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  • 2020年人気だった万年筆@Il Duomo【メルマガバックナンバー】

    2020年人気だった万年筆@Il Duomo【メルマガバックナンバー】

    こんにちは、Il Duomoの店長佐藤です。

     

    Il Duomoでは会員登録をしていただき、お知らせメールを〇にしていただくと
    メルマガを読むことができます。

     

     

     

    メルマガは不定期ですが、どんなメールが来るの?というのがわからないと登録しようがないと思いまして
    バックナンバーをブログに公開していこうと思います。

     

    以下は、2020年末にお送りしたメルマガです。

     

    2020年人気だった万年筆@Il Duomo

     

    ▽アウロラ 88ヴェーネレ
    2020年人気だった万年筆@Il Duomo【メルマガバックナンバー】
    ピンクのマーブルにローズゴールドのトリムに一目ぼれ!
    残念ながら即完売しました…。

     

    ▼アウロラ オプティマ カレイドスコーピオ
    ▶ 商品ページをみる
    首軸までアウロロイドの美軸に注目が集まりました。
    ブルーとローザ、ジャーラの3色が出ています。
    どの軸も、ブルーならブルー単色というわけでなく
    白や紫などいろいろな色が混ざっていてまさに万華鏡。

     

    ▽スティピュラ アダージョ
    ▶ 商品ページをみる

    実力派ブランドが本領を発揮!人気急増中です。
    なんとなんと、Il Duomoとして文具雑誌の「趣味の文具箱」さんにこちらのアダージョを提供させていただき、掲載されました。
    比較的、吸入式のなかではお求めやすい価格帯と
    チタンフレックスニブで人気を博しています。

     

    ▼ピナイダー アバター
    ▶ 商品ページをみる
    新たな定番として根強い人気を誇ります!
    美しい軸とイタ万としてはお求めやすい価格で愛されています。
    プレゼントにも人気です。

     

    ▽ビスコンティ ヴァンゴッホコレクション
    ▶ 商品ページをみる
    こちらも定番、1本は持っていたいペンです。
    一番人気はピンクの花咲く桃の木、次いで星月夜、自画像、ときます。
    店長イチオシは「麦畑」!実物の胸のスカッとするような爽やかさ・鮮やかさがたまりません。

     

    ▼モンブラン 149カリグラフィ
    ▶ 商品ページをみる
    近年人気のカリグラフィー系・フレックス系ですが、やはりそこはモンブラン。
    王者のすごさが伝わってくる。ずっと書いていたくなるニブ、
    そしてだれが書いても美しい線になる!
    しかしただいまドイツのコロナ禍の影響でモンブランの商品が入りづらい状況です。

     

    ▽アウロラ オチェアーノ アンタルティコ
    ▶ ▶480本限定 オチェアーノ・アンタルティコ
    昨年から続く大海シリーズ、最後の南極海。
    薄い水色のアウロロイドが、氷山を思い起こさせます。
    シルバーの細工、バランスの良さ、イチオシです。

     

    ▼レオナルド モーメントゼロ ハワイ
    ▶ 商品ページをみる
    もはや定番品になりつつあります。
    レオナルドのベストセラー、見飽きることのない美しさ。
    男性でも女性でも持ったら決まる、イタリアらしい1本です。
    なんといいますか、「モテる軸」というかんじでさすがナポリ産であります。

     

    |趣味の文具箱に掲載されました

     

    12月15日に発売された文具雑誌・趣味の文具箱56号に、
    Il Duomoから提供した スティピュラとASCのペンが掲載されました!

     

    1ページ分まるっと特集してくださり、大変恐縮です。
    スティピュラとASCは日本の正規代理店がないので、
    ぜひIl Duomoさんコラボで掲載させてほしい!と趣味の文具箱さんがおっしゃってくださり
    ご協力させていただきました。

     

    スティピュラもASCも生産量がかなり少ないので
    なかなか代理店さんを決めるのは難しいかな?と思います。
    Il Duomoとしては、このようなちいさなメーカーさんのために当店のような存在がある!と自負してますので
    これからも魅力を伝えていけたらなと思います。

     

     

    掲載されたペン ▽スティピュラ アダージョ
    ▶ 商品ページをみる

    ▽スティピュラ エトルリア ミエレセルバーティコ
    ▶ 商品ページをみる

    ▽アルマンドシモーニクラブ(ASC)オジヴァメディオ 
    ▶ 商品ページをみる
    雑誌の中では知名度からかスティピュラのほうが面積が大きかったのですが、
    アルマンドシモーニクラブのオジヴァメディオの美しさと書き味とバランス感と…
    と私はすっかり惚れこんでしまいました。
    セルロースアセテートという植物由来の樹脂の美しさは息をのみます。
    そしてASCらしい、安定感と独特の感触のある書き味。最高です。
    多くの皆様に宣べ伝えたいペンです。

     

    ▶スピード発送できるペンたち
    ▶ ▶スピード発送


    Il Duomoでは取り寄せ商品が多いですが、スピード発送できるペンもございます。
    すべて検品済みですので、安心してすぐにお使いいただけます。

     

    |編集後記:コロナ禍を振り返る。

     

    3月、4月、5月はヨーロッパ各地で文具メーカーが閉鎖するという事態に。
    閉鎖までは行かなくても、人数を最小限にしたり
    出荷の制限をしたりということが起こりました。

     

    その影響で、発売が遅れてしまうペンが続出…。

     

    夏ごろにはいったん落ち着き、輸入自体もわりと滞りなくなりました。
    しかし秋、また第3波でまたまた流通に問題が…。
    ゆっくりながらも、お待ちいただければペンたちは来る状態ではありますが(メーカーによる)、
    お客様がお待ちいただく中、すっとお送りできないのが大変心苦しいです。

     

    そういった背景もあり、従来のお取り寄せスタイルはそのままに、
    すぐに出荷できる商品も少しずつ増やしています。

     

    とにもかくにも、早くもとの日常が戻ってくるといいなと…。
    そしてヨーロッパの万年筆メーカーさんは正直かなり経済的打撃を受けていると思いますので
    Il Duomoとして万年筆の良さを広めることでヨーロッパメーカーさんの助けになれたらな、と思います。
    いちネットショップとして、出来ることは小さいですが
    少しずつ、応援していきたいですね。

     

    では、今年のメルマガはこれで最後になるかと思います。
    今年も皆様には大変お世話になりました。
    誠にありがとうございました。
    よいお年をお迎えください。

    あわせて読みたい

    万年筆を選ぶ参考になる、字幅・ペン先解説記事はこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?
    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    万年筆ブランドや代表モデルにご興味のあるかたはこちらもどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)
    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

     

    ◇◇
    Il Duomo 2020/12/29

  • アルマンドシモーニクラブ(ASC) オジバメディオの外観・書き味は?

    アルマンドシモーニクラブ(ASC) オジバメディオの外観・書き味は?

    数々の万年筆を手にしてきたIl Duomo店長の私が思わずうなったのが、今回ご紹介したいアルマンドシモーニクラブのオジヴァメディオ

     

    セルロースアセテート製のつやのある美しい葉巻型の軸、細部に施された様々なこだわり。
    どこを見ても丁寧な仕事ぶりが感じられるオジヴァメディオ。

     

    書き心地もなめらかで、気持ちよく筆記することができます。
    使いやすさを追求したこちらのモデル、私がおすすめしたい万年筆のひとつです。

     

     

    廃業したオマス。後継のアルマンドシモーニクラブ(ASC)からオジバメディオが登場!

    かつてオマスというメーカーから発売されていた『オジヴァ』はご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
    こちらのメーカーは2016年に惜しまれつつも廃業。
    その後継として立ち上がったのがアルマンドシモーニクラブ(ASC)です。

     

    アルマンドシモーニクラブについて詳しくはこちら

     

    オジヴァのシリーズはASCでも、登場。
    このASCのオジヴァから軸の素材を変え、少し小ぶりにしたものが今回ご紹介するオジヴァメディオです。

     

    オジバメディオを持った感じ・外観は?

     

    素材 セルロースアセテート ゴールドまたはロジウムトリム
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 14K
    文字幅 F/M
    インク方式 ピストン吸入式
    キャップポスト時の長さ 約16.8cm
    キャップの長さ 約6.8cm
    収納時の長さ 約14.2cm
    胴軸部の長さ 約12.5cm
    最大軸径 約1.45cm⌀
    首軸(グリップ)部軸径:約1.1cm⌀
    キャップ径:約1.5cm⌀(クリップ含むと1.6cm⌀)
    重量 約42g
    キャップ重量:約9g
    キャップ無し重量:約33g
    その他

     

     

    他の商品と比較するのに重要なスペック表ですが、これだけではわからない部分もたくさんありますよね。
    今回は実際に私が手にとり、書いてみて感じたことを詳しくお伝えします。

     

    持った感じは?

    Il Duomo店長の私(女)が手にとってみると、「やや大きいな」という印象。
    女性の方・手が小さめな方は私と同じように感じるかもしれません。

     

    長さ:14.2cm(うちキャップ部分が6.8cm)
    重さ:42g

     

    キャップをポストすると全体の長さは16.8cmに。
    長い・・・!

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    一般的にキャップをポストすると後ろのほうに重心がきてしまい、書きづらさを感じるものもあります。
    しかしオジヴァメディオを書くときに一番重さがかかってくるのは、軸の真ん中より少し下あたり。
    つまりちょうど持つあたりが重くなるので、キャップポストをしても「バランスが悪くなって書きづらい!」なんてことはありません。

     

    とはいえ、私はキャップポストした状態ではずっしり重く感じてしまいました。
    キャップを外すと33g、これが私にとっては書くのに心地よい重さでした。

    ちなみに男性スタッフは、問題なくポストした状態でも書けるとのことでした。

     

    気をつけて!
    キャップをポストする場合は優しく差し込んでくださいね。
    ぐっと押し込みすぎると傷がついてしまう可能性があるので注意。

     

    感嘆のため息が思わずもれてしまうほどに美しい、セルロースアセテート製の軸

    オジヴァメディオでまず目を惹くのは、ツヤのある美しい軸ですよね。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ブルールーセンス

     

    この透明度とつるつる感、伝わりますか?
    とても丁寧に研磨されていることがわかります。

     

    オジヴァメディオの軸はセルロースアセテートという合成樹脂で作られています。
    こちらの素材はセルロイドに比べて安価。

     

    ASCのセルロイド製万年筆が10万円を超えるものもある一方で、オジヴァメディオは7万円弱です。
    もちろん小ぶりなサイズというのも理由のひとつですが、それにしても結構な価格差ですよね。

     

    しかし、オジヴァメディオはこの価格差を埋めてくるほどのすばらしさ
    質感は異なるものの、セルロイド同様に透明度が非常に高く、あたたかみのある美しい発色。
    加えてセルロイドに比べて燃えにくいのも、セルロースアセテートの強みです。

     

    セルロースアセテートは高級眼鏡のフレームや、アパレルブランドのGUCCIでも採用されています。
    万年筆だけでなく、様々な場面で重宝されている素材です。

     

    セルロイドの万年筆は高価でちょっと手が出ないなーという方にはセルロースアセテートのペンを一度手にとっていただきたいです。

     

    とにかく仕事が細かい!隅々までこだわりを感じる万年筆。

    美しさに目を奪われる外観ですが、手にとって細部を見てみると更に感動。
    アルマンドシモーニクラブのこだわりが随所に見られます。

     

    首軸の部分までしっかりとレジンが使われていて、先端には金属のリングがついています。
    そこには”Armando Simoni Club”と刻印が。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    金属の細いリング装飾も複数見られ、全体的に凝ったデザインです。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    見た目のこだわりだけでなく、ひとつひとつのパーツがとても丁寧に作られていています。
    万年筆作りに対するASCの真摯な姿勢が感じられますね。

     

    3色のカラー展開

    それぞれのカラーをみていきましょう。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ブルールーセンス / ロッソマグマ / グリーンラグーン

     

    単なる色違いでないことは見ていただければわかりますよね。
    トリムはロウジムとゴールドの2色から選ぶことができます。
    1つずつ見ていきましょう。

     

    ブルールーセンス

    ルーセンスはラテン語で、光る・艶やかといった意味。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ブルールーセンス

     

    透明な部分から中のメタリックな構造を楽しむことができます。
    画像だと少し分かりづらいかもしれませんが、動画を観ていただけると綺麗に中の部分が透けているのがしっかり確認できます。

     

     

    ロッソマグマ

    続いては情熱的な赤、ロッソマグマ。
    深みのある濃い赤と、朱色のような部分が混ざっています。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ロッソマグマ

     

    セルロイドではありませんが、べっ甲のようなゆらぎがありますね。
    角度を変えてみると、マットな部分とキラっと輝きがある部分が。
    こちらも先ほどご紹介した動画で観ていただいたほうがわかりやすいです。

     

    この色の軸にゴールドトリム、個人的に大好きな組み合わせ!
    購入する前に『どちらのトリムが合うかなー』なんて考える時間もまた楽しいものですね。

     

    グリーンラグーン

    ラグーンとは干潟、遠浅の浜。
    イタリアのベネチアにも干潟がありますから、そういったところからインスピレーションを得たのかもしれませんね。

     

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ グリーンラグーン

     

    グリーンとブラックとホワイトで水のゆらぎが表現されています。
    個体差はありますが、Youtubeの動画でご紹介したペンはパールのような模様も入っていました。

     

    ブルールーセンスほどではありませんが、このカラーも角度を変えて見るとわずかに透け感のある部分が。
    ゴールドトリムがついているペンの尻軸あたりがわかりやすいですね。
    ほんの少し中の構造が透けています。

     

    オジバメディオの仕様は?

    ニブは14Kのみ。ペン芯には希少なエボナイトを使用。

    オジヴァメディオのニブは14Kのみです。
    ASCのもう少し上の価格帯のモデルでは18Kがついてることが多いですね。

     

    ペン芯にはエボナイトという希少な素材が採用されています。
    昨今、こちらの素材がペン芯に使われることは少なくなってきました。

     

    一般的なプラスチックのペン先に比べてエボナイト製のものは柔軟性があり、ニブの金属と馴染みやすいのが特徴。
    つまり、使用していくうちにペン芯とニブの形がだんだん合ってくるんです。
    こういった状態になるとフローがよくなり、よりなめらかに筆記することができます。

     

    ピストン吸入式

    オジヴァメディオはピストン吸入式です。
    軸をくるくると回して外すと現れるのは、メタリックで高級感がある合着型コンバーター。
    キャップリングと同じ模様が刻まれています。
    普段は隠れている部分にまでこのこだわり・・・!

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ロッソマグマ

     

    尻軸を左に回してピストンを下げ、コンバーターと同じようにインクを吸い上げます。
    一般的なコンバーターよりもインク容量は多めです。

     

    窓がついているので、インク残量を確認することができます。
    万年筆ユーザーのかゆいところに手が届く、うれしい仕様です。
    イタリアン万年筆というと見た目の美しさが有名ですが、こういった機構が面白いものも多いんですよ。

    オジバメディオの書き味は?

    ASC オジバメディオ 個体差 書き味

    動画では試し書きのためにブルールーセンスとロッソマグマ、それぞれMサイズを用意しました!

    (写真はブルールーセンスとグリーンラグーンの比較です。ちなみにこの紙はやや字幅が太めに出ます。)

    アルマンドシモーニクラブは少量ずつでしか生産していないため、このように欲しいものが欲しいときに手に入るとは限りません。
    Fサイズはオーダーしていただければ用意可能、ということでしたので、欲しい!という方は一度イルドゥオモまでお問い合わせくださいね。

     

    では、まずロッソマグマで試し書きを。
    今回はピナイダーのインクを使用しました。

     

    あまりに素晴らしくて思わずうなりました・・・!
    日々検品している様々な万年筆たちと比べてもオジヴァメディオ、書き味が抜群に良いです。
    ピナイダーのインクはもともと伸びが良いのですが、それを差し引いても書き心地がとてもなめらか。
    書き出しもスムーズです。

     

    様々な角度での筆記を試してみましたが、あちこち傾けても問題なく書くことができました。
    書き心地はサリサリしていて研ぎが独特。
    かといって嫌な感じはなく、書いていて気持ちの良い抵抗感です。

     

    少し筆圧をかけると字幅が太くなりました。
    こういった変化も楽しむことができるペンですね。
    漢字のように細かい字も書きやすいです。

     

    ニブはよくしなるので、衝撃を吸収してくれそう。
    ただそれでも、筆圧のかけすぎには注意が必要です。
    ペン先に負担がかかってしまうので、長くお使いいただくためには優しく取り扱いましょう。

     

    個体差は?

    個体差の具合を確認するために、ブルールーセンスでも書いてみました。

     

     

    こちらのほうが先程のロッソマグマより少し字幅が太め。
    筆圧かけたときの字幅の変化はほとんど同じでした。

     

    この個体もフローがとても良く、書き出しもスムーズ。
    角度を変えてみても書くことができました。
    とても優秀なニブですね。

     

    まとめ

    セルロースアセテートの質感も、構造も、書き味もすべて◎!
    オジヴァメディオはみなさんにおすすめしたい!そんな万年筆です。

     

    特に「セルロイドのペンは高価で手が出ない・・・」という方、まずはセルロースアセテート製のオジヴァメディオを手にしてみてはいかがでしょうか。

     

    知名度はまだまだなので、もっといろんな方に知ってもらえたらと思い今回の記事を書きました。
    少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。

     

    ネットで万年筆を買うのって不安・・・。

    そんな方のために、Il Duomoではオンライン相談室を開設中です。
    イル・ドゥオモスタッフがZOOMやLINEで顔を合わせながらご相談に応じます。

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    では!

     

  • スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコの外観・書き味は?

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコの外観・書き味は?

    最近よくお問い合わせをいただく万年筆のうちのひとつ、スティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ
    エトルリアというモデルで何色か出ているうちの1本です。
    少し透明感のある軸の中にキラリと光る部分もあって、思わず見とれてしまう魅惑的な外観。
    気になる方が多いのも頷けます。

     

    IlDuomoの販売ページでもご紹介はしているのですが、今回は更に詳しく!
    私が手にとって感じたおすすめしたい部分、そして購入前に知っておいていただきたいことをお伝えします。

    万年筆メーカー、スティピュラが作り出すエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ

    スティピュラは1973年にフィレンツェで創設されました。
    本格的に筆記具を生産するようになったのは1991年。
    それから今日まで30年ほどですから、筆記具のメーカーとしての歴史はそう長くありません。

     

    私Il Duomo店長、2018年にスティピュラの工房まで足を運び、見学させていただきました。
    未だに職人さんの手作業が多く、ペン先も同じ工房内で作られていたのにはびっくり!
    ハンドメイドだからこそできる個性的な軸はスティピュラの魅力のひとつです。

     

    スティピュラ 工房 

     

    スティピュラについてもっと詳しく!
    スティピュラ(Stipula)万年筆の特徴とおすすめモデル。書き味は?

     

    エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ 名前の由来

    “ミエレセルバーティコ”は野蜜を意味します。
    その名の通り蜜のような少し透明感もある軸で、クラック部分がキラリと光る美しいペンです。

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコスティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ GT(Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen)

    はちみつじゃなくてなんで野蜜?と考えてみるとおそらく、聖書からきているのではないかなと。
    新約聖書の中に聖ヨハネという、イエス・キリストに洗礼を捧げた人物が登場します。
    荒れ地で長い間修行を行っていた聖ヨハネ。
    その際に野蜜やいなごを食べ、生きながらえていたという記述があります。

     

    イタリアはキリスト教、中でもローマ・カトリック教会が根付いている国。
    こういった土台があるからか、イタリア万年筆のシリーズやカラーの名前には聖書から引用したと思われるネーミングが多いですね。

     

    ちなみに、”エトルリア”は古代ローマ以前にイタリアの地に住んでいたエトルリア人からきています。
    万年筆を通して生産地の歴史や文化をも知ることができる…!おもしろいですね。

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ持った感じ・外観は?

     

    素材 レジン
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 スチール/チタン
    文字幅 スチール:F/M
    チタン:フレックス
    インク方式 カートリッジ・コンバーター両用式(コンバーター付属)
    キャップポスト時の長さ 約17cm
    収納時の長さ 約14.8cm
    胴軸部の長さ 約13.2cm
    最大胴軸径 約1.58cm⌀
    キャップ径(クリップ含む):約1.72cm⌀
    首軸(グリップ)径:約1.2cm⌀
    重量 約31g
    キャップのみ重量:約14g
    キャップ無し重量:約17g
    その他

     

    ここからは私が手に取り、感じたことを。
    スペックを読んだだけではわからない、実際のところどうなの!?という疑問がひとつでも解決していただけたら嬉しいです。

    持った感じは?

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコスティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ GT(Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen)

    エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコは大きめでぽってりとした軸。
    キャップとペンそれぞれに緩やかなふくらみがあり、境目あたりで少しくびれているようなデザインですね。

     

    存在感がありますが、手にとってみるとそれほど重くありません。
    差し込み式のコンバーターということもあって、軽めです。

     

    長さ:14.8cm
    最大経:1.58cm
    重量:31g(キャップのみ:約14g キャップ無し:約17g)

     

    細い軸のペンだと径は1.2cmくらいのなので、それと比べるとかなり太め。

     

    キャップはポストすることが可能です。
    その場合キャップを閉じた状態より2cm長く、17cmになります。

     

    キャップをポストした際に気になることがひとつ。
    ポストした状態で書いてみると、重心を後ろに感じる・・・。

     

    イタリアの万年筆はデザインが凝っているものが多く、立派なクリップなんかがついているとキャップが重くなりがち。
    このモデルはキャップなしのペンが17gなのに対し、キャップだけで14g・・・!
    ポストすれば万年筆本体と3gしか変わらないキャップの重さが後ろにかかってくるので、かなりのずっしり感です。

     

    このような軸なので、手が小さい方にはキャップポストは不向きかもしれません。

     

    また、手が小さい方には太軸は不向きと思われがちですが、
    筆圧が強いから下げたい!という方はあえて使うのもおすすめ。

    自分の手にとって太めの軸は力が込めづらいので、自然と筆圧をやわらげることができます。

     

    外観は?

    外観の細かい部分を見ていきましょう。

     

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコスティピュラのエトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ GT(Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen)

     

    ニブ以外の金属装飾部分はすべてマットな仕上げで落ち着いた印象です。
    クリップとキャップリングにはスティピュラのメーカー名の由来になった藁にちなんで、麦の穂が彫られています。

     

    ちょっとこの画像ではわかりづらいのですが、主軸の部分が少し透けていて中の金色のニブが見えるんです。
    かっこいい・・・!

     

    ペン先と字幅の組み合わせは、スチールのFとMサイズ、チタンのフレックスの3パターン。
    ニブの色は、どちらのトリムを選ぶかによって決まります。

     

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ  シルバー 万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen

    ゴールドトリムなら金色のニブ、シルバートリムであれば銀色のニブがつきます。
    つまり、スチールだからこの色、チタンだからこの色、というわけではありません。

     

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコの書き味は?

    私は日々、様々なメーカー・モデルの万年筆を試し書きしているからか問題なく筆記ができました。
    が、万年筆に慣れていない方や持ち方に癖がある方はちょっと使いづらさを感じるかも?

     

    試し書きしてみた

    試し書きに使用したのはスチールのMサイズ。
    インクはピナイダーのブラックを使用しました。
    スティピュラのインクもあるのですが、万年筆同様少量生産のため在庫がいつも潤沢にあるとは限りません。
    手に入りづらいので、他の染料インクを使う機会のほうが多くなると思います。

    ※2021/2/25追記
    スティピュラのインクを入荷しました。
    保証や長くお使いいただくために、基本的には純正インクをおすすめしています。

     

    スムーズな書き出し、そしてなめらかに書き続けることができました。
    イタリア万年筆の傾向としてインクがどばどばと出てくるものが多いのですが、こちらはそれほどではありません。

     

    Mサイズではありますが、国産のものより字幅はやや太めです。
    大きく分厚いニブはがっしりとした印象。
    ニブはほとんどしならず、筆圧をかけてもさほど線の太さは変わりません。

     

    今回はご紹介していませんが、チタンフレックスのニブが気になっている方は事前に知っておいていただきたいことがひとつ。
    チタン”フレックス”とはいえどチタンという素材の特性上、イメージしているほどフレックスしません。
    どちらかというとカリっとした書き心地です。

     

    チタンフレックスニブについてはこちらの記事で詳しくお話しています。
    スティピュラ(Stipula)万年筆の特徴とおすすめモデル。書き味は?

     

    持ち方に癖がある方は書きづらさを感じることも

    万年筆の持ち方に慣れていない、癖のある持ち方をしている、そんな方々はインクの出づらさを感じる可能性があります。
    スティピュラの万年筆は全体的にスイートスポットが狭め。
    つまりインクがするすると出てきて快適に書くことができるポイントが限られています。

    (Il Duomoの在庫に関しては調整付きのものも販売することがありますので、
    ぜひ見てみてください。)

     

    左右どちらかに傾けすぎるとインクがうまくでてこず、ストレスを感じることも。

     

    ・ハート穴は紙に対して上に
    ・万年筆の角度は45~60°

     

    こういった正しい持ち方を心がければ問題ありません。
    持ち方については動画で観ていただいたほうがわかりやすいです。

     

     

    「どうしても今の持ち方で書きたい!」という方は調整に出してスイートスポットを広げてもらうと、最初の状態よりは書きやすくなりますよ。

     

    気になるスティピュラの万年筆があればまず、お問い合わせを!

    スティピュラは規模が小さいため、大手メーカーと同じようにはいきません。
    対応はゆっくりで取り寄せにも時間がかかりがち。
    大量生産を行っていないため、タイミングが悪いと売り切れ、なんてことも・・・。

     

    このようなメーカーなので正規代理店は撤退している状況です。
    「ほしい!」と思ったら、当店のような直接スティピュラから仕入れている販売店で購入することになります。

     

    Il Duomoでご購入を検討される場合はまず一度、ご連絡いただくことをおすすめします。
    せっかくご購入手続きをしていただいたのに、私がスティピュラに問い合わせたら「売り切れです」なんてことになったら申し訳ないので・・・。

     

    その他、万年筆選びのご相談にも乗っています。
    事前に気になることがあれば、お気軽にご連絡くださいね。

     

    ネットで万年筆を買うのって不安・・・。

    そんな方のために、Il Duomoではオンライン相談室を開設中です。
    イル・ドゥオモスタッフがZOOMやLINEで顔を合わせながらご相談に応じます。

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  • 万年筆を置くのにおすすめ!おしゃれな木製ペンレスト【Il Duomoのノベルティ】

    万年筆を置くのにおすすめ!おしゃれな木製ペンレスト【Il Duomoのノベルティ】

    この記事では、ペン置きにおすすめのイル・ドゥオモオリジナル国産ヒノキ製ペンレストついて書いていきます。

     

    イル・ドゥオモで15000円以上のペンをお買い上げいただいた方にプレゼントしていますので、

    オリジナルペンレストの特徴や、アイテムができるまでのストーリーも、ぜひ知っていただければと思います!

    現在プレゼントキャンペーン中!ペンレストとは?

    Il Duomo ペンレスト

    ただいまイル・ドゥオモでは、オリジナル国産ヒノキ製ペンレストのプレゼントキャンペーンを実施中です。

     

    1回のご注文の総額が税込み15,000円以上の時に、ペン1本につきオリジナル木製ペンレスト1つを同封させていただいております。

     

    (2020年12月以降のご注文が対象となります。11月までのご注文のお客様には、本革製ペンレストをお届けします)

    ペンレストとは

     

    Il Duomo ペンレスト

    ペンを使っているときに紙にインクが付かないように浮かせるのがペンレストの役割です。

    繊細なガラスペンにもおすすめです。

     

    繊細なペンをやさしく受け止め、大事なペンが転がり落ちて傷が付いたりするのを防ぐのにもとても便利な文房具なので、ぜひお役立てくださいね。

    間伐材を利活用したイル・ドゥオモオリジナルのペンレスト

    ツヤの良い東濃ヒノキを使用

    イル・ドゥオモのペンレストは、東濃ヒノキを使用しており、あたたかみのある風合いが特徴となっています。

    この東濃ヒノキは、ピンク色の肌でツヤが良いという他にない特徴があります。

     

    そのため、住宅などの建築用の高級木材として使用されたり、伊勢神宮の20年ごとに行われる式年遷宮の際に外宮の用材として使われているんです!

     

    Il Duomo ペンレスト

    ヒノキの香りが良く、木と手作りによるぬくもりが感じれるコンパクトなペンレストに仕上がっています。木そのままの色味が感じられる佇まいです。

    間伐材を利活用した環境に優しい素材

     

    こちらのヒノキの素材、実はIl Duomoの事務所がある地元、岐阜県恵那市笠置町の山から切り出した間伐材を利活用して生まれたものなんです。

     

    Il Duomo ペンレスト 間伐材 森の様子の画像

    ▶恵那の森の様子

     

    近年、日本では、戦後の復興のために大量に造られた人工林が、安価な輸入木材の増加などによって需要が下がったことから、林業が衰退し、放置された森林が環境問題になっています。

     

    森林が手入れをされず荒廃すると、土砂災害が発生しやすくなるなど様々な問題を引き起こします。

     

    そのため、人の手によって森林を伐採する、植える、育てる、そしてまた伐採するといった森林保全をしていかなくてはなりません。

    参考:https://www.shinrin-ringyou.com/ringyou/

     

    そこでイル・ドゥオモでも、地域的に身近な問題である森林保全に協力できたらと、間伐材を使用したノベルティづくりに挑戦することにしました。

     

    私たちにできるSDGsに今後一層取り組んでまいります!

    SDGsとは

    持続可能な開発目標(SDGs)とは、すべての人々にとってよりよい、より持続可能な未来を築くための青写真です。貧困や不平等、気候変動、環境劣化、繁栄、平和と公正など、私たちが直面するグローバルな諸課題の解決を目指します。

    引用:国際連合広報センター

     

    万年筆を置くのにおすすめ!おしゃれな木製ペンレスト【Il Duomoのノベルティ】

    若手木工作家による、木を生かしたぬくもりのある仕上がり

    木そのままの魅力を活かしたデザイン

    ペンレストのデザインと製作は、岐阜県の2人組木工作家「猫の皿」さんInstagram:@neco_no_saraによるものです。

     

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 
    ▶猫の皿のお2人(左:松丸さん 右:太田さん)

    猫の皿 看板の画像 

    ▶手作りの看板がかわいい!

     

    猫の皿さんは、地域の材木を用いて木工品を制作している作家ユニットで、イル・ドゥオモの事務所がある岐阜県恵那市笠置町で活動されているご近所さんでもあるんです!

     

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 

    木の経年変化とともに、お手入れをすること楽しんでほしいと、木という素材そのままの魅力を感じられる作品作りをされています。

     

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 

    ▶香りの良いヒノキの器

     

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 

    ▶木工でノコをかけるときに出る廃材を利用して、絵画のようなアーティスティックな作品も精力的につくる オンラインショップでも購入可能

     

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 

    ▶伐採された生の桜の木を使ったお洒落なランプシェード

     

    イル・ドゥオモとしても、そうしたお2人のものづくりの想いに共感し、この度ペンレストの制作をお願いすることになりました。

     

    私も大変気に入っているこちらのペンレスト、そのこだわりをやお手入れ方法を作家さん本人にインタビューしてきました!

     

    Q.使いやすさなど機能面で工夫したポイントは?

     

    ペンレストに触れたときのしっとりした手触りにこだわりました。

     

    手作業で一個一個丁寧にやすりをかけ、くるみオイルを塗り込むことによって、ほどよいしっとり感を出し、心地良い木の手触りに仕上げました。

    木材に着色はしていませんが、オイルで深みのある色に変わり、艶も生まれています。

     

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 

    ▶左:やすりをかける前 右:やすりをかけ、くるみオイルでコーティングした後

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 

    ▶このくるみオイル、塗っている間に美味しそうな香りがするのでお2人もお気にいりなんだとか。
    (完成したペンレストはほとんどくるみオイルの香りはしません)

     

    Q.デザイン、形状など見た目でこだわったポイントは?

     

    木の節目や木目もデザインとして活用したことです。

     

    間伐材だと必ずしも節がなく、木目がまっすぐな良い木材ばかりではありません。

     

    ですが、そうした節目なども木の魅力だと考えているので、あえてペンレストには節があったり、木目が崩れたりしている部分を残して、

    木の性質を生かしたデザインとして楽しんでもらえるように制作をしました。

     

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 

    形状もイル・ドゥオモの店長さんと相談しながら決めていき、最終的に決まった木目が綺麗にでるシンプルなものにしています。

     

    Q.長く使うためのお手入れはどうすればいい?

     

    時間が経つにつれ、コーティングしたオイルが減ったり、インクや手の汚れが付いてくるかと思います。

     

    そのときは、やすりで削って、オリーブオイルなどをティッシュに含ませたもので塗り直すと長持ちさせることができますよ。

     

    手入れをするのも木工製品の楽しみなので、よかったら試してみてくださいね。

     

    Q.素材に地域の木材を使う理由は?

     

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 

    ▶猫の皿の工房の前には、伐採した木材が地元の人から届けられていた

     

    普段から身近にある地域の材を使って制作をしているのですが、今回のペンレストも笠置町の山で採れた間伐材の丸太から作りました。

     

    こうした素材を使っているのも、僕たちが作品を作ることが、山を守ることに繋がったらいいなと思っているからなんです。

     

    僕たちみたいな作り手が、地域で余った木材を製品化して活用ができれば、間伐も進んで、森林保全の後押しができるんじゃないかと考えています。

     

    Il Duomoが猫の皿にペンレストつくってもらう画像 

    ▶地元のヒノキを利用して、お椀をつくっている様子。ここから旋盤にかけられてなかがくりぬかれる

     

    今はまだできることは少ないけれど、いつか山の恵みで作品づくりをすることが、山に還元できるようになれたらいいなと思います。

    オリジナル木製ペンレストのまとめ

    オシャレな見た目や機能性だけでなく、環境に良い素材にもこだわったイル・ドゥオモオリジナル国産ヒノキ製ペンレスト。

    オリジナル木製ペンレストのまとめ

    ・イル・ドゥオモでお買い上げいただいた方にプレゼント

    ・ペンが転がり落ちるのを防いでくれる

    ・高級木材、東濃ヒノキのあたたかみのある風合い

    ・森林保全のため間伐材を利活用

    ・木工作家によるぬくもりある仕上がり

    と、大切なペンを置くのにぴったりです。

    ぜひ使ってみてくださいね!

     

    ネットのみで万年筆屋をしているIl Duomo。

     

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  • アルマンドシモーニクラブ(ASC)万年筆の特徴とおすすめモデル3選。書き味は?

    アルマンドシモーニクラブ(ASC)万年筆の特徴とおすすめモデル3選。書き味は?

    アルマンドシモーニクラブ、通称ASC。
    名前はガラッと変わりましたが、2016年に廃業したオマスの後継メーカーです。

     

    万年筆の雰囲気や使用する素材はほとんと同じ。
    なんと、オマス時代の万年筆に使用していたセルロイドを使っているペンも!
    書き味も似ているので、オマス愛用者の方はしっくりくるのではないでしょうか。
    反面、個体差や癖があるので万年筆に慣れていない方にはハードルが高いかも・・・。

     

    今回は、Il Duomo店長が実際に検品・試し書きしてみてわかったアルマンドシモーニクラブの特徴をお伝えします。
    最後におすすめのモデルもご紹介!

     

    アルマンドシモーニクラブ Armand SimoniClub ASC

    アルマンドシモーニクラブ グラディア―トレ メディオ アルコブロンズ 万年筆 ASC Gladiatore Medio Arco Bronze Fountain pen

    ↑これはオマス時代からあった、アルコ柄の美しいセルロイドのデッドストックを利用した軸。震える美しさ。

     

    アルマンドシモーニクラブ(ASC)の歴史は?

    アルマンドシモーニクラブ Armand SimoniClub

    アルマンドシモーニクラブの前身、オマスは1925年に創業。
    数多くの美しいペンを世に出し、新技術を生み出したことでも注目されていました。
    長くイタリア万年筆業界を牽引してきたオマスでしたが、2016年に惜しまれつつも廃業。

     

    実は、このオマスの創業者の名前がアルマンドシモーニなんです。
    オマスは廃業しましたが、同年にArmando Simoni Clubが立ち上がりました。
    その名の通り“アルマンドシモーニの同好会”といった感じですね。
    拠点もオマス時代と変わらず、ボローニャにあります。

     

    生産している万年筆は素材も雰囲気もオマスそのもの。
    美しいデザイン、そして手作り感がありながら精巧な出来栄えのニブ。

     

    大量生産品とは異なる、独特の面白さがあります。
    イタリア万年筆の古き良き姿をそのまま継承しているのがこの、アルマンドシモーニクラブです。

     

    アルマンドシモーニクラブ(ASC)はより少量生産に

    アルマンドシモーニクラブは25本、50本といった単位でしか生産していません。
    世界中にこれだけの本数ずつでしか存在しないわけですから、少ないですよね・・・。

     

    オマスの頃も大量生産は行っていなかったのですが、ASCでは更に減ってしまいました。

     

    (少しずつ売れた分だけまた新作を出す、という健全経営なのはいいことですね。)

    アルマンドシモーニクラブ(ASC)はどこで買える?

    オジヴァメディオ アルマンドシモーニクラブ Armand SimoniClub odiva medio

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ 

     

    この生産量ですから、世界的に見ても代理店が取り扱うことはほぼありません。
    つまり、百貨店など大きな店に並んでいるものを買うということが出来ないんです。

     

    多くは、販売店が直接ASCから仕入れています。
    しかし、日本で購入できるお店というのがとっても少ない!

    いままでお問い合わせはいただいていたのですが
    初心者にはあまり向かないフレックスのニブ、少量生産ということでイタリアとの連携が不可欠‥・ということで
    取り扱いに踏ん切りがつきませんでした。

    が、今年のコロナ禍で、イタリアはかなりの打撃を受けまして
    手作業の多い(言ってしまえば効率の悪い)イタリアメーカーは、
    影響をもろに受けてしまいました。

    伝統産業は、一度立ち消えると二度と戻らないことがあります。

    イタリアメーカーの財政が危機になり外資に買い取られて、
    イタリアメーカーの良さが消えてしまうのも嫌だ。

    そのためには、少々取り扱いが大変でも、イタリアを応援せねば!

    そんな思いもありましてIl Duomoでは今年思いきって取り扱いを開始しました。

     

     

     

     

    ASCもそんな世界からの期待に応えてか?頑張って元気に生産してくれています!

    2020年12月現在は、複数のモデル・カラーの中からお選びいただけます。
    のちほど、おすすめのモデルを紹介しますね。

     

    アルマンドシモーニクラブ(ASC)の書き味は?

    Armand SimoniClub ニブ

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァメディオ ロッソマグマ (ゴールド/ロジウムトリム) 万年筆 ASC Bologna Ogiva Rosso magma Fountain Pen

    オマスを引き継いでいるというだけあって、ペンに使用している素材や雰囲気、書き味も似ています。

     

    セルロイドの軸+金ペン(主に18K)という組み合わせがほとんどで、サリサリ感のある独特な書き味が特徴です。
    ニブは大きめで長く、よくしなります。
    軸も大ぶりなものが多く、ニブとのバランスが良い万年筆です。

     

    もともとオマスの万年筆を好んで使っていた方であれば、ASCもきっと気に入ることでしょう。

    独自のニブ、マジックフレックス

    ASC アルマンドシモーニクラブ マジックフレックス

    アルマンドシモーニクラブには、マジックフレックスというニブがあります。
    ペン先へかける圧力によって線の太さが変化するという、ちょっと変わったニブ。
    やわらかく、ふわっとした書き心地です。

    絶妙なふわふわ感と、余韻の残るサリサリ感が、いままで書いたことの無い書き味です。

    スタブ調のニブが多いASC。癖のある書き味

    ASCの万年筆はスタブ調のものが多く、癖のある書き味。
    横に線を引けば細く、縦に引けば太い線を書くことができます。

    (ただし完全なスタブではありませんのであしからず)

     

    漢字を使う日本では、細かい字を書くために縦横の字幅が揃っているものが比較的人気です。
    こういった事情から、ASCはどちらかというとちょっと変わったペンが欲しい、万年筆玄人向けと言えます。
    きっちり文章を書くというよりは、太めの字幅で大胆に書いて楽しむのがおすすめです。

     

    書き心地はどことなく柔らかいアウロラ・・のような感じといいますか、
    独特のサリサリ感があり
    かといって嫌な感じではなく、使えば使うほど染みわたる高揚感。

     

    ちなみに、字幅は少量生産がゆえに、あまり選択肢がありません。
    Mの万年筆が多いですね。

    個体差もでやすい傾向

    オジヴァメディオ アルマンドシモーニクラブ Armand SimoniClub odiva medio

    アルマンドシモーニクラブ オディバメディオ

    書き味の癖だけでなく、個体差もでやすいメーカー。
    万年筆に慣れていない方ですと、書きづらさを感じることも。
    ASCの前に、他のメーカーのペンを何本か使ってみることをおすすめします。

     

    万年筆歴が長くなり、個体差のことも理解したあとの選択肢として、アルマンドシモーニクラブはおすすめです。

     

    「じゃあ1本目は何を買ったらいいの?」
    「初心者でも扱いやすいのは?」

     

    そんな疑問をお持ちの方はこちらをチェックしてみてくださいね。

     

    アルマンドシモーニクラブ(ASC)のおすすめモデル4選

    ボローニャエクストラ (Bologna Extra)

    ボローニャエキストラ アルマンドシモーニクラブ ASC

    ボローニャエキストラ

    こちらはオマスの頃に生産されていたボローニャというモデルの大きいバージョンです。
    軸にはセルロイドが使われています。
    デザインは昔ながらのイタリア万年筆、といった雰囲気。
    キャップリングとグリップの部分にはグレカパターンという模様が刻まれています。

    ボローニャメディオ (Bologna Medio)

    ボローニャメディオ ASC アルマンドシモーニクラブ

    ▶アルマンドシモーニクラブ ボローニャメディオ ブルールーセンス (ゴールド/ロジウムトリム) 万年筆

    ボローニャメディオ ASC アルマンドシモーニクラブ

    ▶アルマンドシモーニクラブ ボローニャメディオ グリーンラグーン (ゴールド/ロジウムトリム) 万年筆 

    ボローニャメディオ ASC アルマンドシモーニクラブ

    ▶アルマンドシモーニクラブ ボローニャメディオ ロッソマグマ (ゴールド/ロジウムトリム)万年筆 

     

    手の小さい方、女性の方にはボローニャメディオがおすすめ。
    エクストラより小さく、更にこれまでのASCのペンに比べて小ぶりです。

    日本の一般的な万年筆よりは大きめですが、使いやすいモデルですよ!

    メディオはセロースアセテートという素材を軸に使用しています。

    セルロースアセテートは、植物由来の樹脂で、セルロイドのような透明感と温かみが特徴!

    ボローニャのシリーズは、キャップと尻軸がフラットな形であるのが特徴です。

    オジヴァ (Ogiva)

    アルマンドシモーニクラブ(ASC)万年筆の特徴とおすすめモデル3選。書き味は?

    アルマンドシモーニクラブ オジヴァ 

    ボローニャとは違い、キャップと尻軸が丸くなっているオジヴァ。
    この形から、葉巻型と呼ばれています。

    親近感が湧くのか、葉巻を好きな方にウケがいいんですって!このシリーズは希少なセルロイドがあれば、限定で少数販売されます。

     

    オジヴァメディオ

    オジヴァメディオ アルマンドシモーニクラブ Armand SimoniClub odiva medio

    ▶オジヴァメディオ

    オジヴァの少し小さいバージョン。
    ですが、軸長は14.2センチと、ものすごく小さいわけではなく
    しっかりイタリア感があります。
    葉巻型、ボローニャメディオと同じくセルロースアセテートの軸、ということで
    外観はピカイチ。
    書き味も、柔らかでおすすめです!

    まとめ

    オマスを引き継いだ、アルマンドシモーニクラブ。
    変化したのは名前と、生産数くらいでしょうか。
    基本的には同じようなラインで作られています。

    オマスの万年筆が好き、という方であればアルマンドシモーニクラブも楽しく使っていただけるはず。

    個体差や癖があるため、万年筆に慣れていない方がいきなり使うのはおすすめできません。
    様々なペンに触れ、個体差をも楽しめるようになった頃、ぜひ手にとっていただきたいメーカーです。

     

    アルマンドシモーニクラブのことをもっと知りたい!
    ネットで万年筆を買うのって不安・・・。

    そんな方のために、Il Duomoではオンライン相談室を試験開設中です。
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  • スティピュラ(Stipula)万年筆の特徴とおすすめモデル。書き味は?

    スティピュラ(Stipula)万年筆の特徴とおすすめモデル。書き味は?

    今回はイタリアの万年筆メーカー、スティピュラのご紹介!

    ちいさなメーカーで、日本の代理店も撤退してしまったため
    「廃業したんですか?」なんて聞かれることもあるのですが、ご安心ください。
    今も新作を発表し続けていますよ。

    スティピュラは手作業も多くイタリアの職人文化を引き継いだメーカーと言えます。


    イタリア万年筆らしい目を引く個性的なデザイン、ジュエリーのような美しさも魅力的。
    書き味は癖もありますので、こちらの記事をよくお読みの上ご検討ください。

    9つの代表万年筆ブランドをコンパクトにまとめた記事はこちらをどうぞ。

    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

    すでに何本か万年筆を持っていて、「ちょっと変わったペンが欲しいな」なんて思っている方にはチェックしていただきたいメーカーのひとつです。

    海外・国産の主要万年筆ブランドの特徴を網羅した記事はこちらをどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    スティピュラ(Stipula)の歴史は?

    スティピュラ stipula

    スティピュラは1973年、筆記具好きの資産家がフィレンツェ郊外にて創業しました。
    とはいっても本格的に万年筆を生産するようになったのは1991年頃から。
    筆記具メーカーとしての歴史はそう長くありません。

     

    スティピュラはラテン語で、英語ではsmall piece of straw。
    つまり一片の藁(わら)を意味します。

     

    古代ローマ時代、戦争でいがみ合っていた両者が喧嘩両成敗の意味をこめて1本の藁を2つに裂いてペン代わりにし、終戦の署名を行いました。
    スティピュラは大切な場面で使用される筆記具を作っている誇りがあるのです。

    スティピュラは廃業していません!こだわりの万年筆を少量生産

    スティピュラ Stipula ダ・ビンチ

    「廃業しているのでは?」なんて噂が立つのはおそらく、控えめな生産体制が理由のひとつでしょう。
    いわゆる家内工業のような雰囲気を残しているスティピュラ。

    会社を大きくしていきたい!というよりは、できる範囲で作りたい万年筆をほそぼそと、といった感じのメーカーです。
    小さな工房で作っていて、従業員もさほど多くありません。

     


    25本、50本といった単位でしか生産していないものもあり、そのため代理店からは敬遠されてしまった経緯もあるのでは?

    卸先と準備を進めている間に欠品となってしまったり、パーツ不足でアフターフォローが満足にできなかったりといった可能性があるからです。

     

    こういった事情で、百貨店などの大きな店舗では購入することができません。
    お探しの方は、当店のようにスティピュラから直接仕入れている販売店からご購入いただく方法が一般的です。

    古き良きイタリアン万年筆を作り続けるステピュラ

    スティピュラ アダージョ 画像 stipula adagio

    スティピュラ アダージョ ピザンサンセット(アンバー) 万年筆 Stipula Adagio Pisan Sunset Fountain Pen

     

    ビスコンティ、モンテグラッパ、スクリーボなどのイタリア万年筆メーカーは昨今、モダンな雰囲気に寄っていくモデルが増えてきています。
    世界に向けて売り出すためには今までのイタリアンクラシカルではなくグローバルスタンダードなものを、という傾向ですね。

    モンテグラッパの代表モデル「エキストラ1930」と「フェリチタ」の書き味比較はこちらをどうぞ。

    【モンテグラッパの書き味とは?】エキストラ1930とフェリチタの比較、調整のレポート

    そういった他社の動きをよそに、我道を行くスティピュラ。
    昔ながらのデザインを伝統的な方法で生産し続けています。

    Il Duomoの店長がビスコンティ本社にお邪魔したときの現地レポートはこちらをどうぞ。

    どうなる?体制変更後のVisconti(ビスコンティ)。本社から現地レポ!!

    昔ながらの工房と機械

    スティピュラ stipula 工房

    以前、実際にスティピュラの工房を訪れたことがあります。
    ジブリ映画の「耳をすませば」にでてくるバイオリン工房のような、趣がある場所でした。
    機械も古いものを大切に使い続けているようで、「これで作っているのか・・・!」と衝撃を受けました。

    ちなみに、ニブの生産から検品までもこの工房で行っています。
    大量生産品のようにどこかに委託することなく、ニブも同じ場所で作られているというのは珍しいですね。

    スティピュラ 工房 stipula

    工房には歴史あるいろいろなクリップが展示されていました。
    クリップの美しさも、イタリア万年筆の素晴らしいところです。

    個性的なデザイン

    stipula スティピュラ 工房

    スティピュラには他のメーカーで見たことがないような、個性的なデザインの万年筆が。
    美しくイタリアンクラシカルな雰囲気漂うペンが多くみられます。

     

    軸が半分透明、なんてものも!
    様々な外観の万年筆を集めていらっしゃる方からしたら「これは!」と感じるペンが見つかるかもしれませんね。

     

    スティピュラではエボナイトという最近ではあまり採用されなくなった素材を使用している万年筆も数多く扱っています。
    その他、軸にセルロイドと純銀(スターリングシルバー)を採用しているペンも多め。
    こちらの素材の組み合わせはメーカー問わず、イタリア万年筆全体で多く見られます。

    注目度上昇中!チタン製のニブ

    スティピュラ アダージョ stipula adagio

    スティピュラ アダージョシリーズ

     

    最近スティピュラで知名度が上がってきているのは、チタン製のフレックスニブ
    他社ではスチールや金のニブを採用している場合が多いので、あまり馴染みがないかもしれません。
    チタンを使用しているメーカーは珍しいため、注目を浴びています。

     

    鉄の半分の重さにも関わらず、強度はチタンのほうが上。
    酸化しづらいのも大きなメリットです。
    実際に書いてみるとし金ペンほどしなりはなく、頑丈な印象を受けます。

    やわらかい書き味。チタンとスチールニブは硬め

    万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Penスティピュラ エトルリア ミエレセルバーティコ ゴールド 

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ ゴールドトリム 万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen

    基本的にフレックス、つまりやわらかい書き味のニブが多いスティピュラ。
    14Kの金ペンはどちらもセミフレックスで、ふわふわっとした書き心地です。
    (金ペンのほうがスチールニブやチタンニブよりもフローがドバドバしている印象です)

     

    ・・・なんですが。
    チタンとスチールニブに関しては、かなりのガチニブです。

     

    チタンフレックスは、形はフレックスの形なのですが
    チタンの材質上そこまでフレックスしませんのでご注意を。

     

    良いところもたくさんあるスティピュラの万年筆。
    購入前に押さえておいていただきたいポイントをお話します。

    個体差がある

    万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen スティピュラ ミエレセルバーティコ ゴールド

    スティピュラは、ニブを独自に生産しています。
    しかし手作業の多い昔ながらの生産方法で、
    個体差が出やすいです。


    国産の万年筆に比べてスリットが詰まり気味なものが多いです。
    スリットというのはペン先の割れている部分のことで、この部分が開いているとインクフローが良くなります。
    インクフローが良いものでも、どばどばと出てくるようなものはないですね。

     

    また、スイートスポットが狭いため
    個人差がありますが角度によっては書きづらさを感じる方もいらっしゃるかもしれません。
    スイートスポットとは、するするとインクが出てきてキレイに書くことができるポイントのこと。

     

    ペン先に丸いイリジウムという金属がついていて、この形によって書き味はかわってきます。
    イリジウムがなめらかにあたる紙に当たる部分が国産と比べると狭い印象があります。

     

    調整がおすすめ!Il Duomoでも出荷前に検品・調整(追加オプション)は行います

    上記の理由から、特に初心者さんや筆記角度に特徴がある方は調整に出すことをおすすめします。
    さきほど言ったスイートスポットを広げるようなイメージです。
    近隣にペンクリニックがあれば、そちらへ持ち込んでご自身の書きぶりをみていただきながら調整してもらうと安心ですね。

     

    Il Duomoでご購入いただいた場合は出荷前にじっくりと検品し、なにか問題があった場合はお客様にご相談しています。

     

    ご希望に沿って交換や調整を加えたのち、発送。
    お手元に届いた時点でさらさらと書いていただける、そんなペンをお届けできるよう努めています。

     

    (もともとスイートスポットが狭めなので、基準が国産と違うことはご了承ください。)

     

    ▶ 輸入は不安?だからこそ、検品をより強化したい



    ちなみに、同じくIl Duomoでお買い上げいただいた方限定ですが提携調整師による初期調整もオプションで対応可能です。

    ペン先調整について詳しくはこちらの記事もご覧ください。

    ペンクリニックに行こう! 〜ペン先調整するとどうなる?〜

     

    ▶ ペン先調整オプション(有料)

    細かい文字をきっちり書くのにはむかない

    イタリア万年筆全体にも言えることですが、漢字のように細かい文字を書くことを想定して作られていません。
    カリグラフィーは別ですが、留めはねはらいを気にしながら一画一画を書く、といったことではあちらではないですよね。
    ローマ字ではなんとなく全体の形がわかれば良いので、留めはねはらいのニュアンスなどは苦手なのです。

     

    用途が日記や手紙など、きちっと書くのに使いたい方は他のメーカーの細めのニブを選んだほうがストレスなく筆記ができるでしょう。

     

    スティピュラで購入するのであれば、EFよりはMの字幅が○。
    これくらいであれば、個体差なども楽しみながら書くことができるのかな?と思います。

     

    また、初めて万年筆を買うんですーという方にはおすすめしません。
    筆記角度がまだ万年筆向きになっていないのにスティピュラのペンで書くと、書きにくいことがあります。
    原稿用紙や大きめのノートにさらさら~っとメモ書きする用に持つにはおすすめのメーカ-です。

    ペン先のサイズ(EF・F・M・B)の選び方について詳しくはこちらをどうぞ。

    【初心者向け】万年筆のペン先のサイズはどうやって選ぶ?

     

    モデル どんなシリーズがあるか?

    アダージョ

    スティピュラ アダージョ stipula adagio

    スティピュラ アダージョシリーズ

    2020年、新たに発売されたのがこのアダージョ。
    フィレンツェ郊外の景色を美しいレジンで表現したシリーズです。
    こちらの軸に使用されているレジンは今までのものと全く異なります。
    弾力性があり、まるでシリコンのような触り心地です。

     

    キャップの雰囲気もこれまでのスティピュラのペンとは違っていますね。
    クリップは横から見ると立体的なカーブを描いていて、しなやかな雰囲気が感じられます。

     

    ニブはスチールとチタンから選択可能です。

     

    エトルリアマグニフィカ

    エトルリアのシリーズは以前からありましたが、マグニフィカは今回が初めての発売です。
    マグニフィカは『壮大』という意味。
    その名の通り、太くて長い軸が特徴的で迫力のあるモデルです。

     

    イタリアンレジンらしく、べっ甲のような美しい外観も魅力的。
    Il Duomoではべっ甲カラー以外も取り扱っています。

     

    万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Penスティピュラ エトルリア ミエレセルバーティコ ゴールド 

    スティピュラ エトルリア マグニフィカ ミエレセルバーティコ ゴールドトリム 万年筆 Stipula Etruria Magnifica Miele Selvatico Fountain Pen


    クリップやキャップにはスティピュラのロゴマークである葉っぱの模様が施されています。
    こちらもニブの素材を選ぶことができますよ。

     

    モデルT

    スティピュラ Stipula モデルT

    モデルTも有名なシリーズのひとつです。

     

    キャップの先端部分と尻軸がとがっていますね。
    こういった形状の万年筆は葉巻型と呼ばれています。
    葉巻愛好家の方の中で、この形の万年筆を好んで選ぶ方もいらっしゃるそうです。

     

    キャップリングに葉っぱのマークがひとつ。
    クリップもほかのシリーズとは違い、立体的です。
    先の部分には宝石が一粒ついています。

     

    パールやアゲートなど、カラーによって石も異なります。
    石が好きなわたしは歓喜!なモデル。

    イタリアらしい曲線美のあるモデルです。

     

    ガリカーナ

    スティピュラ ガリカーナ 

    スティピュラ エトルリア ガリカーナ ノッテ・ディ・サンロレンツォ 万年筆 Stipula Etruria Gallicana Notte di San Lorenzo Fountain Pen

    ガリカーナは、かつてローマ帝国から分離・独立した「ガリア帝国」(主に現在のフランスに位置)に由来し、
    ペンのデザインもキャップリングをシンプルなパラジウムであしらうなど、フランス的なスムーズなラインが特徴的です。

     

    マグニフィカより小ぶりなので、手が大きくない方はこちらのモデルのほうが手に馴染むかもしれません。

     

    スティピュラらしい曲線とイタリア万年筆の美しいレジンが楽しめます。

    サンロレンツォというのは、フィレンツェにある古い教会です(サンロレンツォ教会)。

    サンロレンツォの夜という意味ですね。

    スティピュラはイタリア万年筆初心者にはおすすめしないけどおもしろいチャレンジングなメーカー!

    スティピュラ(Stipula)万年筆の特徴とおすすめモデル。書き味は?

    そのようなわけでスティピュラはイタリア万年筆のなかでも

    かなり手作業の工程の多い小さなメーカーになります。

     

    おもしろい軸は多いのですが国産のように誰がどの角度で書いてもすらすら出る!というわけにいかず
    初心者さんには向きませんので
    熟慮したうえでご購入されると良いかなと思います。

     

    もし初心者さんでどうしてもこの軸がほしい!という方は一度LINEなどでご相談いただければと思います・・・!

     

    Il DuomoのLINEで問い合わせが可能です。↓

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    では。

     

     

  • 【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証

    【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証

    こんにちは、Il Duomoの店長・佐藤です。

    2020年秋に発売となった、アウロラ(AURORA)の限定生産品オプティマ・カレイドスコーピオについて、
    書き味や検品の結果・個体差などについて書いていこうと思います。
    また、質問の多いアウロラ18金と14金の違いについても触れますね。

    ちなみに、カレイドスコーピオはルーチェブルールーチェローザという二種の色があります。
    ボールペンもあります。

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

     

    カレイドスコーピオとは、イタリア語で万華鏡のこと。

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    カレイドスコーピオ ルーチェローザ 万年筆

     

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    カレイドスコーピオ ボールペン

    実際の外観は?

     

    実際の外観ですが、まさに万華鏡のような♡
    パープル、緑、水色、濃い青、白が混じった…何とも言えない清楚さとキラキラが混在した軸。

    はじめて万華鏡をのぞいたときのときめきが舞い戻ってきます。

     

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    ルーチェブルーをご購入いただいたお客様から、
    素敵なお写真をいただきました!

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    アングルを変えてもう1枚…

     

    アウロラ 限定生産品 カレイドスコーピオ ルーチェブルー 万年筆 Aurora Caleidoscopio Luce Blu Fountain Pen

    ふあ~~~
    綺麗ですね。1枚目の氷のような感じが、わたしは好きです。

     

    よくみるとパープルの部分も、濃いところと薄いところがあって
    光にかざすと透けて見えるのですね。

    白い部分は貝殻のようで、パールのよう。

    【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証

    Il Duomoのノベルティのペンレストとともに撮影してくださりました。

    「写真以上の美しさです!」とのこと…
    善き相棒になりますように。

    ありがとうございます!

    外観の個体差はあるか

    AURORA カレイドスコーピオ 個体差

    個体差なんですけども、全体的にイメージと違う!ということはこれまでありませんが
    比べてみますとやはり少しアウロロイド樹脂のかたよりは見られます。

     

    正面に白が強い、とかは若干ありますね。

    (在庫で複数本あるときは、お選びいただけますのでIl DuomoのLINEやメールでどうぞお問い合わせください!)

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    カレイドスコーピオの書き味。18金と14金、書き味の違いはあるか?

    【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証 - 関連画像2  【万年筆検品日誌】アウロラ・オプティマ・カレイドスコーピオの実際は?書き味検証 - 関連画像3

    アウロラのニブはモデルが違っても、だいたいのものが同じニブなので
    重さや材質によるバランスの違いなどを省くと
    同じニブならば書き味というのはだいたい同じになります。

     

    (限定生産品のニブはまったく違う書き味・みためのものが出てきたりするので、
    それは気に留めておく必要があります)

     

    カレイドスコーピオの形は、オプティマというアウロラのフラグシップモデルのもの。

     

    通常のオプティマは、14金を採用していますが
    限定品になると18金になることも。

    アウロラには14Kフレックスニブなるものが存在し、そちらは普段の硬めニブとは違い、
    ふわっと柔らかな書き味になります。(ぐにゃぐにゃではありません)
    ただ、アウロラ独特のサリサリ感というのはある程度生きてきます。

     

    ちなみのちなみに、カレイドスコーピオのみならずだいたいのモデルで、
    追加料金で14Kフレックスニブに変更もできます。

    アウロラのサリサリ感とは何ぞや

    調整師さん曰く、アウロラのペン先というのはまるでよく研がれたナイフのよう。

     

    イタリアの職人気質がそうさせるのかわかりませんが、
    かなり攻め込んだ切れ味の良いナイフのようなペンポイント(ペン先の、紙にふれる金属のマルっこい部分)なのです。

     

    そんなわけで、丸いつるつるとした書き味というよりかは、
    キレッキレなために、独特の抵抗感のある書き味になります。
    よく、鉛筆のような、と言われますが、金属の硬さをダイレクトに感じられる面白い書き味です。

     

    さらに言うとアウロラのEFやFは特に、フローが渋い印象です。
    細く字幅を出すためにフローを絞ってあります。
    ですので、さらに抵抗感を感じやすくなります。

     

    かといって、この抵抗感が嫌な感じではなく、
    書いている、という感覚を無くさず
    かつ、気持ちの良い紙の滑り具合を実現しているのがアウロラのすごいところ。

     

    いままでアウロラのニブはかなりたくさん検品してきておりますので、
    その経験からすると、アウロラのサリサリ感というのは、顕著なのはEFで起こりやすいです。
    やはりアウロラの独特のとがっているナイフのような切れ味…がサリサリを発生させます。

     

    わたしはアウロラのEFは好きなのですが、
    はじめてアウロラのニブを体験される方はF以上をおえらびになったほうが安心かもしれません。

     

    わたしはアウロラの独特のサリサリ感がすごく好きですので、
    フローが潤沢すぎるとかえってサリサリ感を感じられないかもしれないと思い、
    渋めでもいいなとおもっているくらいです。

     

    18金ペン先・14金ペン先の違いはあるのか?

     

    アウロラの独特のサリサリ感。

    この現象は、14金・18金のちがいというよりかは、やはり個体差によるところが大きいです。
    フローが渋い・潤沢、それだけで抵抗感がまったく違います。

     

    実際のところ、14金・18金の違いが書き味としてあるか?というと…
    厳密にニブの構造から言うと、あまりありません。

     

    ただ18金がついてくるアウロラの軸は重いものが多いので、
    全体のバランスなど考えると書き味が違って思えることもあると思います。

     

    字幅もやはりある程度は個体差がありますね。フローが渋めな個体は細く出ますし、逆もしかりです。
    同じペンポイントのかたちでも、フローでかなりの差があります。

     

    Il Duomoでは、普段検品をするときは、明らかにフローが良すぎる・渋すぎる、
    あるいはサリサリ感が強すぎるなどという場合はお客様にご連絡しております。
    (アウロラの個体差の中で標準に収まると判断すれば、そのままお出ししています)

     

    ペンの仕様

    素材 アウロロイド(アウロラ樹脂) クロームフィニッシュ
    キャップタイプ ねじ式
    ペン先 18Ktゴールド ロジウムコーティング
    文字幅 EF/F/M/B
    インク方式 ピストン吸入式
    インク容量 約1.28ml
    キャップポスト時の長さ 約15.3cm
    収納時の長さ 約12.7cm
    胴軸部の長さ 約12.2cm
    最大軸径 約1.4cm⌀
    キャップ最大軸径(クリップ除く)約1.55cm⌀
    重量 約21g
    その他

     

    わたしも自信をもっておすすめする、アウロラのカレイドスコーピオ。

    ぜひぜひ、この美しさを体験してみてください・・・!

     

    Il DuomoのLINEで問い合わせが可能です。↓

    吸入式・カートリッジ式・コンバーター式など、いろいろな吸入方法の違いについてはこちらをご覧ください。

    万年筆のいろいろな吸入方法。どれを選ぶか?

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  • イタリア万年筆の良さとは。改めて万年筆屋が語ってみる

    イタリア万年筆の良さとは。改めて万年筆屋が語ってみる

    こんにちは、「筆記によって人生をより豊かに、上質に。」をコンセプトに
    ヨーロッパ文具を販売しておりますIl Duomo(イル・ドゥオモ)の店長・佐藤です。

    今日は、ちょっとコラムでも。
    先日、名古屋大学の地球環境システム学科教授の高野先生とお話する機会があり、イタリア万年筆の話になりました。
    そこで思ったことをお話しようかと思います。

    何千本のイタリア万年筆を触ってきて、気づいたこと

    イタリア万年筆の良さとは。改めて万年筆屋が語ってみる

    ネットショップと、イベントなどでいまは主にイタリア万年筆を販売しております。
    もう立ち上げてから4年目に突入しておりますが、
    その前からイタリア万年筆は触っておりましたので、
    イタリア万年筆を1000本単位で触ってきたわけです。

     

    そのなかで、いろいろとイタリア万年筆ならではの大変なこともあるのですが
    「やっぱりイタリア万年筆って良いな。」と思うことがあります。

    イタリア万年筆はイタリア車に似ている

    イタリア万年筆の良さとは。改めて万年筆屋が語ってみる - 関連画像2

    万年筆などのモノづくり分野ですと、よく車に例えられます。

    日本の万年筆はトヨタによく例えられます。
    質実剛健、丈夫で使いやすく、不具合が出ない、燃費が良い。

    と、思うとイタリア万年筆はアルファロメオやフェラーリのような感じでしょうか。
    派手で、繊細で、手入れが必要で、気を付けるべきことが多い。

     

    このような差はどこからくるのでしょうか?

     

    以前、イタリアに赴いた際、いくつか万年筆メーカーさんの工房を訪ねたことがありました。

    そのなかで驚いたのは、機械の古さ、でした。

    もちろんとても良い工作機械を使っているメーカーもありましたが、
    意外にも「こんな機械で作っているの!?」というものも多々。

     

    実はイタリアは他の工業でも同じで、例えば織物産業なんかは、
    伝統工芸品ですと、中世の機織り機を手直ししながらそのまま使っているメーカーもあったり。

     

    けっこう驚く年代の機械を、手入れしながらそのまま使っているのです。

     

     

    そんなわけで、手作業の部分がかなり多くなります。
    それで、手作業ならではの風合いが出ます。
    しかし、デメリットとして挙げるならば、個体差が多くなります。

     

    手作業によって、ゆらぎが生じるわけです。

     

    そんなわけで、ゆらぎが多いのがイタリアの工業の特徴です。

     

    日本はと言うと、ゆらぎが出ないように、カイゼンカイゼンをしてきました。
    少しでも効率的な機械があれば、買い替えて、償却させる。

     

     

    その結果、とても質が高く、個体差が出にくい工業製品が多く出回るようになったんですね。

    これは日本の万年筆の良いところです。

    だれもが安心して筆記を楽しめるペンを作っているのです。
    ゆらぎの無さ、というのは安心にもつながります。

    9つの代表万年筆ブランドをコンパクトにまとめた記事はこちらをどうぞ。

    あなたはいくつ知ってる? 有名万年筆ブランド9選

    (もちろん日本の万年筆も、手作業の部分はたくさんあります。)

    海外・国産の主要万年筆ブランドの特徴を網羅した記事はこちらをどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?④(ブランド編)

    ゆらぎは良いものである

    Leonardo レオナルド モーメントゼロシリーズ ハワイ Hawaii

    ただ、あえて言いたいのは、ゆらぎは悪いものではない、むしろ良いものである。ということ。

     

    そうそう、先日高野教授とお話したときは、何の話をしていたかというと
    自然と人間の関りについてだったのです。

     

    高野教授は、名古屋大学で地球が・人類がどうやって持続していけるか、
    自然との共生やエネルギー問題などについて実践的に教えておられます。

     

    フィールドワークで我が家の近くにいらっしゃることが多かったり、
    私事になりますが、町内の移住定住委員会に関わってくださっています。
    わたしも役員?になっているので、仲良くさせていただいておりますが
    町の存続についていろいろと学問的・実践的観点でお話をしてくださいます。

     

    高野教授がおっしゃるには、

    近年、人間は自然を排除しているから、自然のなかのゆらぎというものを感じられなくなってきた。
    自然というのは元来ゆらぐものである。
    昔のモノづくりというのは、本来ゆらぎがあって当然だった。
    しかし、近年の効率化などで、ゆらぎ=不良品という視点がでてきて、
    ゆらぎの製品というのは日本では作られなくなってきた。

     

    しかし、イタリアの工業製品というのは、
    いまだに自然としての人間、のゆらぎが感じられる。
    ひとつひとつ模様が違ったり、書き味に個体差があったり、自然としての人間らしい製品がいまだに作られていて、
    先進国といわれる国の中では珍しい工業体制をとっている。

     

    それが、イタリア万年筆の良さだよね。

    ということでした。

     

     

    なるほど、我がショップでは、イタリア万年筆の個体差について、わりと忌み嫌っていました(笑)
    お客様に迷惑をかけることになるからです。

     

     

    「前と柄が違う」ということもありますし、
    「前と書き味が違う」「仕上げの雰囲気が違う」というお声もいただきます。

     

     

    だからイタリア万年筆を買うのは、不安がつきものなのではないでしょうか。

     

     

    そんなわけで、Il Duomoでは検品にかなり時間を割きます。1本あたりモノによっては15分以上かけることもしばしばです。
    30分くらいうんうん唸っていることも。
    さらにそれを検品書にしたためます。なるべくご不安の無いように、お手紙を書くのです。
    そんなことをやっているから、すぐ日が暮れます。(ああ…)

     

    効率・利益主義のお店からするととんでもないかもしれませんが
    イタリア万年筆が届いてお客様ががっかりしないように、なるべく個体差が出ないようにと思って検品しています。

     

     

    スタッフのほうで直せるものはここで直しますし、
    交換したり、お客様と相談したりします。

     

    効率というのは、優先順位では低めなのです。

     

     

    というわけで個体差が出ないようにしてきた私からしたら、
    高野教授の「個体差はゆらぎの象徴だから、良いものである」という視点はびっくりしました。

     

    それと同時に、イタリア万年筆を褒められてとても嬉しかったです(笑)。

     

    カイゼンカイゼンをあえてせず、イタリア人たちが「おらどこのペンはかっこいいべ!」と胸を張っている、そんな人間臭いペン。

     

    こんなイタリア万年筆の新たな側面が見えて、感動しました。

     

     

    小売店からすると、売りにくいイタリア万年筆

    イタリア万年筆は、小売店目線からすると、売りにくいものだと思います…。

     

    先に挙げた個体差もそのひとつの理由。

     

     

    さらに、材質やペン先の仕上げも「攻めている」ことが多いのですね。

     

     

    例えばモンテグラッパはセルロイド軸をいまだに多く作り続けています。

     

     

    地中海ブルー モンテグラッパ

    セルロイドはものすごく深みがあって美しいですし、さらにはクリップなどには純銀を使っているので、その輝きも本当にジュエリーのよう。

     

    しかし!

    セルロイド軸で、シルバー925、ペン芯はエボナイトと、小売店さんからしたら管理が大変なのです。
    磨いたりしないといけないですし、長く老いておけばセルロイドはくすむ、シルバーは色が濃くなる。エボナイトは収縮する可能性が…

     

    売る前に手入れが必要なのです。保管場所も気を付けないといけません。

     

    なのでたくさん売るのは利益追求型の店舗さんですと、できないのかもしれません。それが取り扱いが少ない理由の一つ。

     

    しかしそういった通常のメーカーだったら「面倒で」作らないような良いものを作っている、というのがモンテグラッパはじめイタリア万年筆のよいところなのです。

     

    それと、アウロラの万年筆

    サリサリ感が良いとファンが多いですが、このペン先の仕上げも、調整師さんいわく「めちゃくちゃ攻めている」らしいです。

     

    日本なら、万人受けするように仕上げるところを、キレッキレに研ぐのだそう。

     

    だからこそ生まれるサリサリ感ですが、合わない人も多いでしょう。

     

    なぜそんな風に作るのか?万人受けするように作ればいいじゃないか…と思いますよね?(笑)
    でも、彼らは攻め続けます。それがイタリアのクラフトマンシップの誇りなのです。
    消費者に何と言われようと、「おれとこのペンはこれだい!」と攻め続ける、頑固さ。

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

     

    小売店からしたら「勘弁してよ~」ってかんじですが、
    イタリアのようなモノづくりの姿勢がなくなると、
    人間でなくてもいいじゃないか、すべて3Dプリンタで良いじゃないかとなってしまいますから。

     

     

    人間らしい万年筆、の象徴であるイタリア万年筆。
    検品は大変ですが、イタリアのモノづくりをこれからも応援していきたいと思います。

    アウロラの代表モデル「88(オッタントット)」のレビューはこちらをご覧ください。

    アウロラの88(オッタントット)シガロ・ブルー!外観と書き味は?

     

     

    あわせて読みたい

    イタリア万年筆の歴史や素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    エボナイトやセルロイドの歴史とイタリアメーカーの関係性
    イタリアは芸術的?ドイツは名門?各国の万年筆事情

    具体的なイタリア万年筆ブランドのレビューもいかがでしょうか。

    ビスコンティ人気モデルまとめ
    ピナイダー本社訪問レポート

    Il Duomoでお取り扱いのイタリア万年筆ブランド

    Il Duomoでは、本記事でご紹介したイタリアのクラフトマンシップを体現する万年筆ブランドを取りそろえております。気になるブランドからご覧くださいませ。

    アウロラのペンをみる
    ビスコンティをみる
    モンテグラッパのペンをみる
    レオナルドをみてみる
    スクリーボのペンをみる

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  • 「万年筆からインクが出ない、かすれる。故障かな?」と思ったらまず確認すること【トラブルシューティング】

    「万年筆からインクが出ない、かすれる。故障かな?」と思ったらまず確認すること【トラブルシューティング】

    インクが出ないと思ったら

    こんにちは、「筆記によって人生をより豊かに、上質に。」をコンセプトに
    ヨーロッパ文具を販売しておりますIl Duomo(イル・ドゥオモ)の店長・佐藤です。

    問い合わせをよくいただきます中で、「インクが出てこない」または「かすれる。」というものがあります。
    初期不良ということも考えられますが、
    意外に使い方などで改善する場合が多いです。
    今回の記事では、インクのフロー、書き味などで、使ったばかりの時に「不良?」と迷ったときに
    すぐにチェックするべきポイントをお伝えしていきます♩
    ちなみに…Il Duomoでは
    お届けしました万年筆はお客様からの希望がない限り、当店にて検品し、書き味やインクフローのチェックを行い、当店の基準を満たしたものをお届けしております。万が一、お届けした万年筆のインクが出ない、というような症状がございましたら、今一度こちらのチェックポイントをご確認くださいませ。書き味やインクフロー改善のポイントを説明いたします。お客様のお手元で問題が改善される場合がありますので、ご参照ください。なお、改善しない場合は、弊店までお問合せ頂けますようお願い申し上げます。

    ☑point1:インク吸入はできているか?

    how-to-use18

    ・首軸までインク壺に漬けて吸入していますか?
    ・(コンバーターなど、確認できる場合)タンク内に気泡はありませんか?
    書いているうちにカスレていく場合は、インク吸入がうまくできずにタンク内に気泡ができている場合があります。
    気泡ができるとインクの供給が止まってしまいますので、カスレの原因となります。
    ピストンを最後まで下におろし、ペン先を首軸までしっかり浸けてゆっくり吸引してみましょう。

    ☑point2:筆記角度・ペン先の向きは正しい?

    「万年筆からインクが出ない、かすれる。故障かな?」と思ったらまず確認すること【トラブルシューティング】

    ・筆記角度はおおむね45度になっていますか?
    ・ペン先はハート穴のあるほうを上にしていますか?

    14K・18K・スチールニブの違いやペン先素材についてはこちらの記事もどうぞ。

    はじめての万年筆を選ぶポイントとは?②(ペン先編)

    ちなみに、当店の検品では万年筆の基本的な筆記角度とされる、45度の角度で、ペン先が紙に対してまっすぐに置かれている状態を基準として、検品しております。
    ペンが立て気味だったり、ペン先を左右にひねった状態か確認してみましょう。インクが出づらいと思った場合は、基準の状態で筆記してみてください。

    ☑point3:筆圧は適正?

    fountainpen-nib

    ・筆圧をかけすぎていませんか?

    ペン先に過度な筆圧がかかると、ペン先が開いたり、ペン芯とペン先が離れてしまい、インクが出づらい状態となります。

    またそのまま筆圧をかけ続けると、左右のペン先がずれてしまい、ガリガリとした書き味となってしまいますし、インクも出づらい状態となります。一度開いてしまったペン先は修理が必要なことがありますので、ご注意ください。
    まずは紙にペン先を乗せて滑らすイメージでの筆記を心がけてみてください(手の中にティッシュを持ちながら書いてティッシュを潰さないように筆圧を軽くする練習もあります)。
    国産の万年筆の場合、様々な書き癖に対応できるよう調整されている傾向があり、まさに国産の素晴らしいところではありますが、
    特に欧州などでは、万年筆の個性に合わせて書き手がペンに合わせる、という考え方が広く流布しています。インクが一番気持ちよく出てくるポイントを探してみるのも、欧州万年筆の楽しみ方の一つですね。

    筆圧が強い、弱いがわからない!どうやって判断するの?

    まわりに万年筆ユーザーがいなくて、自分の筆圧の強さがわからない!という場合は困ってしまいますね。
    そういう場合、(ペンにもよりますが)ペン先の切割をみて、目に見えて開いているようであれば筆圧が強いです。
    また上で紹介したティッシュを丸めて握るというのをやってみて、
    気づくとティッシュが硬くつぶれている、という場合も筆圧が強い可能性があります。

    ☑point4:その他、いろいろな要因

    ・キャップはこまめに閉めていますか?
    開けたままの時間が長いと、インクが乾いてしまいインクが流れてきません。
    ・カートリッジはしっかり差さっていますか?
    カートリッジはしっかり差し、しばらく時間をおかないとペン先までインクが流れてきません。・コンバーターはしっかり差さっていますか?
    軸の中でしっかり差し込まれていない可能性があります。接続部をしっかり奥まで差し込んでみてください。

    初期不良ではないけれど…インクが出ない時

    how-to-use6

    ・インクが固まっていませんか?
    長期間インクを入れたまま使っていない万年筆の場合、中でインクが固まってしまっている可能性があります。

    まずペン先を水につけてみて、自然に溶けだしてくるのを待ちながら、様子見でピストンを回してみるといいかと思います。

    もしどれだけやっても回らない場合は、ペンクリニックや購入先まで相談されたほうがいいでしょう。もちろん、無理は禁物です。
    気を付けながら洗ってみてください!

    ペン先調整について詳しくはこちらの記事もご覧ください。

    ペンクリニックに行こう! 〜ペン先調整するとどうなる?〜

     

    あわせて読みたい

    万年筆の洗い方・お手入れの基本はこちらから。

    カートリッジ式・コンバーター式万年筆の洗い方
    吸入式万年筆の洗い方をていねいに解説

    インクの正しい使い方・古典インクの注意点はこちらをどうぞ。

    混ぜない、足さない! 万年筆インクの正しい使い方
    この組み合わせはNG!古典インクと相性の悪い万年筆

    Il Duomoでのペン先調整・取扱インク

    インクトラブルでお困りの方は、ペン先の状態を見直すことで改善するケースがあります。Il Duomoでは、ご購入後のペン先調整サービスもご案内しております。

    Il Duomoのペン先調整オプションを見る
    Il Duomoのショップで万年筆をみる

    いかがでしたでしょうか?なお改善しない場合は、なにか他に原因がある可能性があります。
    また、Il Duomoでは会員様限定の予約制ですがZOOMでのオンライン相談も受け付けております。
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  • お気に入りの文具を使って自分の価値観を振り返るワーク

    お気に入りの文具を使って自分の価値観を振り返るワーク

    新型コロナウイルスの緊急事態宣言下では、出勤しなくてはならなかった方も家に引きこもり状態だった方も、それぞれストレスを抱えて過ごしていらっしゃったことと思います。
    新しい生活様式を取り入れながら過ごしましょうという段階に入り、以前よりは心に余裕が出てきた頃ではないでしょうか。

    「こんなことになってしまうなんて・・・」とため息がこぼれることもあるかもしれませんが、こういった状況が続いているからこそできることを探してみましょう。

     

    IlDuomoからは今回、自分の価値観を振り返るためのワークを2つご紹介します。
    書き出すと自分を客観的に見ることができ、新たな発見もあるはず。

     

    お気に入りの文具を使って、一緒にやってみませんか?

    自分を知るためのワーク

    仕事や家事、育児などやらなくてはならないことに追われ、スキマ時間に他の予定を入れる、これまでそんな生活をされていた方も多いのではないでしょうか。
    新型コロナウイルスのことが頭をよぎり、「今日は出かけるの止めようかな」と思ったそんなとき、今まで出来なかったことをするチャンスですよ!

     

    私は空いた時間に自分と向き合えるようなワークを行いました。
    その中で価値観を振り返ってみて、これはみなさんにもおすすめしたい!と思った方法をシェアします。

    “ゆたかな人生が始まるシンプルリスト”を参考に

    ワークの参考にしたのはこちらの本。

    万年筆ワーク 価値観を振り返るノートワーク 画像

    ゆたかな人生が始まるシンプルリスト 著:ドミニック・ローホー 笹根由恵 (翻訳)

     

    質問が多く掲載されていて、昨年話題になった、メモの魔力(著:前田裕二さん)に近いですね。
    この中から私がいくつか質問するので、それにどんどん答えて書いていく形で一緒にワークをやっていきましょう!

    用意するもの
    ・筆記具(私は万年筆を何本か用意しました)
    ・ノート
    ・お気に入りの飲み物

    万年筆ワーク 価値観を振り返るノートワーク 画像

     

    あとから見返すことが出来るよう、紙切れなどではなくノートや手帳を使うと良いですね。
    専用ノートだと更に◎。
    方眼のものが書きやすいのでおすすめです。

     

    万年筆ワーク 価値観を振り返るノートワーク 画像

     

    今回も飲み物を用意。ゆったりした気分で取り組めるので、あるといいですね。

     

    「これが私!」と言えるものが見つかるリスト

    まずは「私といえばコレ!」と言える、場所やモノなど、具体的に書き出してみましょう。
    思い浮かばない・・・という方は、一番時間を費やしているは何か、よく行く場所、幼少期に好きだったことなどを思い浮かべてみるとヒントになるかもしれませんね。

     

    万年筆ワーク 価値観を振り返るノートワーク 画像

     

    本の中では以下のような分類で書き出してみるよう提案されています。

    ・居心地がいいと思うカフェや公園
    ・部屋に置きたい花や植物、もの
    ・身につけたい色
    ・自分らしい服、アクセサリー
    ・実践したい食生活
    ・お付き合いしたくない人のタイプ
    ・それをすることによっていきいきとできること
    ・好きな話題と嫌いな話題
    ・わくわくすること

    ポジティブなことだけでなく◯◯が苦手、なども「これが私」と言えますよ。
    私が書いてみたリストがこちら。

     

    万年筆ワーク 価値観を振り返るノートワーク 画像

     

    さらさらっと書きましたが、もっと時間をかけて文章にしてもよいですね。

     

    好きな話題や嫌いな話題も書き出してみました。
    こういったことは今までわざわざ考えたことがなかったので、おもしろかったですね。

     

    哲学や宗教の話、あとは心理に関する会話をしているときが楽しいです。
    嫌いなのはどこの誰がああなったこうなった、といった噂話かな。
    そういった話題は避けようとするので周囲が察してくれたのか、私の耳に入ってこなくなりました。

    時のリスト

    次は時間の使い方に関するリスト。これ、重要なので是非やってみてください。
    時間のログつけていくと、自分が普段どういったことに時間を費やしているのか把握することができます。
    書いた日付もメモしておくと、あとで振り返ったときに変化がみられておもしろいですよ!

    ・何をして過ごす事が多いですか?
    ・自分の時間の大部分を占めていること
    ・自分のための時間はありますか?
    ・時間を無駄にしがちなことなどなど
    ・しなくて後悔したこと
    ・人生で時間の無駄だったこと
    ・人生で一番真剣に生きた瞬間

    こういった質問を元に、書いてみたのはこちら。
    私は”リスト”というより、メモのように書いてみました。

     

    万年筆ワーク 価値観を振り返るノートワーク 画像

    現在のこと

    こうして書き出す前は、一番時間を費やしているのは家事だろうな、と思っていました。ついついちょこちょこやってしまうので^^;
    でもよくよく考えてみると今は情報発信ですね。

     

    仕事に関わることはもちろん、それ以外でも隙あらば情報発信!
    あとは仕事に関する連絡や資料、ブログの作成などに時間を割いています。
    パソコンでの作業も含め、多くの時間を”書く”ことに費やしているんだな、とこのワークで気付くことが出来ました。

     

    自分のために使える時間は、もっと欲しいですね。
    いつか読もう、と思って溜めている本がたくさんあるんです。
    読書に費やす時間が圧倒的に足りていません。
    手帳を書く時間も、今は1日15分ほどしかとれていないので、もっとゆっくり振り返りがしたい・・・。

     

    過去のこと

    わたし自身は、人生で時間の無駄だったと思うこと、これはあまりないですね。
    “すべてのことは無駄ではない”という価値観が自分の中にあるので、何をとっても意味のある時間だったなと思っています。

     

    改めて思い返してみたら、しなくて後悔したこともほとんどないですね。
    やりたいと思ったら大体行動にうつしてきました。
    あえて挙げるなら、若いうちに旅先で極限状態の経験をしてみたかった!

     

    コンゴ川でいかだに乗って、1ヶ月ほどサバイバル生活をした方の話を聞いたことがありますが、壮絶でした・・・。
    黄熱病などでやられる可能性が非常に高いので、日本人だと死にかけた方が結構いたようです。
    さすがにもう出来ませんし、今はやりたくありませんね(笑)
    機会があればコンゴ川ははぜひ見てみたいなと思っています。

     

    ぜひみなさんの価値観も、シェアしてみてください!人と比べると、まったく違っておもしろいですよ。

     

    あなたの価値観、見えてきましたか?

    人によって価値観は異なるので、答えも様々。
    この本にはたくさんの質問が記載されていて、まだ私も答えきれていません。
    全てやり終えるころにはきっと、自分をより理解できるようになっていることでしょう。
    今後も続けていきたいワークです。

     

    キャリアップや転職、次のライフステージへと踏み出すときに漠然と何をしようかな?から考え始めるのはとても大変です。
    しかし日頃から自分自身と向き合い、己を知っておけば選択肢が多い状況でも「私が選ぶのはコレ!」と迷わず決断することができます。

     

    私が使っているフランクリンプランナーにも様々な質問が記載されているので、こちらもいつかご紹介しますね!

    今日使った本はこちら↓

    ゆたかな人生が始まるシンプルリスト 著:ドミニック・ローホー 笹根由恵 (翻訳)

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