしれません。
    ですので字幅よりも書き味を優先される方にはFをおすすめすることが多いです。

    お使いいただいた後ペン先調整をするということも可能ではあります。
    そちらも加味された上で一度ご検討いただければと思います。

    ペン先調整について詳しくはこちらの記事もご覧ください。

    ペンクリニックに行こう! 〜ペン先調整するとどうなる?〜

     

    以前はフローを絞っていることが多かったのですが、
    最近はぬらっとしたフローに変わってきている感がありますよ。

    アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」のレビューはこちらをご覧ください。

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

    レオナルド Leonardo Officina Italiana の字幅と書き味

    レオナルド Leonardo Officina Italiana 書き味 字幅など

    レオナルドは、2021年にニブが変わりました。
    それによりスチールニブはしっかり目の気もちの良い硬さに
    金ニブはスチールよりもやや撓る、ほど良い柔らかさになりました。

     

    ニブのフルチェンジにより、以前よりも字幅も細めに改編。
    雰囲気としては0.8段階上くらいでしょうか。

    レオナルドは純正インクがかなり通りが良いので、純正インクを入れた際はフローはとても良いです。

     

    ※2022年に新しいデザインのニブが出ましたが、そちらはまだ該当モデルも少ないので
    方向性がはっきりし次第、追記します。

    レオナルドの特徴やおすすめモデルについてはこちらの記事をどうぞ。

    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴!書き味は?おすすめペン&気を付けること

    マイオーラ Maiora/デルタ Delta の字幅と書き味

    Maiora マイオーラの書き味 字幅は?

    マイオーラ Maiora/デルタ Deltaは生産が同じ工房なので
    字幅・書き味は同様のものとして書きます。

     

    レオナルドと基本的には似た書き味です。
    スチールニブは適度な硬さ、金ニブはほど良い柔らかさ。
    レオナルドと比べるとペンポイントがやや丸い感じはします。

     

    ぽってりした線が書けます。

    フローもレオナルド同様、潤沢。

    マイオーラ・レオナルド・デルタの違いについて詳しくはこちらをご覧ください。

    【ドルチェヴィータ軸の比較】マイオーラ・ミト・オリジンとレオナルド・DNA、デルタ・DVのちがい

    新しいデルタDVシリーズの各モデルの違いはこちら。

    DELTAデルタ・DVの各種モデルのサイズ・仕様の違いを説明します

    モンテグラッパ Montegrappa の字幅と書き味

    モンテグラッパ Montegrappa 書き味 字幅は?

    モンテグラッパはスチールニブ・金ニブともにかなり硬め。

    限定の特殊なニブ以外は、ニブ本体(ペン体)が分厚いです。

    ほとんどしなりません。

     

    ただ、金ニブのほうが気持ちすこし、硬さの中に柔らかさを感じます。
    金の伝導率の問題なのかもしれません。

     

    モンテグラッパ純正インクはさらっとしていてパイロットに近い感じ?なので
    書き味もさらさら~としている感じです。
    フローは中程度。

     

    字幅は、国産より1段階上とみていいでしょう。

     

    金属感は存分に味わえます。

    柔らかさのあるニブが人気ですが、わたしはモンテグラッパの書き味もけっこう好きです。

    モンテグラッパの代表モデル「エキストラ1930」と「フェリチタ」の書き味比較はこちらをどうぞ。

    【モンテグラッパの書き味とは?】エキストラ1930とフェリチタの比較、調整のレポート

     

    ピナイダー Pineider  の字幅と書き味

    ピナイダー Pineider  字幅 書き味は?

    ピナイダーはスチールと金ペンに大きな差があるので注意が必要です。

     

    スチールニブは大き目でガチニブ。
    フローは絞り気味なことが多いように思います。
    ガチニブでフローが絞り気味なのですが
    大きめなせいか、そこまで硬さが気になることはありません。

     

    字幅は国産の0.5段階上くらいでしょうか。

     

    14Kニブはフレックスですので、その他のフレックスニブ同様に
    しなるせいで字幅は太く出ます。
    国産の1-1.3段階上くらいです。

     

    14Kフレックスニブは、かなり柔らかく、筆のような感覚に近いかもしれません。

     

    下に出てくるスクリーボ同様に、入門者向けではありません。

    ピナイダーの工場見学レポートはこちらをご覧ください。

    ピナイダー(Pineider)の工場見学にいってきた|万年筆の謎を本社工房にお邪魔し解き明かす

    スクリーボ Scribo の字幅と書き味

    スクリーボ Scribo 書き味 字幅は?

    スクリーボはかなり柔らかい部類に入ります。

     

    しかし柔らかなのにどこかサリサリ感があって、癖になるニブですよ。

     

    14K,18Kと2種ありますが

    14Kはフレックス仕様なのでしっかりしなり、
    「柔らか~~!」と感じやすい感触があります。

     

    18Kはフレックスではありませんが
    それでも柔らかい部類に入るくらいには柔らかいです。

     

    実用であれば18Kでしょうが、万年筆を使い始めたばかりの方にはおすすめしません。

     

    字幅は、フローが潤沢なのと、柔らかくしなるためにけっこう太めです。
    BBBなどはマジックペンくらい太くなります。これもまた面白いニブです。

    国産の1-1.5段階上を想定すると良いでしょう。

    スクリーボの特徴とおすすめモデルについて詳しくはこちらの記事をどうぞ。

    スクリーボ(Scribo)万年筆の特徴とおすすめのモデル。書き味は?

    アルマンドシモーニクラブ Armando Simoni Club (ASC) の字幅と書き味

    アルマンドシモーニクラブ ASC 書き味 字幅は?

    ASCも、フローが良いために字幅はやや太めになります。

    個体差もけっこうありますが1-1.3段階くらい上を想定していただければと思います。

     

    書き味はスチール、14K、18Kともに柔らかで、
    (なぜか)とめはねはらいが綺麗に出るように作られており
    日本語を書くのにぴったり!

     

    思いのほか綺麗に線が出るので、とても気持ちよいペン先です。

     

    18Kはマジックフレックスといって
    かなり大き目なフレックスニブなのですが
    こちらもきちんとしなり、柔らかく、ふわんふわん♩とするのに
    とめはねはらいが美しいのが特徴です。

    まとめ

    万年筆を選ぶとき、ペン先の種類はとても重要です。

    ペン先の種類が多く、また国産と舶来品とでは微妙にサイズも違います。

    そんな時はまず自分がどのくらいの太さの文字を書きたいかをイメージしましょう。

    自分が好きな太さの文字はどれくらいでしょうか?

     

    そのイメージに合わせてペン先を選んでみるのがおすすめです。

    最初のうちは選んだペン先で書いた文字が自分のイメージと合わなかった・・・ということもあるでしょう。

    でも自分が選んだペン先で自分のイメージ通りの文字が書けたときの喜びはとても大きなものです。

    そしてその喜びからどんどん万年筆で文字を書くことが好きになっていくと思います。

    その嬉しい気持ちこそが万年筆の楽しさなのです。

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  • Il Duomoからの手紙のバックナンバーを公開します

    Il Duomoからの手紙のバックナンバーを公開します

    こんにちは、Il Duomoの店長の佐藤です。

     

    2017年から続けてきたIl Duomoですが、
    不定期でIl Duomoからの手紙というおたよりを作っていました。

     

    ペンやインクなどをご購入された方にはおたよりを基本的には同封させていただいておりました。

    A4用紙片面の短い文面ですが、1.5か月に1回くらいで更新しておりまして、2022年8月にはなんとVol.38に!

     

    以前はペンの紹介を右側に書いていたのですが
    ペンのカタログを別で印刷することになって右側が空いてしまったので
    趣味の読書の紹介をしようと思い立ちまして、
    (万年筆が好きな方は、本が好きな方も多いのではないでしょうか?私調べ)
    書評と言うほどのものでもないですが
    おすすめ紹介文を書いています。

    読書してきたなかでも、イタリアや海外などに関連する本を主に紹介しています。
    この本棚シリーズも早やVol.14…感慨深いものがあります。
    読書と万年筆って、「しみじみする」ところが似ているなと思います。

     

    全然たよりの号数や周年のキリがいいわけではないのですが、
    最近ふとIl Duomoからの手紙のバックナンバーを公開していこう!と思い立ちました。

     

    というのは、ペンの比較などいろいろとためになるコラムを書いているのに
    ご購入者様しか読めない、
    それはいいのですが、毎月毎月ペンを購入される方も少ないですから
    読んでいただく機会が少ないなあと思ったのです。

     

    というわけで、直近の号をご紹介しますので
    よろしければダウンロードか、
    画像を指でぴぴっと拡大していただいてお読みください。

    Il Duomoだより イルドゥオモ

     

     

     

     

    こうやって振り返ってみますと、
    商品登録やメルマガなど合わせるとかなりの文章量を書いてきたのだなあ…と。
    しかしいまだに書きたいことはたくさんあります。
    今年も残り半分はとうに過ぎておりますが、
    今年の目標として「地域」や「文化」「アナログ」などに根差した
    ZINE(ちいさな雑誌)を作りたいなと思っております。
    そこから見えてくるものが、たくさんありそうで。
    またこちらの「Il Duomoからの手紙」のバックナンバーは気まぐれに公開していきたいと思いますので、
    その際はぜひ読んでみてください!

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  • スクリーボ(Scribo)の商品説明文が文学的だ。【イタリア万年筆考】

    スクリーボ(Scribo)の商品説明文が文学的だ。【イタリア万年筆考】

    スクリーボの商品説明文が文学的・哲学的

    純文学が好きなIl Duomoの店長の佐藤です。

    最近びっくりしたことに、スクリーボのオフィシャル商品説明文というか、商品コンセプト文が
    非常に文学的なのです。

    それは尋常ではないレベルの文章が書かれています。

     

    Il Duomoでは基本的にメーカーの公式ページを翻訳してから、
    日本のかたにわかりやすいように意訳したり
    説明が必要なところは足したりしながら商品説明文を書きます。

     

    イタリア万年筆はコンセプトが毎度しっかりしていて、
    かつ歴史や文化も古く厚みがあるため
    説明文を読み解きながら、書いていくのは難しくも楽しい作業です。

     

    前々から感じていたことではあるのですが
    今回ピウマのルーチェの商品ページをつくるにあたり
    「黒」の哲学がとても深く、
    哲学だけではなく文章も味わい深く、
    スクリーボのライターさんはもしかして作家なのかな?と思うほど…

     

     

    Thus it is the absence of light, the lack of clarity and definition that unleashes the depth and richness typical of the black color. This fascinating and particular color reminds us that the absence of something is not only a flaw or a fault, as it can also be considered as a possibility: absence is a space to be filled, black like flowing ink, where everything is still to be done, still to be written.

    したがって、黒色特有の深みと豊かさを解き放つのは、光の欠如、明快さと鮮明さの欠如といえます。この黒という魅力的で特別な色は、何かが「無い」ことは欠陥や失敗という側面だけでなく、可能性でもあるということ示唆します。「無い」ということは、流れるインクのように真っ黒で、すべてのことがやり残してあるような、書かれるのを待つばかりの空白のようなもの。

    —–スクリーボ ピウマ ルーチェの公式ページより。(翻訳はIl Duomo)

     

    当方翻訳のプロではないので、こういう文を翻訳するのが難しいですが‥‥

     

    「黒」=光の欠如、見えないもの という見方だけでなく、
    「黒」=すべての可能性を含むもの
    という見方ができる、ということかなと思います。

     

    黒はどのようにでもなれる。

     

    それはひとつの希望でもある…

     

    芸術にも通じますし、哲学的でもある。

     

    声に出して読むと英語文のリズムの良さも心地よく
    かなりセンスのあるライターさんですね…。

     

    こういうことに力を入れるスクリーボ、あなどり難し。
    そして自分の心も引き締まります。

     

    文章に責任を持たなければ。

     

    それではスクリーボの万年筆たちを少し紹介していきます。

    軽くてコンパクトなピウマ

     

    ピウマはスクリーボのコンバーター・カートリッジ両用式の
    コンパクトなサイズのシリーズです。
    シンプルな黒を採用した新しい「ルーチェ」「アッセンツァ」が登場しました。
    黒×金や黒×シルバーは万年筆ではよくある組み合わせ、デザインしつくされてきた、ともいえるのですが
    スクリーボの手にかかるとこの黒×金と黒×シルバーが
    素晴らしくスタイリッシュに。
    スクリーボ 限定生産品 ピウマ ルーチェ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Luce Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ ルーチェ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Luce Fountain Pen

    気品あふれる雰囲気が、さすがスクリーボ、といったところ。
    さらに特筆すべきはそのコンセプト。
    哲学的で文学的な商品コンセプト、
    読み応えのある商品説明文になっていると思いますので
    ぜひ読んでみてください!

    スクリーボ 限定生産品 ピウマ アッセンツァ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Assenza Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ アッセンツァ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Assenza Fountain Pen

     

    面が美しい、フィール

    スクリーボ 限定生産品 フィール フィオリタ  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Fiorita Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 フィール フィオリタ  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Fiorita Fountain Pen
    スクリーボのフィールはほとんどが限定生産で発売されます。
    先日、提携している調整師さんから
    スクリーボ、とても良いですね。
    程よい柔らかさと弾力性、撓り具合が実に心地いい。
    個体差ももちろんあると思いますが柔らかいニブが好みの人にはかなりお勧めできる可能性があるかと思います。」
    と連絡をいただきました。スクリーボの書き味が好みだったわたしも
    調整師さんの太鼓判をもらい嬉しい限りです。
    フィオリタは深い色合いが写真では伝わりづらいのですが
    奥ゆかしい美しさがあります。

    スクリーボ 限定生産品 フィール ジェルモーリオ(萌芽)万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Germoglio Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 フィール ジェルモリオ(萌芽)万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Germoglio Fountain Pen
    「萌芽」を意味するジェルモリオ
    スクリーボはふくよかな形とオマスに似た書き味が特徴です。
    いい意味で均一でないマーブルなレジンが、イタリア万年筆らしい!

    面取りなしのラ・ドッタシリーズ|モリーネとピエッラ

    ラ・ドッタは「フィール」と違い面取りしていない丸い軸です。
    ラ・ドッタとは中世のボローニャ(スクリーボの本拠地)を指す言葉で
    「学識のある人」を意味します。
    ボローニャはボローニャ大学で有名ですが、世界ではじめての大学年‥‥として知られています。
    なんと設立は1088年‥‥!
    大学設立から、中世のヨーロッパの歴史は作られていったのです。
    そんなラ・ドッタの名を冠したスクリーボのモデルはイタリアらしい色気は残しつつ
    気品と知恵を感じることができる美しさがあります。

    スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ モリーネ  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Moline Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ モリーネ  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Moline Fountain Pen
    モリーネ運河をイメージした、青い流れるような軸。
    イタリアらしい「アズーロ」のような青です。

     

    スクリーボ ラドッタ ピエッラ
    ▶スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ ピエッラ  万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Piella Fountain Pen Fountain Pen

    ボローニャにあるピエッラ通りをイメージしたこの軸。
    少し暗めの青ですが、隠された通りの小窓から運河を眺めているような気分になれそうです。

     

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  • スタイリッシュなヨーロッパ製のボールペンを、父の日にプレゼントしませんか?

    スタイリッシュなヨーロッパ製のボールペンを、父の日にプレゼントしませんか?

    今年の父の日は6月19日です。

    もうすぐですね!

    父の日というと、お酒やネクタイが挙げられますが
    筆記具も素敵です。

    国産では味わえない、スタイリッシュなデザイン性あふれる筆記具を
    プレゼントにしたら、お父さんのスタイルがワンランク上になること間違いなし。

    筆記具のなかでも、一番なじみのあるボールペン。
    そのなかでも

    • 派手過ぎず、どの世代の方が持っても使いやすい見た目
    • 大きすぎず、使い勝手が良いサイズ感
    • ヨーロッパらしいラグジュアリー感のあるデザイン

    といった特徴のペンをスピード発送に揃えてみました。

    父の日キャンペーンで、質の高い高級ラッピングペーパー(イタリア製のものが多いです)
    をふんだんに使用した特別なラッピング通常300円が、
    6月17日(金)朝10:00までのご注文であれば無料サービスになります。

     

    【無料ラッピングについて】
    ご注文時に、注文画面の通信欄へ「父の日キャンペーン:ラッピング希望」とお書きください。ご希望がない場合、ラッピングすることができませんので必ず明記してください。

     

    スピード発送対応のボールペンたち

     

    ビスコンティ ゴッホ星月夜 ボールペン
    ▶ビスコンティ ヴァンゴッホ コレクション 星月夜 ボールペン

    ゴッホの名画…星月夜の色を抽出し、レジンを作っているという
    アートな1本です。
    18面体に削られているため、軸がきらきらと輝き高級感があります。
    長く使って飽きないデザインと言えます。

    【スピード発送】ティバルディ ボノニア マルティーニオリーブ ボールペン Tibaldi Bononia Martini Olive Ballpoint
    ▶ティバルディ ボノニア マルティーニオリーブ ボールペン 

    万年筆でも人気のボノニアシリーズのボールペンを仕入れてみました。

    オリーブ色がイタリアらしく、レジンのゆらぎも綺麗で、唯一無二です。
    少し大き目・長めですが男性にはちょうど良いと思います。

     

    【スピード発送】ティバルディ インフランジブル ブラウン ボールペン TIBALDI Infrangibile Brown Ballpoint
    ▶ティバルディ インフランジブル ブラウン ボールペン 

    ボノニアシリーズよりも少し小ぶりなインフランジブル。
    各色あります。
    こちらはブラウンがマーブル色で、シックでおしゃれ。
    マーブル模様が1本1本違う顔なので、これもプレゼントには良いポイントと言えます。

     

    【スピード発送】ビスコンティ エコロジック レッド ボールペン Visconti ECO-LOGIC Red Ballpoint
    ▶ビスコンティ エコロジック レッド ボールペン 

    珍しいビスコンティのエコロジックのボールペン!
    麻からつくられる植物性樹脂を使っており
    まさにエコ。
    箱も自然素材で作られており、エココンシャスなお父さんになってほしいというメッセージにも!?
    こちらも各色あります。

     

    父の日のプレゼント

    ▶モンブラン ニュースターウォーカー ブラック ボールペン

    ボールペンのプレゼントの金字塔ともいえるMont Blancからは、
    若々しい浮遊感のあるニュースターウォーカーを。
    モダンなクリップなどの細部、
    グリップの形など通常のモンブランとの違いが「あえて」感があって良いですね。

     

    父の日に選びたい、ひと味違うボールペン
    ▶父の日に選びたい、ひと味違うボールペン

     

    筆記具選びについてもっと知りたい!という方、Il Duomoではご購入前のご相談もお受けしています。
    この用途にこの筆記具ってどうなの?という方。
    ネットで万年筆を買うって不安・・・という方。
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  • 【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

    手書きの風合いが魅力的な万年筆

    言志四録 万年筆

    万年筆を使い始めると、文字を手書きで書く習慣がついてきます。

    手書きというのはその人の文字を書くくせや個性が出て、その文字を見ることもとっても魅力的。

    万年筆で書いた自分の文字を後から見返すと、その時の自分の状態や気持ちなどがわかるのがとっても面白い!

    手書きは書くときだけでなく、あとから見返すことの楽しさもありますね。

     

    また万年筆はペン先で文字の雰囲気が大きく変わります。

    そのことも魅力のひとつ。

    その時の自分の気持ちの状態で万年筆のペン先を選ぶのもいいですね。

     

    しかし、万年筆がはじめて、という方にとって
    ペン先の選び方はとても難しいものだと思います。

    特に国産の万年筆は字幅のバリエーションも多いので選びにくいのではないでしょうか。

    参考までに、パイロットのバリエーションを。

     

     

    私は毎日その日のインスピレーション(?)でどのペン先を使って書くかを決めています。

    用途によって、1日のうちに2-3種使うこともありますし
    今日はこれ!と決めるときもあります。

    今日は大き目のノートに太字でしっかり書きたいな~とか、
    今日は5㎜方眼に細かく書きたいから細字の気分!などちょっとしたことですが、文字を書くのも楽しくなります。

     

     

    万年筆とは奥が深いもので、太い・細いだけでなく書き出しの形なども
    好みにすごく影響してくるものなのですが
    それについてはまた今度‥・。

     

     

    ぜひ万年筆で自分の手を使って文字を書いてみてください。

    きっとさまざまな楽しみが見つかります。

    レオナルド  書き味 万年筆 Leonardo

    ▶レオナルドの字幅のサンプル

    好みがわからなければ、とりあえずF(細字)

    万年筆の字幅選び方 画像

    万年筆入門者のかたで、とりあえず手の出しやすいKAKUNOなどを試したいというかたでしたら
    「とりあえずF(細字)で!」と決めてしまっても良いでしょう。

    国産から、舶来品(外国産)にシフトしたい!という方にとっても
    使い勝手の良いのはとりあえずF。

     

    外国産のもので避けたいのが、EFを選んでカリカリしすぎてしまって
    書き味が悪い、ということ。
    Fであればある程度インク量(フロー)もあるので、
    リスクはそんなにありません。

     

    ただ、もちろん場合(メーカー、ロット個体差など)によります。

    F字幅は0.3㎜~0.5㎜。

    一番売れるのはF

    Il Duomoはイタリア万年筆が主なので、
    Mだと太すぎる可能性がある、EFだとカリカリするかもしれない、ということで
    Fに落ち着く方が多いように感じます。

     

    迷ったら「Fで!」というのも良いかもしれませんね。

    M~B 太めの文字が書きたい人におすすめ

    万年筆の字幅選び方 画像

    万年筆で文字を書くとき、しっかりした文字を書きたいときがあると思います。

    またはがきの表書きなど太いほうが視認性がある場合も太字がおすすめ。

    その場合は太めのペン先を選ぶといいでしょう。

    太めの文字は力強く、しっかりとした印象を与えます。

     

    また、そのほかのメリットとしては「インクの濃淡が楽しめる」ということ!

     

    インクが流行して定着してきていますが、インクも細字だと何色なのかがはっきりしない場合があります。
    太く出れば出るほど、インクの色がはっきりとわかりますし
    インクだまりを楽しむことも可能!

     

    太字(B)のペン先には種類がいろいろとあります。
    メーカーごとに少しずつ違いますが、「BB」や「BBB」など、各メーカーごとに数種類ある場合もあり、それぞれに特徴があります。

     

    基本的にはBなら0.6㎜~0.9㎜くらいになります。(かなり幅があるのは、海外産も含めるため)

     

     

    また、太字まではいらないけど、インクのフローがしっかり目がよくて濃淡を楽しみたい、という用途の場合

    中字(M)がおすすめ。

    Mは0.5㎜~0.6㎜くらいの字幅です。

     

    太字Bで気を付けること

    実は、太字の場合、気をつけるべきことがあります。

    それはペンポイントについて。

     

    太字は形を出すためにペンポイントが四角く作られる場合があり、
    仕上げによっては筆記角度がシビアな場合もあります。

     

    しっかり紙に対して垂直に持って書く人ならば問題ありませんが
    筆記角度に癖がある方の場合、こういったペンポイントのBはインクがかすれる可能性があります。

     

    筆記角度に注意しながら筆記してみましょう!

    EF~F 細めの文字が書きたい人におすすめ

    国産のEFは0.25㎜~0.3㎜程度で、ボールペンだとしたら
    「すっごく細い!」パイロットのハイテックの0.25㎜などが想像しやすいでしょう。

     

    万年筆の字幅選び方 画像

    (ヨーロッパ万年筆ですとEFがFくらいになることもしばしばです。)

    一方、繊細な文字を書きたいときにおすすめなのが、ペン先が「細字」というサイズのものです。

    細字サイズのペン先はバリエーションも豊富。

     

    通常の細字サイズをはじめとして、極細字サイズ、中細字サイズなどペン先の種類が幅広く、その時の気分は書くときの状況などによって、使い分けることができます。

    細字サイズのペン先を使うと、カリッとした文字が書けるイメージがあり、私は文字をたくさん書きたい時や気持ちをすっきりさせたい時によく使います。

    このようにその時の気持ちでペン先を選ぶこともとても楽しいことだと思います。

     

    細かい文字を書く書類や履歴書、ノートや手帳、日記などを書くことが多い時には細字サイズあるいは極細字サイズがおすすめです。

    細かい文字がきれいに並んでいるのを見ると爽快感があります。

    また細字サイズのペン先には硬めのペン先、柔らかめのペン先など書き心地でも分かれているペン先を揃えているメーカーもあります。

    そのため万年筆を初めて使う人にとっても細字サイズのペン先は使いやすいかもしれません。

    EFはフローが渋い場合がある

    万年筆の原理といいますか、ペン先の原理として
    インクのフロー(流出)が多ければ多いほど
    滑らかに書くことができますが
    その分字幅は太くなりがちです。

     

    なぜかというと一度に出てくるインク量が多いので
    紙に染みこむ量が増えます。
    すると、結果的に字幅は太くなります。

     

    そんなわけで、EFらしい極細さを達成するために
    メーカーによってはあえてフローを絞り(スリット同士やペン体とペン芯との隙間を狭くしたり、など)
    細く出しているところがあります。

    フローが減ると、金属感を感じやすくなるために
    カリカリ感を感じることが増えるでしょう。

     

    そんなわけで、もし滑らか~な書き味が好きな方は
    フローが多めのメーカーを選ぶか、細字でもEFではなくFを選ぶなど
    工夫をする必要があるでしょう。

    (しかしこれも概論であって、滑らかでフローが少ない個体もあります。奥が深いです)

    フレックスやミュージックニブなど特殊ニブ

    万年筆の字幅選び方 画像

    メーカーによってフレックスニブ、エラステイックニブ、クイルニブ、などいろいろな言い方がありますが
    つまり「柔らかいペン先」です。

    柔らかいと何がいいことがあるの?というと、

    これまたメーカーやペン先の種類によって様々なのですが

    フレックスニブのメリット
    • アタリが柔らかいので手への負担が少ない
    • かける筆圧によって字幅のバリエーションが自由自在になるので、カリグラフィーのような線が書ける

    ということが挙げられます。

    しかし

    フレックスニブのデメリット
    • 筆圧をかけすぎるとペン芯と離れてしまいインクが出なくなることも
    • 扱うのが難しいので初心者向けではない

    ということも…

    おすすめとしては、最低でも半年程度、通常のペン先に慣れてから
    こういった柔らかいペン先を使ったほうが良いと思います。

    ペン先を傷めてしまうのが一番怖いです💦

     

     

    また、ミュージックニブは数が少ないのですが
    楽譜用に作られたニブで
    これもフレックスニブであることもあるのですが
    面白い線が書けるので、一部の方に人気があります。

     

    スタブのように使うことができます。

    手紙や原稿用紙にも良いでしょう。

     

    レオナルド万年筆 ミュージックニブ leonardo music nib 14K

     

    スタブはミュージックニブと似ていますが
    メーカーによってはイリジウム(ペンポイント)が付いておらず
    板のようなペン先なこともあります。

     

    面白い字幅の線が書けて素敵なのですが
    ミュージックニブ、スタブとも
    初めての万年筆にはおすすめしません。

    万年筆の字幅選び方 画像

    国産と舶来品のサイズ感の違いは?

    万年筆には日本のメーカーが作った国産品と海外のメーカーが作った舶来品があります。

    やはりメーカーごとにペン先の種類は豊富です。

    さらに国産の万年筆のペン先と舶来品の万年筆のペン先では同じサイズ名でも文字の太さに違いがいあります。

    一般的に国産にくらべて舶来品のペン先の方が1段階太いと言われています。

     

    たとえば舶来品のペン先の細字は、国産のペン先では中字の大きさです。

    それぞれのペン先のサイズで、舶来品のほうが大きくなっています。

    舶来品の万年筆を選ぶときにはぜひペン先の大きさにも気を付けて選びましょう。

     

     

    ちなみに、舶来品の中でもアウロラは日本の字幅とかなり近いと言われています。(個体差はあります)

     

    まとめ

    オジヴァメディオ アルマンドシモーニクラブ Armand SimoniClub odiva medio

    万年筆を選ぶとき、ペン先の種類はとても重要です。

    ペン先の種類が多く、また国産と舶来品とでは微妙にサイズも違います。

    そんな時はまず自分がどのくらいの太さの文字を書きたいかをイメージしましょう。

    自分が好きな太さの文字はどれくらいでしょうか?

     

    そのイメージに合わせてペン先を選んでみるのがおすすめです。

    最初のうちは選んだペン先で書いた文字が自分のイメージと合わなかった・・・ということもあるでしょう。

    でも自分が選んだペン先で自分のイメージ通りの文字が書けたときの喜びはとても大きなものです。

    そしてその喜びからどんどん万年筆で文字を書くことが好きになっていくと思います。

    その嬉しい気持ちこそが万年筆の楽しさなのです。

     

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  • 2021年、人気だったペン・心に残ったペンたち。

    2021年、人気だったペン・心に残ったペンたち。

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    アウロラ 限定生産品 88 ブルーマンバ 万年筆 Aurora 88 Blue Mamba
    ▶アウロラ 限定生産品 88 ブルーマンバ 万年筆 Aurora 88 Blue Mamba
    以前ブラックマンバというペンが出ましたが、そのブルーバージョン。
    毒蛇の名前を冠しただけあって、妖しく美しいペンとなっています。
    表面の加工も珍しく、どこか有機的な軸です。

     

    ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 夜のカフェテラス 万年筆 Visconti Van Gogh Cafè Terrace at Night Fountain Pen
    ▶ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 夜のカフェテラス 万年筆 Visconti Van Gogh Cafè Terrace at Night Fountain Pen
    有名な「夜のカフェテラス」。
    これは人気がありました。
    夜のネオンと、夕闇の対比が美しいです。
    外箱にも絵画が印刷されていて、箱だけでも飾っておきたくなります!
    珍しい取り合わせの色遣いでゴッホならでは、という感じがします。
    アートを身近に置いておけるゴッホシリーズは、万年筆以上の魅力がありそう。

     

    モンテグラッパ 限定生産品 デヴィッド・ボウイ ★(ブラックスター) 万年筆 Montegrappa David Bowie Blackstar Fountain Pen
    ▶モンテグラッパ 限定生産品 デヴィッド・ボウイ ★(ブラックスター) 万年筆 Montegrappa David Bowie Blackstar Fountain Pen
    デヴィッド・ボウイの★(ブラックスター)という最後のレコードをモチーフにした限定品。
    真っ黒ななかに歌詞を星座に見立てたモチーフが描かれています。
    このレコードは名盤で、これに聞き入りながら仕事をしたのも思い出です。
    モンテグラッパは、このようなちょっと珍しい、観点のおもしろいペンを作ります。

     

    スクリーボ 限定生産品 ピウマ リエベグリージョ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Lieve Grigio Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 ピウマ リエベグリージョ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Piuma Lieve Grigio Fountain Pen
    新しい色が出るとすぐに完売してしまうスクリーボですが、
    ピウマというシリーズ、こちらのリエベグリージョもすぐに売り切れてしまいました。
    柔らかいニブはそのままに、コンバーター式で使いやすいピウマ。
    また新色が2022年も出てきますように!

     

    ティバルディ ボノニア パールミスト 万年筆 Tibaldi Bononia Pearl Mist Fountain Pen
    ▶ティバルディ ボノニア パールミスト 万年筆 Tibaldi Bononia Pearl Mist Fountain Pen
    メルマガでも何回か紹介していますが、このボノニアのパールミストは
    非常に美しいレジンです!
    奥深いグレイ~ブルーホワイトの軸がなんだか雪豹のよう。
    書き味は、モンテグラッパに似ていてガチニブ系です。

     

    ビスコンティ 限定生産品 イル・マニフィコ ブラックマーブル 万年筆 Visconti Medici - Il Magnifico Black Marble Fountainpen
    ▶ビスコンティ 限定生産品 イル・マニフィコ ブラックマーブル 万年筆 Visconti Medici – Il Magnifico Black Marble Fountainpen
    黒い大理石を使ったビスコンティ社らしい、コンセプチュアルな軸でした。
    雷鳴のような石の色が印象的です。
    イタリア(ビスコンティのあるトスカーナ州は特に)は大理石の産地としても有名です。
    車窓から見た削られた山肌を思い出しました。

    2022年にはグリーンマーブルも新色で登場しています。

     

    レオナルド モーメントゼロ イリーデ 万年筆 (ゴールド/ロジウム/ローズゴールドトリム) Leonardo Momento Zero New Iride Fountain Pen
    ▶レオナルド モーメントゼロ イリーデ 万年筆 (ゴールド/ロジウム/ローズゴールドトリム) Leonardo Momento Zero New Iride Fountain Pen
    青緑色が美しい、イリーデ。
    2021年からモーメントゼロシリーズはトリムが
    イエローゴールド、ローズゴールド、ロジウム(種によってはルテニウムも)から選べるようになったのですが
    イリーデの場合は特に人気があったのはローズゴールドトリムでした。
    上品で愛らしい軸です。

    レオナルドは2021年からニブのメーカーも変わったのですが
    全体的にフローが良いながらも安定感が出て、良くなりました。
    字幅は以前よりもすこし細めに。

     

    スクリーボ 限定生産品 フィール ヴィオラ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Viola Fountain Pen
    ▶スクリーボ 限定生産品 フィール ヴィオラ 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO Feel Viola Fountain Pen
    深い紫色、ワインのような色が魅力的だったフィールのヴィオラ。
    YouTube撮影もしました。
    2021年後半からスクリーボが良い!とずっと言っていますが、
    このニブやデザインはスタッフからも人気が高いです。
    美しいレジンも高得点!

    マイオーラ インプロンテ ポジリポ オーバーサイズ 万年筆 Maiora Impronte Posillipo Oversize Fountain Pen
    ▶マイオーラ インプロンテ ポジリポ オーバーサイズ 万年筆 Maiora Impronte Posillipo Oversize Fountain Pen
    2021年後半から勢いづいてきたマイオーラ。
    大き目・太めで迫力あるデザインですが、首軸はくびれていて掴みやすく
    書き味も素直で使いやすいです。

     

    ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 農婦のいる古い葡萄畑 万年筆 Visconti Van Gogh Old Vineyard with Peasant Woman Fountain Pen
    ▶ビスコンティ ヴァン・ゴッホコレクション 農婦のいる古い葡萄畑 万年筆 Visconti Van Gogh Old Vineyard with Peasant Woman Fountain Pen
    ゴッホコレクションには珍しい白系の軸。
    男女問わず人気がありました。
    荒々しいゴッホの筆致が鑑賞できるすてきな箱も素晴らしいです。

     

    モンテグラッパ 限定生産品 エクストラ ヴァーシズ 万年筆 Montegrappa Extra Verses Fountain Pen
    ▶モンテグラッパ 限定生産品 エクストラ ヴァーシズ 万年筆 Montegrappa Extra Verses Fountain Pen
    紫色のマーブル軸、エクストラヴァーシズ。
    「詩」をテーマにしており、言葉を大事にしてきたイタリア人の思いがうかがえる軸です。
    ニブは大き目で頼りがいがある硬めながらしなやかさもあります。

    色はヴィンテージワインのようなちょっと渋い赤みのある紫。

     

    モンテグラッパ 限定生産品 ワイルド-バオバブ 万年筆 Montegrappa Wild - Baobab Fountain Pen
    ▶モンテグラッパ 限定生産品 ワイルド-バオバブ 万年筆 Montegrappa Wild – Baobab Fountain Pen
    モンテグラッパのチャリティ系の軸は、
    オリジナリティにあふれており毎度デザインに驚かされます。
    シロフクロウの羽をデザインしたクリップが唯一無二。
    付属品の写真たちもほんとうに綺麗でこころ震えます。

     

    モンテグラッパ 限定生産品 エキストラオットー バタフライブルー 万年筆 Montegrappa Extra Otto Butterfly Blue
    ▶モンテグラッパ 限定生産品 エキストラオットー バタフライブルー 万年筆 Montegrappa Extra Otto Butterfly Blue
    モンテグラッパのセルロイド軸は、高価なのですが
    一生ものとして大切に使いたい1本です。
    エクストラオットーは軸が八面体にカットされており
    机に置いても転がらないという利点も。
    金属部はシルバー925で、エイジングを楽しめるのも◎。

     

    2021こころ震え本。

    蛇足ですが‥‥
    本好きな店長佐藤が読んだ中で「すごい」本をご紹介します。
    まずは内田洋子さんの緻密な取材によるノンフィクション。

    1.モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語(方丈社) 内田洋子 著

    トスカーナの山奥に、モンテレッジオという、古くからイリア中に古本を売り歩く行商人の村がありまし
    その本の行商人の歴史と末裔の村人ちを追いかけたルポルタージュで著者渾身の一作です。
    内田洋子さんの仔細な取材と、それを束ねる筆力、そして豊かな表現力。
    そんな素晴らしい本を読むことができだ嬉しく、こどものようなみずみずしい気分で読み進めまし

    モンテレッジオの行商人たちの歴史を思うと、「文化をつくる」というのがいかに
    個人個人に担われているか、ということがわかるような気がします。
    小売をしている方にはぜひ読んでいただきたいなと思います。

    内田さんの文章は丹念で美しく、命を懸けて書く、とはこういうことか、と身につまされる思いで読みまし

    イタリアの細かな歴史が出てくるので、わたしもいろいろと調べながら読み進めました。

    イタリア万年筆ではおなじみの題材でもある「ダンテ」が途中で出てくるのが
    わくわくして楽しく、

    商品説明文もこれからもっと深く掘って書きたいな~と思わせるようなパワーある著作でした。

    モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語
    モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語(方丈社) 内田洋子 著
    は内田洋子さんの著作をくさん読めて幸せな1でし

     

    2.シェル・コレクター (新潮クレスト・ブックス) アンソニー ドーア 著

    日本で映画化もされた、O・ヘンリー賞受賞作。
    自然科学を熟知している作者が
    美しい自然を舞台に人間模様を描く短編集です。

    アンソニードーアはオハイオ州の生まれで、ケニアなどさまざまな地域に暮らしたことがあるということで
    自然風景や動植物についての表現が静かで美しく
    育ってきた環境の豊かさと、ものごとを見つめる確かな眼を感じます。

    表題「貝を集める人」ももちろん素晴らしいのですが
    わたしが一番胸を打たれたのが「世話係(英語題:The Caretaker)」です。

    アフリカのリベリアで不正をはたらいていた主人公ジョセフが
    内戦をきっかけにアメリカへ渡り難民としてとある邸宅の庭係として働き始めるのですが
    クビになってしまいます。

    その近くの浜辺で出会った、打ち上げられたクジラの遺骸、
    そして出会った耳の聞こえない少女…。

    物語は動き始めます。

    「魂の再生」をナチュラリストの観点から描いた短編だと思います。
    ここまで自然の描写と共に綺麗な布のように
    人間の微細な部分を編むことができるのか…と感動。

    デビュー作と思えない完璧なまでの精巧さ。打ち震えます。
    むしろこっちを映画にしてほしかったなあ~~と思うのですが、日本では難しそう。

    しかしアメリカ人がリベリア人を主人公にチョイスするのもすごいなあと思いますし
    違和感なく、リベリア人の価値観をするっと短編で馴染ませてしまうのも
    ケニアに住んだことのある著者だからこそできたことなのかなあ、と。

    シェル・コレクター (新潮クレスト・ブックス) アンソニー ドーア 著

    アンソニー・ドーア氏の著作が良すぎて、作者買い・積読しています。

    あわせて読みたい

    2021年に取り扱った各ブランドについて、もっと詳しく知りたいかたはこちらの記事もどうぞ。

    Visconti(ビスコンティ)本社から現地レポ
    アウロラの88(オッタントット)レビュー
    Leonardoレオナルドの万年筆の特徴
    モンテグラッパの書き味比較
    スクリーボ万年筆の特徴とおすすめ
    マイオーラ・レオナルド・デルタのちがい

    「結局どれを選べば一生使えるの?」というかたには、こちらもおすすめです。

    一生ものの万年筆はどう選ぶ?万年筆屋が思う一生使えるペン

    万年筆の基礎(吸入方式・字幅・ペン先素材)について知りたいかたはこちらをどうぞ。

    万年筆のいろいろな吸入方法
    ペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    ペン先編(はじめての万年筆)

     

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  • アウロラの万年筆は不具合が多い?というご質問にお答え

    アウロラの万年筆は不具合が多い?というご質問にお答え

    アウロラを購入するときの不安について答えました

    アウロラ イメージ

    アウロラ オプティマ オー・ソレ・ミオ 万年筆 Aurora Optima O Sole Mio Fountain Pen

    こんにちは、Il Duomoの店長の佐藤です。今日はよくあるご質問にお答えしようと思います。
    横浜市Kさんからのご質問です。
    なかなか切実なご相談です。

     

    A:アウロラの万年筆を検討していますが、検索すると「アウロラ 折れる」などと出てきます。

    アウロラが折れるというのは本当ですか?

    それと、アウロラの万年筆は洗浄後インク窓を確認するといつもインクがどうしても残ると聞きました。

    この場合の洗浄のコツや、インクが残っているときにさらに他のインクを入れて良いのか不安です。

    1.アウロラは折れる?

    確かにアウロラと検索すると「折れる」と出てきますね…。これは不安になって仕方ありません。

     

    結論から申し上げますと、気を付けて使っていれば簡単に折れるということはありません

    アウロラの万年筆のなかで、オプティマや88などはインク窓がついています。

    このインク窓はキャップのネジ切り部と近く、キャップを硬く締めすぎたりすると、インク窓部に負荷がかかるのです。

     

    これにより、インク窓からインクが漏れるという事例はよく聞きます。

    ですので、Il Duomoではアウロラのインク窓つきのペンをご購入されるかたにはキャップを強く締めすぎないこと、

    など注意点を資料にしてお渡ししています。

    資料にしてお渡ししてからは、みなさん気を付けていただいているようでインク漏れの事例は一度もありません。

    (それ以前は数例ありました。)

    アウロラ イメージ
    ▶アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    ちなみに、どのペンも落としたりすると壊れるリスクがありますが、
    インク窓付きのアウロラのペンはキャップをした状態で
    横向きに落ちた場合、折れやすいというリスクがあります。

    (普段使いで気を付けていたのにぽっきり折れたという話は、近年あまり聞きません。アウロラも改善していっています)

    インク窓は、レジンとレジンを接着しているので、一続きのインク窓無しペンよりかはリスクがあるわけです。

    ただ、折れるときは綺麗に折れるためくっつけやすいとも言えます。

    修理はですので、難しくありません。(イタリア送りにはなります。)

     

    しかし万年筆を落とすと、各メーカー、どの種類のペンでも不具合が発生しやすいので
    万年筆は絶対に落とさないように!気を付けましょう。

    蛇足:キャップの締めすぎはどのメーカーのペンにもよくない

    高級文具のキャップは締めすぎNGの画像

     

    話は逸れますが、キャップをきつく締めすぎるのはペリカンなど他の万年筆でもキャップに負荷がかかりレジンが割れたりする原因になります。

    乾き防止でしっかり締めたいお気持ちもあると思いますが、なるべくやさしく締めてペンを長持ちさせてくださいね!

    アウロラのインク窓はとても便利で機能的ですし、インクを楽しむのにももってこい。


    気を付けながら取り扱っていただければと思います!

     

    2.洗浄について

    アウロラは、ダブルタンクリザーバーという吸入タンクになっており、

    洗浄時、通常よりもインクが中に残りやすい構造ではあります。

    ただ、だいたい透明になるまで洗っていただければ、次のインクを入れてもよほど大丈夫です。

    しかし、ラメ入りインクや顔料系、古典インク系は避けましょう。

     

    もしどうしても中に残ってしまい気になる場合ですが、アウロラのニブはユニットになっていて、外すことができます。

    ですので外して内部を洗えば、かなり綺麗に洗浄できます。ただ負荷をかけることにはなるのであまり頻繁にこれをやるのはおすすめできません。

     

    それに、外す際に変な風に力を入れるとペン先の切り割りが傾く可能性もあります。

    (外した後、なにかあったとき保証外にもなってしまうと思います。)

    多少残っていても、基本的には放っておいて大丈夫ですよ。
    ダブルタンクリザーバーは使うインクに気を付けることと、何度も水を替えて洗うのがよいでしょう。

    アウロラのおすすめ

    最近おすすめのアウロラの万年筆を挙げてみました。

    アウロラ ジュングラ Aurora Jungle

    ▶アウロラ 限定生産品 アンビエンテ ジュングラ 万年筆 Aurora Ambienti Giungla Fountain Pen
    アンビエンテ ジュングラ は5つの地球環境の一つ、熱帯雨林=ジャングルをイメージしたデザインとなっています。
    多種多様な動植物の命を宿すジャングルの深遠な緑をアウロロイド(アウロラ樹脂)の透明感あふれるコントラストで描いています。
    この軸に合わせて、深いグリーンのインクが付属します。

     

    Aurora マテーラ 

    ▶アウロラ 限定生産品 アウロラ 限定生産品 88 イル ヴィアッジョ セグレート イン イタリア マテーラ 万年筆 Aurora Il Viaggio Segreto in Italia Matera Fountain pen
    2022年、新たにアウロラのコレクションに加わった「イル ヴィアッジョ セグレート イン イタリア 」は、美しい街並みや自然で知られるイタリアに旅するような雰囲気を「音楽的に」体験する、という、斬新なコンセプトのペンとして発表されました。

    アウロラ 限定生産品 タレンタム デーダロ ホワイト 万年筆 Aurora Talentum Dedalo White Fountain pen
    ▶アウロラ 限定生産品 タレンタム デーダロ ホワイト 万年筆 Aurora Talentum Dedalo White Fountain pen
    タレンタムの限定生産品が登場!「デーダロ」は、ダイダロス、つまりギリシャクレタ島に残る迷宮、そしてそこに身をひそめる怪物に由来します。キャップには古代ギリシャに見られたメアンドロス柄(ギリシャ雷文)が刻まれ、まさに地下迷宮のようです。ホワイト×ゴールドがとても高貴に見えます。限定555本です。
    アウロラ 限定生産品 タレンタム デーダロ ブルー 万年筆 Aurora Talentum Dedalo Blue Fountain pen
    ▶アウロラ 限定生産品 タレンタム デーダロ ブルー 万年筆 Aurora Talentum Dedalo Blue Fountain penデーダロのブルーです。ヨーロッパではとても品のある色とされる紺色。銀色と紺がとてもファッショナブルです。

     

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