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  • ペン習字におすすめの万年筆ってどんなもの?

    ペン習字におすすめの万年筆ってどんなもの?

    万年筆を手に入れたものの、自分の書く字がイマイチ・・・。
    「でも今更どうにかなるものでもないし」と諦めていらっしゃる方、ペン習字に挑戦してみてはいかがでしょう?

     

    ペン習字と聞くとボールペンを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、万年筆もおすすめ。
    やわらかい書き味の万年筆は筆圧を調整することで毛筆のように表現豊かな字を書くことができるんです!

     

    ただし、万年筆なら何でも良いというわけではありません。
    ペン習字用の万年筆選びにはいくつかポイントが。
    記事の後半ではおすすめの万年筆と書籍についてもご紹介しますね。

     

    ※筆者はペン習字を習っているわけではありませんが、ペン習字を勉強している知人などから話を聞いたり
    万年筆屋の視点から情報を精査・分解して、万年筆初心者の方でもわかりやすいようにまとめてみました。

    ペン習字に向いている万年筆ってどんなタイプ?

    ペン習字は技術だけでなく筆記具選びも大切。
    今お使いの万年筆で、と考えていらっしゃる方はこれからお伝えするポイントをおさえているか確認してみてくださいね。

     

    やわらかい書き味 とめ、はね、はらいが美しく表現できる!

    マチコ

    ▶以前カタダマチコさんに書いていただいた字たち。さらさら~と書いたのにとっても美しい。

     

    とめ、はね、はらいが意識されている字は丁寧な印象を受けます。
    これらを綺麗に表現するためにはやわらかい書き味の万年筆がおすすめ。
    ニブをしならせ、毛筆のように筆圧を調整しながら書くことで文字に強弱が生まれます。

     

    こういった繊細な表現ができるものは日本製の万年筆に多いですね。
    漢字を書く国ですから、そのあたりにも配慮して作られているわけです。

     

    おすすめの国産ペンのリンクを貼っておきます。このなかの、細字が良いでしょう。

    のちほど、以下の中でも特におすすめな1本をおすすめします。

     

     

     

     

     

    対してヨーロッパ製の万年筆はアルファベットをさらさら~っと書くことを想定しています。
    とめ、はね、はらいを意識しながら画数の多い漢字を書くには向かないものも・・・。
    ペン習字用にもおすすめできるヨーロッパ製万年筆はのちほどご紹介しますね。

     

    インクがなめらかに出るもの

    ペン習字にはインクがぬらぬらと出てくる万年筆が良いでしょう。
    軽い筆圧で書くことができます。
    インクの出る量が絞られている万年筆だとさっと線を引いた時にかすれてしまうことがあるため注意が必要です。

     

    細めの字幅

    普段太い字幅の万年筆を好んで使っていらっしゃる方も、ペン習字の場合は細字を選んだほうがよいです。
    太い字幅のものでは全体のバランスが取りづらく、また書いたときに文字が潰れてしまいます。
    画数の多い漢字なんて特にそうなりがち・・・。
    ヨーロッパ製の万年筆であればEFもしくはFを選ぶと良いでしょう。

     

    一般的に「美しい字」と聞いて思い浮かぶのも細字で書かれたものではないでしょうか?
    太い油性マジックのようなもので書いた字を思い浮かべた方はおそらくいませんよね。(万年筆ユーザーさんは、そうでないかもしれませんが^^;)

     

    細い字幅でペン習字が上達したら、中字から太字に移行すればよいでしょう。

     

    重すぎる万年筆は避ける

    太めの軸で筆圧をゆるめ、ゆったりと書くのはおすすめ。
    ただし重すぎる万年筆では避けましょう。
    筆圧のコントロールがしづらく、安定した字が書けません。

     

    これはペン習字に限った話ではありません。
    重めの万年筆で書いていると手が疲れちゃうんですよね・・・。
    私も普段使いの万年筆は重すぎないものを選んでいます。

     

    具体的には、目安として40g以上のペンは長時間の練習は避けたほうが良いと思います。

     

    ブレない線を書くためにはご自身が扱いやすい重さのものを選んでくださいね。

     

    万年筆屋が厳選!ペン習字におすすめな万年筆

    気になる万年筆を実際手にとって試し書きができれば一番良いのですが、なかなか難しいですよね。
    海外製のものは特に・・・。

     

    そこでお客様へお届けする前の検品で日々多くの万年筆に触れているIl Duomo店長がおすすめを厳選!
    万年筆選びの参考になれば幸いです。

     

    国産のもの

    ペン習字に特におすすめな国産のペンを出してみました。

    (国産のペンはリンクはAmazonに飛びます。)

    ペン習字におすすめな パイロットカスタム74

    パイロット 万年筆 カスタム74 ソフト細字

     

    ペン習字におすすめ セーラー万年筆

    セーラー万年筆 万年筆 プロフィットスタンダード21 ブラック 細字

     

    ペン習字におすすめな万年筆 プラチナ

    プラチナ万年筆 万年筆 センチュリー ブラックインブラック 細軟

     

    海外のもの

    ペリカン

    スーベレーンシリーズはどれもおすすめなのですが、

    M600M800あたりは柔らかすぎないペン先でバランスも良く非常に使いやすいのではないでしょうか。

    (ペリカンは数字が大きくなるごとにサイズが大きくなります)

    ペン習字におすすめ ペリカンM600

    ペリカン スーベレーン M600 緑縞 万年筆

    代表してM600の緑縞を!永遠の名品とも言える逸品ですね。

    ただ、とめはねはらい‥となると、国産よりはぼってりした書き味になります。

    もちろんペン習字の力の入れ・抜きがうまくできるようになると、ペリカンでもとても良いとめはねはらいが出るようになります。
    字幅は太めに出るのでEFかFがおすすめ。

     

    ASC アルマンドシモーニクラブ

    ASCはとめはねはらいが非常に綺麗に出やすい、軟調のニブがどれも付いています。
    14Kのニブはほどよいしなり、
    大き目のペンや、限定生産品などについている18Kマジックフレックスはさらに柔らかいのが特徴。

    ASC アルマンドシモーニクラブ オジバメディオ

    ペン習字におすすめな万年筆 ASC

    ASC ボローニャメディオシリーズ

    重さが42gと気になるところかもしれませんが、設計上キャップは外したほうが良いので
    使用時は33g前後になります。

     

    ペリカンと比べるとちょっとずっしりしますが、自重で書いていける快感があります。

    スクリーボ

    スクリーボは14Kはフレックスで、するする~と気持ちよく出るフローと
    よくしなるペン先の形が癖になります。

     

    とくしなることから使いこなすのは時間がかかるかもしれないので、初心者向けではありませんが、
    「いつか」の1本という意味でここに入れておきます!

     

    生産も少しずつしかしていないため、限定生産品はすぐに売り切れてしまうので
    定期的にチェックしてみてください。

     

    こちら、キャップポスト不可なので実際に書く時は20g前後になります。

     

    ペン習字におすすめな万年筆 スクリーボ

    スクリーボ フィールシリーズ

     

     

    ペン習字を始めたい!書籍のご紹介

    私が実際に読んでみてこれは良い!と思ったのが

     

    万年筆で極める美文字 青山 浩之 著

    です。

     

    万年筆で行うペン習字に特化した本です。
    字のバランスのとり方はもちろん、万年筆の持ち方や姿勢なども細かく解説されています。
    別冊でついている練習帳は本の内容に沿って構成。

     

    「今日はこのポイントに注意しながら書いてみよう」と少しずつ進めることができて良かったです。
    あれこれ一気に取り入れようとすると、結局すべて中途半端にしか身につかなかった・・・なんて経験があるので、この練習帳はうれしい。

     

    ・万年筆の各パーツについての解説
    ・字幅の使い分け
    ・インクの種類

     

    こういった基本的な情報も写真付きでわかりやすく紹介されているので、万年筆初心者さんにもオススメしたい1冊です。

     

    青山浩之さんの著書をもうひとつ。
    DVDですぐ上達! 10日で「美文字」が書ける本 青山浩之 著

    こちらはDVDがついています。
    本を読むだけでは分かりづらい手の動かし方や、線を書くスピードを映像で確認することができるんです。

    万年筆は、持ち方や力の入れ方など、実際に目で見てみながら自分で試してみる必要があります。

    「他の練習帳は挫折しました・・・」という方はこちらを試してみる価値あり!
    本自体もポイントが簡潔にまとめられていて取り組みやすいです。

     

    他とは違う手本が良いなら

    ペン習字を勉強するうえで重要なのが手本。いわばフォントです。

    好きな字の形でないと、練習する気持ちも乗らないもの。
    そういった点で、神谷慎軒さん、カタダマチコさんの手本は筆の習字を基本としているのでものすごくかっこいい!

     

    実はIl Duomoのある恵那市でご活躍されているおふたりです。

    神谷先生が神谷流の師範で、カタダマチコさんは門下生であり現在は指導者としても活動されています。

     

    マチコさんのインスタグラム

     

    神谷慎軒さんのインスタグラム

     

    この投稿をInstagramで見る

     

    茶房神谷家(@kamiya_shinken)がシェアした投稿

    漢字はさることながら、とにかくひらがなが万葉集のような美しさ。
    もはやアート。ずっと見ていたくなるインスタグラムです。

     

    わたしも一度門下生に習ったことがありますが、こんなかっこいい字を書けるようになりたい!と思える字で
    自分の名前くらいなら10分くらいの練習で見違えるほどうまくかけるようになりました。(練習しないとすぐ戻りますが…)

     

    好かれる大人のほめられ文字 カタダマチコ 著

     

    美しい文字で伝えたい 手紙の言葉と文字 神谷慎軒 著

     

     

    いまはインスタグラムなどでいろいろな方がペン習字の情報発信をしています。
    自分にはどんな手本が合うのかな~といろいろ探してみると、やる気の出る字体に出会えるかもしれません。

    まとめ

    ペン習字というと習い事や通信教育といったイメージがありますが、書籍で手軽に始めることもできます。
    万年筆は今回お伝えしたポイントをおさえているものを用意していただくとストレスなく取り組むことができるでしょう。
    私も引き続き、今回ご紹介した書籍を参考に練習します!

     

     

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  • 女性向けの初心者用万年筆はありますか?に答えます

    女性向けの初心者用万年筆はありますか?に答えます

    「ヨーロッパのブランドで初心者の女性に向いている万年筆ってありますか?」

     

    このようなお問い合わせ、たくさんいただきます。
    女性ならこれ!という万年筆があるわけではありません。
    基本的には性別関係なくいわゆる”初心者向けの万年筆選び”のポイントを参考にしていただければOK。
    Il Duomo Magazineでも初心者さんの万年筆選びについていくつか記事を出しています。(リンクは後述)

     

    ただ、軸の太さと重さはご購入前に確認していただきたい!
    「ちょっと大きい気がするけどデザイン気に入ったしまぁいっか。」と気軽にネットでポチっとしてしまうとあとから後悔するかも・・・!?
    快適に筆記をするためにはご自身の手にあった太さ・重さの万年筆であることが重要です。

     

    記事の後半、Il Duomoで女性人気の高い万年筆もご紹介しちゃいます!

     

    初心者向けの万年筆とは

    まずは女性に限らず初心者さんにおすすめしたい万年筆とはどういったものなのか、というお話から。

     

    最もわかりやすい指標として、やはり人気で定番となっているような商品は間違いがないです。
    多くの方から支持されているということはつまり、クセがなく初心者さんでも扱いやすいということ。(もちろん例外もありますが、おおむね間違いありません)

     

    逆に何本も万年筆を持っていて使い慣れている方が「これは味があっていいんだよね」なんて紹介しているものは避けたほうが無難です。
    扱いが難しかったり、特殊なニブだったりと初心者さんが手にしても使いこなせない可能性大。

     

    万年筆に興味を持ってくださった方に1本目でつまずいてほしくない!
    まずは無難なものから購入して万年筆に慣れることをおすすめします。
    ちょっとクセのある万年筆はもう少しあとに挑戦してみてくださいね。

     

    初心者さんの万年筆選びについてはこちらの記事もどうぞ!

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?①(デザイン編)

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?③(吸入方式編)

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

     

    女性が使いやすい万年筆は?軸の太さと重さについて考える

    万年筆を探す際に必ず確認していただきたいのは軸の太さと重さ。
    デザインや吸入方式、字幅やニブの素材など他にも気になる点はたくさんあるでしょう。
    そのあたりは先述の【はじめて万年筆を選ぶポイントとは?】を参考にしていただいて。
    ここでは女性が使いやすい軸の太さと重さについてお話していきますね。

     

    手にしっくりくる太さ

    一般的に女性は手が小さい方が多いので、細軸が扱いやすいと言われています。
    が、細いものしかダメなのかというとそんなことはありません。
    普段ぐっと力を入れて書いてしまう方にはあえて少し太めの軸がおすすめ。
    太い軸の万年筆は自然に筆圧をやわらげてくれます。

     

     

    なぜやわらぐのか。
    野球のボールは握ったときに力が込めやすく、力強く早く投げることができますよね。
    対してバスケットボールのように大きなものは力もスピードもさほど出せません。

     

    万年筆もこれと同じ。力が入りづらいのでゆったりと持って書くことができます。
    かといって太すぎる軸はもたついてしまい、小さい字が書きづらくなってしまうので注意。
    自分の手にとって太過ぎず細すぎず、ちょうどよいものが良いですね。

     

     

    重すぎるものは避けましょう

    どのくらの重さがよいのかと初心者さんからよく質問をいただきます。
    まずは20~33gあたりのものがおすすめ。
    この範囲で筆圧が強い方は軽めを、逆に弱い方は重めの万年筆を選ぶとよいでしょう。
    もともと筆圧の強い方が重い万年筆を使ってしまうと更にペン先に負荷がかかってしまいます。

     

    33gを超える万年筆は結構ずっしり。
    書いていると手が疲れてきてしまう方もいらっしゃいます。
    日記や手帳など、そこそこの文量を書く方であれば軽めのものを選んだほうがストレスなく筆記できますよ。
    私も普段使いの万年筆は30g前後です。

    もちろん重いもの、大きいものも使いますが、サッと取り出しやすく書けるのはこれくらいかなと思います。

     

    目的があって、「このペンで、この文章を書きたいんだ~!」というときは、
    インクもペンも紙も狙って決めていく感じです。

     

    お目当ての万年筆に近い太さ・重さのものを手にとってみては?

    心地よく使える万年筆でないと使う頻度が低くなってしまいます。
    Il Duomoや他のネットショップでの購入を検討する場合は太さ(最大軸経)と重さの項目をチェックしてみてくださいね。

     

    ただ、「数字だけ見てもよくわからない・・・」という方も多いでしょう。
    とはいえ海外の万年筆だと実際手にとってから購入するのが難しい場合も。

     

    日本製の万年筆であれば書店や東急ハンズなどでも取り扱いがあります。
    気になっている万年筆と太さ・重さが近いものを持ってみるとイメージがしやすいかもしれません。

     

    また、長さも重要です。

    長いものは後ろに重心がくると、重く感じます。
    同じ重量でも、長すぎたりすると重く感じるので注意が必要です。

     

    長さでいうと、キャップをしたときの長さが140㎜以上あると、
    初心者向けではないように思います。(手が大きい方などは除く)

     

    自分の手にしっくりくるサイズが見つかるとよいですね。

     

     

    (ここまで書いてしまいましたが、大きさや長さやバランス感を、好みのデザインで凌駕して来るものがあるのも事実。難しい命題です。)

    かわいい万年筆がほしい!女性に人気の万年筆ってどんなもの?

    使いやすさも重要ですが、やっぱり書いていてテンションがあがるデザインの万年筆が良いですよね。
    海外製の万年筆は美しい色合いのレジンを使用していたり、凝った装飾がついていたりと日本の万年筆とは違った魅力があります。
    仕事柄たくさんの万年筆を目にする私は「これかわいい!」「こっちはかっこいい!」と物欲と戦うのが大変です(笑)

     

    好みは人それぞれなのでデザインだけで万人におすすめしたい万年筆はありません。
    ただ、日本の女性は淡くかわいらしい色の万年筆を好む方が多い印象です。
    Il Duomoで女性のお客様がお買い求めの万年筆をみてもそういった傾向がありますね。
    やさしい色合いのピンクや青、緑などなど。

     

    こういった淡い色は日本だけでなくアジアで好まれています。
    ヨーロッパの女性は逆に、赤やオレンジなどのはっきりした色を選ばれる方が多いんですよね。
    シックな茶色なんかも人気です。

     

    ヨーロッパ女性に人気なのは例えばこういった色合い。セクシーな雰囲気です。↓(日本人の女性にももちろんおすすめです!)

     

    aurora optima vilola アウロラ オプティマ ヴィオラ 万年筆

    アウロラ オプティマ ヴィオラ 万年筆 Aurora Optima 996-VL Violet Fountain Pen

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ ゴールドトリム 万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ ゴールドトリム 万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen

     

    「1本目の万年筆、いくらくらいのものが良いですか?」といった質問もいただきますが、それはお客様によってまちまち。
    まずは手頃な価格のものをという方。
    逆にこの1本を長く使うんだ!と決めて高価なものを選ぶ方。
    予算の許す範囲でお選びいただければ良いでしょう。

    さて、Il Duomoで女性の方から多くお買い求めいただいている万年筆をいくつかご紹介していきます。

     

     

    アウロラ オプティマ

    少々値は張りますが、アウロラのオプティマも人気。

    オプティマとは「最高級の」という意味。 14Kのペン先によってアウロラ独特のサリサリとした書き心地が楽しめる、最高級のペンに間違いないでしょう。

    アウロラ オプティマ バーガンディ 万年筆 Aurora Optima 996-CX - Burgundy

    アウロラ オプティマ バーガンディ 万年筆 Aurora Optima 996-CX – Burgundy

     

    オプティマシリーズはたくさんの色があります!詳しくはこちら

     

    ペリカンM200から600まで

    ペリカンの限定品でかわいい色が出ることが多く、そのたびに女性から多く問い合わせが入ります。
    M200 パステルグリーン、かわいいです。

    ペリカンは数字の大きさごとに、軸の大きさやニブの大きさ、あるいは書き味も変わります。
    ご自身に合ったものが見つかると良いですね!

     

     

     

    ペリカン  M200 パステルグリーン 万年筆 Pelikan M200 Pastel Green Fountain Pen

    ぺリカン  M200 パステルグリーン 万年筆 Pelikan M200 Pastel Green Fountain Pen

     

    やさしいホワイト×淡いグリーンにゴールドの装飾。
    これは女性人気なのも頷けます。

     

    ビスコンティレンブラントピンク

    こちらも女性に大変人気があります。
    淡い色合いで、まるみのあるデザイン。マグネティックロックで高級感があるつくりかつ使い勝手が良いのも◎

     

    ビスコンティ レンブラント ピンク 万年筆 Visconti Rembrandt 2018 Pink Fountain Pen

    ビスコンティ レンブラント ピンク 万年筆 Visconti Rembrandt 2018 Pink Fountain Pen

     

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション 花咲く桃の木

    薄いピンクと濃いピンク、そして白が混ざり合うビスコンティのヴァンゴッホコレクション 花咲く桃の木。
    その名の通り、ヴァンゴッホの花咲く桃の木という絵画をオマージュした万年筆です。
    色の再現度が素晴らしい!

     

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション 花咲く桃の木 特別パッケージ 万年筆 Visconti Van Gogh Souvenir De Mauves Fountain pen

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション 花咲く桃の木  万年筆 Visconti Van Gogh Souvenir De Mauves Fountain pen

     

    花咲く桃の木だけでなく、「ひまわり」や「自画像」など誰でも一度は目にしたことがある名画をもとにつくられているこちらのコレクション。
    どれもレジンが美しく、男女問わず人気が高いんですよ。

     

     

    ビスコンティ ヴァンゴッホ コレクション ひまわり 万年筆 Visconti Van Gogh Sunflower Fountain pen

     

    ビスコンティ ヴァンゴッホ コレクション 自画像 万年筆 Visconti Van Gogh Self Portrait Fountain pen

     

     

    まとめ

    “万年筆”と聞くと黒やネイビーなどの渋いものを想像する初心者さんも多いのではないでしょうか。
    今回ご紹介した通り、こんなにかわいらしいものもたくさんあるんですよ。
    写真を眺めているだけでニコニコしちゃいます。

     

    ただ、購入する際はデザインだけでなくペンの仕様もしっかりチェックしてくださいね。
    ご自身の手に合った太さと重さ、そして初心者でも扱いやすい万年筆かどうか。
    みなさんが気持ちよく万年筆デビューができるよう、Il Duomoは全力でサポートします!

     

    筆記具選びについてもっと知りたい!という方、Il Duomoではご購入前のご相談もお受けしています。
    1本目の万年筆を決めかねているという方。
    ネットで万年筆を買うって不安・・・という方。
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  • ビスコンティ(Visconti)のボールペン、外観&書き味、バランスは?

    イタリア フィレンツェの筆記具メーカー、ビスコンティ

     

    ヴァン・ゴッホの絵画たちをオマージュしたヴァン・ゴッホコレクション
    人類と筆記という壮大なテーマをもとにしたホモサピエンスシリーズ など

     

    絶妙に色が混ざりあったレジンが採用されていたり、細かい装飾を施していたりと個性が光るメーカーです。
    ビスコンティのボールペンは比較的手を出しやすい価格帯のものが多いのも嬉しいポイント。
    書き心地はなめらかですし、使い勝手も良いんですよ。

     

    普段どちらかというと万年筆の話題が多めなIl Duomo Magazineですが、ボールペンの魅力もお伝えしていきたい!
    ということで今回はビスコンティのボールペンのご紹介です。

     

    高級感があるビスコンティをはじめとしたヨーロッパ諸国のボールペン

    ビスコンティに限らず、ヨーロッパ諸国で作られているボールペンは非常に高級感があります。
    クリップ、キャップリング、レジン。
    それぞれ上質な素材を使用しているので全体のクオリティが高いんです。

     

    ビスコンティ メディチ ローズゴールド ブラウン ボールペン Visconti Medici Rose Gold Ballpoint pen

     

    加えて、ひとつひとつのパーツが繊細で美しいんですよね。
    Il Duomoのお客様へお届けする前のペンを検品しながら、日々その美しさに癒やされています。
    羨ましいことに、このようなレベルの高い品がイタリアやフランスではざらにあるんです。
    これは筆記具にだけに限った話ではありません。

     

    イタリアにはPRADA、BVLGARI、GUCCIなど名だたるアパレルブランドが数多く存在します。
    デザイン性も質も高い商品を数多く生み出すことができるのはお国柄でしょうね。

     

    ボールペンをはじめとする筆記具やアパレルのデザイン・高級感に関しては、MADE IN JAPANも敵いません。
    ちなみに日本で製作されている商品(筆記具、アパレルなど)でも金属などのパーツはヨーロッパからお取り寄せ、なんてこともあるんですよ。

     

    ビスコンティ ヴァンゴッホ コレクション 星月夜 ボールペン Visconti Van Gogh Starry Night Ballpoint pen

     

    こちらはヴィスコンティ ヴァンゴッホコレクションのうちの1本。
    ゴッホの名画「星月夜」から抽出した色を使い、レジンで見事に表現しています。

    日本ではみられない、高級感のあるパーツやレジン。

    それらを使用しているという点が、ビスコンティそしてヨーロッパ諸国のボールペンの大きな魅力ですね。

     

    なめらかな書き心地のビスコンティ(Visconti)のボールペン

    ビスコンティのボールペンはスマートタッチといわれるゲルの油性インクなのでとてもなめらかな書き心地です。
    ゼブラのサラサのように(サラサよりはねっとりしていますが)力を入れずともぬらぬらっと書くことができるので手が疲れにくくて○。

     

    ビスコンティボールペンリフィル筆記画像

    ビスコンティボールペンリフィル筆記画像

     

    パーカーのようにねっとりした油性インクですとそうはいきません。
    こういったタイプのインクは筆圧をかけなければうまく書くことができないため、最近はゲルタイプのほうが人気です。

     

    余談
    ボールペンとローラーボールの違いを知っていますか?
    日本ではひと括りに”ボールペン”と呼ばれているのでローラーボールはピンとこない方が多いかもしれませんね。
    ボールペンは油性インク、対してローラーボールは水性インクの筆記具です。油性/水性の特徴に合わせて、ペン自体のデザインも異なります。
    油性インク(ボールペン/ボールポイント)はノック式やくるくるとまわしてペン先を出す機構。
    水性インク(ローラーボール)は揮発性が高いため、インクが乾かないようにキャップがついています。

     

    気軽に買える互換性のあるリフィルも!

    ビスコンティのボールペンのリフィルは青と黒の2色展開です。
    このリフィルはG2と呼ばれる規格で、モンテグラッパやアウロラなどヨーロッパの多くのメーカーで採用されています。

     

     

    ビスコンティ AA38 リフィル ボールペン Visconti AA38 Ballpoint Pen refill

     

    規格が同じということはつまり、別のメーカーのリフィルをビスコンティのボールペンに入れることができるわけです。
    同じ青のリフィルでもメーカーによって色合いが少しずつ異なるので、選択肢が多いのは嬉しいですね。

     

    購入前に知っておいていただきたいのが芯の太さ。
    ビスコンティのリフィルは1mmのみです。
    イタリアでは漢字のように細かい字を書くわけではないので、細い芯である必要がないんですよね。

     

    日本では0.3~0.7mmが主流。
    1mmは書き慣れない方が多いのではないでしょうか。

     

    そこで私がおすすめしたいのがジェットストリームのリフィルです。
    こちらは三菱鉛筆株式会社のもので、太さは0.38mm、0.5mm、0.7mmの3種。
    Amazonなどの大手ECサイトや文具店で容易に手に入ります。
    国内メーカーならではのメリットですね。
    (ジェットストリームのリンクはAmazonに飛びます)

     

    ▼ジェットストリーム 0.7㎜

    ▼ジェットストリーム 0.38㎜

    ※純正リフィル以外のご使用中に不具合が発生した場合保証対象外となる可能性がありますのでお気を付けください。

     

     

    とはいえ、ビスコンティのリフィルにも根強いファンがいらっしゃいます。
    太字でぬらぬらっと書くのも気持ちいいんですよね。
    そういった方のためにIl Duomoでも純正リフィルのお取り扱いがございます。

     

    ビスコンティ AA38 リフィル ボールペン Visconti AA38 Ballpoint Pen refill

    場合によってはイタリアから取り寄せになる可能性もありますのでお気をつけを。

     

    ビスコンティ(Visconti)のおすすめボールペンモデル5選。価格帯は?

    比較的手を出しやすい価格帯のボールペンも多いビスコンティ。
    趣向を凝らした外観のペンは手に取ると心が躍ります。
    Il Duomo店長が特におすすめしたいモデルをご紹介しますね。

    ビスコンティ ヴァンゴッホ コレクション 自画像  ボールペン

    ビスコンティ ヴァンゴッホ コレクション 自画像  ボールペン  

     

    ビスコンティ ヴァンゴッホ コレクション ひまわり ボールペン Visconti Van Gogh Sunflower Ballpoint pen

    ビスコンティ ヴァンゴッホ コレクション ひまわり ボールペン 

    ビスコンティといえばゴッホコレクション。ゆらぎのある軸がゴッホの絵の色と同じなのです。
    デザインも美しい!ゴッホコレクションは何種類もありますのでぜひチェックしてみてください。

     

    ビスコンティ メディチ ローズゴールド ブラウン ボールペン Visconti Medici Rose Gold Ballpoint pen

    ビスコンティ メディチ ローズゴールド ブラウン ボールペン

    ゴッホよりお高いのですが、レジンの質がさらに高く深みと透明感が増すほか、
    やや大振りでどっしりとしており高級感のあるつくりになっています。

    ビスコンティ レンブラント ブルーフォグ ボールペン Visconti Rembrandt Blue Fog Ballpoint

    ビスコンティ レンブラント ブルーフォグ ボールペン 

    レンブラントシリーズはゴッホと違い面取りをしていません。また、レジンも違います。
    光沢感のあるレジンでシンプルなデザインを楽しめます。

    ビスコンティ オペラ デモ ボールペン Visconti Opera Demo Ballpoint

    ビスコンティ オペラ デモ ボールペン 

    オペラデモシリーズは少し透けていて中の機構をみることができます。
    曲線美がイタリアらしく、爽やかなデザインです。

     

    価格帯は?

     

    モデルは、おおまかにブリーズ<ミラージュ<レンブラント<ゴッホ<そのほか という順の価格になっています。

    基本的にはレジンの質や、構造上で凝っているかどうかで値段が決まります。
    レンブラントよりもゴッホが高いのは、レジンの質が違うからということと、
    ゴッホは面取りしてあるということが挙げられます。

    ホモサピエンスシリーズ、オペラシリーズ、メディチシリーズなどなど高価格帯はたくさんありますが、
    ここでは割愛します。

     

    バランスはどうか

    手に持った時のバランスですが、ゴッホ以下のものはわりと小ぶりで日本人の多くの方が丁度よいと感じられると思います。

    クリップが見た目通り少々重めになりますが、軸自体が金属ベースなので重いことが多く、

    後ろに引っ張られるという感じはありません。日常遣いにもってこいです。

     

    メディチやホモサピエンスシリーズなどは軸径が太めになるので、
    好みは分かれるところだと思います。

     

    ゆったりともつことができ、筆圧を下げるので機能的な面でも良いですが

    そのぶん重さがゴッホなどよりも増えるので、長時間筆記というよりは、メモ書きなどにおすすめでしょう。

     

    まとめ

    とにかくデザイン性の高いビスコンティのボールペン。
    使うたびに気分があがる、そんなペンを数多く世に送り出しています。
    実は私もビスコンティのファンなんです。
    見た目よし、書き心地もよし!
    そんなボールペンですので、一度手にしたらきっと気に入っていただけるはず。

     

    万年筆は使いこなせるか不安・・・でも海外製の筆記具が気になる!
    そんな方はまずボールペンからはじめてみてはいかがでしょう。
    美しいレジンや細やかな装飾はボールペンでもお楽しみいただけますよ。

     

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  • ボールペンと万年筆、どう違う?万年筆屋が説明します

    ボールペンと万年筆、どう違う?万年筆屋が説明します

    Il Duomoでは万年筆だけでなく、ボールペンも取り扱っています。
    これまで万年筆に関する記事を多くあげてきましたが、ボールペンについてもお伝えしたいことがたくさん!

     

    今回はボールペンと万年筆、それに加えてローラーボールのメリット・デメリットについてお話します。

     

    ローラーボールって?
    ローラーボールとは水性インクのボールペンのこと。
    一般的には油性でも水性でもひとくくりで”ボールペン”ですが、高級筆記具界ではジャンルがわけられています。

     

    それぞれの特徴を知り、うまく使い分けていただけたら本望です!

     

    ティバルディ ボノニア ボールペン Tibaldi Bononia Ballpoint

    ↑左から万年筆、ローラーボール、ボールペン。デザインが似ていても、機構が違うのがお分かりいただけますか?

    書き心地が進化している 油性インクのボールペン

    ビスコンティ ヴァンゴッホ 星月夜 ボールペン

    油性インクのボールペンの機構は主に2つに分けられます。

     

    ノック式:カチっとノックしてペン先を出す
    ツイスト式:軸をひねってペン先を繰り出す

     

    ちなみにキャップのタイプもあるにはあるのですが、あまり多くはありません。
    よくある油性ボールペンのインクってねばねばしていますよね?
    粘度が高く乾きにくいのでインクはずっとねばねばしたまま。キャップ式である必要がないんです。

     

    メリット

    その1持ち方にクセがあっても、さまざまな方向へ線を引いてもかすれることなく書くことができる
    ボールペンの一番のメリットは使う人を選ばないこと。
    癖のある持ち方をしていても、上下左右さまざまな方向に線を引いても問題なく書くことができます。

     

     

    その2インクが出なくなったらリフィルを替えるだけOK
    思いもよらぬタイミングでインクが尽きた!なんてときでもリフィルを交換すればすぐにまた書き出すことができます。
    入れ替える際の手入れも特になし。手間がかからないのは良いですね。

     

     

    その3ノック式はサッと書き出せる。ツイスト式は高級感あり!
    ノック式のボールペンであれば片手でカチっとペン先を出し、書き出すことができます。
    片手がふさがっている状況や、急いでメモを取りたいときに便利。

     

    対してツイスト式は静かに芯を繰り出すことができるので、ビジネスの商談などちょっとかしこまった場で使うのにおすすめです。
    実際私もお会いした方が使っていらっしゃるのを見ると、「お!できる大人っぽい・・・!」なんて思っちゃうんですよね。

     

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェ ボールペン Aurora Caleidoscopio Luce Ballpoint

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェ ボールペン Aurora Caleidoscopio Luce Ballpoint

     

    ノック式よりも価格が高いものが多く、その分高級感があります。
    お仕事のお供にツイスト式のボールペン、良いのではないでしょうか。

     

    デメリット

    その1筆圧が多少は必要。でも解決策アリ!
    ペン先にあるボールを回転させることでインクを出すボールペン。
    つまり多少は筆圧をかけて書く必要があります。結果、書くのが疲れるということも。

    でも解決策もあるので安心してくださいね。
    最近は通常の半分以下の筆圧で書くことができるリフィルも多く売られています。

     

    例えば書き心地の良さに定評がある、ジェットストリームのG2タイプのリフィル。

     

     

     

    海外製のボールペンでも同じG2というタイプを採用しているメーカーであれば、別のメーカーのリフィルも使うことができます。
    ペリカン、モンテグラッパ、ビスコンティなど互換性があるメーカーは結構多いんですよ!

     

     

    (純正リフィルをお使いでない場合メーカー保証が受けられなくなる可能性がありますので、お気をつけください。)

    ボールペンと万年筆のいいとこ取り 水性インクのローラーボール

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション 花咲く桃の木 ローラーボール Visconti Van Gogh Souvenir De Mauves Roller

    ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション 花咲く桃の木 ローラーボール Visconti Van Gogh Souvenir De Mauves Roller

    メリット

    その1書き心地がよい
    水性インクは粘り気が少ないため、筆圧をかけなくともサラサラと筆記することができます。
    日本で一般的に売られている水性のボールペンの書き味を思い出してみるとわかりますよね。
    書き心地が良いので手が疲れにくく、長時間・長文を書くのにも適しています。

     

    持ち方はボールペンと同じ。
    初めて使う方も戸惑うことなく筆記することができるのも嬉しいポイントです。

     

     

    その2万年筆に近い外観
    キャップ式がほとんどないボールペンに対し、ローラーボールは水性インクが乾いてしまうのをふせぐためキャップ式を採用。
    つまり、外観としては万年筆に近いわけです。
    ぱっと見は万年筆、更に水性インクで書きやすさも書き味も◎!
    まさにボールペンと万年筆のいいとこどりと言えます。

     

    デメリット

    その1にじむことがある
    水性インクなので書いた文字に水がかかるとにじんでしまいます。
    またインクの出がよすぎるがゆえに、紙によってはにじんだり裏までしみてしまったりといったことも起こりえます。

     

    その2エコ・コスパ面は…
    3種の中で最もインクを消費するスピードがはやいのはローラーボールです。
    リフィルの価格も他の2種と比べると結構お高め。
    ですが、ローラーボールはボールペンのリフィルよりも容量が大きめです。
    ですので、コスパ面はボールペンはどっこいどっこいかなと思われます。

     

    また、吸入できるローラーボールというものも稀に存在しますが
    ローラーボールとボールペンのリフィルは基本は使い捨てなのでエコ面では万年筆に軍配が上がります。

    手間をかけるからこそ、より愛着がわく 万年筆

    限定生産品 アウロラ ダンテ・アリギエーリ 神曲 煉獄(プルガトリオ) 万年筆 Aurora Dante Purgatorio Fountin pen

    限定生産品 アウロラ ダンテ・アリギエーリ 神曲 煉獄(プルガトリオ) 万年筆 Aurora Dante Purgatorio Fountin pen

    メリット

    その1筆圧をかけなくても書くことができる
    万年筆はペン先が紙に触れただけで、浸透圧によりインクが出てきます。
    つまり、力を入れなくてもペン先を滑らせるだけで筆記することができるんです。
    長時間書き続けても手が疲れにくいのは万年筆の大きなメリット。
    日記や手帳をしっかり書くのにはもってこいです。

     

     

    その2インクを使い分ける楽しさ
    万年筆の醍醐味といえばインク!
    何千種類とある中からお気に入りを探す楽しさがあります。
    インク沼、なんて言葉が生まれるくらいどっぷりとハマっていらっしゃる方も。

     

    【コラム】インク沼にいるあすかさんに、インクと万年筆との付き合い方を聞いた

     

    色の違いはもちろん、凝った外観のインク瓶は眺めているだけでワクワクしてしまいます。

     

    注意!
    メーカーは純正インク以外の使用は避けるようにと案内を出しています。
    他メーカーのインクを入れるとつまってしまったり、保証の対象外になってしまったりといったことが起こる可能性があるからです。
    「純正じゃないけどどうしてもこのインクを使いたい」という場合は自己責任で・・・
    インクを入れ替える際の丁寧な洗浄は必須です!

     

     

     

    デメリット

    その1筆記角度や筆圧に注意しないとうまくインクが出てこないことも。

    鉛筆やボールペンなど、筆圧が必要なペンに慣れているわたしたち。
    万年筆でかすれることなくなめらかに筆記するためには持ち方に注意しなくてはなりません。
    ニブにあいているハート穴を常に上に向け、角度は60度あたりでキープ。
    ペン先をすすめる方向にも気をつけないとかすれてうまく書くことができません。

     

    普段クセのある持ち方をしていらっしゃる方はこの持ち方・書き方を身につける必要があります。
    慣れてしまえばなんてことはありませんが、違和感なく使えるようになるまでには多少時間がかかるでしょう。

     

     

    その2使い続けるには手間がかかる

    ボールペンやローラーボールより手間がかかる場面が多い万年筆。
    洗浄したり、インクを吸入したり、調整に出したり・・・これらを面倒だなぁと思ってしまう方の気持ちもわかります。

     

    ただ、万年筆ユーザーの私から言わせればこの手間も魅力のひとつなんですよね。
    お気に入りの万年筆を手入れするのに費やす時間も私にとっては大切なひとときです。

     

     

    その3染料インクは水に弱い

    最も一般的な染料インクは水に弱いので注意が必要です。
    例えば万年筆で書いたはがきが配達途中で雨に濡れてしまった場合。
    せっかく書いた文字が雨水でにじんで消えてしまうんです。

     

    水濡れする可能性があるものへの筆記は注意する必要があります。
    顔料インクであれば水に強いのですが、詰まりやすいというデメリットがあり、
    ペン芯との相性で顔料インクをおすすめしないペンも多々。
    つまり使える万年筆が限られてしまうんですよね・・・。
    詰まりやすいので洗浄を頻繁にせねばならないということも初心者には少々難しく、慣れていない方にはあまりおすすめできません。

     

    まとめ

    こうしてメリット・デメリットを書き出してみると、使い勝手としてはボールペンやローラーボールに軍配が上がりそうに見えますよね。
    と、万年筆屋のわたしがこんなことを言うのもなんですが。笑

     

    ただ、愛用している身から言わせてもらうと、使い勝手を超えたところに万年筆は存在しているのです。

    インクがするすると出てくる感覚、直に紙をなぞる万年筆独特の書き心地…
    そしてインクの美しさ、滲み。そんなことも含めて万年筆の世界なのです。

     

    万年筆を使う生活というのは、スローライフそのもの。

    万年筆を好きだから

    万年筆を使う時間が好きだから使っている。

    心が豊かになる魔法の時間です。

     

    だから多少の手間も大して気になりませんし、むしろのそれすらも楽しい!
    このあたりもIl Duomo Magazineでどんどんお伝えしていければ良いなと思っています。

     

    もちろん、ボールペンもローラーボールも使っていますよ。
    使い分けも楽しいものです。

     

    ボールペン、ローラーボール、万年筆。
    特徴を理解して用途によって使い分け、それぞれの筆記具を楽しんでみてくださいね。

     

     

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  • 【万年筆屋が選ぶ】司法書士試験にぴったりな万年筆、ボールペンの特徴は?

    【万年筆屋が選ぶ】司法書士試験にぴったりな万年筆、ボールペンの特徴は?

    試験当日にベストを尽くすためには筆記具選びも重要なポイントです。
    今回は司法書士試験の筆記具事情を深掘り!

     

    実はIl Duomo店長、司法書士の友人がおりまして
    今回は試験勉強や試験時のことをインタビューしてみました。
    択一式(マークシート)は鉛筆で、記述式の問題では万年筆かボールペンを使うよう指定があるそう。
    今回鉛筆の話はおいておいて・・・。

     

    司法書士試験に向いている万年筆とボールペンとは一体どういったものなのか。
    どちらにしても手が疲れにくいものが良いことは言うまでもありませんが、他にもポイントがあるんです。

     

    友人の経験談もふまえ、後半でおすすめな万年筆とボールペンも紹介します!

     

    【インタビュー】司法書士試験では問題形式によって筆記具を使い分ける

    Il Duomo店長
    司法書士試験ではどんな筆記具を使うの?

    司法書士の友人
    択一式(マークシート)で使用できるのは鉛筆のみ、記述式は黒インクのボールペンか万年筆という指定があるよ。

    Il Duomo店長
    問題形式によって筆記具を変えるんだ!記述式は2問だよね。どれくらいの文量を書くの?

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    司法書士の友人
    1問あたり、答案用紙はA3サイズ1枚。それとは別に答案の構成を練るためのA4サイズの白紙が1枚配られるよ。
    答案構成用紙の使い方は人それぞれだから書く文量は一概には言えないけど・・・

    Il Duomo店長
    記述式にはどれくらい時間をかけるの?

    司法書士の友人
    1問あたり5,60分を目安にしている人が多いと思う。

    記述式は万年筆よりボールペン派が多し!

    Il Duomo店長
    約2時間でA3用紙とA4用紙1枚ずつ書いていくのか・・・手が疲れちゃいそう。

    司法書士の友人
    学生時代、「万年筆は疲れなくていいよー」って話はよく聞いたなぁ。
    私も大きい文具店に買いに行ったんだけど、
    「司法試験向け万年筆コーナー」っていうのが設置されてた!司法書士試験と司法試験は違うものなんだけど、
    最初はとりあえずそこに置いてある万年筆を買ったのね。
    司法書士試験と司法試験の違いとは?
    司法書士試験とは、司法書士になるための試験。
    司法書士は国家資格で土地や建物の登記、法務局に提出する書類の作成、簡易裁判の申し立てなどの業務がある。
    一方、司法試験は裁判官、検察官又は弁護士になろうとする人向けの国家試験。法科大学院課程の修了者及び司法試験予備試験の合格者のみ受けることができる。ちなみに裁判官、検察官又は弁護士になるには司法試験だけでなくさらに司法修習を1年間受けて司法修習生考試(通称:二回試験)に合格しないといけない。

     

    Il Duomo店長
    万年筆を買ったんだね!そのときはどんな万年筆を買ったの?

    司法書士の友人
    国産の5000円くらいの万年筆を買ったかなあ。金ペンではなかったと思う。

    Il Duomo店長
    ほうほう!じゃあ試験で使ったのは万年筆?

    司法書士の友人
    実は…試験の筆記具は私はボールペンにしたよ。
    ほとんどの方はそうじゃないかな。
    試験会場にいくと、万年筆を使っている人も見かけるけど。

    Il Duomo店長
    意外!万年筆を使う方が少数派なんだ。ボールペンを選んだのはどうして?
    司法試験=万年筆って人が多いから、司法書士試験もそうなのかと思っていた。

     

    司法書士の友人
    万年筆屋さんのインタビューで、こんなことを言うのも申し訳ないのだけど(笑)
    万年筆だと乾く前に手でこすって回答をダメにしちゃいそうで・・・。
    実は、司法試験と司法書士試験はまったく違うものなの。
    確かに弁護士さんって万年筆ユーザーが多いんだよね。
    司法試験受けるときに、「試験には金ペンがいいらしい!」ってみんな買って、
    そのまま万年筆ユーザーになる人が多い。なぜかというと、司法試験は書くべき分量が司法書士試験と比べると
    半端なく多いから!問題に答えていくわけじゃなくて、設問に対してひとつの論文を書き上げるんだよ。
    それがまるまる何時間も、しかも三日間かけて(!)あるわけで、
    とにかくガリガリと書き続けなくちゃいけないから、手が疲れないってことはとても重要。
    でも司法書士試験は、マークシートが多いし、記述する設問も文字数としてはそんなに多くないから
    ボールペンを使う人が多いのね。

    Il Duomo店長
    インクを手でこする…試験だとそれは確かに怖いね。
    自宅で使うぶんにはブロッターや吸い取り紙を使うという手もあるけど、
    おそらく試験会場には持ち込めないからね。
    だからボールペンで、普段の勉強で持ち慣れているものを選んだわけだね。インクの乾きを考えたら、万年筆だと極細のほうが乾くのが早いので
    使いやすいかもしれないね。ボールペンはどんなものを?

    司法書士の友人
    メーカー名は覚えていないけど乾きやすいように、極細のものを使ったよ。
    修正するときは二重線を引いて近くに正しい答えを書くんだけど、スペースが狭い場合もあるからね。
    あと、大きい字で書いてしまうと、答案用紙が足りなくなってしまうからなるべく小さい字で書いていかないといけない。

     

    Il Duomo店長
    なるほど。
    それぞれの試験の特徴があるのね。

    司法書士の友人
    自主学習のときに万年筆を使うのはアリだと思う!
    あと、試験時も清書する前のメモ書きとかはもちろんするので、
    メモ書き、走り書きは万年筆。清書はボールペン。という使い分けをしてもいいかも。
    本番でボールペンを使うならそちらで慣れることももちろん大切だけどね。

    Il Duomo店長
    そういえば今は、万年筆を使ってくれてるよね?

    司法書士の友人
    そうなの。
    試験のときに買った万年筆は使っていないんだけど
    最近手帳用に万年筆を使っているよ。
    手が疲れないし、お客さんの前で100円ボールペン出すのもなあと思って
    仕事をがんばったご褒美に、と。
    ビスコンティのレンブラントピンクを買ったんだ。
    けっこう頻繁に使っているよ。
    レオナルドのペンも綺麗だな~と思って、狙ってる。

    Il Duomo店長
    万年筆の良さがわかる大人になったということで(笑)
    また仕事を頑張ったご褒美とか、節目にぜひ万年筆を買ってくださいな!

    司法書士の友人
    うん。お仕事がんばります。
    では、司法書士試験に向けてがんばるみなさん、応援しています!
    司法書士試験はとにかく過去問を解きまくるのが大事。
    問題解いて解いて解きまくっちゃってください!

    Il Duomo店長が考える 司法書士試験向きの万年筆、ボールペン

    司法書士の友人によると試験では万年筆よりボールペンのほうが良いのでは、とのこと。
    とはいえ、実際に試験で万年筆を使っている方もいらっしゃるわけです。
    友人の話もふまえ、私が考える司法書士試験向けの万年筆とボールペンとはどういったものなのか、ご紹介します。

     

    おすすめの万年筆

    力を入れなくてもインクがスルスルと出てくる万年筆。
    手が疲れにくいというのは大きなメリットですね。
    以下のような万年筆が司法書士試験に向いているといえます。

     

    細い字幅
    字幅はFかEFがおすすめ。
    友人の話にもあったように、小さなスペースに書かなくてはならない場合もあるので字幅は細いものを選んでください。
    スペースに余裕がある場合でも、太い字幅のものでは文字がつぶれて読みづらくなってしまうので避けたほうが良いですね。

     

    インクフローが良すぎないもの
    手でこすって答案用紙を汚さないために、インクがどばどばと出てくるようなタイプはNG。
    かといってインクが出づらくては困るので、書いてみて違和感を感じたら調整に出してみると良いでしょう。

     

    硬めのペン先
    書き続けているとどうしても力が入ってきてしまうもの。
    時間が足りない!と焦っているときに「柔らかいペン先がだめにならないように・・・」なんて気にしている余裕はありませんよね。
    硬いニブなら多少ガリガリと書いても大丈夫。
    ペン先がステンレス、あるいは硬めの14金の万年筆がおすすめです。

     

    少し太めの軸
    長時間書くなら少し太めの軸を選ぶと良いでしょう。
    細い軸の万年筆で長時間書き続けると手が疲れてしまいます。
    太めの軸は書きづらいイメージがあるかもしれませんが、適度な太さがあるものは慣れれば意外と書きやすいんですよ!

     

    迷ったらこんな万年筆がおすすめ

     

     

    アウロラ オプティマシリーズ

    バランスが良く、インク残量もみえて安心。硬めのニブ。
    スペックだけでもかなりおすすめですが、やはり美しい。

    EFかFがおすすめです。

     

    ペリカン スーベレーン M600シリーズ

    同じスーベレーンでもM800やM1000は柔らかめのニブ。
    M600はある程度コシがありとても使い勝手が良いのですが字幅が太く出るのでEFがおすすめです。

    ペリカンM600

     

    国産のおすすめはこちらになります。
    Il Duomoではお取り扱いがないので
    Amazonのリンクを貼ってあります。

     

    パイロット キャップレス

    パイロット キャップレス

     

    パイロット カスタム 743

    パイロットカスタム743

     

    セーラー プロフェッショナルギア

    セーラー プロフェッショナルギア

     

    おすすめのボールペン

    扱いやすく、司法書士試験でも重宝されるボールペン。
    最近はたくさん書いても疲れにくいものがたくさん出てきていますね。
    油性と水性のいいとこ取りをしたゲルインクのものであればなめらかに書くことができる上にインクがさっと乾きます。

     

    もし、「司法書士試験合格後もかっこいいボールペンを使いたい!」とか
    「ゲン担ぎに高級ボールペンを!」という方がいらしたときのために、
    司法書士試験に合った高級ボールペンの選び方をシェアします。

     

    手に合ったバランスの良いものを

    ボールペンにも、いろいろとデザインによって差があります。
    後ろのほうが重かったり、太さもいろいろ。

    見るポイントとしては「長さ」「重さ」「軸の太さ」「クリップあたり(キャップチューブ)のデザイン」の3つです。

    長さ、軸の太さは万年筆の選び方と似ています。
    長すぎるとバランスが悪いですし
    軸の太さは力の入れ具合を左右します。
    重さは多少あると自重で進むことができラクなのですが
    重すぎると試験中に疲れます。

    どの大きさ・重さがご自身の手に一番合っているか、いろんなボールペンを持って試してみるといいでしょう。

    基本的にペン先の反対側(万年筆でいうところのキャップがあるあたり)のデザインが凝っていると、
    後ろのほうが重くなってしまうことがしばしば。

    シンプルなデザインのほうがバランスは良いと思います。

    おすすめ高級ボールペン

    長時間筆記にも耐えられるバランスの良いペンたちを集めてみました。

    ちなみにリフィルはG2規格でしたら互換性がありますので
    以下ジェットストリームG2リフィルがおすすめです。(リフィルはAmazonに飛びます)

    ▼ジェットストリーム 0.7㎜

     

    ▼ジェットストリーム 0.38㎜

     

     

    レオナルド モーメントゼロシリーズ ボールペン

     

    レオナルド モーメントゼロシリーズ ボールペン

    アウロラ オプティマシリーズ ボールペン

    アウロラオプティマシリーズ

     

     

    ピナイダー アバターシリーズ ボールペン

    ピナイダー アバター

     

    まとめ

    万年筆とボールペン、どちらが気になりましたか?
    司法書士試験で使用するとなると、日常生活で使う筆記具とは違う観点で選ばなくてはなりません。
    ご自身にとって使いやすいものが見つかると良いですね。

     

    万年筆で試験に挑む方へ一点、私から注意。
    試験当日はボールペンも必ず持って行ってくださいね。
    万年筆はボールペンと比べるとトラブルが起こる可能性は高いため、万が一何かあったときのために予備の筆記具があると安心です。

     

    ご協力いただいた司法書士の友人には大きな感謝を…!

     

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  • エボナイトやセルロイドの歴史とイタリアメーカーの関係性

    エボナイトやセルロイドの歴史とイタリアメーカーの関係性

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    ▶【珍しい軸】エボナイトやセルロイドの歴史とイタリアメーカーの関係性

    万年筆を深く知っていくと、現れる「セルロイド」「エボナイト」という素材…。ご存知でしょうか?
    どちらも万年筆など身近なものに使われる素材の1種です。

    今日はイタリアメーカーのペンを多く扱うIl Duomoの観点から、
    セルロイドやエボナイト軸について語っていこうと思います。

     

    セルロイドやエボナイトは、希少な素材であり最近ではあまり見られなくなってきました。
    しかしながら主にイタリアメーカーでは、時代を逆行するかのように
    これらの素材を使った軸が定期的に発売されます。

     

    そもそも、なぜイタリアメーカーはセルロイドやエボナイトなどの軸を
    いまだに生産しているのでしょうか?
    もともと、こういった「古い」素材というのは、
    効率性や取り扱いの簡便さを優先されて
    プラスチック樹脂にその場を奪われてきました。

     

    ▶エボナイトとは?

    エボナイト 万年筆
    アウロラ 限定生産品 インテルナツィオナーレ エボナイト サンド 万年筆 

     

    エボナイトは天然ゴムの一種です。
    形状が変化しにくくインクからの影響も少ないので
    万年筆にはすごく向いている素材なのですが
    作るときに切削する刃を摩耗してしまうという難点があり
    メーカーは切削しやすいプラスチックに移行していきました。

     

    エボナイト独特の臭いがあり、経年で見た目もやや変化していきますが
    丁寧に取り扱っていれば100年以上持つ優れもの。

     

    エボナイトを軸に使う場合

    エボナイトは、ゴムの一種の樹脂なのですが
    軸に使う場合とペン芯に使う場合があります。

    エボナイトを軸に使う場合は、他のレジン同様に、丁寧に研磨され輝きを持ちます。
    独特のエボナイト臭を楽しむかたも。
    変化はしにくい素材で、100年近く前のエボナイト軸をヤフオクで買って現役で使っているよ~というお客様もいらっしゃいました!

     

    ただ、他のレジンもそうなのですが、紫外線により表面が曇ったりすることがあります。
    窓際や、机の上などで常に光に晒されている状態ですと変化が早いので、ペンケースなどにしまうようにしてください。

    それと、同種であるゴムとくっつけて保管してしまうと、ねちゃっとゴムが付着することがありますので
    ゴムが触れないように保管してください。

     

    エボナイトをペン芯に使う場合

    いまはプラスチック樹脂を使うことが多いペン芯ですが、
    エボナイトペン芯だと利点があると言われます。

    希少価値ももちろんありますが、実際にインクフローに与える影響もあります。

    具体的には、インクフローが安定する、と言われます。
    これは要検証なのですが、インクを替えたりしたときも、いつも安定的にフローを供給してくれるということです。

    また、経年変化がしにくいので、長年使っていても縮んだりすることがないので、インクフローに影響がないということも言われます。

    エボナイトペン芯は、プラスチックと違いしっとりとインクが染み込んでいく感じがありますので
    オーガニックなインクフローになってくれるのかもしれません。(ただ、これは検証したことがないので、またいつか検証してみようと思います!)

    ▶セルロイドとは

    アルマンドシモーニクラブ 限定生産品 トリアンゴロ ブラックルーセンス セルロイド
    アルマンドシモーニクラブ 限定生産品 トリアンゴロ ブラックルーセンス セルロイド

     

    硝酸セルロースに樟脳(しょうのう)を混ぜて熱し圧縮した物質で、
    世界最初のプラスチックです。
    いま現代で使われている石油系プラスチックとは違うものです。
    温かみがあり、発色が柔らかで透明感に優れていますが
    紫外線や熱に弱く、メーカーは売りづらいものとなっています。

     

    イタリアではメガネもアパレル商品として有名ですが
    セルロイドフレームをいまだに作り続けています。
    セルロイド自体のメーカーも、年々減り続けているのですが
    イタリアでは数個のメーカーが残っています。
    その理由としては、「手触り感がすばらしい」ということと、
    「見た目が良い」ということに尽きると思います。

     

    セルロイドも紫外線には弱いです。
    紫外線に晒されていると、表面が白くなったり縮んだりします!

    エボナイト同様に、暗所に保管してください。

    イタリアの風土から生まれるモノづくり

     

    さて、イタリアのペンになぜエボナイトやセルロイド軸が多いのか?という疑問があります。

    これに答えるためには、イタリアの歴史や風土、政治などもいろいろと絡み合ってくるので
    ちゃんと深掘りすると論文みたいになりそう。笑

    ですので、難しいことは今回は避けておきましょう。

     

    ひとつには、イタリア人は美意識が非常に高く、
    少しでも良いものであれば、効率性よりも美を優先する国民性です。
    この国民性によりイタリア人は経済的にはアパレルなどで生き残っているという事実もあります。

    より美しいものを作りたい!という気概が、古いけれども美しい技術を使った希少なペンづくりにつながっているのではないでしょうか。

     

    ふたつめは、イタリアは非常に保守的なお国柄ですから
    新しい価値観などは入りにくい土壌です。
    そんなわけで、伝統的な技術が堅く守られやすい、ということがあります。
    (ここについては今回は長くなりそうなので深堀は避けておきます…。)

     

    みっつめに、イタリアは小さな企業が多い国です。
    これも政治の話になりますが、中小企業で、仕組み化されにくい構造になっています。
    小さな企業で、社長のワンマンな経営が多いので、社長の采配で行く末が決まります。
    これにより、社長の「美的感覚」が如実に出やすいという経営です。
    そのために、セルロイドなど希少なものも、社長の采配で使いやすいのかもしれません。

     

     

    しかし、セルロイド軸やエボナイト軸を作るということは
    通常よりも時間がかなりかかり、工程も多いですから
    骨の折れることばかり。

     

    セルロイドという素材自体、製品として売るまでに1年以上かかることも…。

     

    このスタイルのモノづくり、まずもって現代の資本主義からはすこし(かなり?)外れることになります。

     

    なぜかというと、儲けを多く出そうと思ったら、

    ・工数を減らす
    ・コストを削減する
    ・ロスを減らす
    ・たくさん作ってたくさん売る

    ということをせねばなりません。

     

    しかし、セルロイドやエボナイトは真逆…。

     

    ・工数が多い
    ・工数が多いし作るのに時間がかかるのでコストが高い
    ・取り扱いが難しいのでロスが多く出る
    ・たくさん作れないので少しずつしか売れない

     

    ということになります。

     

    現代の常識「はやく、安く、たくさん」の方式で行くと、「なんでイタリア人はそんな儲からない、面倒なことばかりしてるんだ?」となってしまうわけです。

     

    イタリア人のモノづくりは儲けようとはあんまりしてない?

     

    まったく儲けようとしてないとは、もちろんビジネスなので言えないとは思うのですが
    やはりイタリア万年筆をつくっているメーカーさんたちの根底にあるのは「じぶんたちが納得できるものをつくりたい」という思いではないでしょうか。

     

    むしろ「おもしろくないものを大量に作って売るなんてしたくない」という頑固な思いかもしれません。
    (もちろん大量生産品でもおもしろいものはありますが…)

     

    イタリア人は効率性重視でなく、美しいものを作ることに誇りを持っているので
    結果的にセルロイド軸やエボナイト軸を作ることで
    他国のメーカーと差別化ができているということにもなりましょう。

     

    イタリア人が大量生産、大量消費のモノづくりにシフトしてしまうと、イタリアの強みが活かせないので
    こういったセルロイド軸やエボナイト軸のようなペンを少数精鋭という感じで…これからも製品づくりをしていってほしいですね。

     

    モンテグラッパ 限定生産品 ヴェネツィア ラピスラズリ セルロイド 万年筆  Montegrappa Venetia Lapis Lazuli Celluloid Fountain Pen
    モンテグラッパ 限定生産品 ヴェネツィア ラピスラズリ セルロイド 万年筆

     

    イタリアメーカーとセルロイドやエボナイトの歴史、いかがでしたか?
    ぜひ一度商品ページを見て、イタリア人の美意識に触れてみてはいかがでしょうか。

     

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  • スクリーボ(Scribo)万年筆の特徴とおすすめのモデル。書き味は?

    スクリーボ(Scribo)万年筆の特徴とおすすめのモデル。書き味は?

    以前、廃業したオマスの後継として立ち上がったアルマンドシモーニクラブ(ASC)をご紹介しました。
    実はもうひとつ、オマスの意思を受け継いだブランドが。

     

    スクリーボ(Scribo)

    スクリーボ 

     

    世界を見据えた、モダンなデザインの万年筆を少量ずつ生産しています。
    私が数々の万年筆にふれる中で、書き心地のよさNo.1がこのスクリーボの14Kフレックスニブ!
    嗚呼この感動を誰かと分かち合いたい・・・!

     

    後継とはいえ、オマスやASCとはまた違った良さがあるスクリーボ。
    今回はその魅力をご紹介していきます!

     

    書き味など、詳しくはこちらの動画でも説明しています。ゆっくり書いているので書きぶりがわかりやすいと思います。

    ぜひご覧ください!

     

     

     

     

    スクリーボ(Scribo)の歴史は?オマス廃業後に誕生した新進気鋭のメーカー

    2016年にイタリアの老舗万年筆ブランド、オマスが惜しまれつつも廃業。
    それとほぼ同時に、オマスの元従業員が中心となってスクリーボを立ち上げました。
    拠点も変わらず、ボローニャです。

     

    ただ、オマスの頃と比べて生産数は控えめ。
    少しずつ限定生産品を出している程度なので目をつけたら早めに動かないと手に入らない可能性も・・・。

     

    スクリーボ(Scribo)の由来

    ブランド名のスクリーボ(Scribo)はScrittura Bologneseの略。
    訳すのが難しいのですが、「ボローニャ風の筆記」とでもいいましょうか。
    ちなみにScriboという単語もラテン語にあって、こちらも「書く」という意味があります。

     

    モダンなデザイン

    スクリーボ Scribo

    オマスやアルマンドシモーニクラブ(ASC)は手作り感のある、昔ながらのイタリアン万年筆。
    対してスクリーボは、オマス時代に培ってきた知識や素晴らしい技術を活かしてモダンな雰囲気のペンを生産しています。

     

    軸には基本的にレジンを使用し、つるんとしたジュエリー感のある洗練された仕上げ。

    トリム(メッキ)はプラチナがしっかりと覆っており、分厚いフィニッシュのように見えます。

    オマスやASCとの仕上がりの差を見るに、おそらく使用している機械も違うのでしょう。
    ペン同様、箱もすっきりとしたデザインです。

     

    玄人受けしそうなちょっとクセのあるASCと比べると、スクリーボの方が世界での展開を見据えている印象を受けますね。

    女性向けなデザインも多いです。

     

    スクリーボ(Scribo)の書き味は、ニブによって異なる

    スクリーボ

    スクリーボの万年筆はどれを選んでも比較的書きやすいのが良いところ。

     

    ・ペン芯がよくあるプラスチックではない
    ・ニブによって書き心地が異なる

     

    こちらはチェックしておいていただきたいポイントです。

     

    ペン芯には希少な素材、エボナイトを採用

    スクリーボ(Scribo)

    スクリーボはペン芯に、希少なエボナイトという素材を使用しています。
    こちら、他のメーカーでは最近あまり使われていません。

     

    エボナイトで作られたペン芯のメリットは、使い続けているとインクフローが安定してくる点。
    ペン先とペン芯の間に隙間が空いていると、インクがうまく出てきません。
    しかしエボナイトで出来たペン芯は、書けば書くほどペン芯とペン先(金属部分)の間が狭くなっていき、ぴちっと合うようになるんですね。

     

    使い続けることで、どんどん馴染んで書きやすくなっていく。
    とっても愛着が湧きそうなペンです。

     

    Il Duomo店長イチオシ!スクリーボ(Scribo)の14Kフレックスニブ

    スクリーボ(Scribo)14Kフレックス

    スクリーボの万年筆はニブの選択肢が多く、18Kや14Kを選ぶことができるモデルもあります。
    14Kはフレックス、つまりやわらかい書き味。
    18Kはオマスを感じさせるサリサリとした書き心地です。

     

    特に私が推したいのは14K。
    様々な万年筆を使ってきた中で、書き心地がダントツに気持ちいいのがこの14Kフレックス!
    これはもう感動モノです・・・!

    (もちろん、インクや個人の筆記角度などによって全く書き味が変わりますのでお気を付けを…)

     

    スクリーボ Scribo 書き味

    ↑検品時の筆跡です。

    ちょっと筆跡がこすれてしまっているのですが、豊かなフローと、字幅が広く開いている様がおわかりいただけるかと思います。

    書き出しもスキップするものはほとんどなく、非常に優秀です。

     

    字幅にもよるのですが、FやMはふわっとやわらかくてペンポイントもなめらか。
    調整なしでも申し分ないくらい、書き心地のいいペンです。

    ただ、フレックスなので毎日手帳などにガシガシ書く実用品というよりは、遊びの1本としてお持ちいただくのがおすすめです。
    作品を作ったり清書したりするときに使ってほしいペン先だなと思います。
    手紙を書いたりするのにもいいですが、練習が必要そうです。

    ペン先の安定性も抜群。
    通常、フレックスはやわらかく作られているので、筆圧には注意が必要なんです。
    書くときにぐっと力をかけてしまうとペン先が変形してしまい、戻らなくなってしまうことも。
    しかしスクリーボの万年筆はそんなこともないので、扱いやすさも○。

     

    ・・・と、ここまで14Kフレックスばかり褒めてしまいましたが。(笑)
    18Kはオマス時代から受け継いだ独特のサリサリ感があっておすすめですよ!
    フレックスはあまり好きじゃないなーという方には18K、ぜひ試していただきたいです。

     

    ガチニブではないので、やややわらかさがある感じです。

     

    ニブの選び方・字幅について

    スクリーボのニブサイズの選び方ですが、やはり1段階ほど字幅は上になります。

    18Kよりも14Kフレックスのほうが、特性上フローが良いので、紙によっては1.5段階ほど上になる場合も。

    また、字幅によって書き味が異なるかということも気になる方が多いかもしれません。

    特に気になるのがEFとFの違いですよね。

    舶来万年筆は、EFですとカリカリすることもあるので、
    慣れた方はEFを避けることもしばしば。

    しかし、スクリーボはその心配は要らないかなと思います。
    もちろんEFのほうがフローが絞られる影響でややカリカリするかもしれません。
    ただ、もともとスクリーボのニブが他メーカーと比べると滑らかなほうなので
    (14Kでも18Kでも)EFでもものすごくカリカリするという感じではありませんし、EFでもおすすめできます。

     

    MやBは日本のペンと比べるとかなり太めに感じると思います。
    18KにはBBBなどもありますが、超超極太!という感じです。
    マジックペンのように使うことが出来るかなと思います。
    その分インクが乾くのに時間がかかりますので、用途はよくお考えになったほうが良いかもしれません。

     

    万年筆の字幅選び方 画像

     

    スクリーボ(Scribo)のおすすめモデル

    フィール(Feel)

    スクリーボ 限定生産品 フィール アランチオ 万年筆 14Kフレックス/18Kニブ SCRIBO Feel Arancio Fountain Pen Feel Viola

    スクリーボ 限定生産品 フィール ヴェルデアンティコ 万年筆 14Kフレックス/18Kニブ SCRIBO Feel Verde Antico Fountain Pen

     

     

    素材 レジン、プラチナトリム など
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 18K/14K フレックスニブ
    文字幅 18K:EF/F/M/B/BBB/1.4mm Stub
    14K フレックス:EF/F/M/B
    インク方式 ピストン吸入式
    インク容量 1.42ml
    キャップポスト時の長さ キャップポスト不可
    収納時の長さ 約148㎜
    胴軸部の長さ 約135㎜
    最大軸径 約1.7cm⌀
    重量 約38g キャップ:18g 本体:20.5g
    その他 本革とコットン製のソフトポーチが付属

    キャップの長さ:約68mm

     

    スクリーボ初のコレクションとなったのがフィールというシリーズ。
    こちらが一番多く発売されています。
    現在Il Duomoで取り扱いがあるのも、ほとんどフィールの万年筆です。

     

    キャップ・クリップ・軸・尻軸(吸入式)、全てにおいて曲線的なのがこのシリーズの特徴。
    「なんだかこの軸、持ちづらそう・・・」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。
    直線的な軸のペンをお持ちの方が多いでしょうから、気になりますよね。

     

    しかし私が実際に手にしてみたところ、意外や意外、この形が握りやすい!
    筆記のときも違和感はなしです◎
    そして、イタリアらしい曲線美、美術館に展示されているかのようなデザインが素晴らしい!

     

    イタリアらしいけれどシンプルで使う人を選ばないこういった外観は、贈り物にも喜ばれるかもしれませんね。

    しかしほとんどが限定200本前後で発売するので、手に入れることが少し難しいのが難点です。気になる軸が発売されたらすぐにお迎えせねばなりません。

    ※キャップポストはできません。

     

    ピウマ

    スクリーボ

    スクリーボ 限定生産品 ピウマ アメティスタ(アメジスト) 万年筆 SCRIBO Piuma Ametista Fountain Pen

     

    スクリーボ 限定生産品 ピウマ コルニオラ(カーネリアン) 万年筆 SCRIBO Piuma Corniola Fountain Pen

    素材 レジン、プラチナトリム
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 18K/14K フレックスニブ
    文字幅 18K:EF/F/M/B/BBB/1.4mm Stub
    14K フレックス:EF/F/M/B
    インク方式 カートリッジ・コンバーター両用式(コンバーター付属)
    インク容量 –ml
    キャップポスト時の長さ 約–cm
    収納時の長さ 約14.45cm
    胴軸部の長さ 約–cm
    最大軸径 約1.56cm⌀
    重量 約30g
    その他 本革とコットン製のソフトポーチが付属

     

    フィールよりもひとまわり小さく、細身なピウマ。フィールはピストン吸入式ですが、ピウマはコンバーター・カートリッジ両用式。

     

    ややスポーティなデザインが魅力的です。

    ニブはフィールと同じですので、吸入方法とデザインで選べばOKかなと思います。

    やはりカートリッジ・コンバーター両用式は手軽で使い勝手が良いですね。

     

    ラ・ドッタ(La Dotta)

    一番新しいシリーズがラ・ドッタ。こちらの名前はボローニャの歴史に由来しています。

    中世ヨーロッパ、イタリアの都市国家であったボローニャは「ラ・ドッタ」と呼ばれていました。
    ラ・ドッタとは「学識ある人」のことで、これは当時からヨーロッパ中から最新の学術を学びに学生が集まってきた世界最古の大学、ボローニャ大学を擁する都市に向けられた呼び名です。

     

    多面体カットされておらず、つるんとしたデザインです。
    ほとんどフィールと同じ形で、重量も同様です。

    カットされていない分、レジンの柄が目立ちますので、特殊なレジン、挑戦的なレジンを使用することが多いです。

    ニブはピウマ・フィールと同じものが装着されています。

    (ちなみに多面カットするコストの分、フィールのほうがやや高い値段になることが多いです。)

    スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ ジガント 万年筆 14Kフレックス/18K SCRIBO La Dotta Al Zigant Fountain Pen

    スクリーボ 限定生産品 ラ・ドッタ オレフィチェ 万年筆 14Kフレックス/18Kニブ SCRIBO La Dotta Orefice Fountain Pen

    素材 レジン、プラチナトリム など
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 18K/14K フレックスニブ
    文字幅 18K:EF/F/M/B/BBB/1.4mm Stub
    14K フレックス:EF/F/M/B
    インク方式 ピストン吸入式
    インク容量 1.42ml
    キャップポスト時の長さ キャップポスト不可
    収納時の長さ 約148㎜
    胴軸部の長さ 約135㎜
    最大軸径 約1.7cm⌀
    重量 約37.5g キャップ:18g 本体:20.5g
    その他 本革とコットン製のソフトポーチが付属

    キャップの長さ:約68mm

     

    まとめ

     

    私が数々の万年筆に触れる中で比較してみても、質が非常に高いスクリーボ。

    以下の記事でも書いたのですが、創業者のかたの並々ならぬ筆記への思いが伝わり…
    真面目な方がやっているのだなあということがわかります。
    ボローニャのイメージにも合致しますね。

     

    日本人に合う、とても良いブランドじゃないかなと、思っています。

     

    スクリーボは少量ずつの生産なので、いい色が出たと思ったらすぐ完売・・なんてこともしばしば。
    気になったものがあれば、お早めにお買い求めいただいたほうが良いかもしれません。

     

    そうは言っても販売ページだけを見て即決するって、なかなか難しいですよね。
    せっかく買ったのに、こんなはずじゃなかった・・・なんて思ってほしくない!

     

    そんな方のために、Il Duomoではご購入前のご相談もお受けしています。
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  • 2020年人気だった万年筆@Il Duomo【メルマガバックナンバー】

    2020年人気だった万年筆@Il Duomo【メルマガバックナンバー】

    こんにちは、Il Duomoの店長佐藤です。

     

    Il Duomoでは会員登録をしていただき、お知らせメールを〇にしていただくと
    メルマガを読むことができます。

     

     

     

    メルマガは不定期ですが、どんなメールが来るの?というのがわからないと登録しようがないと思いまして
    バックナンバーをブログに公開していこうと思います。

     

    以下は、2020年末にお送りしたメルマガです。

     

    2020年人気だった万年筆@Il Duomo

     

    ▽アウロラ 88ヴェーネレ

    ピンクのマーブルにローズゴールドのトリムに一目ぼれ!
    残念ながら即完売しました…。

     

    ▼アウロラ オプティマ カレイドスコーピオ

    首軸までアウロロイドの美軸に注目が集まりました。
    ブルーとローザ、ジャーラの3色が出ています。
    どの軸も、ブルーならブルー単色というわけでなく
    白や紫などいろいろな色が混ざっていてまさに万華鏡。

     

    ▽スティピュラ アダージョ

    実力派ブランドが本領を発揮!人気急増中です。
    なんとなんと、Il Duomoとして文具雑誌の「趣味の文具箱」さんにこちらのアダージョを提供させていただき、掲載されました。
    比較的、吸入式のなかではお求めやすい価格帯と
    チタンフレックスニブで人気を博しています。

     

    ▼ピナイダー アバター

    新たな定番として根強い人気を誇ります!
    美しい軸とイタ万としてはお求めやすい価格で愛されています。
    プレゼントにも人気です。

     

    ▽ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション

    こちらも定番、1本は持っていたいペンです。
    一番人気はピンクの花咲く桃の木、次いで星月夜、自画像、ときます。
    店長イチオシは「麦畑」!実物の胸のスカッとするような爽やかさ・鮮やかさがたまりません。

     

    ▼モンブラン 149カリグラフィ

    近年人気のカリグラフィー系・フレックス系ですが、やはりそこはモンブラン。
    王者のすごさが伝わってくる。ずっと書いていたくなるニブ、
    そしてだれが書いても美しい線になる!
    しかしただいまドイツのコロナ禍の影響でモンブランの商品が入りづらい状況です。

     

    ▽アウロラ オチェアーノ アンタルティコ
    ▶480本限定 オチェアーノ・アンタルティコ
    昨年から続く大海シリーズ、最後の南極海。
    薄い水色のアウロロイドが、氷山を思い起こさせます。
    シルバーの細工、バランスの良さ、イチオシです。

     

    ▼レオナルド モーメントゼロ ハワイ

    もはや定番品になりつつあります。
    レオナルドのベストセラー、見飽きることのない美しさ。
    男性でも女性でも持ったら決まる、イタリアらしい1本です。
    なんといいますか、「モテる軸」というかんじでさすがナポリ産であります。

     

    |趣味の文具箱に掲載されました

     

    12月15日に発売された文具雑誌・趣味の文具箱56号に、
    Il Duomoから提供した スティピュラとASCのペンが掲載されました!

     

    1ページ分まるっと特集してくださり、大変恐縮です。
    スティピュラとASCは日本の正規代理店がないので、
    ぜひIl Duomoさんコラボで掲載させてほしい!と趣味の文具箱さんがおっしゃってくださり
    ご協力させていただきました。

     

    スティピュラもASCも生産量がかなり少ないので
    なかなか代理店さんを決めるのは難しいかな?と思います。
    Il Duomoとしては、このようなちいさなメーカーさんのために当店のような存在がある!と自負してますので
    これからも魅力を伝えていけたらなと思います。

     

     

    掲載されたペン ▽スティピュラ アダージョ

    ▽スティピュラ エトルリア ミエレセルバーティコ

    ▽アルマンドシモーニクラブ(ASC)オジヴァメディオ 

    雑誌の中では知名度からかスティピュラのほうが面積が大きかったのですが、
    アルマンドシモーニクラブのオジヴァメディオの美しさと書き味とバランス感と…
    と私はすっかり惚れこんでしまいました。
    セルロースアセテートという植物由来の樹脂の美しさは息をのみます。
    そしてASCらしい、安定感と独特の感触のある書き味。最高です。
    多くの皆様に宣べ伝えたいペンです。

     

    ▶スピード発送できるペンたち
    ▶スピード発送


    Il Duomoでは取り寄せ商品が多いですが、スピード発送できるペンもございます。
    すべて検品済みですので、安心してすぐにお使いいただけます。

     

    |編集後記:コロナ禍を振り返る。

     

    3月、4月、5月はヨーロッパ各地で文具メーカーが閉鎖するという事態に。
    閉鎖までは行かなくても、人数を最小限にしたり
    出荷の制限をしたりということが起こりました。

     

    その影響で、発売が遅れてしまうペンが続出…。

     

    夏ごろにはいったん落ち着き、輸入自体もわりと滞りなくなりました。
    しかし秋、また第3波でまたまた流通に問題が…。
    ゆっくりながらも、お待ちいただければペンたちは来る状態ではありますが(メーカーによる)、
    お客様がお待ちいただく中、すっとお送りできないのが大変心苦しいです。

     

    そういった背景もあり、従来のお取り寄せスタイルはそのままに、
    すぐに出荷できる商品も少しずつ増やしています。

     

    とにもかくにも、早くもとの日常が戻ってくるといいなと…。
    そしてヨーロッパの万年筆メーカーさんは正直かなり経済的打撃を受けていると思いますので
    Il Duomoとして万年筆の良さを広めることでヨーロッパメーカーさんの助けになれたらな、と思います。
    いちネットショップとして、出来ることは小さいですが
    少しずつ、応援していきたいですね。

     

    では、今年のメルマガはこれで最後になるかと思います。
    今年も皆様には大変お世話になりました。
    誠にありがとうございました。
    よいお年をお迎えください。

     

    ◇◇
    Il Duomo 2020/12/29

  • アルマンドシモーニクラブ(ASC) オジバメディオの外観・書き味は?

    アルマンドシモーニクラブ(ASC) オジバメディオの外観・書き味は?

    数々の万年筆を手にしてきたIl Duomo店長の私が思わずうなったのが、今回ご紹介したいアルマンドシモーニクラブのオジヴァメディオ

     

    セルロースアセテート製のつやのある美しい葉巻型の軸、細部に施された様々なこだわり。
    どこを見ても丁寧な仕事ぶりが感じられるオジヴァメディオ。

     

    書き心地もなめらかで、気持ちよく筆記することができます。
    使いやすさを追求したこちらのモデル、私がおすすめしたい万年筆のひとつです。

     

     

    廃業したオマス。後継のアルマンドシモーニクラブ(ASC)からオジバメディオが登場!

    かつてオマスというメーカーから発売されていた『オジヴァ』はご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    こちらのメーカーは2016年に惜しまれつつも廃業。
    その後継として立ち上がったのがアルマンドシモーニクラブ(ASC)です。

     

    アルマンドシモーニクラブについて詳しくはこちら

     

    オジヴァのシリーズはASCでも、登場。
    このASCのオジヴァから軸の素材を変え、少し小ぶりにしたものが今回ご紹介するオジヴァメディオです。

     

    オジバメディオを持った感じ・外観は?

     

    素材 セルロースアセテート ゴールドまたはロジウムトリム
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 14K
    文字幅 F/M
    インク方式 ピストン吸入式
    キャップポスト時の長さ 約16.8cm
    キャップの長さ 約6.8cm
    収納時の長さ 約14.2cm
    胴軸部の長さ 約12.5cm
    最大軸径 約1.45cm⌀
    首軸(グリップ)部軸径:約1.1cm⌀
    キャップ径:約1.5cm⌀(クリップ含むと1.6cm⌀)
    重量 約42g
    キャップ重量:約9g
    キャップ無し重量:約33g
    その他

     

     

    他の商品と比較するのに重要なスペック表ですが、これだけではわからない部分もたくさんありますよね。
    今回は実際に私が手にとり、書いてみて感じたことを詳しくお伝えします。

     

    持った感じは?

    Il Duomo店長の私(女)が手にとってみると、「やや大きいな」という印象。
    女性の方・手が小さめな方は私と同じように感じるかもしれません。

     

    長さ:14.2cm(うちキャップ部分が6.8cm)
    重さ:42g

     

    キャップをポストすると全体の長さは16.8cmに。
    長い・・・!

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    一般的にキャップをポストすると後ろのほうに重心がきてしまい、書きづらさを感じるものもあります。
    しかしオジヴァメディオを書くときに一番重さがかかってくるのは、軸の真ん中より少し下あたり。
    つまりちょうど持つあたりが重くなるので、キャップポストをしても「バランスが悪くなって書きづらい!」なんてことはありません。

     

    とはいえ、私はキャップポストした状態ではずっしり重く感じてしまいました。
    キャップを外すと33g、これが私にとっては書くのに心地よい重さでした。

    ちなみに男性スタッフは、問題なくポストした状態でも書けるとのことでした。

     

    気をつけて!
    キャップをポストする場合は優しく差し込んでくださいね。
    ぐっと押し込みすぎると傷がついてしまう可能性があるので注意。

     

    感嘆のため息が思わずもれてしまうほどに美しい、セルロースアセテート製の軸

    オジヴァメディオでまず目を惹くのは、ツヤのある美しい軸ですよね。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ブルールーセンス

     

    この透明度とつるつる感、伝わりますか?
    とても丁寧に研磨されていることがわかります。

     

    オジヴァメディオの軸はセルロースアセテートという合成樹脂で作られています。
    こちらの素材はセルロイドに比べて安価。

     

    ASCのセルロイド製万年筆が10万円を超えるものもある一方で、オジヴァメディオは7万円弱です。
    もちろん小ぶりなサイズというのも理由のひとつですが、それにしても結構な価格差ですよね。

     

    しかし、オジヴァメディオはこの価格差を埋めてくるほどのすばらしさ
    質感は異なるものの、セルロイド同様に透明度が非常に高く、あたたかみのある美しい発色。
    加えてセルロイドに比べて燃えにくいのも、セルロースアセテートの強みです。

     

    セルロースアセテートは高級眼鏡のフレームや、アパレルブランドのGUCCIでも採用されています。
    万年筆だけでなく、様々な場面で重宝されている素材です。

     

    セルロイドの万年筆は高価でちょっと手が出ないなーという方にはセルロースアセテートのペンを一度手にとっていただきたいです。

     

    とにかく仕事が細かい!隅々までこだわりを感じる万年筆。

    美しさに目を奪われる外観ですが、手にとって細部を見てみると更に感動。
    アルマンドシモーニクラブのこだわりが随所に見られます。

     

    首軸の部分までしっかりとレジンが使われていて、先端には金属のリングがついています。
    そこには”Armando Simoni Club”と刻印が。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    金属の細いリング装飾も複数見られ、全体的に凝ったデザインです。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    見た目のこだわりだけでなく、ひとつひとつのパーツがとても丁寧に作られていています。
    万年筆作りに対するASCの真摯な姿勢が感じられますね。

     

    3色のカラー展開

    それぞれのカラーをみていきましょう。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ブルールーセンス / ロッソマグマ / グリーンラグーン

     

    単なる色違いでないことは見ていただければわかりますよね。
    トリムはロウジムとゴールドの2色から選ぶことができます。
    1つずつ見ていきましょう。

     

    ブルールーセンス

    ルーセンスはラテン語で、光る・艶やかといった意味。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ブルールーセンス

     

    透明な部分から中のメタリックな構造を楽しむことができます。
    画像だと少し分かりづらいかもしれませんが、動画を観ていただけると綺麗に中の部分が透けているのがしっかり確認できます。

     

     

    ロッソマグマ

    続いては情熱的な赤、ロッソマグマ。
    深みのある濃い赤と、朱色のような部分が混ざっています。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ロッソマグマ

     

    セルロイドではありませんが、べっ甲のようなゆらぎがありますね。
    角度を変えてみると、マットな部分とキラっと輝きがある部分が。
    こちらも先ほどご紹介した動画で観ていただいたほうがわかりやすいです。

     

    この色の軸にゴールドトリム、個人的に大好きな組み合わせ!
    購入する前に『どちらのトリムが合うかなー』なんて考える時間もまた楽しいものですね。

     

    グリーンラグーン

    ラグーンとは干潟、遠浅の浜。
    イタリアのベネチアにも干潟がありますから、そういったところからインスピレーションを得たのかもしれませんね。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    グリーンとブラックとホワイトで水のゆらぎが表現されています。
    個体差はありますが、Youtubeの動画でご紹介したペンはパールのような模様も入っていました。

     

    ブルールーセンスほどではありませんが、このカラーも角度を変えて見るとわずかに透け感のある部分が。
    ゴールドトリムがついているペンの尻軸あたりがわかりやすいですね。
    ほんの少し中の構造が透けています。

     

    オジバメディオの仕様は?

    ニブは14Kのみ。ペン芯には希少なエボナイトを使用。

    オジヴァメディオのニブは14Kのみです。
    ASCのもう少し上の価格帯のモデルでは18Kがついてることが多いですね。

     

    ペン芯にはエボナイトという希少な素材が採用されています。
    昨今、こちらの素材がペン芯に使われることは少なくなってきました。

     

    一般的なプラスチックのペン先に比べてエボナイト製のものは柔軟性があり、ニブの金属と馴染みやすいのが特徴。
    つまり、使用していくうちにペン芯とニブの形がだんだん合ってくるんです。
    こういった状態になるとフローがよくなり、よりなめらかに筆記することができます。

     

    ピストン吸入式

    オジヴァメディオはピストン吸入式です。
    軸をくるくると回して外すと現れるのは、メタリックで高級感がある合着型コンバーター。
    キャップリングと同じ模様が刻まれています。
    普段は隠れている部分にまでこのこだわり・・・!

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ロッソマグマ

     

    尻軸を左に回してピストンを下げ、コンバーターと同じようにインクを吸い上げます。
    一般的なコンバーターよりもインク容量は多めです。

     

    窓がついているので、インク残量を確認することができます。
    万年筆ユーザーのかゆいところに手が届く、うれしい仕様です。
    イタリアン万年筆というと見た目の美しさが有名ですが、こういった機構が面白いものも多いんですよ。

    オジバメディオの書き味は?

    ASC オジバメディオ 個体差 書き味

    動画では試し書きのためにブルールーセンスとロッソマグマ、それぞれMサイズを用意しました!

    (写真はブルールーセンスとグリーンラグーンの比較です。ちなみにこの紙はやや字幅が太めに出ます。)

    アルマンドシモーニクラブは少量ずつでしか生産していないため、このように欲しいものが欲しいときに手に入るとは限りません。
    Fサイズはオーダーしていただければ用意可能、ということでしたので、欲しい!という方は一度イルドゥオモまでお問い合わせくださいね。

     

    では、まずロッソマグマで試し書きを。
    今回はピナイダーのインクを使用しました。

     

    あまりに素晴らしくて思わずうなりました・・・!
    日々検品している様々な万年筆たちと比べてもオジヴァメディオ、書き味が抜群に良いです。
    ピナイダーのインクはもともと伸びが良いのですが、それを差し引いても書き心地がとてもなめらか。
    書き出しもスムーズです。

     

    様々な角度での筆記を試してみましたが、あちこち傾けても問題なく書くことができました。
    書き心地はサリサリしていて研ぎが独特。
    かといって嫌な感じはなく、書いていて気持ちの良い抵抗感です。

     

    少し筆圧をかけると字幅が太くなりました。
    こういった変化も楽しむことができるペンですね。
    漢字のように細かい字も書きやすいです。

     

    ニブはよくしなるので、衝撃を吸収してくれそう。
    ただそれでも、筆圧のかけすぎには注意が必要です。
    ペン先に負担がかかってしまうので、長くお使いいただくためには優しく取り扱いましょう。

     

    個体差は?

    個体差の具合を確認するために、ブルールーセンスでも書いてみました。

     

     

    こちらのほうが先程のロッソマグマより少し字幅が太め。
    筆圧かけたときの字幅の変化はほとんど同じでした。

     

    この個体もフローがとても良く、書き出しもスムーズ。
    角度を変えてみても書くことができました。
    とても優秀なニブですね。

     

    まとめ

    セルロースアセテートの質感も、構造も、書き味もすべて◎!
    オジヴァメディオはみなさんにおすすめしたい!そんな万年筆です。

     

    特に「セルロイドのペンは高価で手が出ない・・・」という方、まずはセルロースアセテート製のオジヴァメディオを手にしてみてはいかがでしょうか。

     

    知名度はまだまだなので、もっといろんな方に知ってもらえたらと思い今回の記事を書きました。
    少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。

     

    ネットで万年筆を買うのって不安・・・。

    そんな方のために、Il Duomoではオンライン相談室を開設中です。
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  • スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコの外観・書き味は?

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコの外観・書き味は?

    最近よくお問い合わせをいただく万年筆のうちのひとつ、スティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ
    エトルリアというモデルで何色か出ているうちの1本です。
    少し透明感のある軸の中にキラリと光る部分もあって、思わず見とれてしまう魅惑的な外観。
    気になる方が多いのも頷けます。

     

    IlDuomoの販売ページでもご紹介はしているのですが、今回は更に詳しく!
    私が手にとって感じたおすすめしたい部分、そして購入前に知っておいていただきたいことをお伝えします。

    万年筆メーカー、スティピュラが作り出すエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ

    スティピュラは1973年にフィレンツェで創設されました。
    本格的に筆記具を生産するようになったのは1991年。
    それから今日まで30年ほどですから、筆記具のメーカーとしての歴史はそう長くありません。

     

    私Il Duomo店長、2018年にスティピュラの工房まで足を運び、見学させていただきました。
    未だに職人さんの手作業が多く、ペン先も同じ工房内で作られていたのにはびっくり!
    ハンドメイドだからこそできる個性的な軸はスティピュラの魅力のひとつです。

     

    スティピュラ 工房 

     

    スティピュラについてもっと詳しく!
    スティピュラ(Stipula)万年筆の特徴とおすすめモデル。書き味は?

     

    エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ 名前の由来

    “ミエレセルバーティコ”は野蜜を意味します。
    その名の通り蜜のような少し透明感もある軸で、クラック部分がキラリと光る美しいペンです。

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコスティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ GT(Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen)

    はちみつじゃなくてなんで野蜜?と考えてみるとおそらく、聖書からきているのではないかなと。
    新約聖書の中に聖ヨハネという、イエス・キリストに洗礼を捧げた人物が登場します。
    荒れ地で長い間修行を行っていた聖ヨハネ。
    その際に野蜜やいなごを食べ、生きながらえていたという記述があります。

     

    イタリアはキリスト教、中でもローマ・カトリック教会が根付いている国。
    こういった土台があるからか、イタリア万年筆のシリーズやカラーの名前には聖書から引用したと思われるネーミングが多いですね。

     

    ちなみに、”エトルリア”は古代ローマ以前にイタリアの地に住んでいたエトルリア人からきています。
    万年筆を通して生産地の歴史や文化をも知ることができる…!おもしろいですね。

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ持った感じ・外観は?

     

    素材 レジン
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 スチール/チタン
    文字幅 スチール:F/M
    チタン:フレックス
    インク方式 カートリッジ・コンバーター両用式(コンバーター付属)
    キャップポスト時の長さ 約17cm
    収納時の長さ 約14.8cm
    胴軸部の長さ 約13.2cm
    最大胴軸径 約1.58cm⌀
    キャップ径(クリップ含む):約1.72cm⌀
    首軸(グリップ)径:約1.2cm⌀
    重量 約31g
    キャップのみ重量:約14g
    キャップ無し重量:約17g
    その他

     

    ここからは私が手に取り、感じたことを。
    スペックを読んだだけではわからない、実際のところどうなの!?という疑問がひとつでも解決していただけたら嬉しいです。

    持った感じは?

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコスティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ GT(Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen)

    エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコは大きめでぽってりとした軸。
    キャップとペンそれぞれに緩やかなふくらみがあり、境目あたりで少しくびれているようなデザインですね。

     

    存在感がありますが、手にとってみるとそれほど重くありません。
    差し込み式のコンバーターということもあって、軽めです。

     

    長さ:14.8cm
    最大経:1.58cm
    重量:31g(キャップのみ:約14g キャップ無し:約17g)

     

    細い軸のペンだと径は1.2cmくらいのなので、それと比べるとかなり太め。

     

    キャップはポストすることが可能です。
    その場合キャップを閉じた状態より2cm長く、17cmになります。

     

    キャップをポストした際に気になることがひとつ。
    ポストした状態で書いてみると、重心を後ろに感じる・・・。

     

    イタリアの万年筆はデザインが凝っているものが多く、立派なクリップなんかがついているとキャップが重くなりがち。
    このモデルはキャップなしのペンが17gなのに対し、キャップだけで14g・・・!
    ポストすれば万年筆本体と3gしか変わらないキャップの重さが後ろにかかってくるので、かなりのずっしり感です。

     

    このような軸なので、手が小さい方にはキャップポストは不向きかもしれません。

     

    また、手が小さい方には太軸は不向きと思われがちですが、
    筆圧が強いから下げたい!という方はあえて使うのもおすすめ。

    自分の手にとって太めの軸は力が込めづらいので、自然と筆圧をやわらげることができます。

     

    外観は?

    外観の細かい部分を見ていきましょう。

     

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコスティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ GT(Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen)

     

    ニブ以外の金属装飾部分はすべてマットな仕上げで落ち着いた印象です。
    クリップとキャップリングにはスティピュラのメーカー名の由来になった藁にちなんで、麦の穂が彫られています。

     

    ちょっとこの画像ではわかりづらいのですが、主軸の部分が少し透けていて中の金色のニブが見えるんです。
    かっこいい・・・!

     

    ペン先と字幅の組み合わせは、スチールのFとMサイズ、チタンのフレックスの3パターン。
    ニブの色は、どちらのトリムを選ぶかによって決まります。

     

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ  シルバー 万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen

    ゴールドトリムなら金色のニブ、シルバートリムであれば銀色のニブがつきます。
    つまり、スチールだからこの色、チタンだからこの色、というわけではありません。

     

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコの書き味は?

    私は日々、様々なメーカー・モデルの万年筆を試し書きしているからか問題なく筆記ができました。
    が、万年筆に慣れていない方や持ち方に癖がある方はちょっと使いづらさを感じるかも?

     

    試し書きしてみた

    試し書きに使用したのはスチールのMサイズ。
    インクはピナイダーのブラックを使用しました。
    スティピュラのインクもあるのですが、万年筆同様少量生産のため在庫がいつも潤沢にあるとは限りません。
    手に入りづらいので、他の染料インクを使う機会のほうが多くなると思います。

    ※2021/2/25追記
    スティピュラのインクを入荷しました。
    保証や長くお使いいただくために、基本的には純正インクをおすすめしています。

     

    スムーズな書き出し、そしてなめらかに書き続けることができました。
    イタリア万年筆の傾向としてインクがどばどばと出てくるものが多いのですが、こちらはそれほどではありません。

     

    Mサイズではありますが、国産のものより字幅はやや太めです。
    大きく分厚いニブはがっしりとした印象。
    ニブはほとんどしならず、筆圧をかけてもさほど線の太さは変わりません。

     

    今回はご紹介していませんが、チタンフレックスのニブが気になっている方は事前に知っておいていただきたいことがひとつ。
    チタン”フレックス”とはいえどチタンという素材の特性上、イメージしているほどフレックスしません。
    どちらかというとカリっとした書き心地です。

     

    チタンフレックスニブについてはこちらの記事で詳しくお話しています。
    スティピュラ(Stipula)万年筆の特徴とおすすめモデル。書き味は?

     

    持ち方に癖がある方は書きづらさを感じることも

    万年筆の持ち方に慣れていない、癖のある持ち方をしている、そんな方々はインクの出づらさを感じる可能性があります。
    スティピュラの万年筆は全体的にスイートスポットが狭め。
    つまりインクがするすると出てきて快適に書くことができるポイントが限られています。

    (Il Duomoの在庫に関しては調整付きのものも販売することがありますので、
    ぜひ見てみてください。)

     

    左右どちらかに傾けすぎるとインクがうまくでてこず、ストレスを感じることも。

     

    ・ハート穴は紙に対して上に
    ・万年筆の角度は45~60°

     

    こういった正しい持ち方を心がければ問題ありません。
    持ち方については動画で観ていただいたほうがわかりやすいです。

     

     

    「どうしても今の持ち方で書きたい!」という方は調整に出してスイートスポットを広げてもらうと、最初の状態よりは書きやすくなりますよ。

     

    気になるスティピュラの万年筆があればまず、お問い合わせを!

    スティピュラは規模が小さいため、大手メーカーと同じようにはいきません。
    対応はゆっくりで取り寄せにも時間がかかりがち。
    大量生産を行っていないため、タイミングが悪いと売り切れ、なんてことも・・・。

     

    このようなメーカーなので正規代理店は撤退している状況です。
    「ほしい!」と思ったら、当店のような直接スティピュラから仕入れている販売店で購入することになります。

     

    Il Duomoでご購入を検討される場合はまず一度、ご連絡いただくことをおすすめします。
    せっかくご購入手続きをしていただいたのに、私がスティピュラに問い合わせたら「売り切れです」なんてことになったら申し訳ないので・・・。

     

    その他、万年筆選びのご相談にも乗っています。
    事前に気になることがあれば、お気軽にご連絡くださいね。

     

    ネットで万年筆を買うのって不安・・・。

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